JPH0428383Y2 - - Google Patents

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JPH0428383Y2
JPH0428383Y2 JP1984076680U JP7668084U JPH0428383Y2 JP H0428383 Y2 JPH0428383 Y2 JP H0428383Y2 JP 1984076680 U JP1984076680 U JP 1984076680U JP 7668084 U JP7668084 U JP 7668084U JP H0428383 Y2 JPH0428383 Y2 JP H0428383Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は無人の自動夜間金庫に関する。
従来の夜間金庫においては、予め指定された投
入鞄に現金と入金伝票を入れたものを顧客が銀行
の外壁に設置された夜間金庫まで持つて行き、銀
行より貸与された鍵により投入口を解錠開扉し、
鞄を投入して保管金庫内に保管すると、日時と鞄
数が記録された利用記録票が発行されるようにな
つていた。また、銀行側では翌日、担当者が保管
金庫の扉を開いて、内部に保管されている鞄を取
り出し、鞄の鍵を1個毎に解錠して現金と入金伝
票を取り出し、金額の確認をして入金手続を行つ
ていた。然し、この場合、狭い保管金庫内から鞄
を取り出すには大変な労力を要し、また、投入鞄
が多いと多数の人手が要り、而もこのシステムだ
と入金手続までに要する時間が相当かかる等、
種々の問題があつた。
この考案は、上記のような問題点を解消する為
になされたもので、その目的とする処は顧客側の
預入れの為の待ち時間を著しく短縮させることに
あり、為に顧客側と銀行側に対して装置を別々に
対応作動させることで、銀行側の装置による預金
処理の終了を待つことなく、顧客側に直ちに投入
件数が印字された利用記録票を発行し渡すことの
できる夜間金庫を提供せんとするものである。
以下、この考案を図面に基づいて詳細に説明す
る。第1図及び第2図において、1は銀行の壁面
であり、この壁面1の外方には前室としてのブー
ス2が設けられている。ブース2にはドア3が開
閉可能に取り付けられており、このドア3はブー
ス2に設けられた電磁ソレノイド等を用いた施錠
装置4により、閉止状態で施錠されるようになつ
ている。またブース2内、適宜場所には非常事
態、例えば退室の際にドア3が故障で開扉しない
ような場合等に使用してドアを開ける非常用押ボ
タン4aが設けられている。5はブース2内で顧
客が“使用中”か、或いは“空室”か、もしくは
“使用禁止”かを表示する表示盤であり、この表
示盤5と一体的にカードリーダーとしての第1カ
ード読取部6が設けられている。この第1カード
読取部6は顧客の挿入したIDカードAを読み込
み、後述する中央処理装置(以下OPUと称する)
にて照合するものである。
このブース2には壁面1に設けられた取扱口7
が設置されており、該取扱口7奥面には第2図で
示されるように、紙幣を投入する紙幣投入口8、
硬貨を投入する硬貨投入口9、及び小切手や入金
伝票等が封入された封筒Bを投入する封筒投入口
10が夫々形成されている。また、紙幣投入口8
の近傍には利用記録票を取出す利用記録票取出口
11が設けられている。更に前記取扱口7の適宜
箇所には顧客に操作手順を指示する為の操作イン
ジケーター12と、顧客が挿入するIDカードA
を読み取りCPUにより照合するカードリーダー
としての第2カード読取部13と、各投入口8,
9,10に夫々対応した操作ボタン14,15,
16と、これら操作ボタンに夫々対応した投入終
了ボタン17,18,19が設けられている。そ
して前記操作ボタン14,15,16の夫々上方
には投入された紙幣、硬貨等を装置が処理中、点
灯している処理表示ランプ14′,15′,16′
が設けられている。前記取扱口7前面には、各投
入口8,9,10の前面を顧客が利用していない
ときに同時に隠蔽防御するバンダルドア20が摺
動可能に設けられており、このバンダルドア20
はCPUの指令により開閉されるようになつてい
る。そして、このバンダルドア20の後方には紙
