JPH042764Y2 - - Google Patents

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JPH042764Y2
JPH042764Y2 JP9158587U JP9158587U JPH042764Y2 JP H042764 Y2 JPH042764 Y2 JP H042764Y2 JP 9158587 U JP9158587 U JP 9158587U JP 9158587 U JP9158587 U JP 9158587U JP H042764 Y2 JPH042764 Y2 JP H042764Y2
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JP
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contact shaft
cover
end surface
air blower
outer periphery
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JP9158587U
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JPS63201041U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は横形工作機械に用いられる自動工具長
補正装置用、タツチセンサの保護カバーに関す
る。
従来技術 マシニングセンタに用いられる自動工具長補正
装置タツチセンサは第4図に示すように高精度リ
ミツトスイツチを内蔵した筺体101はばねによ
り突出勝手に付勢された接触軸102の先端の超
硬製接触片103が工具刃先に当接して接触軸1
02が後退しリミツトスイツチがタツチ信号を出
力する構造のものが多く使用されている。このタ
ツチセンサは切粉や切削水の飛散を被う位置に設
置されることが多く、対策としてアコーデイオン
式ゴムブーツ104で接触軸外周を覆い、更にア
コーデイオン式ゴムブーツ104カバー105,
106で覆い、エアブロア107で側面からエア
ーを吹きつけて接触片103端面の清掃と同時に
カバー外周を切粉や切削剤から保護するようにし
ていた。
考案が解決しようとする問題点 従来のものは接触片103を上向きにして取付
けられる立形マシニングセンタの自動工具長補正
装置用としては比較的有効なカバー構造であるが
横形マシニングセンタのように接触軸102を水
平方向として取付けるものはエアブロア107を
上にすると干渉が問題になるので下に付けること
になりエアブロア107の影になる上部へ切粉や
切削水が溜り易く切粉や切削水がカバー105と
106の隙間から侵入し、切粉によつてアコーデ
イオン式ゴムブーツ104が焼けたり、切れたり
するトラブルを起こすという問題点を有してい
た。
問題点を解決するための手段 横形工作機械の自動工具長補正装置に用いられ
る接触軸端が工具に当接してタツチ信号を出力す
るタツチセンサ4において、前記接触軸8の突出
部に下方からエアーを吹きつけるエアブロアと、
前記接触軸8の先端鍔部8aとセンサ用筺体7の
前蓋端7a面の間に設けられ前記接触軸8の突出
部外周を覆う円筒形アコーデオン式ゴムブーツ1
0と、前記前蓋7a端面に接触軸8と同心に固着
され前記アコーデイオン式ゴムブーツ10外周を
覆う円筒形の内カバー11と、前記接触軸8の鍔
部8a前端面に固着され後端外周前記エアブロア
の反対側半分に鍔形のひれ12aを有し前記内カ
バー11の前端部が微小隙間を有して重なる有底
円筒形の前カバー12と、前記前蓋7a端面の前
記エアブロアの反対側に前記接触軸8と同心に固
着され先端に円弧状のエプロン13aを備え前記
前カバーのひれ12a及び同筒の外周半分を微小
隙間を有し覆う半円筒形の上カバー13を含んで
なるものである。
実施例 以下本考案の実施例を図面にもとづき説明す
る。横形マシニングセンタのテーブル1上にパレ
ツト2が着脱可能に固設され、パレツト2近くの
テーブル上に主軸3の軸中心線と平行且つ主軸向
を向いてタツチセンサ4と取付けられており主軸
3には工具Tが装置されている。タツチセンサ用
筺体7の前蓋7aに穿設された水平方向の穴にブ
シユ7bを介して軸方向に移動可能に接触軸8が
嵌挿されており接触軸の後端と筺体7の図示しな
い後蓋の内側との間に介装された圧縮ばねにより
接触軸8は常時突出勝手に付勢されている。接触
軸8は先端近くに鍔部8aを有し先端に工具Tと
当接する超硬製の接触片9が埋設されており、接
触片9が工具Tに当接してばね力に抗して接触軸
8が移動され筺体7に内蔵された図示しない高精
度リミツトスイツチが作動してタツチ信号をNC
に出力するようになつている。
接触軸の鍔部8aの左側の溝8bと前蓋右端面
の接触軸と同心の溝7cに両端の取付部が嵌着さ
れて円筒状のアコーデイオン式ゴムブーツ10が
取付けられている。アコーデイオン式ゴムブーツ
10が外周は前蓋7a右端面に固着された円筒状
の内カバー11によつて覆われ、内カバー11の
前側は接触軸の鍔部8aの右端に固着された有底
円筒形状の前カバー12の左側に微小隙間を有し
て重なつている。そして前カバー12の左側外周
の上側半分に一体の鍔形のひれ12aが設けられ
ており、内カバー11と前カバー12の上側半分
は前蓋7a右端面に接触軸8と同心に固着され先
端内側に円弧状のエプロン13bを配した半円筒
形の上カバー13によつて覆われている。そして
