JPH0428918A - 温度センサを備えたガス調理器 - Google Patents
温度センサを備えたガス調理器Info
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- JPH0428918A JPH0428918A JP20710190A JP20710190A JPH0428918A JP H0428918 A JPH0428918 A JP H0428918A JP 20710190 A JP20710190 A JP 20710190A JP 20710190 A JP20710190 A JP 20710190A JP H0428918 A JPH0428918 A JP H0428918A
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Landscapes
- Regulation And Control Of Combustion (AREA)
- Control Of Combustion (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
この発明は、調理用容器の温度を検出するための温度セ
ンサを備えたガス調理器に関す・る。
ンサを備えたガス調理器に関す・る。
[従来の技術]
従来より、温度センサを遮熱筒で包み、燃焼炎からの熱
の影響を低減させるとともに遮熱筒内に冷却空気が流れ
るようにし、正確な調理用容器の温度検出ができるよう
にしたガス調理器が提案されている(特開昭62−10
2033号公報、実開昭59−188014号公報)。
の影響を低減させるとともに遮熱筒内に冷却空気が流れ
るようにし、正確な調理用容器の温度検出ができるよう
にしたガス調理器が提案されている(特開昭62−10
2033号公報、実開昭59−188014号公報)。
[発明が解決しようとする課題]
しかるに従来例は、遮熱筒が上方に位置するため、ガス
バーナでの燃焼に伴う上昇気流により遮熱筒の下端から
筒内の空気が外に吸引されて、遮熱筒内に冷却空気が円
滑に流れにくく、また、遮熱筒の上端よりガスバーナで
の燃焼による熱気が吸い込まれて温度センサの周囲の雰
囲気温度が高温となり、温度センサはその温度を検知し
てしまうという欠点があった。
バーナでの燃焼に伴う上昇気流により遮熱筒の下端から
筒内の空気が外に吸引されて、遮熱筒内に冷却空気が円
滑に流れにくく、また、遮熱筒の上端よりガスバーナで
の燃焼による熱気が吸い込まれて温度センサの周囲の雰
囲気温度が高温となり、温度センサはその温度を検知し
てしまうという欠点があった。
この発明の目的は、調理用容器の温度を検出するための
温度センサと、該温度センサを燃焼炎からの熱を防ぐた
めの遮熱筒とを備えたガス調理器において、送風機など
特別の装置を用いずに遮熱筒内に冷却空気が円滑に供給
でき、これにより、被加熱物の温度検出が正確にできる
温度センサを備えたガス調理器の提供にある。
温度センサと、該温度センサを燃焼炎からの熱を防ぐた
めの遮熱筒とを備えたガス調理器において、送風機など
特別の装置を用いずに遮熱筒内に冷却空気が円滑に供給
でき、これにより、被加熱物の温度検出が正確にできる
温度センサを備えたガス調理器の提供にある。
[課題を解決するための手段]
上記目的達成のため、この発明の、温度センサを備えた
ガス調理器は次の構成を採用した。
ガス調理器は次の構成を採用した。
(1)中心が上下方向の空所となっている環状のガスバ
ーナと、前記空所に配され、前記ガスバーナへの二次空
気通路を形成する通路壁と、筒体の上端に感温素子を組
み込んでなるとともに、前記ガスバーナの上方に設置さ
れる調理用容器に当接するように前記空所に配され、こ
の容器の温度を検知する温度センサと、通気路を設けて
前記温度センサを包囲する遮熱筒と、前記温度センサが
設定温度を検知するとガスバーナの燃焼量を制御する制
御装置とを備えてなる、温度センサを備えたガス調理器
において、前記通路壁の内径が最も小さい部分の中間位
置より下方に、前記遮熱筒の下端を設定した。
ーナと、前記空所に配され、前記ガスバーナへの二次空
気通路を形成する通路壁と、筒体の上端に感温素子を組
み込んでなるとともに、前記ガスバーナの上方に設置さ
れる調理用容器に当接するように前記空所に配され、こ
