JPH04273038A - 応力緩和測定装置 - Google Patents

応力緩和測定装置

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JPH04273038A
JPH04273038A JP3448691A JP3448691A JPH04273038A JP H04273038 A JPH04273038 A JP H04273038A JP 3448691 A JP3448691 A JP 3448691A JP 3448691 A JP3448691 A JP 3448691A JP H04273038 A JPH04273038 A JP H04273038A
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JP
Japan
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force
measured
measuring
reaction force
stress relaxation
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Withdrawn
Application number
JP3448691A
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English (en)
Inventor
Hideo Kato
秀雄 加藤
Mitsuru Shiraishi
白石 満
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Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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Publication date
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  • Investigating Strength Of Materials By Application Of Mechanical Stress (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、応力緩和測定装置に係
り、特に、短い測定時間で測定が可能な応力緩和測定装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、電子機器の分野においては、製品
の高機能化と軽量化の要請のもと、プラスチック等のモ
ールド技術を用いて、材料の薄肉化を図り、必要最小限
の強度を付与する極限的な設計が試みられている。プラ
スチック材料は金属に比較し軽量であり、デザインに融
通性があるなどの優れた特質をもっている。しかし、金
属と比べて環境条件や経時変化等により特性が変化しや
すいという問題点も有している。プラスチック材料に顕
著に現われる特性劣化現象として応力緩和がある。応力
緩和とは、部材に一定量の変位を与えておいた場合、時
間が経過するにつれて、与えた変位量に対応する反発力
が減少していく現象をいう。
【0003】応力緩和の影響は、製品が市場に出てから
現れてくるので、製品の信頼性を評価するためには、あ
らかじめ各種の条件により多数の試料について応力緩和
の測定を行っておく必要がある。しかしながら、従来は
多数の試料の測定に適した応力緩和の測定方法はなかっ
たため、出願人らは多数の試料の測定に適した応力緩和
の測定方法を提案している(特願平02−119968
号参照)。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、この方法では
、実際の測定において、検出部の測定開始高さの設定が
必要であるが、測定対象となるプラスチック部品の表面
高さが応力緩和現象によって変化するため、測定開始高
さ位置を操作者が逐次設定しなおすか、測定に必要な範
囲よりも大きめの範囲を測定するように余裕をもって設
定しておく必要があった。このため、測定開始までに時
間がかかったり、測定作業自体の作業効率が悪化する問
題があった。
【0005】本発明の目的は、短い測定時間で効率的な
測定が可能な応力緩和測定装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、請求項1乃至請求項3記載の発明は図1に示すよう
に構成されている。図1において、この応力緩和測定装
置100は、被測定物G上の第1の加力位置P1 に力
