JPH04284227A - 光学的立体造形方法 - Google Patents

光学的立体造形方法

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JPH04284227A
JPH04284227A JP4828291A JP4828291A JPH04284227A JP H04284227 A JPH04284227 A JP H04284227A JP 4828291 A JP4828291 A JP 4828291A JP 4828291 A JP4828291 A JP 4828291A JP H04284227 A JPH04284227 A JP H04284227A
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JP
Japan
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light
sectional shape
exposure masks
masks
dimensional
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JP4828291A
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English (en)
Inventor
Hitoshi Kihara
均 木原
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Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は液状光硬化樹脂に光を照
射することにより露光硬化を行わせ、3次元立体形状を
造形させる方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の光学的立体造形方法として、半導
体のリソグラフィ技術の応用として光学マスクを用い各
断面毎に順次露光硬化を繰り返して立体造形を行う方法
と、光エネルギを液状光硬化樹脂表面上に各断面毎に断
面形状にそって走査させ、選択的に樹脂硬化を行わせる
ことにより立体造形を行う方法とがある。
【0003】光学マスクを用いる方法は、電子通信学会
論文誌(1981.4vol.J64−C No.4 
P−237〜)に記載された論文で提案されている。こ
れは、先ず極めて浅い液状光硬化樹脂に上方又は下方か
ら光照射するにあたり、得ようとする立体物の水平断面
形状に相当する光透過部分を有した光学マスクを光硬化
樹脂の手前に配置し、この照射により所望断面形状の薄
層硬化部分を得、これに連続する水平断面形状について
、光硬化樹脂の深さを僅かずつ増し光学マスクを順次取
り替えては光照射を繰り返すことにより、所望の立体を
得るものである。しかしこの方法では、得ようとする立
体の水平断面形状毎の光学マスクを製作しなければなら
ず、これに手間と時間とを必要とする。特に曲面の平滑
さを得るには立体の分割数を増す必要があり、これに連
れて光学マスクが多数必要となり、製作時間及び費用が
膨大となる。
【0004】一方、光エネルギを走査させる方法は、特
開昭60−247515号公報(特公昭63−4065
0)等で開示されているように、液状光硬化樹脂を容器
内に収容し、光エネルギの作用点を容器内において3次
元的に相対移動させることができる光照射手段を設け、
この光照射手段による光エネルギの作用点をまず水平方
向に相対移動させつつ液状光硬化樹脂に対して選択的に
光エネルギを照射して平面状の硬化部分を形成し、次い
で作用点を垂直方向に若干相対移動させた後又は漸次相
対移動させつつ上記と同様に水平方向に相対移動させて
硬化部分を積層形成し、これを繰り返すことにより所望
の立体物を造形するものである。しかしこの方法では、
光照射手段又は容器を動作させて光エネルギの作用点を
移動させ、作用点における液状光硬化樹脂を遂次硬化さ
せているので、短時間で造形することができず、特に大
型の立体物を造形するのに適していないという問題があ
る。
【0005】又、上記問題点を解決する一案として、容
器内の液状光硬化樹脂に上方又は下方から露光可能な光
を照射するにあたり、得ようとする立体物の水平断面形
状に応じて光透過部が電気的に変化する液晶シャッター
板等の光学マスクを光硬化樹脂の手前に設置し、この照
射により所望断面形状の薄層硬化部分を得、これに連続
する水平断面形状について、順次該薄層硬化部分と該光
透過部が電気的に変化する光学マスクとの間に、薄い液
状光硬化樹脂を供給できるように光硬化樹脂の深さを僅
かずつ増し、該液晶シャッター等の光学マスクの光透過
部形状を水平断面形状データに合わせながら電気的に変
化させ、光照射を繰り返すことにより、所望の立体を得
る光学マスクに液晶シャッターを用いる方法(特願平2
−46235号)が案出されている。しかしこの方法で
は、液晶シャッター等の光学マスクが光源として適して
いる紫外光の透過率が低い為、照度の低下、透光部と遮
光部のコントラストの低下、硬化時間の増大等の問題が
生じる。また、液晶シャッターで利用されている液晶自