幣投入口8、硬貨投入口9,封筒投入口10を
夫々独立に開閉するシヤツター21,22,23
第3図参照が摺動可能に設けられており、これら
シヤツター21,22,23は操作ボタン14,
15,16と電気的に接続され開口命令が届くよ
うになつている。また、各投入終了ボタン17,
18,19とも電気的に接続されて閉止命令が届
くようになつている。
第3図は銀行側内部を示した本装置の第1実施
例を示す斜視図である。図中、24は床面であ
り、該床面24上には硬貨選別装置25と封筒集
計装置26が近接して設けられており、第2図の
硬貨投入口9と硬貨選別装置25とは硬貨用ダク
ト27、また、同じく封筒投入口10と封筒計数
装置26とは封筒用ダクト28で夫々連繋されて
いる。第2図の各投入口9,10はこれら装置よ
りも高い位置に配設されていると共に、硬貨用ダ
クト27の内側途中、任意箇所には硬貨投入終了
と同時に閉止する内部シヤツター29が設けられ
てる。前記硬貨選別装置25は投入された硬貨の
正・否の判断、金種毎の分類、金額の計算を行う
機能を有しており、また、封筒計数装置26は、
投入された封筒へ個人コード、口座番号、連番号
を印字するプリント部26aと封筒の到着を感知
する感知部26bとを備えている。そしてこれら
硬貨選別装置25及び封筒計数装置26はCPU
を介して、後述する利用記録票発行装置63及び
銀行内部用のジヤーナルと接続されており、顧客
の所定手続が終了後、利用記録票は、利用記録票
取出口11より送り出されてくるようになつてい
る。また、硬貨選別装置25下方には、金種別分
類、金額集計等の終つた硬貨を収納する金種別箱
30が、封筒計数装置26下方には投入された封
筒を収納する封筒収納箱31が、第1の保管金庫
32a内に夫々設置されている。
次に箱型の紙幣集計装置33は前記第1の保管
金庫32aから所定距離離隔した第2の保管金庫
32b上に配置されており、この装置33上には
メモリを有するCPU34が載設されている。紙
幣集計装置33は投入された紙幣の正・否判断、
金種毎の分類、金額の計算等を行う機能を有し、
CPU34と接続されている。又、紙幣集計装置
33上にはCPU34に近接してフロツピーデイ
スク装置35が設けられていると共に、前記紙幣
集計装置33内には図示しない銀行内部用のジヤ
ーナルが設けられている。前述の紙幣処理及び硬
貨、封筒処理の各種データはこのジヤーナルに印
字記録され銀行側に保管されるようになつてい
る。又、このデータは前記フロツピーデイスク装
置35に記録することもできる。
一方、紙幣投入口8と前記紙幣集計装置33と
の間には投入口8にセツトされた紙幣束Cを搬送
する為の各種紙幣搬送装置が設置されている。こ
れら紙幣搬送装置について以下説明する。紙幣搬
送装置は第1トレー搬送機36、トレー収納棚3
7、第2トレー搬送機38及び紙幣搬送ロボツト
部39より成り、第1トレー搬送機36で運ばれ
た紙幣束は一時貯蔵用のトレー収納棚37を介し
て第2トレー搬送機38に受渡され、最後に該第
2トレー搬送機38から紙幣搬送ロボツト部39
を経て紙幣集計装置33にセツトされる様、構成
されている。
先づ、第1トレー搬送機36から説明すると、
該第1トレー搬送機36は、紙幣投入口8下方の
床面24から、銀行内部に向つて敷設された適宜
長のレール40と、該レール40上を前後に移動
する移動台41上に垂設された案内板42と該案
内板42に取付けられ、所定の方法にてこの案内
板42上を矢示の如く上下左右に移動する搬送具
43とから成る。この搬送具43のトレー収納棚
37に対向する面には後述するトレー45を把持
する把持爪44が設けられており、該把持爪44
によりトレー45は搬送具43に支持されて搬送
具43と共に移動する。
トレー45は上面開口の箱体より成り、その側
壁面には切欠46が設けられて、紙幣束Cがこの
トレー45にセツトされると一部が該切欠46よ
り露出する構造となつている。
トレー収納棚37は格子状に配列、画成された
任意個数の番地付された箱棚47,47…から成
り、これらの箱棚47,47…は正面及び背面共
に開口していて、トレー収納棚37のどちらの面
からでもトレーが挿脱できるように形成されてい
る。そして、このトレー収納棚37は第1トレー
搬送機36及び第2トレー搬送機38の中間部
