JPH04274605A - オペアンプ回路 - Google Patents
オペアンプ回路Info
- Publication number
- JPH04274605A JPH04274605A JP3059498A JP5949891A JPH04274605A JP H04274605 A JPH04274605 A JP H04274605A JP 3059498 A JP3059498 A JP 3059498A JP 5949891 A JP5949891 A JP 5949891A JP H04274605 A JPH04274605 A JP H04274605A
- Authority
- JP
- Japan
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- operational amplifier
- offset adjustment
- input terminal
- circuit
- output
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Links
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 6
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
- 239000004065 semiconductor Substances 0.000 description 1
- 239000000758 substrate Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Amplifiers (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、オフセット調整機能を
備えたオペアンプ回路に関し、特にLSI(Large
Scale Integrated Circuit
)化に好適のオペアンプ回路に関する。
備えたオペアンプ回路に関し、特にLSI(Large
Scale Integrated Circuit
)化に好適のオペアンプ回路に関する。
【0002】
【従来の技術】図4は従来のオペアンプ回路を示す回路
図である。
図である。
【0003】トランジスタ24,25は、そのエミッタ
同士が相互に接続されている。このエミッタの相互接続
点と−VCC電源との間には、電流源28が介装されて
いる。また、トランジスタ24,25のコレクタは、夫
々抵抗R21,R22を介して+VCC電源に接続され
ている。 これらのトランジスタ24,25、抵抗R21,R22
及び電流源28により、初段差動増幅回路21が構成さ
れている。
同士が相互に接続されている。このエミッタの相互接続
点と−VCC電源との間には、電流源28が介装されて
いる。また、トランジスタ24,25のコレクタは、夫
々抵抗R21,R22を介して+VCC電源に接続され
ている。 これらのトランジスタ24,25、抵抗R21,R22
及び電流源28により、初段差動増幅回路21が構成さ
れている。
【0004】トランジスタ24,25のコレクタは、夫
々トランジスタ26,27のコレクタに接続されている
。このトランジスタ26,27のエミッタ同士は相互に
接続されており、このエミッタの相互接続点と−VCC
電圧源との間には電流源29が介装されている。また、
トランジスタ26のベースには接地電位が与えられ、ト
ランジスタ27のベースにはオフセット調整入力端子9
からオフセット調整電圧が与えられるようになっている
。このトランジスタ26,27及び電流源29により、
オフセット調整回路22が構成されている。
々トランジスタ26,27のコレクタに接続されている
。このトランジスタ26,27のエミッタ同士は相互に
接続されており、このエミッタの相互接続点と−VCC
電圧源との間には電流源29が介装されている。また、
トランジスタ26のベースには接地電位が与えられ、ト
ランジスタ27のベースにはオフセット調整入力端子9
からオフセット調整電圧が与えられるようになっている
。このトランジスタ26,27及び電流源29により、
オフセット調整回路22が構成されている。
【0005】初段差動増幅回路21のトランジスタ24
,25のコレクタは、夫々出力バッファ回路23の反転
入力端及び非反転入力端に接続されている。そして、こ
の出力バッファ回路23の出力は、出力端子4に送出さ
れるようになっている。
,25のコレクタは、夫々出力バッファ回路23の反転
入力端及び非反転入力端に接続されている。そして、こ
の出力バッファ回路23の出力は、出力端子4に送出さ
れるようになっている。
【0006】このように構成された従来のオペアンプ回
路においては、入力信号がゼロであっても、初段差動増
幅回路21の2つの入力端間に若干の電位差が発生し、
出力端子4に若干の電圧が発生してしまう。この入力端
間の電位差(即ち、入力オフセット電圧)は、初段差動
増幅回路21の差動対の不整合に起因して発生する。従
来のオペアンプ回路においては、この初段差動増幅回路
21の差動対の不整合を調整する目的で、オフセット調
