JPH04271469A - 減価償却費処理方法及び装置 - Google Patents
減価償却費処理方法及び装置Info
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- JPH04271469A JPH04271469A JP3032617A JP3261791A JPH04271469A JP H04271469 A JPH04271469 A JP H04271469A JP 3032617 A JP3032617 A JP 3032617A JP 3261791 A JP3261791 A JP 3261791A JP H04271469 A JPH04271469 A JP H04271469A
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- expense
- depreciation expense
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- 238000004364 calculation method Methods 0.000 claims abstract description 21
- 238000003672 processing method Methods 0.000 claims description 4
- 238000010521 absorption reaction Methods 0.000 abstract 4
- 230000000737 periodic effect Effects 0.000 abstract 3
- 230000008520 organization Effects 0.000 abstract 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 17
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 3
- 230000003247 decreasing effect Effects 0.000 description 2
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Landscapes
- Financial Or Insurance-Related Operations Such As Payment And Settlement (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は減価償却費処理方法及び
装置に関する。
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の方法および装置は、期の減価償却
費を月毎に均等に割り、毎月経費計上するという固定的
なものであった。なお、この種の技術に関するものには
、例えば、日立製作所発行のAPPマニュアルAPP−
A−221の133、144、145頁等がある。
費を月毎に均等に割り、毎月経費計上するという固定的
なものであった。なお、この種の技術に関するものには
、例えば、日立製作所発行のAPPマニュアルAPP−
A−221の133、144、145頁等がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術は、季節
による売上の変動を考慮しておらず、ただ、減価償却費
を等分するのみであり、季節により売上が大きく変動す
る企業では、売上の少ない月には、赤字が出てしまう等
、実態に即した損益計算が不可能となり会計上好ましく
ないという問題点がある。
による売上の変動を考慮しておらず、ただ、減価償却費
を等分するのみであり、季節により売上が大きく変動す
る企業では、売上の少ない月には、赤字が出てしまう等
、実態に即した損益計算が不可能となり会計上好ましく
ないという問題点がある。
【0004】本発明の目的は会計上適切な月毎の減価償
却費の算出を行なえる減価償却費処理方法および装置を
提供することにある。
却費の算出を行なえる減価償却費処理方法および装置を
提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、期に償却する減価償却費の何%を各月に償却するか
