JPH04286213A - コンフィグレーション容易なプログラマブルロジックデバイス - Google Patents
コンフィグレーション容易なプログラマブルロジックデバイスInfo
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- JPH04286213A JPH04286213A JP3049935A JP4993591A JPH04286213A JP H04286213 A JPH04286213 A JP H04286213A JP 3049935 A JP3049935 A JP 3049935A JP 4993591 A JP4993591 A JP 4993591A JP H04286213 A JPH04286213 A JP H04286213A
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- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 2
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- 101150065817 ROM2 gene Proteins 0.000 description 1
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Landscapes
- Complex Calculations (AREA)
- Read Only Memory (AREA)
- Logic Circuits (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、論理演算動作がプログ
ラム可能であるプログラマブルロジックデバイス、特に
コンフィグレーション(論理動作の設定)の書き替えが
容易なプログラマブルロジックデバイスに関する。
ラム可能であるプログラマブルロジックデバイス、特に
コンフィグレーション(論理動作の設定)の書き替えが
容易なプログラマブルロジックデバイスに関する。
【0002】
【従来の技術】近年のデジタル処理技術、半導体技術の
飛躍的な進歩により、各種処理にデジタル処理が採用さ
れ、その論理回路が半導体デバイスによって構成される
ようになってきている。しかし、半導体デバイスを利用
する場合には、その生産効率を考慮すると、大量に生産
する必要があり、1つのデバイスを汎用性を高くすとが
重要となる。このため、ユーザの要求に合わせて、その
動作を設定できるプログラマブルロジックデバイス(P
LD)が提案され、広く普及されるようになってきてい
る。
飛躍的な進歩により、各種処理にデジタル処理が採用さ
れ、その論理回路が半導体デバイスによって構成される
ようになってきている。しかし、半導体デバイスを利用
する場合には、その生産効率を考慮すると、大量に生産
する必要があり、1つのデバイスを汎用性を高くすとが
重要となる。このため、ユーザの要求に合わせて、その
動作を設定できるプログラマブルロジックデバイス(P
LD)が提案され、広く普及されるようになってきてい
る。
【0003】このPLDにおいては、その論理動作を設
定するために、複数のコンフィグレーションメモリを有
しており、このコンフィグレーションメモリの記憶内容
を所定のものに設定することにより、全体動作を決定し
ている。
定するために、複数のコンフィグレーションメモリを有
しており、このコンフィグレーションメモリの記憶内容
を所定のものに設定することにより、全体動作を決定し
ている。
【0004】そして、通常の場合コンフィグレーション
メモリに設定するデータは、製造時において、外部のP
ROM(プログラマブル・読出し専用メモリ)に記憶し
ている。そこで、このPROMに記憶されているデータ
を電源投入時にコンフィグレーションメモリに入力する
ことにより、PLDの動作を所望のものとすることがで
きる。
メモリに設定するデータは、製造時において、外部のP
ROM(プログラマブル・読出し専用メモリ)に記憶し
ている。そこで、このPROMに記憶されているデータ
を電源投入時にコンフィグレーションメモリに入力する
ことにより、PLDの動作を所望のものとすることがで
きる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】このように、従来のP
