JPH04288087A - 4−エトキシフェニル−3−アリールプロピル(ジメチル)シランの製造方法 - Google Patents

4−エトキシフェニル−3−アリールプロピル(ジメチル)シランの製造方法

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JPH04288087A
JPH04288087A JP3252058A JP25205891A JPH04288087A JP H04288087 A JPH04288087 A JP H04288087A JP 3252058 A JP3252058 A JP 3252058A JP 25205891 A JP25205891 A JP 25205891A JP H04288087 A JPH04288087 A JP H04288087A
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fluoro
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JP3252058A
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English (en)
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Harald Knorr
ハラルト・クノール
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Hoechst AG
Original Assignee
Hoechst AG
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    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07FACYCLIC, CARBOCYCLIC OR HETEROCYCLIC COMPOUNDS CONTAINING ELEMENTS OTHER THAN CARBON, HYDROGEN, HALOGEN, OXYGEN, NITROGEN, SULFUR, SELENIUM OR TELLURIUM
    • C07F7/00Compounds containing elements of Groups 4 or 14 of the Periodic Table
    • C07F7/02Silicon compounds
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    • C07F7/0825Preparations of compounds not comprising Si-Si or Si-cyano linkages
    • C07F7/0827Syntheses with formation of a Si-C bond
    • C07F7/0829Hydrosilylation reactions

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  • Organic Chemistry (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • Low-Molecular Organic Synthesis Reactions Using Catalysts (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】本発明は、式I
【0002】
【化4】
【0003】〔式中、R1 は、水素原子、ハロゲン原
子、(C1 〜C4 )アルキル基、(C1 〜C4 
)アルコキシ基、そしてR2 は、水素原子、ハロゲン
原子、(C1 〜C4 )アルキル基、(C1 〜C4
 )アルコキシ基または(C1 〜C4 )アルキルチ
オ基によって置換されることができる(C1 〜C4 
)アルコキシまたはフェノキシ基である。〕で表される
化合物を、式II
【0004】
【化5】
【0005】で表される化合物と式III
【0006】
【化6】
【0007】〔式中、R1 およびR2 は式I中と同
じ意味を有する。〕で表される化合物とを、触媒活性量
のヘキサクロロ白金酸の存在下に反応させることにより
製造する方法において、式IIおよびIIIで表される
出発化合物を同時に60〜150℃の温度で反応容器に
計量(meter) しそして反応を完了させることを
特徴とする、方法に関する。
【0008】この反応における好ましい温度範囲は、8
0〜130℃である。本発明による方法のさらに特別の
実施態様は、触媒として作用するヘキサクロロ白金酸を
式IIIで表されるアリルベンゼンに添加しそしてこの
混合物を式IIで表される化合物と同時に反応容器に計
量することにある。