の容器の温度を検知する温度センサと、通気路を設けて
前記温度センサを包囲する遮熱筒と、前記温度センサが
設定温度を検知するとガスバーナの燃焼量を制御する制
御装置とを備えてなる、温度センサを備えたガス調理器
において、前記通路壁の内径が最も小さい部分の中間位
置より下方に、前記遮熱筒の下端を設定した。
(2)中心が上下方向の空所となっている環状のガスバ
ーナと、前記空所に配され、前記ガスバーナへの二次空
気通路を形成する通路壁と、筒体の上端に感温素子を組
み込んでなるとともに、前記ガスバーナの上方に設置さ
れる調理用容器に当接するように前記空所に配され、こ
の容器の温度を検知する温度センサと、通気路を設けて
前記温度センサを包囲する遮熱筒と、前記温度センサが
設定温度を検知するとガスバーナの燃焼量を制御する制
御装置とを備えてなる、温度センサを備えたガス調理器
において、前記遮熱筒の下端を前記通路壁の最下端より
下方に設定した。
ーナと、前記空所に配され、前記ガスバーナへの二次空
気通路を形成する通路壁と、筒体の上端に感温素子を組
み込んでなるとともに、前記ガスバーナの上方に設置さ
れる調理用容器に当接するように前記空所に配され、こ
の容器の温度を検知する温度センサと、通気路を設けて
前記温度センサを包囲する遮熱筒と、前記温度センサが
設定温度を検知するとガスバーナの燃焼量を制御する制
御装置とを備えてなる、温度センサを備えたガス調理器
において、前記遮熱筒の下端を前記通路壁の最下端より
下方に設定した。
し作用および発明の効果]
(請求項1について)
遮熱筒は、その下端が環状のガスバーナへの二次空気通
路を形成する通路壁の内径が最も小さい部分(流速が最
も大きく、これにより静圧が最も小さい部分)の中間位
置より下方に位置するため、遮熱筒の下端において、通
路壁と遮熱筒との間の上方への空気の吸引力が、遮熱筒
内への空気の吸引力より大きくならず、遮熱筒内へ必要
な冷却空気を流すことができ、燃焼炎からの熱によって
高温となった雰囲気温度を温度センサが検知して制御装
置を誤作動させてしまうことが防止できる9(請求項2
について) 遮熱筒は、その下端が通路壁の最下端より下方に位置す
るため、遮熱筒の下端において、通路壁と遮熱筒との間
の上方への空気の吸引力が遮熱筒内への空気の吸引力よ
り大きくならず、遮熱筒内へ必要な冷却空気を流すこと
ができ、燃焼炎からの熱によって高温となった雰囲気温
度を温度センサが検知して制御装置を誤作動させてしま
うことが防止できる。
路を形成する通路壁の内径が最も小さい部分(流速が最
も大きく、これにより静圧が最も小さい部分)の中間位
置より下方に位置するため、遮熱筒の下端において、通
路壁と遮熱筒との間の上方への空気の吸引力が、遮熱筒
内への空気の吸引力より大きくならず、遮熱筒内へ必要
な冷却空気を流すことができ、燃焼炎からの熱によって
高温となった雰囲気温度を温度センサが検知して制御装
置を誤作動させてしまうことが防止できる9(請求項2
について) 遮熱筒は、その下端が通路壁の最下端より下方に位置す
るため、遮熱筒の下端において、通路壁と遮熱筒との間
の上方への空気の吸引力が遮熱筒内への空気の吸引力よ
り大きくならず、遮熱筒内へ必要な冷却空気を流すこと
ができ、燃焼炎からの熱によって高温となった雰囲気温
度を温度センサが検知して制御装置を誤作動させてしま
うことが防止できる。
[実施例]
次に本発明を第1図〜第7図に示す第1実施例に基づい
て説明する。
て説明する。
第1図は、本発明の、温度センサを備えたガス調理器で
あるガステープル1を示し、このガステ−プル1には、
2つのガスこんろ2.2Aと、内部にグリル内箱が設け
られたグリルとが設けられている。また、このガステー
プル1の正面(手前側)には、各ガスこんろ2.2Aを
それぞれ操作するための点消火ボタン21.21Aと、
各ガスこんろ2.2Aの作動状態を設定するための操作
パネル10が設けられている。
あるガステープル1を示し、このガステ−プル1には、
2つのガスこんろ2.2Aと、内部にグリル内箱が設け
られたグリルとが設けられている。また、このガステー
プル1の正面(手前側)には、各ガスこんろ2.2Aを
それぞれ操作するための点消火ボタン21.21Aと、
各ガスこんろ2.2Aの作動状態を設定するための操作
パネル10が設けられている。
各ガスこんろ2.2Aは、中心に上下方向の空所30.