LDにおいては、1つの動作を行うだけであり、コンフ
ィグレーションメモリへのデータ設定は、電源投入時に
のみ行っていた。一方、PLDはコンフィグレーション
を変更すれば、種々の動作が可能であるため、1つのP
LDにおいて、複数の処理を行わせることも可能である
。そこで、このような場合には、外部のPROMに複数
のコンフィグレーションデータを記憶しておき、動作の
途中において、コンフィグレーションメモリの内容を書
き替えることとなる。
LDにおいては、1つの動作を行うだけであり、コンフ
ィグレーションメモリへのデータ設定は、電源投入時に
のみ行っていた。一方、PLDはコンフィグレーション
を変更すれば、種々の動作が可能であるため、1つのP
LDにおいて、複数の処理を行わせることも可能である
。そこで、このような場合には、外部のPROMに複数
のコンフィグレーションデータを記憶しておき、動作の
途中において、コンフィグレーションメモリの内容を書
き替えることとなる。
【0006】ここで、コンフィグレーションメモリに対
するデータの伝送は、通常の場合8ビット程度のデータ
ラインを用い、ここにデータをシリアル伝送することに
より行っている。一方、コンフィグレーションメモリは
、簡単な論理演算を行う場合でも数kビット程度の以上
の容量があり、コンフィグレーションメモリの書き替え
を高速に行うことができない。このため、PLDの動作
を複数のものとした場合には、その書き替えに要する時
間が時間が長く、動作が全体として非常に遅くなってし
まうという問題点があった。
するデータの伝送は、通常の場合8ビット程度のデータ
ラインを用い、ここにデータをシリアル伝送することに
より行っている。一方、コンフィグレーションメモリは
、簡単な論理演算を行う場合でも数kビット程度の以上
の容量があり、コンフィグレーションメモリの書き替え
を高速に行うことができない。このため、PLDの動作
を複数のものとした場合には、その書き替えに要する時
間が時間が長く、動作が全体として非常に遅くなってし
まうという問題点があった。
【0007】本発明は、上記問題点を解決することを課
題としてなされたものであり、コンフィグレーションメ
モリを高速に書き替えることが可能なコンフィグレーシ
ョン容易なプログラマブルロジックデバイスを提供する
ことを目的とする。
題としてなされたものであり、コンフィグレーションメ
モリを高速に書き替えることが可能なコンフィグレーシ
ョン容易なプログラマブルロジックデバイスを提供する
ことを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明に係るプログラマ
ブルロジックデバイスは、信号の入出力を行う入出力部
と、この入出力部に接続され、結線を設定可能なコンフ
ィグラブル配線領域と、それぞれがコンフィグラブル配
線領域に接続され、配線領域からの信号を受け入れ、こ
れに対し所定の処理を施し処理結果を配線領域に返す複
数の演算処理セルと、上記コンフィグラブル配線領域の
結線を設定するためのコンフィグレーションデータを複
数パターン記憶するコンフィグレーションデータ記憶部
とを有し、コンフィグレーションデータ記憶部における
パターン指定により、所望のパターンのコンフィグレー
ションを行うことを特徴とする。
ブルロジックデバイスは、信号の入出力を行う入出力部
と、この入出力部に接続され、結線を設定可能なコンフ
ィグラブル配線領域と、それぞれがコンフィグラブル配
線領域に接続され、配線領域からの信号を受け入れ、こ
れに対し所定の処理を施し処理結果を配線領域に返す複
数の演算処理セルと、上記コンフィグラブル配線領域の
結線を設定するためのコンフィグレーションデータを複
数パターン記憶するコンフィグレーションデータ記憶部
とを有し、コンフィグレーションデータ記憶部における
パターン指定により、所望のパターンのコンフィグレー
ションを行うことを特徴とする。
【0009】
【作用】このように、本発明においては、配線領域にお
ける結線を設定するためのコンフィグレーションデータ
を複数パターン、コンフィグレーションデータ記憶部に
記憶している。このため、パターンの指定により、所望
のパターンのコンフィグレーションデータをコンフィグ
レーションデータ記憶部から出力することができる。そ
こで、コンフィグレーションデータ記憶部と配線領域と
の間のバスラインをビット幅の大きなものにしておけば
