JPH0427420Y2 - - Google Patents

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JPH0427420Y2
JPH0427420Y2 JP1986108568U JP10856886U JPH0427420Y2 JP H0427420 Y2 JPH0427420 Y2 JP H0427420Y2 JP 1986108568 U JP1986108568 U JP 1986108568U JP 10856886 U JP10856886 U JP 10856886U JP H0427420 Y2 JPH0427420 Y2 JP H0427420Y2
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fitting
plate
edge frame
unit
protrusion
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、相互に連結して床面を構成する組立
床マツトに関する。
(従来の技術とその問題点) 従来、組立を容易にする床マツトは考案されて
おり、最近の例として実開昭60−153281号があ
る。これら従来の床マツトは、その構成の基本と
なる単位板が隣接二辺に嵌合用の雄突起を、他の
二辺に雌突起を突設した構成のものであつて、マ
ツトの周縁を納めるための縁枠板は、該雄突起と
嵌合する雌突起を一辺に有するものと、前記雌突
起に嵌合する雄突起を一辺に有するものの少なく
とも二種類を用意しなければならなかつた。しか
しながら、製造、コスト、管理、又施工の上から
組立部品の種類は少ない方が望ましく、この点で
の改良の余地があつた。又、入隅における縁枠板
の処理について合理的な対策が採られていなかつ
た。
そこで、本考案は、相互に連接可能な単位板の
どの辺とも任意に接続でき、それ故に一種類の縁
枠板によつて単位板連接群の周辺を納めることが
できるようにし、又入隅の処理も正確かつ効率的
に行えるようにした組立床マツトを提供すること
を目的とする。
(問題を解決するための手段) 上記目的を達成するため本考案は、対向側辺部
に互いに嵌合可能な嵌合部を設けた単位板を複数
枚連接し、その周辺部に縁枠板を接続した構成を
有する組立床マツトであつて、単位板の一辺と接
合する縁枠板の辺部に、単位板内に形成した嵌合
部と嵌合する嵌合腕を突設すると共に単位板から
突出する嵌合突起を挿入可能な切除部を形成し、
単位板内に形成した嵌合部と嵌合腕とを嵌合し、
さらに、縁枠板の上記辺部の両端部裏面側に、該
辺部に対して45度の角度を持つて該辺端から対向
辺部に至る切断案内溝を形成し、直交し合う縁枠
板の対向端部を上記切断案内溝によつて45度に切
除し、この切除端を接合して入隅部を形成するこ
とによつて組立床マツトを構成したことを特徴と
する。
(実施例) 次に、本考案の実施例を図面に基づいて説明す
る。ここではスノコの形状を備えた組立床マツト
を例として説明する。
第1図は、本考案の組立床マツトを構成する各
部材を、分解状態で示した平面図(一部裏面図)、
第2図はその要部斜視図、第3図は要部断面図で
ある。
1は正方形状の単位板であり、全面に格子状に
透孔3が形成された板体2の裏面に、該透孔3を
下地面から浮いた状態に定置して水捌け、排水を
よくするための突脚4が多数突設され、又第7図
にも示されているように、隣接二辺部の板体2下
側には若干弾性を有した二つ割蟻型の嵌合用雄突
起5が適宜間隔をおいて下方向に突設され、他の
隣接二辺部の各板体2下側からは対向辺の雄突起
5と対応する位置において該雄突起5を嵌合係止
する係止孔7を形成した雌突起6が外側方向に突
設されている。
複数の単位板は、一つの単位板1の一辺の雌突
起6が、これに接合する隣接単位板1の一辺の板
体下側に差し込まれつつその雄突起5と嵌合する
ことによつて連接される。
8は長手辺が単位板1の一辺の長さと合致した
長方形状の縁枠板であり、単位板1の一辺との接
合辺部9及び対向する縁辺部10との間に排水用
の透孔11が形成され、接合辺部9の下部に単位
板一辺から突出した雌突起6を挿入し得るように
切除した切除部12が形成されると共に、第3図
にも示されているように、該接合辺部9の他の下
部から外側に向かつて、単位板の板体2下側に差
し込まれかつ突脚4と嵌合する嵌合孔14を先端
部に形成した嵌合腕13が適宜間隔で突設され、
第5図にも示されているように、短手の一側辺部
15の下部にその一部が切欠されてこの切欠部1
6内に下方突起17が突設され、対向する他側辺
部18の下部には該突起17に嵌合可能な嵌合孔
20を形成した嵌合突起19が外側方向に突設さ
れ、縁枠板8の裏面側には接合辺部9の少なくと
も一端から該接合辺に対して45度の角度を持つて
縁辺部10に至る切断案内溝21が形成されてい
る。なお、図では縁枠板8は接合辺部9から縁辺
部10に向かつて肉厚が漸次薄くなるように上面
が傾斜面として形成されており、上面内の適宜位
置に下地面へビス固定可能なように固定補助孔2
2が形成されている。
23は正方形状の隅枠体であり、隣接二辺の内
の一辺が一つの縁枠板8の一側辺部15と接合し
得るように該一辺下部に前記嵌合突起19と同様
な嵌合突起24が、又他の一辺に別の縁枠板8の
他側辺部18と接合し得るように該一辺下部に前
記切欠部16内に形成された下方突起17と同様
な切欠部と下方突起25が形成され、上面が縁枠
板8の上面と同面となるように傾斜面となり、上
