JPH04289790A - 誘導負荷に接続されたサイリスタ整流器の不連続電流制御方法 - Google Patents

誘導負荷に接続されたサイリスタ整流器の不連続電流制御方法

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JPH04289790A
JPH04289790A JP3278660A JP27866091A JPH04289790A JP H04289790 A JPH04289790 A JP H04289790A JP 3278660 A JP3278660 A JP 3278660A JP 27866091 A JP27866091 A JP 27866091A JP H04289790 A JPH04289790 A JP H04289790A
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thyristor
current
signal
rectifier
gate
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JP3278660A
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Inventor
Bernd L Ackermann
ベルント ルートヴィッヒ アッカーマン
Peter L Herkel
ペーター レオ ヘルケル
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Otis Elevator Co
Original Assignee
Otis Elevator Co
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Publication date
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    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02PCONTROL OR REGULATION OF ELECTRIC MOTORS, ELECTRIC GENERATORS OR DYNAMO-ELECTRIC CONVERTERS; CONTROLLING TRANSFORMERS, REACTORS OR CHOKE COILS
    • H02P7/00Arrangements for regulating or controlling the speed or torque of electric DC motors
    • H02P7/06Arrangements for regulating or controlling the speed or torque of electric DC motors for regulating or controlling an individual dc dynamo-electric motor by varying field or armature current
    • H02P7/18Arrangements for regulating or controlling the speed or torque of electric DC motors for regulating or controlling an individual dc dynamo-electric motor by varying field or armature current by master control with auxiliary power
    • H02P7/34Arrangements for regulating or controlling the speed or torque of electric DC motors for regulating or controlling an individual dc dynamo-electric motor by varying field or armature current by master control with auxiliary power using Ward-Leonard arrangements
    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
