JPH04273670A - スチイルビデオカメラ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】本発明はスチイルビデオカメラに
関し、特に表示向きを自在に変えることができるように
したＬＣＤ（Ｌｉｇｕｉｄ　　Ｃｒｙｓｐｌａｙ：液晶
）表示部に関するものである。

【０００２】また、ＬＣＤ表示部の表示領域を分割して
、一方を図鑑の映像とし、他方を被検体の映像にするこ
とができるスチイルビデオカメラに関するものである。

【０００３】

【従来の技術】従来のスチイルビデオカメラ等は自動焦
点、自動露出、記録再生等の電子化を有し、ユ−ザが撮
影する場合は小さなファインダを見て、カメラアングル
を確認して撮影し、撮影した映像を写真にしてその場で
確認したり、記録媒体に記録して後日必要な映像を写真
にしたりして用いるのがが一般的であった。

【０００４】これは、写真のもつ美しさはピントや色合
いの要素だけではなく、カメラアングルと画面構成によ
って大きく左右されるからである。

【０００５】また、ファインダをのぞけない場合は、カ
メラアングルを適当にし、撮影している映像が確実にカ
メラに取込まれているものとして撮影し、シャッタ等を
押していた。

【０００６】また、例えば野外にでて、野鳥を撮影した
い場合に、その野鳥に詳しくないユ−ザであれば図鑑等
をもっていき図鑑で野鳥の種類等を確認して小さなファ
インダを見て、カメラアングルを確認して撮影していた
。

【０００７】

【発明が解決しようとする課題】上記のような従来のス
チイルビデオカメラでは、小さなファインダをのぞきこ
んでカメラアングルを確認しなければならないので、目
的とする画面構成の映像を得るのが容易にはできないと
いう問題点があった。

【０００８】また、例えば野鳥等を撮影する場合に、野
鳥に詳しくないユ−ザが撮影する場合は、ユ−ザは図鑑
等をもっていかなければならない場合があり、ユ−ザに
とって容易に目的とする野鳥を撮影できない場合がある
という問題点があった。

【０００９】本発明は以上の問題点を解決するためにな
されたもので、小さなファインダにしないで、そのファ
インダの代わりに所定の大きさのＬＣＤ表示部にして撮
影した映像を得て、かつそのＬＣＤ表示部の表示向きが
自在になるスチイルビデオカメラを得ることを目的とす
る。

【００１０】また、野外で目的とする動物を撮影する場
合は、図鑑等をもっていかなくとも予め図鑑を記憶した
記録媒体を用いて目的とする動物を撮影できるスチイル
ビデオカメラを得ることを目的とする。

【００１１】

【課題を解決するための手段】本発明に係るスチイルビ
デオカメラは、被検体の映像をビデオ映像信号に変換し
てＬＣＤ駆動部に出力し、指示に基づいて少なくとも記
録媒体に記録又はその映像を写真として得るスチイルビ
デオカメラにおいて、ＬＣＤ駆動部と電気的に接続され
、ＬＣＤ駆動部からのビデオ映像信号が入力すると、そ
の信号に基づいて被検体の映像を表示し、その表示向き
が回動及び揺動され、かつ固定されるＬＣＤ表示部とを
備えたものである。

【００１２】また、ＬＣＤ表示部の照明手段を小電力の
平面螢光手段にしたＬＣＤ表示部として備えたものであ
る。

【００１３】さらに、少なくとも被検体の映像をビデオ
映像信号に変換してＬＣＤ表示部に表示させ、また記録
媒体からの映像デ−タを表示させる指示があれば、記録
媒体から映像デ−タを取込ませ、その映像デ−タをビデ
オ映像信号に変換して出力する映像処理部を有したスチ
イルビデオカメラにおいて、図鑑の映像を表示させる操
作ボタンを有し、その操作ボタンが操作されると、図鑑
モ−ドであることを知らせる図鑑モ−ド設定手段と、図
鑑モ−ド設定手段により、図鑑モ−ドであることが知ら
せられると、前記ＬＣＤ表示部の表示を分割させる分割
信号を出力する表示分割手段と、図鑑モ−ドであること
が知らせられると、図鑑のデ−タを格納した記録媒体か
らデ−タを読込んで映像処理部に出力する図鑑デ−タ読
込手段と、分割信号が入力すると、ＬＣＤ表示部の所定
の領域を図鑑の映像を表示する領域に設定し、残りの領
域を被検体の映像の表示領域に設定し、図鑑のビデオ映
像信号及び被検体のビデオ映像信号を設定に基づいて表
示させるＬＣＤ駆動部とを備えたものである。

