JPH0428881B2 - - Google Patents

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JPH0428881B2
JPH0428881B2 JP60243036A JP24303685A JPH0428881B2 JP H0428881 B2 JPH0428881 B2 JP H0428881B2 JP 60243036 A JP60243036 A JP 60243036A JP 24303685 A JP24303685 A JP 24303685A JP H0428881 B2 JPH0428881 B2 JP H0428881B2
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JP
Japan
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signal
turbine
opc
speed
circuit
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Application number
JP60243036A
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English (en)
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JPS61108812A (ja
Inventor
Yun Chan Howangu Edeii
Shangu Uushi
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CBS Corp
Original Assignee
Westinghouse Electric Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Westinghouse Electric Corp filed Critical Westinghouse Electric Corp
Publication of JPS61108812A publication Critical patent/JPS61108812A/ja
Publication of JPH0428881B2 publication Critical patent/JPH0428881B2/ja
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F01MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; ENGINE PLANTS IN GENERAL; STEAM ENGINES
    • F01KSTEAM ENGINE PLANTS; STEAM ACCUMULATORS; ENGINE PLANTS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; ENGINES USING SPECIAL WORKING FLUIDS OR CYCLES
    • F01K7/00Steam engine plants characterised by the use of specific types of engine; Plants or engines characterised by their use of special steam systems, cycles or processes; Control means specially adapted for such systems, cycles or processes; Use of withdrawn or exhaust steam for feed-water heating
    • F01K7/16Steam engine plants characterised by the use of specific types of engine; Plants or engines characterised by their use of special steam systems, cycles or processes; Control means specially adapted for such systems, cycles or processes; Use of withdrawn or exhaust steam for feed-water heating the engines being only of turbine type
    • F01K7/165Controlling means specially adapted therefor
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F01MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; ENGINE PLANTS IN GENERAL; STEAM ENGINES
    • F01DNON-POSITIVE DISPLACEMENT MACHINES OR ENGINES, e.g. STEAM TURBINES
    • F01D21/00Shutting-down of machines or engines, e.g. in emergency; Regulating, controlling, or safety means not otherwise provided for
    • F01D21/02Shutting-down responsive to overspeed
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01PMEASURING LINEAR OR ANGULAR SPEED, ACCELERATION, DECELERATION, OR SHOCK; INDICATING PRESENCE, ABSENCE, OR DIRECTION, OF MOVEMENT
    • G01P1/00Details of instruments
    • G01P1/07Indicating devices, e.g. for remote indication
    • G01P1/08Arrangements of scales, pointers, lamps or acoustic indicators, e.g. in automobile speedometers
    • G01P1/10Arrangements of scales, pointers, lamps or acoustic indicators, e.g. in automobile speedometers for indicating predetermined speeds

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Combustion & Propulsion (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Control Of Turbines (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
