JPH04291070A - 浮動型磁気ヘッドの支持機構 - Google Patents

浮動型磁気ヘッドの支持機構

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Publication number
JPH04291070A
JPH04291070A JP5673291A JP5673291A JPH04291070A JP H04291070 A JPH04291070 A JP H04291070A JP 5673291 A JP5673291 A JP 5673291A JP 5673291 A JP5673291 A JP 5673291A JP H04291070 A JPH04291070 A JP H04291070A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
head
slider
support spring
vibration
head slider
Prior art date
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Pending
Application number
JP5673291A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshibumi Mizoshita
義文 溝下
Takeshi Oe
健 大江
Seiji Yoneoka
米岡 誠二
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Fujitsu Ltd filed Critical Fujitsu Ltd
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Publication of JPH04291070A publication Critical patent/JPH04291070A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は磁気ディスク装置等に用
いる浮動型磁気ヘッドの支持機構に係り、特に磁気ディ
スクに対する磁気ヘッドの低浮上化と高速アクセス化に
好適なヘッド支持機構に関するものである。
【0002】近年、磁気ディスク装置においては大容量
化、高密度記録化に伴って、磁気ディスクに対して情報
の書込み及び読み取りを行なう磁気ヘッドを搭載してな
るヘッドスライダの安定な低浮上化と高速アクセスが重
要な課題となっており、これらの課題が実現できる浮動
型磁気ヘッドの支持機構が必要とされている。
【0003】
【従来の技術】磁気ディスク装置では磁気ディスクに対
して情報の書込み及び読み取りを行なう磁気ヘッドを搭
載してなるヘッドスライダは、回転する磁気ディスクに
よって生じる空気流の粘性に基づくエアーベアリング効
果によりスライダ浮上面に働く正圧力と外部からの負荷
力とを釣り合わせることにより、磁気ディスク面上に一
定の微小間隔で安定な浮上を保っている。
【0004】また一方、近来においては磁気ディスク装
置の性能を向上するために、ヘッドアクセス時間を大幅
に短縮することが進められている。従来、この種の浮動
型磁気ヘッドの支持機構としては、図5に示すように磁
気ヘッドが搭載されたヘッドスライダ13は図示しない
ジンバルを介して支持ばね12の先端部に取付けられ、
該支持ばね12の後端部がヘッドポジショナ(図示せず
)に支持されたヘッドアーム11に固定された構造から
なっている。前記ヘッドスライダ13には該ヘッドスラ
イダ13を浮上させる正圧力を発生させる浮上面が形成
されており、更に前記支持ばね12はその長さ方向の両
側を折り曲げて補強し剛性を高めた先細り形状の剛体部
分12a とばね部分12b とからなり、ジンバルを
介して支持したヘッドスライダ13に押圧力を負荷する
構成とされている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、このような
構成の浮動型磁気ヘッドの支持機構を用いて磁気ディス
ク面に対して前記ヘッドスライダ13を高速アクセスす
る場合、当該支持ばね12及びヘッドスライダ13には
、アクセス方向に50〜 100Gにも及ぶ大きな加速
度が付加される。従って、そのようなヘッドポジショナ
の駆動により生じる加速度に起因して前記ヘッドスライ
ダ13を支持ばね12を介して支持するヘッドアーム1
1の振動は避けられず、その振動はアクセス方向に限ら
ず、上下方向 (磁気ディスク面に対して垂直な方向)
 にも顕著に発生する。
【0006】このヘッドアーム11の上下振動により浮
