JPH0428632Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0428632Y2 JPH0428632Y2 JP1987133204U JP13320487U JPH0428632Y2 JP H0428632 Y2 JPH0428632 Y2 JP H0428632Y2 JP 1987133204 U JP1987133204 U JP 1987133204U JP 13320487 U JP13320487 U JP 13320487U JP H0428632 Y2 JPH0428632 Y2 JP H0428632Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- output shaft
- music box
- circular cam
- shaft
- sides
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 description 3
- 230000002441 reversible effect Effects 0.000 description 3
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 230000010355 oscillation Effects 0.000 description 1
- 238000004804 winding Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Toys (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本考案は、オルゴール等の回転駆動軸の一方回
転で2つの出力軸を互いに逆方向に揺動操作させ
る反転出力軸付きオルゴール装置に関する。
転で2つの出力軸を互いに逆方向に揺動操作させ
る反転出力軸付きオルゴール装置に関する。
従来人形等の玩具の両腕を互い違いに上下動す
る機構として第5図のようにオルゴール等のドラ
ム10の回転駆動軸11にクランク17を固定し
て揺動アーム18を揺動することで右側の出力軸
19を揺動し、この揺動を右側の歯車20とクラ
ウン歯車21を介して左側の歯車22に伝達し、
左側の歯車22で左側の出力軸23を右側の出力
軸19に対し逆方向に揺動操作する反転出力軸付
きオルゴール装置がある。
る機構として第5図のようにオルゴール等のドラ
ム10の回転駆動軸11にクランク17を固定し
て揺動アーム18を揺動することで右側の出力軸
19を揺動し、この揺動を右側の歯車20とクラ
ウン歯車21を介して左側の歯車22に伝達し、
左側の歯車22で左側の出力軸23を右側の出力
軸19に対し逆方向に揺動操作する反転出力軸付
きオルゴール装置がある。
この機構では右側の出力軸19の揺動角度に対
し左側の出力軸23の揺動角度はトルクロスが大
きく、トルクバランスが悪いので本来右側の出力
軸と左側の出力軸は同一角度の揺動角が得られる
はずが、そうならない。つまり右側の出力軸が
60°揺動する時左側の出力軸が30°しか揺動しない
ようなことが起こつてしまう欠点がある。
し左側の出力軸23の揺動角度はトルクロスが大
きく、トルクバランスが悪いので本来右側の出力
軸と左側の出力軸は同一角度の揺動角が得られる
はずが、そうならない。つまり右側の出力軸が
60°揺動する時左側の出力軸が30°しか揺動しない
ようなことが起こつてしまう欠点がある。
更に伝達に歯車を用いるので部品点数が多く、
かつ高価になる欠点がある。
かつ高価になる欠点がある。
本考案は上記欠点に鑑み、部品点数の少ない簡
単な構成で両側の出力軸の揺動角度を略同一にな
るようにした反転出力軸付きオルゴール装置を提
案することである。
単な構成で両側の出力軸の揺動角度を略同一にな
るようにした反転出力軸付きオルゴール装置を提
案することである。
本考案は、オルゴールにより回転される非円形
カムと、非円形カムに係合し、両側に出力軸との
係合部をもち、出力軸と直交方向の回転中心軸を
もつていて非円形カムにより揺動させられる揺動
レバーとから成り、揺動レバーの揺動により出力
軸が互いに逆方向に揺動する位置に設けられた出
力軸と揺動レバーとの係合部を長孔とピンとで構
成したことにある。
カムと、非円形カムに係合し、両側に出力軸との
係合部をもち、出力軸と直交方向の回転中心軸を
もつていて非円形カムにより揺動させられる揺動
レバーとから成り、揺動レバーの揺動により出力
軸が互いに逆方向に揺動する位置に設けられた出
力軸と揺動レバーとの係合部を長孔とピンとで構
成したことにある。
以下、図示の一実施例で本考案を説明する。反
転出力軸付きオルゴール装置は第1図から第3図
でケース1,2の中にオルゴール3のフレーム4
が固定されている。フレーム4上に設けられたド
ラム10の回転駆動軸11には非円形カム5が固
定されている。非円形カム5の楕円軌道溝5aに
は揺動レバー6のピン6aが挿入されている。揺
動レバー6の回転中心軸6bはケース1の軸承部
1a,1bの溝に嵌められて揺動自在に保持され
ている。
転出力軸付きオルゴール装置は第1図から第3図
でケース1,2の中にオルゴール3のフレーム4
が固定されている。フレーム4上に設けられたド
ラム10の回転駆動軸11には非円形カム5が固
定されている。非円形カム5の楕円軌道溝5aに
は揺動レバー6のピン6aが挿入されている。揺
動レバー6の回転中心軸6bはケース1の軸承部
1a,1bの溝に嵌められて揺動自在に保持され
