JPH04281734A - 定量送出装置への半固体物給送方法、同装置への半固体物給送装置および餡などの半固体物の押込具 - Google Patents

定量送出装置への半固体物給送方法、同装置への半固体物給送装置および餡などの半固体物の押込具

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JPH04281734A
JPH04281734A JP3072432A JP7243291A JPH04281734A JP H04281734 A JPH04281734 A JP H04281734A JP 3072432 A JP3072432 A JP 3072432A JP 7243291 A JP7243291 A JP 7243291A JP H04281734 A JPH04281734 A JP H04281734A
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JP
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hopper
semi
operating rod
pushing tool
bean paste
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JP3072432A
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Inventor
Jiyunji Takasaki
高崎 惇次
Kazumi Murao
紫尾 一三
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Fujisawa Co Ltd
Original Assignee
Fujisawa Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、製パン工程でホッパ
ーに投入された餡をホッパーの底部出口から定量ずつ押
し出して偏平な生地の上に乗せたり、餡以外の種々の半
固体物をホッパーの底部出口から定量ずつ押し出したり
するときに用いられる定量送出装置への半固体物給送方
法、同装置への半固体物給送装置および半固体物の押込
具に関する。
【0002】
【従来の技術】食品製造工程たとえば製パン工程におい
ては、餡を定量ずつ計量して偏平な生地(包物)の上に
乗せる工程がある。この工程では、図11のようにホッ
パー1に半固体状の餡を投入し、そのホッパー1の底部
出口2に取り付けた定量送出装置(デポジッター)3で
餡を定量ずつ計量しながら生地の上に供給するという操
作が行われる。このような操作を次々と行っていくと、
その操作の途中で図12に示すようにホッパー1の底部
出口2の近くに空隙Sを生じることがある。これは、デ
ポジッタ3が餡Mを次々と取り込むにもかかわらず、ホ
ッパー1の底部出口2に対して餡Mが自重では移行しな
くなり、餡Mの移行がデポジッタ3による取込みに追従
しきれなくなるためである。
【0003】そこで、従来は、上記空隙Sを生じたり空
隙Sを生じる懸念があるようなときには、常時あるいは
必要に応じ、細い突き棒を用いて人力で餡Mの表面の複
数箇所をつつき、餡Mが自重でホッパー1の底部出口2
に押し出されるのをそのときの押込力で補助していた。 そのようにすると、上記空隙Sが図13のように解消し
、デポジッタ3による適切な定量送出しが続行される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】以上のように、従来は
上記空隙Sを解消したりその空隙Sを生じさせないよう
にするのに、突き棒を用いて人力で餡Mをつつくという
作業が必要であった。そして、従来はそのような人力に
頼る作業が不可欠であったため、そのことが製パン工程
での人手を省略して自動化を図る上での障害になってい
た。
【0005】この発明は以上の事情に鑑みてなされたも
のである。すなわち、この発明は、餡をつついてホッパ
ーの底部出口に生じた空隙を解消したりそのような空隙
の発生を未然に防止するという人手に頼っていた作業を
、自動的に行うことのできる方法と装置、ならびにその
ような作業を効率よく行うことのできる押込具を提供す
ることを目的としている。
【0006】また、この発明は、餡と同じ状態の半固体
物を対象とする上記同様の方法と装置、ならびに押込具
を提供することをも目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明の対象は
、底部出口にデポジッタを具備するホッパーの投入口の
全体またはほぼ全体にわたる範囲を水平移動可能な多連