を加えて変形させる第1加力手段101と、被測定物G
上の第1の加力位置P1 とは異なる第2の加力位置P
2 に力を加えて変形させる第2加力手段102と、こ
の第2加力手段102が第2の加力位置P2 において
被測定物Gから受ける第2の反力F2 を測定する反力
測定手段103と、第2加力手段102が第2の反力F
2 を測定するに先だち、被測定物G表面の第2の加力
位置P2 までの距離を計測し、この計測結果に基づい
て反力測定範囲を変化させるように第2加力手段102
及び反力測定手段103を制御する制御手段105と、
基準位置P0 から第1の加力位置P1 までの第1の
距離L1 と、この基準位置P0 から第2の加力位置
P2 までの第2の距離L2 と、第2の反力F2 と
から、第1加力手段101が第1の加力位置P1 にお
いて被測定物Gから受ける第1の反力F1 を演算する
演算手段104と、を備えて構成される。
【0007】請求項2記載の発明は、請求項1記載の応
力緩和測定装置において、制御手段105は、計測を開
始した時点の高さ位置と反力測定手段103が被測定物
Gに接触したことを検知した時点の高さ位置との差によ
り、被測定物G表面の第2の加力位置P2 までの距離
を計測するように構成される。請求項3記載の発明は、
請求項1記載の応力緩和測定装置において、制御手段1
05は、被測定物G上の第2の加力位置P2 までの距
離を非接触的に計測する手段を備えて構成される。
【0008】
【作用】上記構成を有する請求項1記載の発明によれば
、第2の反力F2 の測定に先だち、被測定物G表面の
第2の加力位置P2 までの距離を計測し、この計測結
果に基づいて反力測定範囲を修正させるように第2加力
手段102と反力測定手段103を制御するため、時間
のロスも少なく応力緩和特性の測定を短時間で行うこと
ができる。すなわち、計測ロボットによる応力緩和特性
測定のための部品反力測定に際し、加力し力を検出する
測定部の移動に先立って、接触センサや非接触センサに
よる部品表面高さの測定を行い、この結果に基づいて測
定部の移動範囲および測定範囲を決定するのである。
【0009】請求項2記載の発明では、上記の距離を、
計測を開始した時点の高さ位置と反力測定手段103が
被測定物Gに接触したことを検知した時点の高さ位置と
の差によって計測しようとするものであり、請求項3記
載の発明では非接触式に計測しようとするものである。
【0010】
【実施例】次に、本発明の好適な実施例を図面に基づい
て説明する。図2に、本発明の一実施例の構成を示す。 この応力緩和測定装置100Aは、測定ロボット10と
、演算ブロック4と、制御ブロック5と、クランプ機構
1と、を有している。測定ロボット10はXYZ軸方向
及びZ軸回りの回転が可能な直交座標型ロボットであり
、その先端には、6軸方向の力(XYZ軸方向の力及び
XYZ軸回りのモーメント)を検知可能な力センサ3が
装着されている。力センサ3の先端には、被測定物Gに
接触させるための押付けロッド2が装着されている。 ここに、クランプ機構1は第1加力手段に相当し、測定
ロボット10及び押付けロッド2は第2加力手段に相当
する。演算ブロック4は演算手段に相当する。力センサ
3は反力測定手段に相当する。制御ブロック5は制御手
段に相当している。
【0011】次に図2におけるクランプ機構1について
説明する。図3に示すように、クランプ機構1にプラス
チック部材のような被測定物を取り付け、所定の変位を
与えて応力緩和を測定するようにしている。すなわち、
図3に示すように、このクランプ機構1はマイクロメー
タヘッド21と、クランプ用シャフト22と、把持部2
3とを有するクランプ機構を5個備えている。
【0012】被測定物Gは把持部23によりその一端を
把持される。そして、マイクロメータヘッド21を回転
させることによりクランプ用シャフト22を上下に微調
整して被測定物Gに力を加え(クランプ)、任意の変位
量を与えることができる。このようにして、5個の被測
定物Gに予め変位を与えた状態で計測ロボット等により
応力緩和の経時変化を測定することができる。この応力
緩和測定装置100Aでは、押付けロッド2と力センサ
3により部品の反力を測定する前に、部品表面の高さ位
置を測定しておき、この高さに応じて押付けロッド2の
測定開始高さを変更する。この作業は自動的に行われる
ので、操作者に負担がかからずに必要な部品の位置と力
の関係の測定データが得られ作業効率を上げることがで
きる。
【0013】測定ロボット10が部品表面の高さ位置を
測定する方法として、図2の実施例が採用しているのは
以下の2つである。一つは、力センサ3により部品表面
高さを押付けロッドの接触の有無で測定する方法である