、高速のコンフィグレーションを行うことができる。 また、外部からの指定は、パターンの指定だけで良いた
め、プログラム実行中における論理演算動作の切替に伴
うコンフィグレーションメモリ書き替えの指令の伝送も
高速に行うことができる。このため、プログラム実行中
にコンフィグレーションをやり直すことが問題なくでき
、1つのPLDで複数の処理を達成することができる。
ける結線を設定するためのコンフィグレーションデータ
を複数パターン、コンフィグレーションデータ記憶部に
記憶している。このため、パターンの指定により、所望
のパターンのコンフィグレーションデータをコンフィグ
レーションデータ記憶部から出力することができる。そ
こで、コンフィグレーションデータ記憶部と配線領域と
の間のバスラインをビット幅の大きなものにしておけば
、高速のコンフィグレーションを行うことができる。 また、外部からの指定は、パターンの指定だけで良いた
め、プログラム実行中における論理演算動作の切替に伴
うコンフィグレーションメモリ書き替えの指令の伝送も
高速に行うことができる。このため、プログラム実行中
にコンフィグレーションをやり直すことが問題なくでき
、1つのPLDで複数の処理を達成することができる。
【0010】
【実施例】以下、本発明に係るプログラマブルロジック
デバイスについて、図面に基づいて説明する。
デバイスについて、図面に基づいて説明する。
【0011】図1は、実施例の全体構成を示すブロック
図であり、コンフィグラブル配線領域10は、各データ
伝送ラインの接続手段及びこの接続を制御するためのコ
ンフィグレーションメモリを有している。そして、この
配線領域10には、外部とのデータ入出力のためのI/
Oセル12、内部における単位論理演算動作を実行する
演算処理セルである複数のメガセル14が接続されてい
る。ここで、このメガセル14は、加算、乗算、遅延な
どの特定の高度な論理演算を行う回路からなっており、
従来から知られている演算処理セルより高度な演算を行
う大きな回路となっている。
図であり、コンフィグラブル配線領域10は、各データ
伝送ラインの接続手段及びこの接続を制御するためのコ
ンフィグレーションメモリを有している。そして、この
配線領域10には、外部とのデータ入出力のためのI/
Oセル12、内部における単位論理演算動作を実行する
演算処理セルである複数のメガセル14が接続されてい
る。ここで、このメガセル14は、加算、乗算、遅延な
どの特定の高度な論理演算を行う回路からなっており、
従来から知られている演算処理セルより高度な演算を行
う大きな回路となっている。
【0012】そこで、配線領域10内のコンフィグレー
ションメモリの設定を行えば、I/Oセル12からのデ
ータが所定の順序でメガセル14に供給され、所望の演
算処理が行われた結果のデータがI/Oセル12に供給
されることとなる。
ションメモリの設定を行えば、I/Oセル12からのデ
ータが所定の順序でメガセル14に供給され、所望の演
算処理が行われた結果のデータがI/Oセル12に供給
されることとなる。
【0013】一方、配線領域10には、マイクロROM
20が接続されており、このマイクロROM20に記憶
されているコンフィグレーションデータが配線領域10
内のコンフィグレーションメモリに入力され、コンフィ
グレーションが行われる。
20が接続されており、このマイクロROM20に記憶
されているコンフィグレーションデータが配線領域10
内のコンフィグレーションメモリに入力され、コンフィ
グレーションが行われる。
【0014】このコンフィグレーションについて、図2
に基づいて説明する。配線領域10は、配線を設定する
ために複数メモリセルからなるコンフィグレーションメ
モリ10aを有しており、この例では60×20=12
00ビットとなっている。一方、マイクロROM20に
は、A領域(1.2kビット)に積和演算についてのコ
ンフィグレーションデータが記憶されており、B領域に
は、代数計算のためのコンフィグレーションデータが記
憶されている。そして、コンフィグレーションメモリ1
0aとマイクロROM20は60ビットのデータ伝送ラ
インによって接続されている。
に基づいて説明する。配線領域10は、配線を設定する
ために複数メモリセルからなるコンフィグレーションメ
モリ10aを有しており、この例では60×20=12
00ビットとなっている。一方、マイクロROM20に
は、A領域(1.2kビット)に積和演算についてのコ