上動作中のヘッドスライダ13は大きな浮上変動を発生
し、当該装置の信頼性を著しく低下することが明らかに
されており、大きな問題となっていた。
【0007】本発明は上記した従来の問題点に鑑み、ヘ
ッドポジショナに支持されたヘッドアームに対する支持
ばね及びヘッドスライダの取付け位置を改良して、高速
アクセス時の該ヘッドアームの上下共振振動に起因する
ヘッドスライダの浮上変動を低減するように構成した新
規な浮動型磁気ヘッドの支持機構を提供することを目的
とするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は上記した目的を
達成するため、図1の原理図で示すように磁気ヘッドを
搭載したヘッドスライダ13と、先端にジンバルを介し
て支持した該ヘッドスライダ13を対向する磁気ディス
ク面へ押圧する支持ばね21と、その支持ばね21の他
端を固定し、かつヘッドポジショナ(図示せず)と連結
されたヘッドアーム11からなる構成の浮動型磁気ヘッ
ドの支持機構において、前記ヘッドアーム11に対して
支持ばね21を取付けた位置を高速アクセス時に生じる
ヘッドアーム11の振動を支持ばね21に加振する打撃
点Aとし、該支持ばね21の重心点Gを中心にして前記
打撃点Aに対する打撃の中心となる前記支持ばね21の
先端位置Bを前記ヘッドスライダ13の取付け位置とし
、この位置にジンバルを介して該ヘッドスライダ13を
取付けた構成とする。
【0009】また、前記ヘッドアームに対し、ピボット
を介して支持ばねの他端を固定し、該ピボットのヘッド
アームに当接するピボット配設位置を前記ヘッドアーム
の振動を支持ばねに加振する打撃点Aとした構成とする
【0010】
【作用】本発明では、高速アクセス時に生じるヘッドア
ームの上下振動により支持ばねが同様に上下に加振され
てヘッドスライダの上下振動 (浮上変動) を誘引す
ることから、前記ヘッドアームに上下振動が生じてもヘ
ッドスライダの取付け位置への振動の誘引を抑制すれば
、ヘッドの浮上変動を低減することができるという考察
によって、既に広く一般に周知とされている「打撃の中
心」の考え方による作用効果を当該ヘッド支持機構に適
用して、前記ヘッドアーム11に対する支持ばね21の
取付け位置を高速アクセス時に生じるヘッドアーム11
の振動を支持ばね21に加振する、所謂打撃点Aとし、
その支持ばね21の重心点Gを中心にして前記打撃点A
に対する打撃の中心となる該支持ばね21の先端位置B
に前記ヘッドスライダ13を取付けた構成とすることに
より、前記ヘッドアーム11の振動が支持ばね21に加
振されても該支持ばね21のスライダ取付け位置への振
動の誘引が抑制され、ヘッドスライダ13の浮上変動を
低減することができる。
【0011】
【実施例】以下図面を用いて本発明の実施例について詳
細に説明する。図2は本発明に係る浮動型磁気ヘッドの
支持機構の一実施例を示す概略側断面図である。
【0012】図において、11はヘッドポジショナ(図
示せず)に支持されたヘッドアームであり、該ヘッドア
ーム11には長さ方向の両側を折り曲げて剛性を高めた
先細り形状の剛体部分21a とばね部分21b とか
らなる支持ばね21が接合されている。
【0013】そしてその接合点を「打撃の中心」の考え
方により高速アクセス時に生じる該ヘッドアーム11の
振動を支持ばね21に加振する、所謂打撃点Aとし、そ
の打撃点Aと支持ばね21の重心点Gまでの距離をS、
該支持ばね21の重心点回りの慣性半径をkとすると、
その支持ばね21の重心点Gから前記打撃点Aに対する
打撃の中心となる先端方向のスライダ取付け位置Bまで
の距離Lは次式によって得られる。
【0014】L2 =  k・S 2 従って、その支
持ばね21先端のスライダ取付け位置B(打撃の中心)
に磁気ヘッドを搭載したヘッドスライダ13を図示しな
いジンバルを介して取付けた構成とする。
【0015】このような構成とすることによって、高速
アクセス時に発生する前記ヘッドアーム11の上下共振
振動が支持ばね21に伝わっても、その支持ばね21に
おけるスライダ取付け位置Bでは上下振動が生じること
はなく、そのスライダ取付け位置B(打撃の中心)での
ヘッドスライダ13の浮上変動を理想的には零にするこ
とができる。
【0016】しかし、実際には前記支持ばね21におけ
るスライダ取付け位置Bへのヘッドスライダ13の設定
位置誤差や該支持ばね21の共振等により該ヘッドスラ
イダ13の浮上変動をなくすることはできない。従って
、前記支持ばね21の長さ方向の両側を折り曲げて剛性
を高めてその上下振動の共振点を2kHz 以上にする
ことによって、図3に示すようにその共振点より低い共