を自由に設定することにしたものである。
に、期に償却する減価償却費の何%を各月に償却するか
を自由に設定することにしたものである。
【0006】また、上記目的を達成するために、月毎に
償却する減価償却費の期に償却する減価償却費に対する
割合を、月毎の売上予算の期の売上予算に対する割合に
ほぼ比例するようにしたものである。
償却する減価償却費の期に償却する減価償却費に対する
割合を、月毎の売上予算の期の売上予算に対する割合に
ほぼ比例するようにしたものである。
【0007】
【作用】期に償却する減価償却費の何%を各月に償却す
るかを設定することにより、適正な月別の減価償却費が
求められる。
るかを設定することにより、適正な月別の減価償却費が
求められる。
【0008】月別の減価償却費の期の減価償却費に対す
る割合を、月別の売上予算の期の売上予算の総額に対す
る割合にほぼ比例するようにすることにより、適正な月
別の減価償却費を求められる。
る割合を、月別の売上予算の期の売上予算の総額に対す
る割合にほぼ比例するようにすることにより、適正な月
別の減価償却費を求められる。
【0009】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面により詳細に
説明する。
説明する。
【0010】図1は、本発明の一実施例の減価償却費処
理装置のブロック図である。
理装置のブロック図である。
【0011】固定資産情報登録部1は、ディスプレイ端
末7より入力された固定資産の詳細情報である取得価額
、耐用年数、償却方法等を固定資産ファイル2に格納す
る。また、期首帳簿価額を求め、期首帳簿価額等から当
期の償却額を算出し、期末帳簿価額を算出し、登録する
。
末7より入力された固定資産の詳細情報である取得価額
、耐用年数、償却方法等を固定資産ファイル2に格納す
る。また、期首帳簿価額を求め、期首帳簿価額等から当
期の償却額を算出し、期末帳簿価額を算出し、登録する
。
【0012】配賦割合登録部3は、ディスプレイ端末7
より入力された月毎の配賦割合を配賦割合テーブル4に
登録する。配賦割合とは期の減価償却費を100%とし
て、その内の何%を当該月に償却するかということであ
る。配賦割合が入力されない場合は、月毎の配賦割合は
均等に登録されたものとする。
より入力された月毎の配賦割合を配賦割合テーブル4に
登録する。配賦割合とは期の減価償却費を100%とし
て、その内の何%を当該月に償却するかということであ
る。配賦割合が入力されない場合は、月毎の配賦割合は
均等に登録されたものとする。
【0013】月別減価償却費算出部5は、固定資産情報
登録部1が算出した期の減価償却費と配賦割合テーブル
4に登録している月毎の配賦割合より月別の減価償却費
を算出し、算出結果を償却費ファイル6に登録する。ま
た、ディスプレイ端末7に算出した月別の減価償却費を
送信する。ディスプレイ端末7は、受信した月別の減価
償却費を表示する。出力装置8は、オペレータの指示に
よって、償却費ファイル6に登録された月別の減価償却
費を印刷する。
登録部1が算出した期の減価償却費と配賦割合テーブル
4に登録している月毎の配賦割合より月別の減価償却費
を算出し、算出結果を償却費ファイル6に登録する。ま
た、ディスプレイ端末7に算出した月別の減価償却費を
送信する。ディスプレイ端末7は、受信した月別の減価
償却費を表示する。出力装置8は、オペレータの指示に
よって、償却費ファイル6に登録された月別の減価償却
費を印刷する。
【0014】図2は、処理の手順を示すフローチャート
である。フローチャートに従って処理手順を説明する。
である。フローチャートに従って処理手順を説明する。
【0015】ディスプレイ端末7から、当期に取得され
た固定資産の詳細情報である取得価額、耐用年数、償却
方法等を各事業所別に全事業所分入力する。初めてこの
装置を使用する場合で、前期までに登録された固定資産
の詳細情報がないときは、期首帳簿価額、取得価額、耐
用年数、償却方法等も入力する(ステップ21)。固定
資産情報登録部1は、ディスプレイ端末7より入力され
た固定資産の詳細情報を固定資産ファイル2に登録する
(ステップ22)。図3は、固定資産ファイル2の構成
の例を示す図である。資産コードは、新既入力の固定資
