JP6788040B2 - 真空を発生させるための装置におけるバイパスバルブ - Google Patents

真空を発生させるための装置におけるバイパスバルブ Download PDF

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Description

本出願は、その全体が参照により本明細書中に組み込まれる、2016年6月14日に出願された米国仮出願第62/349,787号の利益を主張する。
本出願は、ベンチュリー効果を用いて真空を発生させる装置に関し、より詳しくは、ある条件下で装置の排出領域へのより大きな体積流量を可能にする改良されたバイパスポートに関する。
エンジン、例えば車両エンジンは、真空を発生させるためのアスピレーターまたはエジェクターを含むことが知られている。典型的には、アスピレーターは、エンジン空気の一部をベンチュリーを通って移動させることによって、エンジンマニホールド真空よりも低い真空を発生させるために使用される。ベンチュリーを通る高速の空気流は、例えば燃料蒸気パージシステムまたはブレーキブーストデバイスを含む真空アシストを必要とする関連デバイスから流体を引き出すことができる圧力降下を発生させることが知られている。アスピレーターは、このアスピレーターを通る流れの方向を調節するために、ベンチュリーと、真空アシストを必要とするデバイスとの間にチェックバルブを含むことがある。
アスピレーターにバイパスバルブを設けて、ある条件の間に、アスピレーターを通過する流量を増加させることが知られている。例えば、非常に短い時間内に、アスピレーターに取り付けられたデバイスから流体をパージまたは吸い出すことが望ましい場合がある。アスピレーター内のベンチュリー管は著しい圧力降下を、したがって真空を発生させることがあるが、ベンチュリーの小さな寸法は、デバイスが所望されるほど素早くパージされ得ないように、流れの体積を制限することがある。したがって、アスピレーターには第2の流路またはバイパスが設けられ、特定の条件下で高圧から低圧へのより大きな流動体積を可能にする。例えば、真空アシストを必要とするデバイスの圧力がアスピレーターの出口圧力、すなわち典型的にはマニホールド圧力よりも高い場合、ベンチュリーの働きに関係なく、圧力勾配によりバイパスを通る流れがもたらされるようにバイパスバルブが開く。バイパスを通るこの流れは、真空アシストを必要とする取り付けられたデバイスのより迅速なパージをもたらすベンチュリーを通る流れに追加されるものである。
同時係属米国特許出願公開第2015/0096637号のような公知のアスピレーターでは、バイパスバルブを通るポート開口は、それを通って流体がベンチュリー出口からアスピレーター排出出口まで流れる流路の上端に配置される。このポート開口の位置は制限を受け、それを通って流体が流れることが可能なバイパスポートのサイズを制限する。いくつかの用途では、上端バイパスポートを通る流動面積が十分でない場合がある。上端開口のサイズを単に増大させることは許容できる解決策ではない。したがって、より大きな流量を有する改良されたバイパスバルブを備えた新規なアスピレーター設計が必要とされている。
本発明によれば、一つ以上のバイパスポートが、上端にではなく、排出経路の側面に設けられる。排出経路の断面形状のために、排出経路の側面に一つ以上のバイパスポートを配置することは、改良された動作のための、より大きな流動面積を提供する。加えて、バイパスポートを排出経路の上端から側面に再配置することにより、排出経路プロファイルの改良が可能となり、内壁からの流れ剥離を発生させる断面積の急激な変化、そして乱流およびノイズを生じる望ましくない作用が低減または排除される。
一態様では、管路を画定すると共に管路内にベンチュリー間隙を有するハウジングを有するベンチュリーデバイスが開示される。ベンチュリー間隙の下流にあってそれをバイパスさせるのは、第1のシートと、第2のシートと、入口ポートと、少なくとも二つの出口ポートとを有する内部キャビティを画定するバイパスチェックバルブである。バイパスチェックバルブの全てのポートは、その内部キャビティと流体連通状態であり、略平坦なディスクのようなシール部材が内部キャビティ内に着座させられる。シール部材は、付勢部材の助けなしに、ベンチュリーデバイス内の圧力差に応答して、第1のシートに当接した閉位置と第2のシートに当接した開位置との間で並進移動可能である。バイパスチェックバルブの二つの出口ポートは、管路の上端から距離をおいて配置された対向位置で管路に入るが、これはハウジングの正中矢状面に位置する。さらに、ベンチュリー間隙の下流でかつ二つの出口ポートのそれぞれの上流のテーパーセクションから、二つの出口ポートの下流の排出セクションへの移行部は、管路の徐々に連続して先細になる内面を形成する。