式旋回アームの先端部に昇降駆動機構を取り付け、その
昇降駆動機構の作動杆に杵状の押込具を取り付け、ホッ
パーに収容された餡などの半固体物の表面の複数箇所を
、上記押込具で上方から順に押え込み、半固体物が自重
で底部出口に押し出されるのをそのときの押込力で補助
するという方法である。
【0008】請求項2の発明の対象は、底部出口にデポ
ジッタを具備し上部に餡などの半固体物を投入するため
の投入口を具備するホッパーと、ホッパーの投入口の上
方で水平に旋回される多連式旋回アームと、ホッパーの
投入口の全体またはほぼ全体にわたる範囲を水平移動可
能な多連式旋回アームの先端部に設けられ、かつ作動杆
を備えた昇降駆動機構と、作動杆の下端部に取り付けら
れた杵状の押込具と、を有すしてなる装置である。
【0009】請求項3の発明の対象は、上記昇降駆動機
構が作動杆を出退させる空圧シリンダで構成され、作動
杆の下端部に取り付けられた杵状の押込具よりも上位の
作動杆の適所に、作動杆を伝って流下してきた潤滑油を
受け止める油受け皿が設けられてなる装置である。
【0010】請求項4の発明の対象は、多連式旋回アー
ムの先端部がホッパーの投入口の全体またはほぼ全体に
わたる範囲内の作動位置と、上記範囲外に設定された待
機位置と、の間で水平旋回するように、その多連式旋回
アームが姿勢制御可能に構成され、多連式旋回アームの
先端部の待機位置に、杵状の押込具がその上下移動によ
り出没される洗浄液の貯留容器が設置されてなる装置で
ある。
【0011】請求項5の発明の対象は、洗浄液の貯留容
器の器壁に、その貯留容器の洗浄液から引き出された杵
状の押込具にエアーを吹き付けるためのノズルが設けら
れてなる装置である。
【0012】請求項6の発明の対象は、底部出口にデポ
ジッタを具備するホッパーに収容された餡などの半固体
物の表面の複数箇所を上方から順に押え込み、半固体物
が自重で底部出口に押し出されるのをそのときの押込力
で補助するときに用いる押込具であって、軸線に対して
傾斜した押圧面を下面に具備するという餡などの半固体
物の押込具である。
【0013】
【作用】請求項1および請求項2の発明によると、杵状
の押込具による押込力が助けとなって餡などの半固体物
がホッパーの底部出口にスムーズに押し出される。また
、半固体物の表面の全体が万偏なく押し込まれる。
【0014】請求項3の発明によると、昇降駆動機構と
しての空圧シリンダに用いられている潤滑油が杵状の押
込具に付着して餡に混ざるといった事態が防止される。
【0015】請求項4の発明によると、餡などの半固体
物を押し込むための杵状の押込具を、その非作動時に必
要に応じて洗浄することができる。
【0016】請求項5の発明によると、洗浄した杵状の
押込具の水切りが行われ、餡などの半固体物をその押込
具で押し込むときに余分な水分が半固体物に混ざりにく
くなる。
【0017】請求項6の発明によると、押込具の押圧面
の作用で、餡などの半固体物を下方に押し込むだけでな
く、ホッパーの中央にも押し寄せることができる。
【0018】以上の効果は、餡と同様の状態の半固体物
を対象とするときにも発揮される。なお、半固体物は食
品に限定されない。
【0019】
【実施例】以下、この発明の実施例を製パン工程に適用
した事例について説明する。
【0020】図1は半固定物としての餡Mを定量送出装
置すなわちデポジッタ3に給送するための発明装置を備
えた設備Aの概略平面図、図2は同設備Aの概略正面図
、図3は同設備Aの概略側面図である。
【0021】この設備Aは2つのホッパー1,1と、一
基のロボット4と、洗浄設備5と、生地搬入用コンベア
6と、生地搬出用コンベア7と、中継用コンベア8と、
を備えており、生地搬入用コンベア6と生地搬出用コン
ベア7とが機枠9の前後に振り分けて設置されている。
【0022】図7に示すようにホッパー1は内部に分配
板10を有すると共に、この分配板10によって振り分
けられた2つの底部出口2,2を有している。また、そ
れぞれの底部出口2に図3のようにデポジッタ3が取り
付けられている。デポジッタ3はホッパー1に収容した
餡Mを定量ずつ下方に送り出す機能を持っており、それ
ぞれのデポジッタ3の送出口が上記中継用コンベア8に
臨んでいる。そして、図1に矢符Xで示したように搬入
用コンベア6の上に4列に並べて送られてきた偏平なパ
ン生地(以下、生地という。)100が中継用コンベア
8に受け取られ、上記デポジッタ3の下を通過するとき
にデポジッタ3によって定量の餡Mが生地100の上に
供給され、その後、餡Mの乗った生地100が中継用コ
ンベア8から搬出用コンベア7に受け渡されて次工程に
搬送されるようになっている。
【0023】ロボット4は2つのホッパー1,1からほ
