JPH04276134A - 回転電機付ターボチャージャの制御装置 - Google Patents

回転電機付ターボチャージャの制御装置

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Publication number
JPH04276134A
JPH04276134A JP3062530A JP6253091A JPH04276134A JP H04276134 A JPH04276134 A JP H04276134A JP 3062530 A JP3062530 A JP 3062530A JP 6253091 A JP6253091 A JP 6253091A JP H04276134 A JPH04276134 A JP H04276134A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
engine
valve
electric rotating
turbocharger
electrical machine
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP3062530A
Other languages
English (en)
Inventor
Shinji Hara
真治 原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Isuzu Motors Ltd
Original Assignee
Isuzu Motors Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Isuzu Motors Ltd filed Critical Isuzu Motors Ltd
Priority to JP3062530A priority Critical patent/JPH04276134A/ja
Publication of JPH04276134A publication Critical patent/JPH04276134A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はターボチャージャのター
ビン軸に配置した回転電機を制御する回転電機付ターボ
チャージャの制御装置に関し、特に一台のエンジンに複
数のターボチャージャを取付けた回転電機付ターボチャ
ージャの制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、エンジンの排気エネルギーを回収
してエンジンの吸気圧を高めるターボチャージャが広く
使用され、さらにターボチャージャのタービン軸に回転
電機を取付け、エンジンの運転状態に応じて回転電機の
電動駆動または発電作動を制御する試みが種々なされて
いる。
【0003】そして、この種の回転電機付ターボチャー
ジャの制御に際し、例えばアクセルペダルの踏込量に応
じ、回転電機を電動駆動して過給気の昇圧の助勢時に、
ターボチャージャの異常を検出する手段によって故障を
診断する提案が特開平2−23232号公報に開示され
ている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このようなターボチャ
ージャの過給作動を助勢する回転電機の電動駆動時には
大電力を要するもので、2台の回転電機付ターボチャー
ジャを例えば1台のV型エンジンに取付けて過給気の増
大を図ると、回転電機への供給電力が大となって長時間
の電動駆動ではバッテリの上りが生ずる虞がある。そし
て、比較的に低いブースト圧が必要な場合でも回転電機
の電動駆動時には、一部の回転電機を発電用に用いるこ
とはできないという不都合が生じていた。
【0005】本発明はこのような問題に鑑みてなされた
ものであり、その目的は複数の回転電機付ターボチャー
ジャを備えた一台のエンジンにて、フルブースト圧の要
求のないときは、一部の回転電機のみ電動駆動できるよ
うな回転電機付ターボチャージャの制御装置を提供する
ことにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
めに本発明によれば、複数の回転電機付ターボチャージ
ャを備えたエンジンの回転電機を制御する回転電機付タ
ーボチャージャの制御装置において、一部のターボチャ
ージャのコンプレッサ側の流路に配置した流路開閉用の
バルブと、エンジン運転に対応する過給気圧を判定する
判定手段と、フルブースト圧以外は該判定手段に基づき
前記バルブを閉鎖してバルブを備えたターボチャージャ
の回転電機を発電作動せしめるとともに他のターボチャ
ージャの回転電機を電動駆動する制御手段とを有する回
転電機付ターボチャージャの制御装置が提供される。
【0007】
【実施例】つぎに本発明の実施例について図面を用いて
詳細に説明する。
【0008】図1は本発明にかかる回転電機付ターボチ
ャージャの制御装置の一実施例を示す構成ブロック図で
ある。
【0009】同図において、1はエンジンで、例えばV
型に形成され、その排気マニホールド11,12は左右
に分けられており、それぞれターボチャージャ21,2
2のタービンスクロール211,221に連結されてい
る。
【0010】13はエンジン1の吸気マニホールド14
に連通するインタークーラで、その上流は2分されてタ
ーボチャージャ21,22のコンプレッサスクロール2
12,222が接続されており、ターボチャージャ22
側の接続管226の途中には、その流路を開閉するバル
ブ3が配置され、後述するコントローラの指令によって
作動するアクチュエータ31により、バルブ3が開閉操
