JPH0427416Y2 - - Google Patents

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JPH0427416Y2
JPH0427416Y2 JP1986037158U JP3715886U JPH0427416Y2 JP H0427416 Y2 JPH0427416 Y2 JP H0427416Y2 JP 1986037158 U JP1986037158 U JP 1986037158U JP 3715886 U JP3715886 U JP 3715886U JP H0427416 Y2 JPH0427416 Y2 JP H0427416Y2
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JP
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case
food
humidifier
steam
conveyor
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JP1986037158U
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Description

【考案の詳細な説明】 (イ) 産業上の利用分野 本考案は、冷却器が内設されたケース内部に寿
司、料理、野菜サラダ等の食品又はお好み焼用、
焼肉用等の食材等を循環させるようにした循環コ
ンベヤを具える飲食カウンターに関するものであ
り、更に詳しくは、冷却器が内設されたケース内
を移送される食品、食材等の湿度を、飲食するに
適する湿度に加湿できる飲食カウンターに関する
ものである。
(ロ) 従来技術 水平方向に回動する循環コンベヤ上に寿司等の
食品、焼肉用等の食材を載置して循環させ、客が
自分の好みのものを該循環コンベヤ上から選択す
るというシステムの飲食カウンターは、飲食店の
省力化に寄与しており、更に最近では、食品、食
材の鮮度を保つために、前記循環コンベヤを密閉
或いは略密閉された冷蔵ケース内に設けて食品等
を循環させつつ冷却保存する飲食カウンターが現
われている。この場合、該ケース周囲にはホツト
プレート等の加熱源を具えたカウンターを配し、
客が自分の好みの食品等を該循環コンベヤ上から
選択した上で、必要に応じ加熱調理できる。
(ハ) 考案が解決しようとする問題点 然し乍ら、従来の上記飲食カウンターにあつて
は、単に食品等を載置したコンベヤが循環してい
るだけなので、循環しているうちに乾燥が進行し
て食品価値が低下し、例えば、前記食品が寿司の
場合には、ネタの乾燥や寿司米の粘性の低下等に
より寿司本来の味覚を失い、また、新鮮度が落ち
てしまい、商品としての劣化が著しいという難点
があつた。
(ニ) 問題点を解決するための手段 本考案は上述した従来技術の問題点を解決し
て、循環ケース内を循環する食品及び/又は食材
等を適度に増湿すべく、加湿することのできる飲
食カウンターを提供することを目的としている。
本考案は、冷却器が内設されているケース内
に、上面に適宜の食品等を載置して水平方向に回
動する循環コンベヤが装設されている飲食カウン
ターにおいて、循環コンベヤより下方に位置する
超音波加湿器は、ケース内の湿度センサにより制
御可能に設けられており、該超音波加湿器の蒸気
吹出口に接続する蒸気吹出管は、循環コンベヤの
上方で、ケース内に開口が形成されており、前記
湿度センサは前記開口からの蒸気の影響の少ない
箇所に設けられていることを特徴とする飲食カウ
ンターにある。
本考案において、シングルレーン又はダブルレ
ーンのコンベヤにより移送される食品又は食材の
増湿をはかるために、循環コンベヤ上方に加湿機
に連通する開口がケース内に形成される。この開
口は一般に加湿機の蒸気出口からの蒸気流路に連
通して、ノズル状に形成れるが、単に流路壁に貫
通孔を設けて形成することができる。開口が設け
られる箇所は、ケース内のコンベヤ路上に移送さ
れる食品又は食材に蒸気が供給できる箇所であれ
ばケース内の何処でもよいが、設計上冷却用支
柱、ケース壁等に設けることができる。湿つた蒸
気は、下降する傾向があるので、コンベヤ路より
上方に設けるのが好ましい。
開口の数は、一個以上適宜の個数設けられ、送
風機の送風量により加湿の程度を適宜調製するよ
うにされるが、これに加えて、開口を適宜開閉或
は開口の程度を調節して加湿の程度を調製できる
ようにしてもよい。
加湿の必要の有無は湿度センサを設けて、監視
するのが好ましい。この場合、最適湿度は、ケー
ス内を循環する食品、食材の種類に応じて定めら
れる。
加湿機は、ケース内の食品、食材に蒸気又は湿
気を供給できれば、如何なる形式の加湿機をも使
用することができる。しかし、ケース内温度を上
昇させたり、或はケース内の結露を増加させるこ
とは冷却エネルギーの損失となるから避けるのが
好ましい。このような加湿機としては超音波加湿
機をあげることができる。
また、加湿による冷却器への霜の付着を極力さ
けるために、加湿用開口と冷却器の間にケースを
横断垂下する遮蔽壁を設けることができる。