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    • H03K17/13Modifications for switching at zero crossing
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    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02MAPPARATUS FOR CONVERSION BETWEEN AC AND AC, BETWEEN AC AND DC, OR BETWEEN DC AND DC, AND FOR USE WITH MAINS OR SIMILAR POWER SUPPLY SYSTEMS; CONVERSION OF DC OR AC INPUT POWER INTO SURGE OUTPUT POWER; CONTROL OR REGULATION THEREOF
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    • H02MAPPARATUS FOR CONVERSION BETWEEN AC AND AC, BETWEEN AC AND DC, OR BETWEEN DC AND DC, AND FOR USE WITH MAINS OR SIMILAR POWER SUPPLY SYSTEMS; CONVERSION OF DC OR AC INPUT POWER INTO SURGE OUTPUT POWER; CONTROL OR REGULATION THEREOF
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、電流が不連続となる
誘導負荷を有するサイリスタ整流器の出力電流制御に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】レオナード型直流駆動装置の速度は、発
電機のフィールド電流によって制御される。従って、速
度の制御性能は、フィールド電流制御の質によって変化
する。低速駆動を実現する為には、発電機のフィールド
電流を非常に低いレベルに制御しなければならない。減
速中または反転時には、フィールド電流は、ゼロレベル
を通って符号が反転する。
【0003】サイリスタを使用して制御される整流器は
、フィールド電流制御に用いられる調整器のなかでコス
ト面で優れている。図1は、代表的なカスケード駆動制
御回路の発電器フィールド電力変換器の代表的なサイリ
スタと、双方向電力変換器の構成を示している。速度制
御装置2は、実速度を設定速度と比較してアマチャ電流
制御ループ3の基準入力となる適当なトルク指令Tを設
定する。アマチャ電流調整器4はMG設定の発電機8の
発電機フィールドコイル7の出力電圧Vgfを設定する
ためにSCR変換器を起動する点弧角Aを計算する。 SCR変換器5は、電力変換器の代表的な正弦電圧源で
ある二次巻線10に接続され、電力信号をうける。直流
巻上機11は発電機のアマチャ電圧によって起動され、
アマチャ電流Iaに比例したトルクを発生してカウンタ
ウエイト12及びかご13を回転シーブ14を介して駆
動する。実速度はフィードバックされ、タコメータ15
によって設定速度に加算される。ディジタルの同期信号
が、電力変換器二次巻線10を通るライン電圧の位相で
、16によって発生される。
【0004】変換器5は、非並列接続で二組のセンター
タップ接続されたサイリスタ(T1,T3)及び(T2
,T4)によって構成される双方向電力変換器で構成さ
れる。サイリスタ(T3)及び(T4)は正の方向の発
電機フィールド電流を発生するために点弧され、エレベ
ータを上昇方向に駆動するモータトルクを発生させる。 一方、サイリスタ(T1)及び(T2)は負の方向の発
電機フィールド電流を発生させて、エレベータを下降方
向に駆動するモータトルクを発生させる。ライン電圧の
正の半波用のサイリスタは(T2,T3)であり、ライ
ン電圧の負の半波用のサイリスタは(T1,T4)であ
る。SCR18のゲート17は電流調整器4に接続され
ており、電流調整器は各SCR18の導通を制御する。 SCR18は交流電源の各位相において異なるタイミン
グで導通して、直流出力電圧を発生する。
【0005】所定の電流が、図2に示すように固定した
点弧角でサイリスタを点呼することによって得られる。 サイリスタは点弧角に直接対応するサイリスタゲート電
流のスイッチングによって点弧される。ゲート電流は短
いパルスまたは長いパルスのいずれかである。即ち、ゲ
ート電流はインパルス状または次の交流電圧のゼロクロ
