JPH04274033A - 光学情報記録再生装置 - Google Patents

光学情報記録再生装置

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JPH04274033A
JPH04274033A JP5368791A JP5368791A JPH04274033A JP H04274033 A JPH04274033 A JP H04274033A JP 5368791 A JP5368791 A JP 5368791A JP 5368791 A JP5368791 A JP 5368791A JP H04274033 A JPH04274033 A JP H04274033A
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JP
Japan
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light beam
signal
light
output
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JP5368791A
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Inventor
Osamu Inagoya
稲子谷 修
Akito Sakamoto
章人 酒本
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Maxell Ltd
Original Assignee
Hitachi Maxell Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、光磁気デイスクや追記
形光デイスクなどのトラツキングのための案内溝が設け
られた光学情報担体の光学情報記録再生装置に係り、特
に、トラツキング情報の検出に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、光磁気デイスクや追記形光デイス
クなどの光学情報担体には案内溝が設けられ、この案内
溝を利用することにより、情報記録再生用ビームのトラ
ツキングを制御するようにした技術が知られている。ト
ラツキング情報の検出方式としては、従来、プツシユプ
ル方式と呼ばれるものが主として用いられている。これ
は、1つの光ビームを用い、この光ビームが案内溝にか
かるときに生ずる±1次回折光の強度差を検出してトラ
ツキング情報を得るようにするものである。
【0003】しかしながら、この方式は光ビームの案内
溝へのかかり具合によつて生ずる±1次回折光の強度差
に応じた光学情報担体からの反射光のフアーフイールド
パターンの光量分布の変化を利用しているから、光学情
報担体のビーム光軸に対する傾き、案内溝の形状、レン
ズ光軸のビーム光軸に対するずれ、光検出器の位置ずれ
などの影響を大きく受けることになる。このために、光
学情報担体の機械特性に対する要求が厳しく、また、光
学情報記録再生装置に対しても、光学ヘツドの組立て調
整精度、経時変化による部品の位置ずれなどに充分な注
意を払わなければならなかつた。しかも、このような注
意を払つたとしても、トラツク中心軸に対する光ビーム
のオフセツトをゼロにすることは困難であるし、また、
レンズシフトを小さくするために、コースアクチユエー
タとフアインアクチユエータとを連動して制御する2段
サーボ方式を採用するなどされており、光学情報記録再
生装置が複雑かつ高価になつていた。
【0004】かかる問題を解消する方式として、3本の
光ビームを用いた3ビーム方式が知られているが、以下
、この方式を用いた光磁気デイスクに対する従来の光学
情報記録再生装置について図5により説明する。但し、
1はレーザダイオード、2はコレメートレンズ、3は回
折格子、4,5はビーム整形プリズム、6,7はビーム
スプリツタ、8は立上げミラー、9はフオーカスレンズ
、10は1/2波長板、11は偏光ビームスプリツタ、
12はミラー、13は集束レンズ、14は円筒レンズ、
15〜17は光検出器、18は光磁気デイスクである。
【0005】同図において、レーザダイオード1から水
平方向に射出されたレーザビームはコレメートレンズ2
で平行ビームとなり、回折格子3で0次回折光と±1次
回折光となる。これら回折光は夫々ビーム整形プリズム
4,5によつて円形スポツトの光ビームとなる。ここで
、0次回折光を主光ビームといい、±1次回折光を副光
ビームということにする。また、これらを総称して光ビ
ームということにする。
【0006】ビーム整形プリズム4,5によつてスポツ
ト形状が円形とされた光ビームはビームスプリツタ5,
6を通り、立上げミラー8で垂直方向に立ち上げられ、
フオーカスレンズ9によつて光磁気デイスク18上に集
光される。
【0007】光磁気デイスク18上に照射された光ビー
ムはこの光磁気デイスク18で反射される。光磁気デイ
スク18上に照射される光ビームは光磁気デイスク18
上の情報トラツクに平行な偏光面をもつP偏光ビームで
あるが、光磁気デイスク18上に情報が磁気的に記録さ
れている領域を照射するとその磁化の大きさに応じたカ