本発明は、タービン制御装置に係わり、特に極
めて正確なタービン速度信号を導出するための過
速度保護制御回路に関する。 蒸気タービン制御の分野においては、プログラ
マブルなデイジタルコンピユータの形態にある一
次コントローラならびに冗長もしくは支援コンピ
ユータを用いた多くのシステムが存在する。監視
し、記憶し、計算を行ない、試験もしくはテスト
を行ない、そして瞬時に判断もしくは判定を行な
うコンピユータの能力に預つて、純機械的な制御
系またはアナログ制御系よりも!?かに優れた高速
で非常に正確な制御系もしくはシステム(装置)
が得られる。 一次コントローラおよび冗長ベースのコントロ
ーラならびにそれぞれ特定の機能を実行するため
にそれ自身のマイクロコンピユータを有する相互
接続され且つ協調関係で配設されたモジユールを
備えた蒸気タービン用の改良されたデイジタル制
御装置が開発されている。この制御装置もしくは
システムは、分配処理を基礎とするものでこのよ
うなモジユラーアーキテクチヤーにより非常に大
きな汎用性もしくは融通性が得られ、単一の故障
によるシステム全体の運転停止ならびに制御損失
の危険は最小限度に抑止される。システムには、
タービン運転を停止する必要なくオンラインでサ
ービスを行なうことができ、装置のサービスもし
くは手入れも最小量の時間内に達成することがで
きる。このような配分もしくは分配処理タービン
制御システムの一例が、本特許願の出願人に譲渡
されている米国特許第4368520号明細書に記述さ
れている。なお、この米国特許明細書は、参考の
ために本明細書において援用する。 上記の米国特許による制御システムは、上記給
入(進入)弁を制御するための複数の弁位置制御
回路を備えており、各回路は個々の弁制御に関す
る信号を発生するベースコントローラと2方向デ
イジタル交信関係にあるそれ自身のプログラマブ
ルなデイジタルコンピユータを備えており、上記
信号を受信する弁位置制御回路は、上記コントロ
ーラから特定の弁に関連の信号を受けるように選
択的にアドレス指定可能であつて、該制御回路は
それが制御している弁に対する個々の弁駆動信号
を発生する。システムは、自動および手動モード
双方で動作可能であり、手動モードの場合には、
総ての弁位置制御回路はオペレータが入力した指
令信号を受けるように機能する。 過速度保護制御(OPCと略称する)のための
2つのチヤンネルが設けられ、各OPCはそれ自
身のプログラマブルなデイジタルコンピユータを
備えておつて、或る速度表示パルス入力信号に応
答して制御目的に用いられる予め定められた有効
RPMタービン速度信号を発生するように動作可
能であり、ベースコントローラにデイジタルデー
タリンクを介して接続されている。 本発明は、速度測定において、迅速な応答時間
ならびに高い精度を有し、1RPMよりも良好な分
解能で正確な速度測定信号を得ることを可能にす
る改良された過速度保護制御装置、即ちOPC装
置を提供するものである。さらに、この改良され
たOPC装置は、例えばボイラ給水ポンプタービ
ン、火力発電用タービンならびに原子力発電用タ
ービンのような異なつたタービン系で遭遇し得る
異なつた定格速度で動作することができる。 本発明によれば、タービンに対する原動流体給
入を制御するための複数の原動流体給入弁制御回
路と2方向デイジタルデータ交信関係にある少な
くとも1つの中央コントローラを有する過速度保
護装置を備えたタービン制御装置において、それ
ぞれ上記コントローラと2方向デイジタルデータ
交信関係にあるプログラマブルなデイジタルコン
ピユータ手段を含む少なくとも3つのOPC回路
と、タービン軸回転速度を表わす各出力信号を発
生するように配置された少なくとも3つの速度ト
ランスジユーサとを備え、上記OPC回路の各々
は、上記速度トランスジユーサ出力信号のうちの
関連の1つの出力信号を、受信した速度トランス
ジユーサ出力信号の周波数よりも大きい周波数の
パルス波形に変換するように動作する回路手段
と、上記波形パルスを計数して上記デイジタルコ
ンピユータ手段に転送するために予め定められた
反復周期毎に計数を標本化するための手段を備え
ており、上記デイジタルコンピユータ手段は、該
コンピユータ手段に転送される上記計数に応答し
てタービン速度を計算しタービン速度信号
(RPM)を発生するように動作可能であり、さら
に、上記タービン速度信号を上記他のOPCなら
びに上記中央コントローラに供給する手段を備
え、上記デイジタルコンピユータ手段は、上記他
のOPCから受信するRPM信号に応答して、該信
号が予め定められた数の他の受信したRPM信号
と一致している場合に、それ自身のRPM信号を
有効化することを特徴とする過速度保護装置を備
えたタービン制御装置が提案される。 OPC装置は、それぞれが、主コントローラ
(ベースコントローラ)と2方向デイジタルデー
タ交信関係にあるプログラマブルなデイジタルコ
ンピユータ手段をそれぞれ備えている少なくとも
3つのOPC回路を含む制御部を有する蒸気ター
ビン制御系に有利に用いられる。各OPCのため
の速度トランスジユーサ(変換器)は、タービン
軸回転速度を表わす出力信号を発生するように配
置され、そして各OPCは、速度トランスジユー
サ信号の各々を、好ましくは受信したトランスジ
ユーサ信号の周波数よりも大きい周波数のパルス
波形に変換する速度読取り回路を備える。 予め定められた周期で上記波形のパルスを累算
し計数して計数内容をOPCのデイジタルコンピ
ユータ手段に転送するための手段が設けられる。
この計数に応答してデイジタルコンピユータ手段
がタービン速度信号(RPM)を計算し、この信
号を他のOPCに供給する。そこで各OPCはそれ
自身が発生したRPM信号を他のOPCから受信し
たRPM信号と比較して比較結果に基づいてそれ
自身のRPM信号を有効化する。 適応性フイルタ(ろ波)手段が設けられてお
り、このフイルタ手段は、実際のタービン速度を
緊密に追跡する極めて正確なRPM読取り量を発
生するように、タービン速度に応答してその帯域
幅を変えるように動作可能である。 以下、添付図面を参照し異なる例として本発明
を説明する。 第1図には、蒸気タービン発電プラントが示さ
れている。この発電プラントは、一例として、化
石燃料タンデムコンパウンド単再熱タービン発電
ユニツトとして例示してある。このシステムは、
蒸気発生系統12に蒸気タービン系10を結合す
る主蒸気ヘツダ(管寄せ)に配置された絞り弁
TV1ないしTVNならびに調速弁GV1ないし
GVMのような複数の蒸気給入(進入)弁を備え
ている。典型的な構造においては、4つの絞り弁
(N=4)と8つの調速弁(M=8)を設けるこ
とができよう。 タービン装置10は、高圧(HP)タービン2
0と、中圧(IP)タービン22と、低圧(LP)
タービン24とを含み、これらタービン全ては、
発電機30を駆動するように共通の軸28に連結
されており、該発電機30は主遮断器34を介し
て負荷32に電力を供給する。 高圧もしくはHPタービン20から流出する蒸
気は破線接続で示してあるように、通常、蒸気発
生系12の一部分である再熱装置40で再熱され
る。再熱された蒸気は、蒸気管路に配設されてい
る1つまたは2つ以上のストツプ弁SVおよび1
つまたは2つ以上のインタセプト弁IVを介して
IP(中圧)タービン22に供給される。IPタービ
ン22からの蒸気は、LP(低圧)タービン24に
供給され、そして蒸気はこのタービン24から慣
