JPH0428510A - 離型用フィルム - Google Patents

離型用フィルム

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JPH0428510A
JPH0428510A JP13471890A JP13471890A JPH0428510A JP H0428510 A JPH0428510 A JP H0428510A JP 13471890 A JP13471890 A JP 13471890A JP 13471890 A JP13471890 A JP 13471890A JP H0428510 A JPH0428510 A JP H0428510A
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ferric oxide
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山口 康彦
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、航空機の垂直尾翼や車輪収容扉やレーダー収
容胴、制動用の邪魔板といった航空機における各種の構
造部品とか、自動車や船体の構造部品とか、プリント基
板などのように、耐熱性を要求される複合材料を成型加
工するときに、型と成型品との離型のために用いる、フ
ッ素重合体を含有した離型用フィルムに関する。
[従来の技術1 上述のような離型用フィルムとしては、従来、特開昭5
2−58870号公報に開示されているものがあった。
この従来例によれば、高温成型を要する熱硬化性樹脂プ
リプレグを積層成型するに際し、積層プリプレグ表面に
離型用フィルム(シート)としてキャスティング法によ
り得られたフン化程度の低いフッ素化ポリエチレンを用
いている。
ところで、複合材料に使用される強化繊維はカーボンフ
ァイバーやアラミド繊維であり、複合材料自体は里や黄
色に着色している。このような複合材料の加工作業にお
いて離型用フィルムを装填したかどうかの確認や、加工
時に離型用フィルムが破損した場合に成型された複合材
料に付着していないかどうかの確認は非常に重要である
。もしも、破損フィルムが複合材料に付着したまま次工
程に移行したとすると、接着施工などで致命的な欠陥を
生ずることになる。
このような背景から、離型用フィルムの着色は、赤色が
最も好ましい。
また、離型用フィルムの着色機能は、相矛盾することで
はあるが、隠蔽力(着色度)と透視性が両立することが
好ましい。
透視性は離型用フィルムを透して下の諸材料を認識でき
ること、例えば、その材料が何たるかを知ったりあるい
は複合材料に記入された文字マークを読み取ったりする
ことから必要である。
このような離型用フィルムを得るために、また、耐熱性
を必要とするために、従来では、赤色に着色する顔料と
して、硫化カドミウムCdSとセレン化カドミウムCd
Seを主成分とするカドミウムレッドを用いていた。
[発明が解決しようとする課題] しかしながら、上述のカドミウムレッドは、耐熱性に優
れるとともに、着色力および隠蔽力にも優れているもの
の、毒性が強くて有害であり、その使用が制約される。
一方、フッ素樹脂は溶融押出加工時に熱分解する。フッ
素を含有する分解生成物や、その分解生成物が水と反応
して生したフッ化水素が押出設備を腐蝕して損傷する問
題がある。
カドミウムレッドなどの従来の顔料は、着色機能はある
ものの、顔料を配合することによりフッ素樹脂のこのよ
うな熱分解挙動を抑制することはできなかった。
本発明は、このような実情に鑑みてなされたものであっ
て、耐熱性、着色力および隠蔽力に優れながら、無害な
離型用フィルムを提供することを目的とし、また、押出
加工時のフッ素樹脂の熱分解による設備の腐蝕を抑制で
きるようにすることを目的とする。
[課題を解決するための手段] 本発明に係る離型用フィルムは、このような目的を達成
するために、含フッ素重合体と、85重量%以上の酸化
第二鉄を含有する赤色顔料とから成る組成を有すること
を特徴とする。
(以下、余白) 含フッ素重合体とは、 (式中、RoはF、 Rv、 ORrであり、Rrは炭
素原子1〜12個のパーフルオロアルキル基である)の
重合体構成の少なくとも1つを有する重合体のことであ
