JPH04271906A - 空気入りタイヤ - Google Patents

空気入りタイヤ

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Publication number
JPH04271906A
JPH04271906A JP3053641A JP5364191A JPH04271906A JP H04271906 A JPH04271906 A JP H04271906A JP 3053641 A JP3053641 A JP 3053641A JP 5364191 A JP5364191 A JP 5364191A JP H04271906 A JPH04271906 A JP H04271906A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
tread
groove
width direction
tire
circumferential
Prior art date
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Pending
Application number
JP3053641A
Other languages
English (en)
Inventor
Yasuo Himuro
泰雄 氷室
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Bridgestone Corp
Original Assignee
Bridgestone Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Bridgestone Corp filed Critical Bridgestone Corp
Priority to JP3053641A priority Critical patent/JPH04271906A/ja
Publication of JPH04271906A publication Critical patent/JPH04271906A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、偏平率が60%程度
の一般の高性能空気入りタイヤに関し、とくには、ウエ
ット性能の向上とパターンノイズの低減とを高い次元で
両立させるものである。
【0002】
【従来の技術】従来この種のタイヤにあっては、ドライ
路面での操縦安定性の向上と、ウエット路面での耐ハイ
ドロプレーニング性能、ブレーキ性能、操縦安定性など
を含むウエット性能の向上と、とくには、パターンノイ
ズの低減による車室内居住性の向上とをうまくバランス
させるべくトレッドパターンの設計がなされており、多
くは、タイヤの周方向に直線状に延在する周方向主溝と
、幅方向傾斜溝とを組み合わせてなるトレッドパターン
が採用されている。
【0003】ここで、幅方向傾斜溝としては、一方のト
レッド端から他方のトレッド端までほぼS字状にのびる
ものの他、トレッド中央区域とそれぞれの側端区域との
各境界位置にほぼN字状に折曲してのびるものなどが広
く一般に用いられており、このような幅方向傾斜溝では
、それの、トレッド中央区域に延在する部分の、タイヤ
周方向線分に対する交角を小さくする一方、その幅方向
傾斜溝の同様の交角を、トレッド端に向けて次第に大き
くすることによって、ウェット性能の向上と、パターン
ノイズの低減とを両立させることとしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、このような
従来タイヤにあっては、タイヤのトレッドパターンが、
直線状周方向主溝と、一般的な幅方向傾斜溝との単なる
組み合わせによって構成されているが故に、いいかえれ
ば、各幅方向傾斜溝に対し、それの、トレッド中央区域
に延在する部分の、タイヤ周方向線分に対する交角を小
さくする一方、幅方向傾斜溝の同様の交角を、トレッド
端に向けて次第に大きくするという工夫を施しているに
すぎないが故に、十分なピッチバリエーション効果を得
るためのピッチ個数を確保した上では、ピッチ長さが限
られる為、前記交角を小さく設定すると、溝に囲まれた
ブロックの剛性が確保できなくなるなど、幅方向傾斜溝
の、特にタイヤ中央部分の傾斜角の変更の自由度が低く
、ウェット性能の向上に有効に機能する溝部分と、パタ
