JPH042864A - つり糸の検出方法 - Google Patents

つり糸の検出方法

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JPH042864A
JPH042864A JP10146490A JP10146490A JPH042864A JP H042864 A JPH042864 A JP H042864A JP 10146490 A JP10146490 A JP 10146490A JP 10146490 A JP10146490 A JP 10146490A JP H042864 A JPH042864 A JP H042864A
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JP
Japan
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fabric
cloth
signals
hanging
signal
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Pending
Application number
JP10146490A
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English (en)
Inventor
Hideaki Isomi
英明 磯見
Shigeru Komai
茂 駒井
Takayuki Horino
堀野 隆行
Michizo Seto
瀬戸 陸三
Satoshi Maeda
郷司 前田
Yozo Yamada
陽三 山田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyobo Co Ltd
Original Assignee
Toyobo Co Ltd
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Publication of JPH042864A publication Critical patent/JPH042864A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、つり糸の検出方法に関する。さらに詳しくは
、織物に内在する欠陥の一種であるところの「つり糸」
を検出する方法に関する。
(従来の技術) 「つり糸」とは織物に内在する欠陥の一種である。すな
わち、縦糸と横糸が互いに交差することで形成されてい
る織物構造において、縦糸ないし横糸の一部に、異常に
張力が高い糸が混入する場合があり、これを「つり糸」
と称し、欠陥として扱うものである。
従来より、織物に内在する欠陥の検査に関しては、もっ
ばら熟練者の視覚ないしは触覚に頼っていた。近年これ
ら織物の欠陥検出を機械でもって自動的に行なうべく、
いくつかの提案がなされてきている。しかしながら「つ
り糸」の検出に関しては、いまだ熟練者の視覚、触覚に
負うところが大きく、これを自動的に検出するような方
法、装置に関する提案はなされていない。織物は正常な
部分においてもきわめて複雑な構造を育している。
熟練者においても、特に「つり糸」の検出に関しては視
覚から得られる情報を指で直接織物に触れるところの触
覚から得られる情報で補っているのが現杖である。
(発明が解決しようとする課題) これら、人間の視覚、触覚による検査では、検査を行な
うものは熟練を要し、また能率、正確さの点て必ずしも
十分とはいえるものではない。これらの問題点は多数の
織機にて大量に生産される織物を検反する際には致命的
である。すなわち、前述したように、織物は正常な部分
においてもきわめて複雑な構造を有しており、また縦糸
、横糸の張力のばらつきに関しても決して小さなものは
ない。つり糸の検出とはこのばらつきのなかから、特に
大きくはずれたものを抽出する作業である訳であり、本
来それには一定の基準が設けられるべきものである。し
かしながら、たとえ熟練者の目と手によるとしても、多
くの織物を常に一定の基準でもって検査することは事実
上不可能である。
QC,すなわち品質管理の徹底により工業製品の品質を
高いレベルにおいて安定させることを実現ならしめてき
た近年、明確な検出基準を持つことなしに、このように
感覚的で定性的な検査にもとづいて品質の管理が行なわ
れてきたことは驚愕に値する。
本発明者らはかかる状況に鑑み鋭意研究を重ねた結果、
つり糸の検出を再現性良く、かつ一定の基準でもって行
える方法に関する、次なる発明に到達した。
(課題を解決するための手段) すなわち本発明は、織物を連続的、あるいは断続的に搬
送し、織物に内在するつり糸に起因する織物の張力異常
、あるいは 厚み異常、あるいは光学的異常を、複数個
のセンサーにより検知し、次いで各センサーの信号の和
を求めることにより、信号のノイズ分を相殺し、つり糸
に起因する信号を強調することを特徴とするつり糸の検
出方法である。
本発明は、織物に内在するつり糸に起因して生ずる該織
物の張力変動を検出することにより「つり糸」検出を行
なうことができる。またこの張力変動を検出する手段と
しては、一般的には、該織物に接触した状態にて該織物
表面を相対的に移動する物体の、移動方向とは異なる方
向への変位として検出する方法を例示することができる
本発明においては、織物に内在するつり糸に起因して生
ずる該織物の厚み変動を検出することにより「つり糸」
検出を行なうことができる。またこの厚み変動を検出す
る手段としては、一般的には、該織物に接触した状態に
て該織物表面を相対的に移動する物体の、移動方向とは
異なる方向への変位として検出する方法を例示すること
ができる。
可動物体の変位の測定には、例えばロードセル、磁気セ
ンサー、光学式センサー等々を用いることができる。
本発明においては、織物に内在するつり糸に起因して生
ずる該織物の張力変動を、該織物に伝搬する弾性波の伝
搬状態から検出する方法を用いることができる。
このような検出方法は、たとえばローラーシステム等に
より織物を連続的、あるいは断続的に搬送しつつ、該織
物の特定範囲にテンシロンを加えながら、該テンシロン
が加わった範囲に所定の振動を与え、その振動の伝搬状
態をモニターリングする方法等を例示することができる
本発明においては、織物に内在するつり糸に起因して生
ずる該織物の張力変動を、該織物に生じせしめた弾性波