ー効果により、反射光ビームは偏光面が回転してP偏光
成分および光ビームの光軸に対して垂直な偏光面のS偏
光成分が生ずる。すなわち、反射光ビームはP偏光成分
とS偏光成分とからなつており、これらの割合はカー効
果の大きさによつて異なる。
【0008】光磁気デイスク18からの反射光ビームは
フオーカスレンズ9、立上げミラー8を経てビームスプ
リツタ7に至る。ビームスプリツタ7は反射光ビームの
S偏光成分全てとP偏光成分の一部とを反射する。この
ようにビームスプリツタ7で反射された反射光ビームは
1/2波長板10で偏光面が45度回転され、偏光ビー
ムスプリツタ11でP偏光成分とS偏光成分とに分けら
れる。そして、主光ビームのP偏光成分は光検出器16
で光量検出され、偏光ビームスプリツタ11からミラー
12で反射された主光ビームのS偏光成分は光検出器1
7で光量検出される。これら光検出器16,17の出力
信号の差とることによつて光学情報担体18の情報トラ
ツク上に磁気記録されている情報信号が得られ、また、
光検出器16,17の出力信号の和をとることによつて
光学情報担体18のプリピツトによつて生じた明暗の信
号が得られる。
【0009】ビームスプリツタ7を透過した反射光ビー
ムのP偏光成分はさらにその一部がビームスプリツタ6
で反射され、集束レンズ13で集束される。この集束レ
ンズ13で集束される反射光ビームは円筒レンズ14で
非点収差を受け、光検出器15で受光される。光検出器
15は6分割されたフオトダイオードによつて構成され
ており、そのうちの4個のフオトダイオードが非点収差
を受けた反射光ビームのうちの主光ビームを受光する。 これらフオトダイオードの出力信号を演算処理すること
により、フオーカシング情報が得られる。また、上記6
個のフオトダイオードの残りの2個のフオトダイオード
の一方で非点収差を受けた反射光ビームの一方の副光ビ
ームを受光し、他方で他方の副光ビームを受ける。そし
て、これら2個のフオトダイオードの出力信号の差をと
ることにより、トラツキング情報が得られる。
【0010】以上説明した3ビーム方式によると、トラ
ツキング情報の検出には、2つの副光ビームの光量差の
みを用いているため、ビーム光軸に対するデイスクの傾
きの影響を受けにくく、また、反射された副光ビームを
受光するフオトダイオードからこれら副光ビームの結像
スポツトがはずれなければよいため、これらフオトダイ
オードの位置調整が容易である。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】ところで、光学情報担
体をコードデータの記録に用いる場合には、この光学情
報担体にプリピツトが形成されているが一般的である。 その一例としては、各セクタ毎にアドレス情報を示すヘ
ツダー部がプリピツトとして形成されている。このよう
なピツトが存在するところでは副光ビームの反射光量に
変動が生じ、トラツキング情報の検出精度に影響を及ぼ
すことになるが、ヘツダー部の長さはデータが記録され
る領域(データ領域)に比べて充分短かいので、それほ
どその影響は大きくない。
【0012】これに対して、データ領域にも予めプリピ
ツトでもつてデータを記録したいわゆるROM領域を設
ける場合もある。このようなROM領域からデータを再
生する場合、ヘツダー部だけの場合に比べ、長時間にわ
たつてプリピツトにより副光ビームの反射光量が変動し
てしまい、正しいトラツキング情報が得られなくなる。 以下、図6〜図10により、プリピツトのトラツキング
情報検出への影響について説明する。
【0013】図6は光学情報媒体の案内溝と3ビーム方
式での各光ビームを示している。案内溝間がデータが記
録されるトラツクである。副光ビームである±1次回折
光は、トラツクと垂直な方向(矢印X方向)で、主光ビ
ームである0次回折光の両側に1/4トラツクピツチず
つずれ、かつトラツク方向(矢印Y方向)で、0次回折
光の前後に、トラツクピツチを1.6μmとして、約4
0μmずつずれて光学情報担体を照射する。
【0014】ここで、矢印X方向にみて、+1次回折光
は0次回折光の右側に、−1次回折光はその左側に夫々
配置されているものとする。各光ビームの反射光量は、
その光ビームの中心がトラツクの中心線に一致したとき
最大となり、案内溝の中心線に一致したとき最小となる
。そこで、いま、光学情報担体が回転しながら0次回折
光、±1次回折光を矢印X方向に移動させた場合、0次
回折光の中心の位置に応じた各光ビームの反射光量をみ
ると、図7に示すように変化する。すなわち、これらの
反射光量はトラツクピツチを周期して変化するが、+1
次回折光の反射光量の変化は0次回折光の反射光量の変
化よりも1/4周期分進み、−1次回折光の反射光量の
変化は逆に1/4周期分遅れている。
【0015】図7はトラツクにプリピツトが形成されて
いない場合の各光ビームの反射光量の変化を示しており
、0次回折光の中心がトラツクの中心線に一致している
とき±1次回折光の反射光量が等しくなり、0次回折光
の中心がトラツクの中心線から1/4トラツクピツチ分
ずれているとき±1次回折光の反射光量の差が最大とな
る。
【0016】以上はトラツクにプリピツトが形成されて