ーンノイズの低減にとくに有効に機能する溝部分とのそ
れぞれを明確に機能分離することができず、これがため
、ウェット性能の向上と、パターンノイズの低減との両
者を高いレベルで両立させることができなかった。
【0005】そこでパターンノイズの低減を主たる目的
として、それぞれの幅方向傾斜溝の、たとえばトレッド
センターを隔てて位置するそれぞれの部分を、タイヤ周
方向に所定距離だけ離隔させることが提案されているが
、これによれば、各傾斜溝を通る排水が連続して流れな
いことから、ウェット性能が大きく低下するという問題
があった。
【0006】この発明は、傾斜溝の形状に工夫を凝らし
、その傾斜溝の、トレッド中央部の角度変化の自由を高
めることによって、従来技術のかかる問題を有利に解決
するものであり、とくには、一方のトレッド端から他方
のトレッド端までほぼS字もしくは逆S字状にのびる幅
方向連続溝の、トレッド幅方向の各部における、タイヤ
周方向線分に対する交角を適正な範囲で特定することに
よって、ドライ路面でのすぐれた操縦安定性をもたらし
得ることはもちろん、ウェット性能の向上と、パターン
ノイズの低減とを十分高いレベルで両立させることがで
きる空気入りタイヤを提供するものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明の空気入りタイ
ヤは、トレッド中央部に、二本で一対をなす周方向主溝
の少なくとも一対を設けるとともに、一方のトレッド端
から他方のトレッド端まで、ほぼS字もしくは逆S字状
に連続してのびる幅方向連続溝の複数本をタイヤ周方向
に間隔をおいて設けて、対をなす周方向主溝間に区画さ
れる中央区域と、それらの周方向主溝よりトレッド端側
に位置するそれぞれの側部区域とにブロック列を形成し
てなるタイヤであって、前記幅方向連続溝の全てをトレ
ッドセンターに対して同方向に傾斜させ、各幅方向連続
溝のトレッドセンター近傍部分の、タイヤ周方向線分に
対する交角を5〜25°の範囲とするとともに、各幅方
向連続溝の、それぞれの側部区域での延在部分の、タイ
ヤ周方向線分に対する交角を70〜110 °の範囲と
したものである。
【0008】ここで好ましくは、少なくとも、対をなす
周方向主溝間に、前記幅方向連続溝と同方向にのびる幅
方向副溝を形成し、各幅方向副溝を、トレッドセンター
近傍部分で不連続とするともに、その不連続部分を結ぶ
仮想線部分の、タイヤ周方向線分に対する交角を、幅方
向連続溝のトレッドセンター近傍部分の、同様の交角よ
り20°以上大きくする。
【0009】また好ましくは、幅方向連続溝のトレッド
センター近傍部分の溝幅を、その幅方向連続溝の、他の
部分の溝幅より狭くし、より好ましくは、その部分の溝
幅を、最大溝幅の50〜80%の範囲とする。
【0010】そしてさらに好ましくは、前記中央区域に
延在する幅方向連続溝の延べ長さに対する、トレッドセ
ンター近傍部分に延在する幅方向連続溝部分の同様の長
さの比率を50〜80%の範囲とする。
【0011】
【作用】この空気入りタイヤでは、トレッド踏面部に、
複数本の幅方向連続溝が、ほぼS字状もしくはほぼ逆S
状に、同一方向に傾斜して延在することから、すぐれた
ウェット排水性がもたらされることになり、しかも、各
幅方向連続溝のトレッドセンター近傍部分を、タイヤ周
方向線分に対して5〜25°の範囲の角度で交差させる
ことにより、一層すぐれたウェット排水性を実現するこ
とができ、併せて、その部分にて区画される陸部の接地
を十分円滑ならしめてパターンノイズを効果的に低減す
ることができる。
【0012】すなわち、上記角度が5°未満では、それ
ぞれの幅方向連続溝にて区画されるブロックの、トレッ
ド幅方向の剛性の確保が困難となり、25°を越えると
、ウェット排水性が、従来技術のそれとほぼ同等程度に
まで低下する他、パターンノイズが増加する傾向にある
【0013】またここでは、各幅方向連続溝の、トレッ
ド側部区域での延在部分と、タイヤ周方向線分との交角
を70〜110 °の範囲とすることにより、周方向主
溝内の排水の、幅方向連続幅への分岐流動を十分円滑な
らしめて、それのタイヤの側方への迅速なる排出を行わ
せることができるともに、そのトレッド側部区域に区画
されるブロックの、トレッド幅方向の剛性を十分に高め
て、とくには旋回走行時における操縦安定性を大きく向
上させることができる。ところで、上記角度範囲の上限