用の復水器42へと排出される。 主遮断器34が開いた状態で、流入蒸気によつ
て発生されるトルクは、ターニング装置によりタ
ービン軸28を同期速度にまで加速するのに用い
られる。主遮断器34が開いている限り、タービ
ンは電気的に無負荷で回転し、速度制御モードで
の運転状態にある。軸の回転数が、送電系回路網
とすることができる負荷32の周波数に同期した
ならば、遮断器34を閉じて、発電機30により
負荷に電力が送電される。遮断器34が閉じる
と、HP,IPおよびLPタービンからなるタービン
回転アツセンブリに及ぼされる正味のトルクで負
荷32に供給される電力量が制御され、他方、軸
速度は、送電系回路網の周波数によつて制御され
る。このような条件下での蒸気流入量の制御は、
一般に、負荷制御と称され、この負荷制御中は、
装置をして送電系周波数における変化に応答せし
めるために、速度帰還信号(速度フイードバツク
信号)が負荷設定点に印加される。この帰還信号
は、実際のタービン速度と、定格タービン速度と
の間の差に比例し、そして正確な調整もしくは制
御を実現するためには、実際のタービン速度の測
定は、1RPMの10分の1台で測定可能な分解能が
得られる程度に極めて正確でなければならない。 運転中、タービンを制御するために、蒸気給入
絞り弁および調速弁は、高圧油圧流体供給源46
から高圧流体を受ける各弁の作動回路44および
45を介して弁位置を制御される。即ち、弁作動
回路44−1ないし44−Nは、それぞれ、絞り
弁TV1ないしTVNを制御し、そして弁作動回
路45−1ないし45−Mは調速弁GV1ないし
GVMを制御する。位置検出器47および48
は、弁位置を表わす各帰還信号を発生するように
弁に結合されている。位置検出器47−1ないし
47−Nはそれぞれの絞り弁TV1−TVNに結
合されており、位置検出器48−1ないし48−
Mはそれぞれの調速弁GV1−GVMに結合され
ている。 弁作動回路の動作制御信号は、制御の目的でプ
ラントの種々なパラメータを表わす信号を利用す
るタービン制御装置50から派生される。用いら
れる種々なパラメータのうちに、蒸気発生系12
と絞り弁との間の主蒸気管路に設けられている絞
り圧力検出器52から発生される絞り圧力表示信
号がある。HPタービン20内の検出器54は、
負荷に比例する衝撃圧力表示信号を発生し、そし
てIPタービン22とLPタービン24との間の交
差管路に設けられた検出器56はクロスオーバ圧
力を表わす信号を発生する。発電機出力に結合さ
れている電力検出器60は、出力電力を表わすメ
ガワツト(MW)信号を発生する。タービン制御
装置で用いられる別の入力として、速度検出回路
62によつて得られる速度表示信号があり、そし
て本発明の好ましい実施例においては、3つの冗
長速度表示信号が用いられる。 絞り弁および調速弁のための弁作動回路の制御
に加えて、タービン制御装置50はまた、ストツ
プ弁およびインタセプト弁の開閉をそれぞれの弁
作動回路64および65により制御するように動
作可能である。プラントからタービン制御装置5
0への選択された入力信号ならびにプラントへの
出力信号は、信号調整およびサージ電力保護を行
なうために、フイード成端回路網68に供給され
る。 本発明の好ましい実施例が適用されるタービン
制御装置50のブロツクダイアグラムが第2図に
示してある。このタービン制御装置は、コントロ
ーラ70aを備えており、このコントローラはデ
ータならびに動作もしくは運転命令を含むデイジ
タル情報を記憶するための記憶手段もしくはメモ
リを備えている。また、デイジタル情報を処理す
るためのデイジタル処理回路が設けられており、
そしてコントローラは、情報を入/出力するため
の手段を備えている。システム全体の信頼性は、
コントローラ70aと同じ構造を有し2方向リン
ク71を介してコントローラ70aと通信可能で
ある第2のコントローラ70bを設けることによ
り改善することができよう。 システムは、幾つかの相互接続および協調機能
モジユールに分割され、各機能モジユールは、そ
の特定の機能を実行するそれ自身の処理能力を有
する。第2図において、機能モジユールは、各絞
り弁および調速作動回路を制御するための弁位置
制御(VPC)回路74および75を有する。弁
位置制御回路74−1ないし74−Nは、弁作動
回路44−1ないし44−Nに制御信号を供給
し、絞り弁位置制御回路を構成している。 弁位置制御回路75−1ないし75−Mは、各
弁作動回路45−1ないし45−Mを制御し、調
速弁位置制御回路を構成している。図示は割愛し
たが、インタセプト弁に対しても弁位置制御回路
を設けることができよう。各弁位置制御回路は、
データおよび動作命令を含むデイジタル情報を記
憶するためのそれ自身のメモリもしくは記憶手段
ならびに理想的にはマイクロコンピユータによつ
て実現されるデイジタル情報処理用のデイジタル
処理回路を備えている。 本発明の好ましい実施例においては、3つの
OPC回路(過速度保護回路)78−1,78−
2および78−3により速度監視および過速度保
護が与えられ、各OPC回路はデータおよび動作
命令を含むデイジタル情報を記憶するためのそれ
自身のマイクロコンピユータならびに情報処理用
のデイジタル処理回路を備えている。OPC回路
は互いに交信し、そして票決もしくはボウチング
回路(voting circuit)80およびゲート回路8
1を介して調速弁位置制御回路75と直接相互作
用して、或る予め定められた条件で、全ての調速
弁の閉成を開始するように動作することができ
る。弁の閉成は、線路83に印加される外部信号
により行なうことができる。この信号は、例え
ば、ゲート81ならびに弁位置制御回路74−1
ないし74−Nに供給されるタービン引外し信号
とすることができる。 2方向デイジタルデータ85および86により
デイジタル情報を、弁位置制御/OPC回路から
2つのコントローラ70aおよび70bに伝送す
ることができ、他方、デイジタル情報を弁位置制
御/OPC回路へと下方向(下流側)に伝送する
のには、唯1つの選択されたコントローラ70a
または70bだけが用いられ得る。コントローラ
選択回路90は、どのコントローラが一次コント
ローラであり、どのコントローラが支援コントロ
ーラかを決定するように動作すると共に、デイジ
タル情報の下方向伝送に当つてデータリンク85
かまたは86のいずれかを選択するように動作す
ることができる。 タービン制御装置は、付加的に2つのコントロ
ーラ70aおよび70bならびに総ての弁位置制
御およびOPC回路と2方向交信関係にあるオペ
レータパネル96を備えている。この後者の接続
により、種々なパラメータをオペレータに連絡
し、オペレータをしてシステムを直接手動制御下
に置くことを可能にする。 OPC回路の1つの基本的な機能は、タービン
速度を表わす信号を発生し、そして該タービン速
度がシステムの定格速度の103%のような第一の
予め定められた値を越えた場合に或る弁の閉成を
開始し、そして上記速度が、定格速度の110%の
ような第2の定められた値を越えた場合にシステ
ム全体を運転停止すべきことを表わす引外し信号
もしくはトリツプ信号を発生することにある。こ
の信号は、デイジタル「1」かまたはデイジタル
「0」かのいずれかであり、出力信号は「2−out
−of−3」票決もしくはボウチング回路(voting
circuit)128に供給される。該票決回路12
8は、その入力の2つまたは3つ以上のものがデ
