JPH04272514A - ブーツ固定装置 - Google Patents
ブーツ固定装置Info
- Publication number
- JPH04272514A JPH04272514A JP3441391A JP3441391A JPH04272514A JP H04272514 A JPH04272514 A JP H04272514A JP 3441391 A JP3441391 A JP 3441391A JP 3441391 A JP3441391 A JP 3441391A JP H04272514 A JPH04272514 A JP H04272514A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- boot
- lip
- outer periphery
- groove
- fixing device
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 238000007789 sealing Methods 0.000 abstract description 11
- 239000004519 grease Substances 0.000 description 3
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 3
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 241000217377 Amblema plicata Species 0.000 description 1
- 241001531957 Opsariichthys uncirostris Species 0.000 description 1
- 239000000428 dust Substances 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Sealing Devices (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、等速ジョイントに用い
られるブーツ固定装置に関するものである。
られるブーツ固定装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】等速ジョイントのジョイント部には、ジ
ョイント内部にグリースを保持するためと、ジョイント
にごみ等の侵入を防ぐために、フレキシブルブーツが付
いている。従来のこのブーツの固定は、円筒状のアウタ
レースの外周及びこのアウタレースに屈曲可能に連結さ
れる中間シャフトの外周に、台形の環状溝を形成して、
ブーツの大径端部と小径端部に設けた台形凸部を嵌め込
んで、ブーツ外周から金属バンドで締付固定するように
していた。
ョイント内部にグリースを保持するためと、ジョイント
にごみ等の侵入を防ぐために、フレキシブルブーツが付
いている。従来のこのブーツの固定は、円筒状のアウタ
レースの外周及びこのアウタレースに屈曲可能に連結さ
れる中間シャフトの外周に、台形の環状溝を形成して、
ブーツの大径端部と小径端部に設けた台形凸部を嵌め込
んで、ブーツ外周から金属バンドで締付固定するように
していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記の構造では、シー
ル性は金属バンドの締付力で確保しているが、組付け作
業性やバンドの強度の問題で、あまり締付力を上げるこ
とができないため、シール機能はあまり大きくなく、グ
リースが洩れたり、ごみ等が侵入したりする問題があっ
た。
ル性は金属バンドの締付力で確保しているが、組付け作
業性やバンドの強度の問題で、あまり締付力を上げるこ
とができないため、シール機能はあまり大きくなく、グ
リースが洩れたり、ごみ等が侵入したりする問題があっ
た。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、上述した問題
を解決するためになされたもので、円筒状のアウタレー
スの外周とこのアウタレースに屈曲可能に連結される中
間シャフトの外周に両端が連結されるブーツの固定装置
において、前記アウタレースの外周と前記中間シャフト
の外周に断面が三角形の環状ブーツ溝を等ピッチ間隔で
複数形成し、前記ブーツのシール部内周に断面が三角形
のリップ部を前記ブーツ溝のピッチ間隔の1/2以下の
ピッチ間隔で形成して、前記ブーツ溝の1つの溝に対し
て前記リップ部の複数の山が嵌入するように構成したこ
とを特徴とするものである。
を解決するためになされたもので、円筒状のアウタレー
スの外周とこのアウタレースに屈曲可能に連結される中
間シャフトの外周に両端が連結されるブーツの固定装置
において、前記アウタレースの外周と前記中間シャフト
の外周に断面が三角形の環状ブーツ溝を等ピッチ間隔で
複数形成し、前記ブーツのシール部内周に断面が三角形
のリップ部を前記ブーツ溝のピッチ間隔の1/2以下の
ピッチ間隔で形成して、前記ブーツ溝の1つの溝に対し
て前記リップ部の複数の山が嵌入するように構成したこ
とを特徴とするものである。
【0005】
【作用】アウタレースの外周とアウタレースに屈曲可能
に連結される中間シャフトの外周に、それぞれ形成した
断面が三角形の環状ブーツ溝に対して、ブーツの両端の
シール部内周に形成した断面が三角形のリップ部が、1
つのブーツ溝に対して複数の山が嵌入されていて、これ
らリップ部の中で左右に位置するリップ部は、中央に向
かって倒れ込みながら嵌入されていて、これら左右に位