いない部分を照射する場合であつたが、プリピツトが形
成されている部分を照射する場合には、各光ビームの反
射光はプリピツトによつて強度変調される。この様子を
時間軸tを基準にして図8,図9に示す。
【0017】図8は+1次回折光の反射光量の変化を示
し、図9は−1次回折光の反射光量の変化を示している
。夫々の図において、破線はプリピツトがない場合の反
射光量の変化である。
【0018】プリピツトが存在する場合でも、±1次回
折光の中心がトラツク中心線に一致するとき、これらの
反射光量は最大となるはずであるが、これはプリピツト
の間隔、すなわち密度が一定の場合であり、光学系の分
解能が有限であることから、実際にはプリピツトの密度
は情報内容に応じて変化し、密度が高い程光干渉効果が
大きくなつて反射光量が低下する。このために、±1次
回折光の中心がトラツク中心線と一致しても、必ずしも
これらの反射光量は最大とならないし、また、0次回折
光の中心がトラツク中心線と一致しても、±1次回折光
の反射光量は必ずしも一致しない。
【0019】そこで、プリピツトの影響を除くために、
±1次回折光の反射光を受光する光検出器の出力信号を
LPF(ローパスフイルタ)に通し、プリピツトによる
変調分を除いて平均値(すなわち、直流成分)を抽出し
、これら直流成分をレベル比較してトラツキング情報を
得ることが考えられる。
【0020】しかしながら、得られる直流成分も、図8
,9で平均値として実線で示すように、プリピツトの変
調に応じても、つまり、プリピツトの密度に応じても変
動しており、このために、これら直流成分をレベル比較
して得られるトラツキング情報信号は、図10で実線で
示すようになる。図10において、破線はプリピツトが
ないときの図7の実線で示す±1次回折光の反射光量か
ら得られる正しいトラツキング情報信号を示しており、
これと比較して明らかなように、正常なトラツキング情
報信号が得られないことになる。
【0021】本発明の目的は、かかる問題点を解消し、
プリピツトが形成されている領域からも正常なトラツキ
ング情報が得られるようにした優れた互換性の光学情報
記録再生装置を提供することにある。
【0022】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、従来のようにトラツキング検出のための
2つの副光ビーム夫々の反射光量に応じた振幅の電気信
号のレベルを比較する第1の比較手段に加えて、該電気
信号の交流成分の振幅を検出してレベル比較する第2の
比較手段と、光学情報担体上のプリピツトがない領域で
は該第1の比較手段の出力信号をトラツキング情報信号
として選択しプリピツトがある領域では該第2の比較手
段の出力信号をトラツキング情報信号として選択する選
択手段とを有し、さらに、上記電気信号における交流成
分の振幅値の和を検出する検出手段と、該検出手段の出
力レベルが設定レベルを設定時間以上越えたか否かを判
別する判別手段とを設け、該判別手段の出力によつて該
選択手段を制御する。
【0023】
【作用】光学情報担体上のROM領域に対しては、上記
第2の比較手段により、2つの副光ビームの受光量に応
じた電気信号中の交流成分の振幅差を検出することによ
て、トラツキング情報を得ることができる。プリピツト
がない領域(非ROM領域)では、上記の交流成分が得
られず、上記第1の比較手段により、2つの副光ビーム
の受光量に応じた電気信号の振幅差を検出することによ
つてトラツキング情報を得ることができる。上記判別手
段はかかる電気信号中に交流成分が有るか否かを検出す
ることによつてROM領域か非ROM領域かを判別する
。この判別手段の判別結果に応じて上記選択手段が制御
され、光学情報担体上のROM領域で上記第2の比較手
段からのトラツキング情報を、非ROM領域で上記第1
の比較手段からのトラツキング情報を夫々選択する。 これにより、光学情報担体上のROM領域、非ROM領
域で良好なトラツキング制御がなされることになる。な
お、上記判別手段は、交流成分の有無の判別に際し、上
記検出手段の出力レベルが設定レベルを設定時間以上越
えたか否かを判別するが、これにより、ドロツプアウト
などによる誤判別を防止する。
【0024】
【実施例】以下、本発明の実施例を図1〜3によつて説
明する。
【0025】まず、本発明による光学情報記録再生装置
の一実施例の光学系を図2、図3により説明する。但し
、図2はその上面図、図3はその側面図であつて、19
はハーフミラー、20はウオラストンプリズム、21は
集束レンズ、22は光検出器、23はミラーであり、図
5に対応する部分には同一符号をつけている。
【0026】図2,図3において、レーザダイオード1
から射出されるレーザビームは、図5に示した従来例と
同様、コリメートレンズ2とビーム整形プリズム4,5
とにより、円形スポツトの平行ビームとなり、回折格子
3で0次回折光(主光ビーム)と±1次回折光(副光ビ
ーム)になる。ビームスプリツタ7では、入射される主
、副光ビームにわずかに現在するS偏光成分の全てとP
偏光成分の一部を反射し、P偏光成分のみを通過させる
。ビームスプリツタ7を通過した主、副光ビームは立上
げミラー8で立ち上げられ、フオーカスレンズ9で光学
情報担体18上に集束される。