り、このような構成要素を有し、他のエチレン性不飽和
モノマー、例えばエチレンなどと共重合した重合体も含
む。
本発明に用いる含フッ素重合体としては、次の四フッ化
エチレン共重合体が離型性および耐熱性の面から好まし
い。
■ 四フン化エチレンとへキサプロピレンとの共重合体 この共重合体の具体例としては、四フッ化エチレン95
〜50重量%と5〜50重置%のヘキサフルオロプロピ
レンとを組成とするものがある。
■ 四フン化エチレンとパーフルオロアルキルビニルエ
ーテルとの共重合体 この共重合体の具体例としては、四フン化エチレン95
〜50重量%と5〜50重量%のパーフルオロプロピル
ビニルエーテルとを組成とするものがある。
■ 四フッ化エチレンとエチレンとの共重合体■ クロ
ロトリフルオロエチレンとエチレンとの共重合体 また、含フッ素重合体としては、酸化第二鉄との混練性
から、熱可塑性、ならびに、加熱下で流動性に優れたも
のを用いるのが好ましい。
共重合体の熔融粘度としては、融点・+60’Cの温度
で熔融粘度が106ボアズ以下であることが望ましい。
ポリ四ツ、化エチレンは、上記粘度を超えるために用い
ない方が良い。
高温加工条件用には、四フッ化エチレン、六フン化プロ
ピレン共重合体と四フッ化エチレン・パフルオロアルキ
ルビニルエーテル共重合体が通している。
酸化第二鉄を含有する赤色顔料としては、酸化第二鉄(
F egos)を主成分とする。
赤色顔料は、硫酸第一鉄や塩化鉄などを原料として乾式
法または湿式法により製造する。
乾式法では、硫酸第一鉄を焼成により熱分解して酸化第
二鉄を製造する。焼成の温度と時間を調節して目的の組
成を得る。
湿式法では、硫酸第一鉄溶液にカセイソーダ、ソーダ灰
、アンモニアなどを加えて水酸化第一鉄とした後、空気
を吹き込むなどにより酸化して水酸化第二鉄の沈澱物を
得る。この水酸化第二鉄の沈澱物を濾別、乾燥、ハイ焼
して酸化第二鉄を得る。
他の湿式法として、硫酸第一鉄溶液中に鉄を投入し、加
熱しながら空気を吹き込んで加水分解する方法がある。
この反応では硫酸が生成するが、直ぐに鉄と反応して溶
液の組成は硫酸第一鉄になり、引き続いての加水分解に
よって水酸化第二鉄の沈澱物を得る。この水酸化第二鉄
の沈澱物を濾別、乾燥、ハイ焼して酸化第二鉄を得る。
酸化第二鉄の他に赤色顔料中に含まれる成分としては、
原料または製造工程での中間体残渣や、四三酸化鉄Fe
5Onや、硫酸力ルンウムCaSO4や5iOz、Al
2O:+ 、、CaOlMgOといった酸化物がある。
原料または製造工程での中間体残渣としては、硫酸第一
鉄FeSO4や硫酸第二鉄F ez (SO4)といっ
た硫酸鉄とか、水酸化第一鉄Fe(OH)zや水酸化第
二鉄Fe、0.・χH20またはFe0(OH)などの
水酸化鉄がある。
酸化第二鉄の含有量は85重量%以上である。85重量
%未満であると識別に適した赤色を得ることができない
。またフッ素樹脂に対する熱分解抑制効果が不十分にな
る。好ましくは93重量%以上である。
更に、たとえ、酸化第二鉄の含有量を85重量%未満に
し、酸化第二鉄に近位した化合物で残分を補充しても識
別に適した赤色を得ることは出来ない。
例えば、赤色顔料の組成中に、15重量%以上の四三酸
化鉄が含まれた場合には、黒色を帯びて識別機能が低下
する。また、15重量%以上の水酸化第二鉄が含まれた
場合には、黄色を帯びて同様に識別機能が低下する。
酸化第二鉄の他の表現としては、酸化鉄(III)、二
酸化二鉄、三二酸化鉄がある。
また、酸化第二鉄を主成分とする赤色顔料として、ヘン
ガラ、弁柄、紅穀、鉄丹、red  1ron oχi
deなどと称するものがあるが、本発明の要件を満足す
れば、かかる顔料を本発明の着色剤として使用すること
ができる。
酸化第二鉄の結晶は、六方晶系、スピネル型、斜方晶系
などがある。
酸化第二鉄の粒径の平均値や分布は、着色した離型用フ
ィルムの隠蔽力、透視性、樹脂への分散性やフィルムを
押出加工する工程で用いるフィルターの濾過寿命などか
ら重要である。前述したように、離型用フィルムにおい
ては、隠蔽力(着色度)と透視性が両立することが好ま
しく、このために、規定された値の粒径を有すると共に
、粒径分布が狭い方が好ましい。
酸化第二鉄の平均粒径は、0.05〜10μmであり、
好ましくは、0.1−1μmである。0.05μm未満