ンフィグレーションデータが記憶されており、B領域に
は、代数計算のためのコンフィグレーションデータが記
憶されている。そして、コンフィグレーションメモリ1
0aとマイクロROM20は60ビットのデータ伝送ラ
インによって接続されている。
【0015】また、マイクロROM20には、動作制御
部30が接続されており、この動作制御部30から演算
形式を変更する指令がきた場合に、マイクロROM20
はコンフィグレーションデータを出力し、配線領域10
におけるコンフィグレーションを変更する。
部30が接続されており、この動作制御部30から演算
形式を変更する指令がきた場合に、マイクロROM20
はコンフィグレーションデータを出力し、配線領域10
におけるコンフィグレーションを変更する。
【0016】このように、本実施例によれば、内蔵のマ
イクロROMに所定の演算のためのコンフィグレーショ
ンデータを複数パターン記憶している。このため、外部
から入力するパターンの指定によって、マイクロROM
20がビット数の大きなデータ伝送ラインを介し配線領
域10に対しデータを供給でき、高速のコンフィグレー
ションを行うことができる。そこで、プログラム実行時
において、PLDの論理動作を複数種類切り替えること
も容易であり、それによる演算の遅れはほとんど生じな
い。すなわち、60ビットのデータ伝送ラインを用いて
、1.2kビットのコンフィグレーションデータをシリ
アル転送した場合には20クロック分の時間でコンフィ
グレーションが終了するため、通常の演算処理に必要な
時間とそれほど差がなく、高速のコンフィグレーション
を行うことができる。
イクロROMに所定の演算のためのコンフィグレーショ
ンデータを複数パターン記憶している。このため、外部
から入力するパターンの指定によって、マイクロROM
20がビット数の大きなデータ伝送ラインを介し配線領
域10に対しデータを供給でき、高速のコンフィグレー
ションを行うことができる。そこで、プログラム実行時
において、PLDの論理動作を複数種類切り替えること
も容易であり、それによる演算の遅れはほとんど生じな
い。すなわち、60ビットのデータ伝送ラインを用いて
、1.2kビットのコンフィグレーションデータをシリ
アル転送した場合には20クロック分の時間でコンフィ
グレーションが終了するため、通常の演算処理に必要な
時間とそれほど差がなく、高速のコンフィグレーション
を行うことができる。
【0017】さらに、この例においては、演算処理セル
として予め論理動作が設定されているメガセル14を利
用している。このため、コンフィグレーションが必要な
のは、基本的には配線領域だけであって、通常の論理動
作までコンフィグレーションするPLDに比べコンフィ
グレーションメモリの容量を小さくでき、コンフィグレ
ーションメモリ書き替えの時間の高速化を図ることがで
きる。さらに、メガセル14の内容は予め決まっている
ため、効率的な回路設計を行うことができ、処理時間の
高速化も図ることができる。
として予め論理動作が設定されているメガセル14を利
用している。このため、コンフィグレーションが必要な
のは、基本的には配線領域だけであって、通常の論理動
作までコンフィグレーションするPLDに比べコンフィ
グレーションメモリの容量を小さくでき、コンフィグレ
ーションメモリ書き替えの時間の高速化を図ることがで
きる。さらに、メガセル14の内容は予め決まっている
ため、効率的な回路設計を行うことができ、処理時間の
高速化も図ることができる。
【0018】積和演算の例
次に、PLDにおいて、画像処理などで頻繁に使用され
る積和演算を行う例について説明する。例えば、画像デ
ータの量子化や輪郭強調の処理を行う場合には、1つの
画像データを決定する場合に、周辺画素のデータの積和
演算が利用される場合が多く、その場合に下式による演
算が行われる。
る積和演算を行う例について説明する。例えば、画像デ
ータの量子化や輪郭強調の処理を行う場合には、1つの
画像データを決定する場合に、周辺画素のデータの積和
演算が利用される場合が多く、その場合に下式による演
算が行われる。
【0019】S=Σai bi (i=0〜n)ここで
、a、bはそれぞれウェイト及び画像データである。
、a、bはそれぞれウェイト及び画像データである。
【0020】そして、i=0〜3の4つのデータについ
ての積和演算であればこれを実現するために、次式のよ
うに展開し、 S=Σ(aj bj +aj+1 bj+1 +a
