JPH0429238Y2 - - Google Patents

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JPH0429238Y2
JPH0429238Y2 JP1987147105U JP14710587U JPH0429238Y2 JP H0429238 Y2 JPH0429238 Y2 JP H0429238Y2 JP 1987147105 U JP1987147105 U JP 1987147105U JP 14710587 U JP14710587 U JP 14710587U JP H0429238 Y2 JPH0429238 Y2 JP H0429238Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 <産業上の利用分野> 本考案は、フレ−ムロツド式炎検出器における
フレ−ムロツドの絶縁劣化検出手段に関する。
<従来技術> 炎に導電性のある電極棒(フレ−ムロツド)を
挿入し、このフレ−ムロツドとアースされたバー
ナー間に電圧を印加すると、炎内に発生するイオ
ンの作用により微小電流が流れ、しかも整流作用
があることが知られており、この現象を利用した
炎検出器が実用化されている。
第11図に基いて従来技術の一例を説明する。
1はアースされたバーナ、2は炎、3はフレ−
ムロツドである。4は炎検出部であり、5はフレ
−ムロツドとアース間に印加される交流バイアス
電源、6はフレ−ムロツドに流れる電流iの直流
成分を選択増幅する増幅器、7は増幅器の直流電
圧出力Eiと設定値Esとを比較してEi≧Esならば
正常な炎と判断する判定回路、8は判定回路の出
力Cを受けて炎検出信号を接点力などで外部に発
信する出力回路である。
<考案が解決しようとする問題点> フレ−ムロツドは碍子などで絶縁してバーナに
取り付けられる。第11図における9はこの絶縁
抵抗Rxを等価的に示したものである。
ところが、絶縁碍子はバーナで発生するススや
水分の付着により絶縁劣化しやすく、このためフ
レ−ムロツドとアース間に大きな交流電流が流
れ、直流成分が交流成分の中に埋もれてしまい、
炎の有無の判定が不能に陥る欠点がある。
しかも、この絶縁劣化は、バーナ運転中は検出
できず、絶縁劣化のチエツクは、フレ−ムロツド
をバーナから取り外して絶縁抵抗を判定する必要
があり、メンテナンスが煩雑である。
本考案は、このような問題点を解消したフレ−
ムロツド式炎検出器の提供を目的とする。
<問題点を解決するための手段> 本考案の構成上の特徴は、フレ−ムロツド・ア
ース間に印加される交流バイアス電源と、フレ−
ムロツド・アース間に流れる電流の内直流成分を
検出して作動する炎検出部と、上記電流の内交流
成分を検出して作動する絶縁劣化警報部とを具備
せしめた点にある。
<作用> フレ−ムロツド・アース間に流れる電流の内交
流成分が検出され、この値が一定値以上になつた
場合に絶縁劣化警報が発生される。
<実施例> 第1図に基いて本考案の実施例を説明する。第
11図で説明した要素と同一な構成要素について
は、同一符号を付してその説明は省略する。炎検
出部4において、5は第1交流バイアス電源と
し、電流をi1とする。
本考案の特徴部は、絶縁劣化警報部10を炎検
出部4に併設した点にある。この警報部10にお
いて、11はフレ−ムロツドとアース間に接続さ
れた第2の交流バイアス電源、12はこのバイア
ス電源を流れる電流i2の交流成分を選択増幅する
増幅器である。
13は増幅出力の整流回路でE0はその整流出
力、14は基準電圧発生回路でEbは発生基準電
圧、15はE0とEbを比較する判定回路、16は
判定回路の出力Ecにより作動する出力回路であ
る。
第2図は、絶縁劣化警報部10の詳細回路の実
施例であり、増幅器12は演算増幅器Q1による
一般的なバンドパス特性を有する交流増幅回路、
整流回路13は単純な半波整流回路、基準電圧設
定回路14は交流電源17の整流出力を演算増幅
器Q2による負帰還分圧回路により負の基準電圧
Ebを発生している。
判定回路15は演算増幅器Q3によるヒステリ
シスコンパレータ回路で実現され、E0とEbの加
算出力とヒステリシスの中心電位により与えられ
る基準電位との比較を実行して比較出力Ecを発
信する。出力回路16はスイツチングトランジス
タQ4によりリレーRLを駆動し、接点出力を外部
に発信する構成である。
このような構成における各部の動作を第3図乃
至第6図により説明する。第3図a,bは、フレ
−ムロツドに流れる電流i2の波形図であり、aは
有炎時の波形図で、直流成分を含んでいる。bは
無炎時の波形図で、直流成分を含まない。cは増
幅器12の出力波形図であり、炎の有無にかかわ
らず直流成分を含まない。
ここで交流増幅器12の出力電圧e0は、炎の交
流抵抗をRF、フレ−ムロツド・アース間の絶縁
抵抗Rxとすれば、 無炎時…e0∝1/Rx 有炎時…e0∝(Rx+RF)/RF・Rx である。RFは数100メグオームであるのに対して
検出すべき絶縁抵抗Rxは10キロオーム〜数メグ
オームであるから、 (Rx+RF)/RF・Rx≒1/Rx である。従つて炎の有無にかかわらず、 e0∝1/Rx である。図中の実線は絶縁抵抗Rxが小さくなつ
たときの波形、点線はRxが十分大きいときの波
形である。
この交流電圧e0が整流回路13で整流され、そ
の振幅に比例した直流電圧E0に変換され、基準
電圧発生回路14の負の基準電圧Ebと共に判定
回路15に入力される。
第4図は、判定回路15の動作説明図であり、
正帰還によるヒステリシスを持つた比較回路であ
つて、Ebにより決定されるヒステリシスの中心
を基準電位としてE0の大きさにより正負の判定
出力Ecを発信し、出力回路のトランジスタQ4
開閉制御する。
絶縁抵抗Rxが十分大きく、E0<EbであればQ4