スで立ち下がるか、若しくは次のサイリスタの点弧によ
って立ち下がる矩形パルス状のいずれかとなる。
【0006】負荷に抵抗がある場合、Igfは主電圧の
半波が終了した後にゼロとなり、各サイリスタが次の半
波によって点弧されるまでゼロに保持される。誘導負荷
の場合は、負荷が同一のサイリスタ及び変換器巻線を通
るIgfを、主電圧の極性が反転している次の半波の間
も次の半波によって各サイリスタが点弧されるまで強制
的に継続する。
【0007】点弧角が90゜乃至180゜の場合、発電
機フィールド電流は、平均値が所定の限界値よりも低い
場合には不連続となる。ここで不連続の意味は、フィー
ルド電流が主交流電圧の各半波の周期中のある期間の間
ゼロであることを意味する。不連続は、二つの影響の相
互作用によって生じる。第一は、フィールド電流のリッ
プルであり、このリップルは、フィールド電圧の波形と
、フィールドの誘導度及び抵抗に応じて変化する。第二
は、サイリスタの電流を保持電流またはラッチ電流以下
に降下させる特殊な動作である。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】サイリスタ整流器を誘
導負荷とともに動作させる場合、従来の点弧方法は、以
下に説明する二つの理由で不利である。
【0009】第一は、サイリスタには、ラッチ電流と保
持電流の二つの電流マージンがあり、これらがサイリス
タの不連続電流に対する性能を決定する。これらの値は
約50乃至800mAの間であり、サイリスタの形式や
連結部温度等のいくつかのパラメータに応じて変化する
【0010】SCRは、閉成または導通状態を保持する
ために所定の最小アノード電流を必要とする。ゲート電
流がゼロの時に、アノード電流がこの最小電流以下に降
下すると、SCRは遮断または開放状態となる。SCR
の保持電流は、負の温度係数を有している。即ちSCR
接続点の温度が下がると、保持電流が増大する。このた
め、起動初期においては、保持電流よりも幾分高い電流
がSCRの導通保持に必要となる。この起動電流(アノ
ードラッチ電流)に達しない場合、SCRはゲート信号
が消滅すると同時に遮断状態となる。この初期起動の後
は、アノードの保持電流は通常のレベルとなる。
【0011】SCRをトリガするために、アノード電流
は急激に立ち上がりトリガパルスの消滅以前に、ラッチ
電流レベルに達しなければならない。高い誘導性を持っ
たアノード回路に対しては、トリガ電流を保持してラッ
チ電流が形成されるまでゲートを確実に駆動することが
必要となる。図2の(A)はライン電圧を示し、(B)
はサイリスタのゲート電流を示し、(C)はラッチ及び
保持電流を示している。高い点弧角においては、発電機
フィールド電流は不連続となる。点弧角の増加によって
電流の不連続性が増加する。
【0012】サイリスタ電流が、ゲート電流消滅以前に
ラッチ電流に到達しない場合には、サイリスタはオフと
なる。また、サイリスタ電流がゲート電流消滅後に保持
電流を下回ると、サイリスタはオフされる。
【0013】サイリスタのオン保持電流は、フィールド
電流に等しい。従って、フィールド電流がこれらのマー
ジンの一つよりも低く保持されまたはこれ以下に降下す
ると、サイリスタによりオフされる。この影響は上述し
たパラメータに応じて経時的に変化するので、安定状態
を形成することが出来ない。クローズとループ制御装置
においては、制御ループの時定数がこの影響に結合する
と発電機フィールド電流に振動が生じて駆動動作にも振
動が発生する。図3の(A)はライン電圧を示し、(B
)はゲート電圧の波形を示し、(C),(D)はゲート
電流期間が短すぎる場合の発電機フィールド電流を示し
ている。(C)において、発電機フィールド電流波、ゲ
ート電圧の印加によって上昇を開始し、、ゲート電圧消
滅以前にサイリスタのラッチ電流が得られれば、保持さ
れる。しかしながら、ラッチ電流が得られない場合には
、発電機フィールド電流はゼロまで降下する(C)。(
C)においては、発電機フィールド電流が保持電流を下
回った場合に、発電機フィールド電流が急激に降下する
ことが示されている。
【0014】第二の理由は、ゲート電流が、サイリスタ
電流がゼロまで効果した後まで継続された場合に、サイ
リスタに反転オフ電圧によるストレスが生じることであ
る。この場合、反転サイリスタ電流が多量に流れて、熱
損失を発生する。また、サイリスタが、半波中で遅れて
点弧された場合には、平均反転電流が順方向電流よりも
大きくなり平均が負の発電機フィールド電流となる。
【0015】この影響は、フィールド電流が整流器の負