【0027】なお、光学情報担体18上のトラツクピツ
チを1.6μmとすると、2つの副光ビームは主光ビー
ムのトラツク幅方向左右に0.4μm(トラツクピツチ
の1/4倍)、トラツク長手方向前後に約40μm夫々
ずれて照射される。
【0028】光学情報担体18が光磁気媒体であるとす
ると、情報の記録による磁界強度に応じたカー効果が主
、副の反射光ビームに生じ、偏光面が回転してS偏光成
分が生じてその分P偏光成分が減少する。このように光
学情報担体18から反射された主、副光ビームはフオー
カスレンズ9を通り、立上げミラー8で反射されてビー
ムスプリツタ7に入射される。ビームスプリツタ7では
、各光ビームのS偏光成分の全てとP偏光成分の一部と
が反射される。
【0029】ビームスプリツタ7で反射された主、副光
ビームはハーフミラー19で2分され、これで反射され
た一方の主、副光ビームは1/2波長板10を通り、ウ
オラストンプリズム20でP偏光成分とS偏光成分とに
分けられる。そして、主光ビームのP偏光成分とS偏光
成分とは集束レンズ21によつて2分割フオトダイオー
ドからなる光検出器22の別々のフオトダイオードに照
射される。これらフオトダイオードの出力信号の差をと
ることにより、光学情報担体18に磁気記録された情報
信号が得られ、これらフオトダイオードの出力信号の和
をとることにより、光学情報担体18上のプリピツトに
よつて生ずる明暗の信号を得ることができる。
【0030】また、ハーフミラー19を通過した他方の
主、副光ビームは集束レンズ13、円筒レンズ14を通
り、ミラー23で反射されて光検出器15に照射される
。光検出器15は4分割フオトダイオードとその両側に
配置された2個の単一のフオトダイオードとで構成され
ており、この4分割フオトダイオードにミラー23で反
射された主光ビームが照射され、2つの単一フオトダイ
オードの一方にミラー23で反射された一方の副光ビー
ムが、他方の単一フオトダイオードにミラー23で反射
された他方の副光ビームが夫々照射される。
【0031】光検出器15の出力信号からトラツキング
情報信号やフオーカシング情報信号などが形成されるが
、次に、図1により、これら情報信号の検出手段につい
て説明する。但し、同図において、15aは4分割フオ
トダイオード、15a1〜15a4はフオトダイオード
、15b,15cはフオトダイオード、24,25は演
算アンプ、26はLPF、27は波形等化回路、28は
上側包絡線検波回路、29は下側包絡線検波回路、30
は差動アンプ、31はスイツチ、32,33はアンプ、
34は差動アンプ、35,36は波形等化回路、37,
38は上側包絡線検波回路、39,40は下側包絡線検
波回路、41は演算アンプ、42はスイツチ、43,4
4はレベル比較回路、45は遅延回路、46〜49はア
ンドゲート、50は入力端子、51は演算アンプ、52
はレベル比較回路、53はコントローラである。
【0032】光検波器15は4個のフオトダイオード1
5a1〜15a4からなる4分割フオトダイオード15
aとその両側に配置された2個のフオトダイオード15
b,15cとで構成されており、4分割フオトダイオー
ド15aが光学情報担体から反射された主光ビームを受
光し、フオトダイオード15bが同じく一方の副光ビー
ム(たとえば+1次回折光)を、フオトダイオード15
cが同じく他方の副光ビーム(たとえば−1次回折光)
を夫々受光する。4分割フオトダイオード15a上に生
ずる主光ビームのスポツトは、この主光ビームが集束レ
ンズ13と円筒レンズ14(図2)を通過しているので
、フオーカスレンズ9が光学情報担体18(図3)に対
してフオーカシング位置にないとき、フオトダイオード
15a1,15a4を結ぶ直線方向とフオトダイオード
15a2,15a3を結ぶ直線方向とを夫々軸方向とす
る楕円形状をなしており、この楕円の2つの軸の比率が
光学情報担体18からフオーカスレンズ9までの距離に
応じて変化する。
【0033】そこで、演算アンプ24により、4分割フ
オトダイオード15aにおけるフオトダイオード15a
2,15a3の出力信号の和からフオトダイオード15
a1,15a4の出力信号の和を減算することにより、
フオーカスレンズ9を制御するためのフオーカシング情
報信号eが得られる。
【0034】フオトダイオード15bの副光ビームの光
量に応じたレベルの出力信号は、アンプ33で増幅され
た後、差動アンプ34と波形等化器36とに供給される
。また、フオトダイオード15cの副光ビームの光量に
応じたレベルの出力信号は、アンプ32で増幅された後
、差動アンプ34と波形等化回路35とに供給される。 差動アンプ34では、アンプ33の出力信号からアンプ
32の出力信号が減算され、これら副光ビームの光量差
に比例したレベルの信号cが得られる。この差動アンプ
34の出力信号cは、光学情報担体18(図3)のプリ
ピツトがない領域(非ROM領域)を主、副非ビームが
走査するときのトラツキング情報である。
【0035】先に説明したように、主、副光ビームが光
学情報担体18上のプリピツトが存在する領域(ROM
領域)を走査すると、そこから反射される主、副光ビー
ムはプリピツトの密度に応じて変調を受け、かつ光量が