産にたいして、自動的に与えられる。事業所コードは、
例えば、東京本社は、001等と各事業所毎に対応して
いる。
た固定資産の詳細情報である取得価額、耐用年数、償却
方法等を各事業所別に全事業所分入力する。初めてこの
装置を使用する場合で、前期までに登録された固定資産
の詳細情報がないときは、期首帳簿価額、取得価額、耐
用年数、償却方法等も入力する(ステップ21)。固定
資産情報登録部1は、ディスプレイ端末7より入力され
た固定資産の詳細情報を固定資産ファイル2に登録する
(ステップ22)。図3は、固定資産ファイル2の構成
の例を示す図である。資産コードは、新既入力の固定資
産にたいして、自動的に与えられる。事業所コードは、
例えば、東京本社は、001等と各事業所毎に対応して
いる。
【0016】固定資産情報登録部1は、当該固定資産が
当期に取得された場合は、入力された取得価額を期首帳
簿価額として、期首帳簿価額に償却方法で指定された償
却率を掛けて当該固定資産の当期の償却額を算出する。 期首帳簿価額から当期の償却額を引いたものを期末帳簿
価額として算出する。そして、それらを固定資産ファイ
ル2に登録する。前期までに取得されたもので、既に固
定資産ファイル2に登録されている場合は、前期の期末
帳簿価額を期首帳簿価額とし、同様の処理を行う。初め
てこの装置を使用する場合で、前期までに登録された固
定資産の詳細情報がないときは、入力された期首帳簿価
額を期首帳簿価額として同様の処理を行う。(ステップ
23)。
当期に取得された場合は、入力された取得価額を期首帳
簿価額として、期首帳簿価額に償却方法で指定された償
却率を掛けて当該固定資産の当期の償却額を算出する。 期首帳簿価額から当期の償却額を引いたものを期末帳簿
価額として算出する。そして、それらを固定資産ファイ
ル2に登録する。前期までに取得されたもので、既に固
定資産ファイル2に登録されている場合は、前期の期末
帳簿価額を期首帳簿価額とし、同様の処理を行う。初め
てこの装置を使用する場合で、前期までに登録された固
定資産の詳細情報がないときは、入力された期首帳簿価
額を期首帳簿価額として同様の処理を行う。(ステップ
23)。
【0017】また、固定資産情報登録部1は、固定資産
ファイル2の固定資産毎の当期の償却額を各事業所別に
総計して、事業所毎の期の減価償却費を全事業所分算出
する(ステップ24)。
ファイル2の固定資産毎の当期の償却額を各事業所別に
総計して、事業所毎の期の減価償却費を全事業所分算出
する(ステップ24)。
【0018】ディスプレイ端末7から、月別の減価償却
費を求める事業所の月毎の配賦割合を入力する(ステッ
プ25)。配賦割合登録部3は、配賦割合が入力された
か判断する(ステップ26)。入力された場合、入力さ
れた配賦割合を、配賦割合テーブル4に登録する(ステ
ップ27)。配賦割合が入力されない場合は、デフォル
トされ、月毎の配賦割合は12分の1にされ、配賦割合
テーブル4に登録される(ステップ28)。この場合は
、期末月が端数分を分担する。
費を求める事業所の月毎の配賦割合を入力する(ステッ
プ25)。配賦割合登録部3は、配賦割合が入力された
か判断する(ステップ26)。入力された場合、入力さ
れた配賦割合を、配賦割合テーブル4に登録する(ステ
ップ27)。配賦割合が入力されない場合は、デフォル
トされ、月毎の配賦割合は12分の1にされ、配賦割合
テーブル4に登録される(ステップ28)。この場合は
、期末月が端数分を分担する。
【0019】入力が全て終了したか判断し(ステップ2
9)、配賦割合の候補が複数あり、全ての入力が終了し
ていない場合は、次の候補を入力する。図4は、配賦割
合テーブル4のフォーマットの例を示す図である。大阪
支社は、配賦割合が入力されなかったので、期末月は8
.37%、その他は8.33%になっている。東京本社
は、複数の候補が入力されている。
9)、配賦割合の候補が複数あり、全ての入力が終了し
ていない場合は、次の候補を入力する。図4は、配賦割
合テーブル4のフォーマットの例を示す図である。大阪
支社は、配賦割合が入力されなかったので、期末月は8
.37%、その他は8.33%になっている。東京本社
は、複数の候補が入力されている。
【0020】入力が終了した場合、月別減価償却費算出