作される。
【0011】ターボチャージャ21,22はそれぞれタ
ービン213,223およびコンプレッサ214,22
4を備えて、エンジン1の排気ガスエネルギーにより回
転駆動されて、インタークーラ13を介しエンジン1に
過給気を圧送するものであり、それぞれのタービン軸2
15,225には電動−発電機となる回転電機(TCG
)AおよびBが取付けられている。
【0012】そして、これらの回転電機AおよびBはエ
ンジン1の運転状態に応じてその作動が制御され、例え
ば加速モードや低速トルクアップ時には、バッテリ4か
らの電力が供給されると電動機として作動し、エアーク
リーナ23から吸入する空気を圧縮するそれぞれのコン
プレッサの圧気作動を助勢して、エンジン1への過給気
圧を増大させるように作動し、また、エンジン1の排気
エネルギーに余裕のある場合は発電機として作動し、そ
の発電力を電力変換器5により直流電力に変換してバッ
テリ4を充電するように構成されている。なお、電力変
換器5はインバータやコンバータ、電圧調整器などの強
電機器を有して両方向の交/直流の変換が自在なもので
、さらに2組の回転電機に対応するように構成されてい
る。
【0013】コントローラ6はマイクロコンピュータか
らなり、演算処理を行う中央制御装置、演算処理手順や
制御手順などを格納する各種メモリ、入/出力ポートな
どを備えており、エンジン1の回転数を検出するエンジ
ン回転センサ15、過給気圧を検出するブースト圧セン
サ16や、アクセルペダル7の踏込量を検出するアクセ
ルセンサ71などからの信号が入力されると、所定の演
算が行われて格納された手順に基づき、前記バルブ3の
開閉や回転電機A,Bの作動制御などが行われるように
構成されている。
【0014】図2は本実施例の作動の一例を示す処理フ
ロー図であり、同図に基づいて本実施例の作動を説明す
る。
【0015】まずステップ1にて、エンジン回転センサ
15およびアクセルセンサ71などからの信号によって
加速モードか否かを判定し、加速モードの場合はステッ
プ2に進んで、バッテリ4からの電力を電力変換器5を
介し、回転電機(TCG)A,Bにそれぞれ供給して電
動駆動を行い、ターボチャージャ22からの接続管22
6に設けたバルブ3を開放にして、両ターボチャージャ
からの増大された過給気をインタークーラ13を介して
圧送し、エンジン1を加速させる。
【0016】一方、ステップ1で加速モードでない場合
はステップ3に進み、コントローラ6への入力信号をチ
ェックして低速トルクアップか否かを判断し、低速トル
クアップの場合にはステップ4にてブースト圧センサ1
6などからの信号に基づいて両回転電機の電動駆動が必
要か否かを判定する。
【0017】そして、回転電機A,Bをともに電動駆動
する場合はステップ2に移って前記と同様に電動駆動に
より増大された過給気をエンジン1に圧送する。なおこ
こで、低速トルクアップでも比較的エンジン回転数が低
く、フルブースト圧力に対して比較的に過給圧が低い場
合には片方の回転電機の電動駆動のみで十分なため、ス
テップ4からステップ5に進み、回転電機Aは電動駆動
、回転電機Bは発電作動するように制御して、発電力を
電力変換器5によって変換させバッテリ4の充電を行う
【0018】この場合にはステップ7にてバルブ3を閉
じるので、コンプレッサ224の仕事量はほとんどゼロ
となり、タービン223のトルクの大部分が発電力に変
換されて、エンジン1が低回転でも応分の発電量が得ら
れ消費電力が低減されることになる。
【0019】前述のステップ3にて低速トルクアップで
ない場合はステップ8に進み、ここでは充電モードか否
かの判定を行い、その結果充電モードの時はステップ9
に進んで両回転電機を発電機として作動させ、両方から
発電された電力を電力変換器5により直流電力に変換さ
せ、バッテリ4の充電を実施させる。この場合はバルブ
3を開弁し、ターボチャージャ21からの圧気とともに
ターボチャージャ22の圧気もエンジン1に圧送する。
【0020】そして、ステップ8で充電が不要の場合は
、両回転電機とも電力変換器5への回路をオフにしてフ
リーとし、エンジン1の排気エネルギーのみによって両
ターボチャージャ21,22の圧気作動を実施させるこ
とになる。
【0021】以上、本発明を上述の実施例によって説明
したが、本発明の主旨の範囲内で、例えば図1における
バルブ3の位置を、図示のPに示すコンプッレッサ22
2の上流の配管部分に変更するように、種々の変形や応
用が可能であり、これらの変形や応用を本発明の範囲か
ら排除するものではない。
【0022】
【発明の効果】上述の実施例にて説明したように本発明
によれば、複数の回転電機付ターボチャージャを備えた
1台のエンジンにおいて、一部のターボチャージャの過
給気の流路に開閉バルブを取付けたので、過給気圧の増
大を要する場合でも比較的に低いブースト圧でよいとき
は、前述のバルブの配置のない方の回転電機のみ電動駆
動するとともに、該バルブを閉鎖してその回転電機を発
電作動させるため、フルブースト圧を要する場合以外は
排気エネルギーの回収電力が得られて、バッテリの消費
電力の低減が図れるという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかる回転電機付ターボチャージャの
制御装置の一実施例を示す構成ブロック図である。
【図2】本実施例の作動の一例を示す処理フロー図であ
る。
【符号の説明】
1…エンジン 3…バルブ 4…バッテリ 6…コントローラ 15…エンジン回転センサ 16…ブースト圧センサ 21,22…ターボチャージャ 71…アクセルセンサ 214,224…コンプレッサ TCGA,TCGB…回転電機

