JPH04278342A - 補強ダッシュ部防音材及びその製造方法 - Google Patents

補強ダッシュ部防音材及びその製造方法

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Publication number
JPH04278342A
JPH04278342A JP3063670A JP6367091A JPH04278342A JP H04278342 A JPH04278342 A JP H04278342A JP 3063670 A JP3063670 A JP 3063670A JP 6367091 A JP6367091 A JP 6367091A JP H04278342 A JPH04278342 A JP H04278342A
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JP
Japan
Prior art keywords
soundproofing
sound insulating
reinforced
sound
dash
Prior art date
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Pending
Application number
JP3063670A
Other languages
English (en)
Inventor
Tsuyoshi Goshima
五島 堅
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nihon Tokushu Toryo Co Ltd
Original Assignee
Nihon Tokushu Toryo Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Nihon Tokushu Toryo Co Ltd filed Critical Nihon Tokushu Toryo Co Ltd
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Publication of JPH04278342A publication Critical patent/JPH04278342A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Instrument Panels (AREA)
  • Laminated Bodies (AREA)
  • Casting Or Compression Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
  • Soundproofing, Sound Blocking, And Sound Damping (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、繊維製吸音材、遮音材
及び補強材からなるダッシュ部防音材及びその製造方法
に関し、詳細には補強材を用い、ダッシュパネルへの成
形防音材の密着性を著しく向上せしめ、防音性能、特に
は遮音性能を高めた補強ダッシュ部防音材及びその製造
方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、繊維製吸音材及び遮音材より
なる防音材は、エンジンルームで発生する騒音の車室内
への侵入を満足に防止することを目的として、自動車の
ダッシュパネルに装着されているが、ダッシュパネルへ
の装着に際して、防音材とダッシュパネルとの間に空隙
を生じ、エンジンルームから車室内に騒音が侵入してい
た。従って、自動車ダッシュ部に装着する防音材につい
てはより一層の防音性能の向上が望まれているのが現状
である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、繊維
製吸音材及び遮音材からなる防音材のダッシュパネルへ
の密着性を向上せしめ、ダッシュパネルへの装着に際し
て、防音材とダッシュパネルとの間に空隙を生じること
なく、エンジンルームから車室内への騒音の侵入を防止
し、防音性能、特には遮音性能を高める防音材を実現す
る点にある。
【0004】
【課題を解決するための手段】かかる課題を解決せんと
して、本発明者らは鋭意研究の結果、繊維製吸音材、及
び遮音材からなる防音材に補強材を設けたものであり、
しかして本発明の要旨は、以下の諸項目に存する。
【0005】繊維製吸音材、遮音材及び補強材からなる
ことを特徴とする補強ダッシュ部防音材。
【0006】繊維製吸音材と遮音材の間に補強材を挾置
してなることを特徴とする補強ダッシュ部防音材。
【0007】繊維製吸音材及び遮音材からなる一体化物
と予め成形した補強材からなることを特徴とする補強ダ
ッシュ部防音材。
【0008】遮音材、補強材及び繊維製吸音材を金型に
設置後、同時に成形、一体化してなることを特徴とする
補強ダッシュ部防音材の製造方法。
【0009】予め成形した補強材を金型に設置後、繊維
製吸音材及び遮音材と共に成形、一体化してなることを
特徴とする補強ダッシュ部防音材の製造方法。
【0010】本発明において、必須の構成成分である補
強材とは、ダッシュパネルに装着する防音材の密着性向
上のために施用する棒状、平板状のものであり、例えば
、防音材の周囲にフレーム(枠)の如く設け、更には縦
横に骨の如く構成することが推奨できる。その際、クリ
ップ位置に相当する部分にも構成することによりクリッ
プと一体化してより強固に固定し、密着性が向上する。 補強材は、アルミニウム、鋼板、鉄等の金属製又はウレ
タン樹脂、塩化ビニル樹脂、エポキシ樹脂等の樹脂製成
形物のいずれでも差し支えない。補強材は、防音材の表
面か裏面もしくは内部に設ける方法をとる。
【0011】本発明に用いる繊維製吸音材は、主として
嵩高性不織布を成形してなるものである。嵩高性不織布
とは、羊毛等の動物性繊維、麻、綿等の植物性繊維、ガ
ラスウール、ロックウール等の鉱物性繊維、アクリル、
ナイロン、テトロン、レーヨン等の合成樹脂性繊維の不
連続繊維材料の一種もしくは二種以上と熱硬化性樹脂又
は熱可塑性樹脂よりなるものである。上記繊維材料とし
ては、落綿、反毛、合成繊維クズ等の産業廃棄物を用い
ることは経済的に好ましいことである。かかる嵩高性不
織布は一般的には厚さが8〜50mmであり、面密度は
400〜4000g/m2 である。
【0012】防音材を構成する遮音材は、ゴム系、合成
樹脂系、瀝青質系もしくはこれらを混合した成分をバイ
ンダー成分とし、他の成分として充填材を含有したもの
を混練し、シート状に圧延、成形したものである。例え
ば加熱溶融したゴム等の1種以上と充填材を加熱混練機
にて混合し、押出した後圧延する工程により製造される
【0013】繊維製吸音材、遮音材及び補強材を一体化
成形する方法としては、遮音材、補強材及び繊維製吸音
材、又は補強材、繊維製吸音材及び遮音材をこの順に、
又は補強材、遮音材及び繊維製吸音材をこの順に下金型
に載置した後圧縮成形する方法、もしくは予め所望形状
に成形した補強材を使用し、上記の方法により圧縮成形
する方法によることを推奨するものである。圧縮成形の
条件としては、例えば140〜250℃で30秒〜2分
間、1〜200kg/cm2 の条件が好ましい。
【0014】
【実施例】以下に実施例を挙げ本発明のより詳細な理解
に供する。当然のことながら本発明は以下の実施例のみ
に限定されるものではない。
【0015】
【実施例1】ブチルゴム30重量部、ストレート/ブロ
ン混合アスファルト5重量部、EVA5重量部、炭酸カ
ルシウム50重量部及びタルク10重量部を混練し、1
mm厚に押出し成形し、遮音材となした。反毛30重量
部、落綿50重量部を開繊混合し、融点150℃で反応
温度180℃のフェノール樹脂粉末20重量部を散布混
合し、フリース形成機でフリースとなした後160℃の
加熱炉を通して厚さ25mm、面密度950g/m2 
の繊維製吸音材を得た。下金型上にアルミニウムからな
る補強材、上記遮音材及び上記繊維製吸音材を順次載置
し、200℃で45秒、5kg/cm2 の条件で加圧
成形し、補強防音材1となした。
【0016】
【実施例2】下金型上に実施例1と同じ遮音材、エポキ
シ樹脂からなる補強材、及び実施例1と同じ繊維製吸音
材を順次載置し、200℃で45秒、5kg/cm2 
の条件で加圧成形し、補強防音材2となした。
【0017】
【実施例3】下金型上に予め成形した鋼板からなる補強
材、実施例1と同じ繊維製吸音材、及び実施例1と同じ
遮音材を順次載置し、200℃で45秒、5kg/cm
2 の条件で加圧成形し、補強防音材3となした。
【0018】
【従来例】実施例1と同じ遮音材、及び実施例1と同じ
繊維製吸音材を順次載置し、200℃で45秒、5kg
/cm2 の条件で加圧成形し、防音材4となした。
【0019】
【試験方法】防音材1〜防音材4をダッシュパネルに装
着後、実車にて各周波数での車室内の防音性能を比較し
た。
【0020】
【結果】
【0021】
【発明の効果】本発明になる補強ダッシュ部防音材は、
従来のダッシュ部防音材に比べて、防音材の外周及び開
孔部がダッシュパネルに密着し、著しい密着性の向上に
より防音性能を向上せしめることが明らかになった。
【0022】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明になるダッシュ部防音材の斜視図である
【図2】本発明になるダッシュ部防音材の部分断面図で
ある。
【図3】従来のダッシュ部防音材の断面図である。
【符号の説明】
1  繊維製吸音材 2  遮音材 3  補強材 4  クリップ 5  ダッシュパネル