置するリップ部の外側の側面はブーツ溝の側面に押圧さ
れて、シール機能を発生させている。
に連結される中間シャフトの外周に、それぞれ形成した
断面が三角形の環状ブーツ溝に対して、ブーツの両端の
シール部内周に形成した断面が三角形のリップ部が、1
つのブーツ溝に対して複数の山が嵌入されていて、これ
らリップ部の中で左右に位置するリップ部は、中央に向
かって倒れ込みながら嵌入されていて、これら左右に位
置するリップ部の外側の側面はブーツ溝の側面に押圧さ
れて、シール機能を発生させている。
【0006】
【実施例】以下に本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。図1において、10は被駆動軸を示し、この被駆
動軸10の端部には円筒状のアウタレース11が一体形
成されている。このアウタレース11の内周は球面状で
あり、軸方向に延在する円弧状の溝12が円周上等間隔
に複数形成されている。
する。図1において、10は被駆動軸を示し、この被駆
動軸10の端部には円筒状のアウタレース11が一体形
成されている。このアウタレース11の内周は球面状で
あり、軸方向に延在する円弧状の溝12が円周上等間隔
に複数形成されている。
【0007】13はアウタレース11に対して屈曲可能
に回転連結される駆動軸を示し、この駆動軸13の端部
にはインナーレース14がスプライン13aによって嵌
合されている。インナーレース14の外周は球面状であ
り、軸方向に延在する円弧状の溝15が、アウタレース
11の内周に形成した円弧状の溝12と対応する位置に
複数形成されている。
に回転連結される駆動軸を示し、この駆動軸13の端部
にはインナーレース14がスプライン13aによって嵌
合されている。インナーレース14の外周は球面状であ
り、軸方向に延在する円弧状の溝15が、アウタレース
11の内周に形成した円弧状の溝12と対応する位置に
複数形成されている。
【0008】アウタレース11とインナーレース14間
には、アウタレース11の内周とインナーレース14の
外周に嵌合するケージ20が介挿され、このケージ20
には前記溝12、15に挿入してトルクを伝達するボー
ル22が円周上等間隔に保持されている。上記の構造か
らなるジョイント部にはゴムからなるブーツ40が取り
付けられて、ジョイント内部にグリースを保持し、かつ
ジョイント部にごみ等の侵入を防止している。ブーツ4
0は、アウタレース11の外周及び駆動軸13の外周に
形成された断面が三角形で等しいピッチ間隔からなる複
数の環状ブーツ溝31、42に、ブーツ40の大径端部
と小径端部の内周に形成した断面が三角形で環状ブーツ
溝31、42のピッチ間隔の1/3のピッチ間隔からな
る複数のリップ50を嵌入させ、ブーツ40の外周に設
けた環状溝35、36に金属製バンド41を装着して固
定されている。
には、アウタレース11の内周とインナーレース14の
外周に嵌合するケージ20が介挿され、このケージ20
には前記溝12、15に挿入してトルクを伝達するボー
ル22が円周上等間隔に保持されている。上記の構造か
らなるジョイント部にはゴムからなるブーツ40が取り
付けられて、ジョイント内部にグリースを保持し、かつ
ジョイント部にごみ等の侵入を防止している。ブーツ4
0は、アウタレース11の外周及び駆動軸13の外周に
形成された断面が三角形で等しいピッチ間隔からなる複
数の環状ブーツ溝31、42に、ブーツ40の大径端部
と小径端部の内周に形成した断面が三角形で環状ブーツ
溝31、42のピッチ間隔の1/3のピッチ間隔からな
る複数のリップ50を嵌入させ、ブーツ40の外周に設
けた環状溝35、36に金属製バンド41を装着して固
定されている。
【0009】このシール部の構造を駆動軸13側を例に
して説明する。図2に示されるように、駆動軸13の外
周に形成された断面が三角形のブーツ溝42と、ブーツ
40の端部内周に形成されたリップ50の形状は、リッ
プ50の三角形の底辺がブーツ溝42の三角形の底辺の
1/3の長さからなっている。そして、駆動軸13にブ
ーツ40を嵌入させると、図3に示されるように、ブー
ツ溝42の1つの谷に対して3山のリップ50が挿入す
る。その3山のリップ50のうち、中央のリップ50b
はそのままの形状を保つが、左右のリップ50a,50
cはそれぞれ中央のリップ50b側に倒れこみながら挿
入されて、それらリップ50a,50cの外側の側面が
ブーツ溝42の表面を押圧して、強力なシール機能が発
生する。その後、外周からバンド41を装着して締め付
けて固定する。このように、従来から有していたバンド
41の締め付けによるシール機能に加え、リップ50a
,50cの外側の側面がブーツ溝42の表面に押圧する
際に生じるシール機能により、シール性を向上させるこ
とができる。
して説明する。図2に示されるように、駆動軸13の外
周に形成された断面が三角形のブーツ溝42と、ブーツ
40の端部内周に形成されたリップ50の形状は、リッ
プ50の三角形の底辺がブーツ溝42の三角形の底辺の
1/3の長さからなっている。そして、駆動軸13にブ
ーツ40を嵌入させると、図3に示されるように、ブー
ツ溝42の1つの谷に対して3山のリップ50が挿入す
る。その3山のリップ50のうち、中央のリップ50b
はそのままの形状を保つが、左右のリップ50a,50
cはそれぞれ中央のリップ50b側に倒れこみながら挿
入されて、それらリップ50a,50cの外側の側面が
ブーツ溝42の表面を押圧して、強力なシール機能が発
生する。その後、外周からバンド41を装着して締め付
けて固定する。このように、従来から有していたバンド