に、それらと平行に且つ、稍離隔して、而も、搬
送具43に把持されたトレー45がこの箱棚4
7,47…に自在に挿脱でき得る位置に立設され
ている。
第2トレー搬送機38は、第1トレー搬送機3
6と全く同一構造であり、レール48,移動台4
9、案内板50、搬送具51及び把持爪52より
構成されているが、把持爪52の取付位置だけは
異つており、前記第1トレー搬送機36の搬送具
とは逆の端面に設けられている。
紙幣搬送ロボツト部39は前記第2トレー搬送
機38のレール48終端部に立設された支柱53
と、該支柱53と紙幣集計装置33上とに横架さ
れた横梁54上を矢示の如く左右に移動するロボ
ツトハンド部55とから成る。このロボツトハン
ド部55は該ロボツトハンド部55を移動せしめ
る駆動部56と、該駆動部56から下方に突設さ
れ、上下方向(矢示)に移動するグリツパ部57
とから成り、該グリツパ部57先端には開閉自在
な一対の把持爪58が取付けられている。横梁5
把持の他端部下方には、紙幣束Cを挾み込み、紙
幣集計装置33内部に設けられた集計機(図示せ
ず)に送り込む為の挾持板59及び送込装置60
が設置されており、紙幣束Cは集計装置33に開
設された送込口61に送り込む。該送込口61か
ら紙幣は1枚づつ送り込まれ、集計装置の計数部
で不良紙幣が選別され、正常紙幣は分類、計算さ
れる。この紙幣集計装置33内部には、前記の如
く分類、計算された各種データを銀行側用に印
字、記録する為の図示しないジヤーナルが設けら
れている。更に紙幣集計装置33の下方に設置さ
れた第2の保管金庫32bには紙幣を金種毎に収
納保管する金種別箱62が内設されている。
利用記録票取出口11の裏側にはCPU34に
接続された利用記録票発行装置63が設けられて
おり、又、利用記録票取出口11の内方には該取
出口11を開閉するシヤツター64が取付けられ
ている。尚、第1・第2の保管金庫32a及び3
2bには夫々銀行員が操作する開閉自在で施錠可
能な金庫扉65,66,67が取付けられてお
り、これらの扉の何れかが開放されている時には
凡ての投入口8,9,10及びブース2は使用禁
止となつている。更にトレー収納棚37及び保管
金庫32a,32bの周囲には、第3図、第4図
の想像線で示されるコンクリート壁等で構成され
た金庫室Tが設置されており、トレー収納棚37
に紙幣が投入されている間、この金庫室Tの点検
扉T′は施錠されていて銀行員の介入するのを防
いでいる。
第4図は銀行側内部を示した本装置の第2実施
例を示す斜視図である。第2実施例と前述の第1
実施例とはトレー搬送機の構成が異なる他は全く
同一構成となつている。即ち第1実施例では第1
と第2の2台のトレー搬送機36,38を用いて
紙幣束の搬送を行つていたのに対し、この第2実
施例では1台のトレー搬送機のみで紙幣束の搬送
を行うものである。図中36′はトレー搬送機で、
第1実施例の場合と同様レール40′、移動台4
1′、案内板42′、搬送具43′及び把持爪4
4′で構成されている。ところでこの実施例の場
合、トレー45のトレー収納棚37への挿脱はト
レー収納棚37の片側だけで行われるので、前記
把持爪44′は搬送具43′の前記トレー収納棚3
7に対向する面に設けられている。又、1台のト
レー搬送機36′のみでトレー45を紙幣搬送ロ
ボツト部39迄搬送する為、レール40′は適宜
延設されている。ところで、この実施例では顧客
側の投入と銀行側処理を1台の搬送機36′で行
うため、銀行側の預金処理は顧客側の操作がない
ときをみて処理する方式となつている。即ち、銀
行側は顧客側の操作があるかどうかを確認し、操
作がないときに処理を行う(顧客側優先とする)。
然し、銀行側が処理中のときは顧客側に“内部処
理中、しばらくお待ち下さい”と表示され、顧客
側はバンダルドア20が閉じた儘で内部処理が終
了するまで待つ。
尚第5図は、本考案における主要な各装置と
CPU34との接続を示す図である。
次に流れ図第6図乃至第10図に基づいて本考
案の作用について説明する。
先ず、銀行員による保管金庫の開扉や、金庫の
保守点検等のため、金庫室Tの点検扉T′を開扉
し、顧客側の使用を断わるときには、第1図の表
示盤5に“使用禁止”の表示をし、ドア3を閉止
