JPH0429300Y2 - - Google Patents

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JPH0429300Y2
JPH0429300Y2 JP9327587U JP9327587U JPH0429300Y2 JP H0429300 Y2 JPH0429300 Y2 JP H0429300Y2 JP 9327587 U JP9327587 U JP 9327587U JP 9327587 U JP9327587 U JP 9327587U JP H0429300 Y2 JPH0429300 Y2 JP H0429300Y2
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JP
Japan
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plate
windbreak
bottom plate
stove
sides
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JP9327587U
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JPS63201913U (ja
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  • Baking, Grill, Roasting (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、携帯用ガスコンロ等を使用する際の
周囲の風の影響を防止するコンロ用風除け具に関
する。
〔従来の技術〕
従来から野外等で使用するコンロの周囲に立設
する風除け、あるいは油除け等として種々のもの
が案出されている。例えば布を杭とステーで保持
するもの(実公昭54−453号公報)、金属薄板に屈
曲自在の折目を形成したもの(実公昭55−46888
号公報)、蝶番により薄板を連接したもの(実公
昭57−25049号公報)、あるいはつつぱりばねでシ
ートを保持するもの(実公昭61−43131号公報)
等がある。
〔考案が解決しようとする問題点〕
しかしながら、油除けは、その目的から側板が
高く形成されており、また固定が十分に行なえな
いため風で移動したり、倒れたりしてしまい風除
けとして用いることはできなかつた。また他の風
除けは、使用に際しての組立てが面倒であつた
り、使用場所が土あるいは砂の上などに限定され
たり、さらに調理器具が限定されて食事の形態、
例えば鉄板焼等コンロの周囲から同時に食事を行
なうものには適していなかつた。またこれらの風
除けは、キヤンプ用品等の野外用に設計されたコ
ンロに使用するものとして設定されているため、
近来普及している小型のガスポンベを用いた一般
家庭用の携帯ガスコンロに用いることができなか
つた。
そこで本考案は、組立てが簡単で、しかも風に
よつて移動したり、倒れたりすることのない安定
したコンロ用風除け具を提供することを目的とし
ている。
〔問題点を解決するための手段〕
上気した目的を達成するために、本考案は、コ
ンロを上面に載置する敷板と、該敷板の外周部に
沿つて立設し、前記コンロの少なくとも後部及び
両側部を囲う風除け板とからなり、該風除け板の
下部には、前記敷板の下面に沿つて折曲される突
辺が延設され、風除け板と敷板には、両者を固定
する固着部が形成されていることを特徴としてい
る。
〔作用〕
従つて、敷板によりコンロを安定した状態で設
置でき、風除け板の下部に延設された突辺が敷板
の下面に沿つて折曲されているので、敷板に載置
されたコンロ等の重量により、突辺が敷板で押圧
され、かつ風除け板と敷板とに設けた固着部によ
り敷板と風除け板が固定されるので、風除け板を
安定して確実に支持することができる。
〔実施例〕
以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明す
る。
第1図乃至第3図は、第1実施例を示すもの
で、本考案の風除け具1は、コンロ2を上面に載
置する方形の敷板3と、該敷板3の外周縁の三辺
に沿つて折曲されてコンロ2の周囲の後部及び両
側部の三方を囲むように立設される風除け板4と
で構成されている。
前記敷板3は、不燃、防水処理を施された厚紙
等により形成されるもので、前部側となる一辺の
両端部には、風除け板4との固着部となる係止突
部5,5が設けられている。
前記風除け板4は、アルミ箔等の不燃性の材料
により形成されるもので、長手方向の寸法が前記
敷板3の後部及び両側部の三辺の合計長さと略同
長に形成され、敷板3の角部に対応する位置に形
成された縦方向の折曲部6,6により三面の側板
部7,7が区画形成されている。
前記各側板部7の下部には、前記敷板3の外周
縁から敷板3の下面に沿つて折曲げられる突辺
8,8が折曲部9,9を介して延設されている。
さらに風除け板4の両端部に位置する突辺8,8
の先端部には、前記敷板3に形成された係止突部
5,5に係止して、敷板3と風除け板4とを固定
する固着部となる係止片10,10が折曲部1
1,11により形成されている。
また側板部7の上部には、補助側板12がそれ
ぞれ延設されている。この補助側板12は、調理
器具の種類や料理の種類、さらに風の状況等によ
り適宜折畳んで使用されるもので、補助側板12
と側板部7の間及び補助側板12の中間部にそれ
ぞれ折曲部13,14が適宜形成されている。
前記各突辺8,8と各補助側板12,12の隣
接する部分には、突辺8あるいは補助側板12を
内方に折り曲げた際に、互いに干渉しないように
適当な間隔15,15が形成されている。また風
除け板4の外周縁には、風除け板4の補強ととも
に使用里者の手等を傷付けることのないようにカ
ーリング16が施されている。
この風除け具1は、風除け板4をコ字状に折り
曲げるとともに下部の突辺8を内方に折り曲げ
て、敷板3の前記係止突部5,5の形成されてい
ない三辺の下面に沿わせ、突辺8の両端の係止片
10,10を上方に折り曲げて係止突部5,5に
係合させ、風除け板4と敷板3とを固定して組立
てられる。
これにより、風除け板4と敷板3とが正しい安
定した形で組立てられ、敷板3の上にコンロ2等
