JPH04291983A - 半導体光増幅装置 - Google Patents
半導体光増幅装置Info
- Publication number
- JPH04291983A JPH04291983A JP8040191A JP8040191A JPH04291983A JP H04291983 A JPH04291983 A JP H04291983A JP 8040191 A JP8040191 A JP 8040191A JP 8040191 A JP8040191 A JP 8040191A JP H04291983 A JPH04291983 A JP H04291983A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- refractive index
- optical
- resonators
- resonator
- semiconductor optical
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
Links
- 230000003287 optical effect Effects 0.000 title claims abstract description 43
- 239000004065 semiconductor Substances 0.000 title claims abstract description 19
- 230000003321 amplification Effects 0.000 claims abstract description 36
- 238000003199 nucleic acid amplification method Methods 0.000 claims abstract description 36
- 239000002131 composite material Substances 0.000 claims abstract description 9
- 238000005253 cladding Methods 0.000 description 3
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 3
- 230000000737 periodic effect Effects 0.000 description 3
- 240000002329 Inga feuillei Species 0.000 description 2
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 description 2
- 239000011248 coating agent Substances 0.000 description 2
- 238000000576 coating method Methods 0.000 description 2
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 239000000758 substrate Substances 0.000 description 2
- 229910000530 Gallium indium arsenide Inorganic materials 0.000 description 1
- 238000003776 cleavage reaction Methods 0.000 description 1
- 238000007796 conventional method Methods 0.000 description 1
- 238000005530 etching Methods 0.000 description 1
- 239000000203 mixture Substances 0.000 description 1
- 230000010355 oscillation Effects 0.000 description 1
- 230000007017 scission Effects 0.000 description 1
- 230000008054 signal transmission Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Semiconductor Lasers (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、半導体レーザ増幅装置
、特に、平坦な波長特性を有する半導体レーザ増幅装置
に関する。
、特に、平坦な波長特性を有する半導体レーザ増幅装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、高度情報化社会の構築が行われて
おり、その中心的存在である光通信において、長距離の
光伝送路間の信号の伝達を行う場合、伝送路である光フ
ァイバーにおける光信号の伝送損失を補うため、所定間
隔ごとに光信号増幅機能を有する中継器を設ける必要が
ある。
おり、その中心的存在である光通信において、長距離の
光伝送路間の信号の伝達を行う場合、伝送路である光フ
ァイバーにおける光信号の伝送損失を補うため、所定間
隔ごとに光信号増幅機能を有する中継器を設ける必要が
ある。
【0003】そして、この中継器として半導体レーザ型
の光増幅装置を用いると、光の入力信号を電気信号に変
換して、電気信号の増幅を行い、その電気信号を再び光
信号に変換することが必要でなく、光信号のまま簡便に
伝送路における光信号の損失を補うことができる。