変動する。この結果、アンプ32,33の出力信号はプ
リピツトの密度に応じた周波数の交流成分を含むととも
に、これら交流成分の振幅も影響をうけてプリピツトの
密度が高いほど小さくなる。波形等化回路35,36は
、アンプ32,33の出力信号のかかるプリピツトの密
度による交流成分の振幅変動を補償し、これら交流成分
の振幅が副光ビームのトラツク幅方向の位置に応じたも
のとなるように波形等化する。
【0036】波形等化回路35の出力信号は上側包絡線
検波回路37で検波されてその交流成分の上側包絡線を
表わす信号(上側包絡線信号)aが生成され、また、下
側包絡線検波回路39で検波されて交流成分の下側包絡
線を表わす信号(下側包絡線信号)bが生成される。同
様にして、波形等化回路36の出力信号は上側包絡線検
波回路38と下側包絡線検波回路40とに供給され、そ
の交流成分に対する上側包絡線信号a′と下側包絡線検
波信号b′とが生成される。演算アンプ41では(a−
b)−(a′−b′)の演算処理がなされる。ここで、
(a−b)は上側包絡線信号aと下側包絡線信号bとの
差であつて波形等化回路35の出力信号における交流成
分の振幅を表わし、(a′−b′)は、同様にして、波
形等化回路36の出力信号における交流成分の振幅を表
わしている。したがつて、演算アンプ41から出力され
る信号dは波形等化回路35,36の出力信号における
交流成分の振幅差、したがつて、主、副光ビームが光学
情報担体18上のROM領域を走査するときのトラツキ
ング情報を表わしていることになる。
【0037】スイツチ42は入力端子50からの制御信
号jによつて制御され、主、副ビームが光学情報担体1
8上の非ROM領域を走査するときには、A側に閉じて
差動アンプ34の出力信号cをトラツキング情報信号i
として選択し、主、副光ビームが光学情報担体18上の
ROM領域を走査するときには、B側に閉じて演算アン
プ41の出力信号dをトラツキング情報信号iとして選
択する。このトラツキング情報信号iによつて主光ビー
ムのトラツキング制御が行なわれる。
【0038】このようにして、光学情報担体18上の非
ROM領域でもROM領域でも良好なトラツキング制御
が可能となるし、プリピツトを形成しない光学情報担体
とプリピツトを設ける光学情報担体との双方に対しても
良好なトラツキング制御が可能となる。
【0039】また、フオトダイオード15b,15cは
光学情報担体から反射された副光ビームを完全に受光す
ればよいために、フオトダイオード15b,15cの配
置など光学系の組立精度が緩和されて安価に光学系を構
成できるし、また、光学情報担体の精度なども緩和でき
る。
【0040】上側包絡線検波回路37,38から出力さ
れる上側包絡線信号a,a′と下側包絡線検波回路39
,40から出力される下側包絡線信号b,b′は、演算
アンプ41に供給されるとともに、演算アンプ51にも
供給される。この演算アンプ51では、(a−b)+(
a′−b′)の演算が行なわれ、一方の副光ビームによ
る波形等化回路35の出力信号の交流成分の振幅値と他
方の副光ビームによる波形等化回路36の出力信号の交
流成分の振幅値との和を表わすレベルの信号qが生成さ
れる。この信号qはレベル比較回路52で予め決められ
た設定レベルV2と比較され、信号qのレベルが設定レ
ベルV2以上のとき高レベル、設定レベルV2よりも低
いとき低レベルとなる信号rが生成される。この信号r
は、光学情報担体上のROM領域では高レベルとなるが
、非ROM領域では、交流成分が存在しないため、低レ
ベルとなる。レベル比較回路52の出力信号rはコント
ローラ53に供給される。コントローラ53は、信号r
が予め決められた設定時間以上連続して高レベルのとき
、ROM領域と判定して高レベルの制御信号jを出力し
、信号rが低レベルのときや信号rが高レベルになつて
もこの設定時間内に低レベルになつたとき、非ROM領
域と判定して低レベルの制御信号jを出力する。この制
御信号jが高レベルのとき、スイツチ31,42はA側
に閉じ、低レベルのときB側に閉じる。
【0041】なお、コントローラ53で上記の設定時間
を設けたのは、光学情報担体上の各トラツクのセクタ毎
に設けられているヘツダー部では、そこに形成されてい
るプリピツトにより、あるいは、光学情報担体の非RO
M領域でも、欠陥などかあつてドロツプアウトが発生す
ると、これによつて波形等化回路35,36の出力信号
が一瞬振幅変動し、これらに交流成分が発生してレベル
比較回路52の出力信号rが一瞬高レベルとなるから、
これにより、スイツチ31,42が誤動作しないように
するためであつて、コントローラ53はレベル比較回路
52の出力信号rが一瞬高レベルとなるのは、ドロツプ
アウトなどのノイズによるものとし、ROM領域とはみ
なさないようにしている。ここでコントローラ53に設
定される上記設定時間をある程度長くする必要がある。 しかし、この設定時間をあまり長くすると、シーク時で
は、光スポツトがトラツクを横切るときにこの横切る位
置がこのトラツクのROM領域であるとき、ROM領域
であることが判定される前にこのトラツクを横切つてし
まい、横切つたことを検知できない場合もある。このた
めに、ROM領域であることを迅速に判別できるように