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 複数の回転電機付ターボチャージャを備えたエンジンの
    回転電機を制御する回転電機付ターボチャージャの制御
    装置において、一部のターボチャージャのコンプレッサ
    側の流路に配置した流路開閉用のバルブと、エンジン運
    転に対応する過給気圧を判定する判定手段と、フルブー
    スト圧以外は該判定手段に基づき前記バルブを閉鎖して
    バルブを備えたターボチャージャの回転電機を発電作動
    せしめるとともに他のターボチャージャの回転電機を電
    動駆動する制御手段とを有することを特徴とする回転電
    機付ターボチャージャの制御装置。
JP3062530A 1991-03-04 1991-03-04 回転電機付ターボチャージャの制御装置 Pending JPH04276134A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3062530A JPH04276134A (ja) 1991-03-04 1991-03-04 回転電機付ターボチャージャの制御装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3062530A JPH04276134A (ja) 1991-03-04 1991-03-04 回転電機付ターボチャージャの制御装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH04276134A true JPH04276134A (ja) 1992-10-01

Family

ID=13202848

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3062530A Pending JPH04276134A (ja) 1991-03-04 1991-03-04 回転電機付ターボチャージャの制御装置

Country Status (1)

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JP (1) JPH04276134A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6205787B1 (en) * 1995-11-15 2001-03-27 Honeywell International Inc. Charge air systems for turbocharged four-cycle internal combustion engines
JP2011190694A (ja) * 2010-03-12 2011-09-29 Mitsubishi Electric Corp 電動過給機
CN102230418A (zh) * 2011-06-17 2011-11-02 北京理工大学 废气再利用电辅助两级增压系统

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6205787B1 (en) * 1995-11-15 2001-03-27 Honeywell International Inc. Charge air systems for turbocharged four-cycle internal combustion engines
JP2011190694A (ja) * 2010-03-12 2011-09-29 Mitsubishi Electric Corp 電動過給機
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