JPH04285449A - バルブ水車発電機の冷却装置 - Google Patents

バルブ水車発電機の冷却装置

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Publication number
JPH04285449A
JPH04285449A JP7455791A JP7455791A JPH04285449A JP H04285449 A JPH04285449 A JP H04285449A JP 7455791 A JP7455791 A JP 7455791A JP 7455791 A JP7455791 A JP 7455791A JP H04285449 A JPH04285449 A JP H04285449A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cooling
cooling pipe
outer cover
pipe
valve water
Prior art date
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Pending
Application number
JP7455791A
Other languages
English (en)
Inventor
Takeshi Takeyama
武 竹山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fuji Electric Co Ltd
Original Assignee
Fuji Electric Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Electric Co Ltd filed Critical Fuji Electric Co Ltd
Priority to JP7455791A priority Critical patent/JPH04285449A/ja
Publication of JPH04285449A publication Critical patent/JPH04285449A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、バルブ水車発電機の
回転子および固定子を冷却する冷却装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図4は従来のバルブ水車発電機の縦断面
図である。図4において、バルブ水車発電機は水車ラン
ナ10の上流側管状の水路6内に、外被カバー2および
トップカバー9からなるバルブ内に密閉された発電機を
設置し、河川水はその周囲を流れる。発電機は固定子3
および回転子4から構成され、発電機の軸4aには水車
ランナ10を結合してある。水車ランナ10が回転する
と発電機から電力を発生する。外被カバー2の外周に流
水方向に配置され水路6に張り出す複数の冷却管1と、
風仕切り板5と、送風機7とを備える。固定子3は外被
カバー2に固定された固定子枠8に取り付けてある。送
風機7から送り出された風は、回転子4および固定子3
を冷却し、そこで温められた風は外被カバー2を貫通す
る冷却管1を通り、ここで河川水によって冷却され、風
仕切板5の外側の空間を通って送風機7へ戻る。以下同
様の経路でバルブ内を循環する。
【0003】図5は図4のバルブ水車発電機のV−V断
面図である。冷却管1は外被カバー2の周りに3本ずつ
まとめて、対称の位置に流水方向に8箇所配置してある
。冷却管1の内面は、冷却管1の内外の温度差すなわち
温風と河川水との温度差により発生する水滴などにより
腐食されるので、防錆処理を施す必要があるが、一般に
冷却管1の内径は小さく、防錆処理は困難なので、冷却
管1の材質を不錆鋼または銅の円筒にしていた。この冷
却管の材質を不錆鋼の円管(例えばステンレス鋼管)に
した場合、冷却管1を固定する外被カバー2の材質は通
常の場合鉄なので、両者の材質の違いに応じてそれぞれ
の線膨張率が相違する。例えば、冷却管をステンレス円
管とした場合、冷却管1の線膨張率は約16.7/10
6 であり、外被カバー2(鉄)が約11.4/106
 なので、外被カバー2に対し冷却管1の方が約1.5
 倍の線膨張率である。
【0004】図6は図4の冷却管の拡大図、図7は図6
のVII −VII 断面図である。図6において、冷
却管1はU字形に折り曲げて、両端を冷却管固定部2a
で外被カバー2に溶接してある。冷却管1および外被カ
バー2は河川水の温度変化に対して常に伸縮しており、
冷却管1と外被カバー2との線膨張率の相違により、外
被カバー2の冷却管固定部2aには大きな熱応力が加わ
る。その結果外被カバー2の冷却管固定部2aが損傷し
た場合、直ちに河川水がバルブ内に浸入する恐れがあっ
た。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来、冷却管1の両端
の外被カバー2の冷却管固定部2aは、冷却管1の熱膨
張による熱応力に耐えるように、強固にしなければなら
なかった。また、冷却管1の熱膨張量は、冷却管1の長
さと温度とに比例するので、熱膨張量を減らすために、
冷却管1の長さを短くしたり、または河川水と冷却風と
の温度差を少なくるすため、バルブ内の温度を下げるよ
うに固定子および回転子の巻線を大きくして温度上昇値
を下げるなどの対策を行っていたため、バルブ内の構造
が複雑になり、発電機の体格が大きくなって高価であっ
た。その上、常に冷却管1の両端の外被カバーの冷却管
固定部2aに、発電機から発生する交番負荷が加わるの
で冷却管固定部2aの疲労破壊が懸念されていた。
【0006】この発明は、外被カバー2あるいはトップ
カバー9を貫通して水路に張り出す複数の冷却管を備た
バルブ水車発電機において、冷却管に加わる熱応力を緩
和して信頼性を高めた冷却装置を提供することを目的と
する。
【0007】
【課題を解決するための手段】回転子および固定子を内
蔵する外被カバーあるいはトップカバーの外周に流水方
向に配置され、水路に張り出す複数の冷却管を備え、こ
の冷却管で冷却された空気を前記外被カバーおよびトッ
プカバー内に循環させて、前記回転子および固定子を冷
却するバルブ水車発電機の冷却装置において、前記冷却
管の途中に伸縮管を設けたことにより、上記目的を達成
する。
【0008】さらに、請求項1記載のバルブ水車発電機
の冷却装置において、冷却管の途中に、蛇腹形伸縮管を
設ければ、冷却管の熱膨張または収縮を吸収する上に好
適である。
【0009】さらに、請求項1記載のバルブ水車発電機