し、施錠装置4により施錠する。従つて使用禁止
解除まで顧客の利用は不可能となる。顧客側から
見た流れ図として、第6図イのP1でスタートす
る。P2で第3図における第1・第2の保管金庫
32a,32bの金庫扉65,66,67の何れ
かが開放であれば、金庫から銀行員が硬貨等を回
収中であるからP3でブースドア3はCPU34の
指令により施錠され、“使用禁止”の表示が表示
盤5に現われるP4・再びP2において、金庫室T
の点検扉T′が開放でないならば顧客の使用は可
能となり、第6図ロのに進む。そして顧客側が
使用中のときは、金庫室Tの点検扉T′は開かな
いように電磁錠等によりインターロツクされる。
また、P5でブース2が他の顧客により使用さ
れている場合はP6のように表示盤に“使用中、
しばらくお待ち下さい”と表示され、ドア3は施
錠装置4により施錠されている。もし、先客がい
ない場合はP7に進み、第1のカード読取部6に
顧客の磁気カードAを挿入する。カードAから読
み取られた情報とCPU34のメモリ内の情報と
が特定の関係にあるかどうかP8で照合し、不一
致の場合は挿入不良の場合あり得るので”カード
を正しく入れて下さい”の表示が現われP9、再
度挿入し直す。これら情報が一致した場合はP10
でドア3は解錠され、P11で表示盤5に“カード
を抜いてブース内にお入り下さい”と表示される
ので、顧客はドア3を開けて入室するP12。入室
してドア3を閉じると、施錠装置4が作動してド
ア3は自動的に施錠されるP13。ところで、ドア
3が解錠P10されてもドア3を開けない場合、例
えば顧客が何らかの理由で利用を取り止めた時な
ど時間切れで略30秒以内に再び施錠装置4が作動
し、ドア3は自動的にロツクされる。
こうしてブース2内に入室し終ると、P14愈々
夜間金庫の利用が開始される。即ち、第2のかー
ド読取部13にカードAを挿入し、P15で再び
CPU34内の情報とカードAからの情報との照
合が行われる。不一致の場合、挿入不良というこ
ともあり得るので“カードを正しく入れて下さ
い”の表示が現われP16、再度挿入し直す。これ
ら情報が一致した場合はP17でバンダルドア20
が開き、インジケータ12に投入口8,9,10
の何れかを選択する操作ボタン14,15,16
を押すよう表示される。
ところで本考案に成る装置は顧客側と銀行側が
別々に操作され、処理される方式を採用している
ので、初めに顧客側の操作及び処理について説明
をし、その後で銀行側の操作及び処理について説
明する。
先づ、顧客側は前記インジケータ12の指示に
従つて紙幣を入金する為の紙幣投入口8に対応し
た操作ボタン14を押すと第6図のから第7図
のを経てP18に進み、続いてP19で紙幣投入口シ
ヤツター21が開口する。P20で紙幣を束ねて紙
幣投入口8に載置セツトする。P21で載置セツト
を検知し、P22でシヤツター21周辺に異物がな
いか判断され、もし異物があると判断されると
P23で異物が取り除かれるまでシヤツター21は
開かれたままで異物がないと判断されるとシヤツ
ター21はP24で閉止される。シヤツター21が
閉止されると同時に処理表示ランプ14′が点灯
し、紙幣投入装置が処理作業に入つたことを顧客
に知らせるP25。ところで前記紙幣処理と並行し
て硬貨処理又は封筒処理も同時に行うことができ
るので、もしそれらの処理も行われているならば
処理表示ランプ15′,16′は点灯している。そ
の後、紙幣束Cは紙幣投入口8の内側に予めセッ
トされた紙幣取込トレー45に取込まれ、第1ト
レー搬送機36(第2実施例ではトレー搬送機3
6′)によつてトレー収納棚37迄搬送される
P26
ここで、第1トレー搬送機36とトレー収納棚
37との間の動作について説明する。先ず最初の
空トレー45は予め紙幣投入口8にセツトされて
いる為、第3図中左端最上位の箱棚47aは空室
となつている。ここで紙幣投入口8にセツトされ
た空トレーに紙幣が投入されると、第1トレー搬
送機36は把持爪44で該トレーを把持し、レー
ル40上を搬送具43と共に後退する。所定の位
置迄後退した後、搬送具43は案内板42上を上
昇し、箱棚47aの高さの処で停止する。その
後、搬送具43は収納棚37側へ移動して空室の
箱棚47aに紙幣の投入されたこのトレーを格納