する必要があり、上記の設定時間をあまり長くすること
ができない。以上のことから、上記設定時間は光スポツ
トが光学情報担体上のヘツダー部を通過するに要する時
間よりもやや長くすればよい。
【0042】以上により、ROM、非ROM領域の判別
が迅速かつ確実に判別でき、これら領域の境界でスイツ
チ31,42は確実に切り替わることになる。したがつ
て、ROM、非ROMのいずれの領域でも、良好なトラ
ツキング制御が可能となる。また、シーク動作時でも同
様であるから、トラツク横断信号g,hはビームスポツ
トがトラツクを横切つたことを確実に表わすことになり
、横断トラツク数のミスカウントがなく、ビームスポツ
トの移動速度や位置を正確に得ることができる。
【0043】次に、図1の他の部分について説明する。 4分割フオトダイオード15aの各フオトダイオード1
5a1〜15a4の出力信号は演算アンプ25で加算さ
れ、4分割フオトダイオード15aでの主光ビームの受
光量に比例したレベルの信号が得られる。演算アンプ2
5の出力信号は、一方では、LPF26でプリピツトに
よる変調成分が除去されてスイツチ31に供給され、他
方では、波形等化回路35,36と同様の機能を有する
波形等化回路27で交流成分のプリピツトによる振幅変
動が補償された後、上側包絡線検波回路28と下側包絡
線検波回路29と差動アンプ30とによつてこの交流成
分の振幅を表わす信号が生成されてスイツチ31に供給
される。
【0044】ここで、主光ビームが光学情報担体18上
のプリピツトがない非ROM領域を走査するときには、
LPF26の出力信号が4分割フオトダイオード15a
が受光する主光ビームの受光量を表わし、主光ビームが
光学情報担体18上のROM領域を走査するときには、
差動アンプ30の出力信号が上記主光ビームの受光量を
表わす。
【0045】スイツチ31は入力端子50からの制御信
号jによつて制御され、主光ビームが光学情報担体18
上の非ROM領域を走査するとき、A側に閉じてLPF
26の出力信号を主光ビームの光量信号fとして選択し
、主光ビームが光学情報担体18上のROM領域を走査
するときには、B側に閉じて差動アンプ30の出力信号
を光量信号fとして選択する。
【0046】この光学情報記録再生装置に光学情報担体
18が装着されて起動するときには、図2のフオーカス
レンズ9が下方から持ち上げられて光学情報担体に近づ
くが、これとともに4分割フオトダイオード15a上の
主光ビームのスポツトが小さくなつていき、光量信号f
のレベルが上昇していく。光学信号fのレベルが予め設
定された閾値を越えると、フオーカシンク情報信号eに
よるフオーカシング制御が開始する。このようにして、
フオーカシングサーボ回路の起動時の引き込みが迅速に
行なわれるようにする。
【0047】スイツチ42で得られるトラツキング情報
信号iは、また、レベル比較回路44で0電位とレベル
比較され、トラツキング情報信号iの順次のゼロクロス
点で交互に立上がり、立下がる矩形波信号kが生成され
る。この矩形波信号kはアンドゲート46に供給される
とともに、レベル反転されてアンドゲート47に供給さ
れる。また、この矩形波信号kは、遅延回路45でわず
かに遅延された後、レベル反転されてアンドゲート46
に供給されるとともに、アンドゲート47に供給される
。したがつて、アンドゲート46からは矩形波信号kの
立上りエツジのタイミングで遅延回路45の遅延時間に
等しい時間幅の立上りエツジパルスmが得られ、アンド
ゲート47からは同じく立下りエツジパルスnが得られ
る。
【0048】一方、スイツチ31で得られる光量信号f
は、また、レベル比較回路43で基準電圧V1と比較さ
れ、ゲート信号pが形成される。このゲート信号pはア
ンドゲート48,49に供給される。アンドゲート48
,49は夫々光量信号fが基準電圧V1以上のレベルの
ときオンとなり、立上りエツジパルスm、立下りエツジ
パルスnを通過させてトラツク横断信号g,hとする。
【0049】これらトラツク横断信号g,hは、主光ビ
ームが光学情報担体18上のトラツクを横切るように移
動するとき、トラツキング情報信号iのゼロクロスタイ
ミングで交互に発生する。しかし、このトラツキング情
報信号iのゼロクロス点は、主光ビームの中心がトラツ
ク中心線上にあるときとトラツク間の案内溝の中心線上
にあるときとで生じ、トラツク横断信号g,hの一方が
主光ビームの中心がトラツク中心線上にあるとき生ずる
と、他方が主光ビームの中心が案内溝の中心線上にある
ときに生じ、しかも、主光ビームの移動方向に応じて主
光ビームの中心がトラツク中心線上にあるときに生ずる
トラツク横断信号が異なる。
【0050】これを判別するために、レベル比較回路4
3から出力されるゲート信号pで制御されるアンドゲー
ト48,49が設けられている。すなわち、ゲート信号
pは、主光ビームの中心がトラツク中心線上にあるとき
には、必ず高レベルであつてアンドゲート48,49が
オンする。従つて、立上りエツジパルスmが主光ビーム
の中心がトラツク中心線上にあるときに発生すれば、こ
の立上りエツジパルスmがアンドゲート48を通過して
トラツク横断信号gが得られ、逆に、立下りエツジパル
