JPH04283626A - マイクロ波粉体流量計測装置 - Google Patents

マイクロ波粉体流量計測装置

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Publication number
JPH04283626A
JPH04283626A JP4843391A JP4843391A JPH04283626A JP H04283626 A JPH04283626 A JP H04283626A JP 4843391 A JP4843391 A JP 4843391A JP 4843391 A JP4843391 A JP 4843391A JP H04283626 A JPH04283626 A JP H04283626A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
microwave
powder
powder flow
flow rate
rate measuring
Prior art date
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Pending
Application number
JP4843391A
Other languages
English (en)
Inventor
Koujirou Yamada
山田 紘二郎
Nobuo Morimoto
信夫 森本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Power Ltd
Original Assignee
Babcock Hitachi KK
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Filing date
Publication date
Application filed by Babcock Hitachi KK filed Critical Babcock Hitachi KK
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Publication of JPH04283626A publication Critical patent/JPH04283626A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はマイクロ波粉体流量計測
装置に係り、特に粉体搬送管の径が大きい場合にも計測
精度の向上に適したマイクロ波粉体流量計測装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】石炭焚ボイラ等では石炭をミルにより所
要の粒度に粉砕し、粉砕された微粉炭を空気により搬送
してバーナ部より火炉に投入し燃焼させている。この際
火炉に投入される総微粉炭重量は、各ミルに投入される
総石炭重量より計測可能であるが、各バーナ部より投入
される個別微粉炭重量の計測は現状技術的に困難なため
実施されていない。このため各バーナ部での安定燃焼を
実現するに必要な燃焼用空気流量の適正な制御も困難に
なっている。
【0003】そのため上記問題点を解決するため、管内
を空気搬送される微粉炭流量を計測する方法が種々開発
されてきている。その1つとしてマイクロ波を用い、マ
イクロ波透過パワーより微粉炭濃度、また微粉炭の流れ
方向2点でのマイクロ波透過パワーの相互相関より微粉
炭流れの流速を求め、これら濃度と流速の積より微粉炭
流量を求める方法がある。
【0004】図3に上記方法による従来のマイクロ波粉
体流量計測装置の構成例を示す。粉体搬送管8の管壁に
マイクロ波透過窓(例えば石英ガラス窓)を介して設置
されたマイクロ波送信ホーン3aから粉体搬送管8内に
送信されたマイクロ波パワーは管内の搬送されている粉
体の誘電損によりパワー減衰を受け、同様にして管壁に
設置されているマイクロ波受信ホーン4aにより受信さ
れ、マイクロ波受信器6aでマイクロ波透過パワーが検
出され、演算器7においてあらかじめ校正されている透
過パワーと粉体濃度の関係を用いて粉体濃度ρを演算す
る。同様にして粉体搬送管の軸方向に距離Lだけ離して
マイクロ波送信ホーン3bおよび受信ホーン4bを設置
し、マイクロ波受信器6bでマイクロ波透過パワーを検
出する。マイクロ波受信器6a、6bでそれぞれ検出さ
れたマイクロ波透過パワー信号は一般には図4に示すよ
うに時間相関があり、信号間の時間遅れτを演算器7で
演算(相互相関演算)により求め、さらにL/τ演算し
て粉体流れの流速υを求める。またこの流速υと上記粉
体濃度ρを積ρをυを演算器7で実施し、粉体流量指数
Fを求める。
【0005】上記のような従来の流量計測方法では、信
号間の時間遅れτを精度よく演算するために、管軸上の
距離Lを小さくする(例えば50mm以下)必要がある
。 搬送管径Dが小さい場合には距離Lが比較的大きくても
両信号の相互相関性は良好であるが、石炭焚ボイラの微
粉炭搬送管(給炭管)のようにDが非常に大きい(例え
ば800mm)場合には、粉体流れの層流からのずれが
大きくなり、距離Lが大きくなると、両信号の相互相関
性が極端に低下するからである。しかし距離Lを小さく
すると、マイクロ波送信ホーン3aから送信されたマイ
クロ波の一部がマイクロ波受信器ホーン4bで受信され
たり、同様に3bより送信されたマイクロ波の一部が4
aで受信されたりして、濃度、流速双方の計測精度が低
下する問題点があった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術は粉体搬
送管の径Dが大きい場合に、特に粉体流れの流速、すな
わち2系統の信号間の相互相関性を精度よく検出する点
について配慮がされておらず、流量計測精度に問題があ
った。
【0007】本発明の目的は上記2系統の信号間の相互
相関性を向上させ、大口径粉体搬送管にも適用できる粉
体流量計測装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
本願の第1の発明は、粉体流路の上流側と下流側の粉体
流路壁に、マイクロ波送信器とマイクロ波受信器を対抗
して少なくとも2組設けたマイクロ波粉体流量計測装置
において、各マイクロ波送信器の放射期間と放射停止期
間を制御し、かつ一方の組のマイクロ波送信器の放射期
間には他方のマイクロ波送信器の放射を停止させる制御
装置を設けたことを特徴とするマイクロ波粉体流量計測
装置に関する。
【0009】第2の発明は、粉体流路の上流側と下流側
の粉体流路壁に、マイクロ波送信器とマイクロ波受信器
を対抗して少なくとも2組設けたマイクロ波粉体流量計
