JPH04280899A - ホウ酸ニッケルウイスカー及びその製造方法 - Google Patents

ホウ酸ニッケルウイスカー及びその製造方法

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JPH04280899A
JPH04280899A JP6870591A JP6870591A JPH04280899A JP H04280899 A JPH04280899 A JP H04280899A JP 6870591 A JP6870591 A JP 6870591A JP 6870591 A JP6870591 A JP 6870591A JP H04280899 A JPH04280899 A JP H04280899A
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正道 岩崎
Masanori Nagafune
長船 昌則
Yukitatsu Shirakawa
往立 白川
Hajime Hata
元 畑
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はホウ酸ニッケルウイスカ
ー及びその製造方法に関するものであり、このウイスカ
ーは機械的強度、耐熱性、耐薬品性、電気的絶縁性及び
中性子線吸収能に優れているので、熱可塑性樹脂、熱硬
化性樹脂、セメント、ガラス及び金属等の補強材として
有用である。
【0002】
【従来の技術】機械的強度、耐薬品性等に優れているホ
ウ酸ニッケルについては、融点を超える温度で溶融後、
冷却により太さ0.3〜0.6mm、アスペクト比3〜
7の棒状になるという報告がある。(ゲッツ,ヴィー.
,ナチュルヴィッセンシャフテン,1963年50巻1
7号 567頁[ Gaetz,W.,Naturwi
ssenschaften,1963,50(17),
567] 参照)
【0003】しかしながら、前記の用
途として使用するには、結晶の太さが100μm以下、
好ましくは10μm以下であり、且つ平均のアスペクト
比が10以上であることが望まれているが、文献に記載
されている方法で得られる結晶は、径が太すぎること及
びアスペクト比が小さいために、複合材料の補強材とし
ては利用できるものでなかった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ホウ酸ニッケルそのも
のを溶融する方法では、処理を行う反応温度が高いので
大きな棒状の結晶が成長する。そのため、ウイスカーと
して結晶成長させるには、液相にしてより低い温度条件
下で、系が均一反応し易く、且つウイスカーが成長しう
る物理的空間を確保する必要があった。
【0005】本発明はこのような課題を解決し、補強材
として有用なホウ酸ニッケルウイスカー及びこのウイス
カーを高収率で工業的規模で製造しうる方法を提供する
ものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、このよう
な事情に鑑み試験研究を重ねた結果、ジアルカリジニッ
ケルトリサルフェイトあるいはジアルカリニッケルジサ
ルフェイトからなる複硫酸塩及び酸化ホウ素、ホウ酸あ
るいはアルカリ金属のホウ酸塩からなる無水ホウ酸供給
成分とを混合し、700〜1200℃の温度領域で反応
すると、溶融状態にあるジアルカリジニッケルトリサル
フェイトあるいはジアルカリニッケルジサルフェイトが
徐々に分解して発生するNiOとB2 O3 とが反応
し、その溶融系内においてホウ酸ニッケルウイスカーの
結晶が育成され、所期の目的が達成できることを見い出
し本発明を完遂した。
【0007】本発明の実施において、原料に使用するジ
アルカリジニッケルトリサルフェイトあるいはジアルカ
リニッケルジサルフェイトは、ニッケル硫酸塩、ニッケ
ルとアルカリ金属の複硫酸塩等及びこれらの水和物のう
ち少なくとも一種の化合物と硫酸ナトリウム、硫酸カリ
ウム、ピロ硫酸ナトリウム、ピロ硫酸カリウム、過硫酸
ナトリウム、過硫酸カリウム等及びこれらの水和物のう
ち少なくとも一種の化合物を反応させることにより、容
易に得られる。
【0008】この場合の反応において、ニッケルの硫酸
塩とアルカリ金属の硫酸塩の金属モル比は通常1:1な
いし1:2であるが、両者のモル比を変えることにより
ジアルカリジニッケルトリサルフェイトあるいはジアル
カリニッケルジサルフェイトは、アルカリ金属の硫酸塩
あるいはニッケルの硫酸塩との共融混合物を形成するの
で、育成されるウイスカーの大きさを制御することが可
能になる。即ちアルカリ金属の硫酸塩を多くすれば、ウ