および下限を越えると、上述したそれぞれの作用効果を
両立させることが困難になる。
【0014】またこの空気入りタイヤで、少なくとも、
対をなす周方向主溝間に、トレッドセンター近傍部分で
不連続となる幅方向副溝を、幅方向連続溝と同方向に延
在させて形成し、そして、その不連続部分を結ぶ仮想線
分の、タイヤ周方向線分に対する交角を、幅方向連続溝
の、トレッドセンター近傍部分の同様の交角より20°
以上大きくした場合には、トレッド中央区域に区画され
るブロックの側端部分の、トレッド幅方向の剛性を高め
て、すぐれた操縦安定性を確保することができ、また、
各幅方向副溝の溝縁の作用下で、とくには、ウェット路
面その他の摩擦係数の小さい路面に対する前後方向のす
ぐれたエッジ効果をもたらして、制動性能および駆動性
能のそれぞれを大きく向上させることができる。
【0015】ところで、幅方向連続溝のトレッドセンタ
ー近傍部分を、幅方向副溝の不連続部分に延在させて、
それらの両溝の交差を防止した場合には、幅方向副溝の
溝縁と、路面との衝突に起因するパターンノイズの発生
を極めて有効に防止することができる。
【0016】そしてまた、幅方向連続溝の、周方向の断
面積を一定に保つためにトレッドセンター近傍部分の溝
幅を、その幅方向連続溝の他の部分の溝幅より狭くして
も、排水を極めて円滑かつ、迅速ならしめることができ
、このことは、トレッドセター近傍部の溝幅を、最大溝
幅の50〜80%の範囲としたときにとくに顕著である
【0017】さらに、幅方向連続溝のトレッドセンター
近傍部分の、溝中心の延べ長さを、その幅方向連続溝の
、トレッド中央区域での延在部分の同様の長さに対して
50〜80%とすることにより、幅方向連続溝のトレッ
ドセンター近傍部分の作用に基づき、ウェット排水性を
より一層高め、また、パターンノイズをより一層低減す
ることができる。それが50%未満では、トレッドセン
ター近傍部分による、ウェット排水性の向上とパターン
ノイズの低減とを十分に両立させることができず、それ
が80%を越えると、そのトレッドセンター近傍部分が
周方向主溝に近づきすぎて、トレッド中央区域のブロッ
クに、所要の剛性を付与することが困難になる。
【0018】
【実施例】以下にこの発明の実施例を図面に基づいて説
明する。図1はこの発明の一実施例を示すトレッドパタ
ーンである。なお、タイヤの補強構造は、一般的なラジ
アルタイヤのそれと同様であるので、ここでは図示を省
略する。
【0019】このタイヤは、サイズを205 /60R
15、トレッド踏面部1の幅を164mm としたもの
であり、そのトレッド踏面部1の中央部2に、二本で一
対をなし、タイヤ周方向に直線状にのびる周方向主溝3
の一対を、可能な限り離隔させて形成するとともに、一
方のトレッド端から他方のトレッド端まで、ほぼS字状
に連続してのびる幅方向連続溝4を、タイヤ周方向に間
隔をおいて複数本形成することによって、対をなす周方
向主溝間に区画される中央区域5と、それぞれの周方向
主溝よりトレッド端部に位置するそれぞれの側部区域6
にブロック列7,8を形成したものである。
【0020】ここにおいてこのタイヤでは、幅方向連続
溝4の全てをトレッドセンターX−Xに対して同方向に
傾斜させ、各連続溝4のトレッドセンター近傍部分4a
の、タイヤ周方向線分、図ではトレッドセンターX−X
に対する交角θ1 を5〜25°の範囲とするとともに
、その幅方向連続溝4の、側部区域6に延在する部分4
bの、タイヤ周方向線分9に対する交角θ2 を70〜
110 °の範囲とする。
【0021】またこの例では、周方向主溝間に、幅方向
連続溝4と同方向にのびる幅方向副溝10を、これもタ
イヤ周方向に間隔をおいて複数本形成し、これらの各幅
方向副溝10をトレッドセンター近傍部分で不連続とし
て、幅方向副溝10と幅方向連続溝4との交差を防止す
るとともに、その不連続部分を滑らかに結ぶ仮想線分1
1の、タイヤ周方向線分、これもまた図ではトレッドセ
ンターX−Xに対する交角θ3 を、前述した交角θ1
 より20°以上大きくする。
【0022】なおここでは、かかる幅方向副溝10を、
それぞれのトレッド端まで延在させるとともに、それぞ
れの側部区域内で二回づつ折曲させることによって各幅
方向副溝10を、トレッド幅方向へ、全体としてほぼ鋸
歯状に延在させる。そしてまた図示例では、幅方向連続
溝4のトレッドセンター近傍部分4aの溝幅dを、その