30Aを有するとともに、外周に円環状の炎口が設けら
れたガスバーナ3.3Aを備える。
30Aを有するとともに、外周に円環状の炎口が設けら
れたガスバーナ3.3Aを備える。
前記各空所30.30Aには、温度センサ4が装着され
ている。温度センサ4には、ガスバーナでの燃焼による
発熱により、正確な温度の検出ができなくなることを防
止するため、遮熱筒5が取り付けられている。温度セン
サ4は、第3図〜第5図に示すセンサ昇降手段6を有し
、その上方に設置されて加熱される鍋Bなど調理用容器
の底に当接する接触位置に」−昇して、該容器の温度を
検知できるとともに、該鍋Bに接しない非接触位置に降
下できるよう昇降可能となっている。
ている。温度センサ4には、ガスバーナでの燃焼による
発熱により、正確な温度の検出ができなくなることを防
止するため、遮熱筒5が取り付けられている。温度セン
サ4は、第3図〜第5図に示すセンサ昇降手段6を有し
、その上方に設置されて加熱される鍋Bなど調理用容器
の底に当接する接触位置に」−昇して、該容器の温度を
検知できるとともに、該鍋Bに接しない非接触位置に降
下できるよう昇降可能となっている。
前記温度センサ4は、第6図に示すモータ制御回路60
により制御され、ガスバーナ3.3Aの点火操作に応じ
て非接触位置から接触位置に上昇し、第7図に示す安全
電磁弁73と温度センサ4からなる安全装置7を作動さ
せる。71は高温調理用ボタンであり、このボタン71
が操作されたとき前記温度センサ4を下降させて非接触
位置に設定させて鍋底温度の検知による被調理物の温度
管理を中止するが、前記安全装置7の作用は維持させる
。
により制御され、ガスバーナ3.3Aの点火操作に応じ
て非接触位置から接触位置に上昇し、第7図に示す安全
電磁弁73と温度センサ4からなる安全装置7を作動さ
せる。71は高温調理用ボタンであり、このボタン71
が操作されたとき前記温度センサ4を下降させて非接触
位置に設定させて鍋底温度の検知による被調理物の温度
管理を中止するが、前記安全装置7の作用は維持させる
。
温度センサ4の構造を第2図に示す、この温度センサ4
は、中空のシャフト41の上端外周にピストン42を固
定し、このピストン42にシリンダ43が滑動自在に外
嵌めしである。シリンダ43は内部に収容されているリ
ターンスプリング44により、上向きに付勢されている
。シリンダ43の上端にセラミック製で段付き軸孔45
1を有する断熱性ホルダ45を嵌めて固定し、該軸孔4
51に円盤状の頭部461と筒状の脚部462からなる
金属製集熱栓46を嵌め込み、該脚部462内へ、ガラ
ス47で封着した小型のサーミスタ48を固着しである
。このサーミスタ48のリード線49は前記シャフト4
1およびシリンダ43内に挿通して配されている。
は、中空のシャフト41の上端外周にピストン42を固
定し、このピストン42にシリンダ43が滑動自在に外
嵌めしである。シリンダ43は内部に収容されているリ
ターンスプリング44により、上向きに付勢されている
。シリンダ43の上端にセラミック製で段付き軸孔45
1を有する断熱性ホルダ45を嵌めて固定し、該軸孔4
51に円盤状の頭部461と筒状の脚部462からなる
金属製集熱栓46を嵌め込み、該脚部462内へ、ガラ
ス47で封着した小型のサーミスタ48を固着しである
。このサーミスタ48のリード線49は前記シャフト4
1およびシリンダ43内に挿通して配されている。
本実施例では小型のサーミスタ48を使用し、セラミッ
ク製の断熱性ホルダ45が周囲を覆っているため、この
サーミスタ48が集熱した鍋底の熱をシリンダ43およ
びシャフト41など外部へ逃しにくく、また、温度セン
サ4周囲の雰囲気温度の影響を受けにくい。
ク製の断熱性ホルダ45が周囲を覆っているため、この
サーミスタ48が集熱した鍋底の熱をシリンダ43およ
びシャフト41など外部へ逃しにくく、また、温度セン
サ4周囲の雰囲気温度の影響を受けにくい。
遮熱筒5は、ステンレス製で直径12〜16mmのパイ
プを切断してなり、前記シリンダ43の外周に同軸的に
スポット溶接され、温度センサ4と一体となって動く、