ている。
揺動レバー6の両側の折曲部6c,6cの外側
にはピンからなる係合部6d,6dが設けられて
いる。揺動レバー6の上方で回転中心軸6bに対
して直交方向の両側には出力軸7,8が設けられ
ている。出力軸7はケース1の軸承部1c,1d
の溝に嵌められて揺動自在に保持されている。出
力軸8はケース1の軸承部1e,1fの溝に嵌め
られて揺動自在に保持されている。両側の出力軸
7,8の軸部7a,8aには直角方向にアーム7
b,8bが形成されると共に長孔が穿設されて係
合部7c,8cが構成されている。
にはピンからなる係合部6d,6dが設けられて
いる。揺動レバー6の上方で回転中心軸6bに対
して直交方向の両側には出力軸7,8が設けられ
ている。出力軸7はケース1の軸承部1c,1d
の溝に嵌められて揺動自在に保持されている。出
力軸8はケース1の軸承部1e,1fの溝に嵌め
られて揺動自在に保持されている。両側の出力軸
7,8の軸部7a,8aには直角方向にアーム7
b,8bが形成されると共に長孔が穿設されて係
合部7c,8cが構成されている。
上記オルゴール3はフレーム4上に固定された
香箱12内の全舞が全舞軸13で巻き上げられ、
この全舞駆動源でドラム10が調速機14で調速
されて回転される。フレーム4上には更に振動板
15が固定されてドラム10のピンに臨まされて
いる。
香箱12内の全舞が全舞軸13で巻き上げられ、
この全舞駆動源でドラム10が調速機14で調速
されて回転される。フレーム4上には更に振動板
15が固定されてドラム10のピンに臨まされて
いる。
上記反転出力軸付きオルゴール装置の動作は全
舞軸13に螺合された巻鍵16で全舞が巻上げら
れると、全舞駆動源でドラム10が回転されてド
ラム10のピンで振動板15が弾かれてオルゴー
ル3が鳴奏され、ドラム10の回転で回転駆動軸
11が回転されて非円形カム5が回転される。非
円形カム5の回転で楕円軌道溝5aに係合された
ピン6aで揺動レバー6が回転中心軸6bを中心
に第2図の2点鎖線のように両側が前後に揺動さ
れる。この揺動でピンからなる係合部6dが係合
された長孔からなる係合部7c,8cで両側の出
力軸7,8が第4図の2点鎖線のように軸部7
a,8aを中心に夫々逆方向に揺動される。
舞軸13に螺合された巻鍵16で全舞が巻上げら
れると、全舞駆動源でドラム10が回転されてド
ラム10のピンで振動板15が弾かれてオルゴー
ル3が鳴奏され、ドラム10の回転で回転駆動軸
11が回転されて非円形カム5が回転される。非
円形カム5の回転で楕円軌道溝5aに係合された
ピン6aで揺動レバー6が回転中心軸6bを中心
に第2図の2点鎖線のように両側が前後に揺動さ
れる。この揺動でピンからなる係合部6dが係合
された長孔からなる係合部7c,8cで両側の出
力軸7,8が第4図の2点鎖線のように軸部7
a,8aを中心に夫々逆方向に揺動される。
上記右側の出力軸7と左側の出力軸8の揺動角
度は伝達系統な歯車を用いずに非円形カム5と揺
動レバー6との組み合わせで行なつたので、揺動
レバー6の左右の長さが同一であればトルクロス
が発生しないので略同一にすることが出来る。更
に部品点数が少なく、安価で組立性に優れた反転
出力軸付きオルゴール装置とすることが出来る。
度は伝達系統な歯車を用いずに非円形カム5と揺
動レバー6との組み合わせで行なつたので、揺動
レバー6の左右の長さが同一であればトルクロス
が発生しないので略同一にすることが出来る。更
に部品点数が少なく、安価で組立性に優れた反転
出力軸付きオルゴール装置とすることが出来る。
上記説明では揺動レバー6と両側の出力軸7,
8の係合を、揺動レバー6のピンからなる係合部
6dと両側の出力軸7,8の長孔からなる係合部
7c,8cで構成したが、揺動レバー6の両側の
折曲部6cに長孔からなる係合部を設け、両側の
出力軸7,8のアーム7b,8bにピンからなる
係合部を設けて係合してもよい。
8の係合を、揺動レバー6のピンからなる係合部
6dと両側の出力軸7,8の長孔からなる係合部
7c,8cで構成したが、揺動レバー6の両側の
折曲部6cに長孔からなる係合部を設け、両側の
出力軸7,8のアーム7b,8bにピンからなる
係合部を設けて係合してもよい。
上記反転出力軸付きオルゴール装置が図示しな
い人形の胴体の中に収納される時は、胴体の上部
から突出された回転中心軸6bに頭部が、胴体の
左右から突出した両側の出力軸7,8には腕が
夫々スプリングやゴム又はクラツチ等を介して取
り付けられ、子供が頭部や腕を掴んで回す等で過
負荷が回転中心軸や出力軸に加えられて係合部や
非円形カムやオルゴールが破損されることが防止
される。
い人形の胴体の中に収納される時は、胴体の上部
から突出された回転中心軸6bに頭部が、胴体の
左右から突出した両側の出力軸7,8には腕が
夫々スプリングやゴム又はクラツチ等を介して取
り付けられ、子供が頭部や腕を掴んで回す等で過
負荷が回転中心軸や出力軸に加えられて係合部や
非円形カムやオルゴールが破損されることが防止
される。
人形の胴体の中に反転出力軸付きオルゴール装
置が収納されると、人形の動作はオルゴールの鳴
奏と共に頭部が左右方向に振られ、左右の腕が
夫々上下にかつ逆方向に揺動される。
置が収納されると、人形の動作はオルゴールの鳴
奏と共に頭部が左右方向に振られ、左右の腕が
夫々上下にかつ逆方向に揺動される。
本考案は上述のように構成されたから、左右の
出力軸の揺動角度が略同一になり、伝達系統に歯
車を用いないので安価で簡単な構成になり、部品
点数が少なく、組立性が良く、コンパクトにな