連続溝4の他の部分より狭幅とし、より好ましくは、そ
の溝幅dを、それの最大溝幅の50〜80%の範囲とす
る。
【0023】さらには、中央区域5に延在する幅方向連
続溝部分の、延べ長さに対し、幅方向連続溝4のトレッ
ドセンター近傍部分4aの同様の長さの比率を50〜8
0%の範囲とする。なお、ここでいう長さは、溝の中心
線の長さを意味するものとする。
【0024】このように構成してなるタイヤによればド
ライ路面上でのすぐれた操縦安定性をもたらし得ること
はもちろん、ウェット性能およびパターンノイズのそれ
ぞれにつき、前述した通りのすぐれた作用効果をもたら
すことができる。
【0025】図2は、この発明の他の実施例を示すトレ
ッドパターンであり、このタイヤもまた、205 /6
0R15のサイズを有し、164mm のトレッド踏面
部幅を有する。 この例は、トレッド踏面部1の中央部2の幅を前述の例
より幾分広くするとともに、それぞれの側部区域6に、
タイヤ周方向に直線状にのびる各一本の周方向副溝12
を設け、そして、トレッドセンター近傍部分で不連続と
なるも、それぞれのトレッド端まで延在する各幅方向副
溝10の全体形状をほぼ波形とし、また、その幅方向副
溝10の不連続部分をサイプ13をもって連通させると
ともに、そのサイプ13とほぼ平行にのびる他のサイプ
14で、二本の幅方向連続溝4を、対をなすそれぞれの
周方向主溝3に近接する位置で相互に連通させた点にお
いて、前記実施例と相違するものでをある。
【0026】この例によってもまた、この発明に必須の
角度要件その他を具備することにより、前記実施例と同
様、ウェット性能を十分に向上させることができ、また
、パターンノイズを効果的に低減させることができる。
【0027】〔比較例〕以下に発明タイヤと従来タイヤ
との、ウェット排水性、ウェット制動性およびパターン
ノイズの低さに関する比較試験について説明する。
【0028】◎供試タイヤ サイズ  205 /60R15 トレッド踏面幅 164mm
【0029】・発明タイヤI  図1に示すトレッドパターンを有するタイヤであって、
各周方向主溝3の幅を12.0mm、中央区域5の幅を
44mm、側部区域6の幅を48mmとするとともに、
幅方向連続溝4のトレッドセンター近傍部分4aの幅d
を3.0mm 、その部分4aの、トレッドセンターと
の交角θ1を10°とし、その幅方向連続溝4の、周方
向主溝近傍部分の溝幅Cを5.0mm 、その部分の、
タイヤ周方向線分に対する交角θ4 を50°とし、ま
た、側部区域6における、幅方向連続溝4の溝幅Dを5
.0 〜6.0mm 、その部分の、タイヤ周方向線分
9に対する交角θ2 を75°とし、さらに、中央区域
5における、幅方向連続溝4の延べ長さを110mm 
、その連続溝4の、トレッドセンター近傍部分4aの同
様長さを70mmとしたもの。
【0030】・発明タイヤII 図2に示すトレッドパターンを有するタイヤであって、
各周方向主溝3の幅を11.0mm、中央区域5の幅を
70mm、側部区域6の幅を37mmとするとともに、
幅方向連続溝4のトレッドセンター近傍部分4aの幅d
を3.0mm 、その部分4aの、トレッドセンターと
の交角θ1を15°とし、その幅方向連続溝4の、周方
向主溝近傍部分の溝幅Cを5.0mm 〜7.0mm 
、その部分の、タイヤ周方向線分に対する交角θ4 を
60°とし、また、側部区域6における、幅方向連続溝
4の溝幅Dを6.0mm 、その部分の、タイヤ周方向
線分9に対する交角θ2 を85〜95°とし、さらに
、中央区域5における、幅方向連続溝4の延べ長さを1
90mm 、その連続溝4の、トレッドセンター近傍部
分4aの同様長さを150mm としたもの。
【0031】・従来タイヤ 図3に示すトレッドパターンおよび各種寸法を有するタ
イヤ
【0032】◎試験方法 JISに規定される内圧を充填したタイヤを実車に装着
するとともに、二名乗車の荷重条件下で、ウェット排水
性については、水深5mmのウェット路面走行時のハイ
ドロプレーニング現象の発生速度を検知して評価し、ウ
ェット制動時については、水深0mmのウェット路面で
の、制動時における摩擦係数を測定して評価し、パター
ンノイズについては、平滑路面を100 〜40km/
hで走行時の車室内騒音をフィーリングをもって評価し
た。
【0033】◎試験結果 上記各試験の結果を、表1に指数値をもって示す。なお