一つの実施形態では、二つの出口ポートは正中矢状面に対して略垂直に配置され、管路はバイパスチェックバルブの内部キャビティ内に露出長さを有し、二つの出口ポートはこの露出長さの概ね中間点に配置される。
別の実施形態では、管路は、バイパスチェックバルブの内部キャビティ内に露出長さを有し、かつ、二つの出口ポートは、概ねこの露出長さの中間点に近接して存在し、この中間点の下流で管路に入る。
上記実施形態の全てにおいて、管路の上端から二つの出口ポートのそれぞれの始端までの距離は、正中矢状面に対して鋭角をなし、二つの出口ポートのそれぞれは、管路の内面の周りで管路の上端から離れるように下方へと延び、二つの出口ポートは、管路の底部に一つの連続した出口ポートを形成するように出会って結合し、底部はハウジングの正中矢状面において上端に対向する。
上記実施形態の全てにおいて、二つの出口ポートのそれぞれは、出口ポートから管路の排出出口へと延びる管路の内面に陥凹流路を含む。陥凹流路のそれぞれは、出口ポートから排出出口に向かって開拡することができ、それらは正中矢状面に対して略平行である。
上記実施形態の全てにおいて、二つの出口ポートのそれぞれは、管路の排出出口の横断面積よりも小さな横断面積を有する。
上記実施形態の全てにおいて、以下の特徴の一つまたは組み合わせがベンチュリーデバイスに存在する。(i)管路の内面は、楕円形状、略矩形状または多角形状の管路入口から管路の円形排出出口へと移行する。(ii)第2のシートは、二つの出口ポートの周りに円周方向に間隔を置いて配置されたバイパスチェックバルブの内部キャビティ内へと延びる複数のフィンガーによって画定される。(iii)ハウジングは内部キャビティ内に延びるピンを含み、シール部材は貫通孔を含み、ハウジングのピンは、このピンに沿ったシール部材の並進移動のためにシール部材の孔に挿入される。(iv)ベンチュリー間隙と流体連通する吸い込みポートを通る流体の流れを制御する第2のチェックバルブ。
別の態様では、真空発生のための上記ベンチュリーデバイスのいずれかを含む内燃エンジンが開示される。ベンチュリーデバイスは、真空を必要とするデバイスと流体連通するように接続され、管路の原動入口は、ブースト圧力源または大気圧エンジン源のいずれかと流体連通するように接続される。
真空を発生させるための既知のデバイスの側方から見た透視図である。 図1の真空を発生させるためのデバイスの長手方向側断面図である。 図1の真空を発生させるためのデバイスの下側ハウジング部分の平面図である。 図1の真空を発生させるためのデバイスの排出ポートからの下側ハウジング部分の端面図である。 真空を発生させるためのデバイスの第1実施形態の側方から見た斜視図である。 図5の真空を発生させるためのデバイスの下側ハウジング部分の上方から見た斜視図である。 図5の真空を発生させるためのデバイスの側方から見た斜視断面図である。 図6の真空を発生させるためのデバイスの排出ポートからの下側ハウジング部分の端面図である。 真空を発生させるためのデバイスの第2実施形態の下側ハウジング部分の上方から見た斜視図である。 図9の真空を発生させるためのデバイスの下側ハウジング部分の長手方向断面図である。 図9の真空を発生させるためのデバイスの排出ポートからの下側ハウジング部分の端面図である。
以下の詳細な説明は、本発明の一般的な原理を説明するものであり、その例が添付図面にさらに示されている。図面において、同様の参照数字は同一または機能的に類似の要素を示す。
本明細書で使用されるとき、「流体」とは、液体、懸濁液、コロイド、ガス、プラズマまたはそれらの組み合わせを意味する。
図1は、Daycoの米国特許出願公開第2015/0096637号に開示されているタイプの真空を発生させるためのデバイスの外観図である。概して参照数字100で特定されるデバイスは、エンジン、例えば車両のエンジンにおいて使用されるものである。エンジンは、内燃エンジンであってもよく、車両またはエンジンは、典型的には、真空を必要とするデバイスを含む。本明細書において特定されるエンジンの特定のコンポーネントを表すために含まれるいくつかのボックスを除いて、エンジンおよびその全てコンポーネントおよび/またはサブシステムは図示されておらず、エンジンコンポーネントおよび/またはサブシステムは車両エンジンに一般的に見られるものを含んでいてもよいと理解される。これらのタイプの装置は、原動ポートが大気圧に接続された状態で使用される場合には「アスピレーター」と呼ばれ、原動ポートが例えばターボチャージャーまたはスーパーチャージャーからの増大した圧力に接続される場合には「エジェクター」と呼ばれる。