整入力端子9に可変抵抗器24を接続する。そして、こ
の可変抵抗器24によりオフセット調整電圧を設定し、
前述の入力オフセット電圧をゼロにすることが必要であ
る。
路においては、入力信号がゼロであっても、初段差動増
幅回路21の2つの入力端間に若干の電位差が発生し、
出力端子4に若干の電圧が発生してしまう。この入力端
間の電位差(即ち、入力オフセット電圧)は、初段差動
増幅回路21の差動対の不整合に起因して発生する。従
来のオペアンプ回路においては、この初段差動増幅回路
21の差動対の不整合を調整する目的で、オフセット調
整入力端子9に可変抵抗器24を接続する。そして、こ
の可変抵抗器24によりオフセット調整電圧を設定し、
前述の入力オフセット電圧をゼロにすることが必要であ
る。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
オペアンプ回路においては、外部の可変抵抗器24によ
りオフセット調整を実施する必要上、オペアンプ回路の
数だけ可変抵抗器を用意する必要がある。このため、1
つの半導体基板に数十個のオペアンプ回路が設けられた
LSIを形成しようとすると、数十個の可変抵抗器を用
意し、且つ、使用時にはこれらの可変抵抗器を個別的に
調整する必要がある。従って、このようなLSIは実用
的ではないものになってしまう。
オペアンプ回路においては、外部の可変抵抗器24によ
りオフセット調整を実施する必要上、オペアンプ回路の
数だけ可変抵抗器を用意する必要がある。このため、1
つの半導体基板に数十個のオペアンプ回路が設けられた
LSIを形成しようとすると、数十個の可変抵抗器を用
意し、且つ、使用時にはこれらの可変抵抗器を個別的に
調整する必要がある。従って、このようなLSIは実用
的ではないものになってしまう。
【0008】本発明はかかる問題点に鑑みてなされたも
のであって、外部に可変抵抗器を設ける必要がなく、容
易にオフセット調整を実施することができるオペアンプ
回路を提供することを目的とする。
のであって、外部に可変抵抗器を設ける必要がなく、容
易にオフセット調整を実施することができるオペアンプ
回路を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明に係るオペアンプ
回路は、オフセット調整端子を備えた第1のオペアンプ
と、その反転入力端に前記第1のオペアンプの出力が与
えられその非反転入力端に接地電位が与えられる第2の
オペアンプと、オフセット調整時にはこの第2のオペア
ンプの出力電圧を前記オフセット調整端子に与え、オフ
セット調整終了後はオフセット調整時における前記第2
のオペアンプの出力電圧を保持しこの電圧を前記オフセ
ット調整端子に与えるサンプルホールド回路とを有する
ことを特徴とする。
回路は、オフセット調整端子を備えた第1のオペアンプ
と、その反転入力端に前記第1のオペアンプの出力が与
えられその非反転入力端に接地電位が与えられる第2の
オペアンプと、オフセット調整時にはこの第2のオペア
ンプの出力電圧を前記オフセット調整端子に与え、オフ
セット調整終了後はオフセット調整時における前記第2
のオペアンプの出力電圧を保持しこの電圧を前記オフセ
ット調整端子に与えるサンプルホールド回路とを有する
ことを特徴とする。
【0010】
【作用】本発明においては、その入力端に第1のオペア
ンプの出力が与えられる第2のオペアンプを備えており
、サンプルホールド回路は、オフセット調整時にはこの
第2のオペアンプの出力電圧を第1のオペアンプのオフ
セット調整端子に与える。つまり、本発明に係るオペア
ンプ回路においては、オフセット調整を実施する場合に
、第1のオペアンプの入力をゼロ(接地電位)にすると
、この第1のオペアンプの出力がゼロになるように、第
2のオペアンプ及びサンプルホールド回路により負帰還
がかかり、オフセット調整端子に所定のオフセット電圧
が印加される。このオフセット電圧は前記サンプルホー
ルド回路に保持されて、オフセット調整後も前記オフセ
ット調整端子にはこのオフセット電圧が与えられる。
ンプの出力が与えられる第2のオペアンプを備えており
、サンプルホールド回路は、オフセット調整時にはこの
第2のオペアンプの出力電圧を第1のオペアンプのオフ
セット調整端子に与える。つまり、本発明に係るオペア
ンプ回路においては、オフセット調整を実施する場合に
、第1のオペアンプの入力をゼロ(接地電位)にすると
、この第1のオペアンプの出力がゼロになるように、第
2のオペアンプ及びサンプルホールド回路により負帰還
がかかり、オフセット調整端子に所定のオフセット電圧
が印加される。このオフセット電圧は前記サンプルホー
ルド回路に保持されて、オフセット調整後も前記オフセ
ット調整端子にはこのオフセット電圧が与えられる。
【0011】
【実施例】次に、本発明の実施例について添付の図面を
参照して説明する。
参照して説明する。
【0012】図1は本発明の第1の実施例に係るオペア
ンプ回路を示す回路図である。
ンプ回路を示す回路図である。
【0013】本実施例に係るオペアンプ回路1は、2個
のオペアンプ6,7及びサンプルホールド回路8により
構成されている。つまり、オペアンプ6の非反転入力端