j+2 bj+2 +aj+3 bj+3 )
j=0〜k(j=i/4,k
=n/4)ハードウェアをこれに対応させる。このため
、ハードウェアとしては、図3に示すように12個の遅
延器T、4個の乗算器×、4個の加算器+が設けられる
。ここで、乗算器の処理時間が4クロック、加算器の処
理時間が1クロックであるとする。なお、全てのレジス
タは、初期動作においてリセットされ、a,bデータは
、4−wayインターリーブ形式で入力されると仮定し
ている。また、4つのデータaj 〜aj+3 、bj
〜bj+3 は同時に入力されるように、各a,bデ
ータについては4の倍数個毎に入力されるようにあらか
じめ処理してある。
ての積和演算であればこれを実現するために、次式のよ
うに展開し、 S=Σ(aj bj +aj+1 bj+1 +a
j+2 bj+2 +aj+3 bj+3 )
j=0〜k(j=i/4,k
=n/4)ハードウェアをこれに対応させる。このため
、ハードウェアとしては、図3に示すように12個の遅
延器T、4個の乗算器×、4個の加算器+が設けられる
。ここで、乗算器の処理時間が4クロック、加算器の処
理時間が1クロックであるとする。なお、全てのレジス
タは、初期動作においてリセットされ、a,bデータは
、4−wayインターリーブ形式で入力されると仮定し
ている。また、4つのデータaj 〜aj+3 、bj
〜bj+3 は同時に入力されるように、各a,bデ
ータについては4の倍数個毎に入力されるようにあらか
じめ処理してある。
【0021】そこで、図3の構成によって、aj bj
の乗算が行われ、この結果と前回の演算結果S´が加
算され、順次aj+1 bj+1 、aj+2 bj+
2 、aj+3bj+3 が加算されていき4つのデー
タについての演算結果が得られる。そして、このサイク
ルをk回繰り返すことによって、積和演算結果であるS
を出力することができる。なお、遅延器Tは、フリップ
フロップなどで構成された信号を1クロック分遅延させ
るものであり、これによって上述の加算器+における加
算のタイミングが調整されている。
の乗算が行われ、この結果と前回の演算結果S´が加
算され、順次aj+1 bj+1 、aj+2 bj+
2 、aj+3bj+3 が加算されていき4つのデー
タについての演算結果が得られる。そして、このサイク
ルをk回繰り返すことによって、積和演算結果であるS
を出力することができる。なお、遅延器Tは、フリップ
フロップなどで構成された信号を1クロック分遅延させ
るものであり、これによって上述の加算器+における加
算のタイミングが調整されている。
【0022】そして、この実施例においては、乗算器×
、加算器+、遅延器Tをそれぞれメガセル14として予
め構成してある。このため、配線領域10においては、
このメガセル14に対する配線の設定をコンフィグレー
ションメモリのデータ内容の設定により行えば良い。こ
の具体的な配線の構成について図4に示す。
、加算器+、遅延器Tをそれぞれメガセル14として予
め構成してある。このため、配線領域10においては、
このメガセル14に対する配線の設定をコンフィグレー
ションメモリのデータ内容の設定により行えば良い。こ
の具体的な配線の構成について図4に示す。
【0023】乗算器×、加算器+は、それぞれ左側の2
本が入力ラインであり、右側の1本が出力ラインである
。また、遅延器Tは左側が入力ラインであり、右側が出
力ラインである。そこで、4つの乗算器×を用い、上述
のa、bの乗算を行い、4つの加算器+を用い、それぞ
れの演算結果の加算を行う。また、これら演算のタイミ
ングの設定を遅延器Tによって行っている。そこで、こ
の構成により、上述の演算式(図3の構成)の演算を達
成することができる。
本が入力ラインであり、右側の1本が出力ラインである
。また、遅延器Tは左側が入力ラインであり、右側が出
力ラインである。そこで、4つの乗算器×を用い、上述
のa、bの乗算を行い、4つの加算器+を用い、それぞ
れの演算結果の加算を行う。また、これら演算のタイミ
ングの設定を遅延器Tによって行っている。そこで、こ
の構成により、上述の演算式(図3の構成)の演算を達
成することができる。
【0024】この例では使用していない乗算器×が4つ
あり、これらの乗算器×への接続配線も含めるとその配
線数は乗算器×について24本、加算器+について12
本、遅延器Tについて24本となる。また、データ入力