体が紫外光に対する耐久性が低いため、液晶が劣化して
しまい動作不良を起こす問題も生じる。
【0006】光学マスクを用いる方法では、得ようとす
る立体の水平断面形状毎の光学マスクを製作しなければ
ならず、これに手間と時間とを必要とする。特に曲面の
平滑さを得るには立体の分割数を増す必要があり、これ
に連れて光学マスクが多数必要となり、製作時間及び費
用が膨大となる問題がある。
【0007】また光エネルギを走査させる方法では、光
照射手段又は容器を動作させて光エネルギの作用点を移
動させ、作用点における液状光硬化樹脂を遂次硬化させ
ているので、短時間で造形することができず、特に大型
の立体物を造形するのに適していないという問題がある
【0008】光学マスクに液晶シャッターを用いる方法
では、液晶シャッター等の光学マスクが光源として適し
ている紫外光の透過率が低い為、照度の低下、透光部と
遮光部のコントラストの低下、硬化時間の増大の問題や
、液晶シャッターで利用されている液晶自体が紫外光に
対する耐久性が低いため、液晶シャッターが劣化してし
まう問題がある。又、光造形物のサイズが、液晶シャッ
ターのサイズに制約されてしまい、大型の立体物を造形
するとした場合、それに合わせて液晶シャッターも大型
サイズにしなければならず、装置が大型化したり、大型
液晶シャッターの製作の面においても問題があった。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記問題点に
鑑み、光学マスクを立体の水平断面形状毎に製作せず、
かつ光エネルギの作用点を平面的に移動させることなく
、短時間で大型サイズの立体物の造形も可能とすること
を目的としている。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するため、液状光硬化樹脂を樹脂収容容器に収容し、該
光硬化樹脂に露光マスクを介して樹脂硬化する光源を照
射することにより、光硬化樹脂を選択的に硬化させ立体
形状を形成する方法において、微小ドットエリアの遮光
制御可能な光シャッタ−が連続的に一列配置されてなる
、透過光量の低下が少ないライン形状の露光マスクを、
複数個平行並列に配置し、上記光シャッタ−の配列方向
と垂直方向に上記複数個のライン形状の露光マスクを走
査させながら、水平断面形状データに応じて該光シャッ
タ−を制御することにより露光領域を変化させて樹脂硬
化を行うものである。
【0011】
【作用】本発明は上記手段を用いるため、水平断面形状
毎に光学マスクを製作する手間がはぶける上に、点状ビ
−ムを水平断面形状に沿って走査させる必要がなく且つ
、1方向に露光マスクと別の露光マスクの間隔分だけ走
査させるだけで大型の立体物の造形も可能となり、光源
の光量を低下させることがないので、高速かつ安価、高
精度に大型の3次元立体形状を造形することが可能であ
る。
【0012】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面を用いて
詳細に説明する。図1は本発明方法を実施するための装
置構成の一例を示す図、図2は本発明方法を実施するた
めのライン形状露光マスクの一例を上面から見た図、図
3は該露光マスクの光シャッター部分の構造例を示す図
である。
【0013】この実施例において、樹脂収容容器1内に
ウレタンアクリレ−ト、エポキシアクリレ−ト等の液状
光硬化樹脂2を適当量収容し、該液状光硬化樹脂2表面
に光シャッタ−6が連続的に一列配置されたライン形状
の露光マスク3が複数個(図1では2個)一定間隔で各
々平行並列に配置されている。又各々の該露光マスク3
の上方に前記液状光硬化樹脂2を硬化させることの可能
な波長を発する紫外線ランプ(波長365nm)、或る
いはレ−ザ(出力40mw,波長325nm)等の光源
4を露光マスクの数に応じて設置し、各々の露光マスク
3と光源4は一軸ステージ5により一体で液状光硬化樹
脂2表面上を光シャッタ−6の配列方向と垂直方向(矢
印方向)に走査できるように構成されている。各々の光
シャッター6は、シャッタ−コントロ−ラ7により制御
されている。
【0014】ここでライン形状の露光マスク3の構造を
図3を用いて説明する。露光マスク3は、微小な光シャ
ッタ−6が連続的に一列配置されたライン型マスク形状
となっており、各々の微小な光シャッタ−6はガイド8
により矢印方向へ自由に距離dの分スライドできる。右
端の電気的に磁力が生じる素子9に磁力が生じた場合、
磁性材質でできた微小な光シャッター6は右端の素子9
に吸着され、露光エリア11のシャッター6が開放状態
となり光を減衰させることなく透過させることができる
。また、左端の電気的に磁力が生じる素子10に磁力が
生じた場合、微小な光シャッタ−6は左端の素子10に
吸着され、露光エリア11のシャッタ−が閉じた状態と
なり光を遮断することができる。
【0015】図4乃至図6に光シャッタ−6を連続的に
一列配置したライン形状の露光マスク3を複数個同時に
一体で走査させることによる水平断面形状の造形手順例
を示す。図4は樹脂収容容器1を上方から見たもので、
複数個(図4では2個)のライン形状の露光マスク3と
光源4(図4では省略)は各々ある一定間隔X1をおい