図1および図2を参照すると、真空を発生させるためのデバイス100は真空を必要とするデバイス102に接続可能である。真空を発生させるためのデバイス100は、ベンチュリー効果を発生させるように設計された通路144を通る空気の流れによって、上記デバイス102のために真空を発生させる。真空を発生させるためのデバイス100は、図示されるように上側ハウジング部分104と下側ハウジング部分106とから形成されたハウジング101を含む。上側および下側部分の表記は、説明のための、紙面上に配向されるような図面に関連したものであり、エンジンシステムで利用される場合には図示の向きには限定されない。好ましくは、上側ハウジング部分104は、音波溶接、加熱または両者間に気密シールを形成するためのその他の従来の方法によって、下側ハウジング部分106に結合される。
下側ハウジング部分106は複数のポートを含む通路144を画定し、そのいくつかは、エンジンのコンポーネントまたはサブシステムに接続可能である。ポートは、(1)典型的にはエンジンのスロットルの上流で得られるエンジンインテークエアクリーナー170から清浄な空気を供給することができる原動ポート108と、(2)チェックバルブ111を介して真空を必要とするデバイス102に接続可能な吸い込みポート110と、(3)エンジンのスロットルの下流でエンジンインテークマニホルード172に接続可能な排出ポート112と、(4)バイパスポート114とを含む。チェックバルブ111は、好ましくは、流体が吸い込みポート110から作動デバイス102へと流れるのを防止するように配置される。一実施形態では、真空を必要とするデバイス102は、車両ブレーキブースト装置である。バイパスポート114は、真空を必要とするデバイス102に接続されてもよく、任意選択で、それらの間の流体流路にチェックバルブ120を含んでいてもよい。チェックバルブ120は、好ましくは、流体がバイパスポート114から作動デバイス102へと流れるのを防止するように配置される。
図2および図3に示すように、下側ハウジング部分106は下側バルブシート124,126を含む。空気通路144との空気流連通を可能にするために、各下側バルブシート124,126にはそれぞれ孔132,133が形成される。各下側バルブシート124,126は、その上面から上方に延びる複数の半径方向に離間されたフィンガー134,135を含む。半径方向に離間されたフィンガー134,135は、バルブが開いて流れを許容するとき、シール部材136,137を支持する役割を果たす。図2に最もよく示されているように、上側ハウジング部分104は、下側ハウジング部分106に対してあるいはそれと嵌合するように構成されており、チェックバルブ111,120を形成する。上側ハウジング部分104は、その長さに沿って延びる通路146を画定すると共に複数のポートを画定し、そのいくつかはエンジンのコンポーネントまたはサブシステムに接続することができる。ポートは、(1)キャップ174で蓋がされてもよくあるいはエンジンのコンポーネントまたはサブシステムに接続されてもよい第1のポート148と、(2)下側ハウジング部分106内の吸い込みポート110と流体連通すると共にその間にシール部材136が配置される第2のポート150と、(3)下側ハウジング部分106のバイパスポート114と流体連通すると共にその間にシール部材137が配置される第3のポート152(チャンバー/キャビティ167のための入口ポートの一部)と、(4)アスピレーターチェックバルブアセンブリを、真空を必要とするデバイス102に対して接続する入口として機能し得る第4のポート154とを含む。各ポート108,148,112および154のそれぞれは、通路144をホースまたはエンジンのその他の機構に接続するための、その外面上のコネクター機構を含んでいてもよい。
図2に示すように、上側ハウジング部分104は上側バルブシート125,127を含む。各上側バルブシート125,127は、連続外壁160,161および底壁162,163によって画定される。両方の上側バルブシート125,127は、それぞれ底壁162,163から下方へと下側ハウジング部分106に向かって延在するピン164,165を含むことができる。ピン164,165は、下側バルブシート124と嵌合された上側バルブシート125によって画定されると共に下側バルブシート126と嵌合された上側バルブシート127によって画定されるキャビティ166,167内で、シーリング部材136,137の並進移動のためのガイドとして機能する。したがって、各シーリング部材136,137は、そのそれぞれのキャビティ166,167内でのピン164,165の収容のためのサイズとされかつそれ自体に設けられた貫通孔を含む。
真空を発生させるためのデバイス100がエンジンシステムに接続されると、例えば図2に示すように、チェックバルブ111および120は以下のように機能する。エンジンが作動すると、インテークマニホールド172は、通路144を通り、排出ポート112から原動ポート180内へと空気を引き込む。これにより、チェックバルブ111,120および通路146に部分的な真空が生じ、シール136,137を複数のフィンガー134,135に当接するよう下方に引き込む。フィンガー134,135が間隔を置いて設置されているために、通路144から通路146への流体の流れが許容される。エンジンの作用によって生成される部分的な真空は、少なくとも真空を必要とするデバイス102の動作の真空アシストに役立つ。
