JPH0428221A - 化合物半導体基板の熱処理方法 - Google Patents

化合物半導体基板の熱処理方法

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JPH0428221A
JPH0428221A JP13367090A JP13367090A JPH0428221A JP H0428221 A JPH0428221 A JP H0428221A JP 13367090 A JP13367090 A JP 13367090A JP 13367090 A JP13367090 A JP 13367090A JP H0428221 A JPH0428221 A JP H0428221A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
protective film
compound semiconductor
semiconductor substrate
substrate
heat treatment
Prior art date
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Pending
Application number
JP13367090A
Other languages
English (en)
Inventor
Teiji Yamamoto
悌二 山本
Kiyotaka Benzaki
辨崎 清隆
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Murata Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Murata Manufacturing Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPH0428221A publication Critical patent/JPH0428221A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、InP基板等の化合物半導体基板の熱処理方
法に関する。
[背景技術とその問題点コ 化合物半導体装置の製造工程においては、種々の熱処理
が行なわれる。例えば、イオン注入後には、注入された
イオンがドナーやアクセプタとして働くようにするため
に活性化アニールが行なわれる。
InP素子等の化合物半導体素子の製造工程においても
、活性化アニールが行なわれるが、これは比較的高温(
800〜900℃)で行なわれるので、蒸気圧の高いP
原子が飛び出ずことによって化合物半導体基板の表面の
分解や変質が起こり、素子特性を著しく悪化させる。
このため、従来にあっては、第3図に示すように、In
P基板等のPを含む化合物半導体基板31の表面〔キャ
リア活性層)を5iOpやSiNの保護膜32で覆い、
化合物半導体基板31の表面を保護膜32でキャップし
た状態で真空中において活性化アニールしていた。しか
し、SiNや5in2.5iONのキャップ用保護膜3
2を用いて活性化アニールする方法でも、表面から保護
膜32中へPの抜は出しが生じており、化合物半導体基
板31の表面の分解や変質等を充分に防止することがで
きなかった。
そこで、ギャップ用保護膜として、AQN膜にPをドー
ピングしたものを用いることもあるが、猛毒ガスである
PH,ガスを取扱う必要があるため、作業者にとって非
常に危険であった。
また、化合物半導体基板の表面に保護キャップを形成す
ることなく、第4図に示すように、PH3ガス42の高
圧雰囲気中で、化合物半導体基板41をアニールする方
法(キャップレスアニール法)も用いられている。しか
し、この方法でも、PHaガス42を取扱うので、やは
り非常に危険であった。
[発明が解決しようとする課題] 本発明は、叙」二の従来例の欠点に鑑みてなされたもの
であり、PI(、ガスを取扱うことなく、Ir+P基板
等の半導体基板の表面からのPの抜は出しを防止するこ
とができるようにし、安全に熱処理を行なわせることを
目的としている。
[課題を解決するための手段] このため、本発明の化合物半導体基板の熱処理方法は、
P化合物を混合された水酸化ケイ素を主成分とするスピ
ンオングラスをInP基板等のPを含む化合物半導体基
板の表面に塗布して保護膜を形成し、この保護膜で表面
をキャップされた化合物半導体基板に熱処理を施すこと
を特徴としている。
[作用] 本発明にあっては、P化合物を混合された水酸化ケイ素
を主成分とするスピンオングラスからなる保護膜でキャ
ップして熱処理を施しているので、この保護膜中のP濃
度によって化合物半導体基板の表面から抜けようとする
Pを抑制したり、化合物半導体基板の表面から抜けたP
を保護膜中のP化合物から補償させることにより、熱処
理後も化合物半導体基板の表面のP濃度を一定に保たせ
