JPH0429084B2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0429084B2
JPH0429084B2 JP56149903A JP14990381A JPH0429084B2 JP H0429084 B2 JPH0429084 B2 JP H0429084B2 JP 56149903 A JP56149903 A JP 56149903A JP 14990381 A JP14990381 A JP 14990381A JP H0429084 B2 JPH0429084 B2 JP H0429084B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
power
inverter
voltage
compensator
self
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP56149903A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5851322A (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP56149903A priority Critical patent/JPS5851322A/ja
Publication of JPS5851322A publication Critical patent/JPS5851322A/ja
Publication of JPH0429084B2 publication Critical patent/JPH0429084B2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G05CONTROLLING; REGULATING
    • G05FSYSTEMS FOR REGULATING ELECTRIC OR MAGNETIC VARIABLES
    • G05F1/00Automatic systems in which deviations of an electric quantity from one or more predetermined values are detected at the output of the system and fed back to a device within the system to restore the detected quantity to its predetermined value or values, i.e. retroactive systems
    • G05F1/70Regulating power factor; Regulating reactive current or power

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Electromagnetism (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Radar, Positioning & Navigation (AREA)
  • Automation & Control Theory (AREA)
  • Supply And Distribution Of Alternating Current (AREA)
  • Control Of Electrical Variables (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は、自励式インバータを用いた静止形
無効電力補償装置の起動方法に関し、特にその内
部損失を該装置により、無効電力補償を行なおう
とする電力系統側から供給するようにしたものに
おいて、起動時の過渡現象を緩和するための起動
方法に関するものである。
自励式インバータによつて電力系統の電圧に対
して、位相角、大きさを制御できる電圧を発生
し、かつ該インバータと電力系統の送電線電圧と
同相同大のときは、電力系統との間に有限のリア
クタンスを介在せしめた静止形無効電力補償装置
は既知である。(例えば昭和53年電気学会全国大
会講演563)該装置はその発生電圧が電力系統の
送電線電圧と同相同大のときは、電力系統との間
でなんらの有効電力、無効電力も授受しないが、
発生電圧が送電線電圧より大きいときは進相の、
また小さいときは遅相の無効電力を、電力系統に
対して発生するように働く。しかしていずれの場
合にも、発生電圧と送電線電圧との間に位相差が
あれば、電力系統から該装置に有効電力が流入す
る。
周知のように、自励式インバータが正常に動作
するためにはその入力直流電圧が確立しているこ
とが必要で、通常はこのため交流電源より直流電
圧をい生成するための整流器が、直流コンデンサ
を介してインバータ入力側に接続される。この整
流器は、自励式インバータがその出力として有効
電力を出すときは、この有効電力と直流コンデン
サおよび自励式インバータの内部損失に当る有効
電力の和を、直流出力として供給する。そして、
その起動時には、直流コンデンサを充電しつつ、
インバータを発振させインバータ発振電圧と系統
電圧が同期してから無効電力補償装置を系統に併
入している。従つて、自励式インバータの起動時
には出力側変圧器の励磁突入電流を自励式インバ
ータから供給するため、その容量を大きくしなけ
ればならない。
一方、前記の通り、静止形無効電力補償装置に
おいて、自励式インバータの出力電圧と電力系統
の送電線電圧との間に位相差がある場合には、電
力系統より該装置に有効電力が流入するので、該
装置の内部損失分の電力を供給するのに用いるこ
とができる。この静止形無効電力補償装置の自励
式インバータは、本来無効電力のみを出力するも
のであるから、内部損失分の電力を電力系統側よ
りも供給できる時は、インバータ入力側の直流電
圧を確立するための整流器は省略することが可能
である。即ち一旦直流電圧が確立された後は、内
部損失に伴う直流電圧の減衰は電力系統側からの
有効電力の流入によつて補償され、直流電圧は常
に確立されていることとなる。
この方式を実現するためには、電力系統からの
流入有効電力を直流電圧減衰の補償に使用するた
めの回路構成、並びに整流器なしで初期に直流電
圧を確立する手段が必要であるが、起動時の変圧
器励磁突入電流は、電力系統から供給される。
この方式については、自励式インバータを第1
図の如くに構成することによつて可能である。第
1図において、1は直流コンデンサ、2は主サイ
リスタ、3は転流補助サイリスタ、4は帰還ダイ
オード、5は転流コンデンサ、6は転流リアクト
ル、7,8,9は3相交流出力端子である。また
第2図は静止形無効電力補償装置の全体構成を示
し、1は直流コンデンサ、20は第1図の直流コ
ンデンサ1以外の部分を同一としたユニツトイン
バータで、その複数個の使用により全体として多
重インバータ30を構成している。40はインバ
ータ出力トランスで、インバータ側巻線は各ユニ
ツトインバータ20に対応して設けられている。
