JPH0427212Y2 - - Google Patents

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JPH0427212Y2
JPH0427212Y2 JP1984141340U JP14134084U JPH0427212Y2 JP H0427212 Y2 JPH0427212 Y2 JP H0427212Y2 JP 1984141340 U JP1984141340 U JP 1984141340U JP 14134084 U JP14134084 U JP 14134084U JP H0427212 Y2 JPH0427212 Y2 JP H0427212Y2
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JP
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resistor
impedance
variable resistor
value
arm
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Description

【考案の詳細な説明】 <産業上の利用分野> この考案は、映像増幅器の出力側に設けて、出
力される映像信号のレベルを調整するための可変
減衰器に関する。
<従来技術> 従来、上記の可変減衰器には第6図に示すよう
に3つの連動する可変抵抗器2,4,6をT字型
に接続したものがあつた。なお、8はエミツタホ
ロワー回路で、映像増幅器の出力側に設けられて
おり、このエミツタホロワー回路8の出力側は、
直流阻止コンデンサ10及び固有インピーダンス
抵抗器12を介して抵抗器2に接続されている。
また、14は信号線路の固有インピーダンスであ
る。
<考案が解決しようとする問題点> しかし、上記の可変減衰器では、3つの連動す
る可変抵抗器2,4,6を用いなければならず、
価格が高くなるという問題点があつた。また、信
号線路側から映像増幅器側を見たときのインピー
ダンスを、信号線路の固有インピーダンスと一致
させるために、エミツタホロワー回路8や固有イ
ンピーダンス抵抗器12を設けなければならず、
構成が複雑になるうえに、余分に約6dB出力信号
が減衰するという問題点もあつた。
<問題点を解決するための手段> 上記の問題点を解決するための手段は、映像信
号を増幅するように構成したトランジスタを含
み、このトランジスタのコレクタと電源線との間
にコレクタ抵抗器が接続されると共に、コレクタ
と基準電位点との間に直流阻止コンデンサと可変
抵抗器と固定抵抗器とが直列に接続され、可変抵
抗器の腕と基準電位点との間に信号線路が接続さ
れている。そして、可変抵抗器の腕と基準電位点
との間から見た出力インピーダンスが、可変抵抗
器の腕の摺動に応じて上に凸の2次曲線に従つて
変化し、その出力インピーダンスの最大値が、信
号線路のインピーダンスの約1.07以下であり、最
小値が信号線路のインピーダンスの約0.91以上と
なるように、コレクタ抵抗器の値と、可変抵抗器
の両端間の値と、固定抵抗器の値を選択してあ
る。
<作用> この考案によれば、可変抵抗器の腕を摺動させ
ることによつて、出力分圧比が変化し、減衰量が
変化する。また、例えば摺動抵抗器の腕を摺動さ
せると、可変抵抗器の腕と基準電位点とから見た
出力インピーダンスは、最大値が信号線路のイン
ピーダンスの約1.07以下であり、最小値が0.91以
上となる2次曲線に従つて変化する。即ち、その
出力インピーダンスは、変化しても大雑把にいつ
て信号線路のインピーダンスの±10%程度であ
り、信号線路のインピーダンスに近い値である。
<実施例> この実施例は、第1図に示すように映像増幅器
16を有する。この映像増幅器16は、トランジ
スタ18を含み、そのトランジスタ18のベース
と基準電位点との間にはバイアス抵抗器20が接
続され、そのトランジスタ18のベースと電源線
22との間にもバイアス抵抗器24が接続されて
いる。また、トランジスタ18のコレクタと電源
線22との間にはコレクタ抵抗器26が接続さ
れ、トランジスタ18のエミツタと基準電位線と
の間にはエミツタ抵抗器28が接続されている。
なお、トランジスタ18のベースには、コンデン
サ30を介して映像信号が供給される。
トランジスタ18のコレクタは、コンデンサ3
2、可変抵抗器34及び固定抵抗器36の直列回
路を介して基準電位点に接続されている。可変抵
抗器34の腕は一方の出力端子38に接続され、
基準電位点は他方の出力端子40に接続されてい
る。これら両出力端子38,40には同軸ケーブ
ル等の信号線路が接続されている。42は信号線
路の固有インピーダンスである。
第2図に第1図に示した回路の等価回路図を示
す。第2図において、44は電流源で、トランジ
スタ18の閉路小信号順電流増幅率hfeにベース
電流ibを乗算した値の電流を供給する。46はト
ランジスタ18の開路小信号出力アドミツタンス
hoeである。34aは、可変抵抗器34における
腕から固定抵抗器36までの間の抵抗分で、その