(ホ) 作用 本考案は、飲食カウンターの冷却器を内設する
ケース内に加湿機の蒸気出口に連通して開口が設
けられているので、ケース内を循環する食品又は
食材に湿めり気を与えることができる。しかも、
この場合、湿度センサにより、加湿機の作動を制
御するようにすると、自動的に加湿作業を行うこ
とがきる。加湿作業は、例えば、循環する食品又
は食材について、夫々一巡するまで行われる。し
かし、この加湿で充分でない場合には、食品、食
材の二巡以上に亘つて行われる。
したがつて、一般に、ケース内の冷却により、
湿度が低下して、食品又は食材は、乾燥されがち
であるが、適度に湿気が補われるので、食品又は
食材が乾燥により劣化されることがなくなる。
(ヘ) 実施例 以下、添付図面により、本考案の実施の態様の
一について説明するが、本考案は、以下の説明及
び例示により何ら制限されるものではない。
第1図は、本考案の飲食カウンターの一実施例
を部分的に示す概略の部分的正面断面図であり、
第2図は、第1図の飲食カウンターの実施例につ
いてケースを部分的に破断して、そのコンベヤ路
を中心に示す概略の平面図である。
冷却ケース1は、クレセント形の無端チエーン
コンベヤ路2を囲んで設けられており、このケー
ス1の天井部3には、演色ランプ3が設けられて
おり、また、長手方向に蛇行して、冷却管4が、
フイン5に固定されて設けられている。この冷却
管4は、冷却用媒体のエバポレータとなつてお
り、凝縮器(図示されていない。)に接続して循
環路を形成し、ケース1内を冷却するようになつ
ている。冷却管4の下方には、滴受け6が設けら
れており、結露する滴、又は霜取り等の滴受け6
となつている。
本例において、クレセントチエーンコンベヤ2
は、シングルレーンに構成されており、冷却管の
下方に配置されている。ケース側壁7は、外部か
ら内部が見通せるように透明なガラス材料で形成
れており、殊に、曇り防止と断熱性を高めるため
に、ペアガラス等の二重ガラス構造(詳細は図示
されていない。)となつている。ケース1の側壁
7には、飲食客の座席の位置8に対応して取出口
9が設けられている。本例においては、この取出
口9は、支柱10と側壁7の間に位置して設けら
れており、随時取出し可能に、引戸11が取付け
られている。
ケース1は、基台12の中央突出支持部13に
固定されており、ケース1の周囲を囲むように、
カウンター14が、該支持部13の基部から基台
12の肩部13を越えて延びて設けられている。
カウンター14には、ケース1内に熱気の入るの
を避けるように、引戸11の斜め前方に位置させ
て、パネルヒータ15が設けられており、飲食客
はケース1内を、コンベヤ2のクレセントプレー
ト上に設けられた載置台16に載置されて送られ
て来る食品又は食材を、取出して加熱調理できる
ようになつている。
本例においては、このパネルヒータ15の加熱
程度が調節できるように、ケース1の外方下端に
パネルヒータ15のパワーコントローラ17が取
付けられている。また、本例においては、ケース
1の下側18は、例えば、調味料等の小物置場と
して使用できるように空いた空間に形成されてい
る。
本例において、加湿機19は基台内20の枠2
1に固定して設けられる。加湿機19の空気導入
口22は、送風管23を介して送風機24に接続
している。加湿機の蒸気出口25には、導管26
が接続しており、この導管26には往路側及び復
路側に向いて二個のノズル27が設けられてい
る。導管26は、クレセントチエーンコンベヤの
往路と復路の間に位置する案内枠28から上方に
延びて設けられており、ノズル27から出る蒸気
が、コンベヤ路上の食品又は食材に接触するよう
になつている。本例においては、この蒸気の供給
の停止は、送風機24の作動を停止させて行うこ
とができる。湿度計は(図示されていない。)ケ
ース1内の加湿機19からの蒸気による影響の少
い箇所に設けられる。湿度が所定値より低くなつ
たところで、加湿機19から蒸気を供給するよう
に、加湿機19及び送風機24の作動を制御す
る。湿度計を設けない場合には、飲食客の少い時
間帯に、一定時間おきに作動させて加湿を行う。
加湿機19のタンク29内には給水管30が設け
られており、タンク29内のフロート31によ
り、電磁弁32を介してタンク内の水位が一定に
なるように制御されている。
本例は、このように構成されているので、例え
ば、容器33に野菜サラダ、焼肉用の肉等を載置
し、他方、容器34にお好み焼用の種及び材料等
を載置して、コンベヤ2により循環移送させる。
循環中、食品又は食材が、乾燥されないよう
に、加湿機19を作動させて、ノズル27から蒸
気を送り出して、或は吹き出して、食品又は食材
に強制的に湿気を与えることができる。
本例においては、加湿用のノズル27は、厨房
側35に形成されているが、他の何れの場所であ
つてもよい。
また、本例においては、超音波加湿機を使用し
ているので、煙霧状の蒸気を得られることとな
り、ノズル27の出口に滴除け用の遮蔽板等を設
ける必要がなく、ケース1内の温度の上昇もみら
れない。
本例においては、設けられていないが、加湿ノ
ズル27からの蒸気が、その侭冷却管4またはフ
イン5に接触しないように、遮蔽壁を、導管26
