JPS6322944Y2 - - Google Patents

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JPS6322944Y2
JPS6322944Y2 JP1983182501U JP18250183U JPS6322944Y2 JP S6322944 Y2 JPS6322944 Y2 JP S6322944Y2 JP 1983182501 U JP1983182501 U JP 1983182501U JP 18250183 U JP18250183 U JP 18250183U JP S6322944 Y2 JPS6322944 Y2 JP S6322944Y2
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JP
Japan
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counter
food
perforated plate
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pipe
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JP1983182501U
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JPS6088874U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、衛生的な無端移送路を有する飲食カ
ウンタに関し、特に、飲食品の鮮度或は食味を損
わずに飲食客に飲食品を提供し得る飲食カウンタ
に関する。
従来、カウンタに無端移送路を形成し、この移
送路に飲食物を載置して、カウンタに座つた飲食
客及びカウンタ内の調理人の何れもが動く必要が
なく、しかも、飲食客が好みの料理を選び乍ら飲
食し得るコンベヤ付飲食カウンタは、その侭で食
に供される寿司等の食品の場合から、飲食客が自
分で料理して食する焼肉等の食品の場合など、幅
広く使用されている。
しかしながら、焼肉等においては、生肉等の生
鮮食材を材料として使用するので、コンベヤ上に
生肉等を載置して、循環移送することになるが、
生肉は長時間空気中にさらすと、変色して鮮度が
低下する。しかも、焼肉の場合には、熱気が侵入
し易く、また、蠅等の侵入するおそれがあり、問
題であつた。
このような問題点の解決をはかるために、生肉
等の移送路を囲む被覆構体内頂部に冷凍管を配置
することが試みられたが、冷凍部電源を切ると、
冷凍管の氷結物が、融けて、露滴が被覆構体内に
落ちたり或は周囲に飛散して、却つて全体的に汚
染されるので、問題であつた。
本考案は、従来の焼肉等に使用するコンベヤ付
飲食カウンタにおける問題点を悉く解消するコン
ベヤ付飲食カウンタを提供するものである。
本考案は、カウンタと、カウンタに沿つて形成
された無端移送路と、該移送路を囲み、その側壁
部の少なくとも一部に開閉扉を有する被覆構体を
備える飲食カウンタにおいて、該被覆構体の上部
に設けられた冷凍管と、冷凍管下方に設けられ、
排水口及び上面開口周囲にかえりが立設されてい
る複数の通気用孔を有する多孔板と、該多孔板の
排水口に接続して設けられた排水管とを有するこ
とを特徴とする無端移送路を具備する飲食カウン
タにある。
本考案において、カウンタは、カウンタ形式或
はテーブル形式のものを意味する。また、無端移
送路は、生肉等を循環移送できるものであれば、
トツプチエンコンベヤ、クレセントチエンコンベ
ヤ、その他如何なるタイプのものであつても差支
えない。しかし、クレセント型のチエンコンベヤ
を使用することが、作動が円滑であつて、取り扱
い易いので好ましい。
また、被覆構体は、生肉等の移送路を覆うもの
であり、機械的強さにすぐれ、耐蝕性であれば如
何なる材質で形成されていてもよいが、少くとも
一部は、窓部材とし、その内部が見透せる透明な
材料、例えば、ガラス、透明なプラスチツク等で
製造するのが好ましい。また、窓部材は、開閉扉
兼用とすることもできる。該被覆構体は、断面角
形、楕円、円形、その他適宜の形状をとり得るも
のであり、例えばステンレス等の機械的強度にす
ぐれる支柱、梁等の枠体により適宜補強される。
本考案における冷凍管は、被覆構体内に取付け
られて、被覆構体内を冷却するものであり、ま
た、被覆構体内の水蒸気を凍結させる程度の低温