。この方法では力センサ3を部品表面より離れた所から
検出される力を監視しながら部品に近づけて行く。部品
に接触すると反力が感知されるので、これにより部品の
表面高さを測定することができる。もう一つは非接触型
の変位センサにより、部品表面の高さを測定する方法で
ある。この方法では測定ロボット10により非接触型の
変位センサを移動し、部品表面の高さを測定する。上記
の2つの方法により、被測定部品の反力測定時に表面高
さを知ることができる。この高さ位置情報に従って、力
センサ3の測定区間を定めれば、反力測定に必要な範囲
の位置と力の関係を効率良く測定することができる。 上記の第1の方法による反力測定手順を図4に、第2の
方法によるものを図5に示す。
【0014】次に、クランプ用シャフトの位置に生じる
反力F2 を求める方法について説明する。図6に示し
たように、一端を固定した被測定物Gに固定端P0 か
ら距離Lの位置PF に荷重Fをかけた場合を考える。 このとき被測定物G固定端から距離x(x≦L)の位置
に生じるたわみw(z方向の変位)は次のように表され
ることが知られている。
【0015】
【数1】
【0016】ここで、Eは縦弾性係数であり、Iは断面
2次モーメントである。図7(A)、(B)、(C)は
測定ロボット10の先端に装着した押付けロッド2を被
測定物Gに対して降下させたときの様子を模式的に表わ
したものである。図7(A)は押付けロッド2が被測定
物Gに接触していない状態を表し、図7(B)は押付け
ロッド2が被測定物Gに接触している状態を表し、図7
(C)は被測定物Gがクランプ用シャフト22から離れ
た状態を表している。
【0017】この間の測定ロボット10で測定したP2
 点のたわみと反力F2 との関係を模式的に表すと図
8のようになる。図7におけるSA 、SB 、SC 
の区間はそれぞれ図7(A)、(B)、(C)の状態に
相当する。 折れ点PB は図7(A)の状態から図7(B)の状態
に移る瞬間、すなわち押付けロッド2が被測定物Gに接
触した瞬間を表し、折れ点PC は図7(B)の状態か
ら図7(C)の状態に移る瞬間、すなわち被測定物Gが
クランプ用シャフト22から離れる瞬間を表している。 図8において、SA の区間は、図7(A)状態から図
7(B)の状態までの状態に対応している。また、図8
におけるSB の区間は、図7(B)の状態から図7(
C)の状態までの状態に対応している。そして、図にお
けるSC の区間は、図7(C)の状態以後、さらに押
付けロッド2が降下する場合の状態に対応している。図
8における区間SB では、被測定物Gは、クランプ用
シャフト22でクランプされている位置P1 (x=L
1 )を中心に回転するのに対し、図8の区間SC で
は被測定物Gは、固定端P0 を中心に回転するため、
図8に示すように、区間SB と区間SC とでは、被
測定物Gの見かけ上の剛性は異なる。
【0018】ところで、図7(A)において、クランプ
用シャフト22が被測定物Gから受ける反力F1Aと、
図8の点PC における力F2Cとの間には、一定の関
係がある。その関係について以下に説明する。図7(A
)に示すように被測定物Gをクランプ用シャフト22で
クランプしたとき、クランプしている位置P1 (x=
L1 )における、被測定物Gの変位量をw1 とする
と、(1)式に、L=L1 、x=L1 及びF=F1
Aを代入して、
【0019】
【数2】
【0020】となる。ここでF1Aはクランプ用シャフ
ト22が被測定物Gから受けている反力である(図7(
A))。一方、被測定物Gがクランプ用シャフト22か
ら離れる瞬間においては、クランプ用シャフト22が被
測定物Gから受ける反力は零となる。このときに、押付
けロッド2が被測定物Gに与えている力F2Cによる、
x=L1 の位置における変位はw1 である。したが
って、力F2Cと変位w1 の間には(1)式にL=L
2 、x=L1 及びF=F2Cを代入すると、次の関
係が成り立つ。
【0021】
【数3】
【0022】このことより、(2)、(3)式から、反
力F1Aは以下のように表わされる。
【0023】
【数4】
【0024】したがって、力F2Cを測定することによ
り、反力F1Aを知ることができる。本発明は上記実施
例に限定されるものではない。上記実施例において、被
測定物は一端が固定された梁状の物体であるが、これは
、単純支持、両端固定等、他の形態の支持条件であって
も可能である。
【0025】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
計測ロボットによる応力緩和特性測定に対して、部品反
力測定の際のロボットアーム等の移動範囲を被測定物の
変位に応じて変化させることができ、応力緩和特性の測