の定在波の変調として検出する方法を用いることができ
る。
このような検出方法としては、より具体的には、たとえ
ばローラーシステム等により織物を連続的、あるいは断
続的に搬送しつつ、該織物の特定範囲にテンシロンを加
えながら、該テンションが加わった範囲に所定の振動を
与え、該織物の特定範囲に定在波を生じせしめ、その定
在波の状態をモニタリングする方法などを例示すること
ができる。
織物に振動を加える機構としては特にこれを限定するも
のではないが、圧電振動子、ソレノイドコイル、偏心し
たローラーの回転等の手法を用いることができる。振動
の周波数としては、織物そのものの音響工学的な諸物理
的因子、織物に加えることができる張力、振動の伝搬状
態のモニターの能力、等の要因に影響されるため簡単に
これを決定することは困難であるが、20kHz異常の
超音波域、ないしは0.0IHzから35Hzまでの低
周波域が好ましく、なお好ましくは0.1Hzから10
Hzの超低周波域である。
振動の伝搬状態、あるいは定在波の状態のモニターとし
ては、特に限定されるものではないが、非接触状態にて
モニターが可能なものが好ましく、例えば、光学式セン
サー、静電センサー、超音波センサー等々を用いること
ができる。
本発明においては、織物に内在するつり糸に起因して生
ずる該織物の織り構造の変化を検出することにより「つ
り糸」検出を行なうことができる。
織り構造の変化を検出する手段としては、一般的には、
光学的手段を用いる方法を例示することができる。より
具体的には、織物を連続的、あるいは断続的に搬送しつ
つ、該織物を透過、あるいは反射する光線をリニアセン
サー、COD素子、撮像管等の光学的センサーにて観察
し、該織物からの透過光、あるいは反射光の変化より「
つり糸」を検出する方法等を例示することができる。
本発明は、以上述べてきたような、織物の張力、厚み、
織構造等の変化を検出することにより、織物に内在する
つり糸を検出する方法において、それらを検出するセン
サーを織物の進行方向にむかって複数個設置しそれらよ
り得られた該織物上の同一カ所に相当する信号部分の「
和」を求めることにより、ノイズ分を相殺し、つり糸に
起因する信号を強調することである。
また、この検出方法を具体化する検出装置、すなわち、
織物を連続的、あるいは断続的に搬送する機構を有し、
織物に内在するつり糸に起因する織物の張力異常、ある
いは厚み異常、あるいは光学的異常を検出するセンサー
を存するつり糸検出装置において、織物進行方向にむか
って複数個のセンサーを設置し、それら複数個のセンサ
ーから得られる信号を特定時間保持するメモリーと、該
メモリーから、該織物上の同一カ所に相当する信号部分
を読みだし、その「和」を求める機構を有することであ
る。
また、本発明においては必要に応じて、つり糸検出部に
、該織物の搬送方向と、搬送方向に垂直な方向にテンシ
ロンを加える機構を加えることにより「つり糸」の検出
率を向上させることも可能である。
以下に実施例を示し、本発明をさらに詳細に説明するが
、本発明はこれらになんら限定される物ではない。
(実施例) 実施例 1 第1図は本発明における「つり糸検出装置」の検出部分
を示した概略説明図である。被検査物である織物を連続
的に搬送するローラーシステムの一部に図に示したごと
く2本の送りローラーを設け、2本のローラー間におい
て織物に3基のロードセルを押し当て、各々により「つ
り糸」に起因する織物の張力変動を検知するものである
ローラー幅は190cm5織物の送り速度は搬送系の駆
動モーターをインバータ制御することにより0〜75m
/分の間でもって可変とした。ロードセルを織物に押し
当てる荷重は各々50g重とした。
ロードセルから得られた信号は各々所定の信号処理を施
された後に一部メモリーにストアされ、搬送速度から算
出された織物の同じ部分に相当する信号部分がCPU上
にて加算処理され、表示される。
第2−1〜3図はつり糸のある部分をロードセルの検出
端が通過した際に得られた各々のロードセルからの信号
の一例である。第2−4図はそれらを加算した結果であ
って、加算処理によりノイズ成分が相殺され、つり糸に
起因する信号が強調されている。
実施例 2 第3図は本発明における「つり糸検出装置」の検出部分
を示した概略説明図である。実施例1と同様、被検査物
である織物を連続的に搬送するローラーシステムの一部
に図に示したごとく2本の送りローラーを設け、送りロ
ーラーの回転速度を微妙にずらすことにより織物には搬
送方向にテンシロンが加えられている。
ローラー幅は1°20cmt織物の送り速度は搬送系の
駆動モーターをインバータ制御することにより0〜75
m7分の間でもって可変とした。
レーザースキャナからは、織物の幅方向に直線杖に走査
されたビーム光3本が発せられており、織物の所定の位
置が照明されている。レーザースキャナの対面CCDラ
インセンサー3基が設けられており、各々、織物の3カ
所から反射されるレーザー光の強度分布を観察している
。本実施例においては、アルゴンレーザー、ないしはヘ
リウム轡ネオンレーザ−を用い、織物の色調により使い
分けるものとした。
CCDラインセンサーから得られた信号は各々所定の信
号処理を施された後に−Hメモリーにストアされ、織物
上の同じ部分に相当する信号部分がCPU上にて加算処
理され、表示される。
第4−1〜3図はつり糸のある部分をCCDラインセン
サーの検出端が通過した際に得られた各々のCCDライ
ンセンサーからの信号の一例である。第4−4図はそれ
らを加算した結果であって、加算処理によりノイズ成分
が相殺され、つり糸に起因する信号が強調されている。
(発明の効果) 本発明によると人間の視覚、触覚による検査に比較し、
熟練を要すことなく、また能率、正確さの点で優れ、し
かも判定基準を定量的に定めることが可能となった。
【図面の簡単な説明】
第1図は実施例1で使用した装置の概略図、第2−1〜
3図は実施例1で使用した装置における各ロードセルか
らの信号の一例、第2−4図は第2−1〜−3図の信号
を加算した信号の一例、第4図は実施例2で使用した装
置の概略図、第4−1〜−3図は実施例2で使用した装
置における各CCDラインセンサーからの信号の一例、
第4−4図は第4−1〜−3図の信号を加算した信号の
一例を示す。 1・・・ロードセル、2用信号処理回路、3・・・メモ
リ、4・・・CPU、5・・・表示器、6・・・送りロ
ーラー7・・・織物、8・・・CCDラインセンサー 
9・・・レーザースキャナー