するP27。格納が終了すると、1段下の箱棚47
bに格納されている空トレーを該箱棚47bから
抜取りP29、前記と逆の要領で紙幣投入口8に再
びセットするP30。このトレーにまた紙幣が投入
されると、トレーを箱棚47bに格納し、箱棚4
7Cの空トレーを紙幣投入口8にセツトして次の
顧客を待つ。左端の箱棚47a,47b,47c
…が紙幣投入トレーで満杯になると次の列の箱棚
を使用し、順次この作業を繰返す。こうして最後
の箱棚迄使用し終わると、最初の箱棚47aに戻
る。この様に第1トレー搬送機36は紙幣の投入
されたトレーを紙幣投入口8から搬送して箱棚4
7に格納し、空のトレーを箱棚47から紙幣投入
口8にセツトする機能を有している。ところでト
レーが箱棚47に格納されると銀行側の操作部に
受付け回数、受付No.、個人コード、口座No.受付年
月日時分、棚番地がメモリされるようになつてい
るP28
而して、顧客側はP31で紙幣投入終了ボタン1
7がONかどうか確認し、ONであれば紙幣投入
は終了し、処理表示ランプ14′が消灯するP32
然し、まだ連続投入をしたい場合は、操作ボタン
14を押すようにインジケータ12で指示があ
る。操作ボタン14が押されたならP33、に戻
り再び紙幣を紙幣投入口8にセツトする。この場
合は処理表示ランプ14′は消灯しない。処理表
示ランプ14′が消灯した後は、硬貨AND封筒投
入終了かどうか処理表示ランプ15′,16′を見
て確認しP34、終了であれば第8図のへ進み、
終了しでなければ硬貨AND封筒投入終了まで待
機する。
第8図のからP35で利用記録票発行装置63
はCPUのメモリに基づき、受付回数を印字した
利用記録票を発行する。この場合、紙幣以外の投
入、即ち硬貨又は封筒の投入があればそれらの投
入回数も同一の利用記録票に印字プリントされ
る。
利用記録票を受取るとカードAが返却の為、第
2カード読取部13から押出されてくるP36。そ
の後、カードAが抜き取られたか判断されP37
もし抜き取られていない場合はブースドア3は閉
じた儘でインジケータ12に“カードをお取り下
さい”と表示されるP38ので、カードAを抜き取
る。カードAが抜き取られている場合にはP39
ブースドア3は解錠され、顧客は中からドアを押
し開けてブース2より退室する。するとバンダル
ドア20は自動的に閉止されP40、顧客側の操作
は終了する。
次に銀行側の紙幣処理について説明する。第9
図スタートからP′1で顧客側に紙幣の投入操作が
あつたかどうかが確認され、投入が確認される
と、P′2で第2トレー搬送機38がトレー収納棚
37側へ移動してくる。ところで前述の如く紙幣
の投入されたトレーは、収納棚37の箱棚47に
順次格納されているので、第2トレー搬送機38
はそれらのトレーを紙幣の投入された箱棚から順
番に抜き出しP′3、後述する紙幣搬送ロボツト3
9迄搬送する。ところで、この第2トレー搬送機
38の動作は第1トレー搬送機と全く同一であ
り、又、第2実施例ではトレー搬送機36′がこ
の第2トレー搬送機38の役割も兼ねているの
で、その説明は省略する。
こうして、紙幣搬送ロボツト39迄搬送された
トレーからは、ロボツトハンド部55を用いて紙
幣束Cのみが抜き取られるP′40。搬送機38で搬
送された紙幣をロボツトハンド部55が抜き取つ
た時点で、空トレーを箱棚47に返却格納しP′5
同時に紙幣処理済みとして顧客操作側への対応と
してCPUに空とメモリさせる。この時、銀行操
作側の集計処理が終了する迄は、銀行操作側の
CPUにはメモリーしておく。
次に紙幣搬送ロボツト部39の動作について説
明する。第2トレー搬送機38で搬送されたトレ
ーがロボツトハンド部55の下方にセツトされる
と、該ハンド部55のグリツパ部57が下降し、
続いて該グリツパ部57先端の把持爪58がトレ
ー45の切欠46から露出した紙幣東Cを把持す
る。再びグリツパ部57は上昇し、その後駆動部
56が横梁54を紙幣集計装置33側へ移動し
P′6、送込装置60上で停止する。続いて、紙幣
束Cが入るまで挾持板59を拡げた後、グリツパ
部57を下降させ、紙幣束Cを前記送込装置60
の挾持板59部に挿入するP′7。その後挾持板5
9が紙幣を挾持し、送込口61から紙幣が1枚づ
つ紙幣集計装置33内に送り込まれ集計される。