と冷却管4の間に天井から垂下して設けることが
できる。
(ト) 考案の効果 本考案は、飲食カウンターの冷却器を内設する
ケース内に、加湿機の蒸気出口に連通する開口を
設けたので、煙霧状の蒸気を循環中の食品又は食
材に強制的に直接供給でき、冷却器が内設されて
いる従来の飲食カウンターに比して、食品又は食
材を、乾燥により劣化させることなく長時間に亘
つて循環させることができる。
したがつて、従来の飲食カウンターに比して、
循環する食品及び食材の無駄をなくすことができ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案の飲食カウンターの一実施例
を部分的に示す概略の部分的正面断面図であり、
第2図は、第1図の飲食カウンターの実施例につ
いてケースを部分的に破断して、そのコンベヤ路
を中心に示す概略の平面図である。 図中の符号については、1は冷却ケース、2は
無端チエーンコンベヤ路、3は天井部、4は冷却
管、5はフイン、6は滴受け、7はケース側壁、
8は飲食客の座席の位置、9は取出口、10は支
柱、11は引戸、12は基台、13は中央突出支
持部、13は肩部、14はカウンター、15はパ
ネルヒータ、16は載置台、17はパワーコント
ローラ、18はケースの下側、19は加湿機、2
0は基台、21は基台の枠、22は空気導入口、
23は送風管、24は送風機、25は蒸気出口、
26は導管、27はノズル、28は案内枠、29
は加湿機のタンク、30は給水管、31はタンク
内のフロート、32は電磁弁、33及び34は容
器、35は厨房側である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 冷却器が内設されているケース内に、上面に適
    宜の食品等を載置して水平方向に回動する循環コ
    ンベヤが装設されている飲食カウンターにおい
    て、循環コンベヤより下方に位置する超音波加湿
    器は、ケース内の湿度センサにより制御可能に設
    けられており、該超音波加湿器の蒸気吹出口に接
    続する蒸気吹出し管は、循環コンベヤの上方で、
    ケース内に開口が形成されており、前記湿度セン
    サは前記開口からの蒸気の影響の少ない箇所に設
    けられていることを特徴とする飲食カウンター。
JP1986037158U 1986-03-14 1986-03-14 Expired JPH0427416Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1986037158U JPH0427416Y2 (ja) 1986-03-14 1986-03-14

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JP1986037158U JPH0427416Y2 (ja) 1986-03-14 1986-03-14

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Publication Number Publication Date
JPS62148173U JPS62148173U (ja) 1987-09-18
JPH0427416Y2 true JPH0427416Y2 (ja) 1992-07-01

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ID=30848232

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1986037158U Expired JPH0427416Y2 (ja) 1986-03-14 1986-03-14

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JP (1) JPH0427416Y2 (ja)

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS55116312A (en) * 1979-03-02 1980-09-06 Takenori Maeda Drinking and eating counter
JPS6029931U (ja) * 1983-08-06 1985-02-28 アイダエンジニアリング株式会社 クラッチの給気金具

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS55116312A (en) * 1979-03-02 1980-09-06 Takenori Maeda Drinking and eating counter
JPS6029931U (ja) * 1983-08-06 1985-02-28 アイダエンジニアリング株式会社 クラッチの給気金具

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JPS62148173U (ja) 1987-09-18

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