【0009】4−エトキシフェニル−3−アリールプロ
ピル(ジメチル)シランは、殺虫剤の製造における貴重
な中間体として役に立ちまたはそれ自体殺虫作用を有す
る(ヨーロッパ特許出願第0,224,024号)。
【0010】4−エトキシフェニル−3−アリールプロ
ピル(ジメチル)シランIは、式IIIで表されるアリ
ルベンゼンを式IIで表される4−エトキシフェニル(
ジメチル)シランでヒドロシリル化することにより製造
され、その際、この反応を触媒量のヘキサクロロ白金酸
の存在下に行うことができる。
【0011】ヒドロシリル化は、一般に、先ず付加反応
を受ける化合物を投入し次いで触媒を添加する方法で行
われ、その結果、反応が誘導期後に開始される。当該方
法がこのように行われる場合、非常に大量の熱が短時間
に放出され、このことは、特にかなり大量に製造する際
に危険な状態に導きうる(J.L. Speier: 
”Homogeneous Catalysis of
 Hydrosilation by Transit
ion Metals”, Adv. Organom
. Chem.第17巻 (409) 1979)。好
ましくない副反応がこの方法において起こり、収率のか
なりの減少に導く。
【0012】従って、式A
【0013】
【化7】
【0014】で表される「スチレン類」約14〜20%
が見出される。これらの化合物は、それらがさらに式I
Iで表されるシランと反応して式B
【0015】
【化8】
【0016】で表される異性体の4−エトキシフェニル
−2−アリールエチル(ジメチル)シランを生ずる限り
において、所望の4−エトキシフェニル−3−アリール
プロピル(ジメチル)シランの形成を妨害する。それ故
、最終生成物は蒸留により望ましくない化合物から分離
されなければならない。
【0017】シランをオレフィンと、触媒としての周期
表VIII亜族(subgroup)からの元素の錯化
合物の存在下に反応する方法も公知である(ヨーロッパ
特許第0,224,024号)。この反応は、中庸の温
度(約45℃)で溶剤なしに行われる(Houben 
Weyl, Methoden der organi
schen Chemie (有機化学の方法) 、第
XIII/5号、Georg Thieme Verl
ag, Stuttgart 1980,  第51頁
〜も参照)。
【0018】驚くべきことに、式Iで表される4−エト
キシフェニル−3−アリールプロピル(ジメチル)シラ
ンの非常に簡単な製造方法が見出され、それにより、上
記の副反応を回避でき、そして、さらに、より簡単に生
成物を得ることができる。従って、付加反応を受ける出
発成分が同時に結合され、その他の強い発熱反応は適度
に進行する。この方法は、所望の4−エトキシフェニル
−3−アリールプロピル(ジメチル)シランの収率をか
なり上昇させることを簡単な方法で可能にする。
【0019】この特別な添加方法が好結果であろうこと
および簡単に所望の4−エトキシフェニル−3−アリー
ルプロピル(ジメチル)シランを製造できるであろうこ
とは予知できなかった。従って、2つの出発成分の一方
がもう一方に添加されると既に冒頭に記載した、140
℃より高い温度が起こり得る強い発熱反応が同様に観察
される。しかしながら、このことは収率の低下および理
論量の約85〜86%にすぎない、最大の単離可能な生
成物量に導く。
【0020】本発明による方法に必要な式IIおよびI
IIで表される出発原料は、公知である(ヨーロッパ特
許出願第0,224,024号)かまたはそれらの製造
に必要な前駆体と同様に以下の文献から公知の反応に非
常に類似して製造され得る:A. Citterio,
 Org. Synth.  62, 67 (198
4); E. Moeller, R. Schoet
er, Methoden der org. Che
mie (有機化学の方法) (Houben−Wey
l) 第XI/71 巻, 第648−664頁, (
1957); A.C. Cope, C.L. Bu
mgardner, J. Amer. Chem. 
Soc. 79, 960 (1957)); Met
hoden der org. Chemie  (有
機化学の方法) (Houben−Weyl), 第X
III/5巻, Georg Thieme Verl
ag, Stuttgart 1980 参照; E.
 Pfeil, Angew.Chem.65,第15
5−158 頁 (1953); H.H. Hodg
son, Chem. Rev. 40, 第251−
277 頁 (1974); H. Fricke, 
Methoden der org. Chemie 
(有機化学の方法) (Houben−Weyl), 
 第V/lb巻、第465−476 頁 (1972)
 。
【0021】本発明による方法において使用される式I
Iで表されるアリルベンゼンは特に4−フルオロ−3−
フェノキシアリルベンゼンおよび4−フルオロ−3−ク