では、隠蔽力が低下して離型用フィルムを識別すること
が難しくなり、一方、10μmを趨えると、透視性が低
下したり、押出工程のフィルターに詰まってフィルター
の濾過寿命の短縮を招く問題を生じるからである。
酸化第二鉄を主成分とする赤色顔料を含フン素重合体中
に分散する場合に、均一に分散するとともに、加工工程
における粒子の二次凝集を防ぐことが必要であり、分散
剤を用い、二次凝集を防くとともに分散の均一性を高め
る。
この分散剤としては、一般に界面活性剤を用いるが、離
型用フィルムの場合は分散剤が加工しようとする複合材
料に転写すると、その後の表面加工の障害となる。特に
高温条件で使用する離型用フィルムでは転写汚染がより
発生しやすい。このような問題を回避するため、次のよ
うな方法が用いられる。
酸化第二鉄を主成分とする赤色顔料と微粉状の含フ、素
重合体を均一に混合したものを作り、それを含フ、素重
合体と押出混練する。微粉状の含フ、素重合体の粒径は
1μm以下が好ましく、乾燥パウダーや、液状ディスバ
ージョンがある。
微粉状の含フッ素重合体としては、例えば、0゜2〜0
.3 μの粒径のものを用いると良好な結果が得られる
。微粉状の含フッ素重合体は最終配合物の主成分となる
含フッ素重合体と同一のものでもよいが、化学組成が同
じで分子量が小さいものとか、あるいは、共重合組成や
共重合成分の調整により融点が低いものを使用するのが
好ましい。
酸化第二鉄には透明酸化鉄顔料や透明ベンガラと呼ばれ
ているものがあるが、これらの平均粒径は0.01〜0
.05μと細いため、隠蔽力に限りがあり、また色が変
動しやすく識別機能が劣る。
次に、離型用フィルムの好ましい製法の一例について説
明する。
■ 酸化第二鉄を85重量%以上含む赤色顔料と微粉状
の含フッ素重合体とをスクリュー式混練機やロータ式混
練機などによって混合する。
■ 得られた混線物と含フン素重合体とをスクリュー式
押出機を用いて混練押出し、マスターペレットを作る。
均一混練から二軸スクリュー押出機が好ましい。
マスターペレット中の赤色顔料の含有量は10〜20重
量%が好ましい。
上記第0項の工程を経ないで、赤色顔料と含フッ素重合
体をスクリュー式押出機により混練押出しし、マスター
ペレットを作っても良い。このとき、含フッ素重合体は
細い粒状か、あるいは、フレーク状であるのが好ましい
赤色顔料の濃度が所定値となるようにマスターペレット
と含フッ素重合体を混合して押出原料とし、押出製膜機
を用いて離型用フィルムを製造する。
赤色顔料の濃度は隠蔽力、透視性のバランスから0.1
〜2.0重量%の範囲が望ましい。0.1重量%未満で
は識別機能が悪くなり、2.0重量%を越えると透視機
能がな(なるからである。
[作用] 本発明に係る離型用フィルムによれば、含フッ素重合体
の耐熱性、低表面エネルギー性、耐重品性によって得ら
れる離型機能を維持しながら、赤色顔料によって識別機
能を備えることができる。
すなわち、含フッ素重合体は、例えば、四フン化エチレ
ン・六フフ化プロピレン共重合体、四フン化エチレン・
パーフルオロプロピルビニルエーテルでは光線透過率9
6%、量価0.2〜0.5%であるといったように、透
明性が著しく優れており、加工中の取り扱いで存在の識
別が困難であるが、これを赤色顔料により赤色を着色す
ることによって回避できる。
また、含フッ素重合体は高重合度ポリマであり、融点+
50°C以上の温度で押出加工する場合が多く、その高
温加熱に伴い、含フッ素重合体が熱分解してフッ素を含
んだ低分子化合物を放出し、その放出されたフッ素や、
空気中の水分と反応して生成されるフッ化水素によって
、押出加工機や周辺設備を腐蝕する問題があったが、本
発明の離型用フィルムによれば、それらの腐蝕を抑制す
ることができる。そのメカニズムは未だ解明できていな
いが、熱分解そのものの抑制や、分解生成物の吸着、何
らかの化学反応による分解物の捕捉によるものではない
かと推察される。
酸化第二鉄を主成分とする赤色顔料により、離型用フィ
ルムを無害にできる。
酸化第二鉄を主成分とする赤色顔料は、少量でもって隠
蔽力を発揮することができる。
[実施例] 以下、本発明の実施例を詳細に説明する。
赤色顔料として日本弁柄工業株式会社製ヘンガラ顔料、
EP−00Dを用いた。この赤色顔料は、98重量%の
