JPH04274898A - プラズマ切断装置の水槽定盤 - Google Patents

プラズマ切断装置の水槽定盤

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JPH04274898A
JPH04274898A JP5934791A JP5934791A JPH04274898A JP H04274898 A JPH04274898 A JP H04274898A JP 5934791 A JP5934791 A JP 5934791A JP 5934791 A JP5934791 A JP 5934791A JP H04274898 A JPH04274898 A JP H04274898A
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water tank
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Hiroshi Saji
佐治 洋
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NABITSUKU CHUBU KK
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、プラズマ切断装置の水
槽定盤に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、プラズマアークを被切断材に
照射してこの被切断材を所望の形状に溶断するプラズマ
切断においては、溶断に伴うヒュームあるいは廃ガスの
発生により作業環境の悪化が問題となっており、この対
策として例えば水槽定盤を利用することが公知である(
「プラズマ切断の基礎と実際」、 (社) 日本溶接協
会編、138頁参照)。
【0003】この水槽定盤50は、上記ヒューム等のほ
とんどが切断溝から下方に吹き飛ばされる性質を利用し
たもので、図6に概略示すように、被切断材51を載置
した定盤本体52の直下に所定量の水を蓄えた水槽53
を配置してなるもので、被切断材51の下面を浸してあ
るいは完全に水没させた状態でプラズマ切断をすること
で、ヒューム等を水槽53内の水に吸収させて作業環境
の悪化を抑えることができるものである。
【0004】ここで近年、切断時に発生する騒音の軽減
あるいは有害な紫外線等の遮光等を目的としてプラズマ
流の周辺を取り囲む水流を有する切断トーチが開発され
、広く利用されてきている(同「プラズマ切断の基礎と
実際」、米国特許第3,833,787号公報参照)。
【0005】また、軸流式プラズマアークに水を直接噴
射させるウォーターインジェクション方式が開発され、
この方式によれば切断部のベベル角が極小となり、また
被切断材の歪み量が少なく、切断溝に付着するドロスも
ほとんどないことから、軟鋼あるいはステンレス鋼等の
切断に利用されている。そして、この方式の切断トーチ
に上記水槽定盤を併用して、被切断材の板厚に合わせて
この水槽定盤の水位を頻繁に調節することで、被切断材
あるいは切断トーチまでをも水面下に沈めた状態でプラ
ズマ切断するのである。このようにすることで、被切断
材の歪み量を少なくして品質の向上が図られているので
ある。
【0006】このように、環境対策と良質な切断を得る
目的で水を利用した水槽定盤が広く利用されるようにな
ってきており、この水槽定盤と上記例示したウォーター
インジェクション方式の切断トーチ等を併用する際には
、より一層良好な品質を得るために被切断材の板厚に合
わせて水槽定盤の水位を頻繁に調節する必要があるので
ある。
【0007】また、水槽定盤の定盤本体上は、被切断材
を載せたり下ろしたりする作業場となるため、この点で
もその都度水位調節を行う必要がある。このように、近
年の水槽定盤においては水位を頻繁かつ迅速に行うこと
が要求されてきているのであるが、従来の水槽定盤では
この要求を十分満足するものではなく、従来はこの水位
調節のために、排水バルブから所定量の水を排水して水
位を下げ、また給水して水位を上げたりしていた。
【0008】次に、この水槽定盤を用いてプラズマ切断
を行った際には、被切断材の溶融金属が凝固して多量の
切断滓(スラグ)が発生し、この切断滓は水槽内の底部
に堆積する。従って、この堆積した切断滓を時々除去す
る必要があり、このため従来は、排水バルブによって一
旦水槽内の水を全部抜取り、作業者が水槽内に入ってヘ
ドロ状になった切断滓をスコップ等ですくい上げて排出
していた。
【0009】なお、特開平1−170578号公報には
、油垢および水垢の付着防止方法が開示されているが、
これは被切断材に油垢等が付着することを防止する技術
であって、上記切断により多量に発生する切断滓の取扱
に係るものではない。このように、水槽定盤を利用した
プラズマ切断においては、多量に発生する切断滓の処理
が問題となっていた。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】以上説明したように、
従来の水槽定盤では水位を調節するためにその都度給排
水をする必要があるので時間がかかり、迅速に水位を調
節することが困難であった。また、水槽内に堆積した切
断滓を除去するためには、一旦水槽内の水を全部抜き取
り、作業者が水槽内に入ってスコップ等ですくい上げて
排出しなければならず、この除去作業は長時間を要する
ばかりでなく作業者にとっては汚くかつ大変な重労働で
あった。
【0011】本発明は、上記問題点に鑑みなされたもの
で、最近のプラズマ切断の技術傾向に対応して水位の調
節が迅速かつ簡便に行え、しかも切断滓の処理が容易な
プラズマ切断装置の水槽定盤を提供することを目的とす
る。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記従来の問
題点を解決するため、水槽は、該水槽内の下部に区画形
成された空気貯蔵室と、該空気貯蔵室と前記水槽内とを
連通する連通手段と、前記空気貯蔵室内に圧縮空気を供
給かつ抜き取り可能な圧縮空気供給手段とを含む水位調
節手段を備えるとともに、前記空気貯蔵室と定盤本体と
の間には切断滓貯留部を設ける構成としたことを特徴と
する。
【0013】
【作用】上記構成によれば、圧縮空気供給手段によって
空気貯蔵室に圧縮空気を供給すると空気貯蔵室の空気層
は膨張して水層が下方に押圧され、従って水層の水は連
通手段を経て水槽室に流動するのでこの水槽室の水位は
上昇し、空気貯蔵室の空気を抜き取ると空気層は縮小す
るので水圧によって水槽室の水は連通手段を経て空気貯
蔵室内に流動し、従って水槽室の水位は下がる。
【0014】また、切断滓貯留部は空気貯蔵室と定盤本
体の間に設けられているので、この切断滓貯留部に堆積
した切断滓を排出するに際し、水槽内の水を全部抜き取
る必要はない。そして、この切断滓貯留部を水槽から取
り出し可能であるとともに、定盤本体すなわち被切断材
の下方の全面に渡って切断滓を受け可能な切断滓貯留パ
ンとすることで、この切断滓貯留パンを水槽内から取り
出せば水槽内に堆積した切断滓はすべて排出される。
【0015】
【実施例】次に、本発明の第1実施例を添付した図面に
基づいて説明する。図4に、本例の水槽定盤1が付設さ
れたプラズマ切断装置Pの全体を略示した。なお、この
プラズマ切断装置Pは、例えば数値制御手段により被切
断材2に対して切断トーチTを任意に移動可能に構成さ
れたものであるが、本発明の要旨とは直接関係がないの
で詳細な説明は省略する。図1に本例の水槽定盤1の全
体を示した。
【0016】この水槽定盤1は、水位調節手段を備えた
水槽5と、この水槽5の水面付近にほぼ水平に付設され
て被切断材2が載置される定盤本体3〜3と、この各定
盤本体3〜3の下方に設置されて被切断材2の切断滓2
aを受け可能な切断滓貯留パン4〜4とから概略構成さ
れている。なお、図では三個の定盤本体3〜3を並列状
に敷設し、この各定盤本体3に対応して三個の切断滓貯
留パン4〜4が設置されたものを例示している。以下、
各構成について説明する。
【0017】先ず、水槽5は、水深方向ほぼ中程で底面
5aに対して平行に形成された隔壁6によって二重底状
に形成されており、この隔壁6に対して上部の水槽室7
と下部の空気貯蔵室8との二層状に区画形成されている
【0018】空気貯蔵室8には、以下に述べる構成の圧
縮空気供給手段24が接続されている。この圧縮空気供
給手段24は、空気貯蔵室8の側壁上部に通気管10が
接続され、この通気管10は給気弁11を介してコンプ
レッサCに連結されて、空気貯蔵室8に圧縮空気を供給
可能に構成されている。また、上記通気管10の中途に
おいて排気管12が二股状に接続され、この排気管12
には排気弁13が取り付けられて、この排気弁13を開
閉することで空気貯蔵室8の圧縮空気を大気開放可能に
構成されている。
【0019】さらに、上記した隔壁6には複数(図では
3箇所で例示した)の連通管9〜9が設けられている。 この連通管9〜9は、図示するように各切断滓貯留パン
4〜4のほぼ中央の直下において、上記隔壁6から空気
貯蔵室8内に突出して水槽5の底面5aの近傍に到って
いる。この連通管9〜9により、常時空気貯蔵室8内の
水層16と前記水槽室7とは連通されている。
【0020】このようにして圧縮空気供給手段24およ
び連通管9〜9は構成され、この空気貯蔵室8内は常時
上部の空気層15と下部の水層16との二層に分離形成
されている。そして、上記給気弁11または排気弁13
を開閉して空気層15に圧縮空気を供給または抜取るこ
とで同空気層15を加減圧可能に構成されている。
【0021】以上説明したように本例の水位調節手段は
、空気貯蔵室8と、この空気貯蔵室8と水槽室7とを連
通する連通管9〜9と、空気貯蔵室8内の空気層15に
圧縮空気を供給かつ抜き取り可能な圧縮空気供給手段2
4とから構成され、圧縮空気供給手段24によって空気
層15を膨張あるいは縮小することにより、連通管9〜
9を介して水槽室7と空気貯蔵室8との間で水を移動さ
せ、水槽室7の水位を変位可能に構成されているのであ
る。
【0022】次に、隔壁6の上面側(水槽室7の底面上
)には、複数の支柱14〜14が立設されている。この
支柱14〜14は、所定の高さのブロック体状に形成さ
れ、前記した切断滓貯留パン4〜4のガイド部材として
、また定盤本体3〜3が載置される支持柱として取付け
られているもので、水槽室7の側壁との角部に沿ってお
よび各切断滓貯留パン4〜4間に適宜間隔を設けて取り
付けられている。
【0023】以上のように水槽5は構成され、この水槽
5には上記した切断滓貯留パン4〜4および定盤本体3
〜3が内装されている。
【0024】切断滓貯留パン4〜4は、図2に示すよう
に上方開放の比較的底の浅い箱体に形成されてなるもの
で、前記定盤本体3〜3の下方に設置されて被切断材2
の切断滓2aを受け可能に形成されている。
【0025】この切断滓貯留パン4〜4の底部には、断
面コ字状の脚部材17,17が突出して取り付けられて
おり、この切断滓貯留パン4〜4を前記隔壁6上に載置
した際に、連通管9〜9を遮蔽して空気貯蔵室8と水槽
室7との連通を遮断しないように構成されている。また
、図示前後の側壁4a,4aの下方には、この切断滓貯
留パン4〜4内の水を排出可能に複数の除水口18〜1
8が設けられている。各除水口18〜18には網が張り
付けてあり、切断滓貯留パン4〜4内に堆積した切断滓
2aが流出しないように構成されている。さらに、図示
左右の側壁4b,4bの上部には、それぞれ2箇所に吊
り孔19,19が設けられており、この吊り孔19,1
9に例えばクレーン(図示省略)のフックを引掛けてこ
の切断滓貯留パン4〜4を吊り上げ可能に構成されてい
る。
【0026】以上のように切断滓貯留パン4〜4が構成
されて、それぞれ前記した支柱14〜14にガイドされ
て隔壁6上に載置され、定盤本体3〜3の下方の全面に
渡って切断滓2aを受け可能に配置されている。
【0027】次に、定盤本体3〜3は、図3に示すよう
に断面コ字状の枠材が上記切断滓貯留パン4〜4とほぼ
等しい大きさの方形に枠組みされてなるフレーム20と
、このフレーム20の図示前後縁20a,20aに掛け
渡し状に載置された複数の差し板21〜21とから構成
されている。フレーム20の前後縁20a,20aの上
面には、上記差し板21〜21の板厚分の間隔をおいて
挟持縁22a,22aが対設されてなる差し板挟持体2
2〜22が所定の間隔で設けられており、上記差し板2
1〜21は、その長手方向の両端部をこの差し板挟持体
22〜22の挟持縁22a,22a間に挿入して挟持さ
れることで、フレーム20の上面に立てた状態でかつ取
り外し可能に載置されている。
【0028】また、フレーム20の内側であって上記差
し板21〜21の下方には例えばエキスパンドメタル等
の所定寸法の網目を有する金網23が張ってあり、被切
断材2の切断片を水槽内に落下することのないように構
成されている。さらに、フレーム20の図示左右縁20
b,20bの上縁は、図示するように下方に折曲されて
おり、被切断材2の切断滓2aがこの左右縁上に堆積せ
ず、金網23を通過して切断滓貯留パン4〜4内に落下
するよう構成されている。
【0029】このように構成された定盤本体3が、その
左右縁20b,20b方向に三個連設状にして配置され
、それぞれフレーム部分が支柱14〜14に載置されて
前記切断滓貯留パン4〜4の上方に設置されている。
【0030】以上のようにして定盤本体3〜3は構成さ
れ、この定盤本体3〜3に被切断材2を載置して、切断
トーチTからプラズマアークを照射して被切断材2を所
望の形状に切断できるのである。そして、被切断材の切
断滓2aは金網23を通過して下方に移動し、切断滓貯
留パン4〜4内に堆積するよう構成されている。
【0031】なお、図中26は、誤操作等により万が一
水槽5から水が溢れ出た場合に、この溢れ出た水を適宜
所定位置に集水するための側溝であり、同水槽5の上端
外周に沿って形成されている。
【0032】本例は、以上のように構成したものであり
、この構成によって以下に述べるような作用効果をなす
ものである。ここで、先ず初期の段階すなわち空の水槽
5に水を張る際の手順および作用を説明する。
【0033】水槽5内は、隔壁6によって上部の水槽室
7と下部の空気貯蔵室8との二層状に区画形成され、こ
の水槽室7と空気貯蔵室8とは連通管9〜9によって連
通されている。また、下部の空気貯蔵室8には圧縮空気
を供給かつ抜取り可能に圧縮空気供給手段が接続されて
、同空気貯蔵室8内は空気層15と水層16とに分離形
成されている。そして、空気貯蔵室8の上部(隔壁6)
には切断滓貯留パン4〜4がそれぞれ所定位置に載置さ
れ、その上方には定盤本体3〜3がセットされている。
【0034】以上の状態において、先ず給気弁11およ
び排気弁13を閉止しておき、水槽5の上部開口から給
水していくと、水は支柱14〜14間の隙間から切断滓
貯留パン4〜4の下側に流れ込み、ついで連通管9〜9
を経て空気貯蔵室8内に流れ込む。さらに給水を続けて
いくと空気貯蔵室8内の水位hは上昇し、この水位hが
連通管9〜9の下端を過ぎると空気貯蔵室8内の空気層
15は大気と遮断され、さらに給水を続けていくと水位
hは上昇して空気層15の圧力は上昇する。そして、水
槽室7の水位Hが図示した水位H1 に到るまで給水を
続け、給水を停止する。この時の空気貯蔵室8の水位h
を水位h1 として図示した。
【0035】この状態において、空気層15の圧力は、
水位H1 までの給水量に見合った水圧に釣り合うだけ
の圧力にまで上昇しており、この空気層15と水圧が釣
り合うことで水位H1 および水位h1 が保持される
。なお、この水位H1 は、例えば被切断材2のセット
あるいは取り外しのために作業者が定盤本体3〜3上に
乗り上がり作業の出来る水位であって、定盤本体3〜3
の少なくとも上面が水面上に出る水位である。以上のよ
うにして、初期の段階において水槽5内に所定量の水が
張られるのである。
【0036】次に、水位H1 を水位H0 に上昇する
際の作業手順および作用を説明する。先ず、コンプレッ
サCを作動させて給気弁11を開き、空気貯蔵室8の空
気層15に圧縮空気を供給する。このことで空気層15
は膨張し、空気貯蔵室8の水位h1 は押し下げられ、
よって、水層16の水は連通管9〜9,切断滓貯留パン
4〜4の下側,各支柱14〜14間の隙間を順次経て水
槽室7内に逆流し、この水槽室7の水位H1 を押し上
げることとなる。そして、水槽室7の水位が水位H0 
に達した時点で給気弁11を閉じる。このことで空気層
15の圧力は保持されて、水槽室7においては水位H0
 が保持される。なお、この水位H0 は、切断作業時
の水位であって、例えば図示するように被切断材2を完
全に水面下に浸すことのできる水位である。
【0037】次に、上記切断作業時の水位H0 から再
び水位H1まで水位を下げる際の手順および作用を説明
する。先ず、給気弁11を閉止したままで排気弁13を
開放する。これにより空気貯蔵室8内の空気層15は大
気開放されて空気が大気放出されるので、空気層15は
水圧によって縮小する。従って水槽室7の水は連通管9
〜9を経て空気貯蔵室8内に流れ込み、この空気貯蔵室
8の水位hが上がるとともに水槽室7の水位Hは下がる
。 所定量の空気を抜いて水槽室7の水位が水位H1 に到
った時点で排気弁13を閉じる。このことで空気層15
は大気と遮断されて、この空気層15の圧力と水圧が釣
り合うので空気貯蔵室8の水位hは保持され、従って水
槽室7の水位が水位H1 に再び保持される。
【0038】以上のことから明らかなように、圧縮空気
供給手段によって空気貯蔵室8内の空気層15に対して
空気を供給あるいは抜き取ることでこの空気層15を膨
張あるいは縮小させ、これにより連通管9〜9を介して
水槽室7と空気貯蔵室8との間で水を移動させることに
より水槽室7の水位Hを変位させるのである。従って、
空気貯蔵室8の水位hの変位可能な最大範囲は連通管9
の下端から隔壁6の下面までの範囲であり、この範囲に
見合った範囲で水槽室7の水位Hは変位可能なものであ
る。
【0039】なお、切断作業時の水位H0 と定盤本体
上での作業時の水位H1 との相互間の水位調節は以上
のようにして行われるが、これ以外の場合すなわち被切
断材2の板厚に合わせて水位Hを頻繁に調節する場合に
おいても概ね同様にして行われるものである。
【0040】次に、空気貯蔵室8と定盤本体3〜3との
間には、切断滓貯留部が設けられている。そして、この
切断滓貯留部を定盤本体3〜3の下方全面に渡って切断
際2aを受け可能な開口を有する切断滓貯留パン4〜4
とし、さらにこの切断滓貯留パン4〜4を水槽5内から
取り出し可能に上記空気貯蔵室8すなわち隔壁6に載置
する構成としたことにより、切断滓2aは全てこの切断
滓貯留パン4〜4内に堆積する。しかも、この堆積した
切断滓2aを排出するにあたっては、予め水槽室7の水
位を図示H2 の水位にまで下げて除水口18〜18か
ら切断滓貯留パン4〜4内の水分を流出させた後、この
切断滓貯留パン4〜4を水槽5内から取り出せばよいの
である。そして、別の切断滓貯留パン4〜4を予め用意
しておき、この新しい切断滓貯留パン4〜4を水槽5内
にセットすれば、すぐにつぎの切断作業を始めることが
可能となるのである。取り出した各切断滓貯留パン4〜
4は、堆積した切断滓2aを完全に乾燥させて廃棄した
のち、つぎの交換まで保管しておけばよい。
【0041】また、この切断滓貯留パン4〜4を水槽5
内から取り出す際には、従来のように水槽内の水を全部
抜き取る必要はなく、切断滓貯留パン4〜4の全体が水
面上に出る程度(図では水位H2 で示した)にまで水
位を下げておけばよいのである。なおこの際には、本例
の水位調節手段によることなく従来通り排水バルブ25
によって所定量排水することで水位を下げるのである。
【0042】以上説明したように本例の水槽定盤1によ
れば、被切断材2の板厚に合わせて頻繁に水位を調節す
る場合等には従来のように排水バルブあるいは給水装置
によってその都度給排水をする必要はなく、圧縮空気供
給手段24により空気層15を膨張あるいは縮小するこ
とで水槽室7の水位Hを調節する構成であるので、水位
調節が容易であるとともに迅速に行うことができる。
【0043】従って、本例の水槽定盤1は昨今のプラズ
マ切断における技術動向にも十分に対応しうるものであ
り、本願出願人が実測したデータによれば水位を30m
m変位させるのに必要な時間はおおよそ7〜8秒であっ
た(水槽室7の平面積が約11m2 、コンプレッサー
Cの供給圧力が約8.5〜7kg/cm2 の場合)。
【0044】このように、迅速に水位を変位させうるも
のであるので、被切断材2の板厚に合わせて行う頻繁な
水位調節にも効率よく対応でき、水位調節のための無駄
な時間を排除して稼働率を向上させることができるので
ある。
【0045】また、水槽の外部に例えば空気タンクを設
置する構成ではなく、水槽の下部に一体に空気貯蔵室を
設けたものであるので構造が簡単であり、しかもコンパ
クトな構成により省スペースをも実現した水槽定盤とす
ることができる。
【0046】さらに、切断滓2aを排出するにあたって
は、切断滓貯留パン4〜4を水槽内から取り出すだけで
よいので、従来のように汚くかつ重労働を強いられるこ
とはないとともに、水槽の水を全部抜き取る必要はない
ので、従来に比して短時間のうちに排出作業を始めるこ
とができ、排出作業完了後はより短時間のうちに所定の
水位にまで回復することができるのである。
【0047】また、従来は切断滓を水槽の底部に堆積す
る構成であったので、排水バルブを介して排水する際に
この排水バルブ内に切断滓を巻き込み、そのためにこの
排水バルブを完全に閉止することができず漏水すること
が頻繁にあったが、本例の水槽定盤1によれば、切断滓
2aは水槽底部ではなく排水バルブ25よりも上方に設
置された(空気貯蔵室上に載置された)切断滓貯留パン
4〜4内に全て堆積する構成であり、切断滓2aを含ま
ない空気貯蔵室8の水層16に排水バルブ25が接続さ
れているので、従来のような排水バルブ内に切断滓2a
を巻き込むことはなく、従って排水バルブ25から漏水
するという不具合はなくなる。
【0048】なお、以上は複数(三個)の切断滓貯留パ
ン4〜4を並列配置する構成で例示したがこれに限定さ
れるものではなく、単一の切断滓貯留パンを定盤本体3
〜3の下方全面に渡って切断滓2aを受け可能な大きさ
に形成し、この単一の切断滓貯留パンを隔壁6に載置す
る構成としてもよい。
【0049】次に、本発明の第2実施例を図5に基づい
て説明する。本例の水槽定盤30は、第1実施例におけ
る水槽5とは別態様の水位調節手段、より具体的には空
気貯蔵室31および連通手段を備えたものを例示する。 従って、変更を要しないものは同一の符号を付して図示
し、その説明は省略する。
【0050】本例の水槽32内は、定盤本体3および切
断滓貯留パン4が設置される水槽室33とこの水槽32
の底面32a上に設けられた空気貯蔵室31とに区画形
成されている。この空気貯蔵室31は、底面32aに箱
体を伏せたようにして形成された隔壁34により区画形
成されたもので、その内部は第1実施例と同様に空気層
35と水層36とに分離形成されている。
【0051】そして、この空気貯蔵室31の図示左右の
側部を区画する隔壁34aの下方(水槽32の底面32
a近傍)には連通孔37,37が形成されており、前記
水槽室33とこの空気貯蔵室31の水層36とを連通し
ている。
【0052】また、空気層35には、第1実施例で示し
たものと同様の構成に係る圧縮空気供給手段38が接続
されており、同空気層35に圧縮空気を供給あるいはこ
の空気層35から空気を抜き取ることでこの空気層35
を膨張あるいは縮小可能に構成されている。
【0053】以上のように、本例の水位調節手段は、水
槽32の底面32a上に箱体状に区画形成された空気貯
蔵室31と、この空気貯蔵室31の側部を区画する隔壁
34aの下方に設けられた連通孔37,37と、空気貯
蔵室31の空気層35に接続された圧縮空気供給手段3
8とから構成されているのである。
【0054】そして、上記空気貯蔵室31には切断滓貯
留パン4が載置され、この切断滓貯留パン4の上方には
、定盤本体3が設置されている。なお、本例においては
切断滓貯留パン4の脚部材は特に必要ない。
【0055】また、水槽32の側壁内側には、切断滓貯
留パン4のガイド部材として、さらに定盤本体3の支持
部材として、複数の支柱39〜39が取付けられている
【0056】以上のようにして本例の水槽定盤30は構
成され、この構成によっても第1実施例で述べたと同様
の作用効果をなすものである。すなわち、圧縮空気供給
手段38によって空気貯蔵室31の空気層35に圧縮空
気を供給すると、この空気層35は膨張するので水層3
6の水位は押し下げられ、水は連通孔37,37を経て
水槽室33に流れ込み、従って定盤本体3に対して水槽
室33の水位は上昇する。また、逆に空気層35の空気
を抜き取ると、水圧によってこの空気層35は縮小する
ので水層36の水位は上昇し、水は連通孔37,37を
経て水槽室33から空気貯蔵室31内に移動し、従って
定盤本体3に対する水槽室33の水位は下がる。
【0057】このように本例においても、圧縮空気供給
手段38によって空気層35を加減圧すればこの空気層
35は水圧に釣り合うべく膨張あるいは縮小し、従って
空気貯蔵室31の水位はそれに伴って変位し、よって水
が連通孔37,37を経て空気調節室31と水槽室33
との間を流動し、水槽室33の水位が変位する。そして
、空気層35の圧力と水層36の水圧とが釣り合った時
点で水槽室33の水位は保持される。
【0058】以上のことから、本例の水槽定盤30にお
いても水位調節は迅速かつ簡便に行い得るものであり、
切断滓の排出についても切断滓貯留パン4を水槽32内
から取り出すだけでよく、従来に比して迅速かつ容易に
行うことができるものである。
【0059】なお、図5においては定盤本体3および切
断滓貯留パン4をそれぞれ一個づつ備えた水槽定盤30
で例示したが、これについても第1実施例と同様にして
それぞれ複数(三個)設置することとしてもよいもので
ある。また、連通孔37,37は二箇所で例示したが、
一箇所あるいは三箇所以上であってもよい。
【0060】以上種々態様の水槽定盤を例示したが、要
は水槽内において定盤本体,切断滓貯留パン,空気貯蔵
室を水深方向に三段状に配置し、空気貯蔵室内を上部の
空気層と下部の水層とに分離形成し、空気層には圧縮空
気供給手段を接続し、水層には連通手段を設けてこの水
層と水槽室とを連通する構成として、空気層を加減圧す
ることで水槽室と水層との間で水を流動させて水槽室の
水位を変位可能に構成するとともに、定盤本体の下方に
被切断材の切断滓を全面に渡って受け可能な切断滓貯留
パンを水槽から取り出し可能に設置する構成とすればよ
いものであり、特許請求の範囲を逸脱しない範囲で種々
態様により本発明を実施することが可能である。
【0061】
【発明の効果】本発明は、以上のように構成したことか
ら、水位の調節を迅速かつ簡便に行い得るとともに、切
断滓の排出も簡単にしかも短時間に行うことができる。
【0062】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例に関し、水槽定盤の縦断面
図である。
【図2】本発明の第2実施例に関し、水槽定盤の縦断面
図である。
【図3】切断滓貯留パンの全体斜視図である。
【図4】定盤本体の一部斜視図である。
【図5】水槽定盤が付設されたプラズマ切断装置の全体
斜視図である。
【図6】従来の水槽定盤の縦断面図である。
【符号の説明】
P  プラズマ切断装置 1,30,50  水槽定盤 2,51  被切断材 3,52  定盤本体 4  切断滓貯留パン 5,32,53  水槽 6,34  隔壁 7,33  水槽室 8,31  空気貯蔵室 9  連通管 15,35  空気層 16,36  水層 24,38  圧縮空気供給手段 25  排水バルブ 37  連通孔

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  所定量の水を蓄えた水槽の上部に被切
    断材を載置可能な定盤本体を配置してなるプラズマ切断
    装置の水槽定盤において、前記水槽は、該水槽内の下部
    に区画形成された空気貯蔵室と、該空気貯蔵室と前記水
    槽内とを連通する連通手段と、前記空気貯蔵室内に圧縮
    空気を供給かつ抜き取り可能な圧縮空気供給手段とを含
    む水位調節手段を備えるとともに、前記空気貯蔵室と前
    記定盤本体との間には切断滓貯留部を設ける構成とした
    ことを特徴とするプラズマ切断装置の水槽定盤。
  2. 【請求項2】  水位調節手段は、水槽を二重底状とす
    る隔壁を形成して該水槽内を上部の水槽室と下部の空気
    貯蔵室との層状に区画形成し、前記隔壁には前記空気貯
    蔵室内に突出して前記水槽の底面近傍にまで至る連通管
    を垂設するとともに、前記空気貯蔵室には圧縮空気供給
    手段を接続して前記空気貯蔵室内を上部の空気層と下部
    の水層との層状に分離形成して、前記圧縮空気供給手段
    によって前記空気層を加減圧して前記連通管を介して連
    通された前記水槽室と前記水層との間で水を流動するこ
    とで前記被切断材に対する前記水槽室の水位を変位可能
    に構成した請求項1記載のプラズマ切断装置の水槽定盤
  3. 【請求項3】  水位調節手段は、水槽の底面上に箱体
    状に隔壁を形成して該水槽内を水槽室と空気貯蔵室とに
    区画形成し、前記隔壁の側面下方であって前記水槽の底
    面近傍には連通孔を設けて前記水槽室と前記空気貯蔵室
    とを連通するとともに、前記空気貯蔵室には圧縮空気供
    給手段を接続して前記空気貯蔵室内を上部の空気層と下
    部の水層との層状に分離形成して、前記圧縮空気供給手
    段によって前記空気層を加減圧して前記連通孔を介して
    連通された前記水槽室と前記水層との間で水を流動する
    ことで前記被切断材に対する前記水槽室の水位を変位可
    能に構成した請求項1記載のプラズマ切断装置の水槽定
    盤。
  4. 【請求項4】  切断滓貯留部は、前記水槽から取り出
    し可能であるとともに、前記定盤本体の下方のほぼ全面
    に渡って切断滓を受け可能に、少なくとも一の切断滓貯
    留パンを空気貯蔵室に載置する構成とした請求項1,2
    または3記載のプラズマ切断装置の水槽定盤。
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