次に、紙幣集計装置33に送られた紙幣は該装
置33の正否判断部で金額計数可能なものかどう
か判別されP′8、もし破損、テープ貼のある不良
紙幣の場合には排除券として図示しない別場所に
保管されるP′9。保管の際は後述する銀行用ジヤ
ーナル複写分と一緒にして保管するか、或いは紙
幣と同寸法の入金伝票を顧客が紙幣と共に投入す
ることにより、この入金伝票を排除券と一緒にし
て保管する。計数可能な紙幣は金額計数され
P′10、紙幣全数終了かどうか確認P′11された後、
保管金庫32bに保管されるP′12。続いて、硬貨
処理、封筒処理の終了を待つた、P′13,P′14、銀
行側のジヤーナルに各種データ、即ち受付年月日
時分、受付No.、金種毎の枚数、合計金額、個人コ
ードNo.、口座No.を印字するP′15。但し、上記の各
種データはジヤーナルの他、フロツピーデイスク
35に記録することもできる。こうして、紙幣が
投入されたトレーの銀行側の処理が凡て終了した
空トレーは紙幣投入口迄搬送され、次の投入に備
えて待機する。但し顧客毎の混乱を避ける為、金
額はトレー毎に集計される。又、1人の顧客が2
個のトレーを使用したら、2個のトレーを別々に
計算し、後でそれらが合算される。
次に硬貨を投入する場合には第6図において
硬貨投入口9に対応する操作ボタン15を押すと
第10図を経てQ1に進み、続いてQ2で硬貨投
入シヤツター22が開口するので、硬貨をバラで
投入口9に投入するQ3。Q4でシヤツター22周
辺に異物がないかどうか判断し、有れば取り除か
れる迄、シヤツター22は開かれたままでQ5
なければQ6でシヤツター22は閉止する。シヤ
ツター22の閉止と同時に処理表示ランプ15′
が点灯しQ7、装置は処理作業に入る。前述の紙
幣処理の場合と同様、この硬貨処理の場合にも、
該硬貨処理と並行して紙幣処理、封筒処理が行え
る。
Q7につづいてQ8で内部シヤツター29が開口
し、硬貨は硬貨用ダクト27内を落下して硬貨選
別機25にセツトされるQ9。そして、内部シヤ
ツター29が閉止されるQ10と同時にQ11で硬貨
の正否の判断が行われる。不良硬貨がある場合に
は不良硬貨は不良紙幣と同じ場所に同一個人のも
のを一緒にして保管されるか、又は不良硬貨を保
管する棚を設け、トレー内に保管されるQ12。こ
の場合、個人コードと対比可能とする為、トレー
No.をメモリーして銀行ジヤーナル或いはフロツピ
ーデイスクに記録しておく。正しい硬貨は金額計
算されQ13、硬貨全数終了かどうか確認される
Q14。その後、顧客側はQ15で硬貨投入終了ボタ
ン18がONかどうか確認し、ONであれば硬貨
投入は終了し、処理表示ランプ15′が消灯する
Q16。然し、まだ連続投入をしたい場合はQ17
操作ボタン15を押すようにインジケータ12で
指示がある。操作ボタン15が押されたならに
戻り、再び硬貨を硬貨投入口9に投入する。処理
表示ランプ15′が消灯した後は、紙幣AND封筒
投入終了かどうか確認しQ18、終了でなければ紙
幣AND封筒投入終了まで待機する。終了であれ
ば顧客側はに進む。
次に封筒Bを投入する場合は、第6図のにお
いて封筒投入口10に対応する操作ボタン16を
押し、第11図のを経てR1に進み、続いてR2
で封筒投入シヤツター23が開口するので封筒を
投入するR3。R4でシヤツター23周辺に異物が
ないかどうか判断し、あれば取り除かれるまでシ
ヤツター23は開かれたままで、なけれR6でシ
ヤツターは閉止する。シヤツター23の閉止とと
同時に処理表示ランプ16′が点灯しR7、装置は
処理作業に入る。この場合も前述の場合と同様、
紙幣処理、硬貨処理を並行して行うことができ
る。次いで、封筒用ダクト28内を落下して封筒
集計装置26に取込まれた封筒は、感知部26b
で感知されR8、ブリント部26aにより封筒B
の表面に各種データ、即ち、個人コード、口座番
号、紙幣及び硬貨のレシートと同じ連番号が印字
されR9、次いでCPUに封筒の投入数が積算され
R10、封筒収納箱31に収納されるR11。この場
合の連番号は紙幣及び硬貨の利用記録票の連番号
と一致するように印字される。
続いて顧客側はR12で封筒投入終了ボタンが
ONかどうか確認し、ONであれば封筒投入は終
了するので、処理表示ランプ16′も消灯する