酸化第二鉄を含み、平均粒径は0.2μmである。この
赤色顔料60重量部に四フッ化エチレン・六フッ化プロ
ピレン共重合体(共重合組成87重量%、13重量%)
のパウダー(平均粒径0.5μm)40重量部を配合し
てバンバリータイプミキサーで混練した。
この配合物25重量部に四ツ,化エチレン・六フ7化プ
ロピレン共重合体(三井デュポンフロロケミカル社製、
′°テフロン”FEPlooJ)ペレット75重量部を
配合してスクリュー式二軸混練押出機を用いて、押出温
度350°Cでマスターペレットを作った。
マスターベレント1重量部に゛′テフロン°°F巳P1
00 J42重量部を配合した押出原料5tを得、スク
リュー式−軸押出機にT型口金を取り付けた製膜機を用
い、押出温度を355℃にして、厚さ25μのフィルム
を加工作成した。
得られたフィルムは、赤褐色を示し、識別に適した着色
を示した。また、透視性があり、接した下方の物体の状
況を観察したり、またマークを読み取ることができた。
JISK6714に準して、得られたフィルムの平行光
線透過率と曇価を測定したところ、75%と23%であ
った。
製膜加工の終了後に、押出系を解体洗浄したところ、顕
著な腐蝕の進行は認められなかった。
押出系は、Nl系の耐蝕合金を用い、フィルター・エレ
メントは5US304製であったが、特に問題はなかっ
た。
本発明に用いる赤色顔料を配合しないで、゛テフロン”
FEPlooJの単独組成物を5L押出加工すると、5
US304製のフィルターエレメントは加工の後半で腐
蝕が進行し、一部は薄片状で剥離脱落しフィルム中に異
物として混入した。
本実施例のフィルムを炭素繊維エポキシ複合材料プリプ
レグのオートクレーブ成型加工(加熱温度Max:18
0°C)時に、離型用フィルムとして用いたところ、耐
熱性および離型性のいずれも良好であった。また、着色
により同時に使用する諸材料と識別ができるとともに、
下方材料を選択により観察することもできた。更に、接
触する材料に赤色顔料が転写することもなかった。
[発明の効果] 本発明に係る離型用フィルムによれば、赤色顔料として
、無害な酸化第二鉄を主成分とするものを使用するから
、離型用フィルムを無害にでき、衛生、環境維持に配慮
しなくても安全であり、自然に取り扱うことができる。
しかも、含フッ素重合体を使用しながらも、押出加工機
や周辺設備の腐蝕を抑制できるから、設備の寿命を増大
できるとともに、補修に要する費用を低減でき、可及的
に複合材料を安価に得ることができるようになった。
そのうえ、酸化第二鉄を主成分とする赤色顔料は、少量
でもって隠蔽力を全厚できるから、成型加工時に複合材
料に転写して汚染することを回避でき、品質を向上でき
るようになった。
出願人 東し合成フィルム株式会社 代理人 弁理士  杉  谷   勉 平成3年6月10日 2゜ 3゜ 発明の名称 離型用フィルム 補正をする者 事件との関係 特許出願人 住所 大阪府高槻市桜町一番五号 名 称  東し合成フィルム株式会社 代表者  坂 1)自 然 4、代理人 住所 大阪市北区西天満1丁目10番8号西天満第11
松屋ビル 6、補正により増加する請求項の数 7、補正の対象 (な し) (全文訂正)明 1、発明の名称 離型用フィルム 2、特許請求の範囲 (1)含フッ素重合体と、 細 書 85重量%以上の酸化第二 ム。
3、発明の詳細な説明 [産業上の利用分野] 本発明は、航空機の垂直尾翼や車輪収容界やレーダー収
容胴、制動用の邪魔板といった航空機における各種の構
造部品とか、自動車や船体の構造部品とか、プリント基
板などのように、耐熱性を要求される複合材料を成型加
工するときに、型と成型品との離型のために用いる、フ
ッ素重合体を含有した離型用フィルムに関する。
[従来の技術] 上述のような離型用フィルムとしては、従来、特開昭5
158870号公報に開示されているものがあった。
この従来例によれば、高温成型を要する熱硬化性樹脂プ
リプレグを積層成型するに際し、積層プリプレグ表面に
離型用フィルム(シート)としてキャスティング法によ
り得られたフッ化程度の低いフッ素化ポリエチレンを用
いている。
ところで、複合材料に使用される強化繊維はカーボンフ
ァイバーやアラミド繊維であり、複合材料自体は黒や黄
色に着色している。このよう゛な複合材料の加工作業に
おいて離型用フィルムを装填したかどうかの確認や、加
