JPH05161702A - 香り発生装置 - Google Patents
香り発生装置Info
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- JPH05161702A JPH05161702A JP3334761A JP33476191A JPH05161702A JP H05161702 A JPH05161702 A JP H05161702A JP 3334761 A JP3334761 A JP 3334761A JP 33476191 A JP33476191 A JP 33476191A JP H05161702 A JPH05161702 A JP H05161702A
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- pressure chamber
- fragrance
- aroma
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- B01—PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
- B01F—MIXING, e.g. DISSOLVING, EMULSIFYING OR DISPERSING
- B01F23/00—Mixing according to the phases to be mixed, e.g. dispersing or emulsifying
- B01F23/06—Mixing phases by adding a very small quantity of one of the phases or microdosing
- B01F23/061—Adding a small quantity or concentration of an additional phase in a main phase, e.g. acting as a carrier phase
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B01—PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
- B01F—MIXING, e.g. DISSOLVING, EMULSIFYING OR DISPERSING
- B01F23/00—Mixing according to the phases to be mixed, e.g. dispersing or emulsifying
- B01F23/20—Mixing gases with liquids
- B01F23/21—Mixing gases with liquids by introducing liquids into gaseous media
- B01F23/213—Mixing gases with liquids by introducing liquids into gaseous media by spraying or atomising of the liquids
- B01F23/2132—Mixing gases with liquids by introducing liquids into gaseous media by spraying or atomising of the liquids using nozzles
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B01—PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
- B01F—MIXING, e.g. DISSOLVING, EMULSIFYING OR DISPERSING
- B01F35/00—Accessories for mixers; Auxiliary operations or auxiliary devices; Parts or details of general application
- B01F35/71—Feed mechanisms
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- B01F35/00—Accessories for mixers; Auxiliary operations or auxiliary devices; Parts or details of general application
- B01F35/71—Feed mechanisms
- B01F35/717—Feed mechanisms characterised by the means for feeding the components to the mixer
- B01F35/7179—Feed mechanisms characterised by the means for feeding the components to the mixer using sprayers, nozzles or jets
- B01F35/71791—Feed mechanisms characterised by the means for feeding the components to the mixer using sprayers, nozzles or jets using ink jet heads or cartridges, e.g. of the thermal bubble jet or piezoelectric type
