JPH04275819A - かえり無しせん断装置及びその装置の使用方法 - Google Patents

かえり無しせん断装置及びその装置の使用方法

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JPH04275819A
JPH04275819A JP5364391A JP5364391A JPH04275819A JP H04275819 A JPH04275819 A JP H04275819A JP 5364391 A JP5364391 A JP 5364391A JP 5364391 A JP5364391 A JP 5364391A JP H04275819 A JPH04275819 A JP H04275819A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
roll
metal strip
strip
repel
push
Prior art date
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Pending
Application number
JP5364391A
Other languages
English (en)
Inventor
Norito Satou
佐藤 準人
Hisashi Yamakawa
悠 山川
Matsunori Tanaka
田中 松範
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
JFE Steel Corp
Original Assignee
Kawasaki Steel Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Kawasaki Steel Corp filed Critical Kawasaki Steel Corp
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Publication of JPH04275819A publication Critical patent/JPH04275819A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、冷延鋼板のような金
属ストリップをその幅方向の両縁部にトリミングを施す
場合やストリップをその幅方向にわたって複数の区画毎
に分離するスリット加工を行う場合に有用なかえりなし
せん断装置の改良に関するものである。
【0002】
【従来の技術】金属ストリップにトリミングを施す場合
には、せん断の縁辺にかえりができ易く、その除去工程
が煩雑になる。このため、従来は金属ストリップのトリ
ミング過程において、丸刃を備えた一対の圧下ロールに
て素材表面に食い込みを形成し、これを後方の第2の圧
下ロールで押戻すことにより金属ストリップの相互分離
を図っていた(特開昭52−96477号公報参照) 
【0003】ところで、かかるせん断手法においては以
下に述べるような問題があった。すなわち、素材表面に
食い込みを形成する圧下ロールの後方に配置される第2
の圧下ロールは減速機、ユニバーサルジョイントを介し
てモータなどの駆動原に接続され、ストリップの搬送速
度と等しくなるようにロールの回転速度が調整されてい
るが、その操作が困難であるため速度不一致によるスト
リップの焼付きや圧下ロールにおける刃こぼれが避けら
れず、たとえ定常操業において速度の同調化を図ること
ができても、ストリップのエンドがペイオフリールから
離れる時点では搬送速度の急上昇するため速度の同調制
御は困難であり、やはり速度差による焼付きは不可避で
あった。なお、この点については第2のロールにつき無
駆動化しこのロールのさらに下流に配置した機構による
張力の下でストリップの相互分離する試みもあるが、ス
トリップの初期通板において該ストリップを誘導するリ
ーダストリップが必要であって、ストリップのトリミン
グ操作が容易でない。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述したような従来技
術における問題を複雑な操作を伴うことなしにトリミン
グやスリット加工を行うことができるせん断装置を提案
することがこの発明の目的である。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明は、金属ストリ
ップを上下に挟み、該ストリップの長手方向に沿って相
互分離に至らない程度の切れ目を段差状に刻みつける丸
刃せん断ロールと、この切れ目の段差を縮小する向きに
加圧して二次的なせん断力を加える押戻しロールを備え
た装置において、上記押戻しロールを駆動源につながる
減速機にクラッチを介して連結したことを特徴とするか
えり無しせん断装置であり、この装置を使用してかえり
無しせん断を行うに当たっては、金属ストリップの搬送
過程で、該ストリップにその長手方向に沿って相互に分
離するかえり無しせん断を行うに当り、押戻しロールの
下流に設置した張力付与機構によって金属ストリップに
張力が付与されているときは、クラッチを切り離して押
戻しロールを無駆動化し、金属ストリップの搬送速度と
押戻しロールの回転速度の同調化を図る。
【0006】さて、図1〜3にこの発明に従うサイドト
リミングを例としたせん断装置の構成を示し、図におけ
る番号1は金属ストリップ、2a,2bは丸刃せん断ロ
ールであって、このせん断ロールは金属ストリップ1を
上下に挟みストリップの長手方向に沿って相互分離に至
らない程度の切れ目を段差状に刻みつける。3a,3b
はせん断ロール2a,2bを経たストリップ1に対し切
れ目の段差を縮小する向きに加圧して二次的なせん断力
を加える上下で一対になる押戻しロール、4は押戻しロ
ール3a,3bの回転駆動を司るモータなどの駆動源、
5はこの駆動源4につながる減速機、6は減速機5の出
力軸に設けたユニバーサルジョイントJと押戻しロール
3a,3bの各ロール端で連結するクラッチ(電磁方式
など) である。図4にストリップ1の相互分離が起こ
