JPH04287883A - 連結型圧縮装置 - Google Patents
連結型圧縮装置Info
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- JPH04287883A JPH04287883A JP5249291A JP5249291A JPH04287883A JP H04287883 A JPH04287883 A JP H04287883A JP 5249291 A JP5249291 A JP 5249291A JP 5249291 A JP5249291 A JP 5249291A JP H04287883 A JPH04287883 A JP H04287883A
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- 230000006835 compression Effects 0.000 title claims description 12
- 238000007906 compression Methods 0.000 title claims description 12
- 239000012141 concentrate Substances 0.000 description 4
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 239000012530 fluid Substances 0.000 description 2
- 238000004378 air conditioning Methods 0.000 description 1
- 238000005057 refrigeration Methods 0.000 description 1
- 238000000926 separation method Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Rotary Pumps (AREA)
- Compressors, Vaccum Pumps And Other Relevant Systems (AREA)
- Applications Or Details Of Rotary Compressors (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、３台以上の圧縮機を備
え、ビル空調システム等の比較的大規模な冷凍システム
に好適な連結型圧縮装置に関する。
え、ビル空調システム等の比較的大規模な冷凍システム
に好適な連結型圧縮装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来、この種の圧縮装置として、特公昭
６３−３６４３３号公報に開示されたものが知られてい
る。
６３−３６４３３号公報に開示されたものが知られてい
る。
【０００３】このものは、図４に示すように、油溜Ｏを
もつケーシングＤに圧縮要素Ｐを各々内装した第一から
第三圧縮機Ａ，Ｂ，Ｃを備え、吸入主管Ｈの分配部に油
分離器Ｓを介装して、その底部に第一圧縮機Ａに接続す
る第一吸入枝管Ｘを、又、上部に第二及び第三圧縮機Ｂ
，Ｃに接続する第二及び第三吸入枝管Ｙ，Ｚを各々接続
し、第一圧縮機Ａに吸入ガスと油とを、第二及び第三圧
縮機Ｂ，Ｃに吸入ガスのみを各々返すようにしている。 そして、第一吸入枝管Ｘの圧力損失に対して第二吸入枝
管Ｙのそれを、第二吸入枝管Ｙの圧力損失に対して第三
吸入枝管Ｚのそれをそれぞれ大きくし、第一圧縮機Ａを
最も高圧側の親圧縮機に、その隣に位置する第二圧縮機
Ｂをそれより低圧の子圧縮機に、更に、親圧縮機から最
も遠い第三圧縮機Ｃを最も低圧側の孫圧縮機に段階的に
区分すると共に、親圧縮機Ａから延びる均油主管Ｔに、
子圧縮機Ｂに延び且つ途中に親圧縮機Ａ側からの流れの
みを許容する逆止弁Ｖを介装した短い均油枝管Ｋと、孫
圧縮機Ｃに延び且つ途中に親圧縮機Ａ側からの流れのみ