イジタル「1」である場合にデイジタル「1」の
出力信号を発生してゲート81を介し調速弁の閉
成を行なう(第2図)。冗長度3の「2−out−of
−3」の票決もしくはボウチング(voting)は、
誤つたOPC出力信号で調速弁の不必要な閉成が
生じないと言う点で、高いレベルの信頼度を保証
する。 OPC回路によつて発生される別の出力には、
それぞれ、引外しもしくはトリツプ情況を意味す
る定格速度の110%に達する計算速度を表わす
SPD110−1,SPD110−2およびSPD1
10−3の出力がある。これらSPD110信号
を受けるように接続された「2−out−of−3」
ボウチング回路130は、2つまたは3つ以上の
入力がデイジタル「1」である時にデイジタル
「1」出力信号を発生し、この出力信号は、警報
系またはオペレータの引外し系の接続のために利
用可能である。 参照数字78で全体的に表わした代表的な
OPC回路が第5図に示されている。この回路の
構成要素の多くは、既述の米国特許に開示されて
いるOPC回路のものと同一であるかまたは類似
である。基本的には、OPC回路は、データおよ
び動作命令を記憶するためのそれ自身の記憶手段
ならびに命令を実行するための処理手段を備えた
マイクロコンピユータ制御回路140の形態にす
るのが好ましい制御手段を備えている。デイジタ
ルデータリンクを介してOPCとコントローラ7
0aおよび70bとの間でデイジタル情報の伝送
を行なうために、トランシーバ回路142が設け
られている。指令は、総てのOPCならびに総て
の弁位置制御回路によつて受けられるが、選択的
にアドレス指定されたOPCだけが指令を受付け
る。このアドレス指定または識別は、識別ジヤン
パアツセンブリ144により予め指定される。即
ち、オペレータは、このジヤンパアツセンブリ1
44を用いて、3つの同じプリント回路基板のう
ちのいずれがOPC78−1,78−2または7
8−3であるかを指定する。 速度読取り回路146は、速度変換器もしくは
トランスジユーサ120〜122(第4図)から
の出力信号に応答して、マイクロコンピユータ制
御回路140に速度表示計数を供給する。該制御
回路140は、それに応答して、従来のシステム
に対して大きな改善を表わす1RPMの10分の1台
で測定可能な分解能を有する極めて正確なRPM
信号を発生する。 デイジタル形態で発生されたRPM信号は、
D/AおよびA/D変換回路150内のデイジタ
ル−アナログ(D/A)変換回路によりアナログ
形態に変換され、しかる後に、ジヤンパアツセン
ブリ152を介して、RPM信号として他の2つ
のOPCならびに適当なオペレータ観察用読出し
装置に供給される。ジヤンパアツセンブリ152
はまた、他の2つのOPCからPRM信号を受信し
て、ASPDおよびBSPD信号を形成し、これら信
号は、変換回路150によりデイジタル形態に変
換された後に、マイクロコンピユータ制御回路1
40により、それ自身により発生されたRPM値
との比較および該RPM値の有効化のために用い
られる。 OPC回路は、さらに、高速弁機能を実現する
ように動作可能である。基本的には、タービン負
荷が発電機出力を予め設定された値(プリセツト
値)だけ越え、そしてトランスジユーサ(変換
器)に故障がない場合には、インタセプト弁が閉
ざされ、或る時間の遅延後に再び開かれる。この
作用もしくは機能が高速弁機能もしくは作用と称
されるものであつて、故障状態の認識後直ちにタ
ービン入力エネルギを減少する方法である。 この高速弁作用もしくは機能において、OPC
回路は、電力検出器60からMW信号を受けると
共にトランスジユーサ56(第1図)からクロス
オーバ圧力信号を受ける。これら信号は、演算増
幅器160および161によりそれぞれ増幅され
調整される。該増幅器の出力信号は、比較器16
2に供給される。調整されたMW信号およびクロ
スオーバ圧力信号が不感帯調節回路163によつ
て決定される或る予め定められた大きさだけ異な
ると、比較器162は、マイクロコンピユータ制
御回路140に対し、高速弁作用もしくは機能を
開始すべき旨の出力信号を供給する。 演算増幅器160および161からの調整され
たMWおよびクロスオーバ圧力信号は、変換回路
150に供給され、そこで、マイクロコンピユー
タ制御回路140で用いるためのデイジタルフオ
ーマツトに変換される。MW信号は、記憶場所に
ロードされた後に、トランシーバ回路142を介
してコントローラ70aおよび70bに伝送する
ために読出される。 接点閉成入力回路170が設けられており、こ
の回路170は、マイクロコンピユータ制御回路
140に対して、複数の外部的に発生される信
号、例えばOPCを試験する信号、高速弁作用を
外部的に開始したり或いは禁止する信号ならびに
その他の機能に用いられる信号を入力するように
動作する。 接点閉成出力回路171は、マイクロコンピユ
ータ制御回路の動作から得られる多数の信号、例
えば、上述のようなOPC信号およびSPD110
信号等を含む信号を出力するように動作可能であ
る。接点閉成出力回路171はまた、高速弁動作
もしくは作用のためのインタセプト弁を閉じるた
めの信号CIVならびに該インタセプト弁を迅速に
再び開放するための信号FROIVを出力するよう
に動作することもできる。 マイクロコンピユータ制御回路140に故障が
生じた場合には、装置は、接点閉成出力回路が出
力信号を供給するのを阻止するように動作可能で
あり、この動作は、マイクロコンピユータ制御回
路140からのデツドマン(安全制御)タイマ
(DMT)によつて周期的にトリガされる生き回
路(alive circuit)174を設けることにより達
成される。接点閉成出力回路171からの出力信
号の存在ならびにマイクロコンピユータ制御回路
140の故障を表示するために、OPC構成する
プリント回路基板上に直接複数のランプ176を
設けることができよう。 第6A図ないし第6C図は、それぞれ、OPC
回路(過速度保護回路)78−1,78−2およ
び78−3のためのジヤンパアツセンブリ152
を図解する図である。ジヤンパ180ないし18
8は、信号路を画定するために、動作前にその位
置に物理的に設置される。詳述すると、OPC7
8−1のマイクロコンピユータ制御回路は、アナ
ログ形態に変換されるRPM1信号を発生する。
第6A図に示したジヤンパ180は、このRPM
信号を線路190上に発生する。第2のOPCか
らのRPM2信号は線路191上に現れ、そして
ジヤンパ181によりASPD信号として定めら
れ、他方、第3のOPCからの信号RPM3は線路
192上に現れ、ジヤンパ182によりBSPD信
号として定められる。RPM1信号はまた、オペ
レータ用デイスプレイ(表示装置)を駆動するた
めに線路193上にも発生する。 第2のOPCのためのジヤンパアツセンブリを
図解する第6B図において、アナログRPM2信
号は、ジヤンパ183により線路191上に出力
される。線路192上のRPM3信号は、ジヤン
パ184によりASPD信号として定められ、そし
て線路190上のRPM1信号はジヤンパ185
によりBSPD信号として定められる。 第6C図に示してあるように、第3のOPCか
らの信号RPM3は、ジヤンパ186により線路
192上に現れ、線路190上のRPM1信号は、
ジヤンパ187によりASPD信号として定めら
れ、そして線路191上のRPM2信号はジヤン