極に接続された第二の部分によってスイッチングが制御
される場合には一層やっかいとなる。弧の場合、フィー
ルド電流は以前の方向に、整流器の第二の部分のサイリ
スタP反転電流によって決定される平均値に向かって増
加する。これはトルクの遷移を生じ、駆動に振動を発生
する。
【0016】図3の(E)及び(F)はゲート信号が負
の半波まで継続された場合の、発電機フィールド電流を
示している。
【0017】本発明の目的は、サイリスタの出力電流の
不連続を検出することにある。
【0018】また、本発明のもう一つの目的は、サイリ
スタ保持電流及びラッチ電流レベルによるサイリスタの
出力電流の振動またははね上がりを防止することにある
【0019】さらに、本発明の目的は、反転サイリスタ
電流が流れた場合におけるサイリスタのストレスによる
熱損失を防止することにある。
【0020】さらに、本発明の目的は、平均発電機フィ
ールド電流が負の値となることを防止することにある。
【0021】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明の第一の構成によれば、所定電流値以下の
整流器のサイリスタの電流を検出して、不連続検出信号
を発生し、前記不連続検出信号に応じて前記整流器のサ
イリスタへのゲート電流を保持するようにしたことを特
徴とするサイリスタ整流器の制御方法が提供される。
【0022】本発明の第二の構成によれば、所定電流値
以下の整流器のサイリスタの電流を検出して、不連続検
出信号を発生し、前記不連続検出信号を反転させてサイ
リスタゲート許可信号を点弧角信号及び不連続検出信号
に応じて発生し、前記点弧角信号とサイリスタゲート許
可信号に応じてチャネリング信号を発生してゲートを開
放する整流器内のサイリスタを指定するようにしたこと
を特徴とする供給電圧の所定角度でサイリスタを点呼し
てサイリスタに電流を流通させるサイリスタ整流器のサ
イリスタ点弧方法が提供される。
【0023】本発明の第三の構成によれば、所定電流値
以下の整流器のサイリスタの電流を検出して、不連続検
出信号を発生する手段と、前記不連続検出信号に応じて
前記整流器のサイリスタへのゲート電流を保持する手段
とによって構成したことを特徴とするサイリスタ整流器
の制御装置が提供される。
【0024】本発明の第四の構成によれば、所定電流値
以下の整流器のサイリスタの電流を検出して、不連続検
出信号を発生する手段と、前記不連続検出信号を反転さ
せてサイリスタゲート許可信号を点弧角信号及び不連続
検出信号に応じて発生する手段と、前記点弧角信号とサ
イリスタゲート許可信号に応じてチャネリング信号を発
生してゲートを開放する整流器内のサイリスタを指定す
る手段とによって構成したことを特徴とする供給電圧の
所定角度でサイリスタを点呼してサイリスタに電流を流
通させるサイリスタ整流器のサイリスタ点弧装置が提供
される。
【0025】
【実施例】以下に本発明の実施例を、レオナード型エレ
ベータ装置を例として説明する。なお、本発明は、以下
に示す実施例に限定されるものではなく、種々の構成に
おいて採用し得るものである。
【0026】図4は、本発明によるサイリスタ点弧電流
の発生回路を示している。この方法は、点弧指令の許可
処理19とチャネリング処理20とゲート処理21に分
かれている。図5はこれらの角処理によって与えられる
タイミング信号を示している。
【0027】処理の入力信号として、電流調整器4は、
電流方向信号Dと、SCRゲート点弧指令Fを供給し、
オフ状態検出器22はオフ状態信号Oを供給し、主検出
器16は同期信号Sと、負の半波においてロー、正の半
波においてハイとなる矩形を供給する。同期信号Sの状
態は、主電圧のゼロクロスに応じて変化する。処理結果
の出力として、4つの点弧信号(G1,G2,G3,G
4)が図1のサイリスタを点弧するために発生される。 方向信号Dは信号調整器によって与えられる。
【0028】調整器7の時点f1乃至f6の点弧角に対
応して、発電機フィールド内の電流Igfが流れる。電
流は、時点X3乃至X6で不連続となる。
【0029】オフ状態検出器22(図4、図6)は発電
機フィールド電流Igfの不連続を検出して対応するオ
フ状態信号Oを発生する。遮断抵抗23は、サイリスタ
整流器6より与えられる電流を受ける。遮断抵抗の電圧
は発電機フィールド電流を与えるオフ状態検出器22に
よって測定される。オフ状態検出器の出力信号Oは、電
流が流れている場合論理値ゼロとなり、流れていない場
合には論理値1となる。この信号は論理回路19に供給