振周波数のヘッドアーム11の上下振動に対するヘッド
スライダ13の浮上変動は、実線で示す従来例に比べて
鎖線で示すように本実施例においては著しく低減するこ
とができる。
【0017】図4は本発明に係る浮動型磁気ヘッドの支
持機構の他の実施例を示す概略側断面図であり、図2と
同等部分には同一符号を付している。この図で示す実施
例が図2の実施例と異なる点は、図示しないヘッドポジ
ショナに支持されたヘッドアーム11に対して、磁気ヘ
ッドが搭載されたヘッドスライダ13を図示しないジン
バルを介して支持し、かつ長さ方向の両側を折り曲げて
補強し剛性を高めた先細り形状の支持ばね31を取付け
ると共に、その支持ばね31の取付け部の近傍にあらか
じめ設けたピボット32をヘッドアーム11の対向する
面に当接するように構成し、このピボット32の当接点
を打撃点Aとし、該打撃点Aに対する打撃の中心となる
前記支持ばね31の先端位置(スライダ取付け位置B)
に図示しないジンバルを介して前記ヘッドスライダ13
を取付けた構成とする。
【0018】更に、該支持ばね31のピボット32の配
設部とヘッドスライダ13の取付け部間は前記長さ方向
の両側を折り曲げて補強したリブ等により曲げ剛性を高
めた構造としたことである。
【0019】このような実施例の構成では、前記支持ば
ね31の上下振動の共振点を5kHz 以上に高めるこ
とが可能となる。従って、その共振点より低い共振周波
数のヘッドアーム11の上下振動に対して前記ヘッドス
ライダ13の浮上変動を前記図2の実施例構成よりも、
より顕著に低減することができる。
【0020】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
に係る浮動型磁気ヘッドの支持機構によれば、ヘッドア
ームの上下振動に起因して支持ばねを介して支持された
ヘッドスライダの浮上変動を大幅に低減できるため、浮
上変動により生じるヘッド・ディスクの接触、衝突等が
著しく低減でき、磁気ディスクに対する磁気ヘッドの低
浮上化と高速アクセス化に関して信頼性の高い磁気ディ
スク装置を容易に実現することができる優れた効果を奏
する。
【図面の簡単な説明】
【図1】  本発明の浮動型磁気ヘッドの支持機構の原
理を説明するための図である。
【図2】  本発明の浮動型磁気ヘッドの支持機構の一
実施例を示す概略側断面図である。
【図3】  本実施例と従来例の浮動型磁気ヘッドの支
持機構におけるヘッドアームの上下加振周波数とヘッド
スライダの加振加速度に対する浮上変動との関係を比較
した図である。
【図4】  本発明の浮動型磁気ヘッドの支持機構の他
の実施例を示す概略側断面図である。
【図5】  従来の浮動型磁気ヘッドの支持機構を説明
するための概略斜視図である。
【符号の説明】
11    ヘッドアーム 13    ヘッドスライダ 21,31    支持ばね 32    ピボット A    打撃点 B    スライダ取付け位置 G    重心点

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  磁気ヘッドを搭載したヘッドスライダ
    (13)と、先端に支持した該ヘッドスライダ(13)
    を対向する磁気ディスク面へ押圧する支持ばね(21)
    と、該支持ばね(21)の他端を固定し、かつヘッドポ
    ジショナと連結されたヘッドアーム(11)とからなる
    浮動型磁気ヘッドの支持機構において、前記ヘッドアー
    ム(11)に対する支持ばね(21)の取付け位置をそ
    のヘッドアーム(11)の振動を支持ばね(21)に加
    振する打撃点(A)とし、この打撃点(A)に対して打
    撃の中心となる前記支持ばね(21)の先端位置に前記
    ヘッドスライダ(13)を取付けてなることを特徴とす
    る浮動型磁気ヘッドの支持機構。
  2. 【請求項2】  前記ヘッドアーム(11)に対し、ピ
    ボット(32)を介して支持ばね(31)の他端を固定
    し、該ピボット(32)のヘッドアーム(11)に当接
    するピボット配設位置を前記ヘッドアーム(11)の振
    動を支持ばね(31)に加振する打撃点(A)としたこ
    とを特徴とする請求項1の浮動型磁気ヘッドの支持機構
JP5673291A 1991-03-20 1991-03-20 浮動型磁気ヘッドの支持機構 Pending JPH04291070A (ja)

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A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20000307