JPH0428275A - ガスレーザ装置 - Google Patents

ガスレーザ装置

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JPH0428275A
JPH0428275A JP13255690A JP13255690A JPH0428275A JP H0428275 A JPH0428275 A JP H0428275A JP 13255690 A JP13255690 A JP 13255690A JP 13255690 A JP13255690 A JP 13255690A JP H0428275 A JPH0428275 A JP H0428275A
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JP
Japan
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laser
gas
electrodes
standby
output
Prior art date
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Pending
Application number
JP13255690A
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English (en)
Inventor
Yasuhiro Ogura
靖弘 小倉
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [発明の目的] (産業上の利用分野) 本発明は、穴あけ、溶接、焼入れ、切断等の加工に使用
される大出力のガスレーザ装置に関するものである。
(従来の技術) レーザ加工は1台の加工装置で各種の一般加工や熱処理
を非接触で行うものであり、加工点周辺への影響が小さ
いため、金属、非金属、複合利料のいずれでも加工でき
、また、工具の摩耗や破損を生じない等、多くの利点を
有していることから、ファクトリ−オートメ−ション 注目を集めている。この様なレーザ加工技術及びレーザ
加工装置の開発は、各種の工業分野で進められており、
比較的出力の小さいレーザ加工装置は早くから実用化さ
れ、精密機械部品や電子部品等の微細な部品の加工に多
用されている。また、近年、レーザ発振器の進歩によっ
て、レーザガスを放電によって励起してレーザ光を得る
ガスレーザ装置において、lkw以」−の出力が得られ
るものが実用化されている。
第2図に、従来から用いられているガスレーザ装置の構
成を示した。即ち、陰極側電極7と陽極側電極8によっ
て放電部10が構成され、前記陰極側電極7はバラスト
抵抗9を介して放電電源5に接続され、また、陽極側電
極8も放電電源5に接続されている。また、前記放電部
10にレーザガスを供給するために、レーザガスの流路
となる風洞11が前記放電部に連設され、この風洞11
内には、レーザガスを循環させるための送風機4及びレ
ーザガスを冷却するための熱交換器6が設けられている
。さらに、前記送風機4はガス循環装置用電源3に接続
され、熱交換器6は冷却装置2に接続されている。また
、ガスレーザ装置の運転・停止を制御するためにレーザ
制御部1が設けられ、前記放電電源5、冷却装置2及び
ガス循環装置用電源3に制御信号を送出するように構成
されている。
この様に構成された従来の大出力のガスレーザ装置にお
いては、出力の小さいガスレーザ装置に比べて、装置が
熱的に安定した状態に達するまでに長い時間が必要とな
るため、被加工物のセツティングなどの合間においても
運転を停止することなく、レーザ発振しない程度の電流
で放電させ、発振器を暖機状態で待機させている。
(発明が解決しようとする課題) しかしながら、上記の様な従来のガスレーザ装置には、
以下に述べる様な解決すべき課題があった。即ち、一般
に、複数個の電極より成る陰極側電極7の点弧数Nは、
第3図に示した様に、点弧電極7aと消弧電極7bの間
の電位差Vによって決まる。例えば、放電電流■がN本
の電極を通して流れるとすると、陰極側電極に接続され
たバラスト抵抗Rには、I/Hの電流が流れるため、電
位差V=Rxl/Nが生じる。この電圧がガス密度、温
度、レーザガス循環風速等で決まる放電維持電圧Vより
下がらないように、点弧する電極数Nが減少する。従っ
て、放電電流を低減させると、点弧する電極数が減少し
、消弧する電極数が増大する。
v=V=RXI/N 、’、N=RX I / v なお、放電維持電圧Vは、循環風速が高い場合に高くな
り、密度が高い場合に高くなり、さらに、温度が低い場
合に高くなるという性質がある。
そのため、」1記の様な待機状態において、放電電流を
減少させると、複数個の陰極側電極の一部が放電を停止
し、残りの部分に電流が集中するため、各電極の消耗度
に差が生じ、最も消耗度の大きい電極によってガスレー
ザ装置全体の寿命が決められるといった欠点があった。
本発明は、上記の様な従来技術の欠点を解決するために
提案されたもので、その目的は、レーザ出力待機中の放
電における電極の消耗度を均一にし、電極全体の長寿命
化を可能としたガスレーザ装置を提供することにある。
[発明の構成] (課題を解決するための手段) 本発明は、レーザ容器内に一つまたは複数対の電極を対
向配置して放電部を形成し、この放電部内に供給される
レーザガスを励起してレーザを発生させるガスレーザ装
置において、その運転状態を制御する制御部に、レーザ
出力の待機状態か否かを判別し、待機状態である場合に
は、放電維持電圧を低減するように制御する信号を送出
する判定部を設けたことを特徴とするものである。
(作用) 本発明のガスレーザ装置によれば、レーザ出力の待機状
態である場合には、放電維持電圧を低減するような制御
信号が送出されるので、複数個の電極より成る陰極側電
極の内、点弧しつづける電極数を増やすことができる。