工時に離型用フィルムが破損した場合に成型された複合
材料に付着していないかどうかの確認は非常に重要であ
る。もしも、破損フィルムが複合材料に付着したまま次
工程に移行したとすると、接着施工などで致命的な欠陥
を生ずることになる。
このような背景から、離型用フィルムの着色は、赤色が
最も好ましい。
また、離型用フィルムの着色機能は、相矛盾することで
はあるが、隠蔽力(着色度)と透視性が両立することが
好ましい。
透視性は離型用フィルムを透して下の諸材料を認識でき
ること、例えば、その材料が何たるかを知ったりあるい
は複合材料に記入された文字マークを読み取ったりする
ことから必要である。
このような離型用フィルムを得るために、また、耐熱性
を必要とするために、従来では、赤色に着色する顔料と
して、硫化カドミウムCdSとセレン化カドミウムCd
Seを主成分とするカドミウムレッドを用いていた。
[発明が解決しようとする課題〕 しかしながら、上述のカドミウムレッドは、耐熱性に優
れるとともに、着色力および隠蔽力にも優れているもの
の、毒性が強くて有害であり、その使用が制約される。
一方、フッ素樹脂は溶融押出加工時に熱分解する。フッ
素を含有する分解生成物や、その分解生成物が水と反応
して生じたフッ化水素が押出設備を腐蝕して損傷する問
題がある。
カドミウムレッドなどの従来の顔料は、着色機能はある
ものの、顔料を配合することによりフッ素樹脂のこのよ
うな熱分解挙動を抑制することはできなかった。
本発明は、このような実情に迄みてなされたものであっ
て、耐熱性、着色力および隠蔽力に優れながら、無害な
離型用フィルムを提供することを目的とし、また、押出
加工時のフッ素樹脂の熱分解による設備の腐蝕を抑制で
きるようにすることを目的とする。
[課題を解決するための手段] 本発明に係る離型用フィルムは、このような目的を達成
するために、含フッ素重合体と、85重量%以上の酸化
第二鉄を含有するとともに、その平均粒径が0.05〜
10μmである赤色顔料とから成り、かつ、前記赤色顔
料の前記含フッ素重合体に対する濃度が0.1〜2.0
重量%であることを特徴とする。
含フッ素重合体とは、 F   F         CIF (式中、R1はF、−R,、−0−R,であり、Rrは
炭素原子1〜12個のパーフルオロアルキル基である)
の重合体構成の少なくとも1つを有する重合体のことで
あり、このような構成要素を有し、他のエチレン性不飽
和モノマー、例えばエチレンなどと共重合した重合体も
含む。
本発明に用いる含フッ素重合体としては、次の四フフ化
エチレン共重合体が離型性および耐熱性の面から好まし
い。
■ 四フフ化エチレンとヘキサプロピレンとの共重合体 この共重合体の具体例としては、四フッ化エチレン95
〜50重量%と5〜50重量%のへキサフルオロプロピ
レンとを組成とするものがある。
■ 四フッ化エチレンとパーフルオロアルキルビニルエ
ーテルとの共重合体 二〇共重合体の具体例としては、四フッ化エチレン95
〜50重量%と5〜50重量%のパーフルオロプロピル
ビニルエーテルとを組成とするものがある。
■ 四フッ化エチレンとエチレンとの共重合体■ クロ
ロトリフルオロエチレンとエチレンとの共重合体 また、含フッ素重合体としては、酸化第二鉄との混線性
から、熱可塑性、ならびに、加熱下で流動性に優れたも
のを用いるのが好ましい。
共重合体の溶融粘度としては、融点±60°Cの温度で
溶融粘度が106ポアズ以下であることが望ましい、ポ
リ四フッ化エチレンは、上記粘度を超えるために用いな
い方が良い。
高温加工条件用には、四フッ化エチレン、六フッ化プロ
ピレン共重合体と四フッ化エチレン・パーフルオロアル
キルビニルエーテル共重合体が適している。
酸化第二鉄を含有する赤色顔料としては、酸化第二鉄(
Fetus)を主成分とする。
赤色顔料は、硫酸第一鉄や塩化鉄などを原料として乾式
法または湿式法により製造する。
乾式法では、硫酸第一鉄を焼成により熱分解して酸化第
二鉄を製造する。焼成の温度と時間を調節して目的の組
成を得る。
湿式法では、硫酸第一鉄溶液にカセイソーダ、ソーダ灰
、アンモニアなどを加えて水酸化第一鉄とした後、空気
を吹き込むなどにより酸化して水酸化第二鉄の沈澱物を
得る。この水酸化第二鉄の沈澱物を濾別、乾燥、パイ焼
して酸化第二鉄を得る。