ロロアリルベンゼンおよび4−フルオロ−3−ブロモア
リルベンゼンであり、その際、たいていの場合、式II
で表されるシランに対して等モル量が好ましい。しかし
ながら、可能な出発原料の一方を20モル%まで過剰に
使用することもできる。
【0022】式Iで表される本発明による方法の生成物
を、それ自体溶剤として使用することまたは当該生成物
を反応開始前に先ず投入することも有利である。この後
述の手段は、反応が連続的に行われる場合に、特に道理
にかなっている。反応の間の反応温度は60〜150℃
の間で変化する。しかしながら、当該反応は特に80〜
130℃の間で行われるのが有利である。
【0023】使用される触媒はヘキサクロロ白金酸であ
り、それは、知られているように、ヒドロシリル化のた
めに使用される。式IIIで表される遊離体1モルあた
り0.5mg〜50mgのH2 PtCl6 ×6H2
 Oが、たいていの場合、イソプロパノール中30%濃
度の溶液の形で、使用される。
【0024】計量の改善のため、式IIまたはIIIで
合わされる2つの出発原料の一方に触媒を溶解させるこ
とが有利である。触媒が、式IIIで表される出発化合
物中に溶解した形で存在すると、有利である。
【0025】当該反応は好ましくは溶剤の不存在下にま
たは、その代わりに、式Iで表される化合物の存在下に
行われる。しかしながら、別の溶剤、例えば炭化水素、
ハロゲン化炭化水素、エーテル類ならびに芳香族化合物
およびハロゲン化芳香族化合物を、それらが60℃〜1
40℃の間で沸騰するならば、使用することもできる。
【0026】本発明による方法は、例えば、先ず触媒を
式IIIで表されるアリルベンゼンに溶解しそしてこの
溶液を式IIで表されるシランと同時に、少量の、式I
で表される生成物を含む反応容器に、約100℃で計量
するようにして行われることができる。この反応を完了
させ、そして形成された式Iで表される生成物を有利に
は付加的な攪拌相の後に取り出す。
【0027】当該生成物は、蒸留により反応混合物から
単離されることができ、その際先ず少量の低沸点成分が
除去される。本発明による方法が用いられた場合の完全
な反応のため、触媒を水とともに除去し次いで生成物を
蒸留せずにさらにどんな反応にも利用することが同様に
可能である。
【0028】
【実施例】以下、本発明による方法を実施例を用いて説
明する。
【0029】実施例 例1:4−エトキシフェニル−3−(4−フルオロ−3
−クロロフェニル)−プロピル(ジメチル)シランヘキ
サクロロ白金酸(イソプロパノール中30%濃度)1滴
を4−フルオロ−3−クロロアリルベンゼン0.3mo
l(51.6g、99.2%濃度)に添加する。この溶
液を4−エトキシフェニル(ジメチル)シラン0.3m
ol(56g、96.5%濃度)と同時に、攪拌された
フラスコに95℃の出発温度で40分間にわたって滴加
する。内部温度を約100℃で維持する。100℃での
攪拌を1時間続けると、GCによれば、4−フルオロ−
3−クロロアリルベンゼン0.8%(=理論量の1.7
%):4−エトキシフェニル(ジメチル)シラン0.8
%(=理論量の1.6%)、4−エトキシフェニル−3
−[4−フルオロ−3−クロロフェニル]プロピル(ジ
メチル)シラン94.7%(=理論量の96.6%)の
混合物を生じる。
【0030】例2(比較例) 4−エトキシフェニル(ジメチル)シラン5.564モ
ル(1042g、96.1%濃度)を先ず100℃で投
入する。30%濃度のH2 PtCl6 /イソプロパ
ノール溶液12滴を入れた4−フルオロ−3−クロロア
リルベンゼン5.617モル(1000g、95.9%
濃度)を47分間にわたって滴加する。その際、温度は
143℃まで上昇する。滴加の間、温度を約134〜1
37℃に維持し、反応完了後、0.1mbarの高い減
圧で47〜160℃のカラムヘッド温度で生成物285
.3gが蒸留される。次いで、160〜170℃でかつ
0.1〜0.05mbarで約1732g(96.6%
濃度)の生成物が蒸留される。これは理論量の85〜8
6%の収率に相当する。
【0031】例3:(比較例) イソプロパノール中30%濃度のヘキサクロロ白金酸溶
液3滴を、室温で、4−フルオロ−3−クロロアリルベ
ンゼン1.37モル(234g、99.9%濃度)と4
−エトキシフェニル(ジメチル)シラン1.45モル(
263g、99.2%濃度)との混合物に添加する。 短い誘導期の後、強い発熱反応が起こりそして当該混合
物は130℃に加温される。混合物の攪拌を短時間続け
、次いで4−エトキシフェニル−3−(4−フルオロ−
3−クロロフェニル)プロピル(ジメチル)シラン39
2gが主留分として165〜170℃かつ0.1mba
rで蒸留される。これは81.6%の粗収率(GCによ
れば97.4%濃度、理論量の79.5%)に相当する
【0032】例4:4−エトキシフェニル−3−(4−
フルオロ−3−フェノキシフェニル)−プロピル(ジメ
チル)シラン(比較例) イソプロパノール中30%濃度のヘキサクロロ白金酸溶