ぼ同じ距離だけ離れた箇所で機枠9に設置されている。 図4にロボット4を詳細に示してある。同図のロボット
4は空圧で制御されるモータを内蔵した基体11と、2
連式アーム12と、昇降駆動機構としての空圧シリンダ
15とを備えている。2連式アーム12はその基部が上
記基体11に第1垂直軸線a−aの周りに回転自在に取
り付けられていると共に、2連式アーム12の第1アー
ム13と第2アーム14とが第2垂直軸線b−bの周り
に相対回転自在に連結され、その連結箇所に空圧で制御
されるモータが介在されている。また、空圧シリンダ1
5は出退運動する作動杆16を備えており、その作動杆
16やシリンダチューブの内部のピストンなどの摺動部
分には潤滑油が保持されている。18,19は空気圧送
管であり、この空気圧送管18,19を通じて送られる
圧力空気の作用で基体11や上記連結箇所に設けられた
上記空圧制御式のモータの回転制御や、空圧シリンダ1
5の作動杆16の上下方向の出退制御が行われるように
なっている。
【0024】図9において、一点鎖線cは第1軸線a−
aを中心とする第1アーム13の旋回軌跡であり、一点
鎖線dは第2軸線b−bを中心とする第2アーム14の
旋回軌跡であり、一点鎖線eは2連式アーム12を直線
状にまっすぐに伸ばしたときの第1軸線a−aを中心と
する2連式アーム12である。これから判るように、2
連式アーム12の先端部に取り付けられた昇降駆動機構
としての空圧シリンダ15は、2連式アーム12を直線
状にまっすぐに伸ばして旋回させたり、あるいは第1ア
ーム13と第2アーム14とを折り曲げた姿勢で2連式
アーム12を旋回させたり、第1アーム13だけを旋回
させたり、第2アームだけを旋回させたりすることによ
って、2つのホッパー1,1の投入口20,20のほぼ
全体にわたる範囲を水平に移動することができるように
なっている。なお、2連式アーム12を長くすれば、空
圧シリンダ15が2つのホッパー1,1の投入口20,
20の全体にわたる範囲を水平に移動できるようになる
。第1アーム13や第2アーム14などの旋回を行うこ
とと、第1アーム13と第2アーム14との折曲り方向
を変えることとを併行させれば、空圧シリンダ15と共
にその作動杆16を、第1軸線a−aや第2軸線b−b
の周りで公転させながら自転させることも可能である。
【0025】ロボット4の2連式アーム12の姿勢制御
は、その2連式アーム12の先端部をホッパー1,1の
投入口20,20の全体またはほぼ全体にわたる範囲内
に設定する作動位置と、2連式アーム12の先端部を上
記範囲外に設定する待機位置と、の間で行われる。図例
では、後述する貯留容器21の上方の位置を二連式アー
ム12の先端部の待機位置としてある。そして、ロボッ
ト4による2連式アーム12の旋回範囲の外側に、図1
〜図3のように囲い50が設けられており、この囲い5
0によって作業者の安全を確保している。
【0026】洗浄設備5は洗浄液としての水Wを溜めて
おくための貯留容器21と、その周囲に設けられた囲い
壁22などを備えており、貯留容器21は図9のように
空圧シリンダ15の公転可能範囲内に設置されている。 また、図8のように貯留容器21の入口近傍箇所の器壁
にノズル23が設けられており、このノズル23から内
方に向けてエアーを吹き付けることができるようになっ
ている。
【0027】図5のように、空圧シリンダ15の作動杆
16に、油受け皿30と杵状の押込具40とが取り付け
られている。油受け皿30は、その中心に形成した孔部
31を作動杆16に嵌め込み、かつねじ孔32にねじ込
んだ止めねじ33を締め付けて作動杆16に押し付ける
ことにより作動杆16に固定されている。そして、作動
杆16を伝って流下してきた潤滑油が油受け皿30に形
成した凹入状の油溜め33によって受け止められるよう
になっている。また、杵状の押込具40は、下面にその
軸線に対して所定角度だけ傾斜した押圧面41を具備す
る合成樹脂で作られた四角柱状体でなり、その上部に、
周方向の一箇所が欠除された円筒状の取付部42を一体
に具備している。そして、取付部42を作動杆16の下
端部に嵌め込み、取付部42の欠円部43を取付ねじ4
4で締め付けることによって作動杆16に固定されてい
る。45はねじ孔、46は取付ねじ挿入孔である。押込
具40は円柱体で作られていても、半月形状の柱状体で
あっても、その他の形状の柱状体であってもよい。
【0028】以上において、ロボット4はホッパー1に
餡Mが補給されたときや、ホッパー1の底部出口2に空
隙Sが生じた場合や、その他の場合に必要に応じて運転
される。
【0029】すなわち、図11のようにホッパー1に餡
Mが補給されて餡Mがホッパー1の投入口20の上まで
盛り上がっているようなときには、ロボット4を運転す
