JPH04271956A - ステアリングホィール - Google Patents

ステアリングホィール

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JPH04271956A
JPH04271956A JP3279491A JP3279491A JPH04271956A JP H04271956 A JPH04271956 A JP H04271956A JP 3279491 A JP3279491 A JP 3279491A JP 3279491 A JP3279491 A JP 3279491A JP H04271956 A JPH04271956 A JP H04271956A
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JP
Japan
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steering wheel
boss
cylindrical boss
annular rim
thin
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JP3279491A
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Kaoru Shimizu
薫 志水
Kazuhiko Kodama
小玉 和彦
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Panasonic Holdings Corp
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は部材内部に中空部を有し
軽量化を図るとともに、自動車が衝突した際人体に加わ
る衝撃荷重を吸収・緩和する自動車などのステアリング
ホィールに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、自動車などのステアリングホィー
ル40の構成としては図4ないし図5に示すように、円
環状リム部41の中央部に、複数のスポーク部42,4
3を介してボス部45を設け、このボス部45下面にス
テアリングシャフト(図示せず。)に嵌着して固定され
る円筒状ボス44を配設した構成のステアリングホィー
ル40が用いられている。当然のことながら、円筒状ボ
ス44には嵌着用の貫通穴47が軸芯にが設けられてい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記のよ
うな構成に於いては、無空形状のため軽量化しにくく、
円環状リム部1をむやみに太くできないうえ、車と車あ
るいはその他の対物へ車が衝突した場合、ステアリング
ホィールが矢印P方向に瞬時に後退し衝撃を吸収・緩和
する機能を有していないため、ステアリングホィールを
介し運転者は衝撃荷重を直接受け負傷する、あるいは時
には死亡に至るといった重大な課題を有していた。上記
負傷あるいは死亡事故を防止するためエアバッグの使用
が推奨されているがコストが高く全車種に普及するに至
ってない。本発明は上記問題に鑑み、衝撃を吸収・緩和
する機能を有し、軽量化を実現するステアリングホィー
ルを提供するものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明のステアリングホィールの構成は中空射出成型
技術を応用して、円環状リム部またはスポーク部または
ボス部の内部に、独立した複数個の中空部を所定に配設
した一体構造物を、一発成形の手段、または一つの射出
成形型でかつこの射出成形型をスライドさせ二次成形す
る手段によりステアリングホィールを軽量化してなるも
のである。さらに円環状リム部と円筒状ボスとの間に、
衝撃荷重を受けた際容易に弾性変形する断面くの字形ま
たはベローズ形などの薄肉屈曲部設ける。あるいは円環
状リム部と円筒状ボスとの間に、衝撃荷重を受けた際容
易に破断する薄肉部を構成すると共に外形を逆テーパに
した円筒状ボスもしくは外周部にスカート状リブを配し
た円筒状ボスを薄肉部の下部に配設することにより、衝
突時の衝撃を吸収・緩和する機能を有するるものである
【0005】
【作用】本発明は上記した構成によって、従来のステア
リングホィール形状を変えることなく軽量化ならびに衝
突時の衝撃を吸収・緩和でき、簡単な構造で低コストの
ステアリングホィールを提供する。
【0006】
【実施例】以下本発明の実施例について、図1から図3
に示す図面とともに説明する。図1から図3までは本発
明の二つつの実施例を示すもので、図示した実施例のス
テアリングホィールは一発成形の手段、または一つの射
出成形型でかつこの射出成形型をスライドさせ二次成形
することによりにより中空部を内蔵した一体構造物とし
て形成されており、成型機から取り外した後、接合や部
品相互の組立てを必要としない。
【0007】図1は本発明の第一の実施例のステアリン
グホィール15を示す平面図、図2は図1を切断線S1
〜S1方向から見た側面からの断面図を示す。図1,図
2において第一の実施例のステアリングホィール15は
、円環状リム部1の中央部に、複数のスポーク部2,3
を介してボス部5を設けている。ボス部5上面側にはク
ラクションスイッチやハザード,リアウインド熱線駆動
スイッチなどを所定に組込んだ部材(図示せず。)が所
定に搭載される。また、ボス部5下面側には貫通穴7と
同心状に環状凹部14を所定深さに配して形成した薄肉
部6を介して円筒状ボス4が配設されている。この円筒
状ボス4の軸芯、すなわち自転車のハブ軸芯に相当する
部位にはステアリングシャフト(図示せず。)に嵌合す
る貫通穴7が配設され、ボス4外周部にはボス先端に向