らない程度の切れ目を段差状に刻みつけた状態を、図5
に切れ目の段差を縮小する向きに圧下した状態を示し、
さらに図6にせん断ロール2a,2bと押戻しロール3
a,3bの配置状況をわかり易く図解した。
【0007】
【作用】せん断装置の押戻しロール3a,3bの軸端と
減速機5の出力軸との間にクラッチ6を設け、ストリッ
プ1の初期通板時などにおいてはクラッチ6の接続によ
り、かかるロール3a,3bを回転駆動させ金属ストリ
ップ2に張力を作用させる下流のピンチロール (張力
付与機構) に噛み込ませ、トリミングの開始からスト
リップ2の尻抜け時に至るまでの間ではクラッチ6を切
り離してストリップ2のトリミングを行う。この方式に
おける定常操業から尻抜け時に至るまでは、減速機5や
駆動源4における慣性力の影響をクラッチ6によって断
ち切ることができるので、ストリップ2の搬送速度と同
等の速度でもって押戻しロール3a,3bが回転するこ
ととなり、ストリップ2の搬送速度の急変に伴うスリッ
プが生じるようなうれいもなく、速度差に起因した焼付
きなどは有利に回避される。
【0008】クラッチ6の設置位置は、減速機などの慣
性力の影響をなるべく小さくするためと、切替え時の応
答性を高めるためになるべく押戻しロール側に近い位置
とするのが好ましい。図7に金属ストリップのトリミン
グを行う場合の設備の全体を模式的に示すが、クラッチ
の接続、切り離しはせん断装置の入側およびピンチロー
ルの出側のそれぞれに金属ストリップの検知器を配置す
ることによって、自動化を図ることができる。上掲図7
における7a, 7bはピンチロール、8はコイル状の
金属ストリップを巻き戻す払出し機、9はトリミングを
施したストリップを巻取る巻取り機であり、金属ストリ
ップ2にトリミングを施すにあたっては、まず、コイル
状の金属ストリップ2を巻き戻し、金属ストリップの先
端が検知器PH1を通過した時点で、丸刃せん断ロール
2a, 2bを回転駆動させるとともに、クラッチ6を
つないで押戻しロール3a,3bについても回転駆動さ
せる。そしてピンチロール7bの後方に配置した検出器
PH2によってストリップ2の通過を確認したうえで、
クラッチ6により駆動源5との連結を断ち切り、この状
態でトリミングを開始する。なお、以上の説明は金属ス
トリップにトリミングを施す場合について述べたもので
あるが、せん断ロールに複数個の丸刃を等間隔で設けれ
ば、ストリップのスリット加工にも適用できるのはいう
までもない。
【0009】
【実施例】板厚0.7 mmの冷延鋼板(低炭素鋼)5
00 コイルにつきトリミングを施し押戻しロールにお
けるコイルの焼付き状況を調査した。コイルの初期通板
ではコイルの先端が下流の張力発生機構 (ピンチロー
ル) に到達するまでクラッチをつないで押圧ロールを
回転駆動させ、定常操業からストリップのエンドまでは
無駆動とした。
【0010】表  1
【0011】表1に示す如くこの発明に従うせん断装置
を適用した場合には、押圧ロールにおける焼きつきは全
くみられないことが確かめられた。
【0012】
【発明の効果】かくしてこの発明によれば、金属ストリ
ップのかえり無しトリミングにおいて、押戻しロールを
必要に応じて無駆動化することができるので、速度不一
致による焼付きを効果的に解消し得る。また金属ストリ
ップの搬送を停止した際に押戻しロールへ折り重なって
噛み込まれるダブリ込みも回避することができ、良好な
品質のトリム材を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1はこの発明に従うせん断装置の構成説明図
である。
【図2】図2はこの発明に従うせん断装置の構成説明図
である。
【図3】図3はこの発明に従うせん断装置の構成説明図
である。
【図4】図4は金属ストリップのせん断要領を示した図
である。
【図5】図5は金属ストリップのせん断要領を示した図
である。
【図6】図6は丸刃ロールと押戻しロールの配置状況を
分かりやすく示した図である。
【図7】図7はトリミング設備を模式的に示した図であ
る。
【符号の説明】
1  金属ストリップ 2a  丸刃せん断ロール 2b  丸刃せん断ロール 3a  押戻しロール 3b  押戻しロール 4  駆動源 5  減速機 6  クラッチ 7a  ピンチロール 7b  ピンチロール 8  払出し機 9  巻取り機 J  ユニバーサルジョイント

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  金属ストリップを上下に挟み、該スト
    リップの長手方向に沿って相互分離に至らない程度の切
    れ目を段差状に刻みつける丸刃せん断ロールと、この切
    れ目の段差を縮小する向きに加圧して二次的なせん断力
    を加える押戻しロールを備えた装置において、上記押戻
    しロールを駆動源につながる減速機にクラッチを介して
    連結したことを特徴とするかえり無しせん断装置。
  2. 【請求項2】  請求項1記載の装置を適用して、金属
    ストリップの搬送過程で、該ストリップにその長手方向
    に沿って相互分離に至らない程度の切れ目を段差状に刻
    みつけ、ついでこの切れ目の段差を縮小する向きに加圧
    して相互に分離するかえり無しせん断を行うに当り、押
    戻しロールの下流に設置した張力付与機構によって金属
    ストリップに張力が付与されているときは、クラッチを
    切り離して押戻しロールを無駆動化することを特徴とす
    るかえり無しせん断装置の使用方法。
JP5364391A 1991-02-27 1991-02-27 かえり無しせん断装置及びその装置の使用方法 Pending JPH04275819A (ja)

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JPH04275819A true JPH04275819A (ja) 1992-10-01

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