JPH0427725B2 - - Google Patents

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JPH0427725B2
JPH0427725B2 JP57017738A JP1773882A JPH0427725B2 JP H0427725 B2 JPH0427725 B2 JP H0427725B2 JP 57017738 A JP57017738 A JP 57017738A JP 1773882 A JP1773882 A JP 1773882A JP H0427725 B2 JPH0427725 B2 JP H0427725B2
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JP
Japan
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JP57017738A
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Ryuichi Fukuda
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Nippon Columbia Co Ltd
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Nippon Columbia Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、電力増幅器のバイアス回路の改良に
関する。
一般に、電力増幅器のバイアス回路には第1図
に示すようなダイオード3−1や可変抵抗3−2
等から成る定電圧回路によるバイアス回路3が用
いられ、プツシユプル接続の出力トランジスタ5
及び6の両ベース間に接続して該出力トランジス
タのバイアス電流を定めている。第1図におい
て、1は入力端子、2は入力トランジスタ、4は
定電流源、7,8は抵抗、9は出力端子、10は
負荷抵抗、+Bは正電源、−Bは負電源である。
ところが、このようなバイアス回路は、出力ト
ランジスタ5,6の温度が上昇したりすると該出
力トランジスタ5,6のバイアス電流が変化する
ので、温度補償素子であるダイオード3−1によ
つて上記出力トランジスタの温度上昇を検出し、
バイアス電流の変化を補正して動作の安定を図つ
ている。しかし、かような温度補償の方法は、出
力トランジスタを取付けたラジエータ等を介して
温度の検出をしているので、熱伝達時間の遅れや
各素子の温度特性の違い等によつて正確な温度補
償が困難であつて、バイアス電流の安定化に時間
を要したり、バイアス電流の補正に過不足を生じ
たりしてバイアス電流が安定性に欠ける難点があ
る。
本発明は、上述の如き欠点がなく温度安定性の
よい電力増幅器バイアス回路を提供しようとする
ものである。以下、図面を用い本発明を具体的に
説明する。
第2図は、本発明の第1実施例を示す略式回路
図である。図において、第1図と対応する部分に
は同一の符号を付して説明を省略する。11−1
は差動増幅、11−2及び11−3は減衰器で、
これらはA,B2点間の電圧を検出する検出回路
11を構成する。減衰器11−2,11−3は、
出力トランジスタ5,6の大きな出力信号を差動
増幅器11−1の入力回路の動作範囲内に減衰す
るためのものである。12は、検出回路11で検
出した電圧と基準信号源19の電圧とを比較する
比較器である。13−1は抵抗、13−2はコン
デンサでこれらは積分回路を構成し、13−3
は、積分回路の積分信号によりその内部インピー
ダンスが変化する駆動回路で、本実施例ではホ
ト・カプラである。便宜上、これらの13−1,
13−2及び13−3より成る回路13を積分・
駆動回路と呼ぶことにする。
本実施例の動作は、次のとおりである。
まず、無信号時の動作について説明する。この
場合、出力トランジスタ5及び6のバイアス電流
は抵抗7及び8に流れ、これらの抵抗の両端A,
B間に電圧降下を生じるから、検出回路11には
上記バイアス電流の大きさに応じた電圧が印加さ
れ、検出回路11の出力にバイアスの大きさに応
じた検出信号が得られる。この検出信号は、比較
器12の一方の端子に印加され、その他方の端子
Eに印加された基準信号レベルと比較される。比
較器12は、端子Eの基準信号レベルより検出信
号が大きい場合には高(H)レベル信号を、検出
信号が小さい場合には低(L)レベル信号を生
じ、この比較信号を積分・駆動回路13に印加す
る。積分・駆動回路13は、比較信号を積分して
得られる積分信号によりホト・カプラ13−3の