他の湿式法として、硫酸第一鉄溶液中に鉄を投入し、加
熱しながら空気を吹き込んで加水分解する方法がある。
この反応では硫酸が生成するが、直ぐに鉄と反応して溶
液の組成は硫酸第一鉄になり、引き続いての加水分解に
よって水酸化第二鉄の沈澱物を得る。この水酸化第二鉄
の沈澱物を濾別、乾燥、パイ焼して酸化第二鉄を得る。
酸化第二鉄の他に赤色顔料中に含まれる成分としては、
原料または製造工程での中間体残渣や、四三酸化鉄Fe
、O,や、硫酸カルシウムCaSO4やStow、Al
2oz 、Cab、MgOといった酸化物がある。
原料または製造工程での中間体残渣としては、硫酸第一
鉄FeSO4や硫酸第二鉄Few(SO2)といった硫
酸鉄とか、水酸化第一鉄Fe(OH)zや水酸化第二鉄
Fetus・xHzOまたはFeO(OH)などの水酸
化鉄がある。
酸化第二鉄の含を量は85重量%以上である。85重量
%未満であると識別に適した赤色を得ることができない
、またフッ素樹脂に対する熱分解抑制効果が不十分にな
る。好ましくは93重量%以上である。
更に、たとえ、酸化第二鉄の含有量を85重量%未満に
し、酸化第二鉄に近似した化合物で残分を補充しても識
別に適した赤色を得ることは出来ない。
例えば、赤色顔料の組成中に、15重量%以上の四三酸
化鉄が含まれた場合には、黒色を帯びて識別機能が低下
する。また、15重量%以上の水酸化第二鉄が含まれた
場合には、黄色を帯びて同様に識別機能が低下する。
酸化第二鉄の他の表現としては、酸化鉄(1)、三酸化
二鉄、三二酸化鉄がある。
また、酸化第二鉄を主成分とする赤色顔料として、ベン
ガラ、弁柄、紅穀、鉄丹、red  1ron  oχ
ideなどと称するものがあるが、本発明の要件を満足
すれば、かかる顔料を本発明の着色剤として使用するこ
とができる。
酸化第二鉄の結晶は、六方晶系、スピネル型、斜方晶系
などがある。
酸化第二鉄の粒径の平均値や分布は、着色した離型用フ
ィルムの隠蔽力、透視性、樹脂への分散性やフィルムを
押出加工する工程で用いるフィルターの濾過寿命などか
ら重要である。前述したように、離型用フィルムにおい
ては、隠蔽力(着色度)と透視性が両立することが好ま
しく、このために、規定された値の粒径を有すると共に
、粒径分布が狭い方が好ましい。
酸化第二鉄の平均粒径は、0.05〜10μmであり、
好ましくは、0.1〜1μmである。0.05μm未満
では、隠蔽力が低下して離型用フィルムを識別すること
が難しくなり、一方、108mを超えると、透視性が低
下したり、押出工程のフィルターに詰まってフィルター
の濾過寿命の短縮を招く問題を生じるからである。
酸化第二鉄を主成分とする赤色顔料を含フッ素重合体中
に分散する場合に、均一に分散するとともに、加工工程
における粒子の二次凝集を防ぐことが必要であり、分散
剤を用い、二次凝集を防くとともに分散の均一性を高め
る。
この分散剤としては、一般に界面活性剤を用いるが、離
型用フィルムの場合は分散剤が加工しようとする複合材
料に転写すると、その後の表面加工の障害となる。特に
高温条件で使用する離型用フィルムでは転写汚染がより
発生しやすい、このような問題を回避するため、次のよ
うな方法が用いられる。
酸化第二鉄を主成分とする赤色顔料と微粉状の含フッ素
重合体を均一に混合したものを作り、それを含フッ素重
合体と押出混練する。微粉状の含フッ素重合体の粒径は
1μm以下が好ましく、乾燥パウダーや、液状ディスバ
ージョンがある。
微粉状の含フン素重合体としては、例えば、0゜2〜0
.3μmの粒径のものを用いると良好な結果が得られる
。微粉状の含フン素重合体は最終配合物の主成分となる
含フッ素重合体と同一のものでもよいが、化学組成が同
じで分子量が小さいものとか、あるいは、共重合組成や
共重合成分の調整により融点が低いものを使用するのが
好ましい。
酸化第二鉄には透明酸化鉄顔料や透明ベンガラと呼ばれ
ているものがあるが、これらの平均粒径ば0.01〜0
.05μmと細いため、隠蔽力に限りがあり、また色が
変動しやすく識別機能が劣る。
次に、離型用フィルムの好ましい製法の一例について説
明する。
■ 酸化第二鉄を85重量%以上含む赤色顔料と微粉状
の含フッ素重合体とをスクリュー式混線機やロータ式混
練機などによって混合する。
■ 得られた混練物と含フッ素重合体とをスクリュー式
