JPH04279170A - 芳香液 - Google Patents

芳香液

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Publication number
JPH04279170A
JPH04279170A JP3039982A JP3998291A JPH04279170A JP H04279170 A JPH04279170 A JP H04279170A JP 3039982 A JP3039982 A JP 3039982A JP 3998291 A JP3998291 A JP 3998291A JP H04279170 A JPH04279170 A JP H04279170A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
aromatic liquid
liquid
tubule
nozzle
thin tube
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP3039982A
Other languages
English (en)
Inventor
Shiyuuko Kanematsu
兼松 修子
Seiji Yamamori
山森 清司
Masayoshi Miura
眞芳 三浦
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP3039982A priority Critical patent/JPH04279170A/ja
Publication of JPH04279170A publication Critical patent/JPH04279170A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Disinfection, Sterilisation Or Deodorisation Of Air (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は空気調和装置、空調機器
、例えばエアコン等に組み込み、車内、居住またはオフ
ィス空間等の香り環境を適宜コントロールできるように
した香り発生装置の芳香液に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の空気調和装置の例として、特開平
1−127828号に開示された方法がある。
【0003】また微量液滴の吐出方法としてドロップ・
オン・デマンド型インクジェットヘッド等に使用されて
いるピエゾ駆動のインク液滴吐出装置は公知である。
【0004】以下図面にしたがって従来の技術について
簡単に説明する。図2は従来の香り発生装置の構成を示
すもので、複数の香りを充填したボンベ200を有し、
制御回路300によってボンベ200に連結された配管
400の途中に設けられた電気的に作動する噴霧量制御
弁500を開閉し、香り噴霧口600から望む香りの種
類と噴霧量を制御するようになっている。
【0005】次に、図3は従来のピエゾ駆動型のインク
液滴吐出ヘッドの例で、振動板30に接着されたピエゾ
板40の両面に電気信号7を入力すると、ピエゾ板40
および振動板30が変位し、圧力室50内のインク60
に急激な圧力上昇を生じ、圧力室50の一部に設けられ
たノズル4から微小インク液滴を吐出させるものである
【0006】
【発明が解決しようとする課題】前述した従来の香り発
生装置は装置の対象空間をオフィスビルとしており、装
置としてかなり大掛かりで、どちらかというと香りの集
中管理を目的とするものである。このため装置も大型で
高価であり、各個人の好みについても対応できないとい
う問題点を有している。
【0007】本発明は前記課題を解決するもので、車内
、一般過程やオフィスにおいて各部屋に設置するように
つくられた冷暖房機器に組み込み、各人の好みにあった
香り環境を演出できる安価で信頼性の高い香り発生装置
の芳香液の提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の芳香液は、上記
目的を達成するためにノズル開口部に連結した細管と、
細管を加熱する加熱手段とを設け、細管の一部を急激に
加熱し、細管内の芳香液を沸騰気化させることにより、
細管内に急激な圧力上昇を生じさせ、加熱手段からノズ
ル先端部までの細管内の芳香液を、ノズルより一度に吐
出させる香り発生装置に適応され、共沸を示す液体を混
合し共沸混合物とする。
【0009】
【作用】エアコン等の運転時にリモコン等の制御ユニッ
トを介して、吐出量に応じた信号により加熱手段である
ヒーター部が急激に加熱され細管内の芳香液が沸騰し、
発生したガスの体積膨脹により圧力上昇を生じる。この
ため、細管内の芳香液は、ヒーター部を中心にして、両
側に押されるが、発生した圧力は流体抵抗の小さいノズ
ル側に作用し、ヒーターとノズル間の芳香液は発生した
ガス圧でノズルよりのガスと一緒にいっきに吐出される
。芳香液の吐出後、ヒーター部は外部への放熱と芳香液
により冷却され、芳香液の静圧、粘度と表面張力の作用
で細管内にゆっくりと供給されノズル開口部でメニスカ
スを形成して安定する。
【0010】ここで、芳香液に共沸を示す液体を混ぜて
共沸混合物とし、芳香液そのままの沸点より沸点を低下
させ、ヒーター部で加熱に要するエネルギーを抑制する
【0011】また、本発明の芳香液が適用される香り発
生装置は、必要なときに適切な量の吐出をするが、芳香
液を共沸混合液にすることで、一回に吐出された量のう
ち、芳香液が占める割合が減少するためさらに微妙な香
りのコントロールをする。そして、共沸混合物であるた
め、最後まで一定の組成を維持し同じ香りを保つ。
【0012】
【実施例】(実施例1)以下本発明の実施例について、
図1を参照しながら説明する。
【0013】図1において、1は、香り発生装置、2は
芳香液収納容器、3は供給管、4はノズル、5は細管、
6はヒーター、7は電気信号、8はリード電極、9は細
管ホルダーである。
【0014】また本実施例による芳香液は、以下の(表
1)に示す組成を有する。
【0015】
【表1】
【0016】次に香り発生装置1の構成を具体的に説明
する。この香り発生装置1は、図示していないエアコン
の一部に設置され、芳香液を収納する収納容器2と、収
納容器2に連結され芳香液を供給する供給管3と、供給
管3に連結され、芳香液の微小液滴を吐出するノズル4
をその端部に有する細管5と、細管5の一部に設けたヒ
ーター6と、ヒーター6に電気信号7を入力するための
リード電極8が設けられ主に細管5を保持する細管ホル
ダー9とで構成されている。この細管ホルダー9は細管
5を所定位置にセットするとリード電極8が丁度ヒータ
ー6部に連結され導通を得られる構成になっている。
【0017】上記装置において芳香液を(表1)に示し
た組成にすることで、もともとジャスミン系の香りを有
する酢酸ベンジルは、本来沸点が213.5℃であるが
、水との共沸混合物をつくることで、99.6℃にまで
下げることができる。このため、図1に示す装置で吐出
に必要なヒーター部の加熱において、かなりのエネルギ
ーを節約することが可能となる。また、本組成では一回
の芳香液の吐出量は、芳香液のみの吐出に比べ1/8に
減少し、より微妙な吐出コントロールが可能である。 さらに水は人体に対してもまったく無害であり、共沸混
合物としても芳香液本来の香りを損なうこともなく、さ
らに、装置そのものに悪影響を与える心配もない。
【0018】(実施例2)以下本発明の第2の実施例に
ついて説明する。
【0019】香り発生装置の構造は、第1の実施例の構
造と同様とし、第1の実施例と異なるのは、芳香液とし
て以下の(表2)に示す組成のものを用いることである
【0020】
【表2】
【0021】(表2)に示す組成の芳香液を用いること
で、もともと林檎系の果実臭を有するイソ吉草酸エチル
は、本来沸点が134.7℃であるが、水との共沸混合
物にすることで92.2℃にまで下げることができる。 このため、第1の実施例と同様にヒーター部の加熱に要
するエネルギーの節約や、吐出量のコントロールが可能
で、芳香液本来の香りを損なったり、装置そのものに悪
影響を与える心配がない。
【0022】(実施例3)以下本発明の第3の実施例に
ついて説明する。
【0023】香り発生装置の構造は、第1の実施例の構
造と同様とし、第1の実施例と異なるのは、芳香液とし
て以下の(表3)に示す組成のものを用いることである
【0024】
【表3】
【0025】(表3)に示す組成の芳香液を用いること
で、もともとブドウ酒系の果実臭を有する酢酸プロピル
は、本来沸点が101.6℃であるが、エチルアルコー
ルとの共沸混合物にすることで78.2℃にまで下げる
ことができる。このため、第1の実施例と同様ヒーター
部の加熱に要するエネルギーの節約や、吐出量のコント
ロールが可能である。また、エチルアルコールは、工業
的にも無害に近くまた香り発生装置の性質上、吐出量も
微量であるため、共沸混合物として、エチルアルコール
を選ぶことに問題はない。また、混合比率が小さければ
、芳香液本来の香りに与える影響も少なく、装置に与え
る影響もほとんどない。
【0026】
【発明の効果】以上のように本発明の芳香液を用いた香
り発生装置においては、他端がノズル開口部に連結する
細管に加熱手段としてヒーター部を設け、信号により細
管の一部をヒーターにより急激に加熱し、前記細管内の
芳香液を沸騰気化させることにより、前記細管内に急激
な圧力上昇を生じさせ、ヒーターからノズル先端部まで
の細管内の芳香液を、ノズル開口部より一度に吐出させ
る構造を有する。このとき本発明の芳香液をその主成分
と共沸を示す液体を混合し共沸混合物とすることで、沸
点の引き下げができ、ヒーター部の加熱に要するエネル
ギーの節約を可能とした。そのため、乾電池による動作
も可能で、さらなる小型化、省電力化が期待できる。ま
た、共沸混合物にすることで、一回に吐出する液量中の
芳香液の占める割合が少なく、より微妙な香りのコント
ロールが可能となる。また使い始めと終わりに香りの変
化もない。
【0027】これにより、小型エアコンや自動車への搭
載も可能で、手軽な価格で家庭やオフィスでの各部屋や
車内を各人の好みにあった香り空間に演出することがで
き、精神の安定と高揚を図ることや、オフィスワークの
効率を向上させることができる等その効果は大きい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例における香り発生装置の構成図
【図2】従来の香り発生装置の構成図
【図3】従来のピエゾ駆動型インクジェットヘッドの断
面図
【符号の説明】
1  香り発生装置 2  芳香液収納容器 3  供給管 4  ノズル 5  細管 6  ヒーター 7  電気信号 8  リード電極 9  ホルダー 30  振動板 40  ピエゾ板 50  圧力室 60  インク 200  ボンベ 300  制御回路 400  配管 500  噴霧量制御弁 600  噴霧口