内部インピーダンスを変化させる。この内部イン
ピーダンスの変化によつて点C,D間の電圧降下
を変化させ、出力トランジスタ5,6のバイアス
電流を制御する。すなわち、温度上昇等によつて
出力トランジスタ5,6のバイアス電流が増加す
ると、検出回路11の検出信号が増加し、検出信
号が端子Eの所定の基準信号レベルを越えると比
較器12がHレベル信号を出力し、このHレベル
信号が積分・駆動回路13に印加されて駆動回路
13−3の内部インピーダンスを減少させ、点
C,D間の電圧降下が減少してバイアスを減少さ
せる。また、逆に何らかの原因で出力トランジス
タ5,6のバイアス電流が減少すると、上述の説
明と逆の動作により、比較器12はLレベル信号
を出力し点C,D間の電圧降下は増加してバイア
スを増加させる。本発明は、上述のように、出力
トランジスタのバイアス電流の変動を直接検出し
所定の基準信号レベルと比較して制御することを
特徴とし、これにより、バイアス電流は優れた安
定性を保つことができ、しかもバイアス電流の安
定化に要する時間も極めて短くなる。
次に、入力信号が印加された場合の動作につい
て説明する。本発明バイアス回路は、上述のとお
り比較器12の端子Eに印加する基準信号レベル
に応じてバイアスを制御できるので、この基準信
号レベルを変えると、出力トランジスタの動作を
通常のA級動作に限らず種々の動作状態に設定す
ることができる。
第3図は、通常のA級動作の場合の波形図であ
る。通常のA級動作をさせる場合は、予め端子E
に固定直流電圧を印加し、第3図の無信号時のよ
うに固定のA級バイアス電流を流しておく。い
ま、入力端子1に入力信号が印加され、信号の極
性が仮に出力トランジスタ5の電流I5が増加し出
力トランジスタ6の電流I6が減少するような場合
であつたとすると、抵抗7両端の電圧降下は増大
し抵抗8両端の電圧降下は減少するが、その増加
及び減少の変化分は等しいから、結局、点A,B
間の電圧は一定で出力信号電流の大きさには左右
されない。したがつて、検出回路11はバイアス
電流に応じた検出信号を出力し、上述の無信号時
の場合と同様にバイアスは安定に制御され、小信
号時も大信号時も第3図に示すようにバイアスが
安定した良好なA級動作となる。
第4図は、信号の大きさに応じてバイアスが変
化する効率のよいA級動作の場合の波形図であ
る。上述のように、出力トランジスタのバイアス
電流は第2図の端子Eに加える基準信号レベルに
応じて制御されるから、入力信号を検波すること
により信号の大きさに応じて変化する直流信号を
得、この直流信号を基準信号として端子Eに印加
すれば、第4図のような動作電流波形となる。す
なわち、無信号時にはバイアスは小さく、出力信
号の大きさに応じてバイアスが大きくなるので、
効率のよいA級動作とすることができる。第6図
は、この場合の付加回路の例を示す略式回路図で
ある。図示のように、両出力トランジスタ5,6
のエミツタに接続した抵抗14,15及び差動増
幅器16によつて出力信号電流に応じた交流信号
のみを取出し、この交流信号を両波検波回路17
で両波検波し平滑回路18で平滑して得られた、
出力信号電流の大きさに応じた直流信号を基準信
号として端子Eに印加する。ここで、出力端子9
にはエミツタ抵抗と負荷10によつて分圧された
出力信号が現われ、抵抗14,15の接続点には
分圧されない出力信号が現われるから、その差信
号は交流となる。
第5図は、カツトオフしないようにした準B級
動作の場合の波形図である。出力信号電流の大き
さに応じた両波検波信号を上記の基準信号とすれ
ば、第5図に示すような動作電流波形となる。例
えば、第6図の平滑回路18を省略して両波検波
回路17の出力を基準信号として端子Eに印加す
ると、減少しようとするエミツタ電流と増大しよ
うとするバイアス電流とが相殺されて、図のよう
な波形になる。
上述のように、基準信号として直流信号や両波
検波信号等を用いることにより、A級動作のほか
準B級動作など出力トランジスタの動作状態を任
意に設定でき、且つ出力トランジスタが温度ドリ
フトしたりしてもバイアス電流は安定に制御され
る。
第7図は、本発明の第2実施例を示す略式回路
である。本例は、出力端子9の出力信号レベルに
追従して動作する浮動電源20及び21で駆動し
た場合を示す。検出回路11の減衰器11−2,
11−3は、場合により省略できる。差動増幅器
11−1の各入力端子の入力は出力交流信号成分
を含むが、浮動電源の変動と同じなので浮動電源
は小さなものでよい。積分・駆動回路13は、第
2図のホト・カプラ13−3の代わりにFET1
3−4,13−5を用いている。このように、バ