ることかでき、良好なキャリアプロファイルを得ること
ができる。
しかも、保護膜中のPは、PH,ガスを用いることなく
、P化合物の状態で用いることかできるので、安全に熱
処理作業を行うことかできる。
[実施例] 以下、本発明の実施例を添付図に基づいて詳述する。
第1図(a) (b) (c)は、本発明の一実施例に
おけるイオン注入からアニール終了までの工程を示す説
明図である。
まず、第1図(a>に示ずように、所定のキャリア濃度
が得られるように、InP基板1の表面にイオン3を注
入し、InP基板1の表面にキャリア活性層4を形成す
る。ついで、InP基板1の表面のキャリア活性層4の
上に、P化合物を混合された水酸化ケイ素を主成分とす
るスピンオングラス(Spin On GIPs)をス
ピンコーティングし、N2雰囲気中において300 ’
Cで約1時間焼成し、第1図(b)に示ずように、キャ
リア活性層4の上に保護膜2を形成する。この工程にお
いては、猛毒ガスであるPH3ガスを取り扱う必要がな
く、PはP化合物の状態で取り扱われるので、作業者に
とって安全性が高い。次に、保護膜2でInP基板1の
表面をキャップした状態で、800〜900°Cの温度
でInP基板1に活性化アニールを施す。このようにし
てアニールを行うと、保護膜2中のP化合物(もしくは
、P ?m度)によってInP基板1からのPの抜は出
しを抑制させることができる。あるいは、InP基板1
から保護膜2へPが抜は出た量だけ、保護膜2からもI
nP基板1へPが移動するので、アニール終了後も、r
nP基板lの表面におけるP濃度を一定に保つことがで
き、良好なキャリアプロファイルを得ることができる。
特に、この方法は、極薄のキャリア活性層4を形成する
場合に有効である。こうして、活性化アニールを完了す
ると、第1図(C)に示すように、保護膜2は、InP
基板1の表面から剥離される。
第2図は、本発明の異なる実施例を示す説明図である。
この実施例では、キャリア活性層4の上にP化合物を混
合されたスピンオングラスを塗布して保護膜2を形成し
た後、第2図に示すように、保護膜2の上にSiN等を
CVD法によって堆積させ、保護膜2を保護させるため
の被膜5を形成している。この被膜5は、保護膜2の強
度が弱い場合に有用である。そして、InP基板1の表
面に保護膜2を形成し、保護膜2の上に被膜5を形成し
た状態で、800〜900 ’Cの温度で活性化アニー
ルを行ない、アニール終了後、被膜5及び保護膜2をT
nP基板1から剥離させる。
なお、」1記実施例では、InP基板の場合について説
明したが、本発明は、これ以外のPを含む基板にも実施
できる。
[発明の効果] 本発明によれば、P化合物を混合されたスピンオングラ
スによって化合物半導体基板の表面に保護膜を形成して
おくことにより、熱処理時に、Pが化合物半導体基板の
表面から抜は出すことを防止することができる。このた
め、Pの減少による化合物半導体基板表面のキャリア濃
度の低下を防止することができ、良好なキャリアプロフ
ァイルを得ることができる。また、猛毒ガスであるPH
aガスを用いないので、熱処理作業を安全に実施するこ
とができるという利点がある。
【図面の簡単な説明】
第1図(a) (b) (c)は本発明の一実施例を示
す説明図、第2図は本発明の異なる実施例における活性
化アニールの工程を示す説明図、第3図は従来例のキャ
ップアニール法を示す説明図、第4図は従来例のキャッ
プレスアニール法を示す説明図である。 1・・・InP基板 2・・ 保護膜

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)P化合物を混合された水酸化ケイ素を主成分とす
    るスピンオングラスをInP基板等のPを含む化合物半
    導体基板の表面に塗布して保護膜を形成し、この保護膜
    で表面をキャップされた化合物半導体基板に熱処理を施
    すことを特徴とする化合物半導体基板の熱処理方法。
JP13367090A 1990-05-23 1990-05-23 化合物半導体基板の熱処理方法 Pending JPH0428221A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008025599A (ja) * 2006-07-18 2008-02-07 Ntn Corp トリポード型等速自在継手
CN108455848A (zh) * 2018-06-05 2018-08-28 台玻安徽玻璃有限公司 一种抗菌浮法玻璃制造方法

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JP2008025599A (ja) * 2006-07-18 2008-02-07 Ntn Corp トリポード型等速自在継手
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