部5は、固定資産情報登録部1が算出した、事業所毎の
期の減価償却費と配賦割合テーブル4の配賦割合から、
当該事業所の月別の減価償却費を算出する。配賦割合の
候補が複数ある場合は、それぞれの配賦割合についての
、月別の減価償却費を算出する(ステップ30)。算出
した当該事業所の月別の減価償却費をディスプレイ端末
7に表示する(ステップ31)。配賦割合の候補が複数
あるか判断し(ステップ32)、配賦割合の候補が複数
ある場合、オペレータは、ディスプレイ端末7に表示さ
れたもののうち、どの配賦割合による月別の減価償却費
にするかを選択し、月別減価償却費算出部5は、選択さ
れた月別の減価償却費を償却費ファイル6に登録する(
ステップ34)。複数ない場合は、算出した月別の減価
償却費を登録する(ステップ33)。図5は、償却費フ
ァイルの構造の例を示す図である。東京本社の場合は、
パターン2が選択された。単位は円である。
部5は、固定資産情報登録部1が算出した、事業所毎の
期の減価償却費と配賦割合テーブル4の配賦割合から、
当該事業所の月別の減価償却費を算出する。配賦割合の
候補が複数ある場合は、それぞれの配賦割合についての
、月別の減価償却費を算出する(ステップ30)。算出
した当該事業所の月別の減価償却費をディスプレイ端末
7に表示する(ステップ31)。配賦割合の候補が複数
あるか判断し(ステップ32)、配賦割合の候補が複数
ある場合、オペレータは、ディスプレイ端末7に表示さ
れたもののうち、どの配賦割合による月別の減価償却費
にするかを選択し、月別減価償却費算出部5は、選択さ
れた月別の減価償却費を償却費ファイル6に登録する(
ステップ34)。複数ない場合は、算出した月別の減価
償却費を登録する(ステップ33)。図5は、償却費フ
ァイルの構造の例を示す図である。東京本社の場合は、
パターン2が選択された。単位は円である。
【0021】全事業所が終了したか判断をし(ステップ
35)、全事業所が終了していない場合は、次の事業所
の配賦割合を入力する処理へ行く。全事業所が終了して
いる場合、オペレータは印刷をするか否かを指示する(
ステップ36)。印刷する場合は、全事業所または一部
事業所の、選択した月別の減価償却費を印刷する(ステ
ップ37)。
35)、全事業所が終了していない場合は、次の事業所
の配賦割合を入力する処理へ行く。全事業所が終了して
いる場合、オペレータは印刷をするか否かを指示する(
ステップ36)。印刷する場合は、全事業所または一部
事業所の、選択した月別の減価償却費を印刷する(ステ
ップ37)。
【0022】図6は、本発明の他の実施例の減価償却費
処理装置のブロック図である。
処理装置のブロック図である。
【0023】配賦割合算出部9は、入力された売上予算
を売上予算ファイル10に登録する。また、入力された
売上予算から配賦割合を算出して配賦割合テーブル4に
登録する。
を売上予算ファイル10に登録する。また、入力された
売上予算から配賦割合を算出して配賦割合テーブル4に
登録する。
【0024】図7は、処理手順を示すフローチャートで
ある。まず、入出力手段としてのディスプレイ端末7か
ら、固定資産の詳細情報を入力する(ステップ41)。 固定資産情報登録部1は入力された固定資産の詳細情報
を固定資産ファイル2に登録する(ステップ42)。ま
た、固定資産情報登録部1は固定資産ファイル2から各
固定資産の詳細情報を得て、各固定資産毎の当期の償却
額等を算出して、登録する(ステップ43)。そして、
各固定資産毎の当期の償却額を総計して、期の減価償却
費を算出する(ステップ44)。ここまでの処理は、前
述の実施例と同様である。なお、本実施例では、算出し
た期の減価償却費が1200万円とする。
ある。まず、入出力手段としてのディスプレイ端末7か
ら、固定資産の詳細情報を入力する(ステップ41)。 固定資産情報登録部1は入力された固定資産の詳細情報
を固定資産ファイル2に登録する(ステップ42)。ま
た、固定資産情報登録部1は固定資産ファイル2から各
固定資産の詳細情報を得て、各固定資産毎の当期の償却
額等を算出して、登録する(ステップ43)。そして、
各固定資産毎の当期の償却額を総計して、期の減価償却
費を算出する(ステップ44)。ここまでの処理は、前
述の実施例と同様である。なお、本実施例では、算出し
た期の減価償却費が1200万円とする。