を許容する逆止弁Ｗを介装した長い均油枝管Ｌとをそれ
ぞれ接続し、油が集中して戻る高圧側の親圧縮機Ａから
低圧側の子圧縮機Ｂ及び孫圧縮機Ｃに向けてほぼ等量の
油を移動させ、各圧縮機の油面を適正に保てるようにし
ている。
もつケーシングＤに圧縮要素Ｐを各々内装した第一から
第三圧縮機Ａ，Ｂ，Ｃを備え、吸入主管Ｈの分配部に油
分離器Ｓを介装して、その底部に第一圧縮機Ａに接続す
る第一吸入枝管Ｘを、又、上部に第二及び第三圧縮機Ｂ
，Ｃに接続する第二及び第三吸入枝管Ｙ，Ｚを各々接続
し、第一圧縮機Ａに吸入ガスと油とを、第二及び第三圧
縮機Ｂ，Ｃに吸入ガスのみを各々返すようにしている。 そして、第一吸入枝管Ｘの圧力損失に対して第二吸入枝
管Ｙのそれを、第二吸入枝管Ｙの圧力損失に対して第三
吸入枝管Ｚのそれをそれぞれ大きくし、第一圧縮機Ａを
最も高圧側の親圧縮機に、その隣に位置する第二圧縮機
Ｂをそれより低圧の子圧縮機に、更に、親圧縮機から最
も遠い第三圧縮機Ｃを最も低圧側の孫圧縮機に段階的に
区分すると共に、親圧縮機Ａから延びる均油主管Ｔに、
子圧縮機Ｂに延び且つ途中に親圧縮機Ａ側からの流れの
みを許容する逆止弁Ｖを介装した短い均油枝管Ｋと、孫
圧縮機Ｃに延び且つ途中に親圧縮機Ａ側からの流れのみ
を許容する逆止弁Ｗを介装した長い均油枝管Ｌとをそれ
ぞれ接続し、油が集中して戻る高圧側の親圧縮機Ａから
低圧側の子圧縮機Ｂ及び孫圧縮機Ｃに向けてほぼ等量の
油を移動させ、各圧縮機の油面を適正に保てるようにし
ている。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】しかし、以上のもので
は、吸入主管Ｈに戻る油を高圧側の親圧縮機Ａに集中さ
せるために、油分離器Ｓを用い、この油分離器Ｓを各圧
縮機Ａ，Ｂ，Ｃへの分配部に介装して、該油分離器Ｓの
底部に親圧縮機Ａに接続する第一吸入枝管Ｘを、上部に
子圧縮機Ｂ及び孫圧縮機Ｃに接続する第二及び第三吸入
枝管Ｙ，Ｚをそれぞれ接続するようにしているため、吸
入経路の分配部分の構造が複雑になると共に、配管の接
続構造が複雑になる問題がある。
は、吸入主管Ｈに戻る油を高圧側の親圧縮機Ａに集中さ
せるために、油分離器Ｓを用い、この油分離器Ｓを各圧
縮機Ａ，Ｂ，Ｃへの分配部に介装して、該油分離器Ｓの
底部に親圧縮機Ａに接続する第一吸入枝管Ｘを、上部に
子圧縮機Ｂ及び孫圧縮機Ｃに接続する第二及び第三吸入
枝管Ｙ，Ｚをそれぞれ接続するようにしているため、吸
入経路の分配部分の構造が複雑になると共に、配管の接
続構造が複雑になる問題がある。
【０００５】又、均油管Ｔ，Ｋ，Ｌを通じて油の移動を
起こさせるためには、第二及び第三吸入枝管Ｙ，Ｚの圧
力損失を第一吸入枝管Ｘに対してそれぞれ所定の大きさ
だけ大きくし、親圧縮機Ａに対して子圧縮機Ｂ及び孫圧
縮機Ｃをそれぞれ所定の低圧状態にしなければならない
が、以上のものでは、単に第一吸入枝管Ｘを油分離器Ｓ
の底部に、第二及び第三吸入枝管Ｙ，Ｚを油分離器Ｓの
上部にそれぞれ接続しているだけだから、圧力損失を所
定の大きさにするには、第二及び第三吸入枝管Ｙ，Ｚの
配管長さを第一吸入枝管Ｘに対して相当長くしなければ
ならず、このため、配管の引き回し等が煩雑化する問題
も起こる。
起こさせるためには、第二及び第三吸入枝管Ｙ，Ｚの圧
力損失を第一吸入枝管Ｘに対してそれぞれ所定の大きさ
だけ大きくし、親圧縮機Ａに対して子圧縮機Ｂ及び孫圧
縮機Ｃをそれぞれ所定の低圧状態にしなければならない
が、以上のものでは、単に第一吸入枝管Ｘを油分離器Ｓ
の底部に、第二及び第三吸入枝管Ｙ，Ｚを油分離器Ｓの
上部にそれぞれ接続しているだけだから、圧力損失を所
定の大きさにするには、第二及び第三吸入枝管Ｙ，Ｚの
配管長さを第一吸入枝管Ｘに対して相当長くしなければ
ならず、このため、配管の引き回し等が煩雑化する問題
も起こる。
【０００６】本発明の目的は、順次圧力低下する数世代
の圧縮機を備えるものにおいて、油分離器を用いること