パ188によりBSPD信号として定められる。 ASPDおよびBSPD補助速度信号は、デイジタ
ル形態に変換され、そして各OPCのマイクロコ
ンピユータ制御回路は、これら3つの信号を比較
し、補助速度信号の予め定められた限界内にある
場合には、それ自身が発生するRPM信号を有効
にする。有効にされたRPM信号は、然る後にコ
ントローラに伝送され、一次コントローラは制御
の目的で伝送されて来るRPM信号のうちの1つ
を選択する。したがつて、正確な制御動作を達成
するためには、RPM派生信号を可能な限り正確
なものにすることが肝要である。このRPM信号
の派生もしくは発生の一助をなす改良された速度
読取り装置146が第7図に詳細に示されてお
り、これについて下に説明する。 速度トランスジユーサもしくは変換器120〜
122(第4図)の出力は、低域フイルタ/電圧
クランプ回路200に供給され、該回路200
は、高周波信号をろ波し、タービン速度の関数と
して周波数および振幅が変化する速度変換器出力
の最大変動を制限する働きをなす。例えば、第8
図において、波形A,BおよびCは、比較的低い
タービン速度、中間のタービン速度および高いタ
ービン速度に対する典型的な速度トランスジユー
サもしくは変換器出力を表わす。波形Cは、クラ
ンプされている振幅での最高周波数を例示する。 再び第7図を参照するに、差動比較器202が
設けられておつて、この比較器は、低域フイル
タ/電圧クランプ回路200の出力に応答して、
振幅が均等でタービン速度に比例する周波数を有
する矩形波出力信号を発生する。この矩形波出力
信号は、零点通過検出器204に供給される。該
検出器204は、乗算回路として動作して、入力
信号の周波数の2倍の周波数を有し線路205上
に発生される周波数f/2のクロツクパルスと正
確に同期している出力信号を発生する。このクロ
ツク信号は、マイクロコンピユータ制御回路によ
つて発生される周波数fの安定したクロツクパル
スから派生されるものであつて、線路206を介
し割算回路もしくは分周回路208に供給され
る。 乗算回路204は、差動比較器出力を、NOT
(否定)回路216による反転後線路205のク
ロツクパルスと同期する第1のフリツプフロツプ
214を備えている。第2のフリツプフロツプ2
18は、フリツプフロツプ214からの入力を、
線路215におけるクロツクパルスの発生時に出
力に転送し、上記2つのフリツプフロツプの出力
は、インスクルーシブオア(OR)回路220に
供給され、該回路220の出力パルス波形は、ラ
ツチ回路224に接続されているパルス累算器も
しくはアキユムレータ222に供給される。 零点通過検出器204からのパルスを計数する
ために計数器を使用することができるが、計数器
に対して要求される複雑な同期およびリセツト論
理回路を省略するためにパルスアキユムレータの
方が好ましい。このパルスアキユムレータは、反
復的にパルスを増分方向に計数し、最大値に達し
た時に自動的にロールオーバ(初めから計数を行
う)する。例えば、8ビツトアキユムレータは
256まで計数したら次いで自動的に反復する。ア
キユムレータ222内の特定の計数は、同期回路
228から線路226上にストローブパルスが出
現した時に、ラツチ回路224にラツチされる。 ストローブパルスは、2つの入力信号に応答し
て同期回路228により発生される標本化パルス
である。この場合の2つの入力信号のうちの1つ
は、NOT(否定)回路230によつて反転された
周波数fのクロツクパルスであり、他の入力信号
は、因数aで分周したクロツクパルスである。 タービンの定格回転速度(RPM)で、毎秒2
×RPMパルスの対応のパルス計数累積が行なわ
れる。例えば、回転速度が1RPMであるとする
と、累積されるパルス計数は2ppsとなる。回転
速度が3600RPMである時には、累積パルス計数
は7200ppsとなる。或る標本化速度で、パルス計
数累積を離散的に標本化する場合には、標本化周
波数を中心にビート周波数およびその高調波を発
生して誤つた読取りとなる偽効果が発生して誤つ
た読取りとなる可能性がある。BFをビート周波
数とすると、 BF=(Q)PF−(S×N)(Q) 上式中、PFはパルス計数累積周波数であり、S
は標本化周波数、そしてNは次式で定められる整
数である。 O≦BF≦S/2 したがつて、標本化周波数Sの選択において考
慮すべき1つの事項は、タービンの全速度範囲に
おいて遭遇し得る高調波の数が最小となるように
標本化周波数を比較的高くすべきことである。即
ち、標本化速度は、アキユムレータの最大計数内
で2つの相続く標本化が行なわれるように充分に
高くしなければならない。しかしながら、この標
本化速度は2つの標本化間で得られるデータを処
理するコンピユータの能力により制限されてしま
う。 本発明の1つの実施例においては、異なつたタ
ービンシステムと関連して異なつた定格速度に対
し同じ標本化速度を適用可能にするのが好まし
い。例えば、ヨーロツパ方式の場合の典型的な定
格速度は、原子力発電用タービンの場合には
1500RPMであり、火力タービンの場合には
3000RPMであり、そしてボイラ給水ポンプター
ビンの場合には6000RPMである。また、典型的
な米国定格では、原子炉発電用タービンの場合
1800RPMであり、火力発電タービンの場合には
3600RPMであり、そしてボイラ給水ポンプター
ビンでは7200RPMである。 これら全てのことを考慮して、640Hzの標本化
周波数を用いることができよう。640Hzの高調波
は次の通りである。
【表】
【表】 次表の第1欄には、上述の定格タービン速度が
示されており、そして第2欄にはパルス計数周波
数が示してあ。第3欄には、特定のパルス計数周
波数に対して640Hzに最も近い低次の高調波が示
されており、そして第4欄にはパルス計数と高調
波との間の偏差が示してある。第5欄には、パル
ス計数に対して最も近い高次の高調波が示してあ
り、そして最後の欄にはその偏差が示してある。
【表】
【表】 明らかなように、選択された640Hzの標本化周
波数に対しては、どの定格速度でも、標本化周波
数の任意の高調波に等しいパルス計数を発生する
ことはない。問題となる最も近い値は、ボイラ給
水ポンプタービンの6000RPM定格速度である
(1.3%偏差)。しかしながら6000RPMの値は、主
タービンが100%負荷で運転している時にのみ有
効である。 全ての種類のタービン装置において同じ定格速
度を用いるのが、全てのOPC回路板をその製造
において同じくすることができるので望ましいこ
とではあるが、所望ならば異なつた用途に対して
異なつた標本化速度を発生し得るように、異なつ
た分周回路208を設けることができるものと理
解され度い。 次に、第7図の回路の種々な回路点における波
形を示す第9図の波形AないしJを参照し、速度
読取り装置146の動作について説明する。線路
206上の周波数fのパルス波形は第9図Aに示
されており、他方、この周波数の2分の1に対応
する波形、即ち線路205に現れるクロツクパル
スの波形は第9図Bに示してある。例えば、640
Hzの標本化周波数に対してa=160である場合に
は、19.53マイクロ秒の周期で51.2kHzのクロツク
周波数を線路205に発生する102.4kHzの周波数
fを有する安定な発振器を設けることができよ
う。 差動比較器202の出力が、第9図Cの波形と
して示されており、この図において、パルス幅が
タービン速度を表わす。差動比較器出力パルスの