の冷却装置において、冷却管の途中に、螺旋形伸縮管を
設ければ、冷却管の熱膨張または収縮を吸収する上に好
適である。
【0010】
【作用】この発明は、外被カバーあるいはトップカバー
の外周に流水方向に配置され、水路に張り出す複数の冷
却管の途中に伸縮管を設け、伸縮管は伸縮して冷却管の
熱膨張または収縮を吸収し、熱応力を緩和するので、伸
縮管に接続された冷却管には過大な力が作用しない。従
って、外被カバーあるいはトップカバーの冷却管固定部
には、過大な熱応力が加わることはない。
【0011】
【実施例】実施例1 図1はこの発明の第1の実施例の冷却装置に用いる冷却
管の構成図、図2は図1の蛇腹形伸縮管の拡大図である
。バルブ水車発電機の構成は図4と同様なので説明を省
略する。冷却管1はU字形に折り曲げて両端を外被カバ
ー2の冷却管固定部2aに溶接してある。この発明の第
1の実施例によるバルブ水車発電機の冷却装置は、冷却
管1の途中の2箇所に伸縮管としてステンレスからなる
蛇腹形伸縮管11を設けた。固定子3および回転子4を
通って加熱された温かい空気は、冷却管1を通って冷却
管1の外側を流れる河川水で冷却され、風仕切板5の外
側を通ってバルブ内に入り、送風機7により循環される
。冷却管1が熱膨張または収縮しても、冷却管1の途中
に設けた蛇腹形伸縮管11が伸縮して熱膨張または収縮
を吸収するので、冷却管1の熱応力は外被カバー2の冷
却管固定部2aに作用することはない。この例は冷却管
1を外被カバー2に設けたが、冷却管1をトップカバー
9に設ける場合もある。 実施例2 図3はこの発明の第2の実施例の冷却装置に用いる螺旋
形伸縮管の拡大図である。この例は、伸縮管としてステ
ンレスからなる螺旋形伸縮管12を冷却管1の途中に設
けた。冷却管1が熱膨張または収縮しても、冷却管1の
途中に設けた螺旋形伸縮管12が伸縮して熱膨張または
収縮を吸収するので、冷却管1の熱応力は外被カバー2
の冷却管固定部2aに作用することはない。
【0012】
【発明の効果】この発明は、外被カバーあるいはトップ
カバーの外周に流水方向に配置され、水路に張り出す複
数の冷却管の途中に伸縮管を設け、伸縮管は冷却管の熱
膨張または収縮を吸収して熱応力を緩和させるので、外
被カバーあるいはトップカバーの冷却管固定部には、過
大な熱応力が加わることはない。従って、この発明によ
れば、冷却管および外被カバーの冷却管固定部の構造を
簡素化し、冷却装置の信頼性を向上させる。さらに、蛇
腹形伸縮管または螺旋形伸縮管は何れも熱放散面積が円
管に比べて大きいので、冷却効果を高めることができる
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1の実施例の冷却装置の冷却管の
構成図である。
【図2】図1の蛇腹形伸縮管の拡大図である。
【図3】この発明の第2の実施例の螺旋形伸縮管の拡大
図である。
【図4】従来のバルブ水車発電機の縦断面図である。
【図5】図4のV−V断面図である。
【図6】図4の冷却管の拡大図である。
【図7】図6のVII −VII 断面図である。
【符号の説明】
1    冷却管 2    外被カバー 2a  冷却管固定部 3    固定子 4    回転子 6    水路 7    送風機 8    固定子枠 9    トップカバー 10    水車ランナ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  回転子および固定子を内蔵する外被カ
    バーあるいはトップカバーの外周に流水方向に配置され
    、水路に張り出す複数の冷却管を備え、この冷却管で冷
    却された空気を前記外被カバーおよびトップカバー内に
    循環させて、前記回転子および固定子を冷却するバルブ
    水車発電機の冷却装置において、前記冷却管の途中に伸
    縮管を設けたことを特徴とするバルブ水車発電機の冷却
    装置。
  2. 【請求項2】  請求項1記載のバルブ水車発電機の冷
    却装置において、冷却管の途中に、蛇腹形伸縮管を設け
    たことを特徴とするバルブ水車発電機の冷却装置。
  3. 【請求項3】  請求項1記載のバルブ水車発電機の冷
    却装置において、冷却管の途中に、螺旋形伸縮管を設け
    たことを特徴とするバルブ水車発電機の冷却装置。
JP7455791A 1991-03-14 1991-03-14 バルブ水車発電機の冷却装置 Pending JPH04285449A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7455791A JPH04285449A (ja) 1991-03-14 1991-03-14 バルブ水車発電機の冷却装置

Applications Claiming Priority (1)

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JP7455791A JPH04285449A (ja) 1991-03-14 1991-03-14 バルブ水車発電機の冷却装置

Publications (1)

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JPH04285449A true JPH04285449A (ja) 1992-10-09

Family

ID=13550654

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7455791A Pending JPH04285449A (ja) 1991-03-14 1991-03-14 バルブ水車発電機の冷却装置

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JP (1) JPH04285449A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012511440A (ja) * 2008-12-12 2012-05-24 ジョセフ・ウェレット 一体型ヒートパイプを有するマンドレル
JP2016030276A (ja) * 2014-07-29 2016-03-07 トヨタ自動車株式会社 金型の製造方法

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JP2012511440A (ja) * 2008-12-12 2012-05-24 ジョセフ・ウェレット 一体型ヒートパイプを有するマンドレル
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