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- B01—PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
- B01F—MIXING, e.g. DISSOLVING, EMULSIFYING OR DISPERSING
- B01F2101/00—Mixing characterised by the nature of the mixed materials or by the application field
- B01F2101/54—Mixing liquid fragrances with air
Landscapes
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
- Disinfection, Sterilisation Or Deodorisation Of Air (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 香りを必要とするときに人がほのかに匂いを
感じるいき値程度の極めて僅かな吐出コントロールがで
き、且つ、香りの経時的な匂い変化もなく安定して発生
させることのできる、低価格で信頼性の高い香り発生装
置により、常に意図する香り環境を実現できるようにす
る。 【構成】 香料８を供給する上部香料収納容器２２と、
圧力室９を底部に設けた下部香料収納容器２１と、圧力
室９の側壁面の一部に形成した、表面に撥油性皮膜１３
を施した香料噴霧用のノズル４と、ノズル４と対向する
圧力室９の側壁面に、圧力室９に供給された香料８に急
激な圧力振動波を生じさせるピエゾ駆動式圧力振動波発
生手段とで構成し、且つ、ノズル４と、圧力室９と、圧
力振動波発生手段とを下部液面２３より低位置に配し、
電気信号３に応じてノズル４から香料８の微小液滴を吐
出／停止させるよう構成する。
感じるいき値程度の極めて僅かな吐出コントロールがで
き、且つ、香りの経時的な匂い変化もなく安定して発生
させることのできる、低価格で信頼性の高い香り発生装
置により、常に意図する香り環境を実現できるようにす
る。 【構成】 香料８を供給する上部香料収納容器２２と、
圧力室９を底部に設けた下部香料収納容器２１と、圧力
室９の側壁面の一部に形成した、表面に撥油性皮膜１３
を施した香料噴霧用のノズル４と、ノズル４と対向する
圧力室９の側壁面に、圧力室９に供給された香料８に急
激な圧力振動波を生じさせるピエゾ駆動式圧力振動波発
生手段とで構成し、且つ、ノズル４と、圧力室９と、圧
力振動波発生手段とを下部液面２３より低位置に配し、
電気信号３に応じてノズル４から香料８の微小液滴を吐
出／停止させるよう構成する。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、液体香料を微粒子化し
て噴霧することにより、人間のいき値程度の極めてわず
かな量の吐出コントロールを可能にし、自然に近い心地
よい香り雰囲気を居住空間において醸し出すことができ
る、香り発生装置に関するものである。
て噴霧することにより、人間のいき値程度の極めてわず
かな量の吐出コントロールを可能にし、自然に近い心地
よい香り雰囲気を居住空間において醸し出すことができ
る、香り発生装置に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来の香り発生装置は、卓上型のマスキ
ング効果をねらった芳香剤がよく知られているが、これ
らのものはいずれも香料の自然蒸発を利用したものであ
る。
ング効果をねらった芳香剤がよく知られているが、これ
らのものはいずれも香料の自然蒸発を利用したものであ
る。
【０００３】また、微量液滴の吐出方法としてはよく知
られている、ドロップ・オン・デマンド型インクジェッ
トヘッドなどに使用されているピエゾ駆動のインク液吐
出装置などがあり、この方式について図面とともに説明
する。
られている、ドロップ・オン・デマンド型インクジェッ
トヘッドなどに使用されているピエゾ駆動のインク液吐
出装置などがあり、この方式について図面とともに説明
する。
【０００４】図６において、ピエゾ駆動型のインク液滴
吐出ヘッド１０１の例で、振動板１１に接着されたピエ
ゾ板１２の両側に電気信号３を入力すると、ピエゾ板１
２および振動板１１が変位し、圧力室９にポンプ３２に
より供給されている、インク３１に急激な圧力上昇を生
させ、圧力室９の一部に設けられた吐出ノズル４より微
小のインク液滴を吐出させるものである。
吐出ヘッド１０１の例で、振動板１１に接着されたピエ
ゾ板１２の両側に電気信号３を入力すると、ピエゾ板１
２および振動板１１が変位し、圧力室９にポンプ３２に
より供給されている、インク３１に急激な圧力上昇を生
させ、圧力室９の一部に設けられた吐出ノズル４より微
小のインク液滴を吐出させるものである。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】前述した従来の芳香剤
は、香りを発生させる開口部の開閉状態により香りの強
弱をコントロールするだけのものであるため、香料の匂
