JPH0428427B2 - - Google Patents

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JPH0428427B2
JPH0428427B2 JP58007134A JP713483A JPH0428427B2 JP H0428427 B2 JPH0428427 B2 JP H0428427B2 JP 58007134 A JP58007134 A JP 58007134A JP 713483 A JP713483 A JP 713483A JP H0428427 B2 JPH0428427 B2 JP H0428427B2
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JP
Japan
Prior art keywords
voltage cable
high voltage
insulator
tube
tip
Prior art date
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Application number
JP58007134A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS59132955A (ja
Inventor
Hisashi Sugimoto
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Asahi Sunac Corp
Original Assignee
Asahi Okuma Industrial Co Ltd
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Publication date
Application filed by Asahi Okuma Industrial Co Ltd filed Critical Asahi Okuma Industrial Co Ltd
Priority to JP713483A priority Critical patent/JPS59132955A/ja
Publication of JPS59132955A publication Critical patent/JPS59132955A/ja
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  • Electrostatic Spraying Apparatus (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、負の直流高電圧電極により塗料吐出
口体から吐出された塗料を負極性にイオン化して
接地された被塗装物に電位差により接着させるよ
うにした静電塗装用ガンに関する。
従来より、例えばエアレス式の静電塗装用ガン
においては、先端部に塗料吐出口体を有するガン
本体の内部にケーブル収納部を形成し、このケー
ブル収納部に保護被覆及びシールド線が剥離され
て内部の例えばポリエチレン等の絶縁体が露出さ
れた高電圧ケーブルを導入してその先端部を高抵
抗を介して前記塗料吐出口体近傍に設けられた電
極に接続する構成であり、このように収納部内の
高電圧ケーブルのシールド線を剥離することによ
り高電圧ケーブル先端の高電位部分からアース電
位部分たるシールド線までの距離を大きくとつて
両者間に沿面放電が生ずることを防止していた。
しかしながら、前記絶縁体に用いられるポリエ
チレンは軟らかで傷が付き易くいから、組立時に
保護被覆及びシールド線を剥離させて内部の絶縁
体を露出させた高電圧ケーブルはガン本体のケー
ブル収納部に収納する作業をする時に傷を付け易
く、一旦絶縁体に傷がつくとその部分で絶縁破壊
を生じ易いという問題があつた。従つて、従来構
成のものでは、充分に注意して組立作業を行うも
のの、絶縁体の傷付による絶縁不良が原因で組立
品の不良率が高くなり、製造コストが高くなると
いう問題があつた。
本発明は上記事情に鑑みてなされたもので、そ
の目的は、組立時に高電圧ケーブルの露出された
絶縁体に傷が付くことを確実に防止して絶縁不良
が原因の組立不良率の低減化を図り得、以つて製
造コストを低減化し得る静電塗装用ガンを提供す
るにある。
以下本発明の一実施例について図面を参照しな
がら説明する。まず第1図において、1はエアレ
ス式静電装用ガンのガン本体で、これは絶縁材例
えばプラスチツク製の銃身2と金属製の把持部3
とからなり、銃身2及び把持部3はその連結部分
Hに絶縁材製環状のシール部材2a,2bが配さ
れて互いに密封固定されている。4は塗料吐出口
体で、これはプラスチツク製のホルダ5に嵌合支
持された状態で銃身2の先端部にプラスチツク製
のナツト6により締付固定されている。7は銃身
2内に形成された塗料供給路で、これの先端部に
前記塗料吐出口体4に連通する細孔部7aが形成
されている。8は塗料供給路7内に矢印A方向及
び矢印B方向に往復移動可能に設けられたニード
ルシヤフトで、これの先端部(第1図において左
端部)にニードル弁9が取付けられている。そし
て、このニードルシヤフト8は基端部に設けられ
た圧縮コイルばね10により矢印A方向に付勢さ
れ、ニードル弁9を塗料供給路7の細孔部7aの
端部に圧接させて塗料供給路7を閉塞している。
11は把持部3の上端部に矢印A方向及び矢印B
方向に往復移動可能に設けられたスライド部材
で、これは前記ニードルシヤフト8に連結シヤフ
ト12を介して連結されている。従つて、スライ
ド部材11は前記圧縮コイルばね10により矢印
A方向に付勢されている。13は把持部3の上端
部に矢印C方向に回動可能に設けられた引金で、
これは第2図に示すようにスライド部材11に突
設された突出シロツド14の先端部に当接し、以
つて塗装作業停止中には実線で示すOFF位置に