に保たれるものである。そして、一般に冷凍管と
して使用できるものであれば足りる。
また、該被覆構体内において該冷凍管下方に位
置させて設けられる多孔板は、孔の周囲に適宜高
さのかえりを形成するようにバーリングされてい
るので、バーリングにより形成されたかえりが堰
の作用をして、水が通気孔を通して洩れ難くな
り、通気、製作及び取り扱い等が容易となる。
該覆体に設ける排水管は覆体中央に形成すると
ダブルレーン方式の場合にそのレーン中央に排水
管を設けることができるので好ましい。もとよ
り、シングルレーンの場合にも排水管を適宜箇所
に設けることにより適用することができる。
図面は、本考案の飲食カウンタの一実施例につ
いての概略の部分断面図を示す。図の飲食カウン
タは、隅部が丸く形成されたダブルレーンであ
り、ダブルレーン方式に適用したものの一例であ
るが、図では、ダブルレーンの一方のレーンのみ
が図示されていて、他方のレーンは、ほぼ同様の
対称構造となる関係上省略され、図示されていな
い。
以下、該図を参照して本考案を説明するが、も
とより、本考案はこの実施例に限定されるもので
なく、種々の態様をとりうることは言うまでもな
い。
飲食カウンタ1には、そのカウンタテーブル2
に沿つて、レール枠3が設けられており、該レー
ル枠3の内側、すなわち調理側に、クレセントチ
エンコンベヤ4が、二列並設されている(一方の
列は破線外にあり、省略され、図示されていな
い。)。クレセントチエンコンベヤ4は、レール枠
3の一段低く形成されたレール部5上に移動可能
に載置されており、チエンローラ6の駆動により
移動する。
被覆構体10は、レール枠3上に構築されてい
る。被覆構体10は、レール枠3上のカウンタ側
及び調理側の夫々の段部(調理側段部は図示され
ていない。)に横枠8を固着し、該横枠8に湾曲
形状に形成された支柱枠9を取付け、ついで、該
支柱枠9の上方端部に梁11を固着して形成され
る。
カウンタ側及び調理側のカウンタに沿つて並設
された梁11(調理側の梁は破線上にあつて、完
全には図示れていない。)の間には、天井板13
を設ける横梁12が架設されており、この横梁1
2には冷凍管14が配設されている。冷凍管14
は、被覆構体10内全域を一系統としてもよい
が、本例では、複数系統に分けられている。冷凍
管14は、例えば、蛇行状に配設し、その端部
を、夫々、冷凍装置の冷媒入口及び冷媒出口に連
通する冷媒供給管及び冷媒排出管(共に図示され
ていない。)に接続する。
冷凍管14の下方には、冷凍管14の配設され
た全域に亘つて、多孔板15が張設されており、
そして、多孔板15には、孔16の周囲にかえり
17が形成されていて、融解して生成した水の溢
流を防止する働きをする。また、多孔板15の中
央には、排水管19に接続する排水口18を設け
る。図において多孔板15は、平坦な形状に設け
られているが、排水口18に向けて傾斜して或は
更に溝を設けて形成することができる。排水管1
9は、冷媒供給管及び冷媒排水管(共に図示され
ていない。)と共に化粧管20内に配設される。
梁12には、この他、演色ランプ21等が配設さ
れる。
支柱枠9の間には、透明材料で形成された引き
戸22,23が設けられており、その部分の梁1
1及び横梁8には、夫々引き戸或は開閉扉22,
23の案内溝形成部分24,25が夫々形成固着
されている。
以上、飲食カウンタについて、被覆構体10を
中心にその概略を説明したが、適宜の設計変更は
可能であり、この他にも、例えば、冷水供給管2
6等の付属設備が設けられることは言うまでもな
い。
本考案の上記実施例の飲食カウンタにおいて
は、生肉等の食材は、食材容器7に入れられて移
送されるが、飲食客は引き戸等の開閉扉22,2
3を開けて、適宜これらの食材容器を手元に取り
出すことができる。
被覆構体10の内側に、多孔板15を設けて
も、被覆構体10内の気体は、多孔板15の孔1
6を通して自由に出入りできるから、冷凍管14
の冷却作用によつて、被覆構体10内は低温に保
たれるので、引き戸等の開閉扉22,23が開放
されている状態でも、冷気が外部にまで漂い、蠅
等の侵入するおそれがなくなる。このように、冷
凍管14の冷却作用は、強力にする必要があるの
で、冷凍管14の周囲には、外部から侵入した水
蒸気が凍結して、その表面に氷結層を形成する。
一日の営業を終えて、冷凍装置の運転を停止する
と、被覆構体10内の温度は上昇して、冷凍管1
4の周囲の氷結層は融解して水となつて多孔板1
5に落ちるが、スムーズに排水口から流れ落ち