押出機を用いて混練押出し、マスターペレットを作る。
均一混線から二軸スクリュー押出機が好ましい。
マスターペレット中の赤色顔料の含有量は10〜20重
量%が好ましい。
上記第0項の工程を経ないで、赤色顔料と含フン素重合
体をスクリュー式押出機により混線押出しし、マスター
ペレットを作っても良い。このとき、含フン素重合体は
細い粒状か、あるいは、フレーク状であるのが好ましい
赤色顔料の含フッ素重合体に対する濃度が所定値となる
ようにマスターペレットと含フッ素重合体を混合して押
出原料とし、押出製膜機を用いて離型用フィルムを製造
する。
赤色顔料の含フッ素重合体に対する濃度は隠蔽力、透視
性のバランスから0.1〜2.0重置%である。0.1
重量%未満では識別機能が悪くなり、2゜0重量%を越
えると透視機能がな(なるからである。
[作用コ 本発明に係る離型用フィルムによれば、含フッ素重合体
の耐熱性、低表面エネルギー性、耐薬品性によって得ら
れる離型機能を維持しながら、赤色顔料によって識別機
能を備えることができる。
すなわち、含フッ素重合体は、例えば、四フフ化エチレ
ン・六フフ化プロピレン共重合体、四フッ化エチレン・
パーフルオロプロピルビニルエーテル共重合体フィルム
の場合に、厚さ100μ以下では光線透過率96%、曇
価0.2〜0.5%であるといったように、透明性が著
しく優れており、加工中の取り扱いで存在の識別が困難
であるが、これを赤色顔料により赤色を着色することに
よって回避できる。
また、含フッ素重合体は高重合度ポリマであり、融点+
50°C以上の温度で押出加工する場合が多く、その高
温加熱に伴い、含フッ素重合体が熱分解してフッ素を含
んだ低分子化合物を放出し、その放出されたフッ素や、
空気中の水分と反応して生成されるフッ化水素によって
、押出加工機や周辺設備を腐蝕する問題があったが、本
発明の離型用フィルムによれば、それらの腐蝕を抑制す
ることができる。そのメカニズムは未だ解明できていな
いが、熱分解そのものの抑制や、分解生成物の吸着、何
らかの化学反応による分解物の捕捉によるものではない
かと推察される。
酸化第二鉄を主成分とする赤色顔料により、離型用フィ
ルムを無害にできる。
酸化第二鉄を主成分とする赤色顔料は、少量でもって隠
蔽力を発揮することができる。
[実施例コ 以下、本発明の実施例を詳細に説明する。
赤色顔料として日本弁柄工業株式会社製ベンガラ顛料、
EP−00Dを用いた。この赤色顔料は、98重量%の
酸化第二鉄を含み、平均粒径は0.2μmである。この
赤色顔料60重量部に四フッ化エチレン・六フッ化プロ
ピレン共重合体(共重合組成87重量%、13重量%)
のパウダー(平均粒径0.5μm)40重量部を配合し
てバンバリータイプミキサーで混練した。
この配合物25重量部に四フン化エチレン・六フフ化プ
ロピレン共重合体(三井デュポンフロロケミカル社製、
“テフロン°“FEPlooJ)ペレット75重愛部を
配合してスクリュー式二軸混練押出機を用いて、押出温
度350°Cでマスターペレットを作った。
マスターベレット1重量部に“テフロン”FEP100
J42重量部を配合した押出原料5tを得、スクリュー
式−軸押出機にT型口金を取り付けた製膜機を用い、押
出温度を355℃にして、厚さ25μのフィルムを加工
作成した。赤色顔料の含フッ素重合体に対する濃度は、
0.35重量%である。
得られたフィルムは、赤褐色を示し、識別に適した着色
を示し、かつ、その着色が均一であった。
また、透視性があり、接した下方の物体の状況を観察し
たり、またマークを読み取ることができた。
JISK6714に準じて、得られたフィルムの平行光
線透過率と曇価を測定したところ、75%と23%であ
った。
製膜加工の終了後に、押出系を解体洗浄したところ、顕
著な腐蝕の進行は認められなかった。
押出系は、Ni系の耐蝕合金を用い、フィルター・エレ
メントはS U S 304製であったが、特に問題は
なかった。
本発明に用いる赤色顔料を配合しないで、“テフロン”
FEPlooJの単独組成物を5を押出加工すると、5
US304製のフィルターエレメントは加工の後半でa
mが進行し、一部は薄片状で剥離脱落しフィルム中に異
物として混入した。
本実施例のフィルムを炭素繊維エポキシ複合材料プリプ
レグのオートクレーブ成型加工(加熱温度M a x 