面内に排水用の透孔が形成されている。
上記構成からなる組立床マツトの施工は、床中
央部においては単位板1を所定枚数縦横に連接
し、周縁部においては単位板1の外周に縁枠板8
を接合する。この際、単位板1の雌突起6突出辺
側にあつては、該雌突起6を縁枠板8の切除部1
2内に挿入しつつ、第3,4図にも示されている
ように、該縁枠板8の嵌合腕13を該単位板1の
下側に当ててその嵌合孔14と突脚4とを嵌合さ
せることによつて、両者は接合(若干の目地間隔
を保つ場合も含む)し、かつ単位板1の雌突起6
を受け入れて確実に結合する。又、単位板1の雄
突起5形成辺側にあつては、外側方向への突出部
がないので、縁枠板8の嵌合腕13を該単位板1
の下側に差し込んその嵌合孔14と突脚4とを嵌
合させることによつて、両者は上記同様に接合し
確実に結合する。縁枠体8,8同志の接合は、下
方突起17と嵌合突起19とを嵌合することによ
つて行われる。入隅においては、二枚の縁枠板
8,8の縁辺部10,10側が直交し合うことに
なるが、各縁辺部10の交叉する端部裏面に形成
されている切断案内溝21に沿つて該端部を45度
の角度で切除すれば、第9図にも示されているよ
うに、この切除辺同志を正確に接合して二枚の縁
枠板8,8を直交状態に接合することができ、し
かも内側の単位板1も狂いを生じることなく連接
することができ、この施工は簡単かつ正確に行う
ことができる。出隅においては、第5,6図にも
示されているように、交叉方向の縁枠板8,8の
近接二側辺部間に隅枠体23を、その嵌合突起2
4又は下方突起25と縁枠板8の下方突起17又
は嵌合突起19とを互いに嵌合することによつて
配設すればよい。
なお、上記した各部の形状は図示の形状に限定
されるものでは勿論なく、又、例えば縁枠板8の
上面は水平面であつてもよく、嵌合腕13先端部
の嵌合孔14に代えて単位板1の透孔3に嵌入す
る嵌合突子とする等の変形も可能である。材質は
合成樹脂乃至合成ゴム等が好ましいが、これらに
限定されるものではない。
(考案の効果) 以上のように本考案の組立床マツトによれば、
単位板のどの側辺に対しても、即ち組立床マツト
の周辺全体に対して一種類の縁枠板を以て接合す
ることができ、組立床マツトの製造、管理、又施
工を効率化し、コストを低減することができる。
また、縁枠体の裏面に接合辺部端から縁辺部に
亘つて、切断案内溝を形成してることにより、入
り隅部の処理も簡単かつ正確に行うことができ、
組立床マツトの施工をいつそう効率化する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例に係る組立床マツト
の分解平面図、第2図は上記組立床マツトの組立
状態を示す斜視図、第3図は第1図の−線断
面図、第4図は第3図の単位板と縁枠板の嵌合状
態を示す断面図、第5図は第1図の−線断面
図、第6図は第5図の縁枠板と隅枠体の嵌合状態
を示す断面図、第7図は単位板同志の接続構造を
示す部分斜視図、第8図は第1図の−線断面
図、第9図は入り隅部分の上記実施例に係る組立
床マツトの平面図である。 1……単位板、4……突脚、5……雄突起、6
……雌突起、8……縁枠板、9……接合辺部、1
0……縁辺部、12……切除部、13……嵌合
腕、14……嵌合孔、17……下方突起、19…
…嵌合突起、23……隅枠体、24……嵌合突
起、25……下方突起。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 対向側辺部に互いに嵌合可能な嵌合部を設けた
    単位板を複数枚連接し、その周辺部に縁枠板を接
    続した構成を有する組立床マツトであつて、単位
    板の一辺と接合する縁枠板の辺部に、単位板内に
    形成した嵌合部と嵌合する嵌合腕を突設すると共
    に、単位板から突出する嵌合突起を挿入可能な切
    除部を形成し、単位板内に形成した嵌合部と嵌合
    腕とを嵌合し、さらに、縁枠板の上記辺部の両端
    部裏面側に、該辺部に対して45度の角度を持つて
    該辺端から対向辺部に至る切断案内溝を形成し、
    直交し合う縁枠板の対向端部を上記切断案内溝に
    よつて45度に切除し、この切除端を接合して入隅
    部を形成したことを特徴とする組立床マツト。
JP1986108568U 1986-07-15 1986-07-15 Expired JPH0427420Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1986108568U JPH0427420Y2 (ja) 1986-07-15 1986-07-15

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JP1986108568U JPH0427420Y2 (ja) 1986-07-15 1986-07-15

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JPS6315877U JPS6315877U (ja) 1988-02-02
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JP2010518882A (ja) * 2006-02-28 2010-06-03 スリーエム イノベイティブ プロパティズ カンパニー 床マット組立体

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