他方、インバータ出力トランス40の電力系統側
巻線は3相送電線電圧に対応して設けられてい
る。50はリアクトル、60はしや断器、70は
電力系統の電源である。しかして上記1,20,
30,40,50を以て静止形無効電力補償装置
80を構成している。
第2図において、しや断器60が閉じられてお
り、静止形無効電力補償装置80と電力系統70
とが接続されている状態で、該補償装置の出力電
圧位相を電力系統70の送電線電圧よりも僅かず
らせると、電力系統70より該補償装置80に有
効電力が流入するが、これは、第1図の帰還ダイ
オード4によつて系統側の有効電流が整流されて
直流コンデンサ1を補充電することに相当する。
このことによりインバータ入力側直流電圧は常に
確立されていることとなる。
次に該補償装置80の起動時のインバータ入力
直流電圧確立の方法としては、第2図において、
多重インバータ30のゲート信号をブロツクして
いる状態でしや断器60を投入すると、出力トラ
ンス40のインバータ側巻線に誘起された交流電
圧はユニツトインバータの帰還ダイオード(第1
図の4)によつて三相全波整流され、直流コンデ
ンサ1を充電する。これにより初期直流電圧が確
立されることとなる。このあと多重インバータ
(第2図の30)にゲート信号を与えると静止形
無効電力補償装置80の交流出力電圧は確立し、
以後は前記の如く、電力系統70側電圧との位相
関係を制御することによつて直流コンデンサ1の
補充電が継続して行われ、該補償装置に安定した
運転が可能となる。
ところで、しや断器60の投入によつて帰還ダ
イオード4(第1図)を通じてなされる直流コン
デンサ1の初期充電は、リアクトル50(第2
図)と直流コンデンサ1によつて共振充電的に行
われるため、直流コンデンサ及びインバータにと
つて過電圧となる危険がある。
本発明はこの起動時における危険を避けるた
め、しや断器投入前に直流コンデンサを別の補助
電源から所定電圧まで予備充電しておくものであ
つて、これにより、共振充電は予備充電電圧と、
インバータ3相交流出力端子に電力系統側から印
加される交流電圧との差でしか生じないため、過
電圧の発生を防止することのできる新規で改良さ
れた静止形無効電力補償装置の起動方法を提供す
るものである。以下この発明の一実施例を第3図
に示す静止形無効電力補償装置の構成図により説
明する。
第3図中、第2図と同一番号は同一部分を示
す。第3図において、100は予備充電のための
交流電源、110は整流器、111は充電用抵
抗、112は予備充電回路開閉用コンタクタであ
る。110,110,111,112から成る予
備充電回路の容量は、多重インバータ30の休止
中の損失を、静止形無効電力補償装置80が電力
系統と接続されるまでの待期期間だけ供給すれば
よく、きわめて僅かである。一例として20MVA
の容量の補償装置での所要容量は数KVAである。
該予備充電回路をもつ静止形無効電力補償装置
の起動手順は次の通りである。起動指令により先
ずコンタクタ112が閉じられ直流コンデンサ1
を所定電圧に充電する。次にしや断器60の投入
指令により112を開放して、予備充電回路を直
流コンデンサ1から切離すと同時に、しや断器6
0が投入され、補償装置80が電力系統7例に接
続される。このとき、出力トランスの励磁突入電
流は、電力系統から供給される。この後多重イン
バータ30にゲート信号を与えて、静止形無効電
力補償装置として正規の運転に入る。
以上のように、本発明の起動方法によれば静止
形無効電力補償装置を、無効電力補償を行おうと
する電力系統から直接起動する方式のものにおい
て、起動時の過渡現象を簡単確実に抑制すること
が可能となり、該装置構成部分を過電圧に曝すこ
となく安定に起動することができ、かつ自励式イ
ンバータにゲート信号を与えて発振させる前に直
流コンデンサへの予備充電を行なうので、インバ
ータが発振していないためインバータによる損失
がなく、予備充電回路を小容量化でき、なおま
た、出力トランスの励磁突入電流を電力系統から
供給させることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は静止形無効電力補償装置の構成部分で
ある自励式ユニツトインバータの構成図、第2図
は第1図のユニツトインバータを複数個用いて成
る多重インバータを主体とする従来の静止形無効
電力補償装置の構成図、第3図はこの発明の起動
方法を適用する静止形無効電力補償装置の一実施
例を示す構成図である。図中1は直流コンデン
サ、2は主サイリスタ、3は転流用補助サイリス
タ、4は帰還用ダイオード、5は転流コンデン
サ、6は転流リアクトル、7,8,9はユニツト
インバータの交流出力端子、20はユニツトイン
バータ、30は多重インバータ、40は出力トラ
ンス、50はリアクトル、60はしや断器、70
は3相交流電源、80は静止形無効電力補償装
置、100は予備充電用電源、110は整流器、
111は充電抵抗、112は開閉器である。尚、
図中同一符号は同一又は相当部分を示す。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 自励式インバータによつて電力系統の送電線
    電圧に対して任意の位相角及び大きさを有する電
    圧を発生せしめ、且つ該電圧と送電線電圧との間
    に有限のリアクタンスを介在せしめ、前記自励式
    インバータの発生する電圧の送電線電圧に対する
    位相差及び大きさを変化することによつて、電力
    系統に進相又は遅相の無効電力を供給すると共
    に、内部損失を前記リアクタンスを介して前記自
    励式インバータと接続される電力系統側から供給
    される静止形無効電力補償装置の起動方法におい
    て、自励式インバータの直流側コンデンサを予め
    充電しておく予備充電回路を備え、該予備充電回
    路で前記直流側コンデンサを予め直流充電した
    後、前記静止形無効電力補償装置を電力系統に接
    続し、次いで前記自励式インバータにゲート信号
    を与えるようにしたことを特徴とする静止形無効
    電力補償装置の起動方法。
JP56149903A 1981-09-22 1981-09-22 静止形無効電力補償装置 Granted JPS5851322A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP56149903A JPS5851322A (ja) 1981-09-22 1981-09-22 静止形無効電力補償装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP56149903A JPS5851322A (ja) 1981-09-22 1981-09-22 静止形無効電力補償装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5851322A JPS5851322A (ja) 1983-03-26
JPH0429084B2 true JPH0429084B2 (ja) 1992-05-18