り、人形胴体等に収容が容易になる等実用上優れ
た効果を奏する反転出力軸付きオルゴール装置を
提供することが出来る。
出力軸の揺動角度が略同一になり、伝達系統に歯
車を用いないので安価で簡単な構成になり、部品
点数が少なく、組立性が良く、コンパクトにな
り、人形胴体等に収容が容易になる等実用上優れ
た効果を奏する反転出力軸付きオルゴール装置を
提供することが出来る。
図面は本考案の一実施例が示され、第1図は反
転出力軸付きオルゴール装置のケース内部の側面
図、第2図は反転出力軸付きオルゴール装置の要
部断面平面図、第3図は反転出力軸付きオルゴー
ル装置と一方のケースの分解斜視図、第4図は同
他の要部断面側面図、第5図は従来の反転出力軸
付きオルゴール装置の平面図である。 3……オルゴール、5……非円形カム、6……
揺動レバー、6b……回転中心軸、6d,7c,
8c……係合部、7,8……出力軸。
転出力軸付きオルゴール装置のケース内部の側面
図、第2図は反転出力軸付きオルゴール装置の要
部断面平面図、第3図は反転出力軸付きオルゴー
ル装置と一方のケースの分解斜視図、第4図は同
他の要部断面側面図、第5図は従来の反転出力軸
付きオルゴール装置の平面図である。 3……オルゴール、5……非円形カム、6……
揺動レバー、6b……回転中心軸、6d,7c,
8c……係合部、7,8……出力軸。
Claims (1)
- オルゴールにより回転される非円形カムと、非
円形カムに係合し、両側に出力軸との係合部をも
ち、出力軸と直交方向の回転中心軸をもつていて
非円形カムにより揺動させられる揺動レバーとか
ら成り、揺動レバーの揺動により出力軸が互いに
逆方向に揺動する位置に設けられた出力軸と揺動
レバーとの係合部を長孔とピンとで構成した反転
出力軸付きオルゴール。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1987133204U JPH0428632Y2 (ja) | 1987-09-02 | 1987-09-02 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1987133204U JPH0428632Y2 (ja) | 1987-09-02 | 1987-09-02 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6439793U JPS6439793U (ja) | 1989-03-09 |
JPH0428632Y2 true JPH0428632Y2 (ja) | 1992-07-10 |
Family
ID=31390853
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1987133204U Expired JPH0428632Y2 (ja) | 1987-09-02 | 1987-09-02 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0428632Y2 (ja) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5514390U (ja) * | 1978-07-07 | 1980-01-29 |
-
1987
- 1987-09-02 JP JP1987133204U patent/JPH0428632Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5514390U (ja) * | 1978-07-07 | 1980-01-29 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6439793U (ja) | 1989-03-09 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JPS6224316U (ja) | ||
JPH062189B2 (ja) | ぜんまい動力装置 | |
JPH0428632Y2 (ja) | ||
US4657518A (en) | Motion delay mechanism for animated figure toy | |
JP3361549B2 (ja) | カム装置 | |
JPH0196551U (ja) | ||
JPH11276720A (ja) | 人形腕の動作機構 | |
JPS631596U (ja) | ||
JPH0119196Y2 (ja) | ||
JPS644148Y2 (ja) | ||
JPH0415278Y2 (ja) | ||
JP2527300Y2 (ja) | 回動軸付オルゴール | |
JP2518380Y2 (ja) | 人形動作機構 | |
JPH04871Y2 (ja) | ||
JPH027142U (ja) | ||
JPH0428631Y2 (ja) | ||
JPH0411590Y2 (ja) | ||
JPS5833095U (ja) | 走行駆動玩具 | |
JPS63160896U (ja) | ||
JPS6285733U (ja) | ||
JPS62159687A (ja) | 走行玩具に設けた搭載部材の回転装置 | |
JPS6023011U (ja) | 2個のミラ−の揺動切換制御装置 | |
JPS6049895U (ja) | 回転歩行玩具 | |
JPS58105391U (ja) | ぜんまい式走行玩具 | |
JPH0558194U (ja) | 走行玩具 |