【0025】次に、ディスプレイ端末7から、月別の減
価償却費を求める事業所の当期の売上予算の総額と当期
の月別の売上予算を入力する(ステップ45)。図8に
入力された当期の売上予算の一例を示す。単位は万円で
ある。売上予算の総額は2400万円とする。
価償却費を求める事業所の当期の売上予算の総額と当期
の月別の売上予算を入力する(ステップ45)。図8に
入力された当期の売上予算の一例を示す。単位は万円で
ある。売上予算の総額は2400万円とする。
【0026】配賦割合算出手段9は、当期の売上予算の
総額と月別の売上予算の総計が一致するか判断し(ステ
ップ46)、一致する場合は売上予算ファイル10に登
録する(ステップ47)。一致しない場合は、再入力を
求める。配賦割合算出手段9は、売上予算10ファイル
の当期の売上予算の総額と月別の売上予算から、図9に
示す式にしたがって月毎の配賦割合を算出し(ステップ
48)、配賦割合テーブル4に登録する(ステップ49
)。
総額と月別の売上予算の総計が一致するか判断し(ステ
ップ46)、一致する場合は売上予算ファイル10に登
録する(ステップ47)。一致しない場合は、再入力を
求める。配賦割合算出手段9は、売上予算10ファイル
の当期の売上予算の総額と月別の売上予算から、図9に
示す式にしたがって月毎の配賦割合を算出し(ステップ
48)、配賦割合テーブル4に登録する(ステップ49
)。
【0027】次に、月別減価償却費算出部5は、固定資
産情報登録部1が算出した期の減価償却費と、配賦割合
テーブル4に登録している月毎の配賦割合より月別の減
価償却費を算出する(ステップ50)。図10は月別の
減価償却費の算出結果である。単位は万円である。また
、月別減価償却費算出部5は、ディスプレイ端末7に、
算出した月別の減価償却費と、期の減価償却費と月毎の
配賦割合、売上予算ファイル10の当期の売上予算の総
額と月別の売上予算とを出力する(ステップ51)。
産情報登録部1が算出した期の減価償却費と、配賦割合
テーブル4に登録している月毎の配賦割合より月別の減
価償却費を算出する(ステップ50)。図10は月別の
減価償却費の算出結果である。単位は万円である。また
、月別減価償却費算出部5は、ディスプレイ端末7に、
算出した月別の減価償却費と、期の減価償却費と月毎の
配賦割合、売上予算ファイル10の当期の売上予算の総
額と月別の売上予算とを出力する(ステップ51)。
【0028】もし、図10に示されるように月別の減価
償却費を月別の売上予算に比例させず、従来のように期
の減価償却費を12等分して月別の減価償却費を求めた
場合、月別の減価償却費は100万円となる。期首と期
末の売上予算は、図8に示されているように100万円
なので、売上から経費を差し引いて求める利益は、経費
の構成要素の一つである減価償却費が100万円なので
、他にも経費かかっている場合は赤字になってしまう。 しかし、本実施例に示されるように、月別の減価償却費
を月別の売上予算に比例させた場合は、期首と期末の減
価償却費は50万円となり、期首と期末の売上予算は1
00万円なので、他の経費が50万以内であれば、赤字
にならない。
償却費を月別の売上予算に比例させず、従来のように期
の減価償却費を12等分して月別の減価償却費を求めた
場合、月別の減価償却費は100万円となる。期首と期
末の売上予算は、図8に示されているように100万円
なので、売上から経費を差し引いて求める利益は、経費
の構成要素の一つである減価償却費が100万円なので
、他にも経費かかっている場合は赤字になってしまう。 しかし、本実施例に示されるように、月別の減価償却費
を月別の売上予算に比例させた場合は、期首と期末の減
価償却費は50万円となり、期首と期末の売上予算は1
00万円なので、他の経費が50万以内であれば、赤字
にならない。
【0029】オペレータは、ディスプレイ端末7に表示
された月別の売上予算と月別の減価償却費と月毎の配賦
割合とを見比べ、修正の要否を判断し(ステップ52)
、必要に応じて月別の減価償却費を増減する(ステップ
53)。月別の減価償却費を増減した場合は、増加分と
減少分が一致しているか判断し(ステップ54)、一致
していなければ変更を受付けない。月別の減価償却費を
決定して、償却費ファイル6に登録する(ステップ55