及び反転入力端には、夫々入力端子2,3に入力された
信号が与えられる。このオペアンプ6の出力は、出力端
子4に送出されると共に、オペアンプ7の反転入力端に
与えられる。
のオペアンプ6,7及びサンプルホールド回路8により
構成されている。つまり、オペアンプ6の非反転入力端
及び反転入力端には、夫々入力端子2,3に入力された
信号が与えられる。このオペアンプ6の出力は、出力端
子4に送出されると共に、オペアンプ7の反転入力端に
与えられる。
【0014】このオペアンプ7の非反転入力端には、接
地電位が与えられるようになっている。そして、このオ
ペアンプ7は、例えば反転入力端に与えられた電圧と接
地電位との差電圧を出力する。
地電位が与えられるようになっている。そして、このオ
ペアンプ7は、例えば反転入力端に与えられた電圧と接
地電位との差電圧を出力する。
【0015】オペアンプ7の出力はサンプルホールド回
路8に与えられる。このサンプルホールド回路8には、
サンプル信号入力端子5からサンプル信号が与えられる
。そして、このサンプルホールド回路8は、前記サンプ
ル信号が“H”の間はオペアンプ7の出力電圧をオフセ
ット調整入力端子9に伝達し、サンプル信号が“L”の
ときはこのサンプル信号が“L”になる直前におけるオ
ペアンプ7の出力電圧を保持し、この電圧をオフセット
調整入力端子9に送出する。
路8に与えられる。このサンプルホールド回路8には、
サンプル信号入力端子5からサンプル信号が与えられる
。そして、このサンプルホールド回路8は、前記サンプ
ル信号が“H”の間はオペアンプ7の出力電圧をオフセ
ット調整入力端子9に伝達し、サンプル信号が“L”の
ときはこのサンプル信号が“L”になる直前におけるオ
ペアンプ7の出力電圧を保持し、この電圧をオフセット
調整入力端子9に送出する。
【0016】次に、このように構成された本実施例のオ
ペアンプ回路におけるオフセット調整方法について説明
する。
ペアンプ回路におけるオフセット調整方法について説明
する。
【0017】入力端子2,3をいずれも接地電位とし、
入力端子5に与えるサンプル信号を“H”にする。そう
すると、オペアンプ6には、オペアンプ7及びサンプル
ホールド回路8を介して負帰還がかかり、オペアンプ6
の入力オフセット電圧がゼロになるようにオフセット調
整入力端子9に与えられるオフセット電圧が調整される
。このようにして、オフセット調整が完了する。
入力端子5に与えるサンプル信号を“H”にする。そう
すると、オペアンプ6には、オペアンプ7及びサンプル
ホールド回路8を介して負帰還がかかり、オペアンプ6
の入力オフセット電圧がゼロになるようにオフセット調
整入力端子9に与えられるオフセット電圧が調整される
。このようにして、オフセット調整が完了する。
【0018】このように、本実施例に係るオペアンプ回
路1は、外部に可変抵抗器を設ける必要がなく、第1の
オペアンプの入力端を接地電位とした後サンプル信号入
力端子5に与えるサンプル信号を“H”にするだけで自
動的にオフセット電圧が決定される。
路1は、外部に可変抵抗器を設ける必要がなく、第1の
オペアンプの入力端を接地電位とした後サンプル信号入
力端子5に与えるサンプル信号を“H”にするだけで自
動的にオフセット電圧が決定される。
【0019】一方、入力端子5に与えられるサンプル信
号が“L”になると、サンプルホールド回路8は前記オ
フセット電圧を保持し続け、このオフセット電圧を入力
端子5に印加し続ける。これにより、オペアンプ回路1
は入力オフセット電圧ゼロのオペアンプとして機能する
。
号が“L”になると、サンプルホールド回路8は前記オ
フセット電圧を保持し続け、このオフセット電圧を入力
端子5に印加し続ける。これにより、オペアンプ回路1
は入力オフセット電圧ゼロのオペアンプとして機能する
。
【0020】図2は本発明の第2の実施例に係るオペア
ンプ回路を示す回路図である。なお、オペアンプ部1a
,1bは、いずれも図1に示すように構成されており、
夫々サンプル信号入力端子5a,5bを備えている。
ンプ回路を示す回路図である。なお、オペアンプ部1a
,1bは、いずれも図1に示すように構成されており、
夫々サンプル信号入力端子5a,5bを備えている。
【0021】入力端子13から入力された入力信号は、
入力抵抗R1 及びスイッチSW1 を介してオペアン
プ部1aの反転入力端に与えられる。抵抗R1 とスイ
ッチSW1との接続点とオペアンプ部1aの出力端との
間には、帰還抵抗R2 が介装されている。また、オペ
アンプ部1aの反転入力端と接地との間にはスイッチS
W2 が介装されており、オペアンプ部1aの非反転入
力端には接地電位が与えられる。そして、オペアンプ部
1aの出力は、スイッチSW3 を介して出力端子14
に送出される。
入力抵抗R1 及びスイッチSW1 を介してオペアン
プ部1aの反転入力端に与えられる。抵抗R1 とスイ
ッチSW1との接続点とオペアンプ部1aの出力端との
間には、帰還抵抗R2 が介装されている。また、オペ
アンプ部1aの反転入力端と接地との間にはスイッチS
W2 が介装されており、オペアンプ部1aの非反転入
力端には接地電位が与えられる。そして、オペアンプ部