最小幅は第9図Bの波形の周期に等価(19.53マ
イクロ秒)であつて、測定可能な最大速度を表わ
す。第9図Cにはパルス幅が大きくなり、パルス
間間隔が大きくなる波形が示されている。これ
は、速度の低減を表わす。 第9図Cの速度信号は、フリツプフロツプ21
4に供給される。このフリツプフロツプ214
は、正に立上る入力クロツクパルスによつてトリ
ガされる。この正向入力クロツクパルスは、
NOT回路216を考慮した場合、線路205に
現れる負に立上る(負向)クロツクパルスに等価
である。したがつて、第9図Dに最初に示したパ
ルスは、入力デイジタル「1」(第9図C)を出
力に転送する第9図Bの負向パルスの結果であ
る。フリツプフロツプ214の出力は、第9図B
の次のパルスの負向部分が、デイジタル「0」状
態に切換わるまでデイジタル「1」に留まる。次
続の第9図Dに示すパルスも類似の仕方で発生さ
れる。 フリツプフロツプ218の出力は第9図Eに示
されており、単に、第9図Bの波形の単一の関数
の幅に均等な量だけ遅延された第9図Dの波形に
過ぎない。 イクスクルーシブオア回路220は、その入力
のうちの1つだけがデイジタル「1」である時に
デイジタル「1」出力信号を発生する。したがつ
て、第9図Fの波形は、第9図Dおよび第9図E
の波形に対するイクスクルーシブオア(排他的論
理和)機能の結果であつて、アキユムレータ22
2によつて計数されるパルスを構成する。該アキ
ユムレータ222は、然る後に、周期的に標本化
されて、正確なタービン速度からの偏差を表わす
計数が得られる。 信号の転送および標本化は、全て、極めて正確
なクロツクパルス信号の制御下で行なわれ、そし
てアキユムレータが遷移状態にない正確な時点
で、計数は、マイクロコンピユータ制御回路に送
るためにラツチ224へ転送される。第9図Aの
マスタクロツクパルス波形は、マイクロコンピユ
ータに対する計数の転送を例示する目的で、第9
図Hないし第9図Jでタイミング関係を明示する
ために第9図Gに繰返して示してある。 ここに掲げた例においては、分周回路は主クロ
ツクパルス信号を因数160(a=160)で分周し、
その結果、線路234上には第9図Hの波形で示
す640Hzの信号が発生する。この波形がデイジタ
ル「1」である時に、線路226上のストローブ
出力信号が第1図Iに示すように発生される。な
お、この場合、第9図Gのクロツクパルスはデイ
ジタル「1」からデイジタル「0」に移行する。
したがつて、第9図Iの波形は、次のストローブ
パルスが1.56ミリ秒後に現れるまで、ラツチ回路
224をしてその時点のアキユムレータ222の
計数を標本化し保持せしめるストローブパルスで
ある。このストローブパルスが発生されると、第
9図Jの波形で示す線路231上の補数信号がマ
イクロコンピユータ制御回路に供給されて、特定
の計数を転送できる状態にあることを表わす。そ
れに応答して、線路238上に信号が発生され、
ラツチ224内の標本化された計数が転送せしめ
られ、然る後、各発生されるストローブパルスに
対して上のプロセスが繰返される。 マイクロコンピユータ制御回路は、標本化と標
本化との間に幾つのパルスが発生したかの表示を
得るために、現在の読取り行と先行の読取り行と
の間の差を計算するように動作する。この差情報
で、速度(RPM)の正確な表示が導出される。
このプロセスは第10図ないし第14図に示して
ある。 第10図は、第7図のラツチ回路224によつ
て行なわれる累積パルスのマイクロコンピユータ
処理を記述的に示す図である。 第10図に示した動作は、標本化と標本化との
間(この例では1/640秒毎)に累積されたパルス
の数の差を求めるために行なわれる。計数された
現在のパルス数は、TOTALNで示されており、
この全パルス数は、先行の全パルス数TOTALO
と同様に加算器250に供給される。標本化周波
数の周期に等しい遅延時間を有する遅延回路25
2を備えることにより、各TOTALNは、次の繰
返しTOTALOとなる。 新しい読取り量と先行の読取り量との差は、1
つの標本化周期中に累積されたパルス数を表し、
PULSESで示されている。この出力信号は、加
算器254に新たらしいパルス入力PULSENと
して供給される。該加算器254はまた1周期遅
延回路256から先行のパルス計数器PUSLEO
を受けて、現在の累積パルス数と先行の累積パル
ス数との間の差を表わす出力(DELSPDで示す)
を発生する。出力DELSPDは、パルス計数が変
化しているか否かを示し、このことは、タービン
の加速状態または減速状態を表わす。 起動から定格速度までのタービン速度範囲にお
いては、標本化周波数と関連して、式(1)により定
められる値を有する低いビード周波数を発生する
ようなパルス計数を生ずる速度が存在する。この
パルスビート周波数は誤つた出力の読取りを発生
し得るので、狭帯域フイルタを用いてろ波するの
が望ましい。狭帯域フイルタを用いれば、平滑な
読出しが得られるが、その応答が比較的緩慢であ
るために測定され表示される速度は、不所望にも
真の速度よりも遅延してしまう。このように、定
格速度を含め、総てのタービン速度において一定
の狭帯域フイルタを使用することにより速度測定
に用いられる制御ループの動的特性が劣化するこ
とになり得る。 タービンが加速または減速中である時には、高
速応答をなし、実際の速度に、より接近して追従
する比較的広い帯域幅を有するフイルタを用いる
のが望ましいであろう(但し、若干多くの雑音が
フイルタを通過してしまうのを甘受しなければな
らない)。本発明では、必要に応じて狭帯域幅ろ
波作用を行ない、必要に応じて広い帯域幅のろ波
作用を行なうように特定の速度もしくは加速度情
況に適応するフイルタ手段が設けられる。 標本化と標本化との間におけるパルス数を表わ
す加算器250の出力を受ける適応性フイルタ2
60は、3つの同じ低域フイルタ段LPF1ない
しLPF3を備えており、各フイルタ段の帯域幅
は、後述するように、DELSPD信号に応答して
複数の帯域幅のうちから1つを選択するように動
作可能であるフイルタ帯域幅制御回路262によ
つて調整される。 判定ブロツク264によつて示されるように、
ろ波動作を10回行なつた際に、得られた値は、制
御下にある定格タービンシステムに従い、参照数
字266で示すように適当に校正され標準化され
て、それにより所要のRPM速度信号が導出され
る。 典型的なフイルタ段LPF1,LPF2または
LPF3が第11図に示してある。同図中、xは
入力信号を表わし、yは出力信号を表わす。1つ
の標本化周期に等しい遅延回路268で、加算器
270において先行の出力が現在に入力から減算
され、その結果は参照数字272で示すように
1/2Kだけ減少される。かくして得られた結果
を、加算器274において、先行の出力に加算
し、現在の出力を構成する。このことを数式で表
わすと、次の通りである。 y(nT)=y(〔n−1〕T)+1/2K(x(nT)−
y(〔n−1〕T)) 上式中nは、現在値を表わし、〔n−1〕は先
行の値を表わし、Tは周期を表わし、1/2Kは制
御回路262によつて決定される帯域幅因数を表
わす。本発明においては、帯域幅因数1/2K
2S-8として表わされ、ここでSは、速度変化
DELSPDの関数として0から3に変化し、複数
の繰返しが行なわれる。したがつて、 S=0の時には1/2K=20-8=1/28=1/
256 S=1の時には1/2K=21-8=1/27=1/