Family

ID=15485116

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP56149903A Granted JPS5851322A (ja) 1981-09-22 1981-09-22 静止形無効電力補償装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS5851322A (ja)

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0778970B2 (ja) * 1984-02-29 1995-08-23 キヤノン株式会社 デ−タ処理装置
JPS61131271A (ja) * 1984-11-30 1986-06-18 Hitachi Ltd 誤り補正装置
JPH0265628A (ja) * 1988-08-27 1990-03-06 Nissin Electric Co Ltd 送電網の潮流制御装置
US5012161A (en) * 1989-01-05 1991-04-30 General Electric Company Power factor correction circuit

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS55141932A (en) * 1979-04-18 1980-11-06 Mitsubishi Electric Corp Power converter

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS55141932A (en) * 1979-04-18 1980-11-06 Mitsubishi Electric Corp Power converter

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5851322A (ja) 1983-03-26

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5210685A (en) Uninterruptible power supply system and load transfer static switch for such a system
US6144191A (en) Voltage regulator
US4489371A (en) Synthesized sine-wave static generator
JPH01174223A (ja) 電力変換装置
CA1090882A (en) Method for starting up a converter station of a high voltage dc transmission system
JP2795183B2 (ja) 静止形無効電力補償装置
JPH0720957A (ja) 自励式無効電力補償装置
JP3513328B2 (ja) インバータ装置
JPH0429084B2 (ja)
JP2016100968A (ja) 系統連系用インバータの初期充電方法
US4173779A (en) Single-pole commutation circuit
JP2002345258A (ja) インバータ装置
JP2783771B2 (ja) 系統連系インバータ装置の起動運転方法
Rando AC Triport-A new uninterruptible AC power supply
JPH11103540A (ja) 無停電電源システム
JPS61121726A (ja) 無停電給電方式
JPH09191577A (ja) 自励式無効電力補償装置
JP3517461B2 (ja) 電力用変換装置の起動方法および該方法を用いた電力用変換装置
JPS6231372A (ja) Dc/dcコンバ−タの起動方法
JP2003061249A (ja) 自励式無効電力補償装置
JP3016927B2 (ja) 電源装置
JPS6322130B2 (ja)
JPH0833342A (ja) 電力変換装置の起動方法
JP2745979B2 (ja) 電力変換装置
JPS60167684A (ja) 多相整流用の整流器用変圧器