いが強くなりすぎ逆に不快感を与えたりすることがあ
り、さらに香料の自然蒸発を利用して香りを発生させて
いるため、低沸点の成分から気化し、時間経過に伴い高
沸点の成分だけが残存するため、香りの質が使いはじめ
た頃と変わってしまうといったような問題点を有してい
る。また、ピエゾ振動子を用いた従来のインク液滴吐出
ヘッドを、香り発生装置として使用した場合、圧力室内
の香料に急激な圧力上昇を加える必要があるが、圧力室
内に気泡が混入した場合、気泡で圧力緩衝が生じるた
め、香料が吐出しなくなる。このため圧力室内に混入さ
れた気泡を除去するための複雑な機構や手段を装置に備
えることが必要となりコストアップや大型化すると言っ
た問題が生じる。
は、香りを発生させる開口部の開閉状態により香りの強
弱をコントロールするだけのものであるため、香料の匂
いが強くなりすぎ逆に不快感を与えたりすることがあ
り、さらに香料の自然蒸発を利用して香りを発生させて
いるため、低沸点の成分から気化し、時間経過に伴い高
沸点の成分だけが残存するため、香りの質が使いはじめ
た頃と変わってしまうといったような問題点を有してい
る。また、ピエゾ振動子を用いた従来のインク液滴吐出
ヘッドを、香り発生装置として使用した場合、圧力室内
の香料に急激な圧力上昇を加える必要があるが、圧力室
内に気泡が混入した場合、気泡で圧力緩衝が生じるた
め、香料が吐出しなくなる。このため圧力室内に混入さ
れた気泡を除去するための複雑な機構や手段を装置に備
えることが必要となりコストアップや大型化すると言っ
た問題が生じる。
【０００６】また、水道の蛇口から水を勢いよく出しな
がら、口径の小さい容器などに水を注入しようとした場
合、容器内の空気の逃げ道がないため水が容器に入らな
いことがあるが、これと同じ現象で上部香料収納容器を
セットした際には、圧力室に勢いよく香料が供給される
ため、圧力室内に空気が残存し香料が入っていかない、
このため、インク液滴吐出ヘッドはインクの供給手段と
してポンプを使用し、強制的にインクを圧力室に供給し
ており、さらに、気泡が圧力室内に残存してもインクと
一緒に気泡を吐出ノズルより外部に排出すれば良いが、
香料の場合は排出された香料から香りが漏出してしまう
ため、意図する香り環境を阻害すると言う課題がある。
がら、口径の小さい容器などに水を注入しようとした場
合、容器内の空気の逃げ道がないため水が容器に入らな
いことがあるが、これと同じ現象で上部香料収納容器を
セットした際には、圧力室に勢いよく香料が供給される
ため、圧力室内に空気が残存し香料が入っていかない、
このため、インク液滴吐出ヘッドはインクの供給手段と
してポンプを使用し、強制的にインクを圧力室に供給し
ており、さらに、気泡が圧力室内に残存してもインクと
一緒に気泡を吐出ノズルより外部に排出すれば良いが、
香料の場合は排出された香料から香りが漏出してしまう
ため、意図する香り環境を阻害すると言う課題がある。
【０００７】本発明は、上記課題に鑑み、香りを必要な
ときに人がほのかに感じるいき値程度の極めてわずかな
量でのコントロールを行い、さらに、香りの経時的な匂
い変化もなく安定して発生させることのできる、低価格
で信頼性の高いコンパクトな香り発生装置の提供を目的
とするものである。
ときに人がほのかに感じるいき値程度の極めてわずかな
量でのコントロールを行い、さらに、香りの経時的な匂
い変化もなく安定して発生させることのできる、低価格
で信頼性の高いコンパクトな香り発生装置の提供を目的
とするものである。
【０００８】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明の香り発生装置は、液体香料を供給する上部香
料収納容器と、圧力室を底部に設けた下部香料収納容器
と、前記圧力室の側壁面の一部に形成した、表面に撥油
性物質皮膜を施した吐出ノズルと、前記吐出ノズルと対
向する圧力室側壁面に、前記圧力室に供給された香料に
急激な圧力振動波を生じさせるピエゾ駆動式圧力振動波
発生手段とで構成し、且つ、前記吐出ノズルと、前記圧
力室と、前記圧力振動波発生手段とを前記下部香料収納
容器内香料の液面より低位置に配し、電気信号に応じて
前記吐出ノズルから液体香料の微小液滴を吐出／停止さ
せるよう構成したことを特徴とするものである。
に本発明の香り発生装置は、液体香料を供給する上部香
料収納容器と、圧力室を底部に設けた下部香料収納容器
と、前記圧力室の側壁面の一部に形成した、表面に撥油
性物質皮膜を施した吐出ノズルと、前記吐出ノズルと対
向する圧力室側壁面に、前記圧力室に供給された香料に
急激な圧力振動波を生じさせるピエゾ駆動式圧力振動波
発生手段とで構成し、且つ、前記吐出ノズルと、前記圧
力室と、前記圧力振動波発生手段とを前記下部香料収納
容器内香料の液面より低位置に配し、電気信号に応じて
前記吐出ノズルから液体香料の微小液滴を吐出／停止さ
せるよう構成したことを特徴とするものである。
【０００９】また、本発明は圧力室形状を長方錘状とす
ることにより、上部香料収納容器から供給される香料が
圧力室内の空気層と完全に置換され、気泡の残存なく圧
力室に香料が供給されるよう構成したことを特徴とする
ものである。
ることにより、上部香料収納容器から供給される香料が
圧力室内の空気層と完全に置換され、気泡の残存なく圧
力室に香料が供給されるよう構成したことを特徴とする
ものである。
【００１０】また、本発明は上部香料収納容器から気泡
