JPH0427181Y2 - - Google Patents

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JPH0427181Y2
JPH0427181Y2 JP11047186U JP11047186U JPH0427181Y2 JP H0427181 Y2 JPH0427181 Y2 JP H0427181Y2 JP 11047186 U JP11047186 U JP 11047186U JP 11047186 U JP11047186 U JP 11047186U JP H0427181 Y2 JPH0427181 Y2 JP H0427181Y2
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plug
slit
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wiring board
dimension
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  • Printing Elements For Providing Electric Connections Between Printed Circuits (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は印刷配線板に関し、特に印刷配線板の
端子部に設けたスリツトに隣接する接栓部の形状
に関する。
〔従来の技術〕
従来、第6図に示すごとく板端に接栓部2を有
する印刷配線板1は、接栓部2をコネクターに嵌
挿する際の、誤挿入防止用のスリツト3形成の切
欠き加工が必要である。この時、スリツト3の縁
部と隣接する接栓部2,2a,2bとの距離に比
較的余裕があるため、印刷配線板1の外形枠をプ
レス金型で打抜いている。
〔考案が解決しようとする問題点〕
しかし近年の電子装置の小型化に伴い、印刷配
線板1の接栓部2の数が多くなつてきている。こ
のため接栓部2のピツチが小さくなり、スリツト
3の縁部と接栓部2との間の余裕寸法が小さくな
つてきている。したがつて上述した従来のプレス
打抜きによりスリツト3を形成した場合には、接
栓部2のスリツト3側の一部がプレス金型にて剪
断されてバリ状の突出部が形成される欠点があつ
た。
そのため、プレス打抜き後に鋭利な刃物等を用
いてバリ状の突出部を切削除去する必要があり、
コストアツプになる欠点があつた。
本考案の目的は、印刷配線板の接栓部の数が多
くなり接栓部のピツチが小さくなつた場合、プレ
ス打抜きによりスリツトを形成しても接栓部の一
部にバリ状の突出部が生ずることなく、かつ表裏
印刷誤差が出ても接栓部を破損せずにスリツト打
抜き加工が出来る印刷配線板を提供することにあ
る。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案の印刷配線板は、印刷配線板のスリツト
部に隣接する表面の接栓部の離間距離を所定の離
間距離より拡大し、該接栓部を上記スリツト部の
縁部より離間させて設け、かつ前記スリツト部に
隣接する裏面の接栓部の離間距離を表面の隣接す
る接栓部の離間距離よりも大きく設けたことを特
徴として構成される。
〔実施例〕
次に、本考案の実施例について図面を参照して
説明する。
第5図は本考案一実施例の印刷配線板の斜視図
であり、第1図、第2図および第3図は第5図の
接栓部周辺の拡大平面図、第4図は接栓部近傍の
スリツト部をプレス打抜きする状態の断面図であ
る。
図中、符号1はガラスエポキシ樹脂などの絶縁
板の表裏面に図示省略した回路パターンを有する
印刷配線板であり、2は絶縁板の端子部に設けた
接栓部である。2aは印刷配線板1の端子部に設
けられたスリツト3に隣接させ、かつスリツト3
寄りを削り取つた接栓表面部であり、2bは上記
2aと同様にスリツト3寄りを削り取つた接栓裏
面部である。3は誤挿入防止キー溝のスリツト、
MおよびNは上述のスリツト3に隣接した接栓部
2のスリツト3寄りの側部を削り取つた寸法値
で、Mは表面部の削除寸法を示し、Nは裏面部の
削除の寸法を示す。またPは接栓部2のピツチで
表裏同一間隔に設ける。
次に、スリツト3に隣接する接栓部2の詳細を
第1図〜第3図を用いて説明する。符号Lはスリ
ツト3の縁部と隣接した接栓部2の側部の残り寸
法である。この残り寸法Lは通常、プレス加工で
スリツト部3を形成する場合には次の余裕が必要
である。まずガラスクロスの毛羽立ち補正分を片
側0.1mmマイナスした寸法で金型を作製する。ま
たプレス加工する場合、回路パターンに合せて打
抜くためプレス用パイロツト孔が必要であり、こ
の孔明け精度は±0.05mm程度が許容される。さら
に印刷配線板のパターン印刷時に生ずる印刷ずれ
が表裏で±0.05程度発生する。
また金型には印刷配線板を剪断するため、上型
と下型とでは、クリアランスが必要で材料板厚
(1.6t)の約5パーセントの0.05mmを要する。従つ
てこれ等の累積寸法の合計で片側0.25mmが必要と
されている。
第1図に示す接栓部2のピツチPの寸法は2.54
mmの間隔に設けられる。この接栓部2の幅は1.5
mm程度に形成されており、接栓部2の中間点1/2
Pには図示省略したコネクターに、印刷配線板1
を嵌挿する時に必要な誤挿入防止用ピンに整合す
る位置に、キー溝のスリツト3が設けられる。こ
の幅は寸法0.9mmである。従つてスリツト3が形
成された縁部と接栓部2の残り寸法Lは理論値で
次のごとくなる。
接栓部2のピツチPの寸法が2.54mmであり、こ
の寸法より接栓部2の幅1.5mmを引いた数値から