なく、しかも、吸入分配部分の構造の複雑化や配管長さ
の増大を招くことなく、簡易な構造で、親圧縮機に対し
て子圧縮機及び孫圧縮機を順次圧力低下させることがで
きると共に、高圧側の親圧縮機に油戻しを集中させるこ
とができ、各圧縮機の油面を適正に保つことができる連
結型圧縮装置を提供することにある。
の圧縮機を備えるものにおいて、油分離器を用いること
なく、しかも、吸入分配部分の構造の複雑化や配管長さ
の増大を招くことなく、簡易な構造で、親圧縮機に対し
て子圧縮機及び孫圧縮機を順次圧力低下させることがで
きると共に、高圧側の親圧縮機に油戻しを集中させるこ
とができ、各圧縮機の油面を適正に保つことができる連
結型圧縮装置を提供することにある。
【０００７】
【課題を解決するための手段】そこで本発明では、上記
目的を達成するため、油溜をもつケーシングに圧縮要素
を各々内装した３台以上の圧縮機１，２，３を備え、こ
れら圧縮機１，２，３の間に均油管を接続した連結型圧
縮装置において、一つの圧縮機１に吸入主管４を接続す
ると共に、この吸入主管４に、該主管４が接続される親
圧縮機１のケーシング内圧に対して順次段階的に圧力低
下させる子圧縮機２及び孫圧縮機３・・に各々接続する
吸入枝管５，６を分岐させて、該各吸入枝管５，６の分
岐始端部を前記吸入主管４の管内壁よりも内方側に位置
させる一方、前記子圧縮機２に接続する第一吸入枝管５
に対して前記孫圧縮機３に接続する第二吸入枝管６を前
記吸入主管４の流れ方向下流側に接続した。
目的を達成するため、油溜をもつケーシングに圧縮要素
を各々内装した３台以上の圧縮機１，２，３を備え、こ
れら圧縮機１，２，３の間に均油管を接続した連結型圧
縮装置において、一つの圧縮機１に吸入主管４を接続す
ると共に、この吸入主管４に、該主管４が接続される親
圧縮機１のケーシング内圧に対して順次段階的に圧力低
下させる子圧縮機２及び孫圧縮機３・・に各々接続する
吸入枝管５，６を分岐させて、該各吸入枝管５，６の分
岐始端部を前記吸入主管４の管内壁よりも内方側に位置
させる一方、前記子圧縮機２に接続する第一吸入枝管５
に対して前記孫圧縮機３に接続する第二吸入枝管６を前
記吸入主管４の流れ方向下流側に接続した。
【０００８】又、以上の構成で各配管の接続を更に簡易
に行うため、吸入主管４を接続する一対の主管接続口４
１，４２をもつ本体４３と、この本体４３に突入され、
各吸入枝管５，６を接続する複数の枝管継手５０，６０
とを備えた継手体４０を形成して、この継手体４０を介
して吸入主管４と各吸入枝管５，６とを接続した。
に行うため、吸入主管４を接続する一対の主管接続口４
１，４２をもつ本体４３と、この本体４３に突入され、
各吸入枝管５，６を接続する複数の枝管継手５０，６０
とを備えた継手体４０を形成して、この継手体４０を介
して吸入主管４と各吸入枝管５，６とを接続した。
【０００９】
【作用】各吸入枝管５，６を吸入主管４から分岐し、そ
の分岐始端部を吸入主管４の管内壁よりも内方側に位置
させることにより、各吸入枝管５，６の圧力損失を、そ
の配管長さを過剰に長くすることなく、吸入主管４に対
して大きくすることができ、しかも、子圧縮機２に接続
する第一吸入枝管５に対して孫圧縮機３に接続する第二
吸入枝管６を吸入主管４の流れ方向下流側に接続するこ
とにより、第二吸入枝管６の圧力損失を、第一吸入枝管
５に対し、該第一吸入枝管５の接続位置との落差分だけ
大きくすることができ、親圧縮機１を最も高圧に、子圧
縮機２をそれより低圧に、孫圧縮機３を最も低圧にそれ
ぞれ段階的に設定することができるのである。又、各吸
入枝管５，６の分岐始端部を吸入主管４の管内壁よりも
内方側に位置させることにより、油の濡れ性により吸入
主管４の内壁面を主に伝って戻ってくる油の各吸入枝管
５，６側への流入を防止でき、最も高圧の親圧縮機１に
油戻しを集中させることができるのである。これらによ
り、特別な油分離器を用いたりすることなく、分配部分
の構造を簡易化でき、しかも、各吸入枝管５，６の配管
