JPH042920Y2 - - Google Patents

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JPH042920Y2
JPH042920Y2 JP1986022404U JP2240486U JPH042920Y2 JP H042920 Y2 JPH042920 Y2 JP H042920Y2 JP 1986022404 U JP1986022404 U JP 1986022404U JP 2240486 U JP2240486 U JP 2240486U JP H042920 Y2 JPH042920 Y2 JP H042920Y2
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JP
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paper
feeding
manual
cassette
paper feed
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JP1986022404U
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JPS62136431U (ja
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  • Manual Feeding Of Sheets (AREA)
  • Sheets, Magazines, And Separation Thereof (AREA)
  • Paper Feeding For Electrophotography (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 イ 産業上の利用分野 本考案は、電子複写機やプリンタ等の記録装置
における用紙の給紙装置に関するものである。
ロ 従来の技術 従来、電子複写機などに用いられる給紙装置に
おいては、高速複写要請のために、用紙を給送す
る給紙ローラを高速回転させて対応していた。
給紙の手段としては、実公昭60−27400号公報
にあるように、用紙を積載収納しているカセツト
から自動的に給紙を行うカセツト給紙と、手差し
により任意の用紙の給紙を行う手差し給紙とがあ
り、高速複写に対応させて、どちらの場合にもそ
の給紙ローラを高速回転させて給送を行つてい
る。
しかし、手差し給紙においては、手差し給紙部
へと操作者によつて用紙の準備挿入がされるの
で、給紙ローラへの用紙の噛み込み具合や、給紙
方向に対する用紙の給送角度が不安定である。こ
のため、給紙ローラを高速回転させて高速給紙を
行うと、紙詰まりや用紙の斜行といつた不都合な
状態を引き起こす虞があつた。
また、給紙ローラをステツピングモータ等の直
流系モータを用いて回転させている場合には、高
速回転になるにつれてモータのトルクが下がるた
め、給紙ローラにかかる負荷によつては給紙ミス
を起こす虞もあつた。
ハ 考案が解決しようとする問題 上述のように、高速複写に対応した給紙装置で
は、カセツト給紙も手差し給紙もその給紙ローラ
は高速回転するため、手差し給紙の場合に、紙詰
まりや用紙の斜行などを起こしやすいといつた欠
点を有していた。
ニ 問題点を解決するための手段 本考案は、カセツトに積載収納されている用紙
の最上部の用紙を給紙ローラにて給送するカセツ
ト給紙手段と、手差し給紙部にある用紙を給紙ロ
ーラにて給送する手差し給紙手段と、前記カセツ
ト給紙手段によるカセツト給紙と前記手差し給紙
手段による手差し給紙のうちどちらか一方の給紙
モードを選択する選択手段とを備える給紙装置で
あり、手差し給紙手段にて用紙を給送する場合の
給紙ローラは、カセツト給紙手段にて用紙を給送
する場合の給紙ローラの回転速度よりも低速で回
転することを特徴とするものである。
ホ 作用 選択手段にて、給紙モードとして手差し給紙が
選択された時には、手差し給紙手段にて用紙を給
送する場合の給紙ローラは、カセツト給紙手段に
て用紙を給送する場合の給紙ローラの回転速度よ
りも低速で回転するので、手差し給紙での用紙の
給送はゆつくり行われる。
ヘ 実施例 第1図は本考案の一実施例の概略構成図であ
る。1,5は給紙カセツトで、その夫々において
内底部に圧縮コイルばね2,6が装着され、この
コイルばね2,6の上部に用紙支持板3,7が揺
動自在に装着されている。この用紙支持板3,7
の上部には、多数の用紙4,8が積載されてい
る。
前記コイルばね2,6の上方には、その中心軸
10,12に回転駆動力が伝達される給紙ローラ
11,13が位置し、前記積載用紙4,8のうち
最上部の用紙が前記コイルばね2,6によつて給
紙ローラ11,13の下部に圧接されている。前
記用紙4,8の給紙方向に沿つた下流側には
夫々、一対のガイド14,15、16,17が相
互に対向配備され、これらガイド14,15、1
6,17の下流側にレジストローラ対18,19
が相互に圧接されている。このレジストローラ対
18,19は給紙ローラ11,13によつて給送
されてきた用紙を、一旦停止させた後、他の機構
(例えば電子複写機の露光機構)に同期させて再
給送するためのものである。2030が夫々、
以上にて構成されるカセツト給紙手段を示し、こ
れらによりカセツト給紙が行われる。
40は手差し給紙手段を示し、手差し給紙位置
と非手差し給紙位置の2位置をとりうる手差し給
紙台9と、前記カセツト給紙手段30を構成する
ものでもある前記給紙ローラ13と、ガイド1
6,17と、レジストローラ対19,20からな
る。また、図示しないが、手差し給紙台9の位置
に応じて、手差し給紙台9が手差し給紙位置にあ
る時オン状態に、非手差し給紙位置にあるときオ
フ状態になる給紙モード選択手段としてのマイク
ロスイツチを備えている。
前記給紙ローラ13は、前記手差し給紙台9の
位置に応じて、その中心軸12の位置が変化す
る。即ち、第1図においては手差し給紙台9は非
手差し給紙位置にあり、給紙ローラ13は、給紙
カセツト5に積載収納された用紙8の最上部の用
紙と圧接している。この手差し給紙台9を、第2
図のように手差し給紙位置に動かすと、前記給紙
ローラ13は用紙8の最上部から離間し、手差し
給紙台9の内底部と接する位置へと移動する。
次に斯様な装置における動作を第3図のフロー
チヤートに従つて説明する。
第1図のように手差し給紙台9が非手差し給紙
位置にあるときは、マイクロスイツチはオフ状態
にあるので、カセツト給紙が行われる。図示しな
い給紙スタートスイツチ(例えば電子複写機にお