スリツト3の幅0.9mmを引いた寸法となる。その
ため残り寸法Lは0.14mmと非常に小さい寸法にな
ることが理解出来る。
従つてスリツト3をプレス加工出来る範囲まで
スリツト縁部から接栓までに残り寸法Lを広げる
必要がある。
第2図は印刷配線板1のスリツト3に対して表
面側で隣接している接栓部2の拡大図を示し、ス
リツト3の縁部よりM寸法逃がした図である。本
実施例ではM寸法を、コネクター接点との接触抵
抗を考慮して片側0.15mm削除し、接栓表面部2a
を設ける。
また第3図はスリツト3に対して裏面側で隣接
した接栓部2の拡大図であり、前述の接栓表面部
2aよりさらにスリツト3の縁部より離れた位置
でN寸法逃がした図である。その寸法は片側0.2
mmとして表面側のM寸法より片側0.05mm余分に設
けて接栓裏面部2bを設ける。
次に第4図を用いて本実施例の印刷配線板のス
リツト3をプレス金型にて形成する状態を説明す
る。
まず、印刷配線板1の表面を上面にして、あら
かじめ図示省略したプレス用パイロツトピンにパ
イロツト孔を合せ、印刷配線板1を下金型のダイ
ス6にセツトする。この時、接栓表面部2aは、
上金型スリツトポンチ4側である。
次に、図示省略したプレス装置により上型が下
降すると、金型の材料押えパツド5により、印刷
配線板1が圧接される。その後、上型スリツトポ
ンチ4が下降し、スリツト3が剪断形成される。
この時、下金型のダイス6にはクリアランスCが
設けられ、スリツトポンチ4の寸法より片側0.05
mm程、接栓部に接近する。従つてこの寸法を加味
する必要上、接栓表面部2aより余分に削成する
このが重要である。これに基づき接栓削成裏面部
2bが削成されている。
なお、上記実施例では離間距離を拡大するため
にスリツト側のパターンを削成したが、この削成
分だけ移動させて離間距離を拡大してもよい。
〔考案の効果〕
以上説明したように本考案には次の効果があ
る。
()接栓部の間隔が小さい高密度印刷配線板
であつても、スリツトの縁部から離れた位置に接
栓部を削成することにより、スリツト加工のプレ
ス打抜きが容易になる。()さらに裏面側の接
栓部を印刷配線板の表面側よりスリツト縁部から
離れた位置に削成することにより、印刷配線板製
造工程中に生ずる表裏印刷誤差が出た物でも、接
栓部を破損せずにスリツト打抜き加工が出来る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案一実施例の印刷配線板の接栓部
の平面図、第2図はスリツトと接栓部が隣接する
拡大平面図でスリツトと接栓位置関係を示す接栓
削成表面図。第3図は第2図の反対面を示す接栓
削成裏面図。第4図は本実施例印刷配線板を、プ
レス加工にてスリツトを形成する状況を示す断面
図。第5図は本考案印刷配線板要部の斜視図。第
6図は従来の印刷配線板要部の斜視図である。 1……印刷配線板、2……接栓部、2a……接
栓表面部、2b……接栓裏面部、3……スリツ
ト、4……上金型スリツトポンチ、5……材料押
えパツド、6……下金型のダイス、P……ピツ
チ、C……金型クリアランス、L……スリツト縁
部から接栓部までの残り寸法、M……表面削成寸
法、N……裏面削成寸法。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 印刷配線板のスリツト部に隣接する表面の接栓
    部の離間距離を所定の離間距離より拡大し、該接
    栓部を前記スリツト部より離間させて設け、かつ
    前記スリツト部に隣接する裏面の接栓部の離間距
    離を、表面の隣接する接栓部の離間距離よりも大
    きく設けたことを特徴とする印刷配線板。
JP11047186U 1986-07-17 1986-07-17 Expired JPH0427181Y2 (ja)

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JP11047186U JPH0427181Y2 (ja) 1986-07-17 1986-07-17

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JP11047186U JPH0427181Y2 (ja) 1986-07-17 1986-07-17

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Publication Number Publication Date
JPS6316476U JPS6316476U (ja) 1988-02-03
JPH0427181Y2 true JPH0427181Y2 (ja) 1992-06-30

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ID=30989501

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JP11047186U Expired JPH0427181Y2 (ja) 1986-07-17 1986-07-17

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JP2553180Y2 (ja) * 1993-01-13 1997-11-05 住友重機械工業株式会社 倒立振子式制振装置

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JPS6316476U (ja) 1988-02-03

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