典型的な内燃エンジンにおける空気流システムは、エンジンが動作するとき、適切な燃料燃焼を助けるために気化器または燃料噴射器の空気インテークポートを経て空気を引き込む部分的な真空が生成される、という原理に基づいて作動する。この真空は、車両内の真空アシストサブシステムを、特にブレーキ、燃料蒸気キャニスターパージシステム、自動変速機、そして最近ではエアコンを補完するのに有用であることが判明している。真空を発生させるためのデバイス100は、主通気路とサブシステムとの間の接続を提供することができ、そしてサブシステムからの背圧によって主通気路を通る空気流が乱されることを抑制するように機能し得る。
再び図2および図4を参照すると、下側ハウジング部分106の通路144は、下側ハウジング部分106の排出セクション181の第2のテーパー部分183(本明細書では排出コーンとも呼ばれる)に結合された第1のテーパー部分182(本明細書では原動コーンとも呼ばれる)を含む中心長手方向軸線に沿った内部寸法を有する。ここで、第1のテーパー部分182および第2のテーパー部分183は、端部同士を突き合せた状態で(原動コーン182の出口端部184と排出コーン183の入口端部186とを突き合せた状態で)整列させられている。入口端部188,186および出口端部184,189は断面が楕円形であり、その間に(入口から出口へと)延びる、徐々に連続的に先細になる内部寸法は双曲線プロファイルを画定する。
さらに図2を参照すると、第2のテーパー部分183は、より小さな寸法の入口端部186から、より大きな寸法の出口端部189へと、徐々に連続的に先細になる。バイパスポート114は、出口端部189に隣接するが出口端部189の下流にある排出セクション181と交差し得る。第2のテーパー部分183の出口端部189の下流に配置された部分190における排出セクション181のプロファイルは、それが排出出口112で終端するまで、円形断面を有する円錐形のプロファイルを有する。第2のテーパー部分183の内面は、その全長に沿って概ね連続的に滑らかであり、すなわち空洞は略円筒形であり、この円筒の底面は出口端部189および排出ポート112である。このプロファイルは、第2のテーパー部分183のプロファイルが排出ポート112まで継続する場合にさもなければ可能であろうものよりも大きなバイパスポート114を提供するために使用される。特に、上記プロファイルの通路144の第2のテーパー部分183内への上端開口、図3の孔133は、所望の性能のための十分な流量を持たない小さな楕円形のポートのみを提供するであろう。排出セクション181の部分190のプロファイルを変更することは、欠点がないわけではない。出口端部189における断面の急激な変化は、流れの剥離、性能低下およびノイズをもたらす。さらに、通路144内の単一の上端開口、孔133のサイズは、依然として、バイパスポート114からの所望の流動量のためには不十分である。したがって、性能を犠牲にすることなくまたは断面の急激な変化を必要とすることなく、より大きな流動量を提供する。改良されたバイパスポートについて以下で詳しく説明する。
ここで図5ないし図8を参照すると、改良されたバイパスポート214を有する新規な真空を発生させるためのデバイス200が示されている。図1ないし図4に示す真空を発生させるためのデバイス100と同様、真空を発生させるためのデバイス200は、上側ハウジング部分204および下側ハウジング部分206から形成されたハウジング201を含み、エンジンシステムにおいて同様に機能する。図7を参照すると、上側ハウジング部分204は通路246を画定する。下側ハウジング部分206は、管路245の内部構造である通路244を画定する。上側ハウジング部分204および下側ハウジング部分206は、互いにかみ合って、通路244および246をつなぐチェックバルブ211および220を形成する。上側ハウジング204および下側ハウジング206のそれぞれ、そしてハウジング201の全体は、組み立てられたとき、デバイス200を左右の鏡像へと分割する(図6において符号が付された)正中矢状面MSPを有する。