また、遮熱筒5と温度センサ4との間に幅員1〜3mm
の冷却空気の流Nr5Aを形成するとともに、ガスバー
ナ3 (3A)の内周壁である通路壁31問に燃焼のた
めの二次空気通路5Bを形成している。遮熱筒5の上部
外周には、直径3〜5mmの排気穴50が一定の角度間
隔で開けられている。この排気穴5oは、環状のガスバ
ーナ3 (3A)の上面に一定の角度間隔に設けられた
内側炎口33に対向しないよう角度をずらして設けられ
ている。これによって、内側炎口33の燃焼炎による熱
が直接遮熱筒5内部に入り込み、温度センサ4周囲の雰
囲気温度を上昇させることを防止している。第3図に示
す如く、遮熱筒5の上端51は温度センサ4の上端であ
る集熱栓46の上端面より幾分低いレベルに設定され、
温度センサ4が持ち上げられて鍋Bの底に接触している
とき、および鍋Bを置かないとき集熱栓46の上端と前
記上端51との間には2〜5mmの隙間りが常に一定に
開くようになっている。
プを切断してなり、前記シリンダ43の外周に同軸的に
スポット溶接され、温度センサ4と一体となって動く、
また、遮熱筒5と温度センサ4との間に幅員1〜3mm
の冷却空気の流Nr5Aを形成するとともに、ガスバー
ナ3 (3A)の内周壁である通路壁31問に燃焼のた
めの二次空気通路5Bを形成している。遮熱筒5の上部
外周には、直径3〜5mmの排気穴50が一定の角度間
隔で開けられている。この排気穴5oは、環状のガスバ
ーナ3 (3A)の上面に一定の角度間隔に設けられた
内側炎口33に対向しないよう角度をずらして設けられ
ている。これによって、内側炎口33の燃焼炎による熱
が直接遮熱筒5内部に入り込み、温度センサ4周囲の雰
囲気温度を上昇させることを防止している。第3図に示
す如く、遮熱筒5の上端51は温度センサ4の上端であ
る集熱栓46の上端面より幾分低いレベルに設定され、
温度センサ4が持ち上げられて鍋Bの底に接触している
とき、および鍋Bを置かないとき集熱栓46の上端と前
記上端51との間には2〜5mmの隙間りが常に一定に
開くようになっている。
また、遮熱筒5の下端52は、鍋Bが1がれて温度セン
サ4の上端が底に接触している場合、および鍋Bが置か
れず、温度センサ4のシリンダ43内に収容されている
リターンスプリング44の上方への付勢力により、温度
センサ4および遮熱筒5が上方に位置している場合にお
いても、ガスバーナ3 (3A)の空所30 (30A
>に二次空気通路5Bを形成する通路壁31の最小内径
部31aの少なくとも中間位N311より下位、望まし
くは最小内径部31aの下方に設定しである。この最小
内径部31aは、上昇気流の流速が最も大きく、その結
果空所30 (30A)内において静圧が最も小さい部
分となっている。前記遮熱筒の下端52はこの中間位置
311より下方に位置するため、低い静圧による吸引作
用を受けず、遮熱筒内へ必要な冷却空気を流すことがで
きる。これにより、ガスバーナ3 (3A)で吸引され
る空気の上昇気流(矢印A)の影響を受けず、矢印Kに
示す如く遮熱筒の下端52から冷却空気が吸い込まれ、
前記隙間りおよび排気穴50から排出される。よって、
温度センサ4の周囲に十分な冷却空気が供給され、温度
センサ4はガスバーナ3(3A)での発熱により高温と
なった雰囲気温度の影響を受ける割合が低減でき、鍋B
の温度を正確に検出できる。また、鍋Bを置かない場合
においても同様に、十分な冷却空気の供給と、ガスバー
ナ3 (3A>の発熱の影響を低減でき、温度センサ4
が高温となった雰囲気温度を検知して安全装置7が働き
、消火してしまうことがない。従って、@Bを交換する
場合などに再点火操作を行う必要がなく使い勝手がよい
、この実施例の如く、ガスバーナ3 (3A)が、外周
炎口32に加えて、内側炎口33を備えたタイプの場合
は、ガスバーナ3 (3A)で吸引される空気の上昇気
流が強く、かつ内側炎口33の炎Fにより温度センサ4
が加熱されやすいので、この発明の遮熱筒5がとくに有
効となる。もし遮熱筒の下端52が、前記中間位置より
上位にあると、矢印Aの上昇気流により、矢印Cに示す
如く、遮熱筒5内を上昇する気流が吸引され、冷却空気