される。論理回路19は、サイリスタ点弧電流を波形成
形する。
【0030】Iscrのオン/オフのデューティー比は
電流の不連続の長さを示す。オフ状態検出器は以下の動
作を行う。SCR変換器の電流は図6の遮断抵抗23R
shによって計測され、Iscrのオフ状態は4つの比
較器24の出力レベルによって検出される。なおこの比
較器は遮断抵抗の電圧に応じて状態を変化する。二つの
論理信号V1,V2が光学的に結合された遮断器25に
供給する。Iscrが流れている間、V1,V2は等し
い値となる。Iscrは消滅すると、V1,V2が異な
る値となる。V1,V2は論理XOR26に供給される
。XORNO出力がPWM信号となる。XORの出力信
号OはIscrが流れていない場合には論理値1となり
、流れている場合には論理値0となる。
【0031】点弧指令許可処理19は、点弧指令Fと、
オフ状態信号Oに応じて起動され、点弧指令許可信号E
(図5)を供給する。点弧指令許可信号Eはゲート電流
がいずれかのサイリスタに流れるタイミングを決定する
。点弧指令Fは点弧指令許可信号Eをオフ状態信号Oと
独立に設定し、サイリスタを点弧する。サイリスタの点
弧がフィールド電流が流れているときのみに制限される
とすると、不連続電流においてはすべてのサイリスタを
点弧出来ないこととなる。従って、点弧指令許可信号E
は、オフ状態信号がハイの場合にも設定される。従って
、信号Eは、点弧指令Fがハイ場合、強制的に論理値1
とされ、オフ状態検出の効果を停止させる。信号Fが主
電圧の半波の終端付近で0になる。しかしながら不連続
の電流は次の半波の開始点近傍で現れることがある。
【0032】オフ状態信号Oは、発電フィールドの電流
がゼロになると点弧指令許可信号E遮断して、サイリス
タの点弧を終了させる(図5)。点弧指令許可処理は、
二つのD−フリップフロップ27,28(図7)を使用
して行われる。オフ状態検出出力Oは第一のフリップフ
ロップ27に与えられ、クロック入力がハイの時にこれ
を通過させる。第二のフリップフロップ28は点弧角指
令信号を、クロック入力がハイのときに通過させる。第
二のフリップフロップ28の反転出力によって第一のフ
リップフロップ27はリセットされる。第一のフリップ
フロップ27の反転出力が点弧指令許可信号となる。
【0033】本発明の残りのステップは、点弧するサイ
リスタの選択処理である。
【0034】処理20は点弧指令許可信号Eと、点弧指
令F及び同期信号Sに応じて起動され、二つの点弧指令
チャネリング信号C1,C2(図4、図5、図7)を形
成する。点弧指令チャネリング信号は正の半波の新たな
点弧角においていずれのサイリスタを点弧するかを決定
するとともに、主電圧の負の半波において点弧するサイ
リスタも決定する。点弧指令チャンネング処理20はフ
リップフロップと論理ANDゲート(図7)によって行
われる。第三のD−フリップフロップは同期信号Sとフ
リップフロップ28の出力に応じて動作する。フリップ
フロップ29の非反転出力と反転出力は一対のANDゲ
ート30に供給される。このチャンネリング用フリップ
フロップに換えてインバータを使用することも可能であ
る。しかしながら、好適実施例においては、フリップフ
ロップをチャンネリング信号を主電圧に同期させるため
に使用して遅延の伝搬を防止している。
【0035】最後にゲート処理21は、点呼指令チャネ
リング信号C1,C2と方向信号Dとに応じて4つの点
弧信号(G1,G2,G3,G4)を形成し、これらは
それぞれSCRT1,T2,T3,T4に対応する。方
向信号Dは正の発電機フィールド電流に対して論理値1
、負の発電機フィールド電流に対して論理値0となる。 発電機フィールド電流は、一般にエレベータの正の方向
に対して正となっている。しかしながら減速期間(回生
期間)の終端において方向が変化して、負の発電機アマ
チャ電圧を発生してアマチャ電流を低速においても保持
するようになっている。点弧信号G3,G4は正の発電
機フィールド電流を発生し、点弧信号G1,G2は負の
発電機フィールド電流を発生する。Dがハイの間、サイ
リスタT1,T2は導通しない。また、Dがローの場合
、T3,T4は導通しない。発電機フィールド電流の方
向が変化する場合、方向信号が反転する。回路の短絡を
防止するために、新しい方向のサイリスタは、第一の方
向の電流がゼロとなってから点弧される。図5は電流が
流れるサイリスタが点弧されることを示している。不連
続電流の場合、発電機フィールド電流がゼロトなるとサ
イリスタの点弧信号はカットオフされる。一方、連続電
流の場合、点弧信号は、次のサイリスタが点弧されると