図7から最もよく分かるように、上側ハウジング部分204は、その長さに沿って延びる通路246を画定すると共に複数のポートを画定し、そのいくつかはエンジンのコンポーネントまたはサブシステムに接続可能である。当該ポートは、(1)塞がれてもあるいはエンジンコンポーネントに接続されてもよい第1のポート248と、(2)この実施形態では、下側ハウジング部分206における、ベンチュリー間隙210’を取り囲むと共にこれを含む全領域である、吸い込みポートと流体連通状態の第2のポート250と、(3)バイパスチェックバルブ220の入口ポートである第3のポート214と、(4)真空アシストを必要とするデバイスに、真空を発生させるためのデバイス200を接続する入口として機能することができる第4のポート254とを含む。各ポートのそれぞれは、通路244をエンジンのホースまたはその他の機構に、または下側ハウジング部分206に接続するために、その外面上にコネクター機構を含むことができる。上側ハウジング部分204は、上側バルブシート225,227を含む。両方の上側バルブシート225,227は、下側ハウジング部分206に向かって内部キャビティ内へと下方に延びるピン264,265を含むことができる。ピン264,265は、下側バルブシート224と嵌合された上側バルブシート225によって画定されると共に下側バルブシート226と嵌合された上側バルブシート227によって画定されるキャビティ266,267内で、シーリング部材236,237の並進移動のためのガイドとして機能する。したがって、各シーリング部材236,237は、そのそれぞれのキャビティ266,267内でのピン264,265の収容のためのサイズとされかつそれ自体に設けられた貫通孔を含む。
図6および図7を参照すると、下側ハウジング部分206は、管路245を画定し、この管路内にベンチュリー間隙210’を画定する。下側ハウジング部分206は、(1)原動ポート208と、(2)吸い込みポートとして作用するベンチュリー間隙210’と、(3)排出出口ポート212と、(4)少なくとも二つのバイパス出口ポート231,233とを含む複数のポートを形成する。下側ハウジング部分206は下側バルブシート224,226を含み、ベンチュリー間隙210’が下側バルブシート224に形成され、かつ、通路244との流体連通を可能とするために少なくとも二つの出口ポート231,233が下側バルブシート226に形成されている。各下側バルブシート224,226は、その上面から上方に延びる複数の半径方向に離間したフィンガー234,235を含む。この半径方向に離間したフィンガー234,235は、バルブが開いて流れを許容するとき、シール部材236,237(図7)をそれぞれ支持するように作用する。下側バルブシート226は、ベンチュリー間隙210’の下流に配置されかつそれをバイパスさせるバイパスチェックバルブ220の一部を形成する。少なくとも二つの出口ポート231,233は、管路245の上端250から(図6において符号が付された)距離Dを置いて配置された対向位置で管路245に入り、管路245の上端250は、ハウジング201の(または、この場合にも同じ正中矢状面であるが、下側ハウジングセクション206の)正中矢状面MSPに配置される。管路245は、ベンチュリー間隙210’の下流でかつ二つの出口ポート231,233のそれぞれの上流の第2のテーパーセクション283から、二つの出口ポート231,233の下流の排出セクション285まで、概ね滑らかな移行部を有し、すなわちこの移行部は、管路245のための徐々に連続的に先細になる内面を画定する。
管路245の通路244は、中心長手方向軸線Aに沿った内部寸法を有し、これは、第2のテーパー部分283(本明細書では排出コーンとも呼ばれる)に結合された第1のテーパー部分282(本明細書では原動コーンとも呼ばれる)を含む。ここで、第1のテーパー部分282および第2のテーパー部分283は、端部を突き合わせて(原動コーン282の出口端部284と排出コーン283の入口端部286とを突き合わせて)整列させられている。図8に示すように、少なくとも出口端部284および入口端部286は断面が楕円形であり、その間に(入口から出口へと)延びる徐々に連続的に先細になる内部寸法は双曲線プロファイルを画定する。第2のテーパー部分283は、より小さな寸法の入口端部286から、より大きな寸法の排出出口212まで徐々に連続的に先細になり、少なくとも二つのバイパスポート231,233はその間の任意の位置に配置される。入口端部286の一方または両方の内部断面は、好ましくは楕円形であるが、同時係属中の米国特許出願第14/294,727号に教示されているように、略矩形状またはその他の多角形状であってもよい。排出出口212の内部断面は円形であることが好ましい。少なくとも二つのバイパスポート231,233の下流に位置する管路245の内面の少なくとも一部のプロファイルは、それが排出ポート212で終端するまで、円形断面を有する円錐形プロファイルを有する。