)。決定した月別の減価償却費を印刷する(ステップ5
6)。
された月別の売上予算と月別の減価償却費と月毎の配賦
割合とを見比べ、修正の要否を判断し(ステップ52)
、必要に応じて月別の減価償却費を増減する(ステップ
53)。月別の減価償却費を増減した場合は、増加分と
減少分が一致しているか判断し(ステップ54)、一致
していなければ変更を受付けない。月別の減価償却費を
決定して、償却費ファイル6に登録する(ステップ55
)。決定した月別の減価償却費を印刷する(ステップ5
6)。
【0030】次に、期中に売上予算が変更された場合の
例を説明する。なお、当期の減価償却費は変わらない。
例を説明する。なお、当期の減価償却費は変わらない。
【0031】図11に示すように、当期の売上予算の総
額を7月に2400万円から2900万円に500万円
増額し、7月からの各月の売上予算が図に示すように変
更されたとする。その場合、7月からの月毎の配賦割合
は、図12に示す式にしたがって変更される。また、期
の減価償却費は、当期の償却額から当期既に償却した償
却額を差し引いたものとして、月別の減価償却費を算出
する。その結果、7月からの償却額は、図13に示すよ
うになる。
額を7月に2400万円から2900万円に500万円
増額し、7月からの各月の売上予算が図に示すように変
更されたとする。その場合、7月からの月毎の配賦割合
は、図12に示す式にしたがって変更される。また、期
の減価償却費は、当期の償却額から当期既に償却した償
却額を差し引いたものとして、月別の減価償却費を算出
する。その結果、7月からの償却額は、図13に示すよ
うになる。
【0032】
【発明の効果】本発明によれば、配賦割合を企業の実態
に即した値で入力し、期の減価償却費を最適な割合で月
毎に配賦することにより、適正な月別の減価償却費を求
められるので、企業の実態に即した損益計算が可能にな
るという効果がある。
に即した値で入力し、期の減価償却費を最適な割合で月
毎に配賦することにより、適正な月別の減価償却費を求
められるので、企業の実態に即した損益計算が可能にな
るという効果がある。
【0033】本発明によれば、月別の減価償却費の期の
減価償却費に対する割合を、月別の売上予算の期の売上
予算の総額に対する割合にほぼ比例するようにすること
により、適正な月別の減価償却費を求めるられるので、
企業の実態に即した損益計算が可能になるという効果が
ある。
減価償却費に対する割合を、月別の売上予算の期の売上
予算の総額に対する割合にほぼ比例するようにすること
により、適正な月別の減価償却費を求めるられるので、
企業の実態に即した損益計算が可能になるという効果が
ある。
【図1】本発明の一実施例の減価償却費処理装置のブロ
ック図である。
ック図である。
【図2】処理の手順を示すフローチャートである。
【図3】固定資産ファイルの構成の例を示す図である。
【図4】配賦割合テーブルのフォーマットの例を示す図
である。
である。
【図5】償却費ファイルの構造の例を示す図である。
【図6】本発明の他の実施例の減価償却費処理装置のブ
ロック図である。
ロック図である。
【図7】処理の手順を示すフローチャートである。
【図8】入力された売上予算の一例を示す図である。
【図9】配賦割合の算出式を示す図である。
【図10】月別の減価償却費の算出結果を示す図である
。
。
【図11】月毎の売上予算の変更前と変更後を示す図で
ある。
ある。
【図12】売上予算を途中で変更した場合の配賦割合の
算出式を示す図である。
算出式を示す図である。
【図13】変更前と変更後の月別の減価償却費の算出結
果を示す図である。
果を示す図である。
1…固定資産情報登録部,2…固定資産ファイル,3…
配賦割合登録部,4…配賦割合テーブル,5…月別減価
償却費算出部,6…償却費ファイル,7…ディスプレイ
端末,8…出力装置,9…配賦割合算出部,10…売上
予算ファイル
配賦割合登録部,4…配賦割合テーブル,5…月別減価
償却費算出部,6…償却費ファイル,7…ディスプレイ
端末,8…出力装置,9…配賦割合算出部,10…売上
予算ファイル
Claims (4)
- 【請求項1】固定資産情報から期に償却する減価償却費
を求め、前記期に償却する減価償却費と、設定された月
別の減価償却費の期の減価償却費に対する割合とから、