の光増幅装置を用いると、光の入力信号を電気信号に変
換して、電気信号の増幅を行い、その電気信号を再び光
信号に変換することが必要でなく、光信号のまま簡便に
伝送路における光信号の損失を補うことができる。
【0004】ところで、光通信の光源として用いられる
半導体レーザの発振波長は、温度や注入電流等の諸条件
によって容易に変化するため、中継器である半導体光増
幅器に入力される信号光の波長にゆらぎがあって一定し
ていないから、この半導体光増幅装置は、信号光の波長
に厳密に依存することなく、やや広い波長特性をもつこ
とが必要である。
半導体レーザの発振波長は、温度や注入電流等の諸条件
によって容易に変化するため、中継器である半導体光増
幅器に入力される信号光の波長にゆらぎがあって一定し
ていないから、この半導体光増幅装置は、信号光の波長
に厳密に依存することなく、やや広い波長特性をもつこ
とが必要である。
【0005】従来、この要望に応えるための半導体光増
幅器として進行波型レーザ増幅装置が用いられており、
その両へき開面にARコートをしたり、光導波路の端部
を光の進行方向に対して傾斜させて、端面での反射率を
小さくして、進行波型レーザ増幅装置の共振モードを抑
制し、増幅率の波長依存性を小さくしていた。
幅器として進行波型レーザ増幅装置が用いられており、
その両へき開面にARコートをしたり、光導波路の端部
を光の進行方向に対して傾斜させて、端面での反射率を
小さくして、進行波型レーザ増幅装置の共振モードを抑
制し、増幅率の波長依存性を小さくしていた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
従来の方法では、端面の反射率を完全になくすることが
できないため、光増幅器の共振モードと信号光の波長が
一致するときと、一致しないときとで増幅率は異なって
いた。本発明の目的は、増幅率の波長特性が平坦な半導
体レーザ増幅装置を提供することである。
従来の方法では、端面の反射率を完全になくすることが
できないため、光増幅器の共振モードと信号光の波長が
一致するときと、一致しないときとで増幅率は異なって
いた。本発明の目的は、増幅率の波長特性が平坦な半導
体レーザ増幅装置を提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の半導体光増幅装
置においては、活性層と光導波路の一方またはその両方
の光の進行方向の途中に単数または複数の屈折率が変化
する部分を備え、これらの屈折率が変化する部分の間で
各々が光接合した複合共振器が形成される構成を採用し
た。また、これらの複合共振器のそれぞれに電極を設け
、各電極から注入する電流によって、それぞれの複合共
振器の共振ピークを独立に制御できるようにすることも
できる。
置においては、活性層と光導波路の一方またはその両方
の光の進行方向の途中に単数または複数の屈折率が変化
する部分を備え、これらの屈折率が変化する部分の間で
各々が光接合した複合共振器が形成される構成を採用し
た。また、これらの複合共振器のそれぞれに電極を設け
、各電極から注入する電流によって、それぞれの複合共
振器の共振ピークを独立に制御できるようにすることも
できる。
【0008】
【作用】本発明によると、活性層と光導波路の一方また
はその両方の光の進行方向の途中に形成された屈折率が
変化する部分で光の反射が生じ、この屈折率が変化する
部分の間で各々が光結合した複数の共振器が形成される
。半導体レーザ増幅装置のように増幅媒質を内部にもつ
共振器においては、ファブリペロ効果のため信号光の波
長によって周期的に増幅率が変化する。そして、本発明
の構成によって生じる複数の共振器の長さが全く同一で
ある可能性はないから、各共振器部分に形成される光増
幅器の増幅率がピークとなる波長は異なる。したがって
、複数の共振器部分に形成される光増幅器の波長特性に
よって、各共振器部分の光増幅器の周期的な増幅率の変
化が打ち消され、光増幅装置全体の波長特性を平坦化す
ることができる。
はその両方の光の進行方向の途中に形成された屈折率が
変化する部分で光の反射が生じ、この屈折率が変化する
部分の間で各々が光結合した複数の共振器が形成される
。半導体レーザ増幅装置のように増幅媒質を内部にもつ
共振器においては、ファブリペロ効果のため信号光の波
長によって周期的に増幅率が変化する。そして、本発明
の構成によって生じる複数の共振器の長さが全く同一で
ある可能性はないから、各共振器部分に形成される光増
幅器の増幅率がピークとなる波長は異なる。したがって
、複数の共振器部分に形成される光増幅器の波長特性に
よって、各共振器部分の光増幅器の周期的な増幅率の変
化が打ち消され、光増幅装置全体の波長特性を平坦化す
ることができる。
【0009】また、この屈折率が変化する部分の間に形
成される共振器の各々に電極を設け、各電極に流す電流
を調整すると、各々の共振器の共振ピークを独立に制御
することができ、その結果、それらの波長特性の合成で
ある光増幅装置全体の波長特性をさらに平坦化すること
ができる。
成される共振器の各々に電極を設け、各電極に流す電流
を調整すると、各々の共振器の共振ピークを独立に制御
することができ、その結果、それらの波長特性の合成で
ある光増幅装置全体の波長特性をさらに平坦化すること
ができる。
【0010】
【実施例】以下、本発明の実施例を説明する。
(第1実施例)図1は、本発明の実施例である半導体レ
ーザ増幅装置の断面図である。この図において、1はI
nP基板、2a、2bはInGaAsP光導波路、3a
、3bはInGaAsP活性層、4a、4bはInGa
AsP光導波路、5はInPクラッド層、6a、6bは