図6ないし図8を参照すると、二つの出口ポート231,233は正中矢状面MSPに対して略垂直に配置されており、上述したように、管路245の上端250から距離Dだけ離れて配置された対向位置において管路245に入る。図6に最もよく示されるように、管路245は、バイパスチェックバルブ220の内部キャビティ267内に露出長さLを有し、二つの出口ポート231,233は、この露出長さLの略中間点に配置される。一実施形態では、二つの出口ポート231,233は、露出長さLの中間点に概ね近接して配置される(そこから延びる)が、真空を発生させるためのデバイス300を参照すると、図9および図10に見られるように中間点の下流で管路245に入る。管路250の上端から二つの出口ポート231,233のそれぞれの始端までの距離は、図8に示されるように、正中矢状面MSPに対して鋭角θを形成する。二つの出口ポート231,233のそれぞれは、管路245の内面の周りで管路245の上端250から離れるように下方へと延在する。
次に、図9ないし図11を参照すると、改良されたバイパスポートを有する真空を発生させるためのデバイス300の第2実施形態が示されている。真空を発生させるためのデバイス200(特に図5)と同様、デバイス300は同じ外観を呈し、上側ハウジング部分204および(内部は図6ないし図8に示されるものと異なるので306で示す)下側ハウジング部分から形成されたハウジング201を有する。デバイス300は、上述したエンジンシステムにおいて同じように機能する。図10を参照すると、下側ハウジング部分306は通路344、管路245の内部構造を画定する。上側ハウジング204および下側ハウジング306のそれぞれ、そしてハウジング201の全体は、組み立てられたとき、デバイス300を左右の鏡像へと分割する(図9において符号が付された)正中矢状面MSPを有する。
さらに図9ないし図11を参照すると、下側ハウジング部分306は、管路345を、そしてこの管路内にベンチュリー間隙310’を画定する。下側ハウジング部分306は、(1)原動ポート308と、(2)吸い込みポートとして作用するベンチュリー間隙310’と、(3)排出出口ポート312と、(4)少なくとも二つのバイパス出口ポート331,333とを含む複数のポートを形成する。下側ハウジング部分306は下側バルブシート324,326を含み、ベンチュリー間隙310’が下側バルブシート324に形成され、かつ、通路344との流体連通を可能とするために少なくとも二つの出口ポート331,333が下側バルブシート326に形成されている。各下側バルブシート324,326は、その上面から上方に延びる複数の半径方向に離間したフィンガー334,335を含む。この半径方向に離間したフィンガー334,335は、バルブが開いて流れを許容するとき、(図7に示す)シール部材336,337をそれぞれ支持するように作用する。下側バルブシート326は、ベンチュリー間隙310’の下流に配置されかつそれをバイパスさせるバイパスチェックバルブ320の一部を形成する。少なくとも二つの出口ポート331,333は、管路345の上端350から(図9において符号が付された)距離Dを置いて配置された対向位置で管路345に入り、管路345の上端350は、ハウジング301の(または、この場合にも同じ正中矢状面であるが、下側ハウジングセクション306の)正中矢状面MSPに配置される。管路345は、ベンチュリー間隙310’の下流でかつ二つの出口ポート331,333のそれぞれの上流の第2のテーパーセクション383から、二つの出口ポート331,333の下流の排出セクション385まで、概ね滑らかな移行部を有し、すなわちこの移行部は、管路345のための徐々に連続的に先細になる内面を画定する。
管路345の通路344は、第2のテーパー部分383(本明細書では排出コーンとも呼ばれる)に結合された第1のテーパー部分382(本明細書では原動コーンとも呼ばれる)を含む中心長手方向軸線Aに沿った内部寸法を有する。ここで、第1のテーパー部分382および第2のテーパー部分383は、端部同士を突き合せた状態で(原動コーン382の出口端部384と排出コーン383の入口端部386とを突き合せた状態で)整列させられている。図11に示すように、少なくとも出口端部384および入口端部386は断面が楕円形であり、その間に(入口から出口へと)延びる、徐々に連続的に先細になる内部寸法は双曲線プロファイルを画定する。第2のテーパー部分383は、より小さな寸法の入口端部386から、より大きな寸法の排出出口312へと、徐々に連続的に先細になり、少なくとも二つのバイパスポート331,333がそれらの間の任意の位置に配置される。出口端部384および入口端部386の一方または両方の内部断面は、好ましくは楕円形であるが、同時係属中の米国特許出願第14/294,727号に教示されているように、略矩形状またはその他の多角形状であってもよい。排出出口312の内部断面は円形であることが好ましい。少なくとも二つのバイパスポート331,333の下流に配置された管路345の内面の少なくとも一部のプロファイルは、それが排出ポート312において終端するまで、円形断面を有する円錐形のプロファイルを有する。