はオンとなり、リレーRLが作動し、逆にRxが小
さくなりE0≧Ebとなつた時にはリレーはオフと
なるので、Ebの値を適当に設定することにより
Rxの劣化を警報することが可能となる。
すなわち、絶縁抵抗の劣化により炎検出が不可
能となる絶縁抵抗低下を事前に警報することがで
きる。
しかも、この絶縁抵抗の劣化警報部は、炎の有
無とは関係なく作動するためにバーナが稼動中で
あつても警報ができる。
交流電源5,11,17は同一の商用電源より
トランスで変圧して用いることにより回路の絶縁
と商用電圧の変動に対する警報誤差を補償するこ
とが可能である。第5図はその説明図であり、商
用電源ACの変動に対してEb、E0は共に比例的に
変化するので相対的な変動が補償されることにな
る。
この結果、第6図に示すように、絶縁抵抗Rx
を変化させたときに出力リレーがオン、オフする
値が商用電源の変動には影響されることが防止さ
れる。
次に、第7図乃至第10図により本考案の他の
実施例を説明する。第7図の例は、交流バイアス
電源を1個とし、その出力を直流分を含めて増幅
するプリアンプ18を導入し、その出力を炎検出
部4と絶縁劣化警報部10に共通して供給してい
る構成を特徴としている。
第8図の例は、炎検出用の交流バイアス電源5
にコンデンサ19を挿入し、炎の整流作用による
直流電流を充電させてこの充電電圧を検出に利用
する構成を特徴とする。
第9図の実施例は、第8図の実施例に第7図の
考えを導入し、プリアンプ18の導入により交流
バイアス電源の共有化を図つた点を特徴とする。
第10図の実施例は、フレ−ムロツド3を取り
巻いてガード電極301を設け、このガード電極電
位をフレ−ムロツドの電位と等しくすることによ
り理論上のリーク電流をゼロとして絶縁抵抗無限
大に保持する構成を特徴とするものである。2
0,21はガード電極に供給される交流電源とコ
ンデンサの直列回路であり、交流電源20の電圧
はバイアス電源5,11とほぼ等しい電圧とされ
る。
<考案の効果> 以上説明したように、本考案によればフレ−ム
ロツドの絶縁劣化の検知機能が炎検出部を使用し
ながら並行して機能するので、フレ−ムロツドの
点検作業が不要となる。またフレ−ムロツド絶縁
劣化が警報部の出力により表示灯などで容易に判
別できるので、炎検出器にトラブルが生じたとき
のメンテナンス時間を大幅に短縮することができ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例を示す構成図、第2図
はその詳細な回路構成図、第3乃至第6図図はそ
の動作説明図、第7図乃至第10図は本考案の他
の実施例を示す構成図、第11図は従来技術の一
例を示す構成図である。 1……バーナ、2……炎、3……フレ−ムロツ
ド、4……炎検出部、5,11……交流バイアス
電源、6……直流成分選択増幅器、7,15……
判定回路、8,16……出力回路、9……絶縁抵
抗、10……絶縁劣化検出部、12……交流成分
選択増幅器、13……整流回路、14……基準電
圧発生回路。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 フレ−ムロツド・アース間に印加される交流バ
    イアス電源と、フレ−ムロツド・アース間に流れ
    る電流の内直流成分を検出しこれを設定値と比較
    して正常な炎であることを検出する炎検出部と、 前記フレ−ムロツド・アース間に流れる電流の
    内交流成分を検出しこれを整流して得た直流成分
    と所定の設定値とを比較してフレ−ムロツド・ア
    ース間の絶縁劣化を警報する絶縁劣化警報部 を具備したフレ−ムロツド式炎検出器。
JP1987147105U 1987-09-25 1987-09-25 Expired JPH0429238Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1987147105U JPH0429238Y2 (ja) 1987-09-25 1987-09-25

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JP1987147105U JPH0429238Y2 (ja) 1987-09-25 1987-09-25

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Publication Number Publication Date
JPS6454655U JPS6454655U (ja) 1989-04-04
JPH0429238Y2 true JPH0429238Y2 (ja) 1992-07-15

Family

ID=31417206

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JP1987147105U Expired JPH0429238Y2 (ja) 1987-09-25 1987-09-25

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61243216A (ja) * 1985-04-18 1986-10-29 Matsushita Electric Ind Co Ltd 燃焼検出装置

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61243216A (ja) * 1985-04-18 1986-10-29 Matsushita Electric Ind Co Ltd 燃焼検出装置

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JPS6454655U (ja) 1989-04-04

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