【００１４】

【作用】本発明のスチイルビデオカメラにおいては、　
　被検体の映像をビデオ映像信号に変換してＬＣＤ駆動
部に出力し、指示に基づいて少なくとも記録媒体に記録
又はその映像を写真として得るスチイルビデオカメラに
おいて、ＬＣＤ表示部をＬＣＤ駆動部と電気的に接続し
、そのＬＣＤ駆動部からのビデオ映像信号が入力すると
、その信号に基づいて被検体の映像を表示させ、その表
示向きを回動及び揺動ができるようにしたので、ユ−ザ
がその表示部を押すと自在に回動及び揺動する。

【００１５】また、図鑑の映像を表示させる操作ボタン
が操作されると、図鑑モ−ド設定手段が図鑑モ−ドであ
ることを知らせる。

【００１６】すると、表示分割手段がＬＣＤ表示部の表
示を分割させる分割信号を出力し、また図鑑デ−タ読込
手段が図鑑のデ−タを格納した記録媒体からデ−タを読
込んで映像処理部に出力する。

【００１７】映像処理部は少なくとも被検体の映像をビ
デオ映像信号に変換してＬＣＤ駆動部に出力する。

【００１８】そして、ＬＣＤ駆動部が分割信号が入力す
ると、ＬＣＤ表示部の所定の領域を図鑑の映像を表示す
る領域に設定し、残りの領域を被検体の映像の表示領域
に設定し、映像処理部からの図鑑のビデオ映像信号及び
被検体のビデオ映像信号を設定に基づいて表示させる。

【００１９】

【実施例】図１は本発明のスチィルビデオカメラの概略
構成図である。図において、１は内部に光学レンズ、オ
−トフォ−カス機構及びシャッタ機構等を有した光学系
部、２は内部に半導体撮像素子であるＣＣＤを有して、
撮影した被検体の映像を電気信号にして出力する撮像部
、５ａは遠方方向のズ−ムボタン、６はシャッタボタン
、５ｂは広角方向のズームボタンである。

【００２０】８はモ−ド切替付き電源スイッチであり、
例えばスライドさせると電源部（図示せず）を動作させ
、次にスライドさせると録画モ−ドとする指令となり、
さらにスライドさせると、再生・消去モ−ドとする指令
となるものである。

【００２１】９は再生・消去モ−ドがモ−ド切替付き電
源スイッチ８により設定されている場合に押されると、
後述する記録媒体の内容を消去させる指令となる消去ボ
タン、１１ａは先送りボタン、１１ｂは逆送りボタン、
１２はセルフタイマボタン、１３はフルオ−トボタン、
１４はプログラムＡＥボタンである。

【００２２】１５は図鑑ボタンであり、例えば野鳥等の
図を後述するＬＣＤ表示部の半分に表示させ、残りの領
域に撮影中の映像又は撮影した映像を表示させる場合に
用いるものである。

【００２３】１７は制御部であり、前記ボタン類及びス
イッチからの信号を読み、その信号が何の指令かを判断
し、判断結果に応じた指令信号及びタイミング信号を各
部に出力するものである。