二つの出口ポート331,333は、正中矢状面MSPに対して略垂直に配置され、そして上述したように、管路345の上端350から距離Dだけ離れて置かれた対向位置において管路345に入る。図9に最もよく示されるように、管路345は、下側バルブシート326の内部キャビティ内に露出長さLを有し、二つの出口ポート331,333は、この露出長さLの略中間点に配置される。ここで、二つの出口ポート331,333は、露出長さLの中間点に概ね近接して配置される(そこを起点とする)が、図10から最もよく分かるように、この中間点の下流で管路345に入る。管路350の上端から二つの出口ポート331,333のそれぞれの始端までの距離は、図11に示されるように、正中矢状面MSPに対して鋭角θを形成する。二つの出口ポート331,333のそれぞれは、管路345の上端350から離れるように下方へと、排出出口312に向かって、ある角度をなして延在する。この実施形態では、二つの出口ポート331,333のそれぞれは、図11において352aおよび352bで示された陥凹流路352を含んでいる。各陥凹流路352a,352bは管路345の内面にあり、出口ポートから排出出口312に向かって延びている。図示の実施形態では、各陥凹流路352a,352bは、それぞれ出口ポート331,333から排出出口312に向かって開拡しているが、これに限定されるものではない。また、陥凹流路352のそれぞれは、正中矢状面MSPに対して概ね平行である。
本明細書に開示される実施形態のそれぞれにおいては、二つの出口ポート231,233および331,333のそれぞれは、上記管路の排出出口212,312の横断面積よりも小さい横断面積を有することができる。また、二つの出口ポート231,233および331,333は管路245,345の底部で合流してもよく、この底部は、ハウジング201の正中矢状面MSPにおいて上端250,350と対向し、一つの連続した出口ポートを形成する。
本明細書におけるさまざまな実施形態のそれぞれは、デバイスを通って流れる流体の再循環およびそれに起因する圧力降下(これは生じるのが許容される場合にはバイパスを通る流量を減少させる)が起きにくい改良されたバイパスポートを有する、真空を発生させるためのデバイスを提供する。
本発明を詳細に、そしてその好ましい実施形態を参照して説明してきたが、特許請求の範囲において規定される本発明の範囲から逸脱することなく変更および変形が可能であることは明らかであろう。
100 真空を発生させるためのデバイス
101 ハウジング
102 作動デバイス
104 上側ハウジング部分
106 下側ハウジング部分
108 原動ポート
110 吸い込みポート
111 チェックバルブ
112 排出ポート
114 バイパスポート
120 チェックバルブ
124 下側バルブシート
125 上側バルブシート
126 下側バルブシート
127 上側バルブシート
132,133 孔
134,135 フィンガー
136,137 シール部材
144 空気通路
146 通路
148 第1のポート
150 第2のポート
152 第3のポート
154 第4のポート
160,161 連続外壁
162,163 底壁
164,165 ピン
166,167 キャビティ
170 エンジンインテークエアクリーナー
172 エンジンインテークマニホルード
174 キャップ
180 原動ポート
181 排出セクション
182 第1のテーパー部分(原動コーン)
183 第2のテーパー部分(排出コーン)
184 出口端部
186 入口端部
188 入口端部
189 出口端部
200 真空を発生させるためのデバイス
201 ハウジング
204 上側ハウジング部分
206 下側ハウジング部分
208 原動ポート
210’ ベンチュリー間隙
211 チェックバルブ
212 排出出口ポート
214 バイパスポート
220 バイパスチェックバルブ
224 下側バルブシート
225 上側バルブシート
226 下側バルブシート
227 上側バルブシート
231,233 バイパス出口ポート
234,235 フィンガー
236,237 シール部材
244 通路
245 管路
246 通路
248 第1のポート
250 上端
254 第4のポート
264,265 ピン
266 キャビティ
267 内部キャビティ
282 第1のテーパー部分(原動コーン)
283 第2のテーパー部分(排出コーン)
284 出口端部
285 排出セクション
286 入口端部
300 真空を発生させるためのデバイス
301 ハウジング
306 下側ハウジング部分
308 原動ポート
310’ ベンチュリー間隙
312 排出出口ポート
320 バイパスチェックバルブ
324,326 下側バルブシート
331,333 バイパス出口ポート