ることにより餡Mの表面をならすことが可能である。具
体的にその操作を説明すると、ロボット4を運転して2
連式アーム12の先端部を作動位置に設定した状態で、
既述したように空圧シリンダ15の作動杆16を公転さ
せながら自転させる操作や2連式アーム12を折り曲げ
る操作などを互いに関連付けて行うことによって、押込
具40の押圧面41が常にホッパー1の中心側を向くよ
うに制御しながら、空圧シリンダ15の作動杆16を上
下に繰り返し出退させる操作を行うと、餡Mの盛り上が
った表面が押込具40の押圧面41で押されてきれいに
ならされると同時に、餡Mがホッパー1に押し込まれる
。このとき、押込具40をホッパー1の投入口20の周
縁部から次第に中心側へ移動させるようにすると、餡M
がホッパー1の外側に押し出されることなくその表面が
ならされる。
【0030】図12のようにホッパー1の底部出口2の
近くに空隙Sが生じたときにも同様の操作を行って餡M
を押し込むことができるため、そのようにすることによ
って餡Mが自重で底部出口2に押し出されるのをそのと
きの押込力で補助することになり、その空隙Sが速やか
に解消される。この場合、押込具40の押圧面41が傾
斜面になっているため、押込具40で餡Mを押し込んだ
ときには、押圧面41の作用で餡Mがホッパー1の中心
側へも押し寄せられるため、空隙Sがいっそう確実に解
消される。空隙Sの発生を未然に防ぐときにも同様の操
作を行えばよい。
【0031】以上説明したロボット4の運転制御は、所
定のプログラムに従って行われる。したがって、その操
作は完全に自動化されたものになる。また、ロボット4
の運転中における空圧シリンダ15の作動杆16の最大
突出量は、図10に仮想線で示したように、押込具40
がホッパー1の外壁内面の直近位置であってその外壁内
面に接触しない位置に規制されている。作動杆16の最
大突出量をこのように制御することによって、ホッパー
1の外壁が押込具40で突かれて変形したり損傷したり
することが防止される。
【0032】2連式アーム12の先端部を待機位置に設
定したとき、すなわち非作動時に空圧シリンダ15の作
動杆16を突出させると、押込具40が貯留容器21の
水Wに浸されて洗浄される。また、突出させた作動杆1
6を引き込んで後退させると、洗浄された押込具40が
水Wから引き上げられる。このとき、図8に矢符で示す
ようにノズル23からエアーを吹き出すと、エアー噴流
によって押込具40が水切りされる。したがって、その
後に押込具40で餡Mを押し込んだときに、餡Mに余分
な水分が混ざらず、しかも押込具40が表面に適度の水
分を保持した状態になるために餡Mが押込具40に付着
しにくくなる。
【0033】空圧シリンダ15には餡Mに混ざっても害
毒を与えない性質の潤滑油が使われているけれども、そ
の潤滑油が餡Mに混ざることは微量であっても好ましい
ことではない。この実施例では、作動杆16を伝って流
下した潤滑油が油受け皿30の油溜め33に受け止めら
れるため、潤滑油が餡Mに混ざることはない。
【0034】以上の説明では製パン工程で生地100に
餡Mを供給する場合について説明したが、この発明の方
法や装置、押込具は餡Mと同様の半固体物を対象する場
合にも同様に適用できるものである。
【0035】
【発明の効果】請求項1および請求項2の発明によれば
、餡を収容したホッパーの底部出口に空隙が生じたとき
にその空隙を杵状の押込具の作用で自動的に解消したり
、そのような空隙を自動的に未然に防止したりすること
が可能になるため、従来では人手に頼っていた作業を自
動化することができ、その自動化によってデポジッタに
よる餡の定量送出し効率が向上するという効果がある。 特に、多連式旋回アームの先端部に昇降駆動機構を取り
付け、その昇降駆動機構の作動杆に杵状の押込具を取り
付けてあるので、押込具による餡の押込箇所を人手によ
る場合と同様に自由に選定できるという利点がある。
【0036】請求項3の発明によれば、昇降駆動機構と
しての空圧シリンダに用いられている潤滑油が杵状の押
込具に付着することがないので、その潤滑油が餡に混ざ
るといった事態が未然に防止されるという効果がある。
【0037】請求項4の発明によれば、杵状の押込具を
非作動時に洗浄することができるため、工程の効率を低
下させることなく押込具を清潔に保つことが可能になり
、食品製造工程に用いられる装置として賞用されるもの
である。
【0038】請求項5の発明によれば、洗浄した杵状の
押込具の水切りを洗浄直後に速やかに行なえるため、工
程の効率を低下させることなく押込具を洗浄して清潔に
保ち得るにもかかわらず、餡に余分な水分が混ざりにく
くなるという効果がある。
【0039】請求項6の発明によれば、杵状の押込具を
