JPH04274366A - 固体撮像素子 - Google Patents

固体撮像素子

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Publication number
JPH04274366A
JPH04274366A JP3061369A JP6136991A JPH04274366A JP H04274366 A JPH04274366 A JP H04274366A JP 3061369 A JP3061369 A JP 3061369A JP 6136991 A JP6136991 A JP 6136991A JP H04274366 A JPH04274366 A JP H04274366A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
section
light
dummy
solid
light receiving
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP3061369A
Other languages
English (en)
Inventor
Yukio Taniji
谷治 行夫
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by NEC Corp filed Critical NEC Corp
Priority to JP3061369A priority Critical patent/JPH04274366A/ja
Publication of JPH04274366A publication Critical patent/JPH04274366A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Light Receiving Elements (AREA)
  • Solid State Image Pick-Up Elements (AREA)
  • Transforming Light Signals Into Electric Signals (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は固体撮像素子に関し、特
に光学的黒部[以下、OB(Optical Blac
k)部と記す]を有する固体撮像素子に関する。
【0002】
【従来の技術】OB部は固体撮像素子の出力信号の基準
レベルを得るために設けられる。図5はOB部を有する
従来の固体撮像素子の概略平面図であって、同図に示さ
れるように、この種固体撮像素子には、受光素子、読み
出しゲート、垂直転送レジスタからなる光電変換部10
、遮光された受光素子、読み出しゲート、垂直転送レジ
スタからなるOB部12、光電変換部10およびOB部
12から転送されてくる電荷を水平方向に転送する水平
転送レジスタ13および水平転送レジスタから転送され
てくる電荷を電圧信号に変換する出力部14が設けられ
ている。
【0003】図7の(a)は光電変換部10とOB部1
2の断面図である。同図において、1はp型半導体基板
、2は基板上の各領域を分離するチャネルストッパ、3
は受光素子を構成するフォトダイオード領域、4は垂直
転送レジスタの電荷転送領域、5は垂直転送レジスタの
電荷転送電極、6は、光電変換部10のフォトダイオー
ド領域3上に開口を有しかつOB部12上を完全に覆う
遮光膜である。
【0004】図7の(a)に示されるように、OB部1
2の受光素子は素子上が遮光されている点以外は、光電
変換部10内のそれと同一構造に形成される。従って、
例えば周囲温度の変動により光電変換部の受光素子の暗
電流成分に変化が生じても、図6に示されるように、出
力信号のOB信号を基準として、OBクランプパルスに
より映像の出力信号をクランプし、その差分を映像信号
として用いることにより暗電流成分を相殺することがで
きる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の固体撮
像素子においては、光電変換部に非常に強い光が入射し
た場合、図7の(a)に示されるように、入射光aは、
フォトダイオード領域3の表面と遮光膜6との間を多重
反射した後、OB部12のフォトダイオード領域3に入
射する。そのため、光電変換部10との境界付近のOB
部12の複数ビットの出力信号に偽信号が重畳される。
【0006】図7の(b)にこの時の出力信号の状態を
示す。本来、OB部の出力信号としては点線のようにな
るべきものが、非常に強い光が入射した時には実線のよ
うになり、クランプパルスの期間においても偽信号成分
が現れる。そのため、ミスクランプ状態が発生し、映像
信号の劣化が引き起こされる。また、ミスクランプとな
らない場合でも、クランプパルスに対する位相マージン
が小さくなり、固体撮像素子を使用した装置自体の安定
性が損なわれる。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の固体撮像素子は
、光電変換を行う有効受光部と、ダミー受光部と、基準
出力レベルを与える光学的黒受光部とが同一半導体基板
上にこの順で配列され、その上部に有効受光部上に開口
を有し、かつダミー受光部と接触する遮光膜が設けられ
たものである。
【0008】
【実施例】次に、本発明の実施例について図面を参照し
て説明する。図2は本発明の実施例の概略平面図である
。同図において、図5の従来例と同等の部分には同一の
参照番号が付されているので、重複した説明は省略する
が、本実施例においては、光電変換部10とOB部12
との間にダミー部11が設けられている。
【0009】図1の(a)は、図2のダミー部11を含
む光電変換部10からOB部12にかけての部分の拡大
平面図であり、図1の(b)は、そのA−A′線断面図
である。図1において、1はp型半導体基板、2はチャ
ネルストッパ、3はフォトダイオード領域、4は電荷転
送領域、5は電荷転送電極、6は遮光膜、7は、フォト
ダイオード領域3から電荷転送領域4へ電荷を読み出し
すための読み出しゲート部である。
【0010】図1に示されるように、本実施例では2ビ
ット分がダミー部11となされており、ここでは遮光膜