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  繊維製吸音材1、遮音材2及び補強材
    3からなることを特徴とする補強ダッシュ部防音材。
  2. 【請求項2】  繊維製吸音材1と遮音材2の間に補強
    材3を挾置してなることを特徴とする補強ダッシュ部防
    音材。
  3. 【請求項3】  繊維製吸音材1及び遮音材2からなる
    一体化物と予め成形した補強材3からなることを特徴と
    する補強ダッシュ部防音材。
  4. 【請求項4】  遮音材2、補強材3及び繊維製吸音材
    1を金型に設置後、同時に成形、一体化してなることを
    特徴とする補強ダッシュ部防音材の製造方法。
  5. 【請求項5】  予め成形した補強材3を金型に設置後
    、繊維製吸音材1及び遮音材2と共に成形、一体化して
    なることを特徴とする補強ダッシュ部防音材の製造方法
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20040025965A (ko) * 2002-09-17 2004-03-27 현대자동차주식회사 자동차의 엔진실용 차음재
KR100480511B1 (ko) * 2001-09-25 2005-03-31 주식회사 한국발보린 수용성 방음, 방청 코팅제의 제조방법 및 이 물질을도포하여 코팅하는 방법

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JPH02236335A (ja) * 1989-03-09 1990-09-19 Matsushita Electric Ind Co Ltd 積層体、遮音パネルおよび聴音室

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