上カバー13の半円筒部13aの内周とひれ12
aの外周及び上カバー13のエプロン13bの内
周と前カバー12の円筒外周とは微小隙間を有し
て重なつている。
筺体7の底面に固着されるエアパイプ取付部1
5にエアパイプ16が接触軸8と平行かつエアー
噴出用ノズル16aを上にして固着されておりエ
アパイプ取付部15下側から供給される圧縮空気
の上向きの噴出によつて接触片9先端及び内カバ
ー11、前カバー12が保護されるようになつて
いる。
作 用 マシニングセンタが指導されると同時にタツチ
センサ用筺体7の下面に固着されたエアパイプの
ノズル16aからエアーが噴出して接触片9の先
端当接部の清掃が行われるとともに、内カバー1
1,前カバー12の下側隙間部が保護され、噴出
するエアーの影になる上側は内カバー13によつ
て覆われているので切削加工が開始され上側に切
粉や切削水が溜まつても前カバー12,上カバー
13によつて阻止され侵入することがない。
計測時には主軸3が接触軸8と同心且つ接触片
9のわずか手前に装着工具Tの刃先が来る位置に
位置決めされテーブル1のZ軸方向主軸側への移
動で工具Tの刃先が接触片9先端に当接し接触軸
8を筺体側へ移動する。接触軸8が移動に際して
は、接触軸と移動する前カバー12と上カバー1
3,内カバー11が重なる個所はすべて微小隙間
を有して重なつておりカバー同士の摩擦が無いの
で円滑に接触軸8の移動が行われ、接触軸の移動
で高精度リミツトスイツチが作動してタツチ信号
をNCに送る。このときのテーブル1のZ軸方向
の位置がNC内で記憶され工具長補正が自動的に
行われる。
効 果 以上詳述したように本考案はタツチセンサの接
触軸の突出部分の保護カバーは接触軸外周に設け
られたゴムブーツとゴムブーツ外周を覆う円筒形
の内カバーと、端面外周上半分にひれを有する有
底円筒形の前カバーと、前カバー,内カバーの上
半分を覆う先端内側にエプロンを有する半円筒形
の上カバーによつて構成され各カバーの重なり部
分はすべて微小隙間を有するようになし、更に下
側からエアを吹き付けるようになしたので切粉や
切削水の侵入がなく、故障のないタツチセンサが
得られ自動工具長補正が順調に行われることによ
り加工能率が向上するとともにメインテナンス費
用が減少する効果を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案のカバー部及びエアブロア部を
一部切断面で表した正面図、第2図はタツチセン
サの本機取付説明図、第3図は第1図のA−A視
図でカバーの側面図、第4図は従来技術の説明図
である。 3……主軸、4……タツチセンサ、7……筺
体、8……接触軸、10……ゴムブーツ、11…
…内カバー、12……前カバー、12a……ひ
れ、13……上カバー。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 横形工作機械の自動工具長補正装置に用いられ
    る接触軸端が工具に当接してタツチ信号を出力す
    るタツチセンサにおいて、前記接触軸の突出部に
    下方からエアーを吹きつけるエアブロアと、前記
    接触軸の先端鍔部とセンサ用筺体の前蓋端面の間
    に設けられ前記接触軸の突出部外周を覆う円筒形
    アコーデオン式ゴムブーツと、前記前蓋端面に接
    触軸と同心に固着され前記ゴムブーツ外周を覆う
    円筒形の内カバーと、前記接触軸の鍔部前端面に
    固着され後端外周前記エアブロアの反対側半分に
    鍔形のひれを有し前記内カバーの前端部が微小隙
    間を有して重なる有底円筒形の前カバーと、前記
    前蓋端面の前記エアブロアの反対側に前記接触軸
    と同心に固着され先端に円弧状のエプロンを備え
    前記前カバーのひれ及び同筒の外周半分を微小隙
    間を有し覆う半円筒形の上カバーを含んでなるエ
    アブロア付タツチセンサの保護カバー。
JP9158587U 1987-06-15 1987-06-15 Expired JPH042764Y2 (ja)

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JP9158587U JPH042764Y2 (ja) 1987-06-15 1987-06-15

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JPS63201041U JPS63201041U (ja) 1988-12-26
JPH042764Y2 true JPH042764Y2 (ja) 1992-01-30

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002079404A (ja) * 2000-09-05 2002-03-19 Seibu Electric & Mach Co Ltd 刃物位置寸法管理装置
JP6424109B2 (ja) * 2015-02-17 2018-11-14 Dmg森精機株式会社 工具長測定装置
JP7419643B2 (ja) * 2021-11-05 2024-01-23 株式会社日進Fulfil 切削加工装置

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JPS63201041U (ja) 1988-12-26

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