1aの出力は、スイッチSW3 を介して出力端子14
に送出される。
【0022】これと同様に、入力端子13から入力され
た入力信号は、入力抵抗R3 及びスイッチSW4 を
介して、オペアンプ部1bの反転入力端に与えられる。 抵抗R3とスイッチSW4 との接続点とオペアンプ部
1bの出力端との間には、帰還抵抗R4 が介装されて
いる。また、オペアンプ部1bの反転入力端と接地との
間にはスイッチSW5 が介装されており、オペアンプ
部1bの非反転入力端には接地電位が与えられる。そし
て、オペアンプ部1bの出力は、スイッチSW6 を介
して出力端子14に送出される。
た入力信号は、入力抵抗R3 及びスイッチSW4 を
介して、オペアンプ部1bの反転入力端に与えられる。 抵抗R3とスイッチSW4 との接続点とオペアンプ部
1bの出力端との間には、帰還抵抗R4 が介装されて
いる。また、オペアンプ部1bの反転入力端と接地との
間にはスイッチSW5 が介装されており、オペアンプ
部1bの非反転入力端には接地電位が与えられる。そし
て、オペアンプ部1bの出力は、スイッチSW6 を介
して出力端子14に送出される。
【0023】なお、スイッチSW1 乃至SW6 は、
夫々所定の信号に基づいてオン−オフ動作する。
夫々所定の信号に基づいてオン−オフ動作する。
【0024】次に、本実施例に係るオペアンプ回路の動
作を説明する。図3は、スイッチSW1 乃至SW6
及びサンプル信号入力端子5a,5bに与えられる各信
号を示すタイミングチャート図である。各スイッチSW
1 乃至SW6 は、いずれも与えられた信号が“H”
のときにオンになり、“L”のときにオフになる。これ
らの信号により、オペアンプ部1a,1bは交互に入力
端子13及び出力端子14から切り離される。例えば、
スイッチSW1 ,SW3 ,SW5 がオフであり、
スイッチSW2 ,SW4 ,SW6 がオンであると
すると、オペアンプ部1aは、実施例1において説明し
たようにして、自動的にオフセット調整される。また、
オペアンプ部1bは、入力端子13に与えられた信号を
増幅して出力信号を端子14に送出する。
作を説明する。図3は、スイッチSW1 乃至SW6
及びサンプル信号入力端子5a,5bに与えられる各信
号を示すタイミングチャート図である。各スイッチSW
1 乃至SW6 は、いずれも与えられた信号が“H”
のときにオンになり、“L”のときにオフになる。これ
らの信号により、オペアンプ部1a,1bは交互に入力
端子13及び出力端子14から切り離される。例えば、
スイッチSW1 ,SW3 ,SW5 がオフであり、
スイッチSW2 ,SW4 ,SW6 がオンであると
すると、オペアンプ部1aは、実施例1において説明し
たようにして、自動的にオフセット調整される。また、
オペアンプ部1bは、入力端子13に与えられた信号を
増幅して出力信号を端子14に送出する。
【0025】ところで、オペアンプは、温度変化の影響
により温度ドリフトが発生する。このため、オフセット
調整を実施した後も、温度変化によりオフセット電圧が
変化してしまうことがある。しかし、本実施例において
は、所定の時間間隔で、オペアンプ部1a,1bが交互
に入力端子13及び出力端子14と切り離されてオフセ
ット調整される。そして、一方のオペアンプ部がオフセ
ット調整期間の間は、他方のオペアンプ部が入力端子1
3及び出力端子14に接続されている。このため、本実
施例に係るオペアンプ回路は、温度変化に対しても、入
力オフセット電圧を常にゼロに維持することができる。
により温度ドリフトが発生する。このため、オフセット
調整を実施した後も、温度変化によりオフセット電圧が
変化してしまうことがある。しかし、本実施例において
は、所定の時間間隔で、オペアンプ部1a,1bが交互
に入力端子13及び出力端子14と切り離されてオフセ
ット調整される。そして、一方のオペアンプ部がオフセ
ット調整期間の間は、他方のオペアンプ部が入力端子1
3及び出力端子14に接続されている。このため、本実
施例に係るオペアンプ回路は、温度変化に対しても、入
力オフセット電圧を常にゼロに維持することができる。
【0026】なお、本実施例においては、2個のオペア
ンプ部によりオペアンプ回路を構成した場合について説
明したが、これによりオペアンプ部の個数は2個に限定
されるものではない。例えば、n+1個のオペアンプ部
を備え、これらのオペアンプ部をスイッチにより逐次切
り替えることにより、入力オフセット電圧が常にゼロに
維持されるn個のオペアンプ部より構成されたオペアン
プ回路を得ることができる。
ンプ部によりオペアンプ回路を構成した場合について説
明したが、これによりオペアンプ部の個数は2個に限定
されるものではない。例えば、n+1個のオペアンプ部
を備え、これらのオペアンプ部をスイッチにより逐次切
り替えることにより、入力オフセット電圧が常にゼロに
維持されるn個のオペアンプ部より構成されたオペアン
プ回路を得ることができる。
【0027】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、第
2のオペアンプ及びサンプルホールド回路により第1の