用の配線は20本あり、そのうち8本を使用している。
あり、これらの乗算器×への接続配線も含めるとその配
線数は乗算器×について24本、加算器+について12
本、遅延器Tについて24本となる。また、データ入力
用の配線は20本あり、そのうち8本を使用している。
【0025】なお、これらの配線は全て8ビットとする
が、信号の伝達を行う場合には、8ビットの配線全てに
ついて接続を行うため、この8ビットの配線同士の接続
を決定するためのコンフィグレーションメモリはそれぞ
れ1つあれば良い。このため、この例において必要なコ
ンフィグレーションメモリは1.2kビットとなってい
る。
が、信号の伝達を行う場合には、8ビットの配線全てに
ついて接続を行うため、この8ビットの配線同士の接続
を決定するためのコンフィグレーションメモリはそれぞ
れ1つあれば良い。このため、この例において必要なコ
ンフィグレーションメモリは1.2kビットとなってい
る。
【0026】従って、上述のマクイロROM20の領域
Aにおいて、1.2k分のデータが記憶されており、こ
れを1.2kビットのコンフィグレーションメモリに設
定することにより、この例におけるコンフィグレーショ
ンを達成することができる。 代数計算の例 次に、代数多項式についての演算例について説明する。 この例では、 S=Σai hi (i=0〜n) =Σ(
aj hj +aj+1 hj ・h+aj+2 hj
・h2 +aj+3 hj ・h3 ) j=0〜
k(j=i/4,k=n/4)を求める。この場合の回
路は、図5に示すように所定数の乗算器×、加算器+、
遅延器Tを組み合せたものとなる。この例においてもデ
ータは4つ毎に入力され、4つ毎の演算をk回繰り返す
ことによりi=0〜nまでの代数多項式の演算を行うこ
とができる。
Aにおいて、1.2k分のデータが記憶されており、こ
れを1.2kビットのコンフィグレーションメモリに設
定することにより、この例におけるコンフィグレーショ
ンを達成することができる。 代数計算の例 次に、代数多項式についての演算例について説明する。 この例では、 S=Σai hi (i=0〜n) =Σ(
aj hj +aj+1 hj ・h+aj+2 hj
・h2 +aj+3 hj ・h3 ) j=0〜
k(j=i/4,k=n/4)を求める。この場合の回
路は、図5に示すように所定数の乗算器×、加算器+、
遅延器Tを組み合せたものとなる。この例においてもデ
ータは4つ毎に入力され、4つ毎の演算をk回繰り返す
ことによりi=0〜nまでの代数多項式の演算を行うこ
とができる。
【0027】そして、このような演算を行うために、配
線領域におけるコンフィグレーションは、図6に示した
ように行われる。そして、この場合においても、1.2
kビットのコンフィグレーションメモリに対し、それぞ
れ接続、または非接続(1,0)のデータを入力するこ
とにより接続を設定できる。そこで、マイクロROM2
0において、B領域にこの設定についてのデータを記憶
しておけば、これを動作制御回路18からの指令により
転送し、コンフィグレーションを行うことができる。
線領域におけるコンフィグレーションは、図6に示した
ように行われる。そして、この場合においても、1.2
kビットのコンフィグレーションメモリに対し、それぞ
れ接続、または非接続(1,0)のデータを入力するこ
とにより接続を設定できる。そこで、マイクロROM2
0において、B領域にこの設定についてのデータを記憶
しておけば、これを動作制御回路18からの指令により
転送し、コンフィグレーションを行うことができる。
【0028】システム構成例
図7に本実施例に係るPLDを用いたシステム構成例を
示す。このように、システム全体の制御を行うCPU1
02と演算処理動作等のインストラクションを記憶する
インストラクションRAM104と、処理におけるデー
タの記憶を行うデータRAM106と、所定の演算の際
に直接データRAM106にアクセスし、この演算処理
を行うDMAコントローラ108と、所定の演算処理を
行うPLD110からなっている。
示す。このように、システム全体の制御を行うCPU1
02と演算処理動作等のインストラクションを記憶する
インストラクションRAM104と、処理におけるデー
タの記憶を行うデータRAM106と、所定の演算の際
に直接データRAM106にアクセスし、この演算処理
を行うDMAコントローラ108と、所定の演算処理を