カットオフされる。方向信号Dが反転した場合(図5)
一つのサイリスタ(T4)がオンの場合、T4がオンの
間はゲート電流はT1にスイッチされない。 これは、T1,T4が同時にオンすることによる短絡回
路の形成を防止するためである。
【0036】第4のDフリップフロップ31と4つのA
NDゲート32が上記の反転切り替えに使用される。な
お、この構成は本発明の必須な構成ではなく、適宜変更
可能なものである。
【0037】電流調整器からの点弧信号Fとオフ状態検
出信号Oは点弧指令許可処理19に送られる。点弧指令
許可処理19はサイリスタの一つに電流がある場合、即
ちオフ検出信号がローの場合は点弧指令許可信号をハイ
に保持する。点弧指令許可信号は、点弧指令がハイの間
ハイに維持される。点弧指令許可信号は、点弧指令がト
リガされた後もハイに維持される、サイリスタの電流が
ゼロとなるとローとなる。
【0038】
【発明の効果】上記のように本発明によれば、サイリス
タの出力電流の不連続を検出することが出来る。また、
本発明によれば、サイリスタ保持電流及びラッチ電流レ
ベルによるサイリスタの出力電流の振動またははね上が
りを防止することが出来る。また、さらに、本発明によ
れば、反転サイリスタ電流が流れた場合におけるサイリ
スタのストレスによる熱損失を防止することが出来る。 さらに、本発明によれば、平均発電機フィールド電流が
負の値となることを防止することが出来る。
【0039】なお、本発明は、上記の構成に限定される
ものではなく、種々の変更、変形が可能であり、上記に
示した実施例は、本発明を実施する為の一態様を示すも
のである。従って、本発明は、特許請求の範囲の記載か
ら逸脱しない一切の構成を包含するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】サイリスタ整流器を使用したレオナード駆動装
置のブロック図である。
【図2】従来のシステムの入出力のタイミングチャート
である。
【図3】サイリスタの動作を示すタイミングチャートで
ある。
【図4】本発明の装置のブロック図である。
【図5】本発明のサイリスタ制御に使用するタイミング
信号を示す図である。
【図6】本発明に用いるオフ状態検出器のブロック図で
ある。
【図7】図4の部分を示すブロック図である。
【符号の説明】
4  電流調整器 16  主検出器 19  点弧指令許可処理 20  チャネリング処理 21  ゲート処理 22  オフ状態検出器

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  所定電流値以下の整流器のサイリスタ
    の電流を検出して、不連続検出信号を発生し、前記不連
    続検出信号に応じて前記整流器のサイリスタへのゲート
    電流を保持するようにしたことを特徴とするサイリスタ
    整流器の制御方法。
  2. 【請求項2】  所定電流値以下の整流器のサイリスタ
    の電流を検出して、不連続検出信号を発生し、前記不連
    続検出信号を反転させてサイリスタゲート許可信号を点
    弧角信号及び不連続検出信号に応じて発生し、前記点弧
    角信号とサイリスタゲート許可信号に応じてチャネリン
    グ信号を発生してゲートを開放する整流器内のサイリス
    タを指定するようにしたことを特徴とする供給電圧の所
    定角度でサイリスタを点呼してサイリスタに電流を流通
    させるサイリスタ整流器のサイリスタ点弧方法。
  3. 【請求項3】  所定電流値以下の整流器のサイリスタ
    の電流を検出して、不連続検出信号を発生する手段と、
    前記不連続検出信号に応じて前記整流器のサイリスタへ
    のゲート電流を保持する手段とによって構成したことを
    特徴とするサイリスタ整流器の制御装置。
  4. 【請求項4】所定電流値以下の整流器のサイリスタの電
    流を検出して、不連続検出信号を発生する手段と、前記
    不連続検出信号を反転させてサイリスタゲート許可信号
    を点弧角信号及び不連続検出信号に応じて発生する手段
    と、前記点弧角信号とサイリスタゲート許可信号に応じ
    てチャネリング信号を発生してゲートを開放する整流器
    内のサイリスタを指定する手段とによって構成したこと
    を特徴とする供給電圧の所定角度でサイリスタを点呼し
    てサイリスタに電流を流通させるサイリスタ整流器のサ
    イリスタ点弧装置。
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