の供給が不十分になるとともに、また、遮熱筒5の上端
よりガスバーナ3(3A)の燃焼による矢印りの熱気が
吸い込まれて温度センサ4の周囲の雰囲気温度が高温と
なる。
サ4の上端が底に接触している場合、および鍋Bが置か
れず、温度センサ4のシリンダ43内に収容されている
リターンスプリング44の上方への付勢力により、温度
センサ4および遮熱筒5が上方に位置している場合にお
いても、ガスバーナ3 (3A)の空所30 (30A
>に二次空気通路5Bを形成する通路壁31の最小内径
部31aの少なくとも中間位N311より下位、望まし
くは最小内径部31aの下方に設定しである。この最小
内径部31aは、上昇気流の流速が最も大きく、その結
果空所30 (30A)内において静圧が最も小さい部
分となっている。前記遮熱筒の下端52はこの中間位置
311より下方に位置するため、低い静圧による吸引作
用を受けず、遮熱筒内へ必要な冷却空気を流すことがで
きる。これにより、ガスバーナ3 (3A)で吸引され
る空気の上昇気流(矢印A)の影響を受けず、矢印Kに
示す如く遮熱筒の下端52から冷却空気が吸い込まれ、
前記隙間りおよび排気穴50から排出される。よって、
温度センサ4の周囲に十分な冷却空気が供給され、温度
センサ4はガスバーナ3(3A)での発熱により高温と
なった雰囲気温度の影響を受ける割合が低減でき、鍋B
の温度を正確に検出できる。また、鍋Bを置かない場合
においても同様に、十分な冷却空気の供給と、ガスバー
ナ3 (3A>の発熱の影響を低減でき、温度センサ4
が高温となった雰囲気温度を検知して安全装置7が働き
、消火してしまうことがない。従って、@Bを交換する
場合などに再点火操作を行う必要がなく使い勝手がよい
、この実施例の如く、ガスバーナ3 (3A)が、外周
炎口32に加えて、内側炎口33を備えたタイプの場合
は、ガスバーナ3 (3A)で吸引される空気の上昇気
流が強く、かつ内側炎口33の炎Fにより温度センサ4
が加熱されやすいので、この発明の遮熱筒5がとくに有
効となる。もし遮熱筒の下端52が、前記中間位置より
上位にあると、矢印Aの上昇気流により、矢印Cに示す
如く、遮熱筒5内を上昇する気流が吸引され、冷却空気
の供給が不十分になるとともに、また、遮熱筒5の上端
よりガスバーナ3(3A)の燃焼による矢印りの熱気が
吸い込まれて温度センサ4の周囲の雰囲気温度が高温と
なる。
なお、前記下端52は、通路壁31の最小内径部31a
の下方に設定することにより冷却空気の供給がより確実
に増大できる。
の下方に設定することにより冷却空気の供給がより確実
に増大できる。
センサ昇降手段6は、箱状の基枠61の外面に減速機付
きサーボモータ62を固定し、前記基枠61内にモータ
62によって駆動される偏心カム63が設けられている
。カム63にはピン64が突設され、ビン64は前記セ
ンサのシャフト41の下端に固定されているスライダー
65に設けられた長穴に摺動自在に係合されている。ま
た、基枠61の天井には、前記シャフト41を滑動自在
に保持するガイドブツシュ66が取り付けられている。
きサーボモータ62を固定し、前記基枠61内にモータ
62によって駆動される偏心カム63が設けられている
。カム63にはピン64が突設され、ビン64は前記セ
ンサのシャフト41の下端に固定されているスライダー
65に設けられた長穴に摺動自在に係合されている。ま
た、基枠61の天井には、前記シャフト41を滑動自在
に保持するガイドブツシュ66が取り付けられている。
このセンサ昇降手段6は、前記カム63に設けちれた切
欠き67およびこの切欠き67が左横に位置したとき切
り替わるマイクロスイッチ68、切欠き67が右横に位
置したとき切り替わるマイクロスイッチ69を有する。
欠き67およびこの切欠き67が左横に位置したとき切
り替わるマイクロスイッチ68、切欠き67が右横に位
置したとき切り替わるマイクロスイッチ69を有する。
これらマイクロスイッチ68.69は、前記サーボモー
タ62、ガスバーナの点消火ボタン21のスイッチ21
SWおよび高温調理用ボタン71のスイッチ71 SW