行うPLD110からなっている。
【0029】そして、このシステムにおいて処理を行う
場合にはCPU102がインストラクションRAM10
4を解読しその動作を順次実行していく。そこで、デー
タRAM106のデータを読み出し、これについての処
理を行いデータRAM106に入力する。ここで、イン
ストラクションにおいて所定の演算動作を行う場合には
、DAMコントローラ108は、データRAM106の
データをPLD110に直接供給する。そして、PLD
110は上述のような積和演算、代数演算を行い、演算
結果のデータをデータRAM106に返す。従って、こ
の特定された演算については非常に高速のデータ処理を
行うことができる。
場合にはCPU102がインストラクションRAM10
4を解読しその動作を順次実行していく。そこで、デー
タRAM106のデータを読み出し、これについての処
理を行いデータRAM106に入力する。ここで、イン
ストラクションにおいて所定の演算動作を行う場合には
、DAMコントローラ108は、データRAM106の
データをPLD110に直接供給する。そして、PLD
110は上述のような積和演算、代数演算を行い、演算
結果のデータをデータRAM106に返す。従って、こ
の特定された演算については非常に高速のデータ処理を
行うことができる。
【0030】そして、このような演算が終った場合には
、CPU102はインストラクションRAM104の次
のインストラクションの実行に移る。
、CPU102はインストラクションRAM104の次
のインストラクションの実行に移る。
【0031】このようにして本実施例に係るPLDを用
いて各種の演算処理を高速に行うことができる。そして
、インストラクションRAM104に記憶されているイ
ンストラクションが、PLD110におけるコンフィグ
レーションデータの書き替えについての指令であった場
合には、CPU102はPLDの動作制御部30にこの
指令を供給し、動作制御部30は上述のようにしてマイ
クロROM20に記憶されているコンフィグレーション
データを配線領域10のコンフィグレーションメモリに
設定し、コンフィグレーションメモリの書き替えを行う
。そこで、この実施例のPLDを利用すれば、1つのP
LDによって、複数の所定の演算処理をデータRAM1
06にダイレクトにアクセスし処理することができる。 これによって、CPU102が演算する場合に比べ高速
の演算処理を行うことができ、システム全体としての処
理速度、効率の上昇を図ることができる。
いて各種の演算処理を高速に行うことができる。そして
、インストラクションRAM104に記憶されているイ
ンストラクションが、PLD110におけるコンフィグ
レーションデータの書き替えについての指令であった場
合には、CPU102はPLDの動作制御部30にこの
指令を供給し、動作制御部30は上述のようにしてマイ
クロROM20に記憶されているコンフィグレーション
データを配線領域10のコンフィグレーションメモリに
設定し、コンフィグレーションメモリの書き替えを行う
。そこで、この実施例のPLDを利用すれば、1つのP
LDによって、複数の所定の演算処理をデータRAM1
06にダイレクトにアクセスし処理することができる。 これによって、CPU102が演算する場合に比べ高速
の演算処理を行うことができ、システム全体としての処
理速度、効率の上昇を図ることができる。
【0032】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係るコン
フィグレーション容易なPLDによれば、コンフィグレ
ーションデータの書替えが容易に行えるため、複数種類
のPLDとして機能することができ、システムの簡略化
、高速化を図ることができる。
フィグレーション容易なPLDによれば、コンフィグレ
ーションデータの書替えが容易に行えるため、複数種類
のPLDとして機能することができ、システムの簡略化
、高速化を図ることができる。
【図1】実施例に係るプログラマブルロジックデバイス
の全体構成を示すブロック図である。
の全体構成を示すブロック図である。
【図2】コンフィグレーションデータの転送構成を示す
ブロック図である。
ブロック図である。
【図3】積和演算に必要な構成を示す構成図である。
【図4】積和演算のための配線状態を示す構成図である
。
。
【図5】代数多項式演算のための構成を示す構成図であ
る。
る。
【図6】代数多項式演算のための配線構成を示す構成図