334,335 フィンガー
336,337 シール部材
344 通路
345 管路
350 上端
352,352a,352b 陥凹流路
382 第1のテーパー部分(原動コーン)
383 第2のテーパー部分(排出コーン)
384 出口端部
385 排出セクション
386 入口端部

Claims (17)

  1. ベンチュリーデバイスであって、
    管路を画定すると共に、前記管路内にベンチュリー間隙を画定するハウジングと、
    前記ベンチュリー間隙の下流に配置されると共に前記ベンチュリー間隙をバイパスさせるバイパスチェックバルブと、
    を具備し、
    前記バイパスチェックバルブは、内部キャビティであって、第1のシートと、第2のシートと、入口ポートと、少なくとも二つの出口ポートであって前記入口ポートおよび前記出口ポートの全てが前記内部キャビティと流体連通する少なくとも二つの出口ポートと、前記内部キャビティ内のシール部材と、を有する前記内部キャビティを含み、前記シール部材は、前記第1のシートに当接した閉位置と、前記第2のシートに当接した開位置との間で並進移動可能であり、
    前記二つの出口ポートは、前記管路の上端から距離をおいて配置された互いに対向する位置で前記管路に入り、前記管路の上端は前記ハウジングの正中矢状面に配置され、前記ベンチュリー間隙の下流および前記二つの出口ポートのそれぞれの上流のテーパーセクションから、前記二つの出口ポートの下流の排出セクションへの移行部は、前記管路の徐々に連続的に先細になる内面を形成する、ベンチュリーデバイス。
  2. 前記二つの出口ポートは、前記正中矢状面に対して略垂直方向に存在する位置で前記管路に入る、請求項1に記載のベンチュリーデバイス。
  3. 前記管路は、前記バイパスチェックバルブの前記内部キャビティ内に露出長さを有し、かつ、前記二つの出口ポートは、前記露出長さの略中間点に配置される、請求項2に記載のベンチュリーデバイス。
  4. 前記管路は、前記バイパスチェックバルブの前記内部キャビティ内に露出長さを有し、かつ、前記二つの出口ポートは、前記露出長さの中間点に略最も近接して存在すると共に前記中間点の下流で前記管路に入る、請求項1に記載のベンチュリーデバイス。
  5. 前記二つの出口ポートのそれぞれの一つの端部と、前記管路の中心長手方向軸線とを結ぶ線が、前記正中矢状面に対して鋭角をなす、請求項1に記載のベンチュリーデバイス。
  6. 前記二つの出口ポートのそれぞれは、前記管路の前記内面の周りで前記管路の上端から離れるように下方へと延びる、請求項5に記載のベンチュリーデバイス。
  7. 前記二つの出口ポートが、前記管路の底部に一つの連続した出口ポートを形成するように出会って結合し、前記底部は前記ハウジングの前記正中矢状面において前記上端に対向する、請求項5に記載のベンチュリーデバイス。
  8. 前記二つの出口ポートのそれぞれは、前記出口ポートから前記管路の排出出口に向かって延在する前記管路の前記内面に陥凹流路を含む、請求項1に記載のベンチュリーデバイス。
  9. 各陥凹流路は、前記出口ポートから前記排出出口に向かって開拡する、請求項8に記載のベンチュリーデバイス。
  10. 各陥凹流路は前記正中矢状面と略平行である、請求項8に記載のベンチュリーデバイス。
  11. 前記二つの出口ポートのそれぞれは、前記管路の排出出口の横断面積よりも小さな横断面積を有する、請求項1に記載のベンチュリーデバイス。
  12. 前記管路の前記内面が、楕円形状、略矩形状または多角形状の管路入口から前記管路の円形排出出口へと移行する、請求項1に記載のベンチュリーデバイス。
  13. 前記第2のシートは、前記二つの出口ポートの周りに円周方向に間隔を置いて配置された前記バイパスチェックバルブの前記内部キャビティ内へと延びる複数のフィンガーによって形成される、請求項1に記載のベンチュリーデバイス。
  14. 前記ハウジングは前記内部キャビティ内に延びるピンを含み、前記シール部材は貫通孔を含み、前記ハウジングの前記ピンは、前記ピンに沿った前記シール部材の並進移動のために前記シール部材の前記貫通孔に挿入される、請求項1に記載のベンチュリーデバイス。
  15. 前記ベンチュリー間隙と流体連通する吸い込みポートを通る流体の流れを制御する第2のチェックバルブをさらに備える、請求項1に記載のベンチュリーデバイス。
  16. 請求項1に記載のベンチュリーデバイスを備える内燃エンジン。
  17. 前記ベンチュリーデバイスは、真空を必要とするデバイスと流体連通するように接続され、かつ、前記管路の原動入口は、ブースト圧力源または大気圧エンジン源のいずれかと流体連通するように接続される、請求項16に記載の内燃エンジン。
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