測装置において、少なくとも2つのマイクロ波送信器の
粉体流路内へのマイクロ波放射方向が、互いにほぼ逆向
きになるようにしたことを特徴とすることを特徴とする
マイクロ波粉体流量計測装置に関する。
【0010】
【作用】マイクロ波送信器aがマイクロ波送信中は、マ
イクロ波送信器bを停止させてマイクロ波を送信しない
ようにすれば、マイクロ波送信器aの系列のマイクロ波
受信器で他系列からのマイクロ波を受信することはなく
なるので、計測精度が向上する。
【0011】
【実施例】次に本発明を実施例によりさらに詳細に説明
する。図1に本発明になるマイクロ波粉体流量計測装置
の一実施例を示す。この装置が図3に示す従来のマイク
ロ波粉体流量計測装置と異なる点は、制御器9により、
マイクロ波送信器1a、1bのマイクロ波送信タイミン
グを制御するようにした点である。そのマイクロ波送信
タイミング例を図2に示す。すなわちマイクロ波送信器
1aがON中(すなわちマイクロ波送信中)にはマイク
ロ波送信器1bはOFFになるよう制御し、周期Tでこ
れを繰返す。一方制御器9は演算器7の演算手順も制御
し、マイクロ波送信器1aがON中にはマイクロ波受信
器6aの信号より濃度演算をし、一方この6aの信号を
記憶させておいて、次のマイクロ波送信器1bがON中
には、マイクロ波受信器6bの信号と前記記憶させてお
いた6aからの信号との相互相関演算で時間遅れτを演
算するよう制御している。
【0012】マイクロ波送信器の送信周期Tの設定は、
粉体流れの流速によって異なるが、距離Lを粉体が通過
するに要する時間程度とする。例えば上記所要時間が1
0ミリ秒程度なら、周期Tは約10ミリ秒程度となる。
【0013】マイクロ波送信器のON、OFFにはガン
発振器のような固体デバイスの場合には印加電圧のON
、OFFが最も簡易な方法であるが、マイクロ波出力の
安定性も考慮すると、マイクロ波送信器とマイクロ波送
信ホーン間にマイクロ波スイッチを挿入し、このスイッ
チをON、OFFするのが実用的である。
【0014】図5に本発明によるマイクロ波粉体流量計
測装置の他の実施例を示す。従来のマイクロ波粉体流量
計測装置との差は、系列b(1b、2b、3b等)のマ
イクロ波送信方向を、系列a(1a、2a、3a等)の
マイクロ波送信方向と逆向きにしている点である。この
ように送信方向を逆向きにすることにより、距離Lを小
さくしても、マイクロ波送信器1aからのマイクロ波が
b系列のマイクロ波受信器6bに漏れて検出されること
を防ぐことができる。理想的には180°逆向きが好ま
しいが、これ以外の角度でも上記漏れ検出の抑制には効
果がある。
【0015】本実施例では系列a、bの設定位置の変更
だけで済むので、経済的である。
【0016】
【発明の効果】本発明によれば、大口径粉体搬送管にお
いても特に粉体流れの流速演算の精度が向上するため、
粉体流量計測装置の信頼性が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明になるマイクロ波粉体流量計測装置の一
実施例を示す図である。
【図2】図1における制御器の信号実施例を示す図であ
る。
【図3】従来のマイクロ波粉体流量計測装置の構成例を
示す図である。
【図4】2個のマイクロ波受信器の出力信号の相関性を
示す図である。
【図5】本発明になるマイクロ波粉体流量計測装置の他
の実施例を示す図である。
【符号の説明】
1a、1b…マイクロ波送信器、2a、2b…マイクロ
波導波管、3a、3b…マイクロ波送信ホーン、4a、
4b…マイクロ波受信ホーン、5a、5b…マイクロ波
導波管、6a、6b…マイクロ波受信器、7…演算器、
8…粉体搬送管、9…制御器。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  粉体流路の上流側と下流側の粉体流路
    壁に、マイクロ波送信器とマイクロ波受信器を対抗して
    少なくとも2組設けたマイクロ波粉体流量計測装置にお
    いて、各マイクロ波送信器の放射期間と放射停止期間を
    制御し、かつ一方の組のマイクロ波送信器の放射期間に
    は他方のマイクロ波送信器の放射を停止させる制御装置
    を設けたことを特徴とするマイクロ波粉体流量計測装置
  2. 【請求項2】  粉体流路の上流側と下流側の粉体流路
    壁に、マイクロ波送信器とマイクロ波受信器を対抗して
    少なくとも2組設けたマイクロ波粉体流量計測装置にお
    いて、少なくとも2つのマイクロ波送信器の粉体流路内
    へのマイクロ波放射方向が、互いにほぼ逆向きになるよ
    うにしたことを特徴とすることを特徴とするマイクロ波
    粉体流量計測装置。
JP4843391A 1991-03-13 1991-03-13 マイクロ波粉体流量計測装置 Pending JPH04283626A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4843391A JPH04283626A (ja) 1991-03-13 1991-03-13 マイクロ波粉体流量計測装置

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JP4843391A JPH04283626A (ja) 1991-03-13 1991-03-13 マイクロ波粉体流量計測装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH04283626A true JPH04283626A (ja) 1992-10-08

Family

ID=12803224

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4843391A Pending JPH04283626A (ja) 1991-03-13 1991-03-13 マイクロ波粉体流量計測装置

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JP (1) JPH04283626A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE4406046A1 (de) * 1994-02-24 1995-08-31 Wagner Int Einrichtung und Verfahren zum Messen eines Pulver-Massestromes

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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