である。
である。
【図7】実施例に係るPLDを用いたシステム構成図で
ある。
ある。
10 配線領域
14 メガセル
20 マイクロROM
Claims (1)
- 【請求項1】信号の入出力を行う入出力部と、この入出
力部に接続され、結線を設定可能なコンフィグラブル配
線領域と、それぞれがコンフィグラブル配線領域に接続
され、配線領域からの信号を受け入れ、これに対し所定
の処理を施し処理結果を配線領域に返す複数の演算処理
セルと、上記コンフィグラブル配線領域の結線を設定す
るためのコンフィグレーションデータを複数パターン記
憶するコンフィグレーションデータ記憶部と、を有し、
コンフィグレーションデータ記憶部におけるパターン指
定により、所望のパターンのコンフィグレーションを行
うことを特徴とするコンフィグレーション容易なプログ
ラマブルロジックデバイス。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3049935A JPH04286213A (ja) | 1991-03-14 | 1991-03-14 | コンフィグレーション容易なプログラマブルロジックデバイス |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3049935A JPH04286213A (ja) | 1991-03-14 | 1991-03-14 | コンフィグレーション容易なプログラマブルロジックデバイス |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04286213A true JPH04286213A (ja) | 1992-10-12 |
Family
ID=12844880
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3049935A Pending JPH04286213A (ja) | 1991-03-14 | 1991-03-14 | コンフィグレーション容易なプログラマブルロジックデバイス |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH04286213A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH08172386A (ja) * | 1994-12-19 | 1996-07-02 | Nec Corp | 衛星搭載用論理回路変更方式 |
US6172521B1 (en) | 1997-04-11 | 2001-01-09 | Nec Corporation | Programmable logic IC having memories for previously storing a plurality of configuration data and a method of reconfigurating same |
JP2002118459A (ja) * | 2000-06-12 | 2002-04-19 | Altera Corp | シリアル・デバイスからメモリおよびレジスタをセット・アップする方法 |
-
1991
- 1991-03-14 JP JP3049935A patent/JPH04286213A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH08172386A (ja) * | 1994-12-19 | 1996-07-02 | Nec Corp | 衛星搭載用論理回路変更方式 |
US6172521B1 (en) | 1997-04-11 | 2001-01-09 | Nec Corporation | Programmable logic IC having memories for previously storing a plurality of configuration data and a method of reconfigurating same |
JP2002118459A (ja) * | 2000-06-12 | 2002-04-19 | Altera Corp | シリアル・デバイスからメモリおよびレジスタをセット・アップする方法 |
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