: 180℃)時に、離型用フィルムとして用いたとこ
ろ、耐熱性および離型性のいずれも良好であった。また
、着色により同時に使用する諸材料と識別ができるとと
もに、下方材料を選択により観察することもできた。更
に、接触する材料に赤色顔料が転写することもなかった
また、98重量%の酸化第二鉄を含む赤色顔料として、
篩分は操作により平均粒径が0.02μm、2゜0μm
、15.0μmのものを用い、前述実雄例と同様にして
(赤色顔料の含フッ素重合体に対する濃度: 0.35
重置%)フィルムを加工作成したところ、表−1に示す
結果が得られた。
表−1 上記平均粒径が15.0μmのものでは、平均粒径が0
.2μmのものと同等の着色度を得ようとすると、赤色
顔料を、その含フッ素重合体に対する濃度が1.5重量
%になるまで増量する必要があった。
このように顔料を増量したフィルムは、透視性が悪(て
フィルムの下方を観察しづらくなるとともに、フィルム
の表面が粗面になって、平滑面仕上げを要求される離型
用としては、使用できなかった。
また、赤色顔料の含フッ素重合体に対する濃度が0.3
5重量%で平均粒径が15.0μmのものでは、その原
料を製膜加工した後、押出系を解体洗浄したところ、フ
ィルター・エレメントの腐食が進行していて、腐食抑制
効果が認められなかった。
なお、酸化第二鉄の含有量が85重量%以上の赤色顔料
を使用すれば、赤色顔料の平均粒径が0.05〜10μ
mの範囲内に有る限り、識別性および透視性の面から実
用可能であった。
また、マスターベレットの配合を変え、赤色顔料の含フ
ッ素重合体に対する濃度が0.05重量%、0.10重
量%、2.0重量%、5.0重量%になるようにそれぞ
れ調合したものを用い、前述実施例と同様にして(赤色
顔料の含フッ素重合体に対する濃度: 0.35重量%
)フィルムを加工作成したところ、表−2に示す結果が
得られた。(表中では、顔料濃度と略記する。) (以下、余白) 表 赤色顔料の含フッ素重合体に対する濃度が0.05重量
%で平均粒径が0.2μmのものでは、その原料を製膜
加工した後、押出系を解体洗浄したところ、フィルター
・エレメントの腐食が進行していて、腐食抑制効果が認
められなかった。
なお、酸化第二鉄の含有量が85重量%以上の赤色顔料
を使用しさえすれば、その赤色顔料の含フッ素重合体に
対する濃度が0.1〜2.0重量%の範囲内にある限り
、透視性および着色度のいずれにおいても実用可能であ
った。
[発明の効果] 本発明に係る離型用フィルムによれば、赤色顔料の平均
粒径および含フン素重合体に対する濃度それぞれを調整
することにより、赤色顔料として、無害な酸化第二鉄を
主成分とするものを使用できるから、離型用フィルムを
無害にでき、衛生、環境維持に配慮しなくても安全であ
り、自然に取り扱うことができる。
しかも、含フッ素重合体を使用しながらも、押出加工機
や周辺設備の腐蝕を抑制できるから、設備の寿命を増大
できるとともに、補修に要する費用を低減でき、可及的
に複合材料を安価に得ることができるようになった。
そのうえ、酸化第二鉄を主成分とする赤色顔料は、少量
でもって隠蔽力を発揮できるから、成型加工時に複合材
料に転写して汚染することを回避でき、品質を向上でき
るようになった。
出願人 東し合成フィルム株式会社 代理人 弁理士  杉  谷   勉

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)含フッ素重合体と、85重量%以上の酸化第二鉄
    を含有する赤色顔料とから成る組成を有することを特徴
    とする離型用フィルム。
  2. (2)請求項第(1)項に記載の酸化第二鉄の平均粒径
    が、0.05〜10μmである離型用フィルム。
  3. (3)請求項第(1)項または第(2)項に記載の赤色
    顔料の濃度が0.1〜2.0重量%である離型用フィル
    ム。
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WO2020188859A1 (ja) * 2019-03-20 2020-09-24 株式会社コバヤシ 金型と離型フィルムとの組合せ、離型フィルム、金型、及び成形体の製造方法
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