保持されている。15は把持部3内に形成された
塗料供給路で、これの上端部は前記銃身2の塗料
供給路7に連通され、下端部にはエアレスポンプ
装置(図示せず)から延長された塗料ホース16
が連結されている。17は負極性直流高電圧発生
器(図示せず)から延長された高電圧ケーブル
で、これは第3図に示すように芯線18を例えば
ポリエチレン製の絶縁体19で被覆し、該絶縁体
19の外周部にシールド線たる銅等の編線20を
被せ、更にこの編線20の外周囲に保護被覆21
を被せた周知構成のものである。斯かる高電圧ケ
ーブル17はガン本体1の把持部3から銃身2に
かけて形成されたケーブル収納部22内に先端部
が後述するように所定長さ導入されて金属製のね
じ23により把持部3の下縁部に固定されてい
る。即ち、前記高電圧ケーブル17のうちケーブ
ル収納部22内に導入される部分は保護被覆21
及び編線20を予め剥離させて内部の絶縁体19
を露出させ、更に編線20の先端部を外方に折曲
させてねじ23に接続するとともに絶縁体19の
露出部分に軟質ポリエチレン製のチユーブ24、
絶縁材製環状のシール部材25及び該絶縁体19
よりも所定長さ長い軟質ポリエチレン製の厚さ1
mmのチユーブ26を順に被せ、且つチユーブ2
4、シール部材25及びチユーブ26に軟質ポリ
エチレン製のチユーブ27を被せてこれらを互い
に接着剤で接続する。そして、チユーブ26の先
端側に高電圧ケーブル17の芯線18の先端に圧
縮コイルばね28を介して接続される高抵抗体2
9を該圧縮コイルばね28とともに挿入し、更に
チユーブ26のうち銃身2と把持部3との連結部
分Hに近接する外周部位に高抵抗体29から絶縁
体19にかけて夫々対応する超高分子ポリエチレ
ン製の厚さ1mmのチユーブ30を被せて接着剤に
て固着させた構成である。斯ようにしてチユーブ
26により密封状態に高電圧ケーブル17の先端
部がケーブル収納部22内に収納され、そのケー
ブル収納部22の奥部に高抵抗体29の端部が当
接している。31はその一端部が高抵抗体29の
端部に接触し他端部が塗料吐出口体4の近傍に設
けられた電極31aに接続された導体で、これは
銃身2中に埋設されている。尚、32は把持部3
に引金13に対応位置して設けられたリードスイ
ツチで、これは引金13に取付けられた磁石33
が近接した時にON作動して負極性直流高電圧発
生器を作動させ負の直流高電圧を高電圧ケーブル
17に印加させるためのものである。34は把持
部3の上端部に矢印D方向に回動自在に設けられ
たロツク部材で、これは塗装作業停止中にスライ
ド部材11をロツクすることにより突出シロツド
14を介して引金13をOFF位置にロツクする
ものである。
次に上記構成の作用について説明する。塗装作
業を行うに際しては、まず被塗装物(図示せず)
を接地するとともに、ロツク部材34を矢印D方
向に回動して二点鎖線で示すように位置させ、以
つて引金13のロツク状態を解除する。然る後、
把持部3を握り、引金13を矢印C方向に引いて
二点鎖線で示すように把持部3に近接させると、
磁石33がリードスイツチ32に近接して該リー
ドスイツチ32がON作動して負極性直流高電圧
発生器により高電圧ケーブル17に負の直流高電
圧が印加される。すると、この負の直流高電圧は
高電圧ケーブル1から圧縮コイルばね28、高抵
抗体29及び導体31を介して塗料吐出口体4近
傍の電極31aに伝えられ、以つて前記電極31
aと被塗装物との間に高電位差が形成される。こ
れと同時に、引金13の引き操作により突出シロ
ツド14を介してスライド部材11が圧縮コイル
ばね10の付勢力に抗して矢印B方向に第2図に
二点鎖線で示すようにスライド移動され、更にこ
のスライド部材11の移動により連結シヤフト1
2を介してリードルシヤフト8及びニードル弁9
が矢印B方向に移動され、以つて塗料供給路7の
細孔部7aが開放される。すると、塗料ホース1
6から塗料供給路15,7内に供給された塗料が
細孔部7aから塗料吐出口体4内に供給され、こ
こで吐出圧力により霧化即ち微粒子化されて塗料
吐出口体4から前方へ放出される。このようにし
て放出された塗料の微粒子は塗料吐出口体4の近
傍の電極31aと被塗装物との間に形成される電
気力線に沿つて被塗装物側に移動し、最終的には
被塗装物に付着し、以つて被塗装物の静電塗装が
行なわれる。
斯かる静電塗装時に高電圧ケーブル17の先端
部及び高抵抗体29は負の直流高電圧に保持され
ているが、高抵抗体29及び高電圧ケーブル17
の露出された絶縁体19の略全外周囲にまたがる
ように絶縁材たる軟質ポリエチレン製の厚さ1mm
のチユーブ26が被せられているため、高抵抗体
29の両端部或いは高電圧ケーブル17の先端部
から沿面放電が発生することは極力防止される。
特に、本実施例においては、チユーブ26のうち
銃身2と把持部3との連結部分Hに近接する部位
には高抵抗体26から高電圧ケーブル17の絶縁
体19にかけて超高分子ポリエチレン製の厚さ1
mmのチユーブ30を接着剤にて固着し、更にチユ
ーブ26の下端部にシール部材25及びチユーブ
27を装着して該チユーブ26内を密封するよう
に構成したので、従来構成のものに比べて高電圧
ケーブル17の先端部から銃身2と把持部3との
連結部分Hに至る距離が短かくとも、高電圧ケー
ブル17の先端部から前記連結部分Hにかけて沿
面放電が発生することは確実に防止され、従つて
従来構造のもののように前記沿面放電の発生を防
止するために銃身が長くなつたりすることはな
く、ひいてはガン本体1を小形化することができ
る。
而して、本実施例構成の静電塗装用ガンを組立
てるに際しては、予め高抵抗体29から高電圧ケ
ーブル17の露出された絶縁体19の略全周囲に
またがるようにチユーブ26を被せるようにする
から、高電圧ケーブル17の絶縁体19が露出さ
れた部分をケーブル収納部22内に収納する時
に、チユーブ26により絶縁体19がガン本体1
内部の構成部品に接触しても傷が付くことが確実