128 S=2の時には1/2K=22-8=1/26=1/64 S=3の時には1/2K=23-8=1/25=1/32 帯域幅因数は、フイルタの帯域幅またはカツト
オフ周波数に関係がある。Sが小さい場合(S=
0)には入力の変化の効果は、各フイルタ段で、
比較的狭い帯域幅を表わす256の因数だけ減少さ
れ、他方Sが高い場合(S=2または3)には、
効果は比較的広い帯域幅を表わす因数64または32
だけしか減少されない。第12図の曲線は、S=
0,1,2および3の時の適応帯域幅を示すろ波
回路もしくはフイルタのための周波数応答曲線を
表わす。例えばS=0の時には帯域幅は0.4Hzで
あり、S=1の時には0.8Hzであり、S=2の時
には1.6Hzであり、S=3の時には3.24Hzである。
但し640Hzの標本化周波数が用いられるものとす
る。 第13図は、第10図に示すようにして、
RPM信号を求め、次いで、他の2つのOPCで導
出されるRPM信号との比較により有効化するこ
とを図解するプログラムフローチヤートである。
第10図をも参照するに、タービン速度に関する
累積されたパルスは、計算の目的で、第7図に示
したラツチ回路224からコンピユータに入力さ
れる。ブロツク280に示すように、2つの相続
く読取り量間の差を計算してPULSESを導出す
る。走査周波数の高調波を中心とする或る速度に
対しては、PULSESの値は、毎秒毎に行なわれ
る640回の走査で殆ど変化しない。このような情
況下では、DELSPDの値も殆ど変化することは
ない。このような回転速度では、ビート周波数は
極めて低くなり、ビート周期はそれに対応して非
常に高くなる。特定の例を掲げれば次の通りであ
る。 ビート周波数=640/ビート周期 ビート周期=640/ビート周波数 非常に高いビート周波数に対する他の極端な事
例においては、ビート周期は短かくなり、
DELSPDは各走査毎に変化するDELSPDのこの
決定は、ブロツク282で行なわれて、適応性フ
イルタ260の帯域幅を制御するのに用いられ
る。非常に高いビート周波数にしたがつてまた短
かいビート周期となるこのような速度に対して
は、適応性フイルタは広い帯域幅を有し、他方、
低いビート周波数にしたがつて長いビート周期と
なる速度に対しては、適応性フイルタは非常に狭
い帯域幅を有することになる。 帯域幅は、ブロツク284において、後述する
ように、ブロツク282のDELSEDの決定に従
い0,1,2または3に等しいSの値を選択する
ことにより選択される。 一旦帯域幅が設定されたならば、入力の
PULSES信号の適応性フイルタ260によるろ
波は、ブロツク286で示すように達成される。
判定ブロツク288で示すように、10回走査後、
ろ波された信号に適当に校正され、標準化されそ
してブロツク290に示すようにRPM信号に変
換される。最後に述べた2つのブロツクは、第1
0図のブロツク264および266に対応する。
走査周波数が640Hzである場合には、ブロツク2
90における変換は、1秒の1/64毎に行なわれ
る。この構成で、相応に平滑化されたフイルタ出
力が得られ、変換のための計算に要する時間が得
られる。 RPM値を計算したならば、この値は、他の2
つのOPCからのRPM信号との比較によつて有効
化しなければならない。該RPM信号はASPDお
よびBSPD信号として示されており、これら信号
は、ブロツク292に示すようにOPCのマイク
ロコンピユータに読込まれる。 このOPCに対する計算されたRPM信号が、判
定ブロツク294で示すように、他の2つの
OPCから計算された信号のうちの1つまたは2
つと一致した場合には、有効化されたRPM信号
が得られて、ブロツク296に示すように、所要
時にコントローラに送られる。有効化された
RPM信号が得られたならば、OPCはそこで、ブ
ロツク298に示すように、過速度に対するチエ
ツクのような或る種のテストを行なうことができ
る。この信号はまた、ブロツク300に示すよう
に、表示のために各アナログASPDまたはBSPD
信号ならびにRPM信号として出力される。しか
しながら、計算されたRPM信号が他の2つの
OPCからの信号と一致しない時には、ブロツク
302で、負の計算値が所要時にコントローラに
伝送せしめられて、無効RPM信号を表わし、こ
の無効RPM信号は、コントローラにより制御動
作にそれ以上関与することを禁止される。ブロツ
ク282のDELSPDの値に基づくブロツク28
4におけるSの値の適正な選択による帯域幅の計
算は、第14図に若干詳細に示されている。最初
に、コンピユータは、ビート周期を追跡するよう
に動作するビート周期計数器をセツトする。この
値は、Sの値の決定において有用である。 基本的には、例えば、零,1,2または3に等
しいSに対応して4つの帯域幅を設定することが
でき、この場合Sの値はビート周期によつて定ま
る。即ち、ビート周期が大きくなればなる程、フ
イルタの帯域幅は狭くなり、その逆も真である。 第14図において、判定ブロツク310は、
DELSPDの絶対値をチエツクし、その値が「2」
よりも大きいかまたは「2」に等しい場合にはブ
ロツク312に示すようにSの値は「3」にセツ
トされる。DELSPDが「2」よりも小さい場合
には、判定ブロツク314において「0」に等し
いか否かがテストされ、そうであれば、コンピユ
ータにより設定されたビート周期計数器が、ブロ
ツク316に示すように「1」だけ増分される。 DELSPDが、判定ブロツク314において
「0」に等しくないと判定された場合には、ビー
ト周期計数器は、ブロツク318に示すようにチ
エツクされて「0」に等しいかどうかがテストさ
れ、等しい場合には、「1」だけ増分される。ビ
ート周期計数器が「0」よりも大きい場合には、
該計数が、判定ブロツク320で第1の予め定め
られた数以下かどうかがテストされ、以下の場合
には、Sの値はブロツク322に示すように
「2」にセツトされる。 ビート周期が、第1の予め定められた数よりも
大きい場合には、判定ブロツク324において第
2の予め定められた数よりも小さいか否かのテス
トが行なわれる。ビート周期計数器内の計数が第
1の予め定められた値よりも大きく且つ第2の予
め定められた値に等しいかまたはそれよりも小さ
い場合には、Sの値は、ブロツク326で示すよ
うに「1」にセツトされる。ビート周期計数器内
の値が、第2の予め定められた数よりも大きい場
合には、Sの値はブロツク328に示すように
「0」にセツトされる。S値の各セツト後に、ビ
ート周期計数器は、ブロツク330に示すように
「0」にリセツトされる。 ブロツク320および324における試験に用
いられる第1および第2の予め定められた数は、
走査周波数ばかりではなく、設計者が帯域幅の値
を変えたい場合の速度範囲にも依存する。例え
ば、第1の予め定められた数を16とし、第2の予
め定められた数を32とすることができる。 動作において、タービンは、低いビート周波数
を生ぜしめるような走査周波数の或る高調波に近
い速度で回転しているものと仮定する。その場合
には、S=0であり、狭帯域幅フイルタが適用さ
れる。1/640秒毎に、DELSPD値がブロツク31
0で示すようにチエツクされる。この例では、
DELSPDは「0」であるので、ビート計数器は
増分される。同じ回転速度で、ビート計数器は、
1/640秒毎に増分され、この場合には、第2の予
め定められた数よりも大きい或る最大計数が設定
され得る。この場合、ビート周期計数は1秒以内