と第6図に示す如く接続されて前記モータ制御回路60
を構成している。
タ62、ガスバーナの点消火ボタン21のスイッチ21
SWおよび高温調理用ボタン71のスイッチ71 SW
と第6図に示す如く接続されて前記モータ制御回路60
を構成している。
次にこのガステープルの作用を第6図とともに説明する
。
。
ガスこんろ2 (2A)の不使用時には、点消火ボタン
21の操作により切り替わる点火スイッチ21 SWが
消火位Hbに設定され、マイクロスイッチ68はe側、
マイクロスイッチ69はカム63の切欠き67が第4図
に示す右横の位置でh側に切り替わっており、センサ4
は鍋Bに接触しない非接触位置に降下されている。
21の操作により切り替わる点火スイッチ21 SWが
消火位Hbに設定され、マイクロスイッチ68はe側、
マイクロスイッチ69はカム63の切欠き67が第4図
に示す右横の位置でh側に切り替わっており、センサ4
は鍋Bに接触しない非接触位置に降下されている。
ガスこんろ2 (2A)を使用するときは、点消火ボタ
ン21を押し、点火スイッチ21 SWを点火位置aに
設定する。これにより、モータ62はマイクロスイッチ
68を通じて通電され、第4図に示す矢印Nの方向にカ
ム63を回動させ、センサ4は上昇して第3図に示す位
置に設定される。
ン21を押し、点火スイッチ21 SWを点火位置aに
設定する。これにより、モータ62はマイクロスイッチ
68を通じて通電され、第4図に示す矢印Nの方向にカ
ム63を回動させ、センサ4は上昇して第3図に示す位
置に設定される。
この位置では、切欠き67は左横に位置し、マイクロス
イッチ69はg側、マイクロスイッチ68はf側に切り
替わってモータ62への通電は停止する。これにより、
温度センサ4は、その上端にある集熱栓46が鍋Bの底
に当接する接触位置に上昇する。
イッチ69はg側、マイクロスイッチ68はf側に切り
替わってモータ62への通電は停止する。これにより、
温度センサ4は、その上端にある集熱栓46が鍋Bの底
に当接する接触位置に上昇する。
この状態において、温度センサ4は作用しておリ、鍋B
の温度を検出している。第7図に示す安全装置7におい
て、温度センサ4で検出された鍋Bの温度が設定温度以
上のとき、ガスこんろのガスバーナ3 (3A)への燃
料ガス供給路72に設けである安全電磁弁73は閉弁さ
れてガスバーナ3 (3A)は消火する。
の温度を検出している。第7図に示す安全装置7におい
て、温度センサ4で検出された鍋Bの温度が設定温度以
上のとき、ガスこんろのガスバーナ3 (3A)への燃
料ガス供給路72に設けである安全電磁弁73は閉弁さ
れてガスバーナ3 (3A)は消火する。
ガスこんろの使用を停止するとき、点消火ボタン21を
押すと、点火スイッチ21 SWが消火位置すに復帰さ
れ、g側に切り替わっているマイクロスイッチ69を介
してモータ62へ通電がなされる。カム63は第3図に
示す矢印Nの方向へさらに180度回動じてセンサ4を
元の第4図に示す非接触位置に降下させる。
押すと、点火スイッチ21 SWが消火位置すに復帰さ
れ、g側に切り替わっているマイクロスイッチ69を介
してモータ62へ通電がなされる。カム63は第3図に
示す矢印Nの方向へさらに180度回動じてセンサ4を
元の第4図に示す非接触位置に降下させる。
この実施例では、第1図に示す如く、ガステープル1の
前面に、高温調理を行うための高温調理用ボタン71を
設けている。ガスこんろ2 (2A)を高温調理に使用
するときは、点消火ボタン21の操作に続いて高温調理
用ボタン71を押す、これにより、センサ4は、第6図
に示す如く、点火スイッチ21SWの点火位置a側への
設定により一旦上昇したのち、該点火スイッチ213W
が消火位置す側に設定されたのと同一の結線状態にする
高温調理用スイッチ71 SWの作用により、再び非接
触位置に降下する。このとき第7図に示す温度センサ4
と安全電磁弁73からなる安全装置7の作用は停止して
もよく、あるいは維持されてもよい。
前面に、高温調理を行うための高温調理用ボタン71を
設けている。ガスこんろ2 (2A)を高温調理に使用