長さを過剰に増大することもなく、油戻しの集中される
最も高圧の親圧縮機１から均油管を通して低圧側の子圧
縮機２及び孫圧縮機３に向けて油を移動でき、各圧縮機
１，２，３の油面を適正に保つことができるのである。
の分岐始端部を吸入主管４の管内壁よりも内方側に位置
させることにより、各吸入枝管５，６の圧力損失を、そ
の配管長さを過剰に長くすることなく、吸入主管４に対
して大きくすることができ、しかも、子圧縮機２に接続
する第一吸入枝管５に対して孫圧縮機３に接続する第二
吸入枝管６を吸入主管４の流れ方向下流側に接続するこ
とにより、第二吸入枝管６の圧力損失を、第一吸入枝管
５に対し、該第一吸入枝管５の接続位置との落差分だけ
大きくすることができ、親圧縮機１を最も高圧に、子圧
縮機２をそれより低圧に、孫圧縮機３を最も低圧にそれ
ぞれ段階的に設定することができるのである。又、各吸
入枝管５，６の分岐始端部を吸入主管４の管内壁よりも
内方側に位置させることにより、油の濡れ性により吸入
主管４の内壁面を主に伝って戻ってくる油の各吸入枝管
５，６側への流入を防止でき、最も高圧の親圧縮機１に
油戻しを集中させることができるのである。これらによ
り、特別な油分離器を用いたりすることなく、分配部分
の構造を簡易化でき、しかも、各吸入枝管５，６の配管
長さを過剰に増大することもなく、油戻しの集中される
最も高圧の親圧縮機１から均油管を通して低圧側の子圧
縮機２及び孫圧縮機３に向けて油を移動でき、各圧縮機
１，２，３の油面を適正に保つことができるのである。
【００１０】継手体４０を介して吸入主管４と各吸入枝
管５，６とを接続することにより、これら配管の接続を
更に簡易に行うことができる。
管５，６とを接続することにより、これら配管の接続を
更に簡易に行うことができる。
【００１１】
【実施例】図１に示す連結型圧縮装置は第一から第三圧
縮機１，２，３の３台の圧縮機を備えたトリプルタイプ
のものであり、各圧縮機１，２，３は、それぞれ底部に
油溜１０，２０，３０をもつ密閉式の低圧ドーム型のケ
ーシング１１，２１，３１に、スクロ−ル型式等の圧縮
要素１２，２２，３２と、該各圧縮要素を駆動する駆動
軸１３，２３，３３をもつモータ１４，２４，３４とを
内装している。
縮機１，２，３の３台の圧縮機を備えたトリプルタイプ
のものであり、各圧縮機１，２，３は、それぞれ底部に
油溜１０，２０，３０をもつ密閉式の低圧ドーム型のケ
ーシング１１，２１，３１に、スクロ−ル型式等の圧縮
要素１２，２２，３２と、該各圧縮要素を駆動する駆動
軸１３，２３，３３をもつモータ１４，２４，３４とを
内装している。
【００１２】各ケーシング１１，２１，３１の上部には
各圧縮要素１２，２２，３２で圧縮した高圧流体を開放
する吐出チャンバー１５，２５，３５を画成しており、
該各チャンバーに吐出管９に統合する第一から第三吐出
枝管９１，９２，９３を接続している。又、各ケーシン
グ１１，２１，３１間には、各油溜１０，２０，３０の
規定油面に対してそれぞれ下向きに開口する第一及び第
二均油管７，８を接続している。
各圧縮要素１２，２２，３２で圧縮した高圧流体を開放
する吐出チャンバー１５，２５，３５を画成しており、
該各チャンバーに吐出管９に統合する第一から第三吐出
枝管９１，９２，９３を接続している。又、各ケーシン
グ１１，２１，３１間には、各油溜１０，２０，３０の
規定油面に対してそれぞれ下向きに開口する第一及び第
二均油管７，８を接続している。
【００１３】以上の構成で、親圧縮機とする第一圧縮機
１に、吸入流体を運ぶ吸入主管４を接続すると共に、こ
の吸入主管４に、第一圧縮機１のケーシング内圧よりも
低圧の子圧縮機とする第二圧縮機２に接続する第一吸入
枝管５と，更に第二圧縮機２のケーシング内圧よりも低
圧の孫圧縮機とする第三圧縮機３に接続する第二吸入枝
管６とを分岐させる。
１に、吸入流体を運ぶ吸入主管４を接続すると共に、こ
の吸入主管４に、第一圧縮機１のケーシング内圧よりも