の残存なく香料が圧力室に供給されるよう、上部香料収
納容器の供給口先端と圧力室とを液誘導体で結合するよ
う構成したことを特徴とするものである。
の残存なく香料が圧力室に供給されるよう、上部香料収
納容器の供給口先端と圧力室とを液誘導体で結合するよ
う構成したことを特徴とするものである。
【００１１】
【作用】上記構成による作用は、以下の通りである。
【００１２】本発明は、圧力室の側壁面に吐出ノズルと
圧力振動波発生手段であるピエゾ振動子とを対向する位
置に設けることにより、ピエゾ振動子からの圧力振動波
を受けた液体香料の共振波が吐出ノズルに直線的に伝わ
るため、ノズル先端より香料を噴霧させることが可能と
なる。このため、インク液滴吐出ヘッドのような圧力室
内で圧力上昇をさせる必要がなく、さらに、香料を強制
的に供給する必要もないため、圧力室への香料供給用の
流入口を開放状態とすることができ、複雑な気泡除去手
段を設ける必要もない。
圧力振動波発生手段であるピエゾ振動子とを対向する位
置に設けることにより、ピエゾ振動子からの圧力振動波
を受けた液体香料の共振波が吐出ノズルに直線的に伝わ
るため、ノズル先端より香料を噴霧させることが可能と
なる。このため、インク液滴吐出ヘッドのような圧力室
内で圧力上昇をさせる必要がなく、さらに、香料を強制
的に供給する必要もないため、圧力室への香料供給用の
流入口を開放状態とすることができ、複雑な気泡除去手
段を設ける必要もない。
【００１３】また、圧力室の流入口を単に開放状態とし
ただけでは、上部香料収納容器より香料が勢いよく供給
された際、圧力室内の空気を除去する孔がないため香料
が供給されなく、さらに、徐々に香料供給されても液体
の表面張力によりメニスカスが形成されては、圧力室の
空気層と香料とが置換されないことがあるが、圧力室形
状を長方錘状とすることにより、液体香料の表面張力に
よるメニスカスを形成することなく、さらに、気泡の残
存もなく圧力室に香料が供給される。
ただけでは、上部香料収納容器より香料が勢いよく供給
された際、圧力室内の空気を除去する孔がないため香料
が供給されなく、さらに、徐々に香料供給されても液体
の表面張力によりメニスカスが形成されては、圧力室の
空気層と香料とが置換されないことがあるが、圧力室形
状を長方錘状とすることにより、液体香料の表面張力に
よるメニスカスを形成することなく、さらに、気泡の残
存もなく圧力室に香料が供給される。
【００１４】また、上部香料収納容器の供給口先端と圧
力室とを液誘導体で結合することにより、液滴で供給口
を塞ぐことがなく液供給通路と通気通路とが確保できる
ため、上部香料収納容器内の香料は気泡の残存なく圧力
室に供給される。
力室とを液誘導体で結合することにより、液滴で供給口
を塞ぐことがなく液供給通路と通気通路とが確保できる
ため、上部香料収納容器内の香料は気泡の残存なく圧力
室に供給される。
【００１５】また、上部および下部の香料収納容器内の
香料液面より低位置に吐出ノズルを設け、ノズル開口面
にフッ素系の撥油性物質をコーティングすることによ
り、撥油性皮膜の香料に対する接触角の作用で香料はノ
ズルから流出せずにノズル開口部に凸状のメニスカスを
形成して安定状態が保持される。このため、上部香料収
納容器より供給された香料は流入口より圧力室供給され
るが、ノズルからの液垂れによる香りの漏出はなく、さ
らに、香りの不要な場合に香りが発生するといったこと
もなく無駄な消費も防止できる。
香料液面より低位置に吐出ノズルを設け、ノズル開口面
にフッ素系の撥油性物質をコーティングすることによ
り、撥油性皮膜の香料に対する接触角の作用で香料はノ
ズルから流出せずにノズル開口部に凸状のメニスカスを
形成して安定状態が保持される。このため、上部香料収
納容器より供給された香料は流入口より圧力室供給され
るが、ノズルからの液垂れによる香りの漏出はなく、さ
らに、香りの不要な場合に香りが発生するといったこと
もなく無駄な消費も防止できる。
【００１６】また、香料の吐出は圧力振動波発生手段で
あるピエゾ振動子に入力する電気信号の駆動電圧や駆動
周波数および駆動時間などを制御することによって微量
な噴霧量の制御は可能となる。
あるピエゾ振動子に入力する電気信号の駆動電圧や駆動
周波数および駆動時間などを制御することによって微量
な噴霧量の制御は可能となる。
【００１７】また、香料は消費された分だけ上部香料収
納容器から下部香料収納容器に供給され、上部香料収納
容器には代わりに空気が置換される。このため、ノズル
部に作用する静圧は上部香料収納容器の香料が空になる
まで一定であるため電気信号が一定ならば吐出量も一定
となり、また、下部香料収納容器の液面高さは小さくし
ているため香料がなくなるまで吐出量の変化を小さくで
きると言う効果がある。
納容器から下部香料収納容器に供給され、上部香料収納
容器には代わりに空気が置換される。このため、ノズル
部に作用する静圧は上部香料収納容器の香料が空になる
まで一定であるため電気信号が一定ならば吐出量も一定
となり、また、下部香料収納容器の液面高さは小さくし
ているため香料がなくなるまで吐出量の変化を小さくで
きると言う効果がある。
【００１８】以上のような構成によって吐出効率の高
い、信頼性に優れた香り発生装置が実現でき、安価な装
置で各人の好みにあった香り空間の演出が可能となる。
い、信頼性に優れた香り発生装置が実現でき、安価な装
置で各人の好みにあった香り空間の演出が可能となる。
【００１９】