値は可変抵抗器34の両端間の抵抗値をRtとす
ると、XRtで表わされる。同様に34bは、可変
抵抗器34における腕からコンデンサ32までの
抵抗分で、その値は(1−X)Rtで表わされる。
また、コレクタ抵抗器26の値、固定抵抗器36
の値及び固有インピーダンス42を、それぞれ
Rc,Rs,Zoとする。
このような等価回路に基づいて、出力端子3
8,40から左側を見た出力インピーダンスZx
は、hpe≫Rcのときに、 Zx≒(Rc+(1−x)Rt)(XRt+Rs)/Rc+Rt+Rs で表わされる。同様に反射減衰量LRは、 LR=−20og10|Zx−Zo/Zx+Zo| で表わされ、出力分圧比Aは、 A=Zx・Zo/〔Rc+(1−x)Rt〕(Zo+Zx) で表わされる。
Rc,Rt,Rsを例えばそれぞれ100Ω、100Ω、
120Ωとしたときに、出力インピーダンスが可変
抵抗器34の腕の位置の変化すなわちXの変化に
従つて変化する状態を第3図に示す。この出力イ
ンピーダンスは、上に凸の2次曲線に従つて変化
し、その出力インピーダンスの最小値はx=1の
ときで、68.75Ω即ち固有インピーダンス75Ωの約
0.91倍であり、最大値はx=0.4のときで、80Ω、
即ち固有インピーダンス75Ωの1.07倍である。こ
れから判るように、出力インピーダンスはRc
Rt,Rsの値を適切に選択することによつて腕の
位置を変えても固有インピーダンスに近い値とな
る。また、反射減衰量、分圧比がXの変化に従つ
て変化する状態を第4図及び第5図に示す。
<効果> 以上述べたように、この考案によれば可変抵抗
器が1つだけですみ、価格が安くなる。また、可
変抵抗器の腕を移動させても、信号線路の固有イ
ンピーダンスに近い値の出力インピーダンスが得
られるように、2つの固定抵抗器の値と1つの可
変抵抗器の両端間の抵抗値を選択しているので、
従来のものと異なり、エミツタホロワー回路や固
有インピーダンス抵抗器が不要になり、回路構成
が簡単になるうえに、余分に約6dBも減衰するこ
とを防止できる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案による映像信号用可変減衰器
の1実施例の回路図、第2図は同実施例の等価回
路図、第3図は同実施例の出力インピーダンスと
可変抵抗器の腕の位置との関係を示す図、第4図
は同実施例の反射減衰量と可変抵抗器の腕の位置
との関係を示す図、第5図は同実施例の出力分圧
比と可変抵抗器の腕の位置との関係を示す図、第
6図は従来の映像信号用可変減衰器の回路図であ
る。 16……映像増幅器、34……可変抵抗器、3
6……固定抵抗器、42……信号線路の固有イン
ピーダンス。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 映像信号を増幅するトランジスタのコレクタと
    電源線との間に、コレクタ抵抗器を接続し、上記
    コレクタと基準電位点との間に、直流阻止コンデ
    ンサと可変抵抗器と固定抵抗器とを直列に接続
    し、上記可変抵抗器の腕と上記基準電位点との間
    に信号線路を接続し、上記可変抵抗器の腕と上記
    基準電位点との間から見た出力インピーダンス
    が、上記可変抵抗器の腕の摺動に応じて上に凸の
    2次曲線に従つて変化し、その出力インピーダン
    スの最大値が、上記信号線路のインピーダンスの
    約1.07以下であり、最小値が上記信号線路のイン
    ピーダンスの約0.91以上となるように、上記コレ
    クタ抵抗器の値と、上記可変抵抗器の両端間の値
    と、上記固定抵抗器の値を選択したことを特徴と
    する映像信号用可変減衰器。
JP1984141340U 1984-09-17 1984-09-17 Expired JPH0427212Y2 (ja)

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JPS6157624U JPS6157624U (ja) 1986-04-18
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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5927614B2 (ja) * 1975-03-13 1984-07-06 バスフ アクチエンゲゼルシヤフト バナジウム及びチタンを含有する担持触媒

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JPS49119558U (ja) * 1973-02-21 1974-10-14
JPS6224978Y2 (ja) * 1980-05-29 1987-06-26
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JPS6157624U (ja) 1986-04-18

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