各月別の減価償却費を求める減価償却費処理方法。 - 【請求項2】月別の減価償却費の期の減価償却費に対す
る割合は、月別の売上予算に基づいて設定されることを
特徴とする請求項1記載の減価償却費処理方法。 - 【請求項3】固定資産情報入力手段と、入力された固定
資産情報から期の減価償却費を算出する減価償却費算出
手段と、前記期の減価償却費から月別の減価償却費を算
出する月別減価償却費算出手段を有する減価償却費処理
装置において、各月毎に償却する減価償却費の期に償却
する減価償却費に対する割合を配賦割合として入力する
配賦割合入力手段を設け、月別減価償却費算出手段は、
前記入力された配賦割合によって月別の減価償却費を算
出することを特徴とする減価償却費処理装置。 - 【請求項4】固定資産情報入力手段と、入力された固定
資産情報から期の減価償却費を算出する減価償却費算出
手段と、前記期の減価償却費から月別の減価償却費を算
出する月別減価償却費算出手段を有する減価償却費処理
装置において、売上予算情報入力手段と、入力された売
上予算情報から各月毎に償却する減価償却費の期に償却
する減価償却費に対する割合を配賦割合として算出する
配賦割合算出手段を設け、月別減価償却費算出手段は、
前記算出された配賦割合によって月別の減価償却費を算
出することを特徴とする減価償却費処理装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3032617A JPH04271469A (ja) | 1991-02-27 | 1991-02-27 | 減価償却費処理方法及び装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3032617A JPH04271469A (ja) | 1991-02-27 | 1991-02-27 | 減価償却費処理方法及び装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04271469A true JPH04271469A (ja) | 1992-09-28 |
Family
ID=12363816
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3032617A Pending JPH04271469A (ja) | 1991-02-27 | 1991-02-27 | 減価償却費処理方法及び装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH04271469A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN103065220A (zh) * | 2012-12-26 | 2013-04-24 | 远光软件股份有限公司 | 对集团预算数据进行分解调整的系统及其方法 |
JP2014074985A (ja) * | 2012-10-03 | 2014-04-24 | Tamalink Corp | 会計管理システム、会計管理方法、およびプログラム |
JP2022184094A (ja) * | 2021-05-31 | 2022-12-13 | 株式会社オービック | 固定資産システム、減価償却費算出方法、及び減価償却費算出プログラム |
-
1991
- 1991-02-27 JP JP3032617A patent/JPH04271469A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2014074985A (ja) * | 2012-10-03 | 2014-04-24 | Tamalink Corp | 会計管理システム、会計管理方法、およびプログラム |
CN103065220A (zh) * | 2012-12-26 | 2013-04-24 | 远光软件股份有限公司 | 对集团预算数据进行分解调整的系统及其方法 |
JP2022184094A (ja) * | 2021-05-31 | 2022-12-13 | 株式会社オービック | 固定資産システム、減価償却費算出方法、及び減価償却費算出プログラム |
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