41の締め付けによるシール機能に加え、リップ50a
,50cの外側の側面がブーツ溝42の表面に押圧する
際に生じるシール機能により、シール性を向上させるこ
とができる。
【0010】なお、上述した構造は、ブーツ溝1溝に3
山のリップを嵌入するようにしているが、2山あるいは
4山でもよい。また、環状のブーツ溝は複数列形成され
ているが、1列だけでも上記の効果が生じるのはもちろ
んである。
山のリップを嵌入するようにしているが、2山あるいは
4山でもよい。また、環状のブーツ溝は複数列形成され
ているが、1列だけでも上記の効果が生じるのはもちろ
んである。
【0011】
【発明の効果】以上述べたように本発明は、円筒状のア
ウタレースの外周とこのアウタレースに屈曲可能に連結
される中間シャフトの外周に両端が連結されるブーツの
固定装置において、前記アウタレースの外周と前記中間
シャフトの外周に断面が三角形の環状ブーツ溝を等ピッ
チ間隔で複数形成し、前記ブーツのシール部内周に断面
が三角形のリップ部を前記ブーツ溝のピッチ間隔の1/
2以下のピッチ間隔で形成して、前記ブーツ溝の1つの
溝に対して前記リップ部の複数の山が嵌入するように構
成したので、1つのブーツ溝に複数山のリップ部を挿入
すると、側面部に位置するリップ部が中央側に倒れこみ
、それら倒れこんだリップ部の外側の側面でブーツ溝の
表面に押圧してシール機能が生じ、シール性を向上させ
ることができる。
ウタレースの外周とこのアウタレースに屈曲可能に連結
される中間シャフトの外周に両端が連結されるブーツの
固定装置において、前記アウタレースの外周と前記中間
シャフトの外周に断面が三角形の環状ブーツ溝を等ピッ
チ間隔で複数形成し、前記ブーツのシール部内周に断面
が三角形のリップ部を前記ブーツ溝のピッチ間隔の1/
2以下のピッチ間隔で形成して、前記ブーツ溝の1つの
溝に対して前記リップ部の複数の山が嵌入するように構
成したので、1つのブーツ溝に複数山のリップ部を挿入
すると、側面部に位置するリップ部が中央側に倒れこみ
、それら倒れこんだリップ部の外側の側面でブーツ溝の
表面に押圧してシール機能が生じ、シール性を向上させ
ることができる。
【図1】本発明の実施例である等速ジョイントの断面図
を示す。
を示す。
【図2】本発明の実施例のブーツ溝とリップ部の関係を
示した図である。
示した図である。
【図3】本発明の実施例の等速ジョイントのブーツ固定
装置の要部を示す図である。
装置の要部を示す図である。
11 アウターレース
13 中間シャフト
40 ブーツ
42 ブーツ溝
50 リップ部
Claims (1)
- 【請求項1】 円筒状のアウタレースの外周とこのア
ウタレースに屈曲可能に連結される中間シャフトの外周
に両端が連結されるブーツの固定装置において、前記ア
ウタレースの外周と前記中間シャフトの外周に断面が三
角形の環状ブーツ溝を等ピッチ間隔で複数形成し、前記
ブーツのシール部内周に断面が三角形のリップ部を前記
ブーツ溝のピッチ間隔の1/2以下のピッチ間隔で形成
して、前記ブーツ溝の1つの溝に対して前記リップ部の
複数の山が嵌入するように構成したことを特徴とするブ
ーツ固定装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3441391A JPH04272514A (ja) | 1991-02-28 | 1991-02-28 | ブーツ固定装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3441391A JPH04272514A (ja) | 1991-02-28 | 1991-02-28 | ブーツ固定装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04272514A true JPH04272514A (ja) | 1992-09-29 |
Family
ID=12413510
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3441391A Pending JPH04272514A (ja) | 1991-02-28 | 1991-02-28 | ブーツ固定装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH04272514A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US8096889B2 (en) * | 2008-09-12 | 2012-01-17 | Gkn Driveline International Gmbh | Boot comprising an attachment region with at least three circumferential outside ribs |
-
1991
- 1991-02-28 JP JP3441391A patent/JPH04272514A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US8096889B2 (en) * | 2008-09-12 | 2012-01-17 | Gkn Driveline International Gmbh | Boot comprising an attachment region with at least three circumferential outside ribs |
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