するときは、点消火ボタン21の操作に続いて高温調理
用ボタン71を押す、これにより、センサ4は、第6図
に示す如く、点火スイッチ21SWの点火位置a側への
設定により一旦上昇したのち、該点火スイッチ213W
が消火位置す側に設定されたのと同一の結線状態にする
高温調理用スイッチ71 SWの作用により、再び非接
触位置に降下する。このとき第7図に示す温度センサ4
と安全電磁弁73からなる安全装置7の作用は停止して
もよく、あるいは維持されてもよい。
第8図は、第2実施例を示す。
この実施例では、遮熱筒5の上部外周に、長さの短い外
側遮熱筒8をスポット溶接し、排気穴50をカバーして
いる。これにより、排気穴50からの冷却空気の排出が
スムーズに行われるので、燃焼による熱の影響をさらに
確実に防止できる。
側遮熱筒8をスポット溶接し、排気穴50をカバーして
いる。これにより、排気穴50からの冷却空気の排出が
スムーズに行われるので、燃焼による熱の影響をさらに
確実に防止できる。
第9図〜第11図は第3実施例を示す。
この実施例では、遮熱筒5は第11図に示すように、載
置用金具54をスポット溶接55してなり、ガスバーナ
3上に載置される。
置用金具54をスポット溶接55してなり、ガスバーナ
3上に載置される。
本実施例では、遮熱筒5の取外しが自由にできるので遮
熱筒5等の交換や掃除がし易い。
熱筒5等の交換や掃除がし易い。
第12図は、第4実施例を示す。
図において、81は五徳、82は内炎ロバーナ、83は
保持金具、84は中心に通路壁84aを備える汁受、8
5は通路壁84aと遮熱筒5の間に形成されバーナ82
に二次空気を供給する二次空気通路である。
保持金具、84は中心に通路壁84aを備える汁受、8
5は通路壁84aと遮熱筒5の間に形成されバーナ82
に二次空気を供給する二次空気通路である。
本実施例においても、上記実施例と同様、ガスバーナ8
2で吸引される空気の上昇気流(矢印A〉の影響を受け
ず、矢印Kに示すごとく、遮熱筒5の下端52から流路
5A内に冷却空気が流れ、温度センサ4は加熱され難く
、安全装置7の誤作動は起こらない。
2で吸引される空気の上昇気流(矢印A〉の影響を受け
ず、矢印Kに示すごとく、遮熱筒5の下端52から流路
5A内に冷却空気が流れ、温度センサ4は加熱され難く
、安全装置7の誤作動は起こらない。
なお、上記各実施例では制御装置として、温度センサが
所定の温度に達したときガスの供給を停止させる安全装
置7を設けたが、ガスの供給量を減少させて燃焼量を絞
るタイプの装置であっても良い。
所定の温度に達したときガスの供給を停止させる安全装
置7を設けたが、ガスの供給量を減少させて燃焼量を絞
るタイプの装置であっても良い。
第1図〜第7図は本発明の第1実施例を示す。
第1図は本発明のガス調理器を備えたガステープルの斜
視図、第2図は温度センサの一部断面図、第3図および
第4図は、センサ昇降手段を含むガスこんろの要部を示
す正面断面図、第5図はその側面断面図、第6図はモー
タ制御回路の電気回路図、第7図は安全装置の概略図で
ある。 第8図は本発明の第2実施例を示し、その実施例にかか
る温度センサおよび遮熱筒の要部断面図である。 第9図〜第11図は本発明の第3実施例を示す。 第9図および第10図は、センサ昇降手段を含むガスこ
んろの要部を示す正面断面図、第11図は遮熱筒の斜視
図である。 第12図は本発明の第4実施例を示し、その実施例のガ
スこんろの断面図である。
視図、第2図は温度センサの一部断面図、第3図および
第4図は、センサ昇降手段を含むガスこんろの要部を示
す正面断面図、第5図はその側面断面図、第6図はモー
タ制御回路の電気回路図、第7図は安全装置の概略図で
ある。 第8図は本発明の第2実施例を示し、その実施例にかか
る温度センサおよび遮熱筒の要部断面図である。 第9図〜第11図は本発明の第3実施例を示す。 第9図および第10図は、センサ昇降手段を含むガスこ
んろの要部を示す正面断面図、第11図は遮熱筒の斜視
図である。 第12図は本発明の第4実施例を示し、その実施例のガ