けるコピースタートスイツチ)が操作されると、
2つの給紙カセツト1,5のうちどちらか一方が
選択され、選択された給紙カセツト1もしくは5
に積載収納されている用紙に圧接している給紙ロ
ーラ11もしくは13が、その中心軸10もしく
は12に与えられる回転駆動力にて回転する。給
紙ローラと用紙との摩擦力にて、用紙は給送さ
れ、給送された用紙は、レジストローラ対18,
19に当接して、再給送のタイミングを待つこと
になる。
上段のカセツト給紙手段30では、給送された
用紙がレジストローラ対18,19に当接して撓
む寸法を20mm、給送される前の用紙の先端からレ
ジストローラ対18,19までの距離を145mmと
して、給紙ローラ13にて用紙を給送する距離が
165mmであるならば、給紙ローラ13は周速330
mm/sで回転して、給紙時間0.5secという高速給
紙がされる。また下段のカセツト給紙手段20
は、給紙ローラ11にて用紙を給送する距離が
125mmであるので、給紙ローラ11は周速250mm/
sで回転して、給紙時間を0.5secとしている。
さて、第2図のように、手差し給紙台9を手差
し給紙位置にすると、前述のマイクロスイツチが
オン状態となる。つまり給紙モードとして、手差
し給紙が選択されたことになる。そして、手差し
給紙台9の給紙口付近に設けられた図示しないマ
グネツトリードスイツチで用紙の検知がされる
と、挿入された用紙は、給紙ローラ13によつて
レジストローラ対18,19まで給送される。前
述の上段のカセツト給紙手段30の場合と同様に
給紙ローラ13にて用紙を給送する距離は165mm
であるので、給紙ローラ13は周速226mm/sの
低速で回転して、給紙時間0.73secとカセツト給
紙のときよりもゆつくり給紙がされる。尚、この
時、給紙ローラ13は、給紙カセツト5内の用紙
8とは離間しているので、給紙カセツト5からの
給紙はされない。
手差し給紙では、操作者によつて用紙が挿入さ
れるため、給紙ローラへの用紙の噛み込み状態や
用紙の給送角度が不安定であるが、給紙ローラ1
3が低速で回転するので、これら不安定要素にも
十分な対応がされて、紙詰まりや用紙の斜行を起
こしにくくなる。また、給紙ローラの駆動にステ
ツピングモータを用いても低速で回転させるので
十分なトルクも得ることができ、給紙ミスを防げ
る。
尚、手差し給紙の場合、操作者が一枚づつ用紙
を手差し給紙台へと挿入するので、連続して給紙
を行うカセツト給紙と較べて、給紙時間に多少の
時間を要しても、ひどく作業能率を悪くすること
にはならない。
ト 考案の効果 本考案は、以上の説明から明らかな如く、手差
し給紙の時はカセツト給紙に較べて、給紙ローラ
を低速で回転させてゆつくり給紙を行うので、紙
詰まりや用紙の斜行が生じにくくなる。また給紙
ローラの回転駆動系のトルクの低下も抑えられる
ので給紙ミスも防げる。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図は本考案の一実施例の相異な
る態様を示す概略構成図、第3図は本考案の一実
施例の動作説明のためのフローチヤートである。 2030……カセツト給紙手段、40……手
差し給紙手段、1,5……給紙カセツト、4,8
……用紙、9……手差し給紙台、11,13……
給紙ローラ、14,15,16,17……ガイ
ド、18,19……レジストローラ対。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 カセツトに積載収納されている用紙の最上部
    の用紙を給紙ローラにて給送するカセツト給紙
    手段と、手差し給紙部にある用紙を給紙ローラ
    にて給送する手差し給紙手段と、前記カセツト
    給紙手段によるカセツト給紙と前記手差し給紙
    手段による手差し給紙のうちどちらか一方の給
    紙モードを選択する選択手段とを備える給紙装
    置において、 手差し給紙手段にて用紙を給送する場合の給
    紙ローラは、カセツト給紙手段にて用紙を給送
    する場合の給紙ローラの回転速度よりも低速で
    回転することを特徴とする給紙装置。 2 カセツト給紙手段の給紙ローラは、手差し給
    紙手段の給紙ローラを兼ねることを特徴とする
    実用新案登録請求の範囲第1項記載の給紙装
    置。
JP1986022404U 1986-02-19 1986-02-19 Expired JPH042920Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1986022404U JPH042920Y2 (ja) 1986-02-19 1986-02-19

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1986022404U JPH042920Y2 (ja) 1986-02-19 1986-02-19

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS62136431U JPS62136431U (ja) 1987-08-27
JPH042920Y2 true JPH042920Y2 (ja) 1992-01-30

Family

ID=30819754

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1986022404U Expired JPH042920Y2 (ja) 1986-02-19 1986-02-19

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Cited By (1)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7802783B2 (en) 2006-09-20 2010-09-28 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Image forming apparatus

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JP5732813B2 (ja) * 2010-10-27 2015-06-10 セイコーエプソン株式会社 記録装置

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JPS62136431U (ja) 1987-08-27

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