定をより効率良く行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理説明図である。
【図2】本発明の一実施例の構成を示す図である。
【図3】図2におけるクランプ機構の構成を示す図であ
り、図3(A)は平面図、図3(B)は正面図、図3(
C)は側面図を示す。
【図4】本発明の一実施例の動作を説明するフローチャ
ートである。
【図5】本発明の他の実施例の動作を説明するフローチ
ャートである。
【図6】被測定物の一端を固定した場合の荷重とたわみ
の関係を説明する図である。
【図7】本発明の動作を説明する図であり、図7(A)
は押付けロッド2の押付け前の状態を示す図、図7(B
)は押付けロッド2の押付け中の状態を示す図、図7(
C)は被測定物がクランプ用シャフト22から離れた瞬
間の状態を示す図である。
【図8】図7におけるP2 点の反力とたわみの関係を
示す図である。
【符号の説明】
1…クランプ機構 2…押付けロッド 3…力センサ 4…演算ブロック 5…制御ブロック 10…測定ロボット 21…マイクロメータヘッド 22…クランプ用シャフト 23…把持部 100、100A…応力緩和測定装置 101…第1加力手段 102…第2加力手段 103…反力測定手段 104…演算手段 105…制御手段 F…力 G…被測定物 L1 …第1の距離 L2 …第2の距離 P0 …基準位置 P1 …第1の加力位置 P2 …第2の加力位置

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  被測定物(G)上の第1の加力位置(
    P1 )に力を加えて変形させる第1加力手段(101
    )と、前記被測定物(G)上の前記第1の加力位置(P
    1 )とは異なる第2の加力位置(P2 )に力を加え
    て変形させる第2加力手段(102)と、当該第2加力
    手段(102)が前記第2の加力位置(P2 )におい
    て前記被測定物(G)から受ける第2の反力(F2 )
    を測定する反力測定手段(103)と、前記第2加力手
    段(102)が前記第2の反力(F2 )を測定するに
    先だち、前記被測定物(G)表面の第2の加力位置(P
    2 )までの距離を計測し、当該計測結果に基づいて反
    力測定範囲を変化させるように前記第2加力手段(10
    2)及び反力測定手段(103)を制御する制御手段(
    105)と、基準位置(P0 )から前記第1の加力位
    置(P1 )までの第1の距離(L1 )と、当該基準
    位置(P0 )から前記第2の加力位置(P2 )まで
    の第2の距離(L2 )と、前記第2の反力(F2 )
    とから、前記第1加力手段(101)が前記第1の加力
    位置(P1 )において前記被測定物(G)から受ける
    第1の反力(F1 )を演算する演算手段(104)と
    、を備えたことを特徴とする応力緩和測定装置。
  2. 【請求項2】  請求項1記載の応力緩和測定装置にお
    いて、前記制御手段(105)は、計測を開始した時点
    の高さ位置と前記反力測定手段(103)が前記被測定
    物(G)に接触したことを検知した時点の高さ位置との
    差により、前記被測定物(G)表面の第2の加力位置(
    P2 )までの距離を計測することを特徴とする応力緩
    和測定装置。
  3. 【請求項3】  請求項1記載の応力緩和測定装置にお
    いて、前記制御手段(105)は、前記被測定物(G)
    上の第2の加力位置(P2 )までの距離を非接触的に
    計測する手段を備えたことを特徴とする応力緩和測定装
    置。
JP3448691A 1991-02-28 1991-02-28 応力緩和測定装置 Withdrawn JPH04273038A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN110726563A (zh) * 2018-07-16 2020-01-24 奇瑞捷豹路虎汽车有限公司 车辆检测方法与系统

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN110726563A (zh) * 2018-07-16 2020-01-24 奇瑞捷豹路虎汽车有限公司 车辆检测方法与系统
CN110726563B (zh) * 2018-07-16 2021-10-12 奇瑞捷豹路虎汽车有限公司 车辆检测方法与系统

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