て左端に位置されている。破線は、所望の水平断面形状
である。まず各々の露光マスク3の光シャッター部分6
から光硬化させながら一軸ステージ5により矢印の方向
に各々のライン形状の露光マスク3と光源4を一体で移
動させていく(図5)。この時各々の露光マスク3の光
透過部を該露光マスク3の移動とともに連続的に水平断
面形状に応じて変化させ露光させると、各々の露光マス
ク3や光源4は走査時に停止することなく一定間隔を保
って定速移動が可能となる。このように最終的には図6
にの実線で示されてるように、各々の露光マスク3と光
源4は全体の走査距離X0も移動することなくわずかX
2の距離を移動させるだけで所望の水平断面形状が微小
膜厚分だけ光硬化することになる。
【0016】この光硬化層を順次積層することにより、
3次元立体形状物の造形が可能となる。その手順は、ま
ず、液状光硬化樹脂2内を昇降できる昇降ステ−ジ14
を液状光硬化樹脂2液面より1回の露光時間で硬化する
厚さ分だけ沈める。所望立体の水平断面形状に応じて液
状光硬化樹脂2を硬化させるために複数個のライン形状
の露光マスク3を光透過部及び光遮断部が各々で変化す
るようにシャッタ−コントロ−ラ7により光シャッター
6を制御しながら一軸ステージ5を走査させる。これに
より、第1層の水平断面形状を該昇降ステージ5上に該
厚さ分だけ光硬化層ができる。次に、該昇降ステージ5
をさらに1回の露光時間で硬化する厚さ分だけ沈め、2
層目の水平断面形状に応じて複数個のライン形状の露光
マスク3をシャッタ−コントロ−ラにより走査制御させ
て、2層目を光硬化させる。同様なことを繰り返し、硬
化樹脂層を何層も積み重ねることにより所望の3次元立
体形状物12が短時間且つ容易に得られる。
【0017】この3次元立体形状物は、CAD装置13
で設計されたものが、各水平断面毎に2次  元断面形
状データに変換され、各データが、シャッタ−コントロ
−ラ7に送られる。該シャッタ−コントロ−ラ7は各水
平断面形状データに応じて、複数個の露光マスク3の各
光シャッター6の制御及び一軸ステージ5の位置・速度
の同時制御御を行っている。ライン形状の露光マスクは
、光を透過するエリアで光を減衰させることなく光を透
過することが構造的に可能である。その為、透光部と遮
光部のコントラストが高くなり精度の向上が計れ、また
露光マスクを複数個平行並列に設置している為、造形時
間の短縮も可能となる。なお、露光マスク3と液状光硬
化樹脂2表面とのディスタンスは、光の拡散を考慮して
できるだけ小さいほうが望ましい。
【0018】
【発明の効果】本発明の光学的立体造形方法によれば、
各水平断面形状に応じて複数個の1次元の光学マスクの
光透過部が連続的に変化しながら走査させるので、水平
断面形状毎の光学マスクを製作し毎回取り替えることな
く、露光を連続的に行っていくことができる。また、光
源の光を減衰させることなく透過させることが構造的に
可能であるので、透光部と遮光部のコントラストが高く
なるため造形精度が向上し、また複数個の露光マスクを
設置している為大型サイズの立体物が短時間で且つ安価
に高精度で3次元立体形状を造形することが可能である
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係わる光学的立体造形方法の1実施例
を示す概略構成図。
【図2】本発明方法を実施するためのライン形状露光マ
スクの上面図。
【図3】本発明方法を実施するためのライン形状マスク
の構成図。
【図4】本発明に係わる光学的立体造形方法における露
光動作を説明するための上面図。
【図5】本発明に係わる光学的立体造形方法における露
光動作を説明するための上面図。
【図6】本発明に係わる光学的立体造形方法における露
光動作を説明するための上面図。
【符号の説明】
1    樹脂収容容器 2    液状光硬化樹脂 3    露光マスク 4    光源 5    一軸ステージ 6    光シャッター 7    シャッターコントローラ 13    CAD装置

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  液状光硬化樹脂材を樹脂収容容器に収
    容し、該光硬化樹脂に露光マスクを介して樹脂硬化する
    光源を照射することにより、光硬化樹脂を選択的に硬化
    させ立体形状を形成する方法において、微小ドットエリ
    アの遮光制御可能な光シャッタ−が連続的に一列配置さ
    れてなる、透過光量の低下が少ないライン形状の露光マ
    スクを、複数個平行並列に配置し、上記光シャッタ−の
    配列方向と垂直方向に上記複数個のライン形状の露光マ
    スクを走査させながら、水平断面形状データに応じて該
    光シャッタ−を制御することにより露光領域を変化させ
    て一層の硬化を行い、各水平断面毎にマスクを取り換え
    ることなく所望の立体形状を得ることを特徴とする光学
    的立体造形方法。
JP4828291A 1991-03-13 1991-03-13 光学的立体造形方法 Pending JPH04284227A (ja)

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