液数滴を2回22℃で、4−フルオロ−3−フェノキシ
フェニルアリルベンゼン2.98モル(98.9%濃度
、687g)と4−エトキシフェニル(ジメチル)シラ
ン3.24モル(595g、97.9%濃度)との混合
物に添加する。1 1/2時間の誘導期の後、130℃
までの自発加熱が起こる。攪拌を短時間続けた後、前留
分259gが0.4〜0.15mbarの高い減圧下に
留去され、生成物1003g(GCによれば98.7%
濃度)が続く。これは理論量の81.4%の収率に相当
する。
【0033】例5:4−エトキシ−3−(4−フルオロ
−3−フェノキシフェニル)プロピル(ジメチル)シラ
ン イソプロパノール中30%濃度のH2 PtCl6 溶
液10滴を4−フルオロ−3−フェノキシフェニルアリ
ルベンゼン2.98モル(98.9%濃度、687g)
に添加する。この溶液を、4−エトキシフェニル(ジメ
チル)シラン3.0モル(552g、97.9%濃度)
と同時に、攪拌されたフラスコに100℃で1 1/2
 時間にわたって添加し、その際100℃で維持する。 攪拌を1時間続けると、4−エトキシフェニル−3−(
4−フルオロ−3−フェノキシフェニル)プロピル(ジ
メチル)シラン95.1%(=理論量の97%)、4−
エトキシフェニル(ジメチル)シラン1.0%(=理論
量の1.6%)、4−フルオロ−3−フェノキシフェニ
ルアリルベンゼン0.9%(=理論量の1.7%)の組
成を有する粗混合物(1240g)を生じる。
【0034】この混合物を分子蒸発器で蒸留すると、9
9%濃度の生成物1177gが得られる。これは、理論
量の95.8%の収率に相当する。
【0035】例6:(比較例)(例2に類似する)4−
エトキシフェニルジメチルシラン5.29モル(978
g、97.3%濃度)を先ず110℃で投入する。 4−フルオロ−3−クロロアリルベンゼン5.2モル(
928g、95.5%濃度)と30%濃度のH2 Pt
Cl6 /イソプロパノール溶液11滴との混合物を4
0分間に渡って滴加する。158℃までの温度の上昇が
起こる。高い減圧で160〜165℃かつ0.1mba
rで蒸留した後、4−エトキシフェニル−3−(4−フ
ルオロ−3−クロロフェニル)プロピルジメチルシラン
1481.3g(97%濃度)が得られた。これは理論
量の78.8%の収率に相当する。
【0036】例7:(比較例)(例2に類似する)4−
エトキシフェニルジメチルシラン0.145モル(26
.6g、98.1%濃度)を先ず25℃で投入する。4
−フルオロ−3−クロロアリルベンゼン23.4g(0
.14モル、GC:99.8%)と30%濃度のH2 
PtCl6 /イソプロパノール溶液3滴との混合物を
25℃で30分間にわたって計量する。発熱反応が始ま
りそして内部温度が急速に122℃に上昇する。高い減
圧で160〜165℃かつ0.1mbarで蒸留した後
、生成物40.1g(92.7%濃度)が残る。これは
、理論量の77.4%の収率に相当する。
【0037】例8:(比較例) 30%濃度のH2 PtCl6 /イソプロパノール溶
液3滴を4−エトキシフェニルシラン0.3モル(56
.2g、96%濃度)に室温で添加する。4−フルオロ
−3−クロロアリルベンゼン0.3モル(51.6g、
99%濃度)を先ず100℃で投入しそして上記混合物
を30分間にわたって添加する。これは、140℃まで
の発熱上昇を生じる。次いで高い減圧で160〜162
℃かつ0.05mbarで4−エトキシフェニル−3−
(4−フルオロ−3−クロロフェニル)プロピルジメチ
ルシラン88.7g(96%濃度)を蒸留する。これは
理論量の81.0%の収率に相当する。
【0038】次の例を同様に行った:           比較例    内部温度    
  発熱上昇          生成物収率    
                    ℃    
  ───────────────────────
────────            9    
    20      131℃まで    理論量
の79.8%          10    70〜
80    129℃まで    理論量の82.6%
例11:(比較例) 4−フルオロ−3−クロロアリルベンゼン0.14モル
(23.4g)および30%濃度のH2 PtCl6 
/イソプロパノール溶液3滴を先ず室温で投入した。4
−エトキシフェニルジメチルシラン0.145mol(
26.6g、98%濃度)を30分間にわたって添加し
た。115℃までの発熱上昇が観察された。これは触媒
を黒くする。次いで生成物40.4g(GC:94.3
%)を高い減圧で180〜184℃かつ1mbarで蒸
留した。これは理論量の79.3%の収率に相当する。
【0039】次の例を同様に行った:           比較例    内部温度    
  発熱上昇          生成物収率    
                    ℃    