【実施例】以下、本発明の一実施例について、添付図面
を用い説明する。
を用い説明する。
【００２０】（実施例１）まず、図１、図２、図３によ
り本発明の第一の実施例について説明する。
り本発明の第一の実施例について説明する。
【００２１】図１は本発明の実施例における香り発生装
置の斜視図である。図１において、１はカセット型香り
発生装置、２は香料収納容器部、３は電気信号、４はノ
ズル、５はホルダー、６はリード電極ＰＣ板である。香
り発生装置１は概ね香料を収納する香料収納容器部２
と、香料の微小液滴を電気信号３に応じて吐出するノズ
ル４とから構成されている。そして各々が着脱自在のカ
セット型香り発生装置１は、図示していない送風回路を
もつ香り発生器や空気調和機などの一部に設けられたリ
ード電極取り出し用接点を兼ねたカセット用のホルダー
５に香料収納容器部２が挟まれ、図示していないピエゾ
電極からのリード取り出し用接点がリード電極ＰＣ板６
に接して固定されるようになっている。
置の斜視図である。図１において、１はカセット型香り
発生装置、２は香料収納容器部、３は電気信号、４はノ
ズル、５はホルダー、６はリード電極ＰＣ板である。香
り発生装置１は概ね香料を収納する香料収納容器部２
と、香料の微小液滴を電気信号３に応じて吐出するノズ
ル４とから構成されている。そして各々が着脱自在のカ
セット型香り発生装置１は、図示していない送風回路を
もつ香り発生器や空気調和機などの一部に設けられたリ
ード電極取り出し用接点を兼ねたカセット用のホルダー
５に香料収納容器部２が挟まれ、図示していないピエゾ
電極からのリード取り出し用接点がリード電極ＰＣ板６
に接して固定されるようになっている。
【００２２】図２は本発明の実施例における香り発生装
置の断面図である。図２において、２１は圧力室一体型
の下部香料収納容器、２２は上部香料収納容器、８は香
料、９は圧力室、１０は香料流入口、１１は振動板、１
２はピエゾ板、１３は撥油性皮膜、１５はリード電極
板、１６はリード線、１７は通気孔、１８は補給口であ
る。
置の断面図である。図２において、２１は圧力室一体型
の下部香料収納容器、２２は上部香料収納容器、８は香
料、９は圧力室、１０は香料流入口、１１は振動板、１
２はピエゾ板、１３は撥油性皮膜、１５はリード電極
板、１６はリード線、１７は通気孔、１８は補給口であ
る。
【００２３】香料収納容器部２は圧力室が底部一体化さ
れている下部香料収納容器２１と上部香料収納容器２２
とに分かれており、各香料収納容器２１および２２に
は、例えば果物や花の香りなどに調合された香料８が収
納されている。また、下部香料収納容器２１の底部には
香料８の微小液滴を電気信号３に応じて噴霧させるため
の圧力室が併設されており、上部香料収納容器２２から
下部香料収納容器２１に供給された香料８は香料流入口
１０より圧力室９に供給される。
れている下部香料収納容器２１と上部香料収納容器２２
とに分かれており、各香料収納容器２１および２２に
は、例えば果物や花の香りなどに調合された香料８が収
納されている。また、下部香料収納容器２１の底部には
香料８の微小液滴を電気信号３に応じて噴霧させるため
の圧力室が併設されており、上部香料収納容器２２から
下部香料収納容器２１に供給された香料８は香料流入口
１０より圧力室９に供給される。
【００２４】圧力室９の側壁面の一部には金属性の振動
板１１が、その振動板の外側面にはピエゾ板１２が接合
されている。また、振動板１１と対向する圧力室９の側
壁面に香料８の微小液滴を吐出するためのノズル４が設
けられており、このノズル４の外側面にはフッ素系の撥
油性物質や単分子膜による撥油性皮膜１３が形成されて
いる。なお、ピエゾ板１２からの電極を取り出すため、
例えば片面銅張り積層板で形成したリード電極板１５の
絶縁側を下部香料収納容器２１の一部に固定し、ピエゾ
板１２の電極面からボンディングなどによって引き出さ
れたリード線１６の他端をリード電極板１５の銅箔側に
接続してある。また、下部香料収納容器２１の頂部には
外気と常に連通した小さな通気孔１７が設けてある。
板１１が、その振動板の外側面にはピエゾ板１２が接合
されている。また、振動板１１と対向する圧力室９の側
壁面に香料８の微小液滴を吐出するためのノズル４が設
けられており、このノズル４の外側面にはフッ素系の撥
油性物質や単分子膜による撥油性皮膜１３が形成されて
いる。なお、ピエゾ板１２からの電極を取り出すため、
例えば片面銅張り積層板で形成したリード電極板１５の
絶縁側を下部香料収納容器２１の一部に固定し、ピエゾ
板１２の電極面からボンディングなどによって引き出さ
れたリード線１６の他端をリード電極板１５の銅箔側に
接続してある。また、下部香料収納容器２１の頂部には
外気と常に連通した小さな通気孔１７が設けてある。
【００２５】図３は図２の動作を説明するための断面図
である。図３において２３は下部液面、２４は上部液
面、Ｐ１はノズル４から下部液面２３までの静圧、Ｐ２
はノズル４から上部液面２４までの静圧である。
である。図３において２３は下部液面、２４は上部液
面、Ｐ１はノズル４から下部液面２３までの静圧、Ｐ２
はノズル４から上部液面２４までの静圧である。
【００２６】以上の構成でつくられた香り発生装置１の
動作について説明する。香り発生装置１が図示していな
い送風回路を持つ香り発生器や空気調和機などに設けら
れたホルダー５とリード電極ＰＣ板６間にセットされる
と、ノズル４の位置が下部液面２３より低いためノズル