低圧の子圧縮機とする第二圧縮機２に接続する第一吸入
枝管５と，更に第二圧縮機２のケーシング内圧よりも低
圧の孫圧縮機とする第三圧縮機３に接続する第二吸入枝
管６とを分岐させる。
【００１４】そして、図２に明示するように、各吸入枝
管５，６の分岐始端部５ａ，６ａを吸入主管４の管内壁
よりも内方側に位置させる一方、子圧縮機とする第二圧
縮機２に接続する第一吸入枝管５に対して孫圧縮機３に
接続する第二吸入枝管６を吸入主管４の流れ方向下流側
に接続する。
管５，６の分岐始端部５ａ，６ａを吸入主管４の管内壁
よりも内方側に位置させる一方、子圧縮機とする第二圧
縮機２に接続する第一吸入枝管５に対して孫圧縮機３に
接続する第二吸入枝管６を吸入主管４の流れ方向下流側
に接続する。
【００１５】こうして、各吸入枝管５，６を吸入主管４
から分岐し、その分岐始端部５ａ，６ａを吸入主管４の
管内壁よりも内方側に位置させたことにより、該各吸入
枝管５，６の圧力損失を、その配管長さを過剰に長くす
ることなく、吸入主管４に対して大きくすることができ
るのであり、しかも、子圧縮機とする第二圧縮機２に接
続する第一吸入枝管５に対して孫圧縮機とする第三圧縮
機３に接続する第二吸入枝管６を吸入主管４の流れ方向
下流側に接続したことにより、第二吸入枝管６の圧力損
失を、第一吸入枝管５に対し、該第一吸入枝管５の接続
位置との落差分だけ大きくすることができ、親圧縮機と
する第一圧縮機１を最も高圧に、子圧縮機とする第二圧
縮機２をそれより低圧に、孫圧縮機とする第三圧縮機３
を最も低圧にそれぞれ段階的に設定できるのである。 又、このような吸入枝管５，６の吸入主管４に対する突
入構造により、油の濡れ性を利用した油分離が可能とな
るのであり、すなわち、各吸入枝管５，６の分岐始端部
を吸入主管４の管内壁よりも内方側に位置させたことに
より、油の濡れ性により吸入主管４の内壁面を主に伝っ
て戻ってくる油が各吸入枝管５，６側に流入するのを防
止でき、最も高圧側の親圧縮機とする第一圧縮機１に油
戻しを集中させることができるのである。従って、特別
な油分離器を用いたりすることなく、吸入経路の分配部
分の構造を簡易なものにでき、しかも、各吸入枝管５，
６の配管長さを過剰に増大することもなく、油戻しの集
中される最も高圧の親圧縮機である第一圧縮機１から、
各均油管７，８を通して低圧側の子圧縮機である第二圧
縮機２及び孫圧縮機３に向けて油を移動でき、各圧縮機
１，２，３の油面を適正に保つことができるのである。
から分岐し、その分岐始端部５ａ，６ａを吸入主管４の
管内壁よりも内方側に位置させたことにより、該各吸入
枝管５，６の圧力損失を、その配管長さを過剰に長くす
ることなく、吸入主管４に対して大きくすることができ
るのであり、しかも、子圧縮機とする第二圧縮機２に接
続する第一吸入枝管５に対して孫圧縮機とする第三圧縮
機３に接続する第二吸入枝管６を吸入主管４の流れ方向
下流側に接続したことにより、第二吸入枝管６の圧力損
失を、第一吸入枝管５に対し、該第一吸入枝管５の接続
位置との落差分だけ大きくすることができ、親圧縮機と
する第一圧縮機１を最も高圧に、子圧縮機とする第二圧
縮機２をそれより低圧に、孫圧縮機とする第三圧縮機３
を最も低圧にそれぞれ段階的に設定できるのである。 又、このような吸入枝管５，６の吸入主管４に対する突
入構造により、油の濡れ性を利用した油分離が可能とな
るのであり、すなわち、各吸入枝管５，６の分岐始端部
を吸入主管４の管内壁よりも内方側に位置させたことに
より、油の濡れ性により吸入主管４の内壁面を主に伝っ
て戻ってくる油が各吸入枝管５，６側に流入するのを防
止でき、最も高圧側の親圧縮機とする第一圧縮機１に油
戻しを集中させることができるのである。従って、特別
な油分離器を用いたりすることなく、吸入経路の分配部
分の構造を簡易なものにでき、しかも、各吸入枝管５，
６の配管長さを過剰に増大することもなく、油戻しの集
中される最も高圧の親圧縮機である第一圧縮機１から、
