JPH04281048A - 織機用接点杆の製造方法 - Google Patents

織機用接点杆の製造方法

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JPH04281048A
JPH04281048A JP6880791A JP6880791A JPH04281048A JP H04281048 A JPH04281048 A JP H04281048A JP 6880791 A JP6880791 A JP 6880791A JP 6880791 A JP6880791 A JP 6880791A JP H04281048 A JPH04281048 A JP H04281048A
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JP
Japan
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outer plate
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JP6880791A
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Fujita Kimura
冨士太 木村
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、織機の糸切れ発見に用
いる接点杆の製造方法の改良に係るものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、織機の糸切れ発見に用いる接
点杆はU字状に折曲した外板中に絶縁して中板を挟着す
ると共に中板上縁部を露出させた構造であり、当該接点
杆の製造方法としては、一般に外板をU字状に折曲した
のち中板を挟み込み、ローラーによって外面から加圧し
て外板と中板とを密着加工する方法がとられていた。し
かしながら、従来の方法では全長に渡っての均一な密着
性が得られず、又、密着力も弱く、経時的に潜在弾力に
より外板の縁部が開いてしまい、綿埃(フライ、スタッ
フ)が滞溜し易くなって正確に作動しなくなる欠点があ
った。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】出願人は、上述した従
来の接点杆における欠点を解消すべく、外板をU字状に
折り曲げると共に両縁開口部に当て板を挿入してから当
該箇所を加圧することで外板を稍口絞り状のU字体にプ
レス加工し、次に、稍口絞り状の開口部から上縁部を除
いて絶縁処理した中板を当該開口部を押し広げて圧入し
て両者を一体化ならしめ、密着度に優れ、外板の経時的
な広がりを防ぐ接点杆を提供し得る製造方法(特公平2
−8054号)を案出している。
【0004】尚、上記製造方法は、中板と外板との密着
手段にローラー転動を用いた従来方法に比して密着度が
格段に向上するのは無論のこと、外板をローラーにより
傷つけてドロッパーの滑動を阻害することなく十分な機
能を発揮させることが出来、更に本製造方法は製品を量
産出来る工程であり、質量ともに優れた接点杆を提供し
得るものである。しかし、近年の需要増加に伴い、前記
方法よりも更に量産化可能であり、安価な接点杆を提供
出来、且つ糸切れ発見装置のパーツとして最大限に機能
し得る接点杆を製造する方法が求められている。
【0005】本発明は上記の点に鑑みなされたものであ
って、製造工程をより簡略化して製造コストを低減させ
、而も中板と外板とを安定した状態で密着させ、機能低
下せず長期にわたり使用可能な機能性、使用性に優れた
接点杆を製造する製造方法をを提供することを目的とす
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本発明の要旨とするところは、細長く所定幅に形成し
た外板を長手方向にU字形状となり且つ開口部が稍口絞
り状態になる如くローラー成形し、上縁部を残して絶縁
処理した中板を外板の開口部から当該開口部を押し広げ
て圧入し両者を一体化ならしめたことを特徴とする織機
用接点杆の製造方法にある。
【0007】
【作用】以上の如く本発明の製造方法は、外板をローラ
ー成形によって長手方向にU字形状で且つ開口部が稍口
絞り状態になる如く成形しているから、プレス加工の如
く、U字状に折り曲げ両縁開口部をプレス加圧して当該
開口部が稍口絞り状に成形する方法に比べて外板の製造
段階における工程が数段簡略化されており、接点杆の全
製造工程がより簡潔になり、製造時間、コスト共に低減
出来る。又、外板開口部を稍口絞り状に成形して中板を
圧入することで両板を一体化させて密着度を高めており
、而も経時的な外板の広がりも防止しているから、織機
用糸切れ感知装置に係る感知部材として最大限に機能さ
せることが出来、需要者に対して最良の製品を低価に且
つ大量に供する事が出来る。
【0008】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。
【0009】図1は本発明による接点杆の一部を示す部
分正面図、図2はローラー成形により成形した外板を示
す側面図、図3は中板の外板への圧入工程を示す側面図
、図4は中板を圧入した状態を示す側面図である。
【0010】図面において、1は外板で、細長く所定幅
(全たて糸群をカバー出来る範囲)に形成した板材をロ
ーラー成形によって両縁開口部1aが稍口絞り状を呈す
る状態で長手方向にU字形状となるよう湾曲成形したも
のである。
【0011】2は中板で、外板1に圧入して接点杆本体
を形成する部材であり、該中板2は外板1への圧入に先
立って上縁部を残して絶縁シート3を添当するか又は当
該一に絶縁層を形成しておくものであって、外板1の開
口部1aを押し広げた状態で中板2を一旦圧入すれば、
外板1、絶縁シート3及び中板2の各当接面は外板1の
弾力のもとに完全に密着し、経時的にも外板が外方向に
開いて密着度が低下することなく長期に渡っての使用が
可能となる。
【0012】尚、外板1のローラーによる湾曲成形手段
は特に限定するものではなく、又、開口部1aの両縁間
の間隔幅は少なくとも中板2の厚みよりも狭くする必要
はあるが、開口部1aの絞り具合や外板1全体の湾曲度
等については各部材の材質、形状等の要素を考慮して設
定すれば良い。
【0013】
【発明の効果】以上説明した如く本発明によれば、プレ
ス加工によって外板を成形する方法つまりU字状にした
のち開口部に当て板をして加圧し該開口部を口絞り状に
する方法と比較して、本製造方法では明らかに簡単な製
造工程で済むから、全体に係る製造コスト、時間を低減
することが出来、而も大量生産に適したローラー成形で
あって更なる量産化が望めるものである。無論、外板を
口絞り状とし中板を圧入して両者の密着性を高め、経時
的な外板の広がりを防止して密着度の低下並びに綿埃の
滞溜を防いでいるから、製品自体も高品質であり最良の
製品を需要者に提供することが出来るといった多大な効
果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による接点杆の一部を示す部分正面図。
【図2】ローラー成形により成形した外板1を示す側面
図。
【図3】中板2の外板1への圧入工程を示す側面図。
【図4】中板2を圧入した状態を示す側面図。
【符号の説明】
1  外板 2  中板 3  絶縁シート

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  細長く所定幅に形成した外板を長手方
    向にU字形状となり且つ開口部が稍口絞り状態になる如
    くローラー成形し、上縁部を残して絶縁処理した中板を
    外板の開口部から当該開口部を押し広げて圧入し両者を
    一体化ならしめたことを特徴とする織機用接点杆の製造
    方法。
JP6880791A 1991-03-08 1991-03-08 織機用接点杆の製造方法 Expired - Lifetime JPH07860B2 (ja)

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JPH04281048A true JPH04281048A (ja) 1992-10-06
JPH07860B2 JPH07860B2 (ja) 1995-01-11

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015045118A (ja) * 2013-08-27 2015-03-12 グロツ・ベッケルト コマンディートゲゼルシャフト ガイドレールを備えた縦糸停止装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015045118A (ja) * 2013-08-27 2015-03-12 グロツ・ベッケルト コマンディートゲゼルシャフト ガイドレールを備えた縦糸停止装置

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JPH07860B2 (ja) 1995-01-11

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