４開口部には正の静圧Ｐ１が作用するがノズル４面に撥
油性皮膜１３が施してあるため、表面張力が２５ｄｙｎ
ｅ／ｃｍ前後の香料であってもノズル４から液垂れは発
生せずノズル４開口部に凸状のメニスカスを形成して安
定な状態が保持される。例えば、ノズル４の半径ｒを
０．０２５ｍｍ、香料の表面張力γを２５ｄｙｎｅ／ｃ
ｍ、液の密度ρを０．９ｇ／ｃｍ2、重力の加速度ｇを
９８０ｃｍ／ｓｅｃ2、接触角θを６０゜とするとメニ
スカス保持圧Ｐは Ｐ＝（２・γ）／（ｒ・ρ・ｇ・ｓｉｎθ）・・・（１） より１７０ｍｍＡｑ以上となる。即ち、１７０ｍｍＡｑ
以下の静圧Ｈ１ではノズル４からの液垂れは発生しない
ことを意味する。
動作について説明する。香り発生装置１が図示していな
い送風回路を持つ香り発生器や空気調和機などに設けら
れたホルダー５とリード電極ＰＣ板６間にセットされる
と、ノズル４の位置が下部液面２３より低いためノズル
４開口部には正の静圧Ｐ１が作用するがノズル４面に撥
油性皮膜１３が施してあるため、表面張力が２５ｄｙｎ
ｅ／ｃｍ前後の香料であってもノズル４から液垂れは発
生せずノズル４開口部に凸状のメニスカスを形成して安
定な状態が保持される。例えば、ノズル４の半径ｒを
０．０２５ｍｍ、香料の表面張力γを２５ｄｙｎｅ／ｃ
ｍ、液の密度ρを０．９ｇ／ｃｍ2、重力の加速度ｇを
９８０ｃｍ／ｓｅｃ2、接触角θを６０゜とするとメニ
スカス保持圧Ｐは Ｐ＝（２・γ）／（ｒ・ρ・ｇ・ｓｉｎθ）・・・（１） より１７０ｍｍＡｑ以上となる。即ち、１７０ｍｍＡｑ
以下の静圧Ｈ１ではノズル４からの液垂れは発生しない
ことを意味する。
【００２７】このような状態において、図示していない
リモコンなどを介した駆動制御回路によって電気信号３
がホルダー５とリード電極板１５を介してピエゾ板１２
の両面の電極に印加されると、ピエゾ板１２と振動板１
１の振動によって圧力室９内の香料８に急激な圧力振動
波が生じ、その共振波によってノズル４からは電気信号
３に応じた微小液滴が空気中に噴霧され、そのまま空気
中で蒸発するか、図示していない液滴受けや加熱板など
に付着した後蒸発して香りを発生させる。香料８の圧力
室９への供給は香料の静圧Ｐ１と振動板１１とピエゾ板
１２が元に復帰する作用によって香料流入口１０よりな
されるが、振動板１１の復帰時に生じる負圧と香料の静
圧Ｐ１が相殺するためノズル部４のメニスカスに作用す
る圧力は極めて小さい。このため、気泡の吸入や不要な
吐出は起こらない。下部香料収納容器２１の頂部に開け
た小さな通気孔１７は休止時における香りの漏出を最小
限に押え、且つ、香料８の消費に伴う容積変化や、温度
や気圧による下部および上部香料収納容器２１、２２内
の圧力変化を香料８の静圧のみに保持するためである。
なお、液面位置は違っていても静圧Ｐ１とＰ２は同一で
ある。即ち、下部香料収納容器２１内の香料８が噴霧さ
れ下部液面２３が低下すると、上部香料収納容器２２内
の香料８が補給口１８より流出して下部香料収納容器２
１に補給され、代わりに上部香料収納容器２２には補給
口１８から空気が入り下部液面２３と補給口１８開口部
面とがつながったところで大気圧と均衡するため、下部
液面２３は上部香料収納容器２２の香料８が全部なくな
るまで変化せずノズル４にかかる静圧も一定となる。し
たがって、液面の変化による噴霧量の変化を防止できる
ので駆動制御回路の負担が軽くなる。さらに、上部香料
収納容器２２の高さ方向を数式（１）で示したメニスカ
ス保持圧以上にのばし、容積を増やすことも可能であ
る。
リモコンなどを介した駆動制御回路によって電気信号３
がホルダー５とリード電極板１５を介してピエゾ板１２
の両面の電極に印加されると、ピエゾ板１２と振動板１
１の振動によって圧力室９内の香料８に急激な圧力振動
波が生じ、その共振波によってノズル４からは電気信号
３に応じた微小液滴が空気中に噴霧され、そのまま空気
中で蒸発するか、図示していない液滴受けや加熱板など
に付着した後蒸発して香りを発生させる。香料８の圧力
室９への供給は香料の静圧Ｐ１と振動板１１とピエゾ板
１２が元に復帰する作用によって香料流入口１０よりな
されるが、振動板１１の復帰時に生じる負圧と香料の静
圧Ｐ１が相殺するためノズル部４のメニスカスに作用す
る圧力は極めて小さい。このため、気泡の吸入や不要な
吐出は起こらない。下部香料収納容器２１の頂部に開け
た小さな通気孔１７は休止時における香りの漏出を最小
限に押え、且つ、香料８の消費に伴う容積変化や、温度
や気圧による下部および上部香料収納容器２１、２２内
の圧力変化を香料８の静圧のみに保持するためである。
なお、液面位置は違っていても静圧Ｐ１とＰ２は同一で
ある。即ち、下部香料収納容器２１内の香料８が噴霧さ
れ下部液面２３が低下すると、上部香料収納容器２２内
の香料８が補給口１８より流出して下部香料収納容器２
１に補給され、代わりに上部香料収納容器２２には補給
口１８から空気が入り下部液面２３と補給口１８開口部
面とがつながったところで大気圧と均衡するため、下部
液面２３は上部香料収納容器２２の香料８が全部なくな
るまで変化せずノズル４にかかる静圧も一定となる。し
たがって、液面の変化による噴霧量の変化を防止できる
ので駆動制御回路の負担が軽くなる。さらに、上部香料
収納容器２２の高さ方向を数式（１）で示したメニスカ
ス保持圧以上にのばし、容積を増やすことも可能であ
る。
【００２８】（実施例２）以下本発明の第２の実施例に