6がフォトダイオード領域3と接触している。この構造
は、遮光膜となるアルミニウムを蒸着する前にダミー部
11におけるフォトダイオード領域上の層間膜を除去す
ることによって形成される。このように構成すれば、光
電変換部10からの入射光aは図1の(b)に示される
ようにダミー部の遮光膜で遮断され次ビット以降のフォ
トダイオード領域3に達することがないので、OB部に
おける偽信号の発生が抑制される。
【0011】ダミー部11においては、他の部分と異な
って読み出しゲート部が形成されていない。ここに読み
出しゲート部が設けられると、遮光膜が通常接地された
金属膜であるため、ゲート電極を兼ねる電荷転送電極5
に読み出しパルスが印加されたときに、電源から電荷転
送領域4へ電荷が注入されてしまうからである。
【0012】図3に、本実施例の出力信号波形を示す。 同図に示されるように、ダミー部からはOB部となるべ
き信号は出力されないものの、数ビットのダミー部が水
平方向に設けられたことにより不要な偽信号がOB部の
信号に重畳されることがなくなり、安定なクランプ動作
が実現できる。
【0013】図4は、本発明の第2の実施例を示す部分
平面図である。先の実施例では、すべてのフォトダイオ
ード領域が水平方向に直線的に配列されていたため、図
1の(a)のB−B′線断面図である図1の(c)に示
されるように、入射光aはOB部12のフォトダイオー
ド領域3にまで多重反射により到達する可能性があり、
特にダミー部ビット数が図示のように2ビット程度と少
ない場合にはその効果が十分得られない場合がある。
【0014】そこで、第2の実施例では、図4に示され
るように、フォトダイオード領域3を規定するチャネル
ストッパ2が、ダミー部11におけるフォトダイオード
領域3の配列がジグザグになるように、この領域におい
て垂直方向に移動せしめられている。このように構成す
ることによって、図1の(c)のような入射光をブロッ
クでき、少ないビット数にて、より大きな効果を得るこ
とができる。
【0015】以上の実施例では、OB部が光電変換の右
側にある場合について説明したが、本発明はこれに限定
されるものではなく左側にあっても差し支えない。また
、本発明はインターライン転送型のものばかりでなく、
OB部を有する全ての固体撮像素子に適用しうるもので
ある。
【0016】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、固体撮
像素子の水平方向のOB部と光電変換部の間に受光素子
と遮光膜とが接触するように形成したダミー部を設けた
ものであるので、本発明によれば、光電変換部に非常に
強い光が入射した場合でも半導体基板表面−遮光膜間の
多重反射による光がOB部にまで到達する可能性は低く
なる。したがって、OB部での偽信号の発生は大幅に抑
制され、信号処理回路でのミスクランプによる画質の低
下が防止される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例の部分平面図とその断面
図。
【図2】本発明の第1の実施例の概略平面図。
【図3】本発明の第1の実施例の出力信号波形図。
【図4】本発明の第2の実施例の部分平面図。
【図5】従来例の概略平面図。
【図6】従来例の出力信号波形図。
【図7】従来例の問題点を説明するための断面図と出力
信号波形図。
【符号の説明】
1  p型半導体基板 2  チャネルストッパ 3  フォトダイオード領域 4  垂直転送レジスタの電荷転送領域5  垂直転送
レジスタの電荷転送電極6  遮光膜 7  読み出しゲート部 10  光電変換部 11  ダミー部 12  OB部(光学的黒部) 13  水平転送レジスタ 14  出力部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  半導体基板の表面領域内に形成された
    複数の有効受光部と、前記半導体基板の表面領域内に形
    成された光学的黒受光部と、前記有効受光部と前記光学
    的黒受光部との間の前記半導体基板の表面領域内に形成
    されたダミー受光部と、前記有効受光部上に開口を有し
    、前記ダミー受光部と接触しかつ前記光学的黒受光部上
    を覆う遮光膜と、を具備する固体撮像素子。
JP3061369A 1991-03-01 1991-03-01 固体撮像素子 Pending JPH04274366A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3061369A JPH04274366A (ja) 1991-03-01 1991-03-01 固体撮像素子

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JP3061369A JPH04274366A (ja) 1991-03-01 1991-03-01 固体撮像素子

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH04274366A true JPH04274366A (ja) 1992-09-30

Family

ID=13169187

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3061369A Pending JPH04274366A (ja) 1991-03-01 1991-03-01 固体撮像素子

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JP (1) JPH04274366A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006229799A (ja) * 2005-02-21 2006-08-31 Sony Corp 固体撮像素子、固体撮像素子の駆動方法および撮像装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006229799A (ja) * 2005-02-21 2006-08-31 Sony Corp 固体撮像素子、固体撮像素子の駆動方法および撮像装置

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