イスカーは大きく成長し、逆に少なくすればウイスカー
は小さくなる傾向がある。
【0009】また本発明の実施において使用される無水
ホウ酸供給成分としては、加熱することによって無水ホ
ウ酸となるものであり、その代表的なものとしてはオル
トホウ酸(H3 BO3 )、四ホウ酸(H2 B4 
O7 )、メタホウ酸(HBO2 )等のホウ酸、四ホ
ウ酸ナトリウム、ピロホウ酸ナトリウム、ピロホウ酸カ
リウム、メタホウ酸ナトリウム、メタホウ酸カリウム等
のホウ酸のアルカリ金属塩あるいは酸化ホウ素等であり
、これらの化合物は単独あるいは2種類以上混合して用
いることができる。
【0010】本発明の実施において、ジアルカリジニッ
ケルトリサルフェイトあるいはジアルカリニッケルジサ
ルフェイトからなる複硫酸塩及び無水ホウ酸供給成分の
混合割合をニッケルとホウ素のモル比が3:4ないし3
:2の範囲になるように混合し、この混合物を坩堝中に
入れて毎分2〜50℃の範囲で昇温して最終温度を70
0〜1200℃に保ち、30分ないし8時間反応させる
ことにより、ホウ酸ニッケルウイスカーを育成できる。 また複硫酸塩の代わりにアルカリ金属の硫酸塩及びニッ
ケルの硫酸塩を用い、これらに無水ホウ酸供給成分を加
えて混合し、前記と同様の条件で反応育成を行うことに
より、同様にホウ酸ニッケルウイスカーを得ることがで
きる。
【0011】本発明のホウ酸ニッケルウイスカーの大き
さは、通常直径約2μm、長さ約30μmであり、原料
中のアルカリ金属分を変化させることにより、直径を0
.2〜30μm、長さを5〜500μmの範囲で変化さ
せることも可能であり、アスペクト比は10〜100で
ある。このウイスカーは深緑色であり、熱鉱酸、熱アル
カリに対して優れた耐性を有している。
【0012】育成されたホウ酸ニッケルウイスカーは、
約1N濃度の熱塩酸、熱硫酸、熱硝酸、熱苛性ソーダあ
るいは熱水等を用いて溶融剤その他水溶性物質を除去し
て十分に水洗をするか、また水不溶性の副生成物がある
場合には残留物からデカンテーション等の処理でウイス
カーを分離したのち、十分に水洗をすることにより単離
できる。
【0013】
【実施例1】硫酸ニッケル六水塩262.9gと無水硫
酸ナトリウム142.1gを5リットルの水に溶解し、
この溶液をスプレードライ法により造粒乾固し、これを
容積1リットルのアルミナ坩堝中に入れ、室温より毎分
10℃ずつ昇温して、650℃の温度で4時間加熱反応
させてジナトリウムニッケルジサルフェイト〔Na2 
Ni(SO4 )2 〕296.7gを得た。
【0014】このようにして得られたジナトリウムニッ
ケルジサルフェイト44.52g (0.15Niモル
)と四ホウ酸ナトリウム6.033g(0.12Bモル
)とを乳鉢で粉砕混合したのち、この混合物を入れた内
容量50mlのアルミナ坩堝を電気炉中で毎分8℃ずつ
昇温し、1000℃の温度で4時間反応させた。得られ
た反応物を冷却し、これに1000mlの1N塩酸を加
えて煮沸して残留フラックス分を溶解除去したのち、水
洗し、乾燥してホウ酸ニッケルウイスカー6.34gを
得た。このウイスカーのニッケルとホウ素を定量分析し
たところ、NiOとB2 Oのモル比は、3.03:1
.00であった。
【0015】前記のホウ酸ニッケルウイスカーは繊維径
0.5〜1μm、長さ10〜20μmであり、また本品
の粉末X線回折の結果は表1に示すとおりであり、JC
PDS粉末X線回折カード26−1284と比べたとこ
ろ、全てのピークはNi3 (BO3 )2 の結晶構
造に帰属され、さらに強度比には大きなずれがあり、特
異的な異方性があることがわかった。
【0016】
【表1】
【0017】さらに、本品の電子顕微鏡写真は図1に示
したとおりであり、繊維径が著しく微細で均一な繊維構
造になっていることがわかった。
【0018】また、本品を炭酸ナトリウムとピロ硫酸カ
リウムで溶融分解したのち、水溶液として原子吸光法に
より測定した元素定量及び走査型電子顕微鏡の観察結果
からも、Ni3 B2 O6 の単一相からなるホウ酸
ニッケルウイスカーと同定することができ、2N塩酸に
90℃の温度で2日間浸漬しても全く重量に変化はなく
、また外観の変化も全くなかった。
【0019】
【実施例2】実施例1において、硫酸ナトリウムの代わ
りに硫酸カリウム87.13gを用いた以外は全く実施
例1と同様の処理を行い、ジカリウムジニッケルトリサ
ルフェイト〔K2 Ni2 (SO4 )3 〕241
.9gを得た。
【0020】このようにして得られたジカリウムジニッ
ケルトリサルフェイト36.28g(0.075Niモ
ル)とホウ酸4.64g (0.75Bモル)を用いて