スこんろの断面図である。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1)中心が上下方向の空所となっている環状のガスバー
ナと、 前記空所に配され、前記ガスバーナへの二次空気通路を
形成する通路壁と、 筒体の上端に感温素子を組み込んでなるとともに、前記
ガスバーナの上方に設置される調理用容器に当接するよ
うに前記空所に配され、この容器の温度を検知する温度
センサと、 通気路を設けて前記温度センサを包囲する遮熱筒と、 前記温度センサが設定温度を検知するとガスバーナの燃
焼量を制御する制御装置と を備えてなる、温度センサを備えたガス調理器において
、 前記通路壁の内径が最も小さい部分の中間位置より下方
に、前記遮熱筒の下端を設定したことを特徴とする、温
度センサを備えたガス調理器。 2)中心が上下方向の空所となっている環状のガスバー
ナと、 前記空所に配され、前記ガスバーナへの二次空気通路を
形成する通路壁と、 筒体の上端に感温素子を組み込んでなるとともに、前記
ガスバーナの上方に設置される調理用容器に当接するよ
うに前記空所に配され、この容器の温度を検知する温度
センサと、 通気路を設けて前記温度センサを包囲する遮熱筒と、 前記温度センサが設定温度を検知するとガスバーナの燃
焼量を制御する制御装置と を備えてなる、温度センサを備えたガス調理器において
、 前記遮熱筒の下端を前記通路壁の最下端より下方に設定
したことを特徴とする、温度センサを備えたガス調理器
。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2207101A JPH086918B2 (ja) | 1990-04-26 | 1990-08-04 | 温度センサを備えたガス調理器 |
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2-112930 | 1990-04-26 | ||
JP11293090 | 1990-04-26 | ||
JP2207101A JPH086918B2 (ja) | 1990-04-26 | 1990-08-04 | 温度センサを備えたガス調理器 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0428918A true JPH0428918A (ja) | 1992-01-31 |
JPH086918B2 JPH086918B2 (ja) | 1996-01-29 |
Family
ID=26451976
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2207101A Expired - Fee Related JPH086918B2 (ja) | 1990-04-26 | 1990-08-04 | 温度センサを備えたガス調理器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH086918B2 (ja) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS611004U (ja) * | 1984-06-11 | 1986-01-07 | 旭計器株式会社 | ガステ−ブル用サ−モスタツト装置 |
-
1990
- 1990-08-04 JP JP2207101A patent/JPH086918B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS611004U (ja) * | 1984-06-11 | 1986-01-07 | 旭計器株式会社 | ガステ−ブル用サ−モスタツト装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH086918B2 (ja) | 1996-01-29 |
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Legal Events
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