【００２４】１８は映像処理部であり、電源が供給され
ると、撮像部２からの映像デ−タをビデオ映像信号に変
換して出力し、また制御部１７から録画モ−ドであるこ
とが指令されると、録画モ−ドになり記録媒体制御部２
０に制御信号を出力して、記録媒体２１に記憶されてい
る映像デ−タを読み込める状態にする。そして、再生指
示がされたことが制御部１７から知らせられると、記録
媒体２１の映像デ−タを記録媒体制御部１８により出力
させて、その映像デ−タをビデオ映像信号に変換して出
力し、また特に図鑑ボタン１５が押されたことが制御部
１７から知らせられると、図鑑の記録媒体２２が記録媒
体制御部２０に格納されている場合は、図鑑モ−ドとな
り、記録媒体制御部２０から図鑑の映像デ−タを出力さ
せてビデオ映像信号に変換して出力した後に、撮像部２
から出力される映像デ−タをビデオ映像信号に変換して
出力するものである。

【００２５】２３は表示分割手段であり、映像処理部１
８が図鑑モ−ドになると、ＬＣＤ表示部の映像領域を分
割させる制御信号（以下分割制御信号という）を後述す
るＬＣＤ駆動部に出力するものである。

【００２６】２４はＬＣＤ駆動部であり、表示分割手段
２３から分割制御信号が出力されない場合は、映像処理
部１８からのビデオ映像信号に基づいて各ドライバを駆
動して、撮影した映像をＬＣＤ表示部に表示させ、また
分割制御信号が出力されるＬＣＤ表示部を分割し、図鑑
のビデオ映像信号に基づく映像を半分の領域に表示し、
撮影された映像は他の半分に表示させるものである。

【００２７】２５はＬＣＤ表示部であり、ＬＣＤ駆動部
２４から出力される駆動信号に基づく映像を表示し、Ｌ
ＣＤ駆動部２４との接続はフレキシブルにされていて、
横にふられることが可能でかつ前後に所定の角度で倒さ
れてもよいようにされたものである。また、この表示部
には背面に面状の螢光管を有し、その螢光管はファイン
ダとなる表示部を大きくしても、本装置が小形になるよ
うに小電力で十分な光を発光するものである。

【００２８】２６はシャッタボタン６が押されると、現
在表示した映像を写真として送出するスチイル部である
。

【００２９】図２は本発明の構成を有するスチイルビデ
オカメラの外観を説明する平面図である。図において、
５〜２５は上記と同様なものであり、２７は内部にＬＣ
Ｄ駆動部２４と電気的に接続する信号線を有し、ＬＣＤ
表示部２５を自由に回転させて固定できるような機構に
された接続治具である。同図はＬＣＤ表示部２５を完全
に全面に倒した図である。

【００３０】図３は図２のスチイルビデオカメラの側面
図である。図において、１１ａ及び１１ｂを除いて１〜
２５は上記と同様なものであり、１１ａは先送りボタン
、１１ｂは逆送りボタンである。２８は三脚が取り付け
られる取付台である。

【００３１】また、裏側にはセルフタイマボタン１２、
フルオ−トボタン１３及びプログラムＡＥボタン１４が
取り付けらている。

【００３２】図４は図２及び図３のスチイルビデオカメ
ラの後面図である。図において、１５〜２５は上記と同
様なものである。

【００３３】上記のように構成されたスチイルビデオカ
メラについて、以下に動作を説明する。

【００３４】例えば、ユ−ザが本発明のスチイルビデオ
カメラを野外にもって行って、図１にしめいしている風
景の映像を取るとし、ＬＣＤ表示部２５を垂直にしてい
るものとして説明する。

【００３５】図５は本発明のスチイルビデオカメラのＬ
ＣＤ表示部２５を垂直にした図である。また、同図は矢
印のようにＬＣＤ表示部２５を自在に回転できるもので
あることを示すものである。

【００３６】初めにユ−ザは、モ−ド切替付きスイッチ
８をスライドさせると、電源部は各部に電源を供給する
。

【００３７】すると、制御部１７は所定の間、各ボタン
及びスイッチが操作されなければ通常の撮影モ−ドと判
断して、映像処理部１８に対して通常モ−ドであること
を知らせる。

