JPH0429375Y2 - - Google Patents

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JPH0429375Y2
JPH0429375Y2 JP7180985U JP7180985U JPH0429375Y2 JP H0429375 Y2 JPH0429375 Y2 JP H0429375Y2 JP 7180985 U JP7180985 U JP 7180985U JP 7180985 U JP7180985 U JP 7180985U JP H0429375 Y2 JPH0429375 Y2 JP H0429375Y2
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gap
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magnetic
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JP7180985U
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Description

【考案の詳細な説明】 A 産業上の利用分野 本考案は磁気スケール読取用の磁束応答型マル
チギヤツプ磁気検出ヘツドの改良に関する。
B 考案の概要 ヘツド両端部のコア部分の厚みがヘツド内部の
コア部の厚みの1/2に設定されることにより各ギ
ヤツプに対応するヘツド部分の利得が均等化され
ているマルチギヤツプヘツドである。
C 従来の技術 第3図は従来の磁束応答型マルチギヤツプヘツ
ドの斜視図で、図示のように左右の1/2コア1,
2が非磁性材料が形成されたギヤツプスペーサ3
を挾んで交互に予め定められた数だけ積層されて
いる。さらに、各1/2コアに対向するように、同
様に非磁性材料で形成された積層精度保持用スペ
ーサ4が設けられている。さらにその両端に非磁
性材料で形成された複数枚のサイドスペーサ5が
設けられて1単位チヤンネルのコアが形成されて
いる。6は棒状磁気スケール貫通孔である。
D 考案が解決しようとする問題点 上述した磁気スケール読取用マルチギヤツプヘ
ツドの機能としては磁気スケールにおける微小磁
界の加算増幅及び波長選択性があることは周知の
通りで、特に前者の機能には更に測長方向に対し
て磁気スケール信号の強弱に変化がある場合に、
平均化して利得変動を抑える付加機能も存在す
る。
而して今この付加機能に着目すると、マルチギ
ヤツプヘツドにおける個々のギヤツプでの利得が
全て等しいことが上記平均化の目的には合致して
いることになる。例えば、磁気スケール信号に強
弱の乱れがあつた場合、マルチギヤツプヘツドの
特定のギヤツプのみの利得が高いか、或いは低い
と、全てのギヤツプ利得が等しい時に比べマルチ
ギヤツプヘツド全体としての利得変動は大きいも
のとなつてしまう。
しかるに前述したような従来のマルチギヤツプ
ヘツドについて考えてみると、第2図に示すその
模式図から明らかなように、磁気スケールLに対
向し検出部Dに磁束Φを貫流せしめるコア部Mは
ヘツド全体から見た場合全てその厚みが等しくと
られていた。
しかしこのヘツドに於て各ギヤツプについて見
てみると、ヘツド内部の1つのギヤツプにおける
コア部分Miの厚みはコア部Mの1/2になつている
が、ヘツド両端部のギヤツプにおけるコア部分
M1M2はその内部のコア部Mと等しい厚みとなつ
ている。従つてヘツド両端部のギヤツプにおける
コア部分M1M2の磁気抵抗はヘツド内部のギヤツ
プにおけるコア部分Miのそれよりも低くなるの
で、そこでのギヤツプの利得は他よりも高くなつ
ている。
このように従来のマルチギヤツプヘツドはその
両端部のギヤツプに対応するヘツド部分の利得が
その内部よりも低くなつており、各ヘツド部分の
利得が不均等となる問題があつた。
本考案の目的はかかる従来技術の問題を解決す
るためマルチギヤツプヘツドの各ギヤツプに対応
する全てのヘツド部分の利得を均等化するにあ
る。
E 問題点を解決するための手段 本考案は上記目的を達成するため、マルチギヤ
ツプヘツドの両端部のコア部分の厚みのみを、そ
の内部のコア部の厚みの1/2に設定したことを特
徴とする。
F 作用 本考案のマルチギヤツプヘツドはその両端部の
コア部分の磁気抵抗が内部のコア部分のそれと等
しくなるので、各ギヤツプに対応する全てのヘツ
ド部分の利得が均等化される。
G 実施例 以下図面に示す実施例を参照して本考案を更に
説明すると、第1図は本考案によるマルチギヤツ
プヘツドの一実施例の模式図で、第2図と同一符
号の部分は同一又は類似のものを示す。
同図から明らかなようにヘツド両端部のコア部
分M′1,M′2の厚みはその内部のコア部Mの1/2に
設定してある。従つてヘツド内部の各ギヤツプに
おけるコア部分Miと両端部のコア部分M′1,M′2
の厚みは共にコア部Mの厚みの1/2となつて等し
くなるので、夫々の磁気抵抗も等しく、従つて各
ギヤツプに対応するヘツド部分の利得は均等化さ
れる。
H 考案の効果 以上説明したように本考案によればマルチギヤ
ツプヘツドを構成する各ギヤツプにおけるヘツド
部分の利得が均等化できるので、磁気スケール信
号に多少の強弱があつても、それらの平均が正し
くとられたヘツド出力(磁気スケール読取信号)
が得られ、磁気スケール装置の高分解能化に資す
る所大である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案による単一チヤンネルのマルチ
ギヤツプヘツドの概略構造を示す模式図、第2図
は従来のマルチギヤツプヘツドの模式図、第3図
は従来のマルチギヤツプヘツドを例示する分解斜
視図である。 M……コア部、M1,M2……ヘツド両端部のコ
ア部分、D……検出部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ヘツド両端部のコア部分の厚みのみをヘツド内
    部の各コア部の厚みの1/2に設定したことを特徴
    とする磁束応答型マルチギヤツプヘツド。
JP7180985U 1985-05-14 1985-05-14 Expired JPH0429375Y2 (ja)

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JP7180985U JPH0429375Y2 (ja) 1985-05-14 1985-05-14

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JP7180985U JPH0429375Y2 (ja) 1985-05-14 1985-05-14

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Publication Number Publication Date
JPS61187418U JPS61187418U (ja) 1986-11-21
JPH0429375Y2 true JPH0429375Y2 (ja) 1992-07-16

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JPS61187418U (ja) 1986-11-21

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