スnが主光ビームの中心がトラツク中心線上にあるとき
に発生すれば、この立下りエツジパルスnがアンドゲー
ト49を通過してトラツク横断信号hが得られる。
【0051】かかるトラツク横断信号gまたはhを計数
することにより、主光ビームが横断したトラツク数を検
出することができ、これにより、トラツクシーク時での
位置、速度を検出することができる。
【0052】図4は図1における波形等化回路35、上
側包絡線検波回路37、下側包絡線検波回路39の一具
体例を示す回路図である。
【0053】同図において、波形等化回路35では、ア
ンプ32(図1)の出力信号qは、一定遅延量の遅延線
51で遅延された後、抵抗R1を介して演算アンプ52
に非反転入力として供給される。また、この信号qは抵
抗R3〜R5によつて分圧され、反転入力として演算ア
ンプ52に供給される。演算アンプ52の出力端子は抵
抗R2を介して演算アンプ52の非反転入力端子に接続
されている。
【0054】かかる構成によると、遅延線51の作用に
より、入力信号qの周波数が高いほど利得が増大する。 したがつて、遅延線51の遅延時間や抵抗R1〜R5の
抵抗値を適宜設定することにより、プリピツトの密度に
よる入力信号qの交流成分の振幅変動を補償することが
できる。
【0055】なお、遅延線51の遅延時間は、入力信号
qの交流成分の最小周期よりも短かくなければならない
ことはいうまでもない。
【0056】上側包絡線検波回路37では、波形等化回
路35の出力信号rが演算アンプ53に非反転入力とし
て供給される。演算アンプ53の出力端子はダイオード
54のアノードに接続され、このダイオード54のカソ
ードが抵抗55、コンデンサ56および演算アンプ53
の反転入力端子に接続されている。
【0057】かかる構成において、ダイオード54の順
方向電圧を無視すると、波形等化回路35の出力信号r
のレベルがコンデンサ56の充電電圧よりも高いとき、
演算アンプ53の出力信号によつてコンデンサ56は充
電され、逆のとき、コンデンサ56は抵抗55を介して
放電する。
【0058】この動作により、コンデンサ56の充電電
圧は波形等化回路35の出力信号rの交流成分の上側包
絡線に追従し、上側包絡線信号aが得られる。
【0059】下側包絡線検波回路39では、波形等化回
路35の出力信号rが演算アンプ57に非反転入力とし
て供給される。演算アンプ57の出力端子はダイオード
58のカソードに接続され、ダイオード58のアノード
はコンデンサ60、演算アンプ57の反転入力端子と抵
抗59を介して電源電圧Vccの電源端子に接続されて
いる。
【0060】かかる構成において、波形等化回路35の
出力信号rのレベルがコンデンサ60の充電電圧よりも
低いときには、コンデンサ60はダイオード58を介し
て放電し、逆の場合には、コンデンサ60は抵抗59を
介して電源電圧Vccにより充電される。
【0061】これにより、コンデンサ60の充電電圧は
波形等化回路35の出力信号rの交流成分の下側包絡線
に追従し、下側包絡線信号bが得られる。
【0062】図1における波形等化回路36,27や上
側包絡線検波回路38,28、下側包絡線検波回路40
,29についても同様である。
【0063】なお、光学情報担体では、各トラツクのR
OM領域の位置を示す管理情報を格納したコントロール
トラツクが内周側に設けられている。そこで、かかるコ
ントロールトラツクの管理情報と図1のレベル比較回路
52の出力信号rとを用いてROM領域、非ROM領域
の判定を行なうようにしてもよく、この場合には、コン
トロールトラツクの管理情報でトラツクのROM、非R
OM領域が予知できるから、これをもとにしてレベル比
較回路52の出力信号rでROM、非ROM領域の判定
を行なうと、この判定がより正確となる。
【0064】また、シーク動作時やトラツキング引込み
動作時、トラツク追従動作時とで光スポツトがトラツク
に乗る時間が異なる。そこで、図1におけるコントロー
ラ53に夫々の動作に対応した上記設定時間を設けてお
き、動作に応じて設定時間を選択して使用するようにす
ることができ、これにより、より確実なROM、非RO
M領域の判定が可能となる。
【0065】さらに、本発明は、光学情報担体として光
磁気デイスクばかりでなく、追記型の光デイスクなどに
も適用することができ、ピツトに影響されないで良好な
トラツキング情報が得られし、ピツトが形成されている
領域と形成されていない領域との判別が同様に可能とな
る。
【0066】なお、図1において、演算アンプ41は(
a−a′)もしくは(b−b′)の演算処理を行なつて
トラツキング情報信号dを生成するものであつてもよい
し、また、図1において、演算アンプ51は(a−b)
もしくは(a′−b′)の演算処理を行なうものであつ
てもよい。
【0067】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
再生専用のROM領域と書替え可能な非ROM領域とが
混在する光学情報担体に対し、これらROM、非ROM
領域夫々毎に適合した良好なトラツキング情報が得られ
、なおかつこれらROM、非ROM領域を常に確実に、
しかも迅速に判別することができ、したがつて、これら