指数値は、従来タイヤの各試験結果を100 とし、指
数値は大きいほどすぐれた結果を示すものとする。
【0034】
【0035】表1に示すところによれば、発明タイヤは
いずれも、ウェット排水性およびパターンノイズの低さ
のそれぞれの点において、従来タイヤのそれらより大き
く改善されることが明らかである。
【0036】
【発明の効果】かくして、この発明によれば、ドライ路
面での操縦安定性を向上させてなお、ウェット性能の向
上とパターンノイズの低減とを高い次元にて両立させる
ことが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例を示すトレッドパターンであ
る。
【図2】この発明の他の実施例を示すトレッドパターン
である。
【図3】従来例を示すトレッドパターンである。
【符号の説明】
1  トレッド踏面部 2  中央部 3  周方向主溝 4  周方向連続溝 4a  トレッドセンター近傍部分 4d  部分 5  中央区域 6  側部区域 7,8  ブロック列 9  タイヤ周方向線分 10  幅方向副溝 11  仮想線

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  トレッド中央部に、二本で一対をなす
    周方向主溝の少なくとも一対を設けるとともに、一方の
    トレッド端から他方のトレッド端まで、ほぼS字もしく
    は逆S字状に連続してのびる幅方向連続溝の複数本をタ
    イヤ周方向に間隔をおいて設けて、対をなす周方向主溝
    間に区画される中央区域と、それらの周方向主溝よりト
    レッド端側に位置するそれぞれの側部区域とにブロック
    列を形成してなるタイヤであって、前記幅方向連続溝の
    全てをトレッドセンターに対して同方向に傾斜させ、各
    幅方向連続溝のトレッドセンター近傍部分の、タイヤ周
    方向線分に対する交角を5〜25°の範囲とするととも
    に、各幅方向連続溝の、それぞれの側部区域での延在部
    分の、タイヤ周方向線分に対する交角を70〜110 
    °の範囲としてなる空気入りタイヤ。
  2. 【請求項2】  少なくとも、対をなす周方向主溝間に
    、前記幅方向連続溝と同方向にのびる幅方向副溝を形成
    し、各幅方向副溝を、トレッドセンター近傍部分で不連
    続とするともに、その不連続部分を結ぶ仮想線部分の、
    タイヤ周方向線分に対する交角を、幅方向連続溝のトレ
    ッドセンター近傍部分の、同様の交角より20°以上大
    きくしてなる請求項1記載の空気入りタイヤ。
  3. 【請求項3】  幅方向連続溝のトレッドセンター近傍
    部分の溝幅を、その幅方向連続溝の、他の部分の溝幅よ
    り狭くしてなる請求項1もしくは2記載の空気入りタイ
    ヤ。
  4. 【請求項4】  前記中央区域に延在する幅方向連続溝
    の延べ長さに対する、トレッドセンター近傍部分に延在
    する幅方向連続溝部分の同様の長さの比率を50〜80
    %の範囲としてなる請求項1〜3のいずれかに記載の空
    気入りタイヤ。
JP3053641A 1991-02-27 1991-02-27 空気入りタイヤ Pending JPH04271906A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0711676A1 (en) * 1994-11-11 1996-05-15 SP Reifenwerke GmbH Pneumatic tyre having a tread strip comprising a plurality of tread ribs
JPH1016516A (ja) * 1996-06-28 1998-01-20 Sumitomo Rubber Ind Ltd 空気入りタイヤ

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0711676A1 (en) * 1994-11-11 1996-05-15 SP Reifenwerke GmbH Pneumatic tyre having a tread strip comprising a plurality of tread ribs
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