に防止され、従つて従来構造のもののように高電
圧ケーブルの露出された絶縁体を直接ケーブル収
納部に収納する構成のものとは異なつて絶縁体1
9の傷付きにそれ程注意を払う必要がなくなり、
組立作業が簡単化する。しかも、組立作業中に絶
縁体19が傷付くことは確実に防止されるため、
従来構造のもののように絶縁体の傷付によつて組
立品の不良率が高くなるといつたことはなくな
り、従つて前述したように組立作業が簡単化する
とともに組立品の不良率が低下するため、組立品
の製造コストを低減化することができる。
本発明は以上の説明から明らかなように、保護
被覆及びシールド線が剥離されて内部の絶縁体が
露出された高電圧ケーブルをガン本体1内部のケ
ーブル収納部に導入し、この高電圧ケーブルの先
端部を高抵抗体を介して塗料吐出口体の近傍に設
けられた電極に接続するようにしたものにおい
て、前記高抵抗体及び前記高電圧ケーブルの露出
された絶縁体の露出部分全体にまたがるように絶
縁材製のチユーブを被せた構成としたので、組立
時に高電圧ケーブルの露出された絶縁体に傷が付
くのを確実に防止して絶縁不良が原因の組立不良
率の低減化を図り得、しかも組立作業を簡単化し
て製造コストを低減化し得る。しかも、上記絶縁
材製のチユーブは、その絶縁性により耐電圧を高
める効果もあるので、絶縁破壊防止には極めて効
果的である。その上、上記絶縁材製のチユーブ
は、高抵抗体及び絶縁体の露出部分全体を汚れ
(絶縁性低下の原因となるもの)から防護する効
果もあるので、沿面放電防止効果も良好に維持で
きるという利点もある。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の一実施例を示すもので、第1図
は全体の縦断側面図、第2図は全体の側面図、第
3図は要部の拡大側面図である。 図中、1はガン本体、4は塗料吐出口体、17
は高電圧ケーブル、18は芯線、19は絶縁体、
20は編線(シールド線)、21は保護被覆、2
2はケーブル収納部、24はチユーブ、25はシ
ール部材、26及び27はチユーブ、29は高抵
抗体、30はチユーブ、31aは電極である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 先端部に導体製の塗料吐出口体を有するガン
    本体の内部にケーブル収納部を形成し、このケー
    ブル収納部に保護被覆及びシールド線が剥離され
    て内部の絶縁体が露出された高電圧ケーブルを導
    入し、この高電圧ケーブルの先端部を高抵抗体を
    介して前記塗料吐出口体近傍に設けられた電極に
    接続するようにしたものにおいて、前記高抵抗体
    及び前記高電圧ケーブルの露出された絶縁体の露
    出部分全体にまたがるように絶縁材製のチユーブ
    を被せたことを特徴とする静電塗装用ガン。
JP713483A 1983-01-19 1983-01-19 静電塗装用ガン Granted JPS59132955A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP713483A JPS59132955A (ja) 1983-01-19 1983-01-19 静電塗装用ガン

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JP713483A JPS59132955A (ja) 1983-01-19 1983-01-19 静電塗装用ガン

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Publication Number Publication Date
JPS59132955A JPS59132955A (ja) 1984-07-31
JPH0428427B2 true JPH0428427B2 (ja) 1992-05-14

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JP713483A Granted JPS59132955A (ja) 1983-01-19 1983-01-19 静電塗装用ガン

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Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2603005Y2 (ja) * 1993-04-21 2000-02-14 旭有機材工業株式会社 ボールバルブ

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5751349A (en) * 1980-09-10 1982-03-26 Oriental Metaru Seizou Kk Metalic heat insulating panel for building airtight wall body

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS56168263U (ja) * 1980-05-13 1981-12-12

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JPS5751349A (en) * 1980-09-10 1982-03-26 Oriental Metaru Seizou Kk Metalic heat insulating panel for building airtight wall body

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JPS59132955A (ja) 1984-07-31

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