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  一方の端が芳香液供給部に連結され、
    他端がノズル開口部に連結された細管と前記細管を加熱
    する加熱手段とを設け、前記細管の一部を急激に加熱し
    、前記細管内の芳香液を沸騰気化させることにより、前
    記細管内に急激な圧力上昇を生じさせ、前記加熱手段か
    ら前記ノズル先端部までの細管内の芳香液を前記ノズル
    より一度に吐出させる装置に適応可能とした芳香液であ
    って、その沸点が低下するように所定の液体を混合して
    共沸混合物にしたことを特徴とする芳香液。
  2. 【請求項2】  水と共沸するよう混合して生成された
    共沸混合物である請求項1記載の芳香液。
  3. 【請求項3】  エチルアルコールと共沸するよう混合
    して生成された共沸混合である請求項1記載の芳香液。
JP3039982A 1991-03-06 1991-03-06 芳香液 Pending JPH04279170A (ja)

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JP3039982A JPH04279170A (ja) 1991-03-06 1991-03-06 芳香液

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP2895208A1 (en) * 2012-09-14 2015-07-22 The Procter & Gamble Company Ink jet delivery system comprising an improved perfume mixture

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP2895208A1 (en) * 2012-09-14 2015-07-22 The Procter & Gamble Company Ink jet delivery system comprising an improved perfume mixture
EP2895208B1 (en) * 2012-09-14 2022-08-03 The Procter & Gamble Company Ink jet delivery system comprising an improved perfume mixture

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