【００３８】映像処理部１８は通常モ−ドであることが
知らせられると、撮像部２からの映像デ−タをビデオ映
像信号に変換して、ＬＣＤ駆動部２４に出力して、ＬＣ
Ｄ表示部２５に撮影した風景の映像を表示させる。

【００３９】従って、ユ−ザにとっては、ＬＣＤ表示部
２５に現在光学系部が捕らえている映像をそのまま割合
と大きな画面として表示するので、カメラアングルが容
易に分かり、かつ実際に表示した映像がイメ−ジした映
像どうりか判断できる。

【００４０】また、ＬＣＤ表示部２５が前面に向くよう
に回転するように接続治具２７は構成されているから、
ユ−ザは風景と一緒な映像をリアルタイムで確認できる
。

【００４１】次に、ユ−ザは上記風景を記録媒体２１に
録画するとして、モ−ド切替スイッチ８をスライドさせ
て録画モ−ドとすると、制御部１７は周知の動作で映像
処理部１８に録画モ−ドであることを知らせて、記録媒
体２１に録画させる。

【００４２】次に、ユ−ザが記録媒体２１を取り出し、
鳥の図鑑デ−タが格納された記録媒体（以下図鑑記録媒
体という）を記録媒体制御部２０に挿入し、図鑑ボタン
を押すと制御部１７は表示分割手段２３に図鑑モ−ドが
指定されたことを知らせる。表示分割２３は図鑑モ−ド
であることが知らせられると、ＬＣＤ駆動部２４に対し
てＬＣＤ表示部２５の表示領域を分割させる分割制御信
号を出力する。

【００４３】この分割制御信号により、ＬＣＤ駆動部２
４は表示を分割するように制御される。

【００４４】次に、ユ−ザはモ−ド切替スイッチ８をさ
らにスライドさせて、再生・消去モ−ドにすると、制御
部１７は映像処理部１８に再生・消去モ−ドであること
を知らせる。

【００４５】すると、映像処理部１８は記録媒体制御部
２０に対して挿入されている図鑑記録媒体２２からの図
鑑デ−タを読込みさせる準備をさせ、その後に記録媒体
制御部２０によって図鑑デ−タが出力されると、そのデ
−タをビデオ映像信号に変換してＬＣＤ駆動部２４に出
力する。

【００４６】次に、ＬＣＤ駆動部２４は図鑑のビデオ映
像信号をＬＣＤ表示部２５に出力して表示させるが、そ
の映像は半分の領域に分割して表示するように表示分割
手段２３によって設定されているので、図鑑の表示は半
分にされる。

【００４７】次に、映像処理部１８は記録媒体制御部２
０から出力される１画面の図鑑デ−タをビデオ映像信号
に変換して出力した後に、撮像部２からの映像デ−タを
ビデオ映像信号に変換して出力し、ＬＣＤ駆動部２４に
より残りの半分の領域に表示させる。

【００４８】そして、ユ−ザは表示した図鑑デ−タが鳥
であれば、その鳥の図鑑の映像を見て、同じ鳥であると
する鳥をズ−ム機能又は広角機能等により探して、残り
の領域に表示すれば、確実に図鑑の鳥を捕らえたかがわ
かる。また、捕らえた後に記録できるので、後日他人に
見せたることもできる。

【００４９】図６は本発明の分割した表示例を説明する
図である。図において、３０は図鑑の表示領域、３１は
被検体の表示領域である。この場合は、図鑑の映像を白
鳥としている。つまり、同図のように表示するから確実
に図鑑の鳥を捕らえたかがわかり、実際の白鳥の映像を
得た後に記録すれば後日他人に見せることもできる。

【００５０】

【発明の効果】以上のように本発明によれば、ＬＣＤ表
示部をＬＣＤ駆動部と電気的に接続し、かつ、ＬＣＤ表
示部の表示向きを回動及び揺動ができるようにしたので
、ユ−ザは容易にカメラアングル及び画面構成をどのよ
うな位置からも確認できるという効果がえられている。