オペアンプに負帰還がかかるようになっているから、容
易にオフセット調整を実施することができる。また、外
部にオフセット調整用の可変抵抗器等を設ける必要がな
いため、多数のオペアンプ回路を備えたLSIを実用に
供することが可能になるという効果を奏する。
2のオペアンプ及びサンプルホールド回路により第1の
オペアンプに負帰還がかかるようになっているから、容
易にオフセット調整を実施することができる。また、外
部にオフセット調整用の可変抵抗器等を設ける必要がな
いため、多数のオペアンプ回路を備えたLSIを実用に
供することが可能になるという効果を奏する。
【図1】本発明の第1の実施例に係るオペアンプ回路を
示す回路図である。
示す回路図である。
【図2】本発明の第2の実施例に係るオペアンプ回路を
示す回路図である。
示す回路図である。
【図3】本発明の第2の実施例に係るオペアンプ回路に
与えられる各信号を示すタイミングチャート図である。
与えられる各信号を示すタイミングチャート図である。
【図4】従来のオペアンプ回路を示す回路図である。
1;オペアンプ回路
1a,1b;オペアンプ部
5,5a,5b;サンプル信号入力端子6,7;オペア
ンプ 8;サンプルホールド回路 21;初段差動増幅回路 22;オフセット調整回路
ンプ 8;サンプルホールド回路 21;初段差動増幅回路 22;オフセット調整回路
Claims (1)
- 【請求項1】 オフセット調整端子を備えた第1のオ
ペアンプと、その反転入力端に前記第1のオペアンプの
出力が与えられその非反転入力端に接地電位が与えられ
る第2のオペアンプと、オフセット調整時にはこの第2
のオペアンプの出力電圧を前記オフセット調整端子に与
え、オフセット調整終了後はオフセット調整時における
前記第2のオペアンプの出力電圧を保持しこの電圧を前
記オフセット調整端子に与えるサンプルホールド回路と
を有することを特徴とするオペアンプ回路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3059498A JPH04274605A (ja) | 1991-02-28 | 1991-02-28 | オペアンプ回路 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3059498A JPH04274605A (ja) | 1991-02-28 | 1991-02-28 | オペアンプ回路 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04274605A true JPH04274605A (ja) | 1992-09-30 |
Family
ID=13115013
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3059498A Pending JPH04274605A (ja) | 1991-02-28 | 1991-02-28 | オペアンプ回路 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH04274605A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7459966B2 (en) | 2005-04-28 | 2008-12-02 | Sharp Kabushiki Kaisha | Offset adjusting circuit and operational amplifier circuit |
US7659777B2 (en) | 2006-08-04 | 2010-02-09 | Sharp Kabushiki Kaisha | Offset adjustment device, semiconductor device, display device, offset adjustment method, noise detection device, and noise detection method |
-
1991
- 1991-02-28 JP JP3059498A patent/JPH04274605A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7459966B2 (en) | 2005-04-28 | 2008-12-02 | Sharp Kabushiki Kaisha | Offset adjusting circuit and operational amplifier circuit |
US7659777B2 (en) | 2006-08-04 | 2010-02-09 | Sharp Kabushiki Kaisha | Offset adjustment device, semiconductor device, display device, offset adjustment method, noise detection device, and noise detection method |
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