電極である。
ーザ増幅装置の断面図である。この図において、1はI
nP基板、2a、2bはInGaAsP光導波路、3a
、3bはInGaAsP活性層、4a、4bはInGa
AsP光導波路、5はInPクラッド層、6a、6bは
電極である。
【0011】この実施例においては、InP基板1の上
にInGaAsP光導波路、InGaAsP活性層、I
nGaAsP光導波路を形成し、これらの積層体の光の
進行方向の途中の一部をエッチングによって除去した後
に、InGaAsP光導波路2a、InGaAsP活性
層3a、InGaAsP光導波路4aからなる第1共振
器領域と、InGaAsP光導波路2b、InGaAs
P活性層3b、InGaAsP光導波路4bからなる第
2共振器領域を形成し、全体にInPクラッド層5を形
成し、第1共振器領域に電極6aを、第2共振器領域に
電極6bを設けることによって製造される。
にInGaAsP光導波路、InGaAsP活性層、I
nGaAsP光導波路を形成し、これらの積層体の光の
進行方向の途中の一部をエッチングによって除去した後
に、InGaAsP光導波路2a、InGaAsP活性
層3a、InGaAsP光導波路4aからなる第1共振
器領域と、InGaAsP光導波路2b、InGaAs
P活性層3b、InGaAsP光導波路4bからなる第
2共振器領域を形成し、全体にInPクラッド層5を形
成し、第1共振器領域に電極6aを、第2共振器領域に
電極6bを設けることによって製造される。
【0012】なお、上記の光導波路を構成するInGa
AsPと活性層を形成するInGaAsPの組成は異な
り、活性層より導波路の方が屈折率が大きくなっている
。また、上記の、活性層と導波路のエッチングした部分
において、InGaAsPの層の間にInPが介挿され
て屈折率の異なる部分が形成されている。この実施例に
おいて、上記の屈折率の異なる部分で光の反射が起こる
ため、この屈折率が異なる部分と装置の両端面との間で
、第1共振器と第2共振器の2つ共振器が形成される。
AsPと活性層を形成するInGaAsPの組成は異な
り、活性層より導波路の方が屈折率が大きくなっている
。また、上記の、活性層と導波路のエッチングした部分
において、InGaAsPの層の間にInPが介挿され
て屈折率の異なる部分が形成されている。この実施例に
おいて、上記の屈折率の異なる部分で光の反射が起こる
ため、この屈折率が異なる部分と装置の両端面との間で
、第1共振器と第2共振器の2つ共振器が形成される。
【0013】図2は、半導体レーザ増幅装置の波長特性
図である。この図に示されているように、半導体レーザ
増幅装置においては、ファブリペロ効果のため信号光の
波長によって増幅率が周期的に変化する。そして、一般
に複数の共振器では、増幅率がピークとなる波長が異な
る。
図である。この図に示されているように、半導体レーザ
増幅装置においては、ファブリペロ効果のため信号光の
波長によって増幅率が周期的に変化する。そして、一般
に複数の共振器では、増幅率がピークとなる波長が異な
る。
【0014】図2中のaが第1共振器の増幅率、bが第
2共振器の増幅率を示している。光増幅装置の全体の増
幅率は(a+b)であるから、2つの共振器の周期的な
増幅率の変化を打ち消し合って平坦化された増幅率の波
長特性が得られる。上記の実施例は共振器を2個形成し
たものであるが、これに限られず、3個以上の共振器を
形成することができ、その結果さらによく平坦化された
増幅特性が得られる。
2共振器の増幅率を示している。光増幅装置の全体の増
幅率は(a+b)であるから、2つの共振器の周期的な
増幅率の変化を打ち消し合って平坦化された増幅率の波
長特性が得られる。上記の実施例は共振器を2個形成し
たものであるが、これに限られず、3個以上の共振器を
形成することができ、その結果さらによく平坦化された
増幅特性が得られる。
【0015】(第2実施例)本実施例においては、上記
の図1に示した電極6a、6bを通して各レーザ増幅器
に注入する電流を調節することによって、2つの共振器
の周期的増幅率変化のピーク波長を独立に変化し、それ
らの合成である光増幅装置全体の増幅率の波長特性を平
坦化するものである。
の図1に示した電極6a、6bを通して各レーザ増幅器
に注入する電流を調節することによって、2つの共振器
の周期的増幅率変化のピーク波長を独立に変化し、それ
らの合成である光増幅装置全体の増幅率の波長特性を平
坦化するものである。
【0016】
【発明の効果】以上述べたように、本発明によると、信
号光の波長が変化しても、常に一定の増幅率を有する半
導体レーザ増幅装置を得ることができ、光通信の高度化
に寄与するところが大きい。
号光の波長が変化しても、常に一定の増幅率を有する半
導体レーザ増幅装置を得ることができ、光通信の高度化
に寄与するところが大きい。
【図1】本発明の実施例である半導体レーザ増幅装置の
断面図である。
断面図である。
【図2】半導体レーザ増幅装置の波長特性図である。
1 InP基板
2a、2b InGaAsP光導波路3a、3b
InGaAsP活性層 4a、4b InGaAsP光導波路5 InPク
ラッド層 6a、6b 電極
InGaAsP活性層 4a、4b InGaAsP光導波路5 InPク
ラッド層 6a、6b 電極
Claims (2)
- 【請求項1】 活性層と光導波路の一方またはその両
方の光の進行方向の途中に単数または複数の屈折率が変
化する部分を備え、これらの屈折率が変化する部分の間
で各々が光結合した複合共振器が形成されるようにした
ことを特徴とする半導体光増幅装置。 - 【請求項2】 活性層と光導波路の一方またはその両