の調理器具を載置させれば、風除け板4の突辺8
が敷板3に押圧されるため、風除け板4が安定し
て風で移動したり倒れたりすることがなく、三方
の側板部7によりコンロ2への風の影響を無くす
ることができ、火の吹き消えやゆらぎを防止で
き、熱の放散防止にもなる。また周囲から同時に
食事をする際などには、上部の補助側板12を風
の影響の出ない範囲で折曲部13,14から折り
畳んで用いることができ、特に一般家庭用の小型
ガスボンベを用いた、いわゆるカセツト式のガス
コンロの使用に適した大きさとすれば、風に弱い
ガスコンロを野外で用いるのに好適である。
また敷板3により、設置場所に多少の凹凸があ
つても、コンロ2を安定した状態で設置すること
ができ、さらにビニールシート等の上に設置して
もビニールシート等にコンロ2の熱を伝えること
がなく安全である。
前記風除け板4と敷板3の大きさを、風除け板
4を折曲部6,6で折畳んだ状態で敷板3と略同
じ大きさとなるように形成すれば、敷板3と風除
け板4を一体として持ち運びができるとともに、
敷板3が風除け板4の補強部材ともなり、風除け
板4の変形や破損を防止でき、風除け具1の販売
展示の際等にも好都合である。
第4図乃至第11図は、敷板3と風除け板4の
固定構造の他の実施例を示すものである。
第4図は、第2実施例を示すもので、風除け板
4の突辺8にさらに係止片8aを突設させるとと
もに、敷板3に該係止片8aを挿通するスリツト
3aを形成し、該スリツト3aに係止片8aを挿
通して折曲し、両者を固定したものである。
第5図は、第3実施例を示し、敷板3の外周部
と風除け板4の突辺8との対応する位置に、面フ
アスナー(例えば、商品名「マジツクテープ」
等)あるいは磁石等17を設けて両者を固定した
ものである。
第6図及び第7図は、第4実施例を示し、突辺
8の一部8bを敷板3の上面に当接するように形
成し、同様に面フアスナーあるいは磁石等17を
設けて両者を固定したものである。
また第8図及び第9図は、第5実施例を示し、
側板部7の突辺8の上部にスリツト7aを形成す
るとともに、該スリツト7aに対応させて敷板3
の3辺に突辺3bを形成し、該突辺3bをスリツ
ト7aに挿入して両者を固定したものである。
さらに第10図及び第11図は、第6実施例を
示し、敷板3の外周部にスリツト3cを形成し、
該スリツト3cに対応させて側板部7の下部に小
突辺8cを突設したもので、該小突辺8cをスリ
ツト3cに挿通して敷板3の下面に当接するよう
に折曲し、小突辺8cを固着部と兼用させて、風
除け板4が上方に抜けるのを防止して両者を固定
したものである。
尚、敷板の材料としては、不燃性、防水性を有
する金属板や不燃処理あるいは防水処理を施され
た厚紙あるいは合成樹脂板等の適度な剛性を有す
るものが好ましく、風除け板としては、同様に不
燃性、防水性で、かつ組立ての際の折曲が容易な
金属箔等の金属薄板が好ましい。また敷板や風除
け板の形状は、前述の四角形状に限らず他の形状
に形成することもできる。
〔考案の効果〕
本考案は以上説明したように、コンロを載置す
る敷板と、コンロの少なくとも後部及び両側部を
囲う風除け板とを組立て、風除け板の下部に延設
した突辺を敷板の下面に沿つて折曲し、固着部に
より敷板と風除け板とを固定して風除け具とした
から、簡単な組立てで風除け具を形成でき、しか
も敷板にコンロ等を載置することにより、コンロ
等の重量で突辺が敷板によつて押圧され、かつ風
除け板と敷板とに設けた固着部により敷板と風除
け板が固定されるので、風除け板を安定して確実
に支持することができ、風除け具が風で移動した
り倒れたりすることがなく、したがつて、コンロ
への風の影響を無くし、火の吹き消えやゆらぎを
防止し、熱の放散を防止できる。さらに敷板を用
いているので設置場所に多少の凹凸があつてもコ
ンロの設置を安定した状態とすることが出来る。
またビールシート等の上に設置してもビニールシ
ート等にコンロの熱を伝えることがなく安全であ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第3図は本考案の第1実施例を示す
もので、第1図は風除け具の使用状態を示す斜視
図、第2図は風除け板の正面図、第3図は敷板の
正面図、第4図乃至第11図は敷板と風除け板の
固定構造の他の実施例を示すもので、第4図は第
2実施例を示す要部の斜視図、第5図は第3実施
例を示す要部の斜視図、第6図は第4実施例を示
す要部の斜視図、第7図は同じく断面図、第8図
は第5実施例を示す要部の斜視図、第9図は同じ
く断面図、第10図は第6実施例を示す要部の斜
視図、第11図は同じく断面図である。 1……風除け具、2……コンロ、3……敷板、
4……風除け板、5……係止突部、6,9,11
……折曲部、7……側板部、8……突辺、10…
…係止片。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. コンロを上面に載置する敷板と、該敷板の外周
    部に沿つて立設し、前記コンロの少なくとも後部
    及び両側部を囲う風除け板とからなり、該風除け
    板の下部には、前記敷板の下面に沿つて折曲され
    る突辺が延設され、風除け板と敷板には、両者を
    固定する固着部が形成されていることを特徴とす
    るコンロ用風除け具。
JP9327587U 1987-06-17 1987-06-17 Expired JPH0429300Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9327587U JPH0429300Y2 (ja) 1987-06-17 1987-06-17

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JP9327587U JPH0429300Y2 (ja) 1987-06-17 1987-06-17

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Publication Number Publication Date
JPS63201913U JPS63201913U (ja) 1988-12-27
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