【００５１】また、ＬＣＤ表示部の螢光手段を小電力の
平面螢光手段にしたので、装置を小形にすることが可能
であるという効果が得られている。

【００５２】また、図鑑の映像を表示させる操作ボタン
が操作されると、図鑑モ−ドとして設定し、ＬＣＤ表示
部の表示を分割させて図鑑のデ−タを格納した記録媒体
からデ−タを読込んで、分割された領域にその図鑑の映
像を表示し、他方の領域に撮影している被検体の映像を
表示するようにしたので、ユ−ザにとっては、撮影する
度に図鑑を持ち運ばなくともよく、容易に目的とする被
検体の映像を得ることができるという効果が得られてい
る。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明のスチィルビデオカメラの概略構成図

【
図２】本発明の構成を有するスチイルビデオカメラの外
観を説明する平面図

【図３】図２のスチイルビデオカメラの側面図

【図４】
図２及び図３のスチイルビデオカメラの後面図

【図５】
本発明のスチイルビデオカメラのＬＣＤ表示部２５を垂
直にした図

【図６】本発明の分割した表示例を説明する図

【符号の説明】

１　　光学系部 ２　　撮像部 ５ａ　　遠方方向のズ−ムボタン ５ｂ　　広角方向のズームボタン ６　　シャッタボタン ８　　モ−ド切替付き電源スイッチ ９　　消去ボタン １１ａ　　先送りボタン １１ｂ　　逆送りボタン １２　　セルフタイマボタン １３　　フルオ−トボタン １４　　プログラムＡＥボタン １５　　図鑑ボタン １７　　制御部 １８　　映像処理部 ２０　　記録媒体制御部 ２１　　記録媒体 ２２　　図鑑の記録媒体 ２３　　表示分割手段 ２４　　ＬＣＤ駆動部 ２５　　ＬＣＤ表示部 ２６　　スチイル部 ２７　　接続治具

Claims (3)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】　　被検体の映像をビデオ映像信号に変換
   してＬＣＤ駆動部に出力し、指示に基づいて少なくとも
   記録媒体に記録又はその映像を写真として得るスチイル
   ビデオカメラにおいて、前記ＬＣＤ駆動部と電気的に接
   続され、前記ＬＣＤ駆動部からのビデオ映像信号が入力
   すると、その信号に基づいて前記被検体の映像を表示し
   、その表示向きが回動及び揺動され、かつ固定されるＬ
   ＣＤ表示部とを有することを特徴とするスチイルビデオ
   カメラ。
2. 【請求項２】　　前記ＬＣＤ表示部の照明手段を小電力
   の平面螢光手段にしたことを特徴とする請求項１記載の
   スチイルビデオカメラ。
3. 【請求項３】　　少なくとも被検体の映像をビデオ映像
   信号に変換してＬＣＤ表示部に表示させ、また記録媒体
   からの映像デ−タを表示させる指示があれば、前記記録
   媒体から映像デ−タを取込ませ、その映像デ−タをビデ
   オ映像信号に変換して出力する映像処理部を有したスチ
   イルビデオカメラにおいて、図鑑の映像を表示させる操
   作ボタンを有し、その操作ボタンが操作されると、図鑑
   モ−ドであることを知らせる図鑑モ−ド設定手段と、前
   記図鑑モ−ド設定手段により、図鑑モ−ドであることが
   知らせられると、前記ＬＣＤ表示部の表示を分割させる
   分割信号を出力する表示分割手段と、前記図鑑モ−ドで
   あることが知らせられると、図鑑のデ−タを格納した記
   録媒体からデ−タを読込んで前記映像処理部に出力する
   図鑑デ−タ読込手段と、前記分割信号が入力すると、前
   記ＬＣＤ表示部の所定の領域を前記図鑑の映像を表示す
   る領域に設定し、残りの領域を前記被検体の映像の表示
   領域に設定し、図鑑のビデオ映像信号及び被検体のビデ
   オ映像信号を設定に基づいて表示させるＬＣＤ駆動部と
   を有することを特徴とするスチイルビデオカメラ。