方の光の進行方向の途中に単数または複数の屈折率が変
化する部分を備え、これらの屈折率が変化する部分の間
で各々が光結合した複合共振器が形成されるようにし、
これらの複合共振器のそれぞれに電極が設けられ、各電
極から注入する電流によって、それぞれの複合共振器の
共振ピークを独立に制御できることを特徴とする半導体
光増幅装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8040191A JPH04291983A (ja) | 1991-03-20 | 1991-03-20 | 半導体光増幅装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8040191A JPH04291983A (ja) | 1991-03-20 | 1991-03-20 | 半導体光増幅装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04291983A true JPH04291983A (ja) | 1992-10-16 |
Family
ID=13717271
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8040191A Withdrawn JPH04291983A (ja) | 1991-03-20 | 1991-03-20 | 半導体光増幅装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH04291983A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100353419B1 (ko) * | 2000-03-10 | 2002-09-18 | 삼성전자 주식회사 | 편광 무의존 반도체 광증폭기 |
-
1991
- 1991-03-20 JP JP8040191A patent/JPH04291983A/ja not_active Withdrawn
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100353419B1 (ko) * | 2000-03-10 | 2002-09-18 | 삼성전자 주식회사 | 편광 무의존 반도체 광증폭기 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US4794346A (en) | Broadband semiconductor optical amplifier structure | |
US5648978A (en) | Oscillation polarization mode selective semiconductor laser, modulation method therefor and optical communication system using the same | |
EP0911921B1 (en) | Laser transmitter with a reduced signal distortion | |
US20050018941A1 (en) | Traveling-wave optoelectronic wavelength converter | |
JPH09162499A (ja) | 半導体レーザ装置、その駆動方法及びそれを用いた光通信システム | |
JPH07307530A (ja) | 偏波変調可能な半導体レーザ | |
JPH01114093A (ja) | 半導体レーザ | |
US4680769A (en) | Broadband laser amplifier structure | |
JP3198338B2 (ja) | 半導体発光装置 | |
JP2007158057A (ja) | 集積レーザ装置 | |
JPH06103778B2 (ja) | 半導体分布帰還形レーザを含む光学装置およびその駆動方法 | |
US6337868B1 (en) | Distributed feedback semiconductor laser and a driving method therefor | |
EP0542198B1 (en) | A semiconductor optical amplifier device and a method of using the same | |
JP2708467B2 (ja) | 波長可変半導体レーザ | |
WO2020170871A1 (ja) | 光変調器 | |
WO2020147828A1 (zh) | 可调谐激光器 | |
JPH10300959A (ja) | 半導体光導波路機能素子 | |
JPH08172237A (ja) | 半導体レーザ、その変調方式およびそれを用いた光通信システム | |
JP3382471B2 (ja) | 半導体光デバイス及びそれを用いた光ネットワーク | |
JPH04291983A (ja) | 半導体光増幅装置 | |
JP2000332350A (ja) | グレーティング導波路一体型アクティブデバイス | |
WO2019198529A1 (ja) | 半導体光素子 | |
JP4656459B2 (ja) | 半導体光機能装置および半導体光機能素子 | |
JP6943150B2 (ja) | 半導体光素子 | |
JP3466826B2 (ja) | 利得優位な偏波モードの異なる複数種の活性層を持つ半導体光デバイス |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 19980514 |