かって広がるスカート状リブ8を等間隔に4箇所配設し
ている。なお、薄肉部6は矢印P方向に円環状リム部1
が設定値以上の衝撃荷重を受けた際、容易に破断するよ
う構成され衝撃を緩和する。さらに、スカート状リブ8
は薄肉部6が破断し円環状リム部1がボス先端方向に向
かって移動する際、リブ8のテーパ部によって円環状リ
ム部1に制動をかけもう一段、衝撃を吸収・緩和する構
成としている。さらにステアリングホィール15は、複
数個の独立した中空部を内蔵することによって軽量化を
所定に図っている。すなわちステアリングホィール15
の円環状リム部1またはスポーク部2,3またはボス部
の内部に、独立した複数個の大きさの異なる中空部9,
10,11,12,13を対称形に整列配置してなるも
ので、実施例の一体構造物を一発成形により形成、また
は一つの射出成形型でかつこの射出成形型をスライドさ
せ二次成形してなるものである。第一の実施例の場合、
ボス部に内蔵した中空部は図示していない。中空部9,
10,11は断面形状を円形とした円弧状であり、中空
部11,12は断面形状が概略矩形状である。自動車に
おいて、ステアリングホィールなどの各部の軽量化は走
行距離アップに大きく貢献するもので、軽量化は環境保
全にとっても重要である。
【0008】上記第一の実施例において、中空部9,1
0,11,12もしくは13の占有総容積を、ステアリ
ングホィールの外形が占める容積の20%〜70%とし
ている。中空部の占める総容積をどれくらいにするかは
、使用目的や必要強度ならびにステアリングホィールを
構成する部材に応じて決定すればよい。すなわち薄肉化
しても従来の構成と同等以上の剛性を確保するようにす
ればよい。また、中空部を所定に配設してなるステアリ
ングホィールの重量を従来構成と同じにした場合には、
軽量化した分だけ円環状リム部1の握り部外形などを太
くでき、その結果、運転しやすく快適性が向上し、その
結果安全性も向上する。なお、スカート状リブ8を外周
部に配した円筒状ボスに代え、スカート状リブを設けず
、外形を裾広がりの逆テーパー形状とした円筒状ボスを
用いても同様の効果を得られる。ステアリングホィール
を構成する部材としては、エポキシ,ABS,ポリスチ
レン,ポリエチレン,ポリウレタン,その他各種合成ゴ
ム,などの発泡樹脂部材や合成樹脂部材が一般的である
が、破断特性との関係でセラミックス部材を用いても良
い。また、所定のバインダーで混練した金属粉末もしく
は所定のバインダーで混練したガラス粉末などの射出成
型可能な任意部材の利用が可能である。
【0009】図3は本発明の第ニの実施例のステアリン
グホィール20を示す側面からの断面図である。第ニの
実施例のステアリングホィール20において基本的な機
能は第一の実施例と同じで、円環状リム部1が円筒状ボ
ス24の端部方向にたわみ、衝撃を緩和・吸収するもの
である。第二の実施例は形状面において、ボス部の下面
側構成が第一の実施例の場合と異なっている。すなわち
、円環状リム部1が設定値以上の衝撃荷重を矢印P方向
に受けた際、容易に矢印A方向に弾性変形する薄肉屈曲
部25を介し円筒状ボス24を設けた構成としている。 上記薄肉屈曲部25の形状は断面形状がくの字形,また
はくの字形が連続したベローズ形(図示せず。)、ある
いは複数個の矩形状板部材を円周上に等間隔に配設した
形状としている。(図示せず。)円環状リム部1および
スポーク部2,3あるいはボス部5の内部に配設する中
空部9,10,11,12,13は第一の実施例と同様
に構成しており、中空部を複数個独立させて配設してな
る一体構造物を一発成形により形成、または一つの射出
成形型でかつこの射出成形型をスライドさせ二次成形し
てなるものである。材質についても第一の実施例と同様
に、ゴム部材や各種合成樹脂,もしくは所定のバインダ
ーで混練した金属粉末などの射出成型可能な任意部材の
利用が可能である。
【0010】上述の如く本発明のステアリングホィール
は、ボス部下面に薄肉部を介しスカート状リブを等間隔
に配設してなる円筒状ボス,もしくは外形をテーパー状
とした円筒状ボスを配設した構成や、薄肉屈曲部介し円
筒状ボスを所定に配設した構成とすることにより、衝突
時の衝撃荷重を吸収,緩和できる。また、独立した複数
個の中空部を配設することにより部材の重量を大幅に軽
減し、使用材料を低減してコストダウンを図れるもので
ある。  なお、本発明の実施例においてステアリング
ホィールの断面形状として円柱状の例を述べたが、別段
他の形状を用いてよいことは言うまでも無く、中空部を
配設する位置や個数・形状についても任意である。勿論
、円筒状ボスや薄肉屈曲部の構成形状についても任意で
あることも同様である。
【0011】
【発明の効果】以上のように本発明のステアリングホィ
ールによれば、衝突時の衝撃荷重を吸収・緩和するとと
もに、軽量化にともなう走行距離のアップと握りの快適
性、環境保全の向上やコスト低減など多くの効果が得ら
れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一の実施例におけるステアリングホ
ィールの平面図
【図2】図1を切断線S1〜S1方向から見た側面から
の断面図
【図3】本発明の第ニの実施例におけるステアリングホ
ィールの側面からの断面図
【図4】従来のステアリングホィールの平面図
【図5】
図4を切断線S2〜S2方向から見た側面からの断面図
【符号の説明】
1  円環状リム部 2  スポーク部 3  スポーク部 4  円筒状ボス 5  ボス部 6  薄肉部 7  貫通穴 8  スカート状リブ 9  中空部 10  中空部 11  中空部 12  中空部 13  中空部 14  環状凹部 15  ステアリングホィール 20  ステアリングホィール 24  円筒状ボス 25  薄肉屈曲部 27  貫通穴