ついて添付図面を用い説明する。
ついて添付図面を用い説明する。
【００２９】図４は圧力室の開口部形状の状態を示す上
面図であり、圧力室９および流入口１０は開口部が長方
形の形状で構成されている。
面図であり、圧力室９および流入口１０は開口部が長方
形の形状で構成されている。
【００３０】カセット型香り発生装置１は、前述したよ
うに送風回路をもつ香り発生器や空気調和機などに組み
込み使用されるため形状的に制約される。このため、上
部香料収納容器２２より香料８が供給された際、圧力室
９や流入口１０も口径を広くできないため円形に近い形
状であると、香料の表面張力の影響から香料８が流入口
１０を覆ってしまい、圧力室９内の空気と香料８とが置
換されなく圧力室９内に空気溜りができてしまうことが
あるが、本構成のように、流入口１０および圧力室９の
開口部形状を長方形とすることにより、香料の表面張力
によるメニスカスの形成がないため、空気層の残存なく
圧力室９内に香料８が流入される。
うに送風回路をもつ香り発生器や空気調和機などに組み
込み使用されるため形状的に制約される。このため、上
部香料収納容器２２より香料８が供給された際、圧力室
９や流入口１０も口径を広くできないため円形に近い形
状であると、香料の表面張力の影響から香料８が流入口
１０を覆ってしまい、圧力室９内の空気と香料８とが置
換されなく圧力室９内に空気溜りができてしまうことが
あるが、本構成のように、流入口１０および圧力室９の
開口部形状を長方形とすることにより、香料の表面張力
によるメニスカスの形成がないため、空気層の残存なく
圧力室９内に香料８が流入される。
【００３１】（実施例３）以下本発明の第３の実施例に
ついて添付図面を用い説明する。
ついて添付図面を用い説明する。
【００３２】図５は供給形態の異なる構造を示す断面図
である。図５において、２５は液誘導体である。この液
誘導体２５は焼結樹脂や不織布など吸水放水作用のある
材料からできており、上部香料収納容器２２の補給口１
８先端と圧力室９とを液誘導体２５で結ぶことにより、
上部香料収納容器２２から供給された香料８がメニスカ
スの形成なく圧力室９に誘導され、圧力室９内の空気層
と香料８とが完全に置換され気泡の残存なく香料８が供
給できるものである。
である。図５において、２５は液誘導体である。この液
誘導体２５は焼結樹脂や不織布など吸水放水作用のある
材料からできており、上部香料収納容器２２の補給口１
８先端と圧力室９とを液誘導体２５で結ぶことにより、
上部香料収納容器２２から供給された香料８がメニスカ
スの形成なく圧力室９に誘導され、圧力室９内の空気層
と香料８とが完全に置換され気泡の残存なく香料８が供
給できるものである。
【００３３】以上本発明の香り発生装置についての構
成、動作および作用などについて説明したが、香り発生
装置の構成材料には、金属、ガラス、セラミックスなど
の他に、透明または半透明のプラスチック材料などを使
用することにより香料の残量を目で確認することができ
るメリットもあり、また成形型によるコストダウンも可
能となる。また、本香り発生装置は液滴噴霧型なので香
りの成分が使いはじめから終了まで変化しない利点があ
り、カセット式なので香料の種類を数多く揃えることに
より各人の好みにあった香りを選択することが可能であ
る。
成、動作および作用などについて説明したが、香り発生
装置の構成材料には、金属、ガラス、セラミックスなど
の他に、透明または半透明のプラスチック材料などを使
用することにより香料の残量を目で確認することができ
るメリットもあり、また成形型によるコストダウンも可
能となる。また、本香り発生装置は液滴噴霧型なので香
りの成分が使いはじめから終了まで変化しない利点があ
り、カセット式なので香料の種類を数多く揃えることに
より各人の好みにあった香りを選択することが可能であ
る。
【００３４】
【発明の効果】以上のように本発明は、香料収納容器部
を下部香料収納容器と上部香料収納容器に分割し、下部
香料収納容器内の液面より低位置に撥油性皮膜を施した
ノズルを設け、そのノズルと対向する位置に圧力振動波
の発生手段を設けた構造とすることにより、ノズルに作
用する液の静圧を一定に保持できるようにし、吐出の安
定化を図ると共に、圧力振動波による共振波を直接的に
利用して香料の噴霧を行うことができ、また、上記構造
としたことにより、圧力室の気泡の残存などもなく香料
が供給できるため、安定した信頼性の高いピエゾ駆動型
の香り発生装置の提供が可能となる。そして、自動車や
一般家庭などの空気調和機や送風回路を有する単独タイ
プの香り発生器に搭載することにより、手軽な価格で家
庭やオフィスでの各部屋を各人の好みに応じた香り空間
を演出することが可能となり、精神の安定や気分転換を
図ることができるし、作業能率の向上などの効果が期待
できる。
を下部香料収納容器と上部香料収納容器に分割し、下部
香料収納容器内の液面より低位置に撥油性皮膜を施した
ノズルを設け、そのノズルと対向する位置に圧力振動波
の発生手段を設けた構造とすることにより、ノズルに作
用する液の静圧を一定に保持できるようにし、吐出の安
定化を図ると共に、圧力振動波による共振波を直接的に
利用して香料の噴霧を行うことができ、また、上記構造
としたことにより、圧力室の気泡の残存などもなく香料
が供給できるため、安定した信頼性の高いピエゾ駆動型
の香り発生装置の提供が可能となる。そして、自動車や
一般家庭などの空気調和機や送風回路を有する単独タイ