、実施例1と同様の処理を行い、Ni3 B2 O6 
の組成を有するウイスカーを3.92gを得た。このウ
イスカーの形状は、直径約3μm、長さ約40μmであ
り、収率は89%であった。
【0021】
【実施例3】ニッケルの硫酸塩、アルカリ金属の硫酸塩
及び無水ホウ酸供給成分を表2に示す配合割合で各々加
え、これらの混合物を乳鉢で粉砕混合したのちアルミナ
坩堝に入れて電気炉中で毎分8℃ずつ徐々に昇温し、表
2に示した所定の温度で4時間反応させた。得られた反
応生成物を冷却し、これに1000mlの1N塩酸を加
えて煮沸し、残留フラクッス分を溶解除去したのち、水
洗し、乾燥してNi3 B2 O6 の組成を持つウイ
スカーを得た。得られたウイスカーの形状、収量及び収
率は、同表に示すとおりであった。
【0022】
【表2】
【0023】
【発明の効果】本発明のホウ酸ニッケルウイスカーは耐
酸性、耐アルカリ性、耐薬品性、断熱性、耐熱性、中性
子吸収能、電気絶縁性に優れており、断熱材、耐熱材、
耐食材の他、熱可塑性樹脂、熱硬化性樹脂、セメント、
セラミックス、金属等の強化材として極めて有用であり
、また本発明方法によると、微細で均一な形状の前記ウ
イスカーを高収率で得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例1において得られたホウ酸ニッケルウイ
スカーの走査電子顕微鏡写真である。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  化学式Ni3 B2 O6 で表され
    る組成を持つホウ酸ニッケルウイスカー。
  2. 【請求項2】  繊維径が0.2〜30μm、繊維長が
    5〜500μm及びアスペクト比が10〜100である
    化学式Ni3 B2 O6 で表される組成を持つホウ
    酸ニッケルウイスカー。
  3. 【請求項3】  一般式M2 Ni2 (SO4 )3
     (但し、式中Mはアルカリ金属を表わす)で示される
    ジアルカリジニッケルトリサルフェイト及び一般式M2
     Ni(SO4 )2 (但し、式中Mは前記と同じ)
    で示されるジアルカリニッケルジサルフェイトの群から
    選ばれる少なくとも一種からなる複硫酸塩と酸化ホウ素
    、ホウ酸及びアルカリ金属のホウ酸塩の群から選ばれる
    少なくとも一種からなる無水ホウ酸供給成分とを混合し
    、700〜1200℃の温度領域で加熱し育成させるこ
    とを特徴とするホウ酸ニッケルウイスカーの製造方法。
  4. 【請求項4】  ジアルカリジニッケルトリサルフェイ
    トあるいはジアルカリニッケルジサルフェイトの群から
    選ばれる少なくとも一種の化合物からなる複硫酸塩と無
    水ホウ酸供給成分を、ニッケルとホウ素のモル比が3:
    4ないし3:2の範囲となるように混合し、700〜1
    200℃の温度領域で加熱し育成させることを特徴とす
    る化学式Ni3 B2 O6 で表される組成を主とす
    るホウ酸ニッケルウイスカーの製造方法。
  5. 【請求項5】  ニッケル硫酸塩及びアルカリ−ニッケ
    ル複硫酸塩の群から選ばれる少なくとも一種の化合物と
    アルカリ金属の硫酸塩、アルカリ金属のピロ硫酸塩及び
    アルカリ金属の過硫酸塩の群から選ばれる少なくとも一
    種の化合物を反応させて得られるジアルカリジニッケル
    トリサルフェイトあるいはジアルカリニッケルジサルフ
    ェイトからなる複硫酸塩と無水ホウ酸供給成分を混合し
    、700〜1200℃の温度領域で加熱し育成させるこ
    とを特徴とするホウ酸ニッケルウイスカーの製造方法。
  6. 【請求項6】ニッケル硫酸塩及びアルカリ−ニッケル複
    硫酸塩の群から選ばれる少なくとも一種の化合物とアル
    カリ金属の硫酸塩、アルカリ金属のピロ硫酸塩及びアル
    カリ金属の過硫酸塩の群から選ばれる少なくとも一種の
    化合物と酸化ホウ素、ホウ酸及びアルカリ金属のホウ酸
    塩の群から選ばれる少なくとも一種からなる無水ホウ酸
    供給成分の三者を混合し、この混合物を500〜700
    ℃の温度領域で加熱反応させジアルカリジニッケルトリ
    サルフェイトあるいはジアルカリニッケルジサルフェイ
    トを生成したのち、さらに700〜1200℃の温度領
    域で加熱し育成させることを特徴とするホウ酸ニッケル
    ウイスカーの製造方法。
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