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  円環状リム部の中央部に複数のスポー
    ク部を介してステアリングシャフトへの取付け用ボス部
    を設けてなるステアリングホィールにおいて、前記ボス
    部下面に、衝撃荷重を受けた際容易に破断する薄肉部を
    介して円筒状ボスを設け、さらに円環状リム部またはス
    ポーク部またはボス部に独立した複数個の中空部を内蔵
    してなる一体構造物としたことを特徴とするステアリン
    グホィール。
  2. 【請求項2】  円筒状ボスの外形を、テーパー状にし
    たことを特徴とする請求項1記載のステアリングホィー
    ル。
  3. 【請求項3】  円筒状ボスの外形を、外周部にスカー
    ト状リブを有する円筒状ボスとしたことを特徴とする請
    求項1記載のステアリングホィール。
  4. 【請求項4】  円環状リム部の中央部に複数のスポー
    ク部を介してステアリングシャフトへの取付け用ボス部
    を設けてなるステアリングホィールにおいて、前記ボス
    部下面に、衝撃荷重を受けた際容易に弾性変形する薄肉
    屈曲部を介し円筒状ボスを設け、さらに円環状リム部ま
    たはスポーク部またはボス部に独立した複数個の中空部
    を内蔵してなる一体構造物としたことを特徴とするステ
    アリングホィール。
  5. 【請求項5】  薄肉屈曲部の断面形状を、くの字形ま
    たはベローズ形とした請求項4記載のステアリングホィ
    ール。
  6. 【請求項6】  部材内部に配設する中空部をそれぞれ
    大きさの異なる中空部とした請求項1,2,3,4また
    は5記載のステアリングホィール。
  7. 【請求項7】  部材内部に配設する中空部の占有総容
    積をステアリングホィールの占める外形容積の20%〜
    70%とした請求項1,2,3,4,5または6記載の
    ステアリングホィール。
  8. 【請求項8】  樹脂もしくはゴムもしくはセラミック
    スもしくは所定のバインダーで混練した金属粉末もしく
    は所定のバインダーで混練したガラス粉末などの射出成
    型可能な部材からなる請求項1,2,3,4,5,6ま
    たは7記載のステアリングホィール。
  9. 【請求項9】  一体構造物を、一発成形の手段、もし
    くは一つの射出成形型でかつこの射出成形型をスライド
    させ二次成形する手段で形成した請求項1,2,3,4
    ,5,6,7または8記載のステアリングホィール。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009040325A (ja) * 2007-08-10 2009-02-26 Toyoda Gosei Co Ltd 車両用ステアリングホイール

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60163765A (ja) * 1984-02-04 1985-08-26 Nippon Plast Co Ltd ステアリングホイ−ル
JPS61122972U (ja) * 1985-01-22 1986-08-02

Patent Citations (2)

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