  ───────────────────────
────────          12     
 100      155℃まで    理論量の7
8.2%例13:(比較例) n−ヘプタン70mlを先ず還流して投入する。イソプ
ロパノール中30%濃度のH2 PtCl6 溶液4滴
を入れた4−フルオロ−3−クロロアリルベンゼン1モ
ル(172.7g、98.7%濃度)および4−エトキ
シフェニルジメチルシラン1モル(182.4g、98
.6%濃度)を1時間にわたって添加した。
【0040】発熱反応が始まり、130℃の内部温度を
生じる。65.3%=0.751molの4−エトキシ
フェニル−3−(4−フルオロ−3−クロロフェニル)
プロピルジメチルシランがヘプタン溶液中に検出された
。これは理論量の75.1%の収率に相当する。
【0041】例14:(比較例) 4−フルオロ−3−クロロアリルベンゼン0.3mol
(51.6g、99.2%濃度)および4−エトキシフ
ェニルジメチルシラン0.3mol(56g、96.5
%濃度)を混合しそして、25分間にわたって100℃
で、同様に100℃で最初に投入されていたヘプタン2
5mlとヘキサクロロ白金酸(イソプロパノール中30
%濃度)2滴との混合物に、計量した。攪拌を1時間続
けると、GCによれば、4−エトキシフェニル−[3−
(4−フルオロ−3−クロロフェニル)プロピル]−ジ
メチルシラン61.3%(
【0042】
【外1】
【0043】理論量の72.1%)、4−フルオロ−3
−クロロアリルベンゼン2.1%(
【0044】
【外2】
【0045】使用した原料の5.1%)および4−エト
キシフェニルジメチルシラン2.8%(
【0046】
【外3】
【0047】使用した原料の6.4%)を含む生成物混
合物を生じる。さらに、かなりの量の副産物、例えば4
−フルオロ−3−クロロ−ω−メチルシラン(GCによ
れば11.6%
【0048】
【外4】
【0049】使用した原料の28.0%)が検出される
【0050】例15:(比較例) 4−フルオロ−3−クロロアリルベンゼン0.3mol
(51.6g、99.2%濃度)および4−エトキシフ
ェニルジメチルシラン0.3mol(56g、96.5
%濃度)を混合しそして、20分間にわたって100℃
で、同様に100℃で最初に投入されていた4−エトキ
シフェニル[3−(4−フルオロ−3−クロロフェニル
)プロピル]ジメチルシラン10g(96%濃度)(

0051】
【外5】
【0052】0.028mol)およびヘキサクロロ白
金酸(イソプロパノール中30%濃度)の混合物に、計
量する。攪拌を1時間続けると、GCによれば、4−エ
トキシフェニル−[3−(3−クロロ−4−フルオロフ
ェニル)プロピル]ジメチルシラン59.9%(
【00
53】
【外6】
【0054】理論量の57.6%)、4−フルオロ−3
−クロロアリルベンゼン1.3%(
【0055】
【外7】
【0056】使用した原料の2.9%)および4−エト
キシフェニルジメチルシラン2.6%(
【0057】
【外8】
【0058】使用した原料の5.7%)を含む生成物混
合物を生じる。さらに、かなりの量の4−フルオロ−3
−クロロ−ω−メチルスチレン(GCによれば合計10
.7%
【0059】
【外9】
【0060】理論量の24.6%)および別の副産物が
検出される。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  式I 【化1】 〔式中、R1 は、水素原子、ハロゲン原子、(C1 
    〜C4 )アルキル基、(C1 〜C4 )アルコキシ
    基、そしてR2 は、水素原子、ハロゲン原子、(C1
     〜C4 )アルキル基、(C1 〜C4 )アルコキ
    シ基または(C1 〜C4 )アルキルチオ基によって
    置換されることができる(C1 〜C4 )アルコキシ
    またはフェノキシ基である。〕で表される化合物を、式
    II 【化2】 で表される化合物と式III 【化3】 〔式中、R1 およびR2 は式I中と同じ意味を有す
    る。〕で表される化合物とを、触媒活性量のヘキサクロ
    ロ白金酸の存在下に反応させることにより製造する方法
    において、式IIおよびIIIで表される出発化合物を
    同時に60℃〜150℃の温度で反応容器に計量しそし
    て反応を完了させることを特徴とする、上記製造方法。
  2. 【請求項2】  式IIおよびIIIで表される出発化
    合物が同時に80℃〜130℃の温度で反応容器に計量
    される、請求項1記載の方法。
  3. 【請求項3】  触媒のヘキサクロロ白金酸が、式II
    Iで表される化合物に溶解されそしてこの混合物が式I
    Iで表される化合物と同時に反応容器に計量される、請
    求項1または2記載の方法。
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