に満杯になる。ここで、DELSPDが「1」に等
しくなるような速度変化が生じたと仮定する。ビ
ート周期計数器は最大値にあるので、ブロツク3
18に示すように「0」に等しくはならない。ブ
ロツク320で、ビート周期が16よりも大きく、
そしてブロツク324で32よりも大きいと判定さ
れると、Sは「0」にセツトされ、そして狭帯域
幅が維持される。しかしながら、この時点では、
ビート周期計数器は、ブロツク330で示すよう
に「0」にリセツトされる。続く繰返しで、ビー
ト周期計数器は、ブロツク314における
DELSPDテストまたはブロツク318のビート
周期テストの何れかにより「1」だけ増分され
る。ビート周期計数器が少なくとも「1」だけ増
分され、そしてDELSPDが変化すると、該
DELSPDの変化がビート周期計数器が16または
それより小さい値を有する時に生じた場合には、
Sの値は「2」にセツトされ、そしてビート周期
計数器が17ないし32のうちの値を有している場合
にはSは「1」にセツトされる。32よりも大きい
ビート周期の値でS値は「0」にセツトされる。 このように、DELSPD値が「0」から変化す
る時には常に、ビート周期計数器がテストされ
て、適応性フイルタの帯域幅が調節される。ビー
ト周期計数器が低い値を有している場合には、帯
域幅は比較的広く(例えばS=2)となり、他方
ビート周期計数器が比較的高い値を有している場
合には、帯域幅は狭く(S=0)となる。このよ
うな動作ならびに3つのろ波段で、極めて正確な
RPM値を得ることができ、1RPMの分数値で測
定可能となり、それにより極めて微細で正確なタ
ービン制御が実現できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は蒸気タービン発電プラントのブロツク
ダイアグラム、第2図は第1図に示したタービン
制御装置のブロツクダイアグラム、第3図は従来
のOPC装置のブロツクダイアグラム、第4図は
本発明のOPC装置の一実施例を示すブロツクダ
イアグラム、第5図は典型的なOPC回路のブロ
ツクダイアグラム、第6A図ないし第6C図は第
5図に示したジヤンパアツセンブリをより詳細に
示す図、第7図は第5図に示した速度読取り装置
をより詳細に示すブロツクダイアグラム、第8図
は3つの異なつた速度に対する速度トランスジユ
ーサ(変換器)の出力信号を示す波形図、第9図
は第7図の速度読取り装置の動作を図解する波形
図、第10図はRPM速度信号の偏差もしくは変
化を図解するフローチヤート、第11図は第10
図の典型的な低減フイルタを示す回路略図、第1
2図は、第10図の低域フイルタの適応性帯域幅
を説明する図、第13図は、本発明の動作を図解
するプログラムフローチヤートを示す図、そして
第14図は適応性フイルタ装置の動作を図解する
プログラムフローチヤートである。 10……蒸気タービン装置、12……蒸気発生
系統、20……高圧(HP)タービン、22……
中圧(IP)タービン、24……低圧(LP)ター
ビン、28……タービン軸、、30……発電機、
32……負荷、34……遮断器、40……再熱装
置、42……復水器、44,45……弁作動回
路、46……高圧油圧流体供給源、47,48…
…位置検出器、50……タービン制御装置、52
……絞り圧力検出器、54,56……検出器、6
0……電力検出器、62……速度検出器、64,
65……弁作動回路、68……フイールド成端回
路、70a,70b……コントローラ、71……
2方向リンク、74,75……弁位置制御回路
(VPC)、78……OPC回路、80……票決もし
くはボウチング回路、81……ゲート回路、IV
……インタセプト弁、SV……ストツプ弁、GV
……調速弁、TV……絞り弁、85,86……2
方向デイジタルデータリンク、90……コントロ
ーラ選択回路、96……オペレータパネル、12
8,130……ボウチング回路、140……マイ
クロコンピユータ制御回路、142……トランシ
ーバ回路、144……識別ジヤンパアツセンブ
リ、146……速度読取り回路、150……D/
AおよびA/D変換回路、152……ジヤンパア
ツセンブリ、160,161……演算増幅器、1
62……比較器、163……不感帯調節回路、1
70……接点閉成入力回路、171……接点閉成
出力回路、174……生き回路、176……ラン
プ、180ないし188……ジヤンパ、200…
…低域フイルタ/電圧クランプ回路、202……
差動比較器、204……零点通過検出器、208
……割算回路、214,218……フリツプフロ
ツプ、216,230……NOT(否定)回路、2
20……イクスクルーシブオア(OR)回路、2
22……累算器もしくはアキユムレータ、224
……ラツチ回路、228……同期回路、DMT…
…デツドマン(安全制御)タイマ、252……遅
延回路、250,254,270,274……加
算器、256……周期遅延回路、260……適応
性フイルタ、262……フイルタ帯域幅制御回
路。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 タービンに対する原動流体給入を制御するた
    めの複数の原動流体給入弁制御回路と2方向デイ
    ジタルデータ交信関係にある少なくとも1つの中
    央コントローラを有する過速度保護(OPC)装
    置を備えたタービン制御装置において、それぞれ
    前記コントローラと2方向デイジタルデータ交信
    関係にあるプログラマブルなデイジタルコンピユ
    ータ手段を含む少なくとも3つのOPC回路(過
    速度保護回路)と、タービン軸回転速度を表わす
    各出力信号を発生するように配置された少なくと
    も3つの速度トランスジユーサとを備え、前記
    OPC回路の各々は、前記速度トランスジユーサ
    出力信号のうちの関連の1つの出力信号を、受信
    した速度トランスジユーサ出力信号の周波数より
    も大きい周波数のパルス波形に変換するように動
    作する回路手段と、前記波形のパルスを計数して
    前記デイジタルコンピユータ手段に転送するため
    に予め定められた反復周期毎に計数を標本化する
    ための手段とを備えており、前記デイジタルコン
    ピユータ手段は、該コンピユータ手段に転送され
    る前記計数に応答してタービン速度を計算しター
    ビン速度信号(RPM)を発生するように動作可
    能であり、さらに、前記タービン速度信号を前記
    他のOPCならびに前記中央コントローラに供給
    する手段を備え、前記デイジタルコンピユータ手
    段は、前記他のOPCから受けるRPM信号に応答
    して、該信号が予め定められた数の他の受信した
    RPM信号と一致している場合に、それ自身の
    RPM信号を有効化することを特徴とする過速度
    保護装置を備えたタービン制御装置。
JP60243036A 1984-10-31 1985-10-31 過速度保護制御装置を備えた蒸気タービン発電機制御装置 Granted JPS61108812A (ja)

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CN85109563A (zh) 1986-08-13
US4635209A (en) 1987-01-06
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