プの香り発生器に搭載することにより、手軽な価格で家
庭やオフィスでの各部屋を各人の好みに応じた香り空間
を演出することが可能となり、精神の安定や気分転換を
図ることができるし、作業能率の向上などの効果が期待
できる。
【図１】本発明の実施例における香り発生装置の斜視図
【図２】本発明の第１の実施例における香り発生装置の
断面図
断面図
【図３】図２の動作を説明するための断面図
【図４】本発明の第２の実施例における香り発生装置の
上方から見た断面図
上方から見た断面図
【図５】本発明の第３の実施例における香り発生装置の
断面図
断面図
【図６】従来のピエゾ駆動型インクジェットヘッドの断
面図
面図
１ 香り発生装置 ３ 電気信号 ４ ノズル ５ ホルダー ６ リード電極ＰＣ板 ８ 香料 ９ 圧力室 １０ 香料流入口 １１ 振動板 １２ ピエゾ板 １３ 撥油性皮膜 １５ リード電極板 １６ リード線 １７ 通気孔 １８ 補給口 ２１ 下部香料収納容器 ２２ 上部香料収納容器 ２３ 下部液面 ２４ 上部液面 ２５ 液誘導体
Claims (3)
- 【請求項１】液体香料を供給する上部香料収納容器と、
圧力室を底部に設ける下部香料収納容器と、前記圧力室
の側壁面の一部に形成した、表面に撥油性物質皮膜を施
した吐出ノズルと、前記吐出ノズルと対向する圧力室側
壁面に、前記圧力室に供給された香料に急激な圧力振動
波を生じさせる圧力振動波発生手段とからなり、電気信
号に応じて前記吐出ノズルから、前記液体香料の微小液
滴を吐出／停止させる一体型香料発生装置であって、前
記吐出ノズルと、前記圧力室と、前記圧力振動波発生手
段とが、前記下部香料収納容器内香料の液面よりも常に
低位置にある香り発生装置。 - 【請求項２】圧力室の香料流入口を、上部香料収納容器
から供給された液体香料が、圧力室の空気層と完全に置
換され気泡の残存なく圧力室に流入するよう、圧力室形
状を長方錘状としたことを特徴とする請求項１記載の香
り発生装置。 - 【請求項３】下部香料収納容器の圧力室へ、上部香料収
納容器の香料を気泡の残存なく安定して供給するため、
前記上部香料収納容器の補給口先端と圧力室とを液誘導
体で結合した請求項１記載の香り発生装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3334761A JP2970152B2 (ja) | 1991-12-18 | 1991-12-18 | 香り発生装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3334761A JP2970152B2 (ja) | 1991-12-18 | 1991-12-18 | 香り発生装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05161702A true JPH05161702A (ja) | 1993-06-29 |
| JP2970152B2 JP2970152B2 (ja) | 1999-11-02 |
Family
ID=18280938
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3334761A Expired - Fee Related JP2970152B2 (ja) | 1991-12-18 | 1991-12-18 | 香り発生装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2970152B2 (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP1213050A3 (de) * | 2000-12-07 | 2003-12-17 | MESSER GRIESHEIM GmbH | Herstellung von Gasgemischen mittels Ink-Jet |
| KR20150129891A (ko) | 2014-05-12 | 2015-11-23 | 한온시스템 주식회사 | 차량용 향 발생 장치 |
| KR20170008530A (ko) * | 2015-07-14 | 2017-01-24 | 한온시스템 주식회사 | 향기 발생 장치 |
-
1991
- 1991-12-18 JP JP3334761A patent/JP2970152B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP1213050A3 (de) * | 2000-12-07 | 2003-12-17 | MESSER GRIESHEIM GmbH | Herstellung von Gasgemischen mittels Ink-Jet |
| KR20150129891A (ko) | 2014-05-12 | 2015-11-23 | 한온시스템 주식회사 | 차량용 향 발생 장치 |
| KR20170008530A (ko) * | 2015-07-14 | 2017-01-24 | 한온시스템 주식회사 | 향기 발생 장치 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2970152B2 (ja) | 1999-11-02 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |