JPH042746Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH042746Y2 JPH042746Y2 JP6564386U JP6564386U JPH042746Y2 JP H042746 Y2 JPH042746 Y2 JP H042746Y2 JP 6564386 U JP6564386 U JP 6564386U JP 6564386 U JP6564386 U JP 6564386U JP H042746 Y2 JPH042746 Y2 JP H042746Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- collar
- arbor
- milling
- divided
- milling tool
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000003801 milling Methods 0.000 claims description 27
- 239000003086 colorant Substances 0.000 description 2
- 238000009434 installation Methods 0.000 description 2
Landscapes
- Milling Processes (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本考案はフライス工具の取付装置の改良に関す
る。
る。
(従来技術とその問題点)
従来、フライス工具の取付装置としては、フラ
イス盤のアーバに支持される複数個のフライス工
具の間隔をカラーで調整して取付けるものが提案
されている(実開昭55−75410号公報参照)。
イス盤のアーバに支持される複数個のフライス工
具の間隔をカラーで調整して取付けるものが提案
されている(実開昭55−75410号公報参照)。
上記のような取付装置でフライス工具の取付幅
を変えるには、アーバサポート、締付ナツト、カ
ラー、フライス工具、カラーをアーバから抜き取
り、再びこの逆の手順で組付ける必要があるの
で、カラーの取替え作業が煩わしいという問題が
あつた。
を変えるには、アーバサポート、締付ナツト、カ
ラー、フライス工具、カラーをアーバから抜き取
り、再びこの逆の手順で組付ける必要があるの
で、カラーの取替え作業が煩わしいという問題が
あつた。
(考案の目的)
本考案は上記従来の問題を解消するためになさ
れたもので、フライス工具及びカラーを軸方向に
締付ける締付ナツトを緩めるだけでカラーを迅速
に取替えできるようにすることを目的とするもの
である。
れたもので、フライス工具及びカラーを軸方向に
締付ける締付ナツトを緩めるだけでカラーを迅速
に取替えできるようにすることを目的とするもの
である。
(考案の構成)
このため本考案は、カラーが、軸方向に2分割
されていて、該各分割カラーは、上記アーバに半
径方向から互い違いに嵌合可能な開口部を有する
嵌合溝部と、該各嵌合溝部の端部から軸方向に突
出して、隣り合う分割カラーの嵌合溝部の開口部
に嵌合可能な突出部とで構成されていることを特
徴とするものである。
されていて、該各分割カラーは、上記アーバに半
径方向から互い違いに嵌合可能な開口部を有する
嵌合溝部と、該各嵌合溝部の端部から軸方向に突
出して、隣り合う分割カラーの嵌合溝部の開口部
に嵌合可能な突出部とで構成されていることを特
徴とするものである。
(考案の効果)
本考案によれば、締付ナツトを緩めると、分割
カラーはアーバに半径方向から着脱できるように
なるから、アーバサポート等を抜き取る作業が不
要となり、カラーの取替え作業、つまりフライス
工具の取付幅変更作業が迅速に行えるようにな
る。
カラーはアーバに半径方向から着脱できるように
なるから、アーバサポート等を抜き取る作業が不
要となり、カラーの取替え作業、つまりフライス
工具の取付幅変更作業が迅速に行えるようにな
る。
なお、分割カラーは既存のフライス盤にも適用
することができる。
することができる。
(実施例)
以下、本考案の実施例を添付図面について詳細
に説明する。
に説明する。
第1図に示すように、フライス盤1のコラム2
には、水平方向に伸長するアーバ3の基部3bが
回転自在に支承され、該コラム2のアーバ3の上
方位置には、アーバ3に対して、平行に伸長する
アーム4が固定され、該アーム4にはアーバサポ
ート5が軸方向に摺動自在に支持されて、該アー
バサポート5の貫通孔5aでアーバ3の先端部3
aが回転自在に支承されている。
には、水平方向に伸長するアーバ3の基部3bが
回転自在に支承され、該コラム2のアーバ3の上
方位置には、アーバ3に対して、平行に伸長する
アーム4が固定され、該アーム4にはアーバサポ
ート5が軸方向に摺動自在に支持されて、該アー
バサポート5の貫通孔5aでアーバ3の先端部3
aが回転自在に支承されている。
上記アーバ3の基部3bは電動モータに連結さ
れていて、該アーバ3は電動モータにより回転さ
れる。
れていて、該アーバ3は電動モータにより回転さ
れる。
該アーバ3には基部3b側から順に、第1カラ
ー6,第1フライス工具7,第2カラー8,第2
フライス工具9,第3カラー10が嵌合され、第
1,第2フライス工具7,9はアーバ3とともに
回転するようアーバ3に連結される。
ー6,第1フライス工具7,第2カラー8,第2
フライス工具9,第3カラー10が嵌合され、第
1,第2フライス工具7,9はアーバ3とともに
回転するようアーバ3に連結される。
該アーバ3の第3カラー10の外側には、アー
バ3に形成されたおねじ3cに螺合する締付ナツ
ト11が嵌合され、該締付ナツト11により第1
カラー6,第1フライス工具7,第2カラー8,
第2フライス工具9,第3カラー10が軸方向に
締付られて、第1,第2フライス工具7,9の取
付幅Wが保持される。
バ3に形成されたおねじ3cに螺合する締付ナツ
ト11が嵌合され、該締付ナツト11により第1
カラー6,第1フライス工具7,第2カラー8,
第2フライス工具9,第3カラー10が軸方向に
締付られて、第1,第2フライス工具7,9の取
付幅Wが保持される。
上記第2カラー8は、第2図及び第3図に詳細
に示すように、軸方向に2分割されていて、各分
割カラー8A,8Bは、アーバ3に半径方向から
互い違いに嵌合可能な開口部8a,8aを有する
断面略U字状の嵌合溝部8b,8bと、該各嵌合
溝部8b,8bの端部から軸方向に突出して、隣
り合う分割カラー8A,8Bの嵌合溝部8b,8
bの開口部8a,8aに嵌合可能な突起部8c,
8cとで構成されている。
に示すように、軸方向に2分割されていて、各分
割カラー8A,8Bは、アーバ3に半径方向から
互い違いに嵌合可能な開口部8a,8aを有する
断面略U字状の嵌合溝部8b,8bと、該各嵌合
溝部8b,8bの端部から軸方向に突出して、隣
り合う分割カラー8A,8Bの嵌合溝部8b,8
bの開口部8a,8aに嵌合可能な突起部8c,
8cとで構成されている。
従つて、分割カラー8A,8Bは、アーバ3に
半径方向から着脱することができ、装着時は、従
来と同様アーバ3に同軸に嵌合された状態とな
る。
半径方向から着脱することができ、装着時は、従
来と同様アーバ3に同軸に嵌合された状態とな
る。
上記一方の分割カラー8Bの突起部8cの上面
には、第4図に詳細に示すように、ボールプラン
ジヤ13がばね14で上方に付勢されて設けら
れ、他方の分割カラー8Aの嵌合溝部8bの開口
部8a内面には、上記ボールプランジヤ13が係
合する係合凹部15が形成されていて、両分割カ
ラー8A,8Bを組み合わせた時、ボールプラン
ジヤ13が係合凹部15に係合して、両分割カラ
ー8A,8Bが容易に分離しないように組み付け
られる。
には、第4図に詳細に示すように、ボールプラン
ジヤ13がばね14で上方に付勢されて設けら
れ、他方の分割カラー8Aの嵌合溝部8bの開口
部8a内面には、上記ボールプランジヤ13が係
合する係合凹部15が形成されていて、両分割カ
ラー8A,8Bを組み合わせた時、ボールプラン
ジヤ13が係合凹部15に係合して、両分割カラ
ー8A,8Bが容易に分離しないように組み付け
られる。
上記のような構成であれば、第1,第2フライ
ス工具7,9の取付幅Wを変えるには、締付ナツ
ト11を緩め、分割カラー8A,8Bをアーバ3
の半径方向外方に強く引つぱると、ボールプラン
ジヤ13と係合凹部15との係合が外れて、分割
カラー8A,8Bはアーバ3から取外される。
ス工具7,9の取付幅Wを変えるには、締付ナツ
ト11を緩め、分割カラー8A,8Bをアーバ3
の半径方向外方に強く引つぱると、ボールプラン
ジヤ13と係合凹部15との係合が外れて、分割
カラー8A,8Bはアーバ3から取外される。
そして、必要な取付幅W′に対する長さの分割
カラー8A,8Bをアーバ3に半径方外方から嵌
め合わせて、締付ナツト11を締付けると、締付
ナツト11により、第1カラー6,…,第3カラ
ー10が軸方向に締付けられて、第1,第2フラ
イス工具7,9が取付幅W′に保持される。
カラー8A,8Bをアーバ3に半径方外方から嵌
め合わせて、締付ナツト11を締付けると、締付
ナツト11により、第1カラー6,…,第3カラ
ー10が軸方向に締付けられて、第1,第2フラ
イス工具7,9が取付幅W′に保持される。
従つて、従来のように、アーバサポート5,締
付ナツト11,第3カラー10,第2フライス工
具9,第2カラー8をアーバ3から抜き取らなく
てもよいので、第2カラー8の取替え作業、つま
りフライス工具7,9の取付幅変更作業が迅速に
行なえるのである。
付ナツト11,第3カラー10,第2フライス工
具9,第2カラー8をアーバ3から抜き取らなく
てもよいので、第2カラー8の取替え作業、つま
りフライス工具7,9の取付幅変更作業が迅速に
行なえるのである。
なお、上記実施例では第2カラー8を分割カラ
ーとしたが、第1,第2カラー6,10も分割カ
ラーとしてもよい。
ーとしたが、第1,第2カラー6,10も分割カ
ラーとしてもよい。
第1図は本考案に係るフライス工具の取付装置
の側面図、第2図は分割カラーの組付状態の斜視
図、第3図は分割カラーの分離状態の斜視図、第
4図は第2図のI−I線断面図である。 1……フライス盤、3……アーバ、5……アー
バサポート、8a……開口部、8b……嵌合溝
部、8c……突起部、6,8,10……カラー、
8A,8B……分割カラー、7,9……フライス
工具、11……締付ナツト、W,W′……取付幅。
の側面図、第2図は分割カラーの組付状態の斜視
図、第3図は分割カラーの分離状態の斜視図、第
4図は第2図のI−I線断面図である。 1……フライス盤、3……アーバ、5……アー
バサポート、8a……開口部、8b……嵌合溝
部、8c……突起部、6,8,10……カラー、
8A,8B……分割カラー、7,9……フライス
工具、11……締付ナツト、W,W′……取付幅。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 フライス盤のアーバに支持される複数個のフラ
イス工具の間隔をカラーで調整して取付ける装置
であつて、 上記カラーは、軸方向に2分割されていて、該
各分割カラーは、上記アーバに半径方向から互い
違いに嵌合可能な開口部を有する嵌合溝部と、該
各嵌合溝部の端部から軸方向に突出して、隣り合
う分割カラーの嵌合溝部の開口部に嵌合可能な突
起部とで構成されていることを特徴とするフライ
ス工具の取付装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6564386U JPH042746Y2 (ja) | 1986-04-30 | 1986-04-30 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6564386U JPH042746Y2 (ja) | 1986-04-30 | 1986-04-30 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62178016U JPS62178016U (ja) | 1987-11-12 |
JPH042746Y2 true JPH042746Y2 (ja) | 1992-01-30 |
Family
ID=30902907
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6564386U Expired JPH042746Y2 (ja) | 1986-04-30 | 1986-04-30 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH042746Y2 (ja) |
-
1986
- 1986-04-30 JP JP6564386U patent/JPH042746Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS62178016U (ja) | 1987-11-12 |
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