各均油管７，８を通して低圧側の子圧縮機である第二圧
縮機２及び孫圧縮機３に向けて油を移動でき、各圧縮機
１，２，３の油面を適正に保つことができるのである。
【００１６】ところで、以上の実施例では、各吸入枝管
５，６を吸入主管４の管壁に直接突入させたが、図３に
示すように、吸入主管４を接続する一対の主管接続口４
１，４２を備えた本体４３と、この本体４３の壁面に突
入され、各吸入枝管５，６を接続する複数の枝管継手５
０，６０とをもつ別体の継手体４０を形成して、この継
手体４０を介して吸入主管４と各吸入枝管５，６とを接
続するようにしてもよく、この場合には、各配管の接続
を更に簡易に行うことができる。
５，６を吸入主管４の管壁に直接突入させたが、図３に
示すように、吸入主管４を接続する一対の主管接続口４
１，４２を備えた本体４３と、この本体４３の壁面に突
入され、各吸入枝管５，６を接続する複数の枝管継手５
０，６０とをもつ別体の継手体４０を形成して、この継
手体４０を介して吸入主管４と各吸入枝管５，６とを接
続するようにしてもよく、この場合には、各配管の接続
を更に簡易に行うことができる。
【００１７】以上説明した実施例では、トリプルタイプ
のものを示したが、圧縮機の総台数が４台以上で、子圧
縮機を３台以上備えるものについても同様に適用できる
のは云うまでもない。
のものを示したが、圧縮機の総台数が４台以上で、子圧
縮機を３台以上備えるものについても同様に適用できる
のは云うまでもない。
【００１８】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、一つの
圧縮機１に吸入主管４を接続すると共に、この吸入主管
４に、該主管４が接続される親圧縮機１のケーシング内
圧に対して順次段階的に圧力低下させる子圧縮機２及び
孫圧縮機３・・に各々接続する吸入枝管５，６を分岐さ
せて、該各吸入枝管５，６の分岐始端部を前記吸入主管
４の管内壁よりも内方側に位置させる一方、前記子圧縮
機２に接続する第一吸入枝管５に対して前記孫圧縮機３
に接続する第二吸入枝管６を前記吸入主管４の流れ方向
下流側に接続したから、特別な油分離器を用いることな
く、吸入分配部分の構造の簡易化が図れ、しかも、各吸
入枝管５，６の配管長さを長くすることもなく、油戻し
の集中される最も高圧の親圧縮機１から均油管を通して
低圧側の子圧縮機２及び孫圧縮機３に向けて油を移動で
き、各圧縮機１，２，３の油面を適正に保つことができ
るのである。
圧縮機１に吸入主管４を接続すると共に、この吸入主管
４に、該主管４が接続される親圧縮機１のケーシング内
圧に対して順次段階的に圧力低下させる子圧縮機２及び
孫圧縮機３・・に各々接続する吸入枝管５，６を分岐さ
せて、該各吸入枝管５，６の分岐始端部を前記吸入主管
４の管内壁よりも内方側に位置させる一方、前記子圧縮
機２に接続する第一吸入枝管５に対して前記孫圧縮機３
に接続する第二吸入枝管６を前記吸入主管４の流れ方向
下流側に接続したから、特別な油分離器を用いることな
く、吸入分配部分の構造の簡易化が図れ、しかも、各吸
入枝管５，６の配管長さを長くすることもなく、油戻し
の集中される最も高圧の親圧縮機１から均油管を通して
低圧側の子圧縮機２及び孫圧縮機３に向けて油を移動で
き、各圧縮機１，２，３の油面を適正に保つことができ
るのである。
【００１９】又、継手体４０を介して吸入主管４と各吸
入枝管５，６とを接続する場合、これら配管４，５，６
の接続を更に簡易に行うことができるのである。
入枝管５，６とを接続する場合、これら配管４，５，６
の接続を更に簡易に行うことができるのである。
【図１】本発明に係る連結型圧縮装置の全体構造を示す
配管図。
配管図。
【図２】同要部の断面図。
【図３】他の実施例を示す要部断面図。
【図４】従来の連結型圧縮装置を示す配管図。
１ 第一圧縮機（親圧縮機）
２ 第二圧縮機（子圧縮機）
３ 第三圧縮機（孫圧縮機）
４ 吸入主管
５ 第一吸入枝管
６ 第二吸入枝管
４０ 継手体