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)織物を連続的、あるいは断続的に搬送し、織物に
    内在するつり糸に起因する織物の張力異常、あるいは厚
    み異常、あるいは光学的異常を、複数個のセンサーによ
    り検知し、次いで各センサーの信号の和を求めることに
    より、信号のノイズ分を相殺し、つり糸に起因する信号
    を強調することを特徴とするつり糸の検出方法。
JP10146490A 1990-04-17 1990-04-17 つり糸の検出方法 Pending JPH042864A (ja)

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JP10146490A JPH042864A (ja) 1990-04-17 1990-04-17 つり糸の検出方法

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JPH042864A true JPH042864A (ja) 1992-01-07

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ID=14301434

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JP10146490A Pending JPH042864A (ja) 1990-04-17 1990-04-17 つり糸の検出方法

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH07117927A (ja) * 1993-10-28 1995-05-09 Fukui Keihen Kogyo Kk 糸切れ検出方法とその装置
JP2018052744A (ja) * 2017-11-10 2018-04-05 三菱ケミカル株式会社 繊維束の測定方法、この測定方法を用いた測定装置及び、この測定方法または測定装置を用いた繊維束の製造方法

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH07117927A (ja) * 1993-10-28 1995-05-09 Fukui Keihen Kogyo Kk 糸切れ検出方法とその装置
JP2018052744A (ja) * 2017-11-10 2018-04-05 三菱ケミカル株式会社 繊維束の測定方法、この測定方法を用いた測定装置及び、この測定方法または測定装置を用いた繊維束の製造方法

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