その結果、各電極当たりの電流値を小さくすることがで
きるので、各電極の損失を軽減できる。また、点弧しつ
づける電極数が増えるので、各電極の消耗度を均一化す
ることができる。
(実施例) 以下、本発明の一実施例を第1図に基づいて具体的に説
明する。なお、第2図に示した従来型と同一の部材には
同一の符号を付して、説明は省略する。
本実施例においては、第1図に示した様に、レーザ制御
部20に、レーザ出力の待機状態か否かを判別する出力
待機判定部21が設けられている。
そして、この出力待機判定部21によって、ガスレーザ
装置が待機状態にあると判別された場合には、出力待機
判定部21より、冷却装置2及びガス循環装置用電源部
3の一方あるいは両方に、それらの機能を低減させるた
めの能力低減借り−が送出されるように構成されている
なお、冷却装置2に能力低減信号が送出されると、冷却
水の設定温度を高めるか、または、熱交換器6への循環
水量を減少する等の措置が採られ、一方、ガス循環装置
用電源部3に能力低減借すが送出されると、送風機4の
電源周波数を下げ、送風機のファンの回転数を減少する
等の措置が採られるように構成されている。
この様な構成を有する本実施例のガスレーザ装置は、以
下に述べる様に作用する。即ち、レーザ制御部20に設
けられた出力待機判定部2]によって、待機状態である
と判別された場合には、能力低減信号が送出され、−1
−記の様にして冷却装置2またはガス循環装置用電源部
3の能力が低減される。例えは、冷却装置2の冷却能力
が低減されると、レーザガス温度が−に昇し、放電維持
電圧■の値が下がる。また、循環能力が低減されると、
レーザガスの風速が下がった−1−に、レーザガスの温
度も上昇するため、放電維持電圧Vの値が下がる。この
様に、放電維持電圧Vの値が小さくなることによって、
N=RXI/vの値が大きくなり、点弧しつづける電極
の数が増大する。つまり、Nの値が陰極側電極数と同一
となるように放電維持電圧Vの値を小さくすることがで
きれば、陰極側の全電極を点弧しつづけることも可能と
なる。
この様に、本実施例のガスレーザ装置によれば、Nの値
を大きくして、多くの電極を点弧させることによって、
−電極光たりの電流値(1/N)を小さくすることによ
り、点弧している電極の損失が軽減でき、電極の長寿命
化が可能となる。また、各電極の消耗度が均一化される
ので、電極全体の長寿命化が図れる。さらに、出力待機
中において、ガス循環装置や冷却装置の能力を低減して
いるので、ランニングコストの低減が可能となる。
なお、本発明は上述した実施例に限定されるものではな
く、出力待機判定部によってレーザ出力の待機中である
と判定された場合に、制御信号を送出する対象となるも
のは、冷却装置またはガス循環装置用電源部に限らず、
放電維持電圧を低減することができるものであれば良い
[発明の効果] 以−1−述べた様に、本発明によれば、ガスレーザ装置
の運転状態を制御する制御部に、レーザ出力の待機状態
か否かを判別し、待機状態である場合には、放電維持電
圧を低減するように制御する信号を送出する判定部を設
けることによって、レーザ出力待機中の放電における電
極の消耗度を均一にし、電極全体の長寿命化を可能とし
たガスレーザ装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明のガスレーザ装置の一実施例を示す構成
図、第2図は従来のガスレーザ装置の一例を示す構成図
、第3図はガスレーザ装置の放電回路図である。 1・・・レーザ制御部、2・・・冷却装置、3・・・ガ
ス循環装置用電源、4・・・送風機、5・・・放電電源
、6・・・熱交換器、7・・・陰極側電極、8・・・陽
極側電極、9・・・バラスト抵抗、10・・・放電部、
]1・・・風洞、20・・・レーザ制御部、2]・・・
出力待機判定部。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 レーザ容器内に一つまたは複数対の電極を対向配置して
    放電部を形成し、この放電部内に供給されるレーザガス
    を励起してレーザを発生させるガスレーザ装置において
    、 その運転状態を制御する制御部に、レーザ出力の待機状
    態か否かを判別し、待機状態である場合には、放電維持
    電圧を低減するように制御する信号を送出する判定部を
    設けたことを特徴とするガスレーザ装置。
JP13255690A 1990-05-24 1990-05-24 ガスレーザ装置 Pending JPH0428275A (ja)

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JP13255690A JPH0428275A (ja) 1990-05-24 1990-05-24 ガスレーザ装置

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JP13255690A JPH0428275A (ja) 1990-05-24 1990-05-24 ガスレーザ装置

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JPH0428275A true JPH0428275A (ja) 1992-01-30

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ID=15084052

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP2618433B1 (en) 2010-09-14 2019-08-21 Amada Company, Limited Laser processing device, and method for controlling laser processing device

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