４１，４２ 主管接続口
４３ 本体
５０，６０ 枝管継手
Claims (2)
- 【請求項１】油溜をもつケーシングに圧縮要素を各々内
装した３台以上の圧縮機１，２，３を備え、これら圧縮
機１，２，３の間に均油管を接続した連結型圧縮装置に
おいて、一つの圧縮機１に吸入主管４を接続すると共に
、この吸入主管４に、該主管４が接続される親圧縮機１
のケーシング内圧に対して順次段階的に圧力低下させる
子圧縮機２及び孫圧縮機３・・に各々接続する吸入枝管
５，６を分岐させて、該各吸入枝管５，６の分岐始端部
を前記吸入主管４の管内壁よりも内方側に位置させる一
方、前記子圧縮機２に接続する第一吸入枝管５に対して
前記孫圧縮機３に接続する第二吸入枝管６を前記吸入主
管４の流れ方向下流側に接続していることを特徴とする
連結型圧縮装置。 - 【請求項２】吸入主管４を接続する一対の主管接続口４
１，４２をもつ本体４３と、この本体４３に突入され、
各吸入枝管５，６を接続する複数の枝管継手５０，６０
とを備えた継手体４０を形成して、この継手体４０を介
して吸入主管４と各吸入枝管５，６とを接続している請
求項１記載の連結型圧縮装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5249291A JPH04287883A (ja) | 1991-03-18 | 1991-03-18 | 連結型圧縮装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5249291A JPH04287883A (ja) | 1991-03-18 | 1991-03-18 | 連結型圧縮装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04287883A true JPH04287883A (ja) | 1992-10-13 |
Family
ID=12916212
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5249291A Withdrawn JPH04287883A (ja) | 1991-03-18 | 1991-03-18 | 連結型圧縮装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH04287883A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP2961989A4 (en) * | 2013-02-28 | 2016-10-19 | Bitzer Kuehlmaschinenbau Gmbh | APPARATUS AND METHOD FOR EQUALIZING OIL IN MULTI-COMPRESSOR SYSTEMS |
-
1991
- 1991-03-18 JP JP5249291A patent/JPH04287883A/ja not_active Withdrawn
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP2961989A4 (en) * | 2013-02-28 | 2016-10-19 | Bitzer Kuehlmaschinenbau Gmbh | APPARATUS AND METHOD FOR EQUALIZING OIL IN MULTI-COMPRESSOR SYSTEMS |
| EP3587818A1 (en) * | 2013-02-28 | 2020-01-01 | BITZER Kühlmaschinenbau GmbH | Apparatus and method for oil equalization in multiple-compressor systems |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 19980514 |