イアス回路を駆動する電源は、その一端が接地さ
れた固定の電源でもよいし、出力端子9の出力信
号に追従して動作する浮動電源を用いてもよい。
また、バイアス電流に応じた信号を検出する回路
11、比較器12、積分・駆動回路13なども、
上述の実施例に限らず種々の方法によつて実施す
ることができる。例えば、実施例のように比較器
12の出力を直接抵抗13−1に加えず、比較器
12の出力がオンになつた時別に設けたパルス発
生器のゲートを開いてパルス信号を抵抗13−1
に加えるようにしてもよい。本明細書において
は、この場合のようなパルス発生器を含めて比較
手段と呼ぶこととする。
以上説明したとおり、本発明によれば、温度変
化に対し安定な電力増幅器のバイアス回路を提供
しうるのみならず、出力トランジスタの種々の動
作状態に対応しうる利点がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来例を示す回路図、第2図は本発明
の第1実施例を示す略式回路図、第3〜第5図は
第2図のものの動作説明用波形図、第6図は第4
図の動作を得る場合の付加回路の例を示す略式回
路図、第7図は本発明の第2実施例を示す略式回
路図である。 5…第1出力トランジスタ、6…第2出力トラ
ンジスタ、11,11−1…検出手段、12…比
較手段、13…積分・駆動手段。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 互いに異なる導電型の第1及び第2の出力ト
    ランジスタを有するエミツタホロワ型プツシユプ
    ル接続の電力増幅器のバイアス回路において、 上記第1及び第2の出力トランジスタの各エミ
    ツタに接続された抵抗器を流れるバイアス電流に
    応じた検出信号を出力する検出手段と、 上記検出信号と、入力信号に応じたレベルの基
    準信号とを比較して、上記検出信号のレベルが上
    記基準信号のレベルを越えると第1のレベルの出
    力信号を発生すると共に、上記検出信号のレベル
    が上記基準信号のレベルより小さいと第2のレベ
    ルの出力信号を発生する比較手段と、 該比較手段の出力信号を積分して得られる積分
    信号を上記第1及び第2の出力トランジスタのベ
    ースバイアス回路に加えて上記バイアス電流を制
    御する積分・駆動手段とを具えたことを特徴とす
    る電力増幅器のバイアス回路。 2 互いに異なる導電型の第1及び第2の出力ト
    ランジスタを有するエミツタホロワ型プツシユプ
    ル接続の電力増幅器のバイアス回路において、 上記第1及び第2の出力トランジスタの各エミ
    ツタに接続された抵抗器を流れるバイアス電流に
    応じた検出信号を出力する検出手段と、 上記検出信号と、一定レベルの基準信号とを比
    較して、上記検出信号のレベルが上記基準信号の
    レベルを越えると第1のレベルの出力信号を発生
    すると共に、上記検出信号のレベルが上記基準信
    号のレベルより小さいと第2のレベルの出力信号
    を発生する比較手段と、 該比較手段の出力信号を積分して得られる積分
    信号を上記第1及び第2の出力トランジスタのベ
    ースバイアス回路に加えて上記バイアス電流を制
    御する積分・駆動手段とを具えたことを特徴とす
    る電力増幅器のバイアス回路。
JP57017738A 1982-02-05 1982-02-05 電力増幅器のバイアス回路 Granted JPS58150307A (ja)

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JPS58150307A JPS58150307A (ja) 1983-09-07
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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EP0293486B1 (en) * 1986-11-21 1991-03-13 KASAI, Takafumi Amplifier having a constant-current bias circuit
JP2647208B2 (ja) * 1989-09-27 1997-08-27 株式会社東芝 A級プッシュプル出力回路
JP4946643B2 (ja) * 2007-06-08 2012-06-06 横河電機株式会社 パワーアンプ回路

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