領域に適合したトラツキング情報を選択できて、該光学
情報担体全体にわたつて良好なトラツキング制御を行な
うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による光学情報記録再生装置の一実施例
の情報信号検出手段を示すブロツク図である。
【図2】本発明による光学情報記録再生装置の一実施例
の光学系を示す上面図である。
【図3】本発明による光学情報記録再生装置の一実施例
の光学系を示す側面図である。
【図4】図1における波形等化回路や上側包絡線検波回
路、下側包絡線検波回路の一具体例を示す回路図である
【図5】従来の光学情報記録再生装置の一例の光学系を
示す図である。
【図6】図5における光学情報担体上の3ビームスポツ
トの位置関係を示す図である。
【図7】図6において、3ビームスポツトが光学情報担
体上のトラツクを非ROM領域で横切つて移動するとき
の各ビームの反射強度を示す図である。
【図8】図6の+1次回折光が光学情報担体上のトラツ
クをROM領域で横切るときの反射強度を示す図である
【図9】図6の−1次回折光が光学情報担体上のトラツ
クをROM領域で横切るときの反射強度を示す図である
【図10】図8、図9の反射強度の±1次回折光をもと
に得られるトラツキング情報信号を示す波形図である。
【符号の説明】
18  光学情報担体 15b,15c  副光ビームのフオトダイオード34
  差動アンプ 35,36  波形等化回路 37,38  上側包絡線検波回路 39,40  下側包絡線検波回路 41  演算アンプ 42  スイツチ 51  演算アンプ 52  レベル比較回路 53  コントローラ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  トラツキングのための案内溝と情報ピ
    ツトとが予め設けられた光学情報担体上に情報記録再生
    のための主光ビームとトラツキング検出のための一対の
    副光ビームを照射し、該光学情報担体上で該副光ビーム
    夫々の中心走査軌跡が該主光ビームの中心走査軌跡の両
    側に配置され、該光学情報担体で反射された該副光ビー
    ム夫々の強度に応じた振幅の電気信号を発生する第1、
    第2の手段と、該第1、第2の手段の出力信号の振幅差
    を検出する第3の手段と、該第1、第2の手段の出力電
    気信号の交流成分を検出し該交流成分の振幅差を検出す
    る第4の手段と、該副光ビームが該光学情報担体上の該
    情報ピツトが設けられていない領域を走査するとき該第
    3の手段の検出出力をトラツキング情報として選択し該
    副光ビームが該光学情報担体上の該情報ピツトが設けら
    れている領域を走査するとき該第4の手段の検出出力を
    トラツキング情報として選択する第5の手段とを備えた
    光学情報記録再生装置において、該第1、第2の手段の
    出力電気信号における交流成分の振幅値の和を検出する
    第6の手段と、該第6の手段の出力レベルが予め決めら
    れた設定レベルを予め決められた設定時間以上越えたか
    否かを判別する第7の手段とを設け、該第7の手段の判
    別出力によつて該第5の手段を切換え制御することを特
    徴とする光学情報記録再生装置。
  2. 【請求項2】  請求項1において、前記第7の手段に
    は互いに異なる複数個の前記設定時間が設けられており
    、これら設定時間のいずれか1つを任意に選択可能とし
    たことを特徴とする光学情報記録再生装置。
  3. 【請求項3】  請求項1または2において、前記光学
    情報担体には各トラツクの管理情報を格納したコントロ
    ールトラツクが設けられており、前記第7の手段は、該
    管理情報と前記第6の手段の出力レベルとから判別する
    ことを特徴とする光学情報記録再生装置。
JP5368791A 1991-02-27 1991-02-27 光学情報記録再生装置 Withdrawn JPH04274033A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2003030157A1 (fr) * 2001-09-27 2003-04-10 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Lecteur de disques optiques

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2003030157A1 (fr) * 2001-09-27 2003-04-10 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Lecteur de disques optiques
US7046606B2 (en) 2001-09-27 2006-05-16 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Optical disc drive

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