R13。然し、連続投入をしたい場合はR14で操作
ボタン16を押すようにインジケータ12で指示
がある。操作ボタン16が押されたなら、に戻
り、再び次の封筒Bを投入口10に投入する。処
理表示ランプ16′が消灯した後は、紙幣AND硬
貨投入終了かどうか確認しR15、終了でなければ
紙幣AND硬貨投入終了まで待機する。終了であ
れば第8図のへ進む。
以上、説明してきたように、この考案の夜間金
庫を用いることにより、次のような利点が生じ
る。
顧客側と銀行側に対して装置を別々に対応作
動させるよう構成してあり、銀行側の預金処理
の終了を待つことなく、顧客側に直ちに投入件
数のみが印字された利用記録票を発行して渡す
ことが出来るので預入れの為の待時間が著しく
短縮できる。
装置をロボツト等を用いて凡て自動化したの
で夜間金庫担当者の省力化が図れ、他の業務に
従事させることができると共に、入金処理が正
確となり、顧客とのトラブルの心配が無くな
る。
紙幣、硬貨及び封筒の処理作業が同時に並行
して行なえるので、預け入れの為の時間を更に
短縮できる。
各投入口及びバンダルドア等を設置したの
で、保管金庫内の鞄の釣上げ等のトリツクを完
全に防止でき、防犯上優れた効果を発揮する。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案に係る夜間金庫の平面図、第
2図は第1図矢視正面図、第3図は銀行内から見
た夜間金庫の斜視図、第4図は他の実施例を示す
斜視図、第5図はこの考案のブロツク図、第6図
はこの考案の第1段階を示す流れ図、第7図、第
8図は紙幣処理の場合の顧客側の操作を示す流れ
図、第9図は紙幣処理の場合の銀行側の操作を示
す流れ図、第10図は硬貨を処理する場合の操作
の流れ図、第11図は封筒を処理する場合の操作
の流れ図を示している。 1……壁面、2……ブース、3……ドア、4…
…施錠装置、6……第1カード読取部、7……取
扱口、8,9,10……投入口、11……利用記
録票取出口、12……操作インジケーター(操作
表示手段)、13……第2カード読取部、14,
15,16……操作ボタン、14′,15′,1
6′……処理表示ランプ、17,18,19……
投入終了ボタン、20……バンダルドア、21,
22,23……シヤツター、25,26,33…
…集計装置、32a,32b……保管金庫、34
……CPU、36,36′,38……トレー搬送
機、37……トレー収納棚、39……紙幣搬送ロ
ボツト部、45……トレー、63……利用記録票
発行装置、A……カード、T……金庫室、T′…
…点検扉。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 銀行の外壁面に設けられて、認証カードにより
    解錠開扉される前室と、該前室内の壁面に設けら
    れた取扱口と、該取扱口の裏面即ち銀行側に設置
    された保管金庫からなり、前記取扱口には集計装
    置を介して前記保管金庫に連結される紙幣投入
    口、硬化投入口および封筒投入口が開設され、前
    記紙幣投入口と集計装置とは、紙幣束が投入され
    たトレーおよび空トレーを一時収納するトレー収
    納棚と、前記紙幣束が投入されたトレーおよび空
    トレーをトレー収納棚に対し挿脱自在としトレー
    収納棚と紙幣投入口との間を搬送するトレー搬送
    機と、前記トレー収納棚からトレー搬送機により
    抜脱したトレーに投入されている紙幣束を抜き出
    して紙幣束のみを搬送する紙幣搬送ロボツトとで
    連結したことを特徴とする夜間金庫。
JP7668084U 1984-05-25 1984-05-25 夜間金庫 Granted JPS60188789U (ja)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5061295A (ja) * 1973-09-28 1975-05-26
JPS54122196A (en) * 1978-03-16 1979-09-21 Toshiba Corp Nighttime safe

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