て、レーンその他の箇所に落下したりすることは
無い。
本考案は、このように、無端移送路を囲む被覆
構体上部に、冷凍管を配設し、更に、その下方に
多孔板を設けたので、例えば焼肉用の生肉を、そ
の新鮮さを損なうことなく飲食客に供給するに、
通気、製作及び取り扱い等の点で容易となる。
また、該被覆構体内は、極めて低温に保たれる
上に、引き戸等の開閉扉を設けたので、蠅等によ
る汚染の必配もない。
しかも、営業終了後、飲食カウンタの電源を切
つても、該被覆構体内は、冷凍管の冷気により低
温が維持される。冷凍管に凍結した水分が融解し
ても、水は冷凍管下方に設けられた多孔板から排
水管に流れ、露滴がレーン上等に滴下することは
殆んどなく、周囲の汚染は防止される。したがつ
て、営業開始に当つては、飲食カウンタのスイツ
チを入れて、冷凍機の運転が開始されるが、該被
覆構体内は比較的低温に保たれるので、再開が容
易である。
このように、本考案の飲食カウンタは、従来の
飲食カウンタに比較して、利点が多く、その及ぼ
す影響は大きい。
【図面の簡単な説明】
図は、本考案の飲食カウンタの一実施例を示す
ものであり、ダブルレーン方式に適用したものの
一例である。 図において、1は飲食カウンタ、2はカウンタ
テーブル、3はレール枠、4はクレセントチエン
コンベヤ、6はチエンローラ、7は食材容器、9
は支柱枠、10は被覆構体、11,12は梁、1
4は冷凍管、15は多孔板、16は孔、18は排
水口、21は演色ランプ、22,23は開閉扉、
24,25は案内溝部材である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. カウンタと、カウンタに沿つて形成された無端
    移送路と、該移送路を囲み、その側壁部の少なく
    とも一部に開閉扉を有する被覆構体を備える飲食
    カウンタにおいて、該被覆構体の上部に設けられ
    た冷凍管と、冷凍管下方に設けられ、排水口及び
    上面開口周囲にかえりが立設されている複数の通
    気用孔を有する多孔板と、該多孔板の排水口に接
    続して設けられた排水管とを有することを特徴と
    する無端移送路を具備する飲食カウンタ。
JP18250183U 1983-11-26 1983-11-26 無端移送路を有する飲食カウンタ Granted JPS6088874U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18250183U JPS6088874U (ja) 1983-11-26 1983-11-26 無端移送路を有する飲食カウンタ

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18250183U JPS6088874U (ja) 1983-11-26 1983-11-26 無端移送路を有する飲食カウンタ

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Publication Number Publication Date
JPS6088874U JPS6088874U (ja) 1985-06-18
JPS6322944Y2 true JPS6322944Y2 (ja) 1988-06-23

Family

ID=30395213

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP18250183U Granted JPS6088874U (ja) 1983-11-26 1983-11-26 無端移送路を有する飲食カウンタ

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0321658Y2 (ja) * 1985-11-01 1991-05-10
JPH0321659Y2 (ja) * 1985-11-01 1991-05-10

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS438229Y1 (ja) * 1964-12-26 1968-04-12

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JPS438229Y1 (ja) * 1964-12-26 1968-04-12

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