上下に動かすだけで餡がホッパーの中央へも押し寄せら
れるので、上記空隙を効率よく解消したり空隙の発生を
確実に防止することが可能になるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例による定量送出装置への半固
体物給送装置を備えた設備の概略平面図である。
【図2】同設備の概略正面図である。
【図3】同設備の概略側面図である。
【図4】2連式アームを備えたロボットの概略斜視図で
ある。
【図5】空圧シリンダの作動杆と、それに取り付けられ
た油受け皿および押込具を示す一部破断側面図である。
【図6】押込具の平面図である。
【図7】ホッパーの正面図である。
【図8】貯留容器とノズルを示す断面図である。
【図9】2連式アームの動作説明図である。
【図10】空圧シリンダの作動杆の最大突出量の説明図
である。
【図11】ホッパーに餡を補給した状態の一部破断側面
図である。
【図12】ホッパーに収容した餡に空隙が生じた状態の
一部破断側面図である。
【図13】上記空隙が解消した状態の一部破断側面図で
ある。
【符号の説明】
1  ホッパー 2  底部出口 3  定量送出装置(デポジッタ) 12  2連式アーム(多連式旋回アーム)15  空
圧シリンダ(昇降駆動機構)16  作動杆 20  投入口 21  洗浄液の貯留容器 23  ノズル 30  油受け皿 40  押込具 41  押込具の押圧面 M  餡(半固体物)

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  底部出口に定量送出装置を具備するホ
    ッパーの投入口の全体またはほぼ全体にわたる範囲を水
    平移動可能な多連式旋回アームの先端部に昇降駆動機構
    を取り付け、その昇降駆動機構の作動杆に杵状の押込具
    を取り付け、ホッパーに収容された餡などの半固体物の
    表面の複数箇所を、上記押込具で上方から順に押え込み
    、半固体物が自重で底部出口に押し出されるのをそのと
    きの押込力で補助することを特徴とする定量送出装置へ
    の半固体物給送方法。
  2. 【請求項2】  底部出口に定量送出装置を具備し上部
    に餡などの半固体物を投入するための投入口を具備する
    ホッパーと、ホッパーの投入口の上方で水平に旋回され
    る多連式旋回アームと、ホッパーの投入口の全体または
    ほぼ全体にわたる範囲を水平移動可能な多連式旋回アー
    ムの先端部に設けられ、かつ作動杆を備えた昇降駆動機
    構と、作動杆の下端部に取り付けられた杵状の押込具と
    、を有することを特徴とする定量送出装置への半固体物
    給送装置。
  3. 【請求項3】  昇降駆動機構が作動杆を出退させる空
    圧シリンダで構成され、作動杆の下端部に取り付けられ
    た杵状の押込具よりも上位の作動杆の適所に、作動杆を
    伝って流下してきた潤滑油を受け止める油受け皿が設け
    られている請求項2の定量送出装置への半固体物給送装
    置。
  4. 【請求項4】  多連式旋回アームの先端部がホッパー
    の投入口の全体またはほぼ全体にわたる範囲内の作動位
    置と、上記範囲外に設定された待機位置と、の間で水平
    旋回するように、その多連式旋回アームが姿勢制御可能
    に構成され、多連式旋回アームの先端部の待機位置に、
    杵状の押込具がその上下移動により出没される洗浄液の
    貯留容器が設置されている請求項2の定量送出装置への
    半固体物給送装置。
  5. 【請求項5】  貯留容器の器壁に、その貯留容器の洗
    浄液から引き出された杵状の押込具にエアーを吹き付け
    るためのノズルが設けられている請求項4の定量送出装
    置への半固体物給送装置。
  6. 【請求項6】  底部出口に定量送出装置を具備するホ
    ッパーに収容された餡などの半固体物の表面の複数箇所
    を上方から順に押え込み、半固体物が自重で底部出口に
    押し出されるのをそのときの押込力で補助するときに用
    いる押込具であって、軸線に対して傾斜した押圧面を下
    面に具備する柱状体でなる餡などの半固体物の押込具。
JP3072432A 1991-03-11 1991-03-11 定量送出装置への半固